JPH0550762B2 - - Google Patents
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- JPH0550762B2 JPH0550762B2 JP60007736A JP773685A JPH0550762B2 JP H0550762 B2 JPH0550762 B2 JP H0550762B2 JP 60007736 A JP60007736 A JP 60007736A JP 773685 A JP773685 A JP 773685A JP H0550762 B2 JPH0550762 B2 JP H0550762B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric vehicle
- detection
- output
- reference value
- control circuit
- Prior art date
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Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 37
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 5
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 240000001973 Ficus microcarpa Species 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D1/00—Control of position, course, altitude or attitude of land, water, air or space vehicles, e.g. using automatic pilots
- G05D1/02—Control of position or course in two dimensions
- G05D1/021—Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles
- G05D1/0259—Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles using magnetic or electromagnetic means
- G05D1/0265—Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles using magnetic or electromagnetic means using buried wires
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は、路面に設けた誘導線に沿つて誘導走
行する誘導式電動車に関し、たとえばゴルフカー
トに適用できるものである。
行する誘導式電動車に関し、たとえばゴルフカー
トに適用できるものである。
(ロ) 従来の技術
路面に埋設した一本の誘導線に交流電流を流
し、これにより発生する交番磁界を、電動車本体
の中心線の左右に等間隔に設けた2個の検出コイ
ルを上記誘導線の両側に位置させて検知し、この
各検出コイルに発生する誘起起電力を、増幅器を
介して偏差検出器で比較してこの誘起起電力の差
により、電動車本体に対する誘導前輪(以下キヤ
スタと云う)の角度制御モータを制御して、キヤ
スタの向きを変え、電動車本体を誘導線に沿つて
誘導走行させる誘導式電動車は、既に提案されて
いる(実公昭55−8005号公報)。
し、これにより発生する交番磁界を、電動車本体
の中心線の左右に等間隔に設けた2個の検出コイ
ルを上記誘導線の両側に位置させて検知し、この
各検出コイルに発生する誘起起電力を、増幅器を
介して偏差検出器で比較してこの誘起起電力の差
により、電動車本体に対する誘導前輪(以下キヤ
スタと云う)の角度制御モータを制御して、キヤ
スタの向きを変え、電動車本体を誘導線に沿つて
誘導走行させる誘導式電動車は、既に提案されて
いる(実公昭55−8005号公報)。
この誘導式電動車は、誘導線が直線である箇所
では、誘導線上を走行するが、誘導線がカーブし
ている箇所では誘導線上を走行しがたくなる。特
