JPH05505560A - エトキシル化またはプロポキシル化用のハイドロタルサイト触媒 - Google Patents

エトキシル化またはプロポキシル化用のハイドロタルサイト触媒

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JPH05505560A JP91506798A JP50679891A JPH05505560A JP H05505560 A JPH05505560 A JP H05505560A JP 91506798 A JP91506798 A JP 91506798A JP 50679891 A JP50679891 A JP 50679891A JP H05505560 A JPH05505560 A JP H05505560A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式1、 Mg、AI(OH)ア(CO3)、(A)。・ZH20(I)[式中、Aは4〜 44の炭素原子を含む脂肪族ジカルボン酸のノアニオンまたは2〜34の炭素原 子を含む脂肪族モノカルボン酸の2つのアニオンを示し、[y+2 (m+n)  コ =2x +3 、neoおよび Q<z<10 の条件が成立する。コ によって示される親水化ハイドロタルサイトの、活性水素原子を含有する化合物 並びに、2〜22の炭素原子を含み場合により水酸置換した脂肪酸と1〜22の 炭素原子を含むモノアルカノールとのエステル、並びに2〜22の炭素原子を含 み場合により水酸置換した脂肪酸と2〜12の炭素原子および2〜6の水酸基を 含むポリオールとの部分エステルおよび完全エステルから成る群から選択した脂 肪酸エステルのエトキシル化またはプロポキシル化の為の触媒としての使用に関 する。
ハイドロタルサイトは、理論式MgaAI□(OH)+aC○3・4H20を有 する天然鉱物であり、その構造はプルサイト[M g (OH)2]の構造から 誘導されたものである。プルサイトは、近接して充填されたヒドロキシルイオン の2層の間のオクタヘドラル空位に金属イオンを有する層構造に結晶化しており 、オクタヘドラル空位の2層毎のみに金属イオンは存在している。ハイドロタル サイトでは、いくつかのマグネシウムイオンがアルミニウムイオンにより置換さ れている為、層塊は陽に帯電している。これはゼオライト結晶水と共に層内部に 存在するアニオンによって平衡化されている。層構造はX線粉末ダイアグラム( ASTMカード番号14−191)から明らかにされ、これは特徴付けに利用さ れている。
合成されたハイドロタルサイトは、例えばドイツ特許第1592126号、ドイ ツ特許公開第3346943号、ドイツ特許公開第3306822号および欧州 特許公開第0207811号にも記載されている。
天然および合成製品において、Mg”:AI3+比は約1〜5の間で様々であり 得る。OH−: CO32−比も様々であり得る。天然および合成のハイドロタ ルサイトは、一般式■、 Mg、AI(OH)−(CO3)。−dH20(II)[式中、1<a<5、b >c、(b+2c)=2a+3および0<d<10の条件が成立する。] によって近似的に示すことができる。ハイドロタルサイトの組成の差異、特にそ の水の含有量に関する差異は、X線回折図のずれを招く。
天然または合成ハイドロタルサイトは、加熱または焼成において連続的に水を失 う。水の除去は200℃で完全になり、ハイドロタルサイトの構造が変化してい ないことは、X線回折によって示し得る。温度が更に上昇すると水酸基(水とし て)および二酸化炭素が除去され、構造分解が起こる。天然のハイドロタルサイ )・および様々な方法で、例えば上記の明細書に従って合成されたハイドロタル サイトは、焼成において一般的に似かよった挙動を示す。
焼成したハイドロタルサイトは、エトキシル化およびプロポキシル化触媒として 既に使用されており優秀な結果を修めている。ドイツ特許公開第3843713 号参照。しかしこれらは、数時間の、例えば400〜600℃における加熱によ って、天然および合成ハイドロタルサイトから触媒の用途に適当な焼成状態へ転 換しなければならないという不利益を伴う。
