JPH05508348A - 鋳込みチューブ取付け・交換装置 - Google Patents
鋳込みチューブ取付け・交換装置Info
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- JPH05508348A JPH05508348A JP3510507A JP51050791A JPH05508348A JP H05508348 A JPH05508348 A JP H05508348A JP 3510507 A JP3510507 A JP 3510507A JP 51050791 A JP51050791 A JP 51050791A JP H05508348 A JPH05508348 A JP H05508348A
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- B22D41/00—Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
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- B22D41/56—Means for supporting, manipulating or changing a pouring-nozzle
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- Chutes (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
鋳込みチューブ取付け・交換装置
本発明は、移動可能な封板ないし可動プレートに取り付けられた交換用鋳込みチ
ューブが、共通の横方向の縁から、交換する鋳込みチューブを支える可動プレー
トの側に、あるいは鋳込み穴から遠ざける封板に対して取り付けられ、その移動
可能な交換用プレートと交換するプレートが、鋳込み穴の中心軸に対して垂直方
向へのエア・シリンダーの作用によってスラスト力を上方に伝達し、容器を持ち
上げないでチューブを交換することができるように、装入位置から容器の鋳込み
穴の中心軸の使用位置及び使用位置から取出し位置まで、プレートと鋳込みチュ
ーブの平行移動をガイドすることができるガイド上をスライドするように取り付
けられた、底部からの金属鋳込み容器のための改良型鋳込みチューブ取付け・交
換装置に関するものである。
本発明は、製鉄業界の連続鋳造設備において、交換可能な鋳込みチューブを冶金
容器の鋳込み穴の中心軸に心合わせして、同冶金容器の下部に取り付けることを
、その主要な用途としている。
融解金属を鋳型または鋳塊鋳型ビットに流し込むための鋳込みチューブは、極め
て摩耗の激しい部品である。あまりに摩耗が激しいため、その使用寿命が鋳込み
時間を限定するほどである。
EP−A−0192019には、底部から湯止棒またはスライディング・ンヤブ
ターで塞ぐことができる&l鉄または冶金容器のための、可動プレート式鋳込み
チ、−ブ取付け・交換装置が開示されている。
その取付け・交換装置は、シリンターの作用によって、上部基準プレート沿いを
、装入位置から鋳込み穴の中心軸線上の使用位置または閉塞位置までスライディ
ングする可動耐火プレートを備えている。
ガイド・レールは、レバーの箪lの腕によって伝達される上方向へのスラスト力
によって、可動プレートを上部基準プレートに密着させ、取付け・交換装置のフ
レームに支点を持つ螺旋状のバネが、反対側の腕を下方に押し付ける。
ガイド・レールは、互いに平行で、基準面に対して5″から10”の角度で軽(
傾斜した面を構成している。このような装置は、上部の配分装置を持ち上げるこ
となく、可動耐火プレート式鋳込みチューブを簡単に交換することができる。
ダブル・エア・シリンダーは、鋳込みチューブを支える可動プレートの線状移動
を受け持つ。交換用チューブは、配分装置を持ち上げることなく、鋳込みチュー
ブを交換することができるように、大体水平方向の軸を中心とした旋回運動によ
って鋳型ビット内に取り付けられる。
この周知の装置では、上部基準プレート沿いの直線状軌道をスライドする可動プ
レートは、上部基準プレートに対して傾斜面を構成し、その勾配は、ガイド・レ
ールの勾配によって決定される。
上プレートの基準面に対してガイド・レールが傾斜しているため、鋳込みチュー
ブに取り付ける可動プレートの漸次締付けをすることができるが、鋳込みチ)−