にカーブが急である箇所で走行速度が早いとき、
誘導線上に障害物が存在するとき、あるいは天候
により滑り易い状況にあるとき等には、キヤスタ
が誘導線から離れることが多く、いわゆる脱輪状
態になる。このような脱輪状態で電動車を自動走
行させることは、安全走行の点で好ましくない。
そこで従来装置においては、脱輪状態を検出して
走行を停止し、手動走行等により、キヤスタを誘
導線上に乗せ、その後、再び自動走行させてい
る。
では、誘導線上を走行するが、誘導線がカーブし
ている箇所では誘導線上を走行しがたくなる。特
にカーブが急である箇所で走行速度が早いとき、
誘導線上に障害物が存在するとき、あるいは天候
により滑り易い状況にあるとき等には、キヤスタ
が誘導線から離れることが多く、いわゆる脱輪状
態になる。このような脱輪状態で電動車を自動走
行させることは、安全走行の点で好ましくない。
そこで従来装置においては、脱輪状態を検出して
走行を停止し、手動走行等により、キヤスタを誘
導線上に乗せ、その後、再び自動走行させてい
る。
ところが脱輪地点が上り坂であるとき等におい
て、電動車を常に手動走行により修正すること
は、大変は労力となる。
て、電動車を常に手動走行により修正すること
は、大変は労力となる。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点
本発明はかかる点に鑑み発明されたものにし
て、キヤスタの脱輪状態を速やかに検出して電動
車を停止させると共に脱輪による停止位置が誘導
線からの交番磁界を検出する近接位置であるとき
には、自動復帰走行が可能である誘導式電動車を
提供せんとするものである。
て、キヤスタの脱輪状態を速やかに検出して電動
車を停止させると共に脱輪による停止位置が誘導
線からの交番磁界を検出する近接位置であるとき
には、自動復帰走行が可能である誘導式電動車を
提供せんとするものである。
(ニ) 発明を解決するための手段
本発明はかかる問題点を解決するため、電動車
本体の誘導線からの離間距離を交番磁界の大きさ
により検知すると共にその検知出力を基準値と比
較して脱輪状態を検出する検出手段と、この手段
の脱輪検出出力により電動車本体の走行を停止さ
せる制御回路手段と、この制御回路手段の停止状
態を解除する解除指令手段と、制御回路手段にス
タート信号を付与するスタート指令手段とを備
え、前記検出手段の基準値は値の大きい第1基準
値と値の小さい第2基準値があり、前記検知出力
が第1及び第2の基準値間にあるとき、前記解除
指令手段及びスタート指令手段の操作により、電
動車本体を誘導線上に自動走行復帰させることを
特徴とするものである。
本体の誘導線からの離間距離を交番磁界の大きさ
により検知すると共にその検知出力を基準値と比
較して脱輪状態を検出する検出手段と、この手段
の脱輪検出出力により電動車本体の走行を停止さ
せる制御回路手段と、この制御回路手段の停止状
態を解除する解除指令手段と、制御回路手段にス
タート信号を付与するスタート指令手段とを備
え、前記検出手段の基準値は値の大きい第1基準
値と値の小さい第2基準値があり、前記検知出力
が第1及び第2の基準値間にあるとき、前記解除
指令手段及びスタート指令手段の操作により、電
動車本体を誘導線上に自動走行復帰させることを
特徴とするものである。
(ホ) 作用
上記手段において、前記検出手段における検知
出力が第1及び第2の基準値間にあるときには、
前記解除指令手段及びスタート指令手段の操作に
より、電動車本体を誘導線上に自動走行復帰させ
ることができる。
出力が第1及び第2の基準値間にあるときには、
前記解除指令手段及びスタート指令手段の操作に
より、電動車本体を誘導線上に自動走行復帰させ
ることができる。
(ヘ) 実施例
以下本発明による誘導式電動車をゴルフカート
に適用した一実施例を図面に基いて説明する。
に適用した一実施例を図面に基いて説明する。
第3図はゴルフカートの斜視図である。この図
面において、1はカート本体にして、パイプから
なる本体フレーム2を支持主体として、後方両側
には駆動車輪(後輪)3,3が設けられ、この車
輪間のカバー4内には、この車輪を駆動する駆動
モータ、その電源としての蓄電池及び制御回路部
品等が搭載されている。本体フレーム1はゴルフ
バツク載置部5及びパター入れケース6等を有
し、カート本体1の前方にはキヤスタ部7の取付
ステー8が設けられ、このステーの下面にはキヤ
スタ9のカート本体1に対する角度制御用モータ