親水化ハイドロタルサイトは、その炭酸イオンが完全に才たは部分的に酸、例え ば脂肪酸のアニオンと置換しており、熱可塑性樹脂の為の安定剤として既に使用 されている。ドイツ特許第3019632号参照。
本発明は、親水化ハイドロタルサイトが活性水素原子を含有する化合物および脂 肪酸エステルのエトキシル化およびプロポキシル化に適当であるという発見に基 づくものである。未処理の、すなわち未焼成状態の天然および合成ハイドロタル サイトは、エトキシル化またはプロポキシル化触媒として活性がないことからす れば、これは驚くべき発見である。
本発明でいう活性水素原子を含有する化合物とは、例えば脂肪アルコール、脂肪 酸およびアミンで、エトキシル化またはプロポキシル化において非イオン性洗剤 を形成するものである。その典型例は、10〜18の炭素原子を典型的に含む脂 肪アルコールとエチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドとの触媒下 における反応であり、脂肪アルコールは数モルのエチレンオキシドおよび/また はプロピレンオキシドと反応する。
以下の触媒は、とりわけ上記のポリアルコキシル化の為の触媒として使用されて いる。
カルシウムおよびストロンチウムの、ヒドロキッド、アルコキッドおよびフエノ キンド(欧州特許公開第0092256号)カルシウムアルコキシド(欧州特許 公開第0091146号)バリウムヒドロキシド(欧州特許公告第011508 3号)塩基性マグネシウム化合物、例えばアルコキシド(欧州特許公開第008 2569号) 脂肪酸マグネシウムおよびカルシウム塩(欧州特許公開第0085167号)。
上記の触媒は、反応系においてそれ自身混和しにくく、かつ/または製造が困難 であるという不利益をとりわけ伴うものである。
他の典型的なポリアルコキシル化触媒は、カリウムヒドロキシドおよびナトリウ ムメチレートである。
ポリアルコキシル化度の範囲が狭いということは、脂肪アルコールポリアルフキ /レートに関して特に重要である。JAOC3,第63巻、691〜695頁( 1986)およびHAPPI、52〜54頁(1986)参照。すなわち、いわ ゆる狭い範囲のアルコキンレートは、特に以下の利点を有するニー流動点が低い −煙点が比較的高い −より少ないモル数のアルコキシドで水に溶解する一液体万能洗剤へ導入する水 溶性向上剤がより少ない−遊離(未反応)脂肪アルコールの存在に起因する臭気 がより弱い一脂肪アルコールポリアルコキシレート界面活性剤を含有する洗剤ス ラリーの噴霧乾燥中の飛沫の減少。
親水化ハイドロタルサイトを本発明に従って触媒として使用することによって、 活性水素原子を含有する化合物および脂肪酸エステルを、短い反応時間に高収率 でポリアルコキシル化し得る。得られた反応生成物は、焼成したハイドロタルサ イトを用いて得られた反応生成物と同様に、狭い同族分布範囲を有し、分布曲線 はポアソン曲線に大変近いものになる。本発明に従って使用する親水化ハイドロ タルサイトは、アルコキシル化反応混合物において容易に混和し、反応混合物に 溶解しない為簡単な方法で再び分離し得るという利点を有する。しかし、これら の存在が反応生成物のその後の使用に差しつかえないならば、反応混合物中に残 存していてもよい。
本発明に従って親水化ハイドロタルサイトを用いてアルコキシル化し得る化合物 の例を、以下に挙げる。
脂肪酸: 天然または合成起源の、8〜22の炭素原子を含む脂肪酸、特に直鎖、飽和また は不飽和脂肪酸およびその工業用混合物を含み、動物性および/または植物性油 脂、例えばヤシ油、パーム核油、バーム油、大豆油、ヒマワリ油、菜種油、綿実 油、魚油、牛脂およびラードから加水分解によって得られるもの:特に例えばカ プリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ラウロレン酸、ミリスチン酸、ミリスチン 酸、パルミチン酸、パルミトレン酸、オレイン酸、ニライジン酸、アラキン酸、 ガドレン酸、ベヘン酸、ブランン酸およびエルカ酸:およびメチル分枝状の10 〜22の炭素原子を含む飽和および不飽和脂肪酸で、対応する不飽和脂肪酸の菌 量化において副生成物として形成するもの、および1〜7の炭素原子を含むモノ カルボン酸。