ブを鋳込みオリフィスに心合わせして取り付けるときには、鋳込みオリフィスの
近くの2枚のプレートの接合部の密封を保てないという不都合がある。事実、底
板と鋳込みチューブを支える可動プレートの間の平行性は、鋳込みオリフィスを
取り囲む密封領域に可動プレートを取り付けると不完全になる。溶融金属が、上
部基準プレートと可動プレートとの間に浸透することがある。浸透した金属は、
硬化すると、鋳肌を形成し、接触面の平面性を劣化させ、可動プレートが取り外
せな(なり、鋳込みオリフィスのすぐ近くの2枚のプレートの接触部分の密封性
を損なう原因となるおそれがある。
本発明は、この不具合を解消することを目的としており、エア・シリンターによ
って鋳込みオリフィスのすぐ近くに取り付けられる可動プレートで鋳込み穴をカ
バーすると、交換用の可動プレートと上部基準面との平行性を確保することがで
きる装置を提案する。
鋳込みチ1−ブ取付け・交換装置は、この明細書の第1段落に記述された型式で
ある。この装置は、可動プレートが上プレートの下面に対して厳密に平行方向に
なるように、鋳込みオリフィスの近くの部分に取り付ける可動プレートに、その
前面の前縁を中心として揺動動作を付与するための装置を備えていることを特徴
としている。この揺動は、可動プレートと上プレートとを密着接合させることが
でき、鋳込みチューブの交換時、あるいは鋳込みすりフイスを移動可能な封板で
閉塞するときに、溶融金属のリークを予防する。
本発明の特性によると、可動プレートに揺動動作を付与するための装置は、基準
プレートの鋳込みオリフィスを取り囲む密封領域に取り付けられる前縁と対峠す
る可動プレートの後部で、上方に作動するレバーから構成されている。
本発明の第一の実施形態では、レバーは、鋳込み穴から離れた先端部によって傾
動装置に固定されるガイド・レールの一部であり、この傾動装置は、可動プレー
トをガイド・レール沿いにスライディングさせるためのダブル・エア・シリンダ
ーが解除したときに、螺旋状のバネによって押し返されるピストンが支点を有す
る水平/ヤフトを軸としたクランクビンを備えている。
本発明の第二の実施形態では、傾動装置は、XIの腕が水平シャフトに取り付け
られたシリンダー嬰リングの表面に正方向に固定されており、水平シャフトには
、トーシ冒ン・バネが巻き付けられ、第4の先端部でリング内に、蔦2の先端部
で取付け・交換装置の固定フレーム内に固定されており、プリンダー型リングは
、リングの半径面に位置している箪1の腕の方向に垂直方向に延びている第2の
腕に対してダブル・シリンダーが働きかけるスラスト力の作用によって、バネの
方向に、シャフトの周囲を所定の角度で移動する。
本発明のこれらの特性と詳細部及びその他の特性と詳細部については、添付図を
参照して後述することとする。これらの図は、本発明の二つの実施形態を示して
いるが、これらはほんの例証に過ぎず、これに限定されるものではない。
これらの図において、図1は、鋳込み容器に取り付けられる鋳込みチ1−1の、
本発明による取付け・交換装置の先端部を示す立面図である。図2は、図1に示
された取付け・交換装置の一部を拡大して示す倒立面図であり、装入位置にガイ
ド・レールを備えている。図3は、高架位置にガイド・レールを備えた、図2と
同等の積立面図である。図4は、図3に示された取付装置の下面図である。図5
は、本発明による第一の実施形態の傾動装置が下の待機位置にある、図2に示さ
れた取付け・交換装置を一部切り欠いて見た斜視図である。図6は、傾動装置が
高架位置のガイド・レールを移動させている、図1に示された装置の斜視図であ
る。図7は、本発明による傾動装置の第二の実施形態の、分解斜視図である。
図8は、低位置にある、図5に示された傾動装置の部分斜視図である。図9は、
高架位置にある傾動装置を示す、図6と同等の斜視図である。
これらの図では、参照番号が同じ場合には、同等または類似のエレメントを示し
ている。
図1は、鋳込み穴7の近くの鋳込み配分装置5の下に取り付けられ、参照番号1
で示された、本発明による鋳込みチ1−ブ取付け・交換装置を示している。
分配装置は、すでに、スライディング閉鎖装置を備えている。通常、ンヤフター
は、単なる湯止棒(図示されていない)である。装置11ヨ、装入位置14にあ
る、可動プレート3に取り付ける予備鋳込みチューブ2の取付上、Il!!眉位
置14′にある、可動プレート3′に取り付けられた摩耗したチューブ2′の交
換を可能にするものである(図2)。
