JP5173299B2 - 雨樋集水ますの蓋体と雨樋集水ます - Google Patents

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Description

本発明は、雨樋集水ますの蓋体と、これを冠着した雨樋集水ますに関するものである。
従来から、たとえば図3(A)(B)、図4に示したように、底部に排水筒部2が連結垂下された角器状の集水ます本体1と、その上方への開口に冠着された蓋体3とからなる雨樋集水ますが知られている。通常、この集水ますにおいては、集水ます本体1の建物壁側には、雨樋エルボ4の端部が挿入されるエルボ挿入口11が設けられている。また、集水ます本体1の上方への開口に冠着される蓋体3については、付着した雨水を集水ます本体1へと落下させるための水抜き孔31を穿設したものが知られている(たとえば特許文献1参照)。
そして集水ますの建物壁面5への取付けに際しては、図3(B)のように、集水ます本体1とある程度の距離をとって雨樋エルボ4が露出した状態で金具6等によって取付け固定することや、図4のように、できるだけ建物壁面5に密着させるように取付け固定することが行われている。
ただ、雨樋エルボ4の図3(B)のような露出は外観上もあまり好ましくないことから、図4のようにできるだけ建物壁面5に集水ます本体1を密着させるように施工する(特許文献1)か、あるいは、図5のように、蓋体3に設けた張出し部32とエルボカバー7とをもって雨樋エルボ4の露出部を覆うようにすることが考えられている(特許文献2参照)。
実用新案登録第2575402号公報 特開2006−193988号公報
しかしながら、以上のような従来の雨樋集水ますにおいては、図3(B)のように露出している雨樋エルボ4の周囲から、また、雨樋エルボ4の露出にともなう外観上の問題を改善した図4、あるいは図5のような場合でも、集水ます本体1の周囲から雨水が建物壁面5を伝って流れ、建物壁面5での汚れや劣化が顕在化しやすいという問題点があった。図3、図4の雨樋集水ますのように、その蓋体3に水抜き孔31を設けた場合でも、このような建物壁面5への雨水の伝え流れを抑止することは必ずしも十分ではなかった。
そこで、本発明は、このような従来の問題点を解決して、雨樋集水ますの設置にともなう雨水の建物壁面で伝え流れによる汚れの発生等の不都合をより効果的に解消することのできる新しい技術手段を提供することを課題としている。
本発明は、上記の課題を解決するものとして、以下のことを特徴としている。
第1:集水ます本体の上方への開口に対して冠着される雨樋集水ますの蓋体であって、中程に水抜き孔が配置され、上面部には、傾斜面として、外側から前記水抜き孔に向って下る傾斜面部と、建物壁面側の外周端部に設けられ、かつ、前記水抜き孔側に向って下る傾斜片部とが設けられており、傾斜片部は、傾斜面部よりも一段高く、建物壁面側へ突出していることを特徴とする雨樋集水ますの蓋体
:上記の蓋体が集水ます本体の上方への開口に対して冠着されている雨樋集水ます。
上記第1の発明の蓋体によれば、水抜き孔に下る傾斜面によって建物壁面の雨水を円滑に水抜き孔へと導いて集水ます本体内へと流れ込ませることができるので、雨樋集水ますの設置にともなう雨水の建物壁面で伝え流れによる汚れの発生等の不都合をより効果的に解消することができる。
そして、第の発明として、上記効果を奏する雨樋集水ますが提供されることになる。
添付した図面の図1は、本発明の蓋体3の一実施形態を示した斜視断面図である。この実施形態の蓋体3では、その中程に水抜き孔31が設けられており、また、その建物壁側の上面部には、傾斜面を有する傾斜片部33と、傾斜面部34とが配設されている。この場合の傾斜片部33と傾斜面部34との傾斜面は、いずれも水抜き孔31に向って下るようにされている。
図2(A)(B)は、このような傾斜面を有する蓋体3を、底部に落とし口を有する角器状の集水ます本体1の上方への開口に冠着して建物壁面5近傍に配置した状態を例示した断面図と平面図である。蓋体3の上記傾斜片部33の端縁は建物壁面5にほぼ当接した状態で配置されている。
この蓋体3によれば、図2(A)中に矢印で示したように、建物壁面5を上方より流れ落ちる雨水を、蓋体3の傾斜片部33、そして傾斜片部34の傾斜面によって円滑に水抜き孔31へと誘導することができ、これによって雨水を集水ます本体1内へと流し込むことができる。
雨水が蓋体3や集水ます本体1から下方の建物壁面に伝って流れることを効果的に抑止することができる。これにより、建物壁面の汚れや劣化の発生等の不都合を解消することが可能とされる。
図1、図2の実施形態においては、傾斜片部33の突出長さ:Lの選択によって、集水ます本体1と建物壁面5との施工上の距離の調整が可能となる。また、その幅:Wによって、雨水の回収エリアの調整が可能となる。
図1、図2の実施形態では、蓋体3は、傾斜片部33を有しているが、これを設けることなく、傾斜面部34が直接的に建物壁面5に当接ないし、実質的に当接するようにしてもよい。また、図1、図2の実施形態では、蓋体3には、立設枠35を設けているが、これは必ずしも必要ではない。蓋体の強度、成形性、雨水の回収性等を考慮して立設枠35の有無や、これを設ける場合の大きさを決めることができる。そしてまた、上記の傾斜面部34についても、傾斜片部33を設ける場合には、雨水の流れ状態からほぼ水平状態のものとすることもできる。傾斜片部33の大きさや傾斜角度についても同様である。
蓋体3の大きさ、形状、そして、水抜き孔31の大きさ、形状も雨樋集水ますの設置場所、設置状況、雨水の流入等を考慮して定めることができる。蓋体3が冠着される集水ます本体1についても、その大きさ、容量、形状、そして蓋体3との連結手段についても同様である。
もちろん本発明は以上の例示に限られることなく、様々な形態として実施可能であることは言うまでもない。
本発明の蓋体の一実施形態を例示した斜視断面図である。 本発明の蓋体の設置状況を例示した断面図と平面図である。 従来の雨樋集水ますとその設置状況を示した斜視図と側面図である。 別の設置状況を示した側面図である。 従来の別の両樋集水ますとその設置状況を示した斜視図と側面図である。
符号の説明
1 集水ます本体
11 エルボ挿入口
2 排水筒部
3 蓋体
31 水抜き孔
32 張出し部
4 雨樋エルボ
5 建物壁面
6 金具
7 エルボカバー

Claims (2)

  1. 集水ます本体の上方への開口に対して冠着される雨樋集水ますの蓋体であって、中程に水抜き孔が配置され、上面部には、傾斜面として、外側から前記水抜き孔に向って下る傾斜面部と、建物壁面側の外周端部に設けられ、かつ、前記水抜き孔側に向って下る傾斜片部とが設けられており、傾斜片部は、傾斜面部よりも一段高く、建物壁面側へ突出していることを特徴とする雨樋集水ますの蓋体。
  2. 請求項1に記載の蓋体が集水ます本体の上方への開口に対して冠着されていることを特徴とする雨樋集水ます。
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