JPH0420772Y2 - - Google Patents

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JPH0420772Y2
JPH0420772Y2 JP6283388U JP6283388U JPH0420772Y2 JP H0420772 Y2 JPH0420772 Y2 JP H0420772Y2 JP 6283388 U JP6283388 U JP 6283388U JP 6283388 U JP6283388 U JP 6283388U JP H0420772 Y2 JPH0420772 Y2 JP H0420772Y2
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JP
Japan
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lid
container body
container
abutting
bent
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JP6283388U
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JPH01168451U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は合成樹脂製の包装用容器、詳しくはそ
の容器本体と蓋との係合構造に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、この種の包装用容器としては種々のもの
が提案されている。例えば、第6図に示すよう
に、容器本体11の開口端を外方へ折曲して平坦
な当接部13を形成し、この当接部13の外周を
垂直に下方へ折曲して折返し部12を形成すると
ともに、同折返し部12の下部に外方へ突出する
係合部14を形成したものが挙げられる。そし
て、容器本体11に蓋15を被せると、第7図に
示すように、容器本体11の当接部13に蓋15
の当接部16が上方から当接するとともに、容器
本体11の係合部14が蓋15の係合部17と当
接部16との間に嵌合する。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記包装用容器においては、第7図
に示すように、蓋15と容器本体11とのそれぞ
れの係合部14,17の間に間隙が形成されてい
るか、あるいは軽く接触しているだけのため、こ
の蓋15と容器本体11とを僅かに撓ませるだけ
で、それぞれの係合部の嵌合が解かれて蓋15が
外れることが多々あつた。
本考案の目的は、蓋と容器本体とを強固に係合
させることのできる包装用容器を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] すなわち、本考案の包装容器は、合成樹脂製の
容器本体の開口端を外方へ折曲して当接部を形成
するとともに、その当接部の外周を下方へ折曲し
て折返し部を形成する一方、前記容器本体に外嵌
させる蓋の周縁には前記容器本体の前記当接部を
覆う当接部を形成しさらに前記蓋の該当接部の外
周を下方へ折曲して側面を形成するようにした包
装用容器において、 前記容器本体の当接部を外側上方向に傾斜させ
る一方、前記折返し部は下方向斜め外方に傾斜さ
せて形成し、前記蓋の容器本体への外嵌状態で該
蓋の側面に対応して接する前記折返し部の外寸法
Bを該側面の内寸法Aより大きく設定するように
したものである。
[作用] 容器本体に蓋を被せると、容器本体の折返し部
が蓋の内側面によつて内方へ押圧され、外方ほど
上方へ傾斜していた同折返し部と当接部からなる
嵌着縁が撓む。そして、嵌着縁の当接部がほぼ平
坦な状態になつて、この当接部上に蓋の当接部が
当接する。
[実施例] 以下、この考案を具体化した一実施例を第1図
から第4図に従つて説明する。
第1,3図に示すように、容器本体1の開口縁
の外周全体には、外方ほど上方へ傾斜する当接部
3が形成されるとともに、同当接部3の外周は下
方斜め外方へ折曲された折返し部2が形成され、
同折返し部2の下端部は外方へ突出し係合部4が
形成されている。前記当接部3と折返し部2とに
より嵌着縁9が構成されている。
一方、第1,3図に示すように、蓋5の内側に
は前記容器本体1の当接部3と対応する位置に平
坦な当接部6が形成され、同当接部6の外周全体
には下方へ垂下する側面7が形成され、この側面
に7には内方へ突出する適数個の係合部8が形成
されている。なお、蓋5の側面7の内寸法Aは前
記容器本体1の係合部4の外寸法Bより小さく設
定されている。
次に、上記のように構成された包装用容器にお
いて蓋5を容器本体1に被せた状態を説明する
と、第2,4図に示すように、容器本体1の係合
部4が側面7に当接するとともに、前述のように
蓋5の側面7の内寸法Aが容器本体1の係合部4