可動プレート3,3′に取り付ける鋳込みチューブ2.2′は、鋳込み配分装置
5の下部に、ノズル受はレンガ18によって固定された内側ノズル39に対して
位置づけられている上部基準プレート6沿いにスライドする。内側ノズル39と
基準プレート6の間の液封は、シール・リング19で確保されている。
上部基準プレート6は、場合によっては、独立した複数の耐火エレメントで構成
される。鋳込み穴を取り囲む耐火エレメントについては、必要に応じて、内面の
鋳込みオリフィス27の周囲にアルゴン供給配管41に接続された溝40を設け
る。
2本のガイド・レール9は、基準プレート6に対して傾斜した行程を備えている
0
EP−A−0192019に記載されているように、ガイド・レール9は、鋳込
み穴7の近くの鋳込み配分装置5の下部に取り付けられるフレームと連結された
二つの区画の固定レール9′と、延長された二つの区画の固定レールの間に配置
される三つの区画の可動レール9′に分割される・可動ガイド・レール9′の区
画は、それぞれA−A’輪を中心として旋回するレバーの先端部に取り付けられ
る。各レバーは、その反対側の先端部にバネ10が作用して、この先端部が下方
に押され、可動レールは上方に押し上げられる。
固定ガイド・レール9′と可動ガイド・レール9′沿いに移動する、鋳込みチュ
ーブ2と組み合わされた可動プレートに対して、可動ガイド・レール9′が作用
する力は、同プレートが鋳込み穴フに近づくにつれて太き(なる。
ガイド・レール9が傾斜しているので、どれらかの鋳込みチューブ2.2′が鋳
込み穴7の近(にある場合には、上部基準プレート6に対して、鋳込みチ、−プ
2の可動プレート3を漸次締付けることができる。この締付け、可動プレート3
の位置が遠くなると減衰するので、鋳込み穴7の反対側の取外し位置17で、上
記のプレートを簡単に取り外すことができる。
可動プレート3が鋳込み穴7を取り囲む密封領域に入ると、可動プレート3はガ
イド・レール9の上に来ることになり、上部基準プレート6に対しては比較的小
さい傾斜だが、上部基準プレート6と可動プレート3との間に溶融金属が浸透す
るには十分な傾斜を形作ることになる。
可動プレート3は、溶融金属の激しい熱から保護するために鋳込み穴7から十分
に離れた位置に取り付けられたバネ10.10’の作用を受けるレバー12゜1
2’のスラスト力を受けて、上部基準プレート6に対して上方に持ち上げられる
が、可動プレート3と上部基準プレート6との平行性が確保されない限り、完璧
な防水性を確保することはできない。
プレート同士の平行性が完璧になり、ガイド・レール9沿いに移動する鋳込みチ
ューブ2′に取り付けられた可動プレートに対してガイド・レール9が作用する
力が十分な力となるのは、この力は可動プレートが鋳込み穴7に近づくにつれて
大きくなるので、鋳込みチューブ2の取付け・挿入操作の完了時である。この上
方へのスラスト力は、可動プレート3′に設けられたオリフィスが鋳込み穴7の
L−L’軸に心合わせされない限り、摩耗した鋳込みチューブ2′と予備チ1−
ブ2の可動プレート3.3′は、基準プレート6のスライド面に密着されない〈
図3)。
図4に図示されているように、可動プレート3,3′の線状移動は、鋳込みチュ
ーブ2の素早い装入に必要な力を提供するため、高さをできる限り低くして、平
行方向に配置された1対のエア・シリンダー16.16’によって作動される引
き込ろ式スラスト・ロッド15によって確保される。シリンダ−16,16’の
ロッド11,11’は、引込み式スラスト・口γド15を支える移動可能な滑り
金13によって互いに結合される。
本発明による装置は、予備チューブ2の取付け・装入操作の開始時から、可動プ
レート3と上部基準プレート6の間の平行性を確保することを目的としているこ
のため、本発明による装置は、傾動装置20を備えている。傾動装置20は、ス
ラスト・シリンダー16.16’のひとつ(取付は装置のガイド・レール9の最
寄りのシリンダー16′の方が好ましい)の延長上に、鋳込みチューブの取付け
・装入装置のフレーム4に固定された台枠21を備えている。
台枠21は、シリンダー型ボフクス22を収容しており、このボックスの中には
、螺旋状のバネ23が入っており、このバネは、可動プレート3を、装入位置1
4から使用位置14’ まで、ガイド・レール沿いにスライドさせるためのダブ
ル・エア・シリンダー16.16’のスラスト力を受けるピストン・ヘッド24
0作用によって圧縮されている。
新しい鋳込みチューブ2を取付け・装入装置内に入れる前に、伸張位置に位置づ
