JPH0552906A - Ic試験装置のデータ転送方式 - Google Patents
Ic試験装置のデータ転送方式Info
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- JPH0552906A JPH0552906A JP3238860A JP23886091A JPH0552906A JP H0552906 A JPH0552906 A JP H0552906A JP 3238860 A JP3238860 A JP 3238860A JP 23886091 A JP23886091 A JP 23886091A JP H0552906 A JPH0552906 A JP H0552906A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 IC試験装置内における各構成要素間のデー
タ転送をバスを使用せずに、かつ信号線の数も増加させ
ることなく行えるようにする。 【構成】 IC試験装置を構成する各構成要素間におけ
るデータの転送は、バスを介して行う場合と、バスを使
用することなく専用のデータ線を介して行う場合とがあ
る。この専用のデータ線をシリルアデータ線とクロック
線とからなる2本の信号線で構成する。転送すべきパラ
レルデータは送信側でシリアルデータに変換される。こ
のシリアルデータ及びクロック信号はシリアルデータ線
及びクロック線を介して送信される。受信側ではシリア
ルデータがクロック信号に応じて再生され、再生された
シリアルデータはパラレルデータに変換される。これに
よって、IC試験装置内における各構成要素間のデータ
転送を各種バスを使用せずに、かつ信号線の数を増加さ
せることなく、たった2本の専用データ線を介して行う
ことができる。
タ転送をバスを使用せずに、かつ信号線の数も増加させ
ることなく行えるようにする。 【構成】 IC試験装置を構成する各構成要素間におけ
るデータの転送は、バスを介して行う場合と、バスを使
用することなく専用のデータ線を介して行う場合とがあ
る。この専用のデータ線をシリルアデータ線とクロック
線とからなる2本の信号線で構成する。転送すべきパラ
レルデータは送信側でシリアルデータに変換される。こ
のシリアルデータ及びクロック信号はシリアルデータ線
及びクロック線を介して送信される。受信側ではシリア
ルデータがクロック信号に応じて再生され、再生された
シリアルデータはパラレルデータに変換される。これに
よって、IC試験装置内における各構成要素間のデータ
転送を各種バスを使用せずに、かつ信号線の数を増加さ
せることなく、たった2本の専用データ線を介して行う
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、IC(集積回路)の電
気的特性を検査するIC試験装置のデータ転送方式に係
り、特に各構成要素間におけるデータの転送をバスを使
用することなく専用のデータ線を介して行うIC試験装
置のデータ転送方式に関する。
気的特性を検査するIC試験装置のデータ転送方式に係
り、特に各構成要素間におけるデータの転送をバスを使
用することなく専用のデータ線を介して行うIC試験装
置のデータ転送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】性能や品質の保証されたICを最終製品
として出荷するためには、製造部門、検査部門の各工程
でIC製品の全部又は一部を抜き取り、その電気的特性
を検査する必要がある。IC試験装置はこのような電気
的特性を検査する装置である。IC試験装置は、被測定
ICに所定の試験用パターンデータを与え、それによる
被測定ICの出力データを読み取り、被測定ICの基本
的動作及び機能に問題が無いかどうかを被測定ICの出
力データから不良情報を解析し、電気的特性を検査して
いる。
として出荷するためには、製造部門、検査部門の各工程
でIC製品の全部又は一部を抜き取り、その電気的特性
を検査する必要がある。IC試験装置はこのような電気
的特性を検査する装置である。IC試験装置は、被測定
ICに所定の試験用パターンデータを与え、それによる
被測定ICの出力データを読み取り、被測定ICの基本
的動作及び機能に問題が無いかどうかを被測定ICの出
力データから不良情報を解析し、電気的特性を検査して
いる。
【0003】IC試験装置における試験は直流試験(D
C測定試験)とファンクション試験(FC測定試験)と
に大別される。直流試験は被測定ICの入出力端子にD
C測定手段から所定の電圧又は電流を印加することによ
り、被測定ICの基本的動作に不良が無いかどうかを検
査するものである。一方、ファンクション試験は被測定
ICの入力端子にパターン発生手段から所定の試験用パ
ターンデータを与え、それによる被測定ICの出力デー
タを読み取り、被測定ICの基本的動作及び機能に問題
が無いかどうかを検査するものである。
C測定試験)とファンクション試験(FC測定試験)と
に大別される。直流試験は被測定ICの入出力端子にD
C測定手段から所定の電圧又は電流を印加することによ
り、被測定ICの基本的動作に不良が無いかどうかを検
査するものである。一方、ファンクション試験は被測定
ICの入力端子にパターン発生手段から所定の試験用パ
ターンデータを与え、それによる被測定ICの出力デー
タを読み取り、被測定ICの基本的動作及び機能に問題
が無いかどうかを検査するものである。
【0004】従来のIC試験装置においては、制御手段
(CPU)がDC測定手段を直接制御して直流試験を行
っていた。また、制御手段からパターン作成用データが
パターン発生手段に与えられると、後はパターン発生手
段がCPUとは独立に試験用パターンデータをピン制御