の外寸法Bより小さいため、容器本体1の嵌着縁
9全体が蓋5の側面7内側に押圧されて内方へ撓
む。そして、容器本体1の外方ほど上方に傾斜し
ていた当接部3がほぼ平坦な状態になつて、この
当接部3上に蓋5の当接部6が当接するととも
に、容器本体1の下方斜め外方へ向く折返し部2
が垂下した状態となる。
この状態の容器本体1の係合部4は嵌着縁9の
弾性力によつて、第2図に矢印で示すように常に
蓋5の側面7内側へ付勢されている。従つて、本
実施例の包装用容器は、蓋5と容器本体1とを強
固に係合させることができ、蓋5が容器本体1か
ら外れる虞がない。
なお、この考案は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、第5図に示すように、蓋5の
当接部6の内側に断面U字状の内周側面10を形
成し、この蓋5を容器本体1に被せた場合に、容
器本体1の嵌着縁9が蓋5の内周側面10と側面
7とに挟まれて撓むように構成してもよい。この
場合、嵌着縁9はその弾性力によつて矢印に示す
ように蓋5の側面7を外方へ、内周側面10を内
方へと付勢する。従つて、前記実施例に比較して
より強固に蓋5と容器本体1とを係合させること
ができる。
このように、この考案は前記実施例に限定され
るものではなく、蓋と容器本体との形状を変更す
る等、この考案の趣旨から逸脱しない範囲で任意
に変更してもよい。
[考案の効果] 以上詳述したように、本考案の包装用容器にお
いては、蓋と容器本体とを強固に係合させること
ができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本考案を具体化した一実施
例を示し、第1図は蓋を容器本体から離脱させた
場合の係合箇所を示す部分拡大断面図、第2図は
蓋と容器本体に被せた場合の係合箇所を示す部分
拡大断面図、第3図は蓋を容器本体から離脱させ
た場合の包装用容器の断面図、第4図は蓋を容器
本体に被せた場合の包装用容器の断面図、第5図
は別例の包装用容器における蓋を容器本体に被せ
た場合の係合箇所を示す部分拡大断面図、第6図
は従来の包装用容器における蓋を容器本体から離
脱させた場合の係合箇所を示す部分拡大断面図、
第7図は同じく従来の包装用容器における蓋を容
器本体に被せた場合の係合箇所を示す部分拡大断
面図である。 容器本体……1、折返し部……2、当接部……
3、蓋……5、嵌合縁……9。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 合成樹脂製の容器本体1の開口端を外方へ折曲
    して当接部3を形成するとともに、その当接部3
    の外周を下方へ折曲して折返し部2を形成する一
    方、前記容器本体1に外嵌させる蓋5の周縁には
    前記容器本体1の前記当接部3を覆う当接部6を
    形成しさらに前記蓋5の該当接部6の外周を下方
    へ折曲して側面7を形成するようにした包装用容
    器において、 前記容器本体1の当接部3を外側上方向に傾斜
    させる一方、前記折返し部2は下方斜め外方に傾
    斜させて形成し、前記蓋5の容器本体1への外嵌
    状態で該蓋5の側面7に対応して接する前記折返
    し部2の外寸法Bを該側面7の内寸法Aより大き
    く設定したことを特徴とする包装用容器。
JP6283388U 1988-05-11 1988-05-11 Expired JPH0420772Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6283388U JPH0420772Y2 (ja) 1988-05-11 1988-05-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6283388U JPH0420772Y2 (ja) 1988-05-11 1988-05-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01168451U JPH01168451U (ja) 1989-11-28
JPH0420772Y2 true JPH0420772Y2 (ja) 1992-05-12

Family

ID=31288386

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JP6283388U Expired JPH0420772Y2 (ja) 1988-05-11 1988-05-11

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JP (1) JPH0420772Y2 (ja)

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JPH01168451U (ja) 1989-11-28

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