JPH0552778U - テストボード用圧接治具 - Google Patents
テストボード用圧接治具Info
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- JPH0552778U JPH0552778U JP10390291U JP10390291U JPH0552778U JP H0552778 U JPH0552778 U JP H0552778U JP 10390291 U JP10390291 U JP 10390291U JP 10390291 U JP10390291 U JP 10390291U JP H0552778 U JPH0552778 U JP H0552778U
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- test
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高速、多ピン化するデバイスの外部接続用ピ
ンの接続における接触不良をなくし、接触性の優れたテ
ストボード用圧接治具を得る。 【構成】 圧接治具本体フレーム11と、該圧接治具本
体フレーム11の裏面外部接続用ピン圧接部に設けられ
ているラバー12と、該ラバー12上に設けられる基板
層としてのポリイミドフィルム13と、該ポリイミドフ
ィルム13上に設けられる被測定デバイスの外部接続用
ピン18と同ピッチの縞状の金属パターン14と、被測
定デバイスの特性測定時に圧接治具にて該外部接続用ピ
ン18をテストボード15に圧接した際、該外部接続用
ピン18の下面とテストボード15上の電極パッド16
の接触のみでなく、該外部接続用ピン18の上面とテス
トボード15上の電極パッド16を該ポリイミドフィル
ム13上の金属パターン14を介して接続させるように
したものである。
ンの接続における接触不良をなくし、接触性の優れたテ
ストボード用圧接治具を得る。 【構成】 圧接治具本体フレーム11と、該圧接治具本
体フレーム11の裏面外部接続用ピン圧接部に設けられ
ているラバー12と、該ラバー12上に設けられる基板
層としてのポリイミドフィルム13と、該ポリイミドフ
ィルム13上に設けられる被測定デバイスの外部接続用
ピン18と同ピッチの縞状の金属パターン14と、被測
定デバイスの特性測定時に圧接治具にて該外部接続用ピ
ン18をテストボード15に圧接した際、該外部接続用
ピン18の下面とテストボード15上の電極パッド16
の接触のみでなく、該外部接続用ピン18の上面とテス
トボード15上の電極パッド16を該ポリイミドフィル
ム13上の金属パターン14を介して接続させるように
したものである。
Description
【0001】
本考案は、表面実装用デバイスのテストシステムにおけるテストボード用圧接 治具の構造に関するものである。
【0002】
従来、このような分野の技術としては、以下に示すようなものがあった。 すなわち、高周波信号で動作するデバイスの特性評価を行なう場合、デバイス の外部接続用ピンからの接続長が長いと、該外部接続用ピン相互のインダクタン スやキャパシタンスの影響が顕著に発生するため、高速信号を安定的に伝送でき る構造となっているテストボードと外部接続用ピンは、直に接触させ、接続長を 最短にして測定を行なっている。
【0003】 このため、特に表面実装用のデバイスの特性測定は、図5に示すように、該テ スト用ボード5にデバイス9の外部接続用ピン8を、圧接治具1で押さえ付け、 四方をネジ4で固定させることにより、外部接続用ピン8をテスト用ボード5上 の電極パッド6に圧接させるようにしている。 図6は従来のこのような圧接治具を斜め下方から見た斜視図、図7は外部接続 用ピンを圧接する部分の断面図である。
【0004】 これらの図に示すように、この圧接治具は、ナイロン等の比較的剛性のある樹 脂2と、可撓性がありかつ絶縁性のあるゴム状の物質3の2層構造(図7参照) になっており、図8に示すように、ゴム状の物質3で外部接続用ピン8をテスト 用ボード5上の電極パッド6に圧接し、測定を行なう。
【0005】
しかしながら、上記の圧接治具の構造では、圧接治具の歪みや、テストボード の反りにより、デバイスの外部接続用ピンとテスト用ボードの電極パッド部で、 図9に示すように、外部接続用ピン8が電極パッド6から浮いて接触不良が発生 する可能性が高く、特性の測定が困難であるという問題点があった。
【0006】 また、圧接治具固定時のネジの締め加減でも、接触状態が微妙に変化すること から、セッティングに非常に手間のかかるという問題点もあった。 本考案は、以上述べた高速、多ピン化するデバイスの外部接続用ピンの接続に おける接触不良という問題点を除去し、接触性の優れたテストボード用圧接治具 を提供することを目的とする。