手段を介して被測定ICに供給し、ファンクション試験
を行っていた。
(CPU)がDC測定手段を直接制御して直流試験を行
っていた。また、制御手段からパターン作成用データが
パターン発生手段に与えられると、後はパターン発生手
段がCPUとは独立に試験用パターンデータをピン制御
手段を介して被測定ICに供給し、ファンクション試験
を行っていた。
【0005】この場合に、制御手段は、バスとは別個に
設けられている専用のデータ線を使用してIC取付装置
における被測定ICの取付状態を示すソケットイネーブ
ル信号をDC測定手段及びピン制御手段に対してそれぞ
れ出力していた。DC測定手段及びピン制御手段は、こ
のソケットイネーブル信号に基づいて直流試験及びファ
ンクション試験を行うべき被測定ICを特定し、所定の
試験を行っていた。
設けられている専用のデータ線を使用してIC取付装置
における被測定ICの取付状態を示すソケットイネーブ
ル信号をDC測定手段及びピン制御手段に対してそれぞ
れ出力していた。DC測定手段及びピン制御手段は、こ
のソケットイネーブル信号に基づいて直流試験及びファ
ンクション試験を行うべき被測定ICを特定し、所定の
試験を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な専用データ線は、1ビットに対して一本の信号線が割
り当てられているので、64ビット構成のソケットイネ
ーブル信号をそれぞれDC測定手段及びピン制御手段に
転送するためには、制御手段とDC測定手段及びピン制
御手段との間に全部で128本の信号線を設けなければ
ならない。
な専用データ線は、1ビットに対して一本の信号線が割
り当てられているので、64ビット構成のソケットイネ
ーブル信号をそれぞれDC測定手段及びピン制御手段に
転送するためには、制御手段とDC測定手段及びピン制
御手段との間に全部で128本の信号線を設けなければ
ならない。
【0007】だからといって、ソケットイネーブル信号
をデータバスを介して転送すると、DC測定手段及びピ
ン制御手段にそれぞれソケットイネーブル信号を格納す
るためのアドレス領域を割り当て、そのアドレスに応じ
て制御手段(CPU)の動作プログラムを書き換えた
り、追加したりしなければならず、プログラムが複雑化
するという問題を有している。また、制御手段はこの他
にも多くのデータ入出力線(アドレスバス、データバ
ス、制御バス等)を有しているため、ソケットイネーブ
ル信号等のようなデータを転送するために、多くの出力
線領域を割り当てなければならないという問題があっ
た。
をデータバスを介して転送すると、DC測定手段及びピ
ン制御手段にそれぞれソケットイネーブル信号を格納す
るためのアドレス領域を割り当て、そのアドレスに応じ
て制御手段(CPU)の動作プログラムを書き換えた
り、追加したりしなければならず、プログラムが複雑化
するという問題を有している。また、制御手段はこの他
にも多くのデータ入出力線(アドレスバス、データバ
ス、制御バス等)を有しているため、ソケットイネーブ
ル信号等のようなデータを転送するために、多くの出力
線領域を割り当てなければならないという問題があっ
た。
【0008】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、IC試験装置内における各構成要素間のデータ転
送をバスを使用せずに、かつ信号線の数も増加させるこ
となく行うことのできるIC試験装置のデータ転送方式
を提供することを目的とする。
あり、IC試験装置内における各構成要素間のデータ転
送をバスを使用せずに、かつ信号線の数も増加させるこ
となく行うことのできるIC試験装置のデータ転送方式
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、IC試験装置
を構成する各構成要素間におけるデータの転送をバスを
使用することなく専用のデータ線を介して行うIC試験
装置のデータ転送方式において、前記専用のデータ線を
シリルアデータ線とクロック線とからなる2本の信号線
で構成し、転送すべきパラレルデータを送信側でシリア
ルデータに変換し、このシリアルデータ及びクロック信
号を前記シリアルデータ線及び前記クロック線を介して
送信し、受信側では前記シリアルデータを前記クロック
信号に応じて再生し、再生されたシリアルデータをパラ
レルデータに変換することによってデータの転送を行う
ものである。
を構成する各構成要素間におけるデータの転送をバスを
使用することなく専用のデータ線を介して行うIC試験
装置のデータ転送方式において、前記専用のデータ線を
シリルアデータ線とクロック線とからなる2本の信号線
で構成し、転送すべきパラレルデータを送信側でシリア
ルデータに変換し、このシリアルデータ及びクロック信
号を前記シリアルデータ線及び前記クロック線を介して
送信し、受信側では前記シリアルデータを前記クロック
信号に応じて再生し、再生されたシリアルデータをパラ
レルデータに変換することによってデータの転送を行う
ものである。
【0010】
【作用】通常、IC試験装置内の各構成要素間における
データ転送は、制御手段(CPU)が各種バス(データ
バス、アドレスバス及びコントロールバス等)制御して
行っている。ところが、IC試験装置内の各構成要素間
におけるデータ転送であってもソケットイネーブル信号
等のように各種バスを使用せずに専用のデータ線を介し
てデータ転送を行うものがある。このような専用データ
線は通常8〜64ビット構成なので、それに伴う信号線
の数も8〜64本必要であった。本発明は、このような
専用データ線をシリルアデータ線とクロック線とからな
る2本の信号線だけで構成している。転送すべきデータ
