JPH055160Y2 - - Google Patents

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JPH055160Y2
JPH055160Y2 JP1983200374U JP20037483U JPH055160Y2 JP H055160 Y2 JPH055160 Y2 JP H055160Y2 JP 1983200374 U JP1983200374 U JP 1983200374U JP 20037483 U JP20037483 U JP 20037483U JP H055160 Y2 JPH055160 Y2 JP H055160Y2
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JP
Japan
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container body
protrusion
container
bottom plate
lid
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JP1983200374U
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JPS60110241U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は重量物搬送用の合成樹脂製組立容器に
関する。
(従来の技術及び問題点) この種の容器で突周縁を有する底板に4枚の側
壁を接続した側壁の下部を嵌合し、側壁の上部と
嵌合する補強溝条を形成した蓋を冠せたものは、
実用新案出願公告昭40−8198で公知である。
しかしこの容器では蓋、側壁、底板が単なる嵌
合で組立てられているに過ぎないから、蓋や側壁
をもつて持上げると側壁と外れたり、側壁が底板
と外れたりする頼りなさがある。
側壁の上下端と上蓋および底蓋を、それらの蓋
の突縁内側に形成した数箇所の係合突起で側板の
上下端の係合孔に係脱自在にしたものは実用新案
出願公告昭57−48743で公知である。この場合は、
側板の上下端部が外力によつて凹まされると、上
蓋、底蓋との係合が外れる。又上蓋、底蓋に上下
方向への外力が加わつた場合も、側板から外れや
すいという不備があるので、上蓋を持つて全体を
安易に引上げることができなかつたり重量のある
物品の収納に適しない不備がある。
また、従来、実開昭52−1432号公報に記載され
たものがある。これは、角筒形に形成した容器本
体の各側片の両端部に係合孔を夫々設け、本体内
に、四角皿形で、しかも、各側片に突起を設けた
端板を挿入し、突起が係合孔に嵌合するようにし
ている簡易組立容器である。
しかし、この容器は、端板を容器本体内に挿入
するものであつて突起が係合孔に内側から係合す
るだけであるので、容器本体の側板が外方に膨ら
むと突起と係合孔との係合が外れ易くなり、かと
いつて重量物に対しても容器本体の側板が外方に
膨らまないようにするには材質が限定される問題
がある。さらに、端板に手をかけることができな
いので、端板を開けることができないという問題
がある。
また、従来、実開昭50−19803号に示されるも
のがある。これは、円筒形の銅部の上下両端に蓋
部材を被せたものであり、蓋部材に形成された溝
に同部を差し込んでいる。
しかし、この公報に記載されたものは、蓋部材
に形成された溝に胴部の端部を差し込んだだけで
あるので、重量物を入れて持つと、蓋部が外れる
おそれがある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は内部に重い物も入れることができる合
成樹脂製組立容器であつて、筒形に形成された容
器本体1と、容器本体の上端に嵌められる上蓋5
と、容器本体の下端に嵌められる底板6とから構
成されている。
容器本体1の上端部及び下端部周囲に係合用開
口4が設けられている。
上蓋5及び底板6は同形であり、その周囲に
は、容器本体の内周に位置する内側囲縁片8と、
容器本体の外周に位置する外側囲縁片9とが、容
器本体の厚さより僅かに大きい間隙とされて突設
されている。
そして、内側囲縁片8の外周面の、係合用開口
に対向する位置には外方に向かつて突出する三角
形状断面の突起11が突設されている。
外側囲縁片9には前記係合用開口に対向する位
置に開口が設けられている。
(作用) 容器本体1が筒体であつて上下端に上蓋と下板
を嵌めて容器とするので、容器の組み立てに当た
つては、容器本体1の下端を下板に嵌め、内容物
を入れるから蓋板を嵌めるだけでよく、しかも、
下板及び蓋板の容器本体への嵌め込みは強制的に
強く押し込むだけでできるので組立作業が短時間
で行なえる。
上蓋と下板が同形であり、しかも合成樹脂製で
あるので量産に適する。
容器本体の内周に位置する内側囲縁片の外周面
の、係合用開口に対向する位置に、外方に向かつ
て突出する突起が突設されているので、上蓋と下
板とが容器本体の上下端に嵌め込まれると突起が
係合用開口に係合する。
しかも上蓋と下板の周囲には、容器本体の内周
に位置する内側囲縁片と、容器本体の外周に位置
する外側囲縁片とが突設されており、内側用縁片
と外側囲縁片とは容器本体の厚さより僅かに大き
い間隙とされているから、容器本体の上下端が内
外側囲縁片間に嵌め込まれると、径方向への変形
が抑制され、容器本体の係合用開口が突起から不
用意に外れるのを防止する。
突起が三角形状断面に形成されているので、上
蓋及び底板を容器本体に嵌め込むとき、上蓋及び
底板の押し込み力によつて突起部分の囲縁片が一
時的に内側に変形し、嵌め込みできる。
しかも、突起が三角形状断面であるので、上蓋
を容器本体から外すときも、上蓋に対する上方へ
の格別の力によつて突起部分の囲縁片が変形され
外すことが可能となる。
そして、このとき外側囲縁片が形成されている
ので指をかけることができ、上方への力が容易に
加えられると共に、外側囲縁片には、係合用開口
に対向する位置に開口が設けられているので、外
から、内側囲縁片の突起を内方に押し込んでおく
ことができ、これによつて上蓋を外すことが可能
となる。
しかも、上蓋を外せるのは、外側囲縁片の開口
から突起を内方に押しながら外側囲縁片に手をか
