JP4655049B2 - 集水ます - Google Patents

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Description

本発明は、集水ますに関するものである。
従来より、上部開口を有する集水ます本体の背面に、建物の壁面から突設される排水管挿入のための開口部が上方に開放されて形成され、上部開口に上蓋が嵌合取付される集水ますが知られている(例えば、特許文献1参照)。この集水ますは、集水ます本体の開口部の両側背面上縁に上方へ開口したスリット状の係止受部が形成され、この係止受部に上方より挿入係止される突起片状の係止部が上蓋の後側周縁より垂設される側縁片の外面に設けられている。
このような構成の集水ますは、例えば、建物の壁面より突出する排水管を集水ます本体の背面の開口部に上方より簡単に嵌めることができ、しかも上蓋に設けられた突起片状の係止部が集水ます本体の背面に形成されている上方へ開口したスリット状の係止受部に上下自在に係止されるので、集水ます本体の上部開口が上蓋が嵌合取着された状態では拡開変形することがない。
実開平6−87534号公報
しかしながら、上記の集水ますは、集水ます本体の係止受部と上蓋の係止部が互いに上下自在に係止されているため、例えば、地震による建物の揺れ、あるいは集水ます本体下部に接続される竪樋が外部から何らかの衝撃を受けた場合において、集水ますの上蓋と建物の壁面から突設される排水管が接触して上蓋が下方向から力を受けると、上蓋の係止部が集水ます本体の係止受部から外れてしまうおそれがある。この場合には、もはや集水ます本体の拡開変形を防止することができない。
本発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、集水ます本体の上部開口に上蓋が確実に固定され、集水ます本体の拡開変形を防止した集水ますを提供することを課題としている。
本発明の集水ますは、上記の課題を解決するために、以下のことを特徴としている。
第1に、上部開口を有する集水ます本体の背面に上方に開放された排水管挿入用開口部が形成され、上部開口に上蓋が嵌合取付される集水ますにおいて、前記集水ます本体は、背面に、前記排水管挿入用開口部の両側上部に係合孔が穿設されており、前記上蓋は、前記集水ます本体の外周面と略同一面上に形成される外周面を有し、前記上蓋の下部周縁には、前記集水ます本体の上部開口の内側に嵌合される筒状の嵌合筒部が垂設され、この嵌合筒部の下端には、前記集水ます本体の上部開口の内側に挿入され、前記係合孔に係止される係合突起片が垂設されており、前記上蓋の外周面と前記嵌合筒部との間に段部が形成されており、前記集水ます本体の上部開口の上縁部が前記段部に係止され前記係合突起片が前記係合孔に係止されて前記上蓋が前記集水ます本体に嵌合取付される
第2に、上記第1の発明の集水ますにおいて、係合孔がさらに集水ます本体の両側面の略中央上部に穿設され、この係合孔に係止される係合突起片が前記嵌合筒部の下端に垂設されている。
第3に、上記第1または第2の発明の集水ますにおいて、前記係合突起片の下部には、前記係合孔に嵌入される係止突起が外方に突設されており、この係止突起は、前記係合孔の内周面に略平行な上面と係合突起片の先端ほど厚みが薄くなる傾斜部とを有し、断面視略逆三角形状に形成されており、前記上蓋と前記集水ます本体とが嵌合取付された状態において前記係止突起の上面が前記係合孔の内周面に当止される。
第4に、上記第1から第3の発明のいずれかの集水ますにおいて、前記上蓋は、略中央の位置に形成された水抜き孔と、前記外周面から前記水抜き孔に向かって下方に傾斜する傾斜面とを有し、前記上蓋に溜まった雨水が前記水抜き孔から前記集水ます本体に案内集水される。
上記第1の発明によれば、上蓋が集水ます本体の上部開口に確実に固定され、容易に外れることはない。上蓋が固定されていることにより、集水ます本体の背面の強度が向上し、集水ます本体の拡開変形を防止することができる。
上記第2の発明によれば、係合孔がさらに集水ます本体の両側面の略中央上部に穿設され、この係合孔に係止される係合突起片が上蓋の下縁部に垂設されていることにより、上蓋の固定がより一層確実となる。これにより、集水ます本体の両側面の強度が向上するため、集水ます本体の拡開変形をさらに確実に防止することができる。
上記第3の発明によれば、簡単にかつ確実に上蓋を集水ます本体に固定することができる。上蓋と集水ます本体とが嵌合取付された状態にあっては、係合突起片における係止突起の上面が係合孔の内周面に当止されるため、上蓋が下方から力を受けても係合突起片が係合孔から外れることはない。
上記第4の発明によれば、上蓋に溜まった雨水が水抜き孔から確実に集水ます本体に案内集水される。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の集水ますの一実施形態を示した分解斜視図であり、図2は上蓋が集水ます本体に嵌合取付された集水ますの斜視図である。図3は集水ます本体における係合孔と上蓋における係合突起片の要部斜視図である。
集水ます1は、上部開口21を有する略箱状の集水ます本体2と、上部開口21に嵌合取付される上蓋3で構成されている。
図1に示すように、集水ます本体2の背面22には、上方に円弧状に開放された排水管挿入用開口部23が形成されており、この排水管挿入用開口部23より建物の壁面から突設される排水管の端部が集水ます本体2内部に導入される。集水ます本体2の底部24には、竪樋に接続される円筒状の排出開口部25が設けられている。これにより、排水管からの排水が集水ます本体2に案内集水され、排出開口部25を通じて竪樋より排出される。
集水ます本体2の背面22には、排水管挿入用開口部23の両側上部の位置において、矩形状の係合孔4が穿設されている。また、集水ます本体2の両側面26の略中央上部の位置にもそれぞれ矩形状の係合孔4が穿設されている。
上蓋3には、その略中央の位置に形成された水抜き孔に向かって傾斜している傾斜面31が設けられている。上蓋3に溜まった雨水はこの水抜き孔から確実に集水ます本体2に案内集水される。上蓋3の下部周縁には、集水ます本体2の上部開口21の内側に嵌合される嵌合筒部32が一体に垂設されているとともに、上蓋3の外周面33と嵌合筒部32よりなる段部34が形成されている。集水ます本体2の上部開口21の上縁部211がこの段部34で係止される。
上蓋3の嵌合筒部32の下端には、前記係合孔4と対応する位置において、図3に示すように、外方に係止突起51が突設した鍵形の係合突起片5(バネ片ともいう)が垂設されている。この係合突起片5がそれぞれ、上方から集水ます本体2の上部開口21の内側に挿入され、係合突起片5の係止突起51が係合孔4に嵌入されることで、上蓋3が集水ます本体2の上部開口21に固定されることになる。係止突起51は断面視略逆三角形状をなし、係合突起片5の先端ほど厚みが薄くなるような傾斜部52を有しているので、簡単にかつ確実に上蓋を固定することができる。
上蓋3と集水ます本体2とが嵌合取付された状態にあっては、係合突起片5における係止突起51の上面53が係合孔4の内周面41に当止されるため、上蓋3が下方から力を受けても係合突起片5が係合孔4から外れることはない。
この実施形態では、図1、2に示すように、係合孔4が、集水ます本体2背面22の排水管挿入用開口部23の両側上部、集水ます本体2の両側面26の略中央上部にそれぞれ設けられ、その係合孔4に対応する上蓋3の係合突起片5がそれぞれ係止されるため、上蓋3が確実に固定され、容易に外れることはない。上蓋3は、排水管挿入用開口部23が形成されている集水ます本体2背面22の上部で固定されるため、集水ます本体2背面22の強度が向上するばかりでなく、集水ます本体2の両側面26の上部でも固定されるので、集水ます本体2両側面26の強度も向上し、集水ます本体2の拡開変形を効果的に防止することができる。さらに、この実施形態では、上蓋3の嵌合筒部32が集水ます本体2の上部開口21の内側に嵌合される。これは、上蓋3と集水ます本体2の上部開口21との確実な固定を実現することができることはもちろん、集水ます本体2の拡開変形の防止や集水ます本体2の強度の向上にも有効である。
本発明の集水ますの一実施形態を示した分解斜視図である。 上蓋が集水ます本体に嵌合取付された集水ますの斜視図である。 集水ます本体における係合孔と上蓋における係合突起片の要部斜視図である。
符号の説明
1 集水ます
2 集水ます本体
21 上部開口
22 背面
23 排水管挿入用開口部
3 上蓋
4 係合孔
5 係合突起片