ヒドロキシ脂肪酸: 天然または合成のヒドロキシ脂肪酸、特に16〜22の炭素原子を含むもの。例 えばりンルン酸または12−ヒドロキシステアリン酸。
脂肪酸アミド・ 上記の、直鎖、飽和または不飽和脂肪酸の、アンモニアまたは脂肪族置換基に1 〜4の炭素原子を含む脂肪族第一アミンによる誘導体。
アルカノール: 飽和または不飽和モノアルカノール、特に上記の、直鎖、飽和または不飽和脂肪 酸もしくはそれらの誘導体、例えばメチルエステルまたはグリセリドの水素化生 成物、2〜6の炭素原子を含む脂肪族または環状アルカノール、例えばエタノー ル、プロパツール、ブタノール、ヘキサノールおよびシクロヘキサノール;上記 モノアルカノールから誘導したゲルベアルコールを含む。
アルキルフェノール: 七ノー、ジーまたはトリアルキルフェノール、特にアルキル基に4〜12の炭素 原子を含むもの。
ポリグリコール: ポリエチレンまたはポリプロピレングリコール(平均重合度2〜2000)。
脂肪アミン・ とりわけ、上記の[鎖、飽和または不飽和脂肪酸もしくは対応する脂肪アルコー ルのニトリルから得られる脂肪第一アミン;並びにC8−6アルキル基を含むモ ノ−およびジアルキルアミン。
脂肪酸アルカノールアミド 上記の、直鎖、飽和または不飽和脂肪酸のモノ−またはジアルカノールアミン、 特にモノ−またはジェタノールアミンによる誘導体。
ビシナルヒドロキシ、アルコキシ置換アルカン:鎖中に12〜22の炭素原子を 含む1.2−エポキシアルカン混合物の、2〜12の炭素原子および2〜6の水 酸基を含む多官能価アルカノールにょる開環生成物;但し、エチレンオキシドと 反応するものまたは最初にエチレンオキシドと反応し次いでプロピオンオキシド と反応する化合物。
脂肪酸エステル: 先に列挙した場合によりメチル分枝している脂肪酸またはモノカルボン酸および ヒドロキシ脂肪酸と、先に列挙したアルカノールとから形成したエステル:並び にこれらの酸とポリオール、例えばエチレングリコール、1.2−プロピレング リコール、1.2−ブチレングリコール、ネオペンチルグリコール、グリセリン 、ジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリセリン、トリメチロールプロパン 、ジトリメチロールプロパン、ペンタエリトリトール、ジペンタエリトリトール および糖アルコール、特にソルビタンとのエステル。
文頭で示したように、上記脂肪酸と上記ポリオールとのエステルは、部分エステ ルまたは部分エステルを含有する工業用エステル混合物の状態で、特にグリセリ ドの状態で存在する。
本発明によるエトキシル化および/またはプロポキシル化に好ましい脂肪酸エス テルは、8〜22の炭素原子を含む、飽和または不飽和、場合によりメチル分枝 しまたは場合により水酸置換した脂肪酸と、1〜4の炭素原子を含むアルカノー ルまたはグリセリンから形成する。
本発明に従って得られたエトキシル化またはプロポキシル化した脂肪酸エステル の構造は、常に明確に認識できるわけではない。脂肪酸とモノアルカノールとの エステルまたはポリオールとの完全エステルの反応では、エチレンオキシドおよ び/またはプロピレンオキシド単位がエステル結合へ挿入されるのに対して、脂 肪酸とポリオールとの部分エステルまたは水酸置換脂肪酸とモノアルカノールと のエステルの、エチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドによる反応 において、どの反応生成物が形成されるのか確定することはできない。これらの 場合、遊離○H基における反応、特に遊離第一〇H基における反応も起こり得る 。