【0007】
本考案は、上記目的を達成するために、被測定デバイスの外部接続用ピンをテ スト用ボードの電極パッドに圧接してテストを行うテストボード用圧接治具にお いて、圧接治具本体フレームと、該圧接治具本体フレームの裏面外部接続用ピン 圧接部に設けられているラバーと、該ラバー上に設けられる基板層と、該基板層 上に設けられる被測定デバイスの外部接続用ピンと同ピッチの縞状の金属パター ンと、被測定デバイスの特性測定時に圧接治具にて該外部接続用ピンをテスト用 ボードに圧接した際、該外部接続用ピンの下面とテスト用ボード上の電極パッド の接触のみでなく、該外部接続用ピンの上面とテスト用ボード上の電極パッドを 該基板層上の金属パターンを介して接続させるようにしたものである。
【0008】
本考案によれば、上記のように、圧接治具本体フレームと、該圧接治具本体フ レームの裏面外部接続用ピン圧接部に設けられているラバーと、該ラバー上に設 けられる基板層と、該基板層上に設けられる被測定デバイスの外部接続用ピンと 同ピッチの縞状の金属パターンと、被測定デバイスの特性測定時に圧接治具にて 該外部接続用ピンをテスト用ボードに圧接した際、該外部接続用ピンの下面とテ スト用ボード上の電極パッドの接触のみでなく、該外部接続用ピンの上面とテス ト用ボード上の電極パッドを該基板層上の金属パターンを介して接続させるよう にしたので、テストボードの反り等により、外部接続用ピンが電極パッドから浮 いても、銅パターンを介して外部接続用ピンと電極パッドの導通を確保すること ができる。
【0009】
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。 図1は本考案の実施例を示すテストボード用圧接治具を斜め下方から見た斜視 図、図2はその圧接治具の要部拡大断面図である。 これらの図に示すように、本考案の圧接治具10は、歪みの少ないナイロン等 からなる圧接治具本体フレーム11の裏面のデバイスの外部接続用ピンを圧接す る部分のみに設けてある硬度60〜70程度、厚さ約1mmのラバー12の下面 部に、外部接続用ピンと同ピッチの銅パターン14を縞状に設けた基板総として のポリイミドフィルム13を貼った構造になっている。
【0010】 この圧接治具10を用いて、図5に示すと同様に、外部接続用ピン18を圧接 固定した時の外部接続用ピン18と、テストボード15上の電極パッド16との 接触状態を図3に示す。 図3に示すように、外部接続用ピン18の下面部とテストボード15上の電極 パッド16における接触のみならず、ラバー12下面のポリイミドフィルム13 に設けた銅パターン14が撓むことによる外部接続用ピン18の上面部と、テス トボード15上の電極パッド16の銅パターン14を介した導通を得ることがで きる。
【0011】 これにより、図4に示すように、テストボード15の反り等からくる外部接続 用ピン18の下面の接触不良が発生しても、外部接続用ピン18の上面と、銅パ ターン14及び銅パターン14とテストボード15上の電極パッド16が接触し ていることにより、外部接続用ピン18が電極パッド16から浮いても、銅パタ ーン14を介して外部接続用ピン18と電極パッド16の導通が得られる。
【0012】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の趣旨に基づい て種々の変形が可能であり、これらを本考案の範囲から排除するものではない。
【0013】
以上、詳細に説明したように、考案によれば、圧接治具下面のラバー上にデバ イスの外部接続用ピンと同ピッチの縞状の銅パターンを設けたポリイミド層を設 けるようにしたので、テストボードの反り等により、外部接続用ピンが電極パッ ドから浮いても、銅パターンを介して外部接続用ピンと電極パッドの導通が得ら れる。
【0014】 したがって、外部接続用ピンとテストボードの電気的な接続性が高め、信頼性 の高いテストを行うことができる。
【図1】本考案の実施例を示すテストボード用圧接治具
を斜め下方から見た斜視図である。
を斜め下方から見た斜視図である。
【図2】本考案の実施例を示すテストボード用圧接治具
の要部拡大断面図である。
の要部拡大断面図である。
【図3】本考案の実施例を示す半導体デバイスの外部接
続用ピンとテストボード上の電極パッドとの接触状態を
示す要部拡大断面図である。
続用ピンとテストボード上の電極パッドとの接触状態を
示す要部拡大断面図である。
【図4】本考案の実施例を示す半導体デバイスの外部接
続用ピンと反り状態にあるテストボード上の電極パッド
との接触状態を示す要部拡大断面図である。
続用ピンと反り状態にあるテストボード上の電極パッド
との接触状態を示す要部拡大断面図である。
【図5】表面実装用のデバイスの特性測定装置の分解斜
視図である。
視図である。