10が取付けられ、そのモータ軸には第1プーリ
11が、又取付ステー8に取付けられるキヤスタ
フレーム12の軸には第2プーリ13が夫々取付
ステー上面に設けられ、両プーリ間はタイミング
ベルト14にて連結されている。
面において、1はカート本体にして、パイプから
なる本体フレーム2を支持主体として、後方両側
には駆動車輪(後輪)3,3が設けられ、この車
輪間のカバー4内には、この車輪を駆動する駆動
モータ、その電源としての蓄電池及び制御回路部
品等が搭載されている。本体フレーム1はゴルフ
バツク載置部5及びパター入れケース6等を有
し、カート本体1の前方にはキヤスタ部7の取付
ステー8が設けられ、このステーの下面にはキヤ
スタ9のカート本体1に対する角度制御用モータ
10が取付けられ、そのモータ軸には第1プーリ
11が、又取付ステー8に取付けられるキヤスタ
フレーム12の軸には第2プーリ13が夫々取付
ステー上面に設けられ、両プーリ間はタイミング
ベルト14にて連結されている。
キヤスタ部7は、取付ステー8に対し回動自在
に取付けられ、キヤスタフレーム12及びキヤス
タ9を主要素として構成される。キヤスタフレー
ム12には取付ステー8の前端より前方に突出す
る支持板15が取付けられ、この支持板の先端左
右には、夫々その中心から等距離離間した一対の
検出コイル16a,16bが夫々所定位置に取付
けられている。この一対の検出コイル16a,1
6bは路面に埋設された誘導線17から放射され
る交番磁界を検出するものであり、その検出出力
の偏差によりカート本体1に対するキヤスタ9の
角度制御用モータ10を制御するものである。ま
た支持板15の下面中央には、誘導線17からの
交番磁界の大きさを検知するピツクアツプコイル
18が設けられている。
に取付けられ、キヤスタフレーム12及びキヤス
タ9を主要素として構成される。キヤスタフレー
ム12には取付ステー8の前端より前方に突出す
る支持板15が取付けられ、この支持板の先端左
右には、夫々その中心から等距離離間した一対の
検出コイル16a,16bが夫々所定位置に取付
けられている。この一対の検出コイル16a,1
6bは路面に埋設された誘導線17から放射され
る交番磁界を検出するものであり、その検出出力
の偏差によりカート本体1に対するキヤスタ9の
角度制御用モータ10を制御するものである。ま
た支持板15の下面中央には、誘導線17からの
交番磁界の大きさを検知するピツクアツプコイル
18が設けられている。
19はハンドル20に設けた制御ボツクスであ
り、ハンドル20の近傍にブレーキレバー21が
設けられている。
り、ハンドル20の近傍にブレーキレバー21が
設けられている。
次に第1図はゴルフカートの要部の電気回路図
である。この図面において、2個の検出コイル1
6a,16bの検出出力は夫々増幅器22a,2
2bで増幅され、比較器23にてその各検出出力
の増幅出力が比較され、この比較出力である増幅
出力偏差によりパルス幅変調回路24を制御し
て、モータ駆動回路25を制御し、角度制御モー
タ10を制御する。このため、各検出コイルの検
出出力が等しくなるように、キヤスタ9の向きが
角度制御モータ10により制御されて、カート本
体1をして誘導線17上を走行せしめる。
である。この図面において、2個の検出コイル1
6a,16bの検出出力は夫々増幅器22a,2
2bで増幅され、比較器23にてその各検出出力
の増幅出力が比較され、この比較出力である増幅
出力偏差によりパルス幅変調回路24を制御し
て、モータ駆動回路25を制御し、角度制御モー
タ10を制御する。このため、各検出コイルの検
出出力が等しくなるように、キヤスタ9の向きが
角度制御モータ10により制御されて、カート本
体1をして誘導線17上を走行せしめる。
カート本体1の誘導線17からの離間距離を、
交番磁界の大きさにより検知するピツクアツプコ
イル18は、検出手段26に含まれ、そのコイル
の検知出力は、この手段内の増幅器27で増幅さ
れる。この増幅出力は検出手段26内の比較器2
8で基準値と比較され、その比較出力を制御回路
手段29に印加する。このように検出手段26は
カート本体1の脱輪状態を検出するものである。
交番磁界の大きさにより検知するピツクアツプコ
イル18は、検出手段26に含まれ、そのコイル
の検知出力は、この手段内の増幅器27で増幅さ
れる。この増幅出力は検出手段26内の比較器2
8で基準値と比較され、その比較出力を制御回路