は、8〜64ビット構成のパラレルデータなので、シリ
アルデータ線に適合するように一旦送信側でシリアルデ
ータに変換される。変換されたシリアルデータは、シリ
アルデータ線を介して送信される。そして、このシリア
ルデータを受信側で再生できるようにするためにクロッ
ク線を介してクロック信号が同時に送信される。受信側
では送信されてきたシリアルデータがクロック信号に同
期して再生される。再生されたシリアルデータは受信側
でパラレルデータに変換されることによって、各構成要
素間のデータ転送が終了する。本発明によれば、IC試
験装置内における各構成要素間のデータ転送を各種バス
を使用せずに、かつ信号線の数を増加させることなく、
たった2本の専用データ線を介して行うことができると
いう効果がある。
データ転送は、制御手段(CPU)が各種バス(データ
バス、アドレスバス及びコントロールバス等)制御して
行っている。ところが、IC試験装置内の各構成要素間
におけるデータ転送であってもソケットイネーブル信号
等のように各種バスを使用せずに専用のデータ線を介し
てデータ転送を行うものがある。このような専用データ
線は通常8〜64ビット構成なので、それに伴う信号線
の数も8〜64本必要であった。本発明は、このような
専用データ線をシリルアデータ線とクロック線とからな
る2本の信号線だけで構成している。転送すべきデータ
は、8〜64ビット構成のパラレルデータなので、シリ
アルデータ線に適合するように一旦送信側でシリアルデ
ータに変換される。変換されたシリアルデータは、シリ
アルデータ線を介して送信される。そして、このシリア
ルデータを受信側で再生できるようにするためにクロッ
ク線を介してクロック信号が同時に送信される。受信側
では送信されてきたシリアルデータがクロック信号に同
期して再生される。再生されたシリアルデータは受信側
でパラレルデータに変換されることによって、各構成要
素間のデータ転送が終了する。本発明によれば、IC試
験装置内における各構成要素間のデータ転送を各種バス
を使用せずに、かつ信号線の数を増加させることなく、
たった2本の専用データ線を介して行うことができると
いう効果がある。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って詳
細に説明する。図1は本発明の一実施例であるIC試験
装置の概略構成を示すブロック図である。IC試験装置
は大別してテスタ部1とIC取付装置2とから成る。テ
スタ部1は制御手段11、DC測定手段12、タイミン
グ発生手段13、パターン発生手段14、ピン制御手段
15、ピンエレクトロニクス16及びフェイルメモリ1
7から構成される。実際のテスタ部1には、この他にも
種々の構成部品が存在するが本明細書中では発明の説明
に必要な部分のみを示してある。
細に説明する。図1は本発明の一実施例であるIC試験
装置の概略構成を示すブロック図である。IC試験装置
は大別してテスタ部1とIC取付装置2とから成る。テ
スタ部1は制御手段11、DC測定手段12、タイミン
グ発生手段13、パターン発生手段14、ピン制御手段
15、ピンエレクトロニクス16及びフェイルメモリ1
7から構成される。実際のテスタ部1には、この他にも
種々の構成部品が存在するが本明細書中では発明の説明
に必要な部分のみを示してある。
【0012】テスタ部1とIC取付装置2との間は、I
C取付装置2の全入出力端子数mに対応する複数本(m
本)の同軸ケーブル等から成る信号線によって接続さ
れ、各端子間の接続関係は図示していないリレーマトリ
ックスによって対応付けられており、各種信号の伝送が
所定の端子間で行なわれるように構成されている。な
お、この信号線は、物理的にはIC取付装置2の全入出
力端子数mと同じ数だけ存在する。
C取付装置2の全入出力端子数mに対応する複数本(m
本)の同軸ケーブル等から成る信号線によって接続さ
れ、各端子間の接続関係は図示していないリレーマトリ
ックスによって対応付けられており、各種信号の伝送が
所定の端子間で行なわれるように構成されている。な
お、この信号線は、物理的にはIC取付装置2の全入出
力端子数mと同じ数だけ存在する。
【0013】IC取付装置2は、複数個の被測定IC2
1をソケットに搭載できるように構成されている。被測
定IC21の入出力端子とIC取付装置2の入出力端子
とはそれぞれ1対1に対応付けられて接続されている。
例えば、入出力端子数が28個の被測定IC21を10
個搭載可能なIC取付装置2の場合は、全体で280個
の入出力端子を有することになる。
1をソケットに搭載できるように構成されている。被測
定IC21の入出力端子とIC取付装置2の入出力端子
とはそれぞれ1対1に対応付けられて接続されている。
例えば、入出力端子数が28個の被測定IC21を10
個搭載可能なIC取付装置2の場合は、全体で280個
の入出力端子を有することになる。
【0014】制御手段11はIC試験装置全体の制御、
運用及び管理等を行うものであり、マイクロプロセッサ
構成になっている。従って、図示していないが、システ
ムプログラムを格納するROMや各種データ等を格納す
るRAM等を有している。
運用及び管理等を行うものであり、マイクロプロセッサ
構成になっている。従って、図示していないが、システ
ムプログラムを格納するROMや各種データ等を格納す
るRAM等を有している。
【0015】制御手段11は、DC測定手段12、タイ
ミング発生手段13、パターン発生手段14、ピン制御
手段15及びフェイルメモリ17にバス(データバス、
アドレスバス、制御バス)10を介して接続されてい
る。制御手段11は、直流試験用のデータをDC測定手
段12に、ファンクション試験開始用の信号をタイミン