けられたダブル・スラスト・シリンダー16.16’は、可動プレート13を移
動させて、傾動装置20のピストン・ヘッド24に接触させる。傾動装置20の
ピストン・へ1ド24は、ボックス22内の螺旋状のバネ23を圧縮し、エルボ
−・レバー26に結合されたクランクピン38がH−H’水平軸を中心として旋
回し、ガイド・レール9の軽い傾斜の延長線上に位置する装入位置の方向にレバ
ー26を下げることができるようにする。引込み式ブッシング・アーム15は引
き込まれ、新しい鋳込みチューブ2がガイド・レール9に取り付けられる(図5
)。新しい鋳込みチューブは、次いで、装入位置14に位置づけられ、引込み式
ブッシング・アーム15は移動可能な滑り金13から構成される装入位置14か
ら、鋳込み穴7の中心軸の使用位置14’ まで、ダブル・シリンダー16.1
6’ の作用によってチーーブを導入すると、移動可能な滑り金13は、傾動装
置20から遠ざかり、傾動装置20のビシトン・ロフト24を解除する。ピスト
ン・ロフト24は、螺旋状のバネ23によって、エルボ−・レバー26を上方に
持ち上げるように、傾動装置20のH−H’水平軸を中心として旋回するレバー
26のストツプ・スクリュー36に押し付けられる(図6)。
エルボ−・レバー26の上昇は、可動プレートに対して、鋳込みオリフィス27
を取り囲む密封領域に導入される可動プレートの水平前縁を中心とした揺動を付
与する。この揺動により、可動プレート3は上部基準プレート6の下面に対して
厳密に平行方向になる(図6)。
該装置は、可動板に取り付けられた鋳込みチューブ2を装入位置14に位置させ
た後すぐに、前記可動板3が使用位置14’ にスライド移動する前あるいはス
ライド移動する間に、可動板3の鋳込みオリフィス27から最も離れた位置を持
ち上げることによって、前記可動板3を水平に運ぶ。
揺動動作は、チューブの交換時、エア・シリンダー18.16’の作用によって
移動している間に、可動プレート3を上部基準プレート6に押し付けることがで
きるという長所がある。この動作は、チューブの交換操作の開始時における、可
動プレート3と上部基準プレート6との間からの溶融金属のリークを防止するこ
とができる。
鋳込みチューブ2の取付け・装入装置のもう一つの実施形態は、図7に示されて
いる。この装置は、二つのアーム30.31が設けられた傾動装置20を備えて
いる。第1のアーム30は、シリンダー型リング32の表面に対して正方向に伸
びたレバーで、箪2のアーム31は、リング32の表面、すなわち、リング32
の半径面に対してタンジェント方向で、しかも、レバー30に対して垂直方向に
伸びたものである。シリンダー型ボックス32は、トーシ璽ン・バネ33を収容
しており、その先端部はリング32と取付は装置のフレーム4に固定されている
。
ダブル・エア・シリンダ−16,18’の可動滑り金13は、箪lのアーム30
をトーシ曹ン・バネ33の方向の下方に押し、シャフト34を中心にして矢印X
の方向の旋回しながら、新しい鋳込みチューブ2を簡単に導入することができる
位置の方向にした方にレバー26を戻す。レバー26は、ネジ35でシャフト3
4に固定する(図8)。
基準プレート6の鋳込みオリフィス27を取り囲む密封領域の方向に線上移動し
ながら、その部分に新しい鋳込みチューブ2を取り付けると、ダブル・7りンダ
ー16.16’の移動可能な滑り金13は、リング32から遠ざかり、藁−のア
ーム30を解除し、同アームは、トーシ曹ン・/イネの作用で、第2のアーム及
びレバー26と同時に矢印Yの方向に旋回する。第2のアーム31の旋回動作は
、ストップ・スクリュー36によって限定される(図9)。旋回しながら、レバ
ー26は、鋳込みオリフィス27を取り囲む密封領域の前縁と対峠した可動プレ
ート3の後部を上方に移動させる。水平方向の前縁を中心とした可動プレート3
の、この揺動動作は、プレート3と上部基準プレート6とを厳密に平行方向にし
て、この二つのプレートの接触面の密封性を改善する。
FIG、1
要約
本発明に係る鋳込みチューブ取付(プ・交換装置lは、上向きスラスト力を伝え
るガイドレール9.9上を移動する可動プレート3に取り付けられた鋳込みチュ
ーブ2の取付け・交換を行なうもので、基準プレート6に設けられた鋳込み口を
囲む密封領域において取り付けられた可動板の水平方向前端部を揺動させるレバ
ー26を駆動するための傾動装置20を備える。この揺動は、鋳込みチューブ2