手段29に印加する。このように検出手段26は
カート本体1の脱輪状態を検出するものである。
制御回路手段29はこの検出手段26からの信
号の他に、制御ボツクス19に設けたカート本体
1の動作モード指令手段30、各動作モードのス
タート指令手段31及び停止解除指令手段32か
らの各指令信号、さらにはブレーキレバー21か
らの停止指令信号等が印加されて、モータ駆動回
路33を介して、駆動モータ34を制御すると共
にブレーキ手段35及び報知手段36等を制御す
る。
号の他に、制御ボツクス19に設けたカート本体
1の動作モード指令手段30、各動作モードのス
タート指令手段31及び停止解除指令手段32か
らの各指令信号、さらにはブレーキレバー21か
らの停止指令信号等が印加されて、モータ駆動回
路33を介して、駆動モータ34を制御すると共
にブレーキ手段35及び報知手段36等を制御す
る。
検出手段26の比較器28の具体的回路図を第
2図に示す。この図面において、ピツクアツプコ
イル18の検知信号の増幅出力電圧eは、2個の
演算増幅器37,38の各(+)入力となり、そ
の各(−)入力端には、基準電圧源39,40の
電圧信号E1,E2が入力される。この場合に、
第1基準値となる電圧信号E1は第2基準値とな
る電圧信号E2より大きく設定されている。
2図に示す。この図面において、ピツクアツプコ
イル18の検知信号の増幅出力電圧eは、2個の
演算増幅器37,38の各(+)入力となり、そ
の各(−)入力端には、基準電圧源39,40の
電圧信号E1,E2が入力される。この場合に、
第1基準値となる電圧信号E1は第2基準値とな
る電圧信号E2より大きく設定されている。
第1の演算増幅器37の出力は、直接第1出力
端41に出力されると共に、第1インバータ42
を介してAND回路43に印加される。第2の演
算増幅器38の出力は、直接AND回路43に印
加されると共に第2インバータ44を介して第3
出力端45に出力される。AND回路43の出力
は第2出力端46に表われる。
端41に出力されると共に、第1インバータ42
を介してAND回路43に印加される。第2の演
算増幅器38の出力は、直接AND回路43に印
加されると共に第2インバータ44を介して第3
出力端45に出力される。AND回路43の出力
は第2出力端46に表われる。
したがつて、増幅出力eが第1基準値E1より
大きいとき(e>E1)は、第1出力端41のみ
が「ハイ」出力となり、増幅出力eが第1基準値
E1より小さく且第2基準値E2より大きいとき
(E2≦e≦E1)は、第2出力端46のみが「ハ
イ」出力となり、増幅出力eが第2基準値E2よ
り小さいとき(e<E2)は、第3出力端45の
みが「ハイ」出力となる。尚、第1乃至第3出力
端41,46,45の出力は制御回路手段29に
印加される。
大きいとき(e>E1)は、第1出力端41のみ
が「ハイ」出力となり、増幅出力eが第1基準値
E1より小さく且第2基準値E2より大きいとき
(E2≦e≦E1)は、第2出力端46のみが「ハ
イ」出力となり、増幅出力eが第2基準値E2よ
り小さいとき(e<E2)は、第3出力端45の
みが「ハイ」出力となる。尚、第1乃至第3出力
端41,46,45の出力は制御回路手段29に
印加される。
次に、カート本体1が誘導線17から離間する
場合のピツクアツプコイル18の検出増幅電圧特
性を第4図に示す。この図面において、縦軸は検
出電圧の大きさであり、横軸は誘導線17からの
左右への離間距離を示し、検出電圧特性は左右対
称である。縦軸上のE1,E2は第1及び第2の基
準値であり、横軸上のXとYは、ピツクアツプコ
イル18の増幅した検出電圧eが第1基準値E1
又は第2基準値E2に等しくなる離間距離である。
場合のピツクアツプコイル18の検出増幅電圧特
性を第4図に示す。この図面において、縦軸は検
出電圧の大きさであり、横軸は誘導線17からの
左右への離間距離を示し、検出電圧特性は左右対
称である。縦軸上のE1,E2は第1及び第2の基
準値であり、横軸上のXとYは、ピツクアツプコ
イル18の増幅した検出電圧eが第1基準値E1
又は第2基準値E2に等しくなる離間距離である。
離間距離Xは、カート本体1の安全走行上許容
される値であつて、これ以上カート本体1が誘導
線17から離れるときには、カート本体1の走行
を停止させる必要がある。また離間距離Y以内で
あれば、2個の検出コイル16a,16bによ
り、自動走行復帰が可能であり、カート本体1の