グ発生手段13に、テストパターン発生用のデータ等を
パターン発生手段14に、期待値データ等をピン制御手
段15に、それぞれ出力する。この他にも制御手段11
は各種データをバスを介してそれぞれの構成要素に出力
している。また、制御手段11は、フェイルメモリ17
及びDC測定手段16から試験結果(フェイルデータ及
び直流データ)を読み出して種々のデータ処理等を行
い、試験データを解析する。
ミング発生手段13、パターン発生手段14、ピン制御
手段15及びフェイルメモリ17にバス(データバス、
アドレスバス、制御バス)10を介して接続されてい
る。制御手段11は、直流試験用のデータをDC測定手
段12に、ファンクション試験開始用の信号をタイミン
グ発生手段13に、テストパターン発生用のデータ等を
パターン発生手段14に、期待値データ等をピン制御手
段15に、それぞれ出力する。この他にも制御手段11
は各種データをバスを介してそれぞれの構成要素に出力
している。また、制御手段11は、フェイルメモリ17
及びDC測定手段16から試験結果(フェイルデータ及
び直流データ)を読み出して種々のデータ処理等を行
い、試験データを解析する。
【0016】上述のように制御手段11と各構成要素と
の間における通常のデータの受け渡しは、バス26を介
して行われるが、IC取付装置2の各ソケットに被測定
IC21がセットされているかどうかを示すソケットイ
ネーブル信号に関しては、制御手段11とDC測定手段
12及びピン制御手段15との間では、バス26を使用
することなく、専用のシリアルデータ線及びクロック線
を介して行っている。従って、DC測定手段12及びピ
ン制御手段15はそれぞれシリアル−パラレル変換手段
18,19を有している。制御手段11と、このシリア
ル−パラレル変換手段18,19との間の接続関係につ
いては後述する。
の間における通常のデータの受け渡しは、バス26を介
して行われるが、IC取付装置2の各ソケットに被測定
IC21がセットされているかどうかを示すソケットイ
ネーブル信号に関しては、制御手段11とDC測定手段
12及びピン制御手段15との間では、バス26を使用
することなく、専用のシリアルデータ線及びクロック線
を介して行っている。従って、DC測定手段12及びピ
ン制御手段15はそれぞれシリアル−パラレル変換手段
18,19を有している。制御手段11と、このシリア
ル−パラレル変換手段18,19との間の接続関係につ
いては後述する。
【0017】DC測定手段12は、制御手段11からの
直流試験データ及びソケットイネーブル信号を受け取
り、これに基づいてIC取付装置2のソケットイネーブ
ル信号がハイレベル“1”に対応する(即ち、ソケット
に搭載されている)被測定IC21に対して直流試験を
行う。DC測定手段12は制御手段11からソケットイ
ネーブル信号及び測定開始信号を入力することによっ
て、直流試験を開始し、その試験結果データをレジスタ
へ書込む。DC測定手段12は試験結果データの書込み
を終了するとエンド信号を制御手段11に出力する。D
C測定手段12内のレジスタに書き込まれた試験結果デ
ータはバス26を介して制御手段11に読み取られ、そ
こで解析される。このようにして直流試験は行われる。
また、DC測定手段12は、ピンエレクトロニクス16
のドライバ24及びコンパレータ25に対して基準電圧
VIH,VIL,VOH,VOLを出力する。
直流試験データ及びソケットイネーブル信号を受け取
り、これに基づいてIC取付装置2のソケットイネーブ
ル信号がハイレベル“1”に対応する(即ち、ソケット
に搭載されている)被測定IC21に対して直流試験を
行う。DC測定手段12は制御手段11からソケットイ
ネーブル信号及び測定開始信号を入力することによっ
て、直流試験を開始し、その試験結果データをレジスタ
へ書込む。DC測定手段12は試験結果データの書込み
を終了するとエンド信号を制御手段11に出力する。D
C測定手段12内のレジスタに書き込まれた試験結果デ
ータはバス26を介して制御手段11に読み取られ、そ
こで解析される。このようにして直流試験は行われる。
また、DC測定手段12は、ピンエレクトロニクス16
のドライバ24及びコンパレータ25に対して基準電圧
VIH,VIL,VOH,VOLを出力する。
【0018】タイミング発生手段13は、ピン制御手段
15のフォーマッタ22から出力される試験信号の出力
タイミングを制御するものであり、互いに位相の異なる
複数のパルス波形を発生することによって、フォーマッ
タ22の出力タイミングを制御している。
15のフォーマッタ22から出力される試験信号の出力
タイミングを制御するものであり、互いに位相の異なる
複数のパルス波形を発生することによって、フォーマッ
タ22の出力タイミングを制御している。
【0019】パターン発生手段14は、制御手段11か
らのパターンデータを入力し、それに基づいたパターン
データをピン制御手段15のデータセレクタ20に出力
する。ピン制御手段15はシリアル−パラレル変換手段
19、データセレクタ20、フォーマッタ22及びコン
パレータロジック回路23から構成される。シリアル−
パラレル変換手段19は、制御手段11からシリアルデ
ータ線及びクロック線を介して転送されてくるシリアル
のソケットイネーブル信号をパラレルデータに変換する
ものであり、シリアルロード、パラレルアウトのシフト
レジスタから構成される。ピン制御手段15はこのソケ
ットイネーブル信号に基づいて試験信号を印加すべきピ
ンエレクトロニクス16のドライバ24を特定する。
らのパターンデータを入力し、それに基づいたパターン
データをピン制御手段15のデータセレクタ20に出力
する。ピン制御手段15はシリアル−パラレル変換手段