本発明に従って親水化ハイドロタルサイトを使用して製造する誘導体は、市販に 存在する商品である為、ここで詳細に記載しない。これらは全て、活性水素原子 を含有する出発物質または脂肪酸エステルのエトキシル化および/またはプロポ キシル化によって製造される。典型的な代表は、例えばヤシ油脂肪酸のエチレン オキシド9モル付加体、Cl2−14脂肪アルコール混合物のエチレンオキシド 2モル付加体、Cl2−1脂肪アルコール混合物のエチレンオキシド3モルおよ びプロピレンオキシド8モル付加体、ノニルフェノールのエチレンオキシド10 モル付加体、グリセリンのエチレンオキシド7.3モル付加体、C1□−、,1 ,2−エポキシアルカン混合物とエチレングリコールとの反応によって得られる ジオール混合物のエチレンオキシド10モル付加体、CIG−18脂肪アミン混 合物のエチレンオキシド12モル付加 キシド4モル付加体;並びにヒマシ油のエチレンオキシド41モル付加添加した ヒマシ油のエチレンオキシド25モル付加体、パルミチン酸/ステアリン酸の、 モノグリセリドを40〜45重量%含有するモラー/ジグリセリド混合物10重 量部のエチレンオキシド7重量部付加体およびソルビタンモノステアレートのエ チレンオキシド20モル付加 本発明の1つの好ましい態様において、本発明に従って使用する親水化ハイドロ タルサイトは、式中、m対nの割合が92:8〜O : 100、特に84:1 6〜20:80であり、xlySz,mおよびnは上記と同意義であり、上記と 同条件が成立する一般式1に対応する。
本発明に従って使用する触媒を得る為にハイドロタルサイトの親水化に使用する モノカルボン酸のアニオンAは、例えば前述のアルコキンル化する化合物の典型 例として記載した脂肪酸、並びに例えば酢酸、プロピオン酸、カプロン酸および モンタン酸のアニオンである。ハイドロタルサイトの親水化に適当なジカルボン 酸の典型例は、コハク酸、マレイン酸、フマル酸、アジピン酸、ピメリン酸、ス ペリン酸、セバシン酸など:並びに例えばオレインまたはトール油脂肪酸から得 られる、いわゆる二量体脂肪酸であり、36の炭素原子を含む。一般式1に対応 する親水化ハイドロタルサイトのアニオンAは、6〜22の炭素原子を含む脂肪 酸によって、または8〜36の炭素原子を含む二量体脂肪酸を含めたジカルボン 酸によって形成することが好ましい。
また、一般式Iに対応する親水化ハイドロタルサイトは、6〜22の炭素原子を 含む脂肪酸のアニオンAを、その全重量に対して5〜70重量%の、特に10〜 55重量%の量で含んでいるものが好ましく、8〜36の炭素原子を含むジカル ボン酸のジアニオンAを10〜60重量%の、特に15〜50重量%の量で含ん でいるものも好ましい。
本発明に従って使用する親水化ハイドロタルサイトの水含有量は、製造方法およ び乾燥条件に依存して、O〜10の範囲であってもよい。好ましくは0〜4の範 囲であり、一般的に親水化ハイドロタルサイトを150〜220℃の範囲の温度 において恒量に達するまで(約2時間)乾燥した場合に得られる。
本発明の別の有益な態様において、親水化ハイドロタルサイトを用いてエトキシ ル化またはプロポキシル化し得る活性水素原子を含む化合物は、脂肪酸、ヒドロ キシ脂肪酸、脂肪酸アミド、アルカノール、アルキルフェノール、ポリグリコー ル、脂肪アミン、脂肪酸アルカノールアミドまたは隣位ヒドロキシ、アルコキシ 置換アルカノールから成る群から選択する。
別の好ましい態様において、親水化ハイドロタルサイトは、エトキシル化または プロポキシル化反応の最終生成物に対して0.1〜3重量%の量で使用する。
本発明に従って使用する親水化ハイドロタルサイトは、種々の方法で、例えば天 然または合成ハイドロタルサイトのモノ−またはジカルボン酸を用いた溶媒の存 在下または非存在下における反応によって製造してもよい。更に、親水化ハイド ロタルサイトは、ハイドロタルサイトの製造に用いる条件下でのモノ−またはジ カルボン酸の存在下における直接合成によって得ることもできる。空気または二 酸化炭素の非存在下で製造を行う場合は、上記一般式(m=o)に対応する炭酸 を含有しない親水化ハイドロタルサイトが得られる。二酸化炭酸の存在下におい ては、炭酸イオンがハイドロタルサイトの層構造中に組み込まれる(mho)。