Claims (4)

  1. 上部開口を有する集水ます本体の背面に上方に開放された排水管挿入用開口部が形成され、上部開口に上蓋が嵌合取付される集水ますにおいて、前記集水ます本体は、背面に、前記排水管挿入用開口部の両側上部に係合孔が穿設されており、前記上蓋は、前記集水ます本体の外周面と略同一面上に形成される外周面を有し、前記上蓋の下部周縁には、前記集水ます本体の上部開口の内側に嵌合される筒状の嵌合筒部が垂設され、この嵌合筒部の下端には、前記集水ます本体の上部開口の内側に挿入され、前記係合孔に係止される係合突起片が垂設されており、前記上蓋の外周面と前記嵌合筒部との間に段部が形成されており、前記集水ます本体の上部開口の上縁部が前記段部に係止され前記係合突起片が前記係合孔に係止されて前記上蓋が前記集水ます本体に嵌合取付されることを特徴とする集水ます。
  2. 請求項1に記載の集水ますにおいて、係合孔がさらに集水ます本体の両側面の略中央上部に穿設され、この係合孔に係止される係合突起片が前記嵌合筒部の下端に垂設されていることを特徴とする集水ます。
  3. 前記係合突起片の下部には、前記係合孔に嵌入される係止突起が外方に突設されており、この係止突起は、前記係合孔の内周面に略平行な上面と係合突起片の先端ほど厚みが薄くなる傾斜部とを有し、断面視略逆三角形状に形成されており、前記上蓋と前記集水ます本体とが嵌合取付された状態において前記係止突起の上面が前記係合孔の内周面に当止されることを特徴とする請求項1または2に記載の集水ます。
  4. 前記上蓋は、略中央の位置に形成された水抜き孔と、前記外周面から前記水抜き孔に向かって下方に傾斜する傾斜面とを有し、前記上蓋に溜まった雨水が前記水抜き孔から前記集水ます本体に案内集水されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の集水ます。
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