けて強く持ち上げたときに初めて可能なのである
から、通常において不測に外れたりすることがな
い。
(実施例) 4つの側板が連接された容器本体1の上、下端
面2a,3aに近接した位置に方形形状の係合用
開口4をそれぞれ設け、上蓋5および底板6に
は、上記容器本体1の厚さよりわずかだけ大きい
間隙7に容器本体1の上、下端部2,3を挟持す
る内外二層の内側囲縁片8、外側囲縁片9をそれ
ぞれ設けると共に、該内外二層の囲縁片8,9の
それぞれに、前記係合用開口4と、容器組立状態
において、一致する位置において方形形状の開口
10および該開口10に向かつて突出した突起1
1を設ける。上記開口10は係合用開口4より大
きく形成されている。
前記突起11は、内側囲縁片8の外周面に三角
形状断面に形成され、該三角形状断面の高さは、
容器本体の厚さとほぼ同じか僅かに大とされる。
容器全体の形状については円筒形、その他の形状
であつてもよい。
上蓋5、容器本体1、底板6を互いに係合させ
るには、上蓋5および底板6にそれぞれ突設され
た内外二層の囲縁片8,9によつて形成された間
隙7に、容器本体1の上、下端部をそれぞれ押し
込むことによつて、上、下端部2,3に設けられ
た係合用開口4の中に、上蓋5および底板6の内
側囲縁片8外周面に設けられた突起11を突き出
せることにより係合するが、このとき容器本体1
の上、下端部2,3、特に係合用開口4より先端
部分は突起11を越えるとき一時的に変形され、
その後、元の形状に戻る。
したがつて、一定の押込力を一時的に加える必
要があるが、容器本体1の上、下端部2,3は、
内外二層の囲縁片8,9によつて形成された間隙
7にそれぞれ挟持されている為、容器本体1の上
部、下部は外力が作用しても簡単に変形すること
がない。又、係合用開口4の中へ突起11が突き
出しており、容器本体1はその厚さより僅かだけ
大きい間隙7に挟持されているので、重量物を内
部に収納した状態で、例えば、上蓋5を持つて引
き上げても上記係合は容易に外れない。
(考案の効果) 本考案は以上のとおりなり、容器本体と上蓋
(底板)との2部品からなり、部品数が少なく、
いずれも合成樹脂からなるので製造容易である。
しかも、上蓋と底板とが同形であるので組み立て
において区別を必要とせず組立が容易である。
さらに上蓋及び底板は、外側囲縁片と内側囲縁
片の間に容器本体を挟む構成とされ、しかも内側
囲縁片の外周面に突設された突起が容器本体の係
合用開口に係合するので、上蓋が外れるのを防止
しており、さらに、内外囲縁片の間隙は容器本体
の厚さより僅かに大きく形成されているので、容
器本体の変形は抑制され、このため、容器内に重
量物を入れた場合にも、底板及び上蓋が外れるお
それがない。
さらにまた、持ち運びに際して、上蓋の外側囲
縁片に手をかけることができるので持ち運びに便
利である。
さらに、上蓋を外す場合には、外側囲縁片の開
口から内側囲縁片の突起を内方に押すことがで
き、合わせて、外側囲縁片の下端に手をかけて持
ち上げることができるので、これによつて上蓋を
外すことができる。逆に突起を内方に格別に押さ
なければ上蓋が容器本体から外れることはなく、
突起は、容器外に突出していないから不用意に押
されることもなく、不用意に上蓋が外れるおそれ
がない。
突起が三角形状断面であるので、上蓋及び底板
を嵌めるときは強く押し込むだけでよく、外すた
め突起を押し込む場合は、突起が係合用開口から
完全に外れるほど押さなくても外すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の一部省略分解斜面図、第2図
は一部省略の拡大縦断面図である。 1……容器本体、2……上端部、3……下端
部、4……係合用開口、5……上蓋、6……底
板、7……間隙、8……内側囲縁片、9……外側
囲縁片、10……開口、11……突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 筒形に形成された容器本体と、容器本体の上下
    両端にそれぞれ嵌められる上蓋及び底板とからな
    り、 容器本体の上下端部周囲に係合用開口が設けら
    れ、 上蓋及び底板は同形であつて、その各周囲には
    容器本体の内周に位置する筒条の内側囲縁片と、
    容器本体の外周に位置する外側囲縁片とが 容器本体の厚さより僅かに大きい間隙とされて
    突設され、 内側囲縁片の外周面の、前記係合用開口に対向
    する位置に外方に向かつて突出する三角形状断面
    の突起が突設され、 外側囲縁片には、前記係合用開口に対向する位
    置に開口が設けられてなることを特徴とする 重量物搬送用の合成樹脂製組立容器。
JP20037483U 1983-12-28 1983-12-28 合成樹脂製組立容器 Granted JPS60110241U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20037483U JPS60110241U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 合成樹脂製組立容器

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JP20037483U JPS60110241U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 合成樹脂製組立容器

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Publication Number Publication Date
JPS60110241U JPS60110241U (ja) 1985-07-26
JPH055160Y2 true JPH055160Y2 (ja) 1993-02-10

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JP20037483U Granted JPS60110241U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 合成樹脂製組立容器

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