最後に、親水化ハイドロタルサイトは焼成したハイドロタルサイトから、モノ− またはジカルボン酸を用いた反応によって得ることもできる。前述のように、炭 酸を含有しないまたは炭酸を含有する生成物が、二酸化炭素の非存在下または存 在下において得られ得る。これらの製造方法のより詳細な説明は、実施例に関連 して行う。X線回折図を用いて、親水化ハイドロタルサイト中にハイドロタルサ イトの層構造が、層の間隔を増加させながらもそのまま残っていることを示すこ とができる。
本発明を以下の実施例によって説明する。
本発明に従うて使用する親水化ハイドロタルサイトは、以下の方法によって得る ことができる: 1、溶媒中での製造 a)ハイドロタルサイト(市販の品質)50gをイソプロパツール250m1中 に懸濁し、イソプロパツール200m1中のオレイン酸55gを得られた懸濁液 に室温で30分かけて添加した(ハイドロタルサイトのオレイン酸に対するモル 比=1=2)。
CO2を除去しながら、還流温度まで加熱した。ガス除去の終了後、反応混合物 を1〜2時間反応させ、冷却し、懸濁液を濾過した。濾過残渣は、イソプロパツ ールで洗浄し、105℃/100hPaの乾燥庫内で恒量に達するまで乾燥させ た。収量ニア1.5g;オレイン酸含量、全重量に対して約40.6重量%。
b)オレイン酸の代わりにラウリン酸33.2gを使用し、それ以外はla)に 記載の方法と同様にして、親水化ハイドロタルサイトを得た。収率564%:ラ ウリン酸含量、全重量に対して約26.4重量%:炭酸含量69重量%。
C)カプロン酸によって親水化した生成物を、オレイン酸の代わりにカプロン酸 19.5gを使用し、それ以外はla)に記載の方法と同様にして得た。収量6 7.3g;カプロン酸含量、全重量に対して約14.1重量%。
d)スペリン酸を使用した親水化をla)に記載の方法と同様にして行い、所望 の親水化生成物を製造した。収量23.3g:スペリン酸含量、全重量に対して 約27.4重量%。
e)市販のC36−二量体脂肪酸を使用した親水化をla)に記載の方法と同様 にして行い、所望の親水化生成物を製造した。収量29.4g;二量体脂肪酸含 量、全重量に対して約392重量%。
f)溶媒としてイソプロパツールではなく水を使用し80℃においてla)に記 載の方法と同様にして親水化を行った。収量85.1g:ラウリン含量、全重量 に対して約37.6重量%。
2 混練機における直接反応(溶媒使用せず)a)実験用混練機内において、市 販のハイドロタルサイト50gをラウリン酸5gによって80℃にて1時間加工 した。冷却後、粉末状の親水化ハイドロタルサイトが得られた。ラウリン酸含量 、全重量に対して9.1重量%。
b)ラウリン酸の代わりにベヘン酸5gを使用し、2a)に記載の方法と同様に して親水化ハイドロタルサイト粉末を得た。ベヘン酸含量、全重量に対して約9 .0重量%。
ラウリン酸またはベヘン酸を70重量%まで含有する親水化ハイドロタルサイト も、これを変形した方法によって得ることができる。
3、親水化ハイドロタルサイトの直接合成a)従来の沈澱法。
Mg(N Oり 2・5H2077、OgおよびAI(NOx)s・9H203 7,5gの水300m1中の溶液を、水酸化ナトリウム50%の65gおよびI :ナトリウムオレエート 40. 4g■、ナトリウムラウレート 22 g ■、ナトリウムカプロエート13.8gの水400m1中の溶液に90分かけて 滴加した。無色の沈澱が形成した。懸濁液を70℃において15時間撹拌した。
濾過し水で洗浄した後、得られた沈澱を105℃/100hPaの乾燥庫内で乾 燥させた。収量および分析:r+54.2g、オレイン酸含量的53.5重量% :炭酸含量・13重量%II:45.1g、ラウリン酸含量的38.6重量%: 炭酸含量=1.3重量%m:36.8g、カプロン酸含量的10.7重量%;炭 酸含量:2.9重量%b)急速沈澱 Mg(NO3)2・6 H2O307,7g オヨヒA1(NO3)s ・9  H2O1500gの水8E溶液を7字管を通してポンプで送り、50%水酸化ナ トリウム300gおよび ■:ベヘン酸 136.2g ■、オレイン酸 113.0g ■:ラウリン酸 80. 1g ■、工業用工業油菜肪酸(市販品) 143.0gの水8p溶液と反応させた。