停止点付近の地形等の確認の上、自動走行復帰せ
しめられる。カート本体1の停止位置が離間距離
Yより大きいときには、自動走行復帰が不可能で
あるため、カート本体1の電動走行あるいは手押
走行等により誘導線17上にカート本体1を乗
せ、以後自動走行させる。
される値であつて、これ以上カート本体1が誘導
線17から離れるときには、カート本体1の走行
を停止させる必要がある。また離間距離Y以内で
あれば、2個の検出コイル16a,16bによ
り、自動走行復帰が可能であり、カート本体1の
停止点付近の地形等の確認の上、自動走行復帰せ
しめられる。カート本体1の停止位置が離間距離
Yより大きいときには、自動走行復帰が不可能で
あるため、カート本体1の電動走行あるいは手押
走行等により誘導線17上にカート本体1を乗
せ、以後自動走行させる。
次に第5図は誘導線上を走行してきたカート本
体1が矢印方向に進行するとき、A位置からB位
置に移り、このB位置において、ピツクアツプコ
イル18を誘導線17との離間距離がLである状
態を示す模形図である。
体1が矢印方向に進行するとき、A位置からB位
置に移り、このB位置において、ピツクアツプコ
イル18を誘導線17との離間距離がLである状
態を示す模形図である。
この距離Lが第4図の離間距離Xより小さいと
きでは、ピツクアツプコイル18からの増幅され
た検知電圧eは第1基準値電圧E1より大きいた
め、第2図に示す第1出力端41のみが「ハイ」
出力となつて、制御回路手段29は誘導走行を継
続するため、カート本体1はその誘導走行過程に
おいて、誘導線17上に自動的に復帰する。
きでは、ピツクアツプコイル18からの増幅され
た検知電圧eは第1基準値電圧E1より大きいた
め、第2図に示す第1出力端41のみが「ハイ」
出力となつて、制御回路手段29は誘導走行を継
続するため、カート本体1はその誘導走行過程に
おいて、誘導線17上に自動的に復帰する。
距離Lが離間距離Xより大きく、Yより小さい
ときには、検知電圧eがE2≦e≦E1の状態にあ
り、比較器28の第2出力端46のみが「ハイ」
出力となつて、制御回路手段29は駆動モータ3
4への給電を停止すると共にブレーキ手段35を
作動させてカート本体1を停止させる。この場合
には、操作者たとえばキヤデーがその停止点付近
の地形等の安全確認の上で、解除指令手段32の
操作により、制御回路手段29の停止指令状態を
解除し、スタート指令手段31の操作により、カ
ート本体1を発進させると、カート本体は発進し
て、誘導線上に自動走行復帰する。
ときには、検知電圧eがE2≦e≦E1の状態にあ
り、比較器28の第2出力端46のみが「ハイ」
出力となつて、制御回路手段29は駆動モータ3
4への給電を停止すると共にブレーキ手段35を
作動させてカート本体1を停止させる。この場合
には、操作者たとえばキヤデーがその停止点付近
の地形等の安全確認の上で、解除指令手段32の
操作により、制御回路手段29の停止指令状態を
解除し、スタート指令手段31の操作により、カ
ート本体1を発進させると、カート本体は発進し
て、誘導線上に自動走行復帰する。
距離Lが離間距離Yより大きいときは、検知電
圧eがe<E2の状態にあり、上述と同様にカー
ト本体1を停止させる。この場合には、操作者が
解除指令手段32及びスタート指令手段31を操
作しても、カート本体1を発進しない。このた
め、動作モード指令手段30の動作モードを切換
え、電動走行モード又は手押モードにしてカート
本体1を誘導線上に乗せた後、誘導走行モードに
切換える。尚、電動走行モードは、駆動モータ3
4によりカート本体1が進行するが、角度制御モ
ータ10は作動しないため、舵とりはハンドル操
作に依存するものである。
圧eがe<E2の状態にあり、上述と同様にカー
ト本体1を停止させる。この場合には、操作者が
解除指令手段32及びスタート指令手段31を操
作しても、カート本体1を発進しない。このた
め、動作モード指令手段30の動作モードを切換
え、電動走行モード又は手押モードにしてカート
本体1を誘導線上に乗せた後、誘導走行モードに
切換える。尚、電動走行モードは、駆動モータ3
4によりカート本体1が進行するが、角度制御モ
ータ10は作動しないため、舵とりはハンドル操
作に依存するものである。
(ト) 発明の効果
以上の如く本発明によれば、キヤスタの脱輪状
態を検出して電動車を停止させると共に脱輪によ
る停止位置が誘導線からの交番磁界を検出する近