に取り付けられた可動板3を、上方の基準プレート6の下面に平行にぴったりと
密着させ、これら双方のプレート間の接触を向上させ、双方のプレート間に溶融
金属が浸入するのを防止する。
国際調査報告
国際調査報告
Claims (6)
- 1.可動板(3)に取り付けられた封板及び/又は交換用チューブ(2)が、交 換されるべき鋳込みチューブ(2′)を運ぶ可動板(3′)または鋳込み口から 取り外されるべき封板に対して、双方の側縁を並べるようにして配置され、前記 交換用可動プレート(3)および取り替えられるべき前記プレート(3′)が、 装入位置から前記容器(5)の前記鋳込み口(7)の中心軸線(L,L′)上に ある使用位置まで、および前記使用位置から取り外し位置まで、前記プレート( 3,3′)および互いに平行な前記鋳込みチューブ(2,2′)を前記鋳込み穴 の中心軸(L,L′)に対して直角に設けられたエア・シリンダー(1616′ )の作用によって移動させることにより、前記容器(5)を持ち上げることなく 前記チューブを交換できるよう上向きの力を伝えかつ前記交換品の移動をガイド するガイドレール(9)上をスライドするように取り付けられてなる、底部より 溶融金属を注ぐための容器(5)のための鋳込みチューブ(2)を取付け・交換 するための装置において、 前記可動プレート(3)と上部基準プレート(6)の下面とが蔽密に平行方向に なるように、装入用低位置と作業用高位置との間でレバー(26)を作動させ、 前記基準プレート(6)に設けられた鋳込みオリフイス(27)を取り囲む密封 領域に取り付けられた可動プレートの水平前縁を中心とした揺動動作を、可動プ レート(3)に付与する傾動装置(20)を備えていることを特徴とする装置。
- 2.前記傾動装置(20)が前記レバー(26)を旋回させ、使用位置で、レバ ーが、基準プレート(6)の鋳込みオリフィス(27)を取り囲む密封領域に取 り付けられた前記前縁と対峠する可動プレートの後部を上方に動かすことを特徴 とする請求項1記載の装置。
- 3.前記レバー(26)が前記ガイド・レール(9)の延長線上の装入用低位置 で機能することを特徴とする、請求項1または2記載の装置。
- 4.前記レバー(26)が前記鋳込み穴から遠い位置の先端部によって前記傾動 装置に固定されており、該傾動装置が、水平シャフト(H,H′)に結合きれた クランクピン(38)を備えており、前記ガイド・レール(9)沿いに前記可動 プレート(3,3′)をスライドさせるためのダブル・エア・シリンダー(16 ,16′)の移動可能なすべり金(13)がピストン(24)を解除すると、前 記クランクピンが螺旋状のバネ(22)に押されるピストン(24)と協働する ことを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の装置。
- 5.前記傾動装置(20)がエルボー・レバー(26)に結合されたクランクピ ン(38)を備えており、該レバー(26)が水平方向の固定軸(H,H′)を 中心として旋回し、しかも、該(26)が前記鋳込みオリフィス(27)を取り 囲む密封領域に取り付けられた前縁に対峠する可動プレート(3)の後部で上方 に作動する使用位置から、交換用チューブ(2)の装入用低位置まで、前記ガイ ド・レール(9)に沿って前記可動プレート(3)をスライドさせるタプル・エ ア・シリンダー(16,16′)の作用を受けて所定の角度で螺旋状のバネ(2 3)の方向に移動し、前記ダブル・シリンダー(16,16′)が前記レバー( 26)を解除すると、前記螺旋状のバネが前記レバー(26)を使用位置に戻す ことを特徴とする請求項1または2記載の装置。
- 6.前記傾動装置(20)の第1のアーム(30)が、水平アームに取り付けら れたシリンダー型リング(32)の表面に対して正方向に固定されており、同シ ャフトにはトーション・バネ(33)が巻き付けられ、第一の先端部によって前 記リング(32)に、第二の先端部によって取付け装置の固定フレーム(4)に 固定されており、前記シリンダー型リング(32)に対して半径面にある前記レ バー(26)に対して垂直方向に伸びた第2のアーム(31)上のダブル・シリ ンダー(16,16′)のすべり金(13)のスラストカの作用により、前記リ ング(32)がシャフトを中心として前記トーション・バネ(33)の方向に所 定の角度で移動することを特徴とする請求項4記載の装置。
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