19、データセレクタ20、フォーマッタ22及びコン
パレータロジック回路23から構成される。シリアル−
パラレル変換手段19は、制御手段11からシリアルデ
ータ線及びクロック線を介して転送されてくるシリアル
のソケットイネーブル信号をパラレルデータに変換する
ものであり、シリアルロード、パラレルアウトのシフト
レジスタから構成される。ピン制御手段15はこのソケ
ットイネーブル信号に基づいて試験信号を印加すべきピ
ンエレクトロニクス16のドライバ24を特定する。
【0020】データセレクタ20は、各種の試験信号作
成データや期待値データを記憶しているメモリで構成さ
れており、パターン発生手段14からのパターンデータ
をアドレスとして入力し、そのアドレスに応じた試験信
号作成データ及び期待値データをフォーマッタ22及び
コンパレータロジック回路23にそれぞれ出力する。
成データや期待値データを記憶しているメモリで構成さ
れており、パターン発生手段14からのパターンデータ
をアドレスとして入力し、そのアドレスに応じた試験信
号作成データ及び期待値データをフォーマッタ22及び
コンパレータロジック回路23にそれぞれ出力する。
【0021】フォーマッタ22は、論理回路及びフリッ
プフロップ回路の多段構成されたものであり、データセ
レクタ20からの試験信号作成データをいろいろ加工し
て所定の印加波形をタイミング発生手段13からのタイ
ミング信号に同期してピンエレクトロニクス16のドラ
イバ24に出力する。
プフロップ回路の多段構成されたものであり、データセ
レクタ20からの試験信号作成データをいろいろ加工し
て所定の印加波形をタイミング発生手段13からのタイ
ミング信号に同期してピンエレクトロニクス16のドラ
イバ24に出力する。
【0022】コンパレータロジック回路23は、ピンエ
レクトロニクス16のコンパレータ25からの出力波形
と、データセレクタ20からの期待値データとを比較判
定し、その判定結果をフェイルデータとしてフェイルメ
モリ17に出力する。
レクトロニクス16のコンパレータ25からの出力波形
と、データセレクタ20からの期待値データとを比較判
定し、その判定結果をフェイルデータとしてフェイルメ
モリ17に出力する。
【0023】ピンエレクトロニクス16は、複数のドラ
イバ24及びコンパレータ25から構成される。ドライ
バ24及びコンパレータ25はIC取付装置2のそれぞ
れの入出力端子に対して1個ずつ設けられ、信号線を介
して接続されている。すなわち、IC取付装置2の入出
力端子の数がm個の場合、ドライバ24及びコンパレー
タ25はそれぞれm個で構成される。但し、メモリIC
等を測定する場合には、アドレス端子に対してはコンパ
レータは必要ないので、コンパレータの数が少ない場合
もある。
イバ24及びコンパレータ25から構成される。ドライ
バ24及びコンパレータ25はIC取付装置2のそれぞ
れの入出力端子に対して1個ずつ設けられ、信号線を介
して接続されている。すなわち、IC取付装置2の入出
力端子の数がm個の場合、ドライバ24及びコンパレー
タ25はそれぞれm個で構成される。但し、メモリIC
等を測定する場合には、アドレス端子に対してはコンパ
レータは必要ないので、コンパレータの数が少ない場合
もある。
【0024】ドライバ24は、ピン制御手段15のフォ
ーマッタ22からの試験信号作成データに応じて、IC
取付装置2の入出力端子、すなわち被測定IC21のア
ドレス端子、データ入力端子、チップセレクト端子、ラ
イトイネーブル端子等の信号入力端子に試験信号を印加
し、所望のテストパターンを被測定IC21に書き込
む。
ーマッタ22からの試験信号作成データに応じて、IC
取付装置2の入出力端子、すなわち被測定IC21のア
ドレス端子、データ入力端子、チップセレクト端子、ラ
イトイネーブル端子等の信号入力端子に試験信号を印加
し、所望のテストパターンを被測定IC21に書き込
む。
【0025】コンパレータ25は被測定IC21のデー
タ出力端子等の信号出力端子から出力される被測定信号
を入力し、それを制御手段11からのストローブ信号の
タイミングで基準電圧VOH,VOLと比較し、その比
較結果(ハイレベル“1”又はローレベル“0”)をコ
ンパレータロジック回路23に出力する。
タ出力端子等の信号出力端子から出力される被測定信号
を入力し、それを制御手段11からのストローブ信号の
タイミングで基準電圧VOH,VOLと比較し、その比
較結果(ハイレベル“1”又はローレベル“0”)をコ
ンパレータロジック回路23に出力する。
【0026】フェイルメモリ17は、コンパレータロジ
ック回路23から出力されるフェイルデータを記憶する
ものであり、被測定IC21と同程度の記憶容量を有す
る随時読み書き可能なRAMで構成されている。フェイ
ルメモリ17は、IC取付装置2のデータ出力端子に固
定的に対応するデータ入出力端子を有する。例えば、I
C取付装置2の全入出力端子数が280個であり、その
中の160個がデータ出力端子である場合には、フェイ
ルメモリ17はこのデータ出力端子数と同じか又はそれ
以上のデータ入力端子を有するメモリで構成される。こ
のフェイルメモリ17に記憶されたフェイルデータは制
御手段11によって読み出され、図示していないデータ
処理用のメモリに転送され、解析される。このようにし
てファンクション試験は行われる。
ック回路23から出力されるフェイルデータを記憶する
ものであり、被測定IC21と同程度の記憶容量を有す
る随時読み書き可能なRAMで構成されている。フェイ
ルメモリ17は、IC取付装置2のデータ出力端子に固
定的に対応するデータ入出力端子を有する。例えば、I
C取付装置2の全入出力端子数が280個であり、その
中の160個がデータ出力端子である場合には、フェイ