無色の懸濁液が形成し、これを濾過し洗浄した。得られた親水化ハイドロタルサ イトを、110℃/100hPaの乾燥庫内で乾燥させた。
収量および分析・ ■・256.8g、ベヘン酸含量的50.9重量%;■・230.7g、オレイ ン酸含量的483重量%;m:172.5g、ラウリン酸含量的33.7重量% ;IV:279.6g、菜種油脂肪酸含量的49.7重量%。
4、焼成ハイドロタルサイトからの製造ハイドロタルサイトを500℃にて2時 間焼成した。水および二酸化炭素の減少量は約60重量%であった。
a)ナトリウムラウレートを用いた反応焼成ハイドロタルサイト10gを空気存 在下で水100I111に懸濁し、ナトリウムラウレート13゜3gの水100 11中の溶液を得られた懸濁液に室温において添加した。全溶液を添加後、懸濁 液を70℃で2時間加熱し、冷却し濾過した。
濾過残渣を水で洗浄し、洗浄水のpHが10になるまで行った。親水化したハイ ドロタルサイトを110℃/100hPaにて恒量に達するまで乾燥させた。
225gの無色の生成物が得られた:ラウリン酸含量約38.2重量%;炭酸含 量的3.1重量%。
この実施例を、ナトリウムラウレートの代わりにナトリウムカプロエートを使用 して空気の非存在下で、すなわち不活性ガス(N2)雰囲気下で繰り返し、炭酸 含量が領 1重量%未満であるカプロエート変性ノーイドロタルサイトを製造し た。
b)ラウリン酸を用いた反応 上記の焼成ハイドロタルサイト20gを水200m1に懸濁し、ラウリン酸25 gのイソプロパツール100m1中の溶液を得られた懸濁液に添加した。反応混 合物を70℃にて3時間加熱し、冷却し濾過した。濾過残渣をインプロパツール で洗浄後、恒量に達するまで110℃/100hPaにて乾燥させた。42.3 gの無色の生成物が得られた:ラウリン酸含量約44.4重量%。
本発明に従った親水化ハイドロタルサイトを用いた、活性水素原子を含有する化 合物のアルコキシレートの製造の為の一般操作:アルコキシル化する化合物を加 圧反応器に導入し、親水化/%イドロタルサイトを添加した。次いで反応器を窒 素でパージし、100℃にて30分間脱気した。
次いで温度を180℃に上げ、400−500kPa(4−5bar)の圧力下 で所望量のエチレンオキシドまたはプロピレンオキシドを導入した。反応終了後 、反応混合物を30分間後反応に処した。濾過後、所望の反応生成物が得られた 。
実施例1〜10 種々の親水化ハイドロタルサイトを使用して、前述の操作に従って、市販のC1 1−14脂肪アルコール留分(各場合のバッチサイズ−脂肪アルコール300  g)1モルにつき2.5モルまたは3. 0モルのエチレンオキシド(EO)を 添加し、Cl2−14脂肪アルコールエトキンレートを製造した。使用した個々 の親水化I\イドロタルサイトおよびそれらの製造方法、エトキシル化反応で使 用した触媒の予想最終生成物に対する濃度(重量%)、反応時間(h)および理 論的に予想される水酸基価と比較した反応生成物の水酸基価(OHV)を、全て 以下の表1に示した。製造した個々のエトキシレートの同族分布を示す図の参照 番号も併せて表1に記載した。
実施例12〜19 活性水素原子を含有する種々の化合物を、上記の一般操作に従って、ラウリン酸 によって親水化した触媒[方法1a)によって製造]を用いて、エトキシル化し 、またはエトキシル化し次いでプロポキシル化した。
以下の表2は、製造した個々のアルコキシレート、反応混合物において使用した 触媒の予想最終生成物に対する濃度、反応時間および製造したアルコキシレート の特性値を示す。表2にも、得られたアルコキシレートの中のいくつかの同族分 布を示す図の参照番号を併せて記載した。
I 図1〜16は、本発明に従って製造したアルコキンレートに関する同族分布を示 す。いくつかの場合、ナトリウムメチレートをエトキンル化触媒として使用して 製造したエトキンレートに関する同族分布も、比較の目的の為に示した。これら より、親水化ハイドロタルサイトを本発明に従って使用した場合に、大変好まし い同族分布が得られることが判る。