【図6】従来のテストボード用圧接治具を斜め下方から
見た斜視図である。
見た斜視図である。
【図7】従来のテストボード用圧接治具の要部拡大断面
図である。
図である。
【図8】従来の半導体デバイスの外部接続用ピンとテス
トボード上の電極パッドとの接触状態を示す要部拡大断
面図である。
トボード上の電極パッドとの接触状態を示す要部拡大断
面図である。
【図9】従来技術の問題点説明図である。
10 圧接治具 11 圧接治具本体フレーム 12 ラバー 13 ポリイミドフィルム 14 銅パターン 15 テストボード 16 電極パッド 18 外部接続用ピン
Claims (1)
- 【請求項1】 被測定デバイスの外部接続用ピンをテス
ト用ボードの電極パッドに圧接してテストを行うテスト
ボード用圧接治具において、 (a)圧接治具本体フレームと、 (b)該圧接治具本体フレームの裏面外部接続用ピン圧
接部に設けられているラバーと、 (c)該ラバー上に設けられる基板層と、 (d)該基板層上に設けられる被測定デバイスの外部接
続用ピンと同ピッチの縞状の金属パターンと、 (e)被測定デバイスの特性測定時に圧接治具にて該外
部接続用ピンをテスト用ボードに圧接した際、該外部接
続用ピンの下面とテスト用ボード上の電極パッドの接触
のみでなく、該外部接続用ピンの上面とテスト用ボード
上の電極パッドを該基板層上の金属パターンを介して接
続させるようにすることを特徴とするテストボード用圧
接治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10390291U JPH0552778U (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | テストボード用圧接治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10390291U JPH0552778U (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | テストボード用圧接治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0552778U true JPH0552778U (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=14366360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10390291U Withdrawn JPH0552778U (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | テストボード用圧接治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0552778U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000187057A (ja) * | 1998-12-21 | 2000-07-04 | Noozeru Engineering Kk | 半導体デバイス検査装置 |
CN110514937A (zh) * | 2019-09-20 | 2019-11-29 | 苏州晶讯科技股份有限公司 | 一种非焊接型器件测试组合板 |
JP2020041873A (ja) * | 2018-09-10 | 2020-03-19 | 三菱電機株式会社 | 電気特性検査治具 |
-
1991
- 1991-12-17 JP JP10390291U patent/JPH0552778U/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000187057A (ja) * | 1998-12-21 | 2000-07-04 | Noozeru Engineering Kk | 半導体デバイス検査装置 |
JP2020041873A (ja) * | 2018-09-10 | 2020-03-19 | 三菱電機株式会社 | 電気特性検査治具 |
US11079426B2 (en) | 2018-09-10 | 2021-08-03 | Mitsubishi Electric Corporation | Test jig for testing electrical characteristics of semiconductor product |
CN110514937A (zh) * | 2019-09-20 | 2019-11-29 | 苏州晶讯科技股份有限公司 | 一种非焊接型器件测试组合板 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960404 |