ルメモリ17はこのデータ出力端子数と同じか又はそれ
以上のデータ入力端子を有するメモリで構成される。こ
のフェイルメモリ17に記憶されたフェイルデータは制
御手段11によって読み出され、図示していないデータ
処理用のメモリに転送され、解析される。このようにし
てファンクション試験は行われる。
【0027】図2は、図1の制御手段11とDC測定手
段12との間のソケットイネーブル信号の伝送系の詳細
構成を示す図である。ソケットイネーブルレジスタ3、
シフトレジスタ4、フリップフロップ回路5、カウンタ
6、アンド回路A1〜A63及びオア回路7,8は、制
御手段11側に設けられており、シリアル−パラレル変
換部18はDC測定手段12側に設けられている。な
お、図2では、ピン制御手段15のシリアル−パラレル
変換部19に関しては省略してある。
段12との間のソケットイネーブル信号の伝送系の詳細
構成を示す図である。ソケットイネーブルレジスタ3、
シフトレジスタ4、フリップフロップ回路5、カウンタ
6、アンド回路A1〜A63及びオア回路7,8は、制
御手段11側に設けられており、シリアル−パラレル変
換部18はDC測定手段12側に設けられている。な
お、図2では、ピン制御手段15のシリアル−パラレル
変換部19に関しては省略してある。
【0028】ソケットイネーブルレジスタ3は、転送す
べきソケットイネーブル信号のビット数(64ビット)
に対応した数のフリップフロップ回路F0〜F63で構
成される。なお、制御手段11内のデータバスは32ビ
ット構成なので、データバスD0〜D31はソケットイ
ネーブルレジスタ3の2個のフリップフロップ回路に共
通に接続されている。すなわち、データバスD0はフリ
ップフロップ回路F0及びフリップフロップ回路F32
に、データバスD31はフリップフロップ回路F32及
びフリップフロップ回路F63にそれぞれ接続されてい
る。
べきソケットイネーブル信号のビット数(64ビット)
に対応した数のフリップフロップ回路F0〜F63で構
成される。なお、制御手段11内のデータバスは32ビ
ット構成なので、データバスD0〜D31はソケットイ
ネーブルレジスタ3の2個のフリップフロップ回路に共
通に接続されている。すなわち、データバスD0はフリ
ップフロップ回路F0及びフリップフロップ回路F32
に、データバスD31はフリップフロップ回路F32及
びフリップフロップ回路F63にそれぞれ接続されてい
る。
【0029】そして、フリップフロップ回路F0〜F3
1のクロック端子には、書込みクロックW1が入力し、
フリップフロップ回路F32〜F63のクロック端子に
は、書込みクロックW2が入力するように構成されてい
る。従って、制御手段11内のCPUは、データバスD
0〜D31に32ビット分のデータを出力し、書込みク
ロックW1及びW2を交互に出力することによってフリ
ップフロップ回路F0〜F31及びフリップフロップ回
路F32〜F63にソケットイネーブル信号をセットす
る。フリップフロップ回路F0〜F63の出力Qはアン
ド回路A1〜A64にそれぞれ入力される。
1のクロック端子には、書込みクロックW1が入力し、
フリップフロップ回路F32〜F63のクロック端子に
は、書込みクロックW2が入力するように構成されてい
る。従って、制御手段11内のCPUは、データバスD
0〜D31に32ビット分のデータを出力し、書込みク
ロックW1及びW2を交互に出力することによってフリ
ップフロップ回路F0〜F31及びフリップフロップ回
路F32〜F63にソケットイネーブル信号をセットす
る。フリップフロップ回路F0〜F63の出力Qはアン
ド回路A1〜A64にそれぞれ入力される。
【0030】オア回路7は、書込みクロックW1及びW
2を入力し、その論理和信号をフリップフロップ回路5
のセット端子Sに出力する。従って、書込みクロックW
1又はW2によって、ソケットイネーブルレジスタ3に
データが書き込まれると、オア回路7はハイレベル
“1”の論理和信号をフリップフロップ回路5のセット
端子Sに出力する。
2を入力し、その論理和信号をフリップフロップ回路5
のセット端子Sに出力する。従って、書込みクロックW
1又はW2によって、ソケットイネーブルレジスタ3に
データが書き込まれると、オア回路7はハイレベル
“1”の論理和信号をフリップフロップ回路5のセット
端子Sに出力する。
【0031】フリップフロップ回路5は、セット端子S
にオア回路7の論理和信号を入力し、リセット端子Rに
カウンタ6から出力されるリセットパルスを入力する。
フリップフロップ回路5の出力Qは、シフトレジスタ4
のデータ入力端子DIに出力されると共に、カウンタ6
にも出力される。
にオア回路7の論理和信号を入力し、リセット端子Rに
カウンタ6から出力されるリセットパルスを入力する。
フリップフロップ回路5の出力Qは、シフトレジスタ4
のデータ入力端子DIに出力されると共に、カウンタ6
にも出力される。
【0032】カウンタ6は、フリップフロップ回路5か
らハイレベル“1”の出力Qが出力されると、この時点
から所定のサイクルでクロック信号をシフトレジスタ4
のクロック端子CK1に出力すると共に、クロック線1
0を介してDC測定手段12内のシリアル−パラレル変
換部(シフトレジスタ)18のクロック端子CK2にも
出力する。そして、カウンタ6は、64個のパルスを発
生する毎にリセットパルスをフリップフロップ回路5の
リセット端子Rに出力する。従って、フリップフロップ
回路5の出力Qがハイレベル“1”にセットされると、
カウンタ6のクロック信号によって、ハイレベル“1”
の信号がシフトレジスタ4の出力端S1〜S65を次々
と転送するようになっている。
らハイレベル“1”の出力Qが出力されると、この時点