接位置であるときには、電動車を誘導線上に自動
的に走行復帰させることができ、その復帰作業が
従来装置に比して簡単になる。
態を検出して電動車を停止させると共に脱輪によ
る停止位置が誘導線からの交番磁界を検出する近
接位置であるときには、電動車を誘導線上に自動
的に走行復帰させることができ、その復帰作業が
従来装置に比して簡単になる。
図面は本発明をゴルフカートに適用した一実施
例を示し、第1図はゴルフカートの要部電気回路
図、第2図は検出手段の具体的回路図、第3図は
ゴルフカートの斜視図、第4図は離間距離に対す
る検知電圧特性図、第5図はカート本体が誘導線
から離間した状態を示す模形図である。 17……誘導線、1……電動車本体(カート本
体)、26……検出手段、29……制御回路手段、
32……解除指令手段、31……スタート指令手
段。
例を示し、第1図はゴルフカートの要部電気回路
図、第2図は検出手段の具体的回路図、第3図は
ゴルフカートの斜視図、第4図は離間距離に対す
る検知電圧特性図、第5図はカート本体が誘導線
から離間した状態を示す模形図である。 17……誘導線、1……電動車本体(カート本
体)、26……検出手段、29……制御回路手段、
32……解除指令手段、31……スタート指令手
段。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 路面に設けた誘導線からの交番磁界を検出し
て、電動車本体を誘導線に沿つて誘導走行させる
電動車であつて、 電動車本体の誘導線からの離間距離を交番磁界
の大きさにより検知すると共にその検知出力を基
準値と比較して脱輪状態を検出する検出手段と、 この手段の脱輪検出出力により電動車本体の走
行を停止させる制御回路手段と、 この制御回路手段の停止状態を解除する解除指
令手段と、 制御回路手段にスタート信号を付与するスター
ト指令手段とを備え、 前記検出手段の基準値は、値の大きい第1基準
値と値の小さい第2基準値があり、前記検知出力
が第1及び第2の基準値間にあるとき、前記解除
指令手段及びスタート指令手段の操作により、電
動車本体を誘導線上に自動走行復帰させることを
特徴とする誘導式電動車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60007736A JPS61166606A (ja) | 1985-01-19 | 1985-01-19 | 誘導式電動車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60007736A JPS61166606A (ja) | 1985-01-19 | 1985-01-19 | 誘導式電動車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61166606A JPS61166606A (ja) | 1986-07-28 |
JPH0550762B2 true JPH0550762B2 (ja) | 1993-07-29 |
Family
ID=11673986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60007736A Granted JPS61166606A (ja) | 1985-01-19 | 1985-01-19 | 誘導式電動車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61166606A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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ES2660836T3 (es) * | 2001-06-12 | 2018-03-26 | Irobot Corporation | Método y sistema de cobertura multicódigo para un robot autónomo |
-
1985
- 1985-01-19 JP JP60007736A patent/JPS61166606A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61166606A (ja) | 1986-07-28 |
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