工チレンオキシド度 図1 エチレンオキシド度 図2 工チレンオキシド度 図3 エチレンオキシド度 図4 エチレンオキシド度 図5 図6 図7 図8 図9 エチレンオキシド度 図10 エチレンオキシド度 図11 エチレンオキシド度 図12 エチレンオキシド度 図13 図14 図15 エチレンオキシド度 図16 !杓! Mg−Al(OH)y(C03)、、(A)−HzH20(I)[式中、Aは4 〜44の炭素原子を含む脂肪族ジカルボン酸のジアニオンまたは2〜34の炭素 原子を含む脂肪族モノカルボン酸の2つのアニオンを示し、によって示される親 水化ハイドロタルサイトの、活性水素原子を含有する化合物並びに、2〜22の 炭素原子を含み場合により水酸基置換した脂肪酸と1〜22の炭素原子を含むモ ノアルカノールとのエステル、並びに2〜22の炭素原子を含み場合により水酸 置換した脂肪酸と2〜12の炭素原子および2〜6の水酸基を含むポリアルコー ルとの部分エステルまたは完全エステルから成る群から選択した脂肪酸エステル のエトキシル化またはプロポキノル化の為の触媒としての使用によって、同族分 布の狭いアルコキシル化生成物が製造される。
国wkil査報告 国際調査報告 EP 9100566 S^ 45863

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.一般式I、 MgxAl(OH)y(CO3)m(A)n・zH2O(I)[式中、Aは4〜 44の炭素原子を含む脂肪族ジカルボン酸のジアニオンまたは2〜34の炭素原 子を含む脂肪族モノカルボン酸の2つのアニオンを示し、1<x<5、 y≧2x+2、 [y+2(m+n)]=2x+3、 m+n≦0.5、 m≧0、 n>0および 0<z<10 の条件が成立する。] によって示される親水化ハイドロタルサイトの、活性水素原子を含有する化合物 並びに、2〜22の炭素原子を含み場合により水酸基置換した脂肪酸と1〜22 の炭素原子を含むモノアルカノールとのエステル、並びに2〜22の炭素原子を 含み場合により水酸置換した脂肪酸と2〜12の炭素原子および2〜6の水酸基 を含むポリアルコールとの部分エステルまたは完全エステルから成る群から選択 した脂肪酸エステルのエトキシル化またはプロポキシル化の為の触媒としての使 用。
  2. 2.一般式によって示される親水化ハイドロタルサイトにおいて、m対n比が9 2:8〜0:100、特に84:16〜20:80の範囲であり、x、y、z、 mおよびnが上記と同定義であり上記と同条件が成立することを特徴とする請求 項1に記載の使用。
  3. 3.アニオンAが6〜22の炭素原子を含む脂肪酸から誘導されたものであるこ とを特徴とする請求項1または2に記載の使用。
  4. 4.親水化ハイドロタルサイトが、6〜22の炭素原子を含む脂肪酸のアニオン Aを全重量に対して5〜70重量%、特に10〜55重量%含有することを特徴 とする請求項3に記載の使用。
  5. 5.ジアニオンAが8〜36の炭素原子を含む、二量体脂肪酸を含めた脂肪族ジ カルボン酸から誘導されたものであることを特徴とする請求項1または2に記載 の使用。
  6. 6.親水化ハイドロタルサイトが、8〜36の炭素原子を含む、二量体脂肪酸を 含めた脂肪族ジカルボン酸から誘導されたジアニオンAを、全重量に対して10 〜60重量%、特に15〜50重量%含有することを特徴とする請求項5に記載 の使用。
  7. 7.一般式I中、zが0〜4の数であることを特徴とする請求項1〜6のいずれ かに記載の使用。
  8. 8.活性水素原子含有化合物を、脂肪酸、ヒドロキシ脂肪酸、脂肪酸アミド、ア ルカノール、アルキルフェノール、ポリグリコール、脂肪アミン、脂肪酸アルカ ノールアミドまたはビシナルヒドロキシ−、アルコキシ置換アルカノールから成 る群から選択することを特徴とする請求項1〜7に記載の使用。
  9. 9.親水化ハイドロタルサイトを、エトキシル化またはプロポキシル化反応の最 終生成物に対して0.1〜3重量%の量で使用することを特徴とする請求項1〜 8のいずれかに記載の使用。
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