から所定のサイクルでクロック信号をシフトレジスタ4
のクロック端子CK1に出力すると共に、クロック線1
0を介してDC測定手段12内のシリアル−パラレル変
換部(シフトレジスタ)18のクロック端子CK2にも
出力する。そして、カウンタ6は、64個のパルスを発
生する毎にリセットパルスをフリップフロップ回路5の
リセット端子Rに出力する。従って、フリップフロップ
回路5の出力Qがハイレベル“1”にセットされると、
カウンタ6のクロック信号によって、ハイレベル“1”
の信号がシフトレジスタ4の出力端S1〜S65を次々
と転送するようになっている。
【0033】シフトレジスタ4はシリアルロード、パラ
レルアウトであり、フリップフロップ回路5のハイレベ
ル“1”の出力Qをカウンタ6からのクロック信号に応
じて次々と転送し、出0端S1〜S65から出力する。
シフトレジスタ4の出力端S1〜S64はそれぞれアン
ド回路A1〜A64の入力端に直接接続され、シフトレ
ジスタ4の出力端S2〜S65はそれぞれアンド回路A
1〜A64の入力端に反転入力されている。
レルアウトであり、フリップフロップ回路5のハイレベ
ル“1”の出力Qをカウンタ6からのクロック信号に応
じて次々と転送し、出0端S1〜S65から出力する。
シフトレジスタ4の出力端S1〜S64はそれぞれアン
ド回路A1〜A64の入力端に直接接続され、シフトレ
ジスタ4の出力端S2〜S65はそれぞれアンド回路A
1〜A64の入力端に反転入力されている。
【0034】従って、シフトレジスタ4の出力端S1〜
S65から順番にハイレベル“1”が出力されると、出
力端S1〜S65の中でハイレベル“1”とローレベル
“0”との境界に位置し、出力端から直接ハイレベル
“1”の出力を入力しているアンド回路のみがフリップ
フロップ回路F0〜F63の出力Qを通過させる。
S65から順番にハイレベル“1”が出力されると、出
力端S1〜S65の中でハイレベル“1”とローレベル
“0”との境界に位置し、出力端から直接ハイレベル
“1”の出力を入力しているアンド回路のみがフリップ
フロップ回路F0〜F63の出力Qを通過させる。
【0035】すなわち、出力端S1から出力端S32ま
でにハイレベル“1”が転送され、出力端S33以降は
まだローレベル“0”であると、アンド回路A1〜A3
1は出力端S1〜S31からハイレベル“1”を直接入
力するが、次の出力端S2〜S32からローレベル
“0”(ハイレベル“1”の反転出力)を入力すること
となり、フリップフロップ回路F0〜F31の出力Qを
通過させることはできない。
でにハイレベル“1”が転送され、出力端S33以降は
まだローレベル“0”であると、アンド回路A1〜A3
1は出力端S1〜S31からハイレベル“1”を直接入
力するが、次の出力端S2〜S32からローレベル
“0”(ハイレベル“1”の反転出力)を入力すること
となり、フリップフロップ回路F0〜F31の出力Qを
通過させることはできない。
【0036】一方、アンド回路A33〜A64は出力端
S33〜S64から直接ローレベル“0”を入力してい
るため、同様にフリップフロップ回路F0〜F31の出
力Qを通過させることはできない。従って、アンド回路
A32だけが出力端S32及び33からハイレベル
“1”の信号を入力するので、フリップフロップ回路F
32の出力Qのみがオア回路8を介してDC測定手段1
2内のシリアル−パラレル変換部18のデータ入力端子
SIに入力する。
S33〜S64から直接ローレベル“0”を入力してい
るため、同様にフリップフロップ回路F0〜F31の出
力Qを通過させることはできない。従って、アンド回路
A32だけが出力端S32及び33からハイレベル
“1”の信号を入力するので、フリップフロップ回路F
32の出力Qのみがオア回路8を介してDC測定手段1
2内のシリアル−パラレル変換部18のデータ入力端子
SIに入力する。
【0037】DC測定手段12内のシリアル−パラレル
変換部18は、シフトレジスタ4と同様にシリアルロー
ド、パラレルアウトのシフトレジスタで構成されてお
り、カウンタ6からのクロック信号に同期して動作し、
アンド回路A1〜A64、オア回路8及びシリアルデー
タ線9を介して順次転送されてくるシリアルデータを取
り込み、それをパラレルのデータとして出力端P1〜P
64から出力する。
変換部18は、シフトレジスタ4と同様にシリアルロー
ド、パラレルアウトのシフトレジスタで構成されてお
り、カウンタ6からのクロック信号に同期して動作し、
アンド回路A1〜A64、オア回路8及びシリアルデー
タ線9を介して順次転送されてくるシリアルデータを取
り込み、それをパラレルのデータとして出力端P1〜P
64から出力する。
【0038】上述のようにして、ソケットイネーブル信
号は制御手段11からシリアルデータ線9を介してDC
測定手段12に転送される。制御手段11とピン制御手
段15との間も同様にシリアルデータ線とクロック線と
によって接続され、ソケットイネーブル信号が転送され
るようになっている。
号は制御手段11からシリアルデータ線9を介してDC
測定手段12に転送される。制御手段11とピン制御手
段15との間も同様にシリアルデータ線とクロック線と
によって接続され、ソケットイネーブル信号が転送され
るようになっている。
【0039】なお、DC制御手段12及びピン制御手段
15のシリアル−パラレル変換部を共通接続することに
よって、一回の転送処理でソケットイネーブル信号を同
時に両方のシリアル−パラレル変換部に転送することが
できる。また、上述の実施例では、ソケットイネーブル
信号の伝送系を例に説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものでは、IC試験装置内の各構成要素間のデータ
転送をバスを使用せずに行うものであれば適宜採用する
ことができることはいうまでもない。
15のシリアル−パラレル変換部を共通接続することに
よって、一回の転送処理でソケットイネーブル信号を同
時に両方のシリアル−パラレル変換部に転送することが
できる。また、上述の実施例では、ソケットイネーブル
信号の伝送系を例に説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものでは、IC試験装置内の各構成要素間のデータ
転送をバスを使用せずに行うものであれば適宜採用する
ことができることはいうまでもない。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、IC試験装置内におけ
る各構成要素間のデータ転送を各種バスを使用せずに、
かつ信号線の数も増加させることなく行えるという効果
がある。
る各構成要素間のデータ転送を各種バスを使用せずに、
かつ信号線の数も増加させることなく行えるという効果
がある。
【図1】 本発明の一実施例であるIC試験装置の概略
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の制御手段とシリアル−パラレル変換部
との間の接続部の詳細を示す図である。
との間の接続部の詳細を示す図である。
1…テスタ部、2…IC取付装置、3…ソケットイネー
ブルレジスタ、4…シフトレジスタ、5…フリップフロ
ップ回路、6…カウンタ、7,8…オア回路、9…シリ
アルデータ線、10…クロック線、11…制御手段、1
2…DC測定手段、13…タイミング発生手段、14…
パターン発生手段、15…ピン制御手段、16…ピンエ
レクトロニクス、17…フェイルメモリ、18,19…
シリアル−パラレル変換部、20…データセレクタ、2
1…被測定IC、22…フォーマッタ、23…コンパレ
ータロジック回路、24…ドライバ、25…コンパレー
タ、26…バス
ブルレジスタ、4…シフトレジスタ、5…フリップフロ
ップ回路、6…カウンタ、7,8…オア回路、9…シリ
アルデータ線、10…クロック線、11…制御手段、1
2…DC測定手段、13…タイミング発生手段、14…
パターン発生手段、15…ピン制御手段、16…ピンエ
レクトロニクス、17…フェイルメモリ、18,19…
シリアル−パラレル変換部、20…データセレクタ、2
1…被測定IC、22…フォーマッタ、23…コンパレ
ータロジック回路、24…ドライバ、25…コンパレー
タ、26…バス
Claims (2)
- 【請求項1】 IC試験装置を構成する各構成要素間に
おけるデータの転送をバスを使用することなく専用のデ
ータ線を介して行うIC試験装置のデータ転送方式にお
いて、 前記専用のデータ線をシリルアデータ線とクロック線と
からなる2本の信号線で構成し、転送すべきパラレルデ
ータを送信側でシリアルデータに変換し、このシリアル
データ及びクロック信号を前記シリアルデータ線及び前
記クロック線を介して送信し、受信側では前記シリアル
データを前記クロック信号に応じて再生し、再生された
シリアルデータをパラレルデータに変換することによっ
てデータの転送を行うことを特徴とするIC試験装置の
データ転送方式。 - 【請求項2】 前記専用のデータ線が制御手段とDC制
御手段及びピン制御手段との間におけるソケットイネー
ブル信号の伝送系であることを特徴とする請求項1に記
載のIC試験装置のデータ転送方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3238860A JPH0552906A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | Ic試験装置のデータ転送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3238860A JPH0552906A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | Ic試験装置のデータ転送方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0552906A true JPH0552906A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=17036338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3238860A Pending JPH0552906A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | Ic試験装置のデータ転送方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0552906A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100794147B1 (ko) * | 2006-08-01 | 2008-01-17 | 주식회사 유니테스트 | 반도체 소자 테스터 제어 장치 |
-
1991
- 1991-08-27 JP JP3238860A patent/JPH0552906A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100794147B1 (ko) * | 2006-08-01 | 2008-01-17 | 주식회사 유니테스트 | 반도체 소자 테스터 제어 장치 |
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