JPH05503722A - C型肝炎ウイルスに対する抗体を検出するための合成抗原 - Google Patents

C型肝炎ウイルスに対する抗体を検出するための合成抗原

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JPH05503722A JP4500998A JP50099892A JPH05503722A JP H05503722 A JPH05503722 A JP H05503722A JP 4500998 A JP4500998 A JP 4500998A JP 50099892 A JP50099892 A JP 50099892A JP H05503722 A JPH05503722 A JP H05503722A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C型肝炎ウィルスに対する抗体を検出するための合成抗原B型肝炎ウィルス(H BV)に関する系統的な試験の実行はこのウィルスを血液供給物から排除する手 段になっている。それでもなお、かなりの数の輸注後肝炎(PTH)の症例が起 きている。これらの症例は一般に非A非B型肝炎(NANB)I)ウィルスに帰 することができ、その診断は通常、他のウィルスマーカーの排除によって行われ  “る。
これらの症例の大部分に寄与する病原物質が最近クローン化され(Choo、  Q−Lら、 5cience(1988)244:3S9−362)、第1世代 抗体試験が開発された(にuol c、ら、 5cience(1989)24 4:362−364)eこの物質はプラス鎖RNへウィルスであると同定され、 そのゲノムの配列が部分的に決定されている。複数の研究によって、このウィル ス(以下、C型肝炎ウィルス(HCV)と呼ぶ)がフラビウイルス類およびベス チウイルス(pesLivirus)Kitに関連し得ることが示唆されている 。チンパンジーから単離されたあるHCVのゲノムの一部(HCVcoctct tυるコード化配列は、推定上の構造タンパク質の遺伝暗号を指定するウィルス ゲノムの5′−末端から始まる配列を含んでいない。しかし最近、HCVゲノム のこの領域から導かれた配列か公表された(Okaraoto、 Hら、 Ja pan J、 EXp、 Wed、 60:167−177、1990)。この 日本のクローンHC−J Iかコート化しているアミノ酸配列とH(、’v’  cn3:zcH+配列を、その2つの配列が重なっている領域で結合させること によって、図1に記載の混成配列を作成した。具体的には、上記の2配列をグリ シン62.てつないだ。欠失や挿入を保持する変種HCV株が存在する可能性は 極めて高いので、このHCVアミノ酸配列配列いて用いた番号付与系が絶対的な ものであるとは考えていないことは強調されるべきである。このHCVゲ/ムの 5”末端に対応する配列が、最近E P O90302866、Oにも開示され ている。
HCVの潜在的保有者(牛でリアー)を検出するためには、極めて多量のウィル スタンパク質を入手する方法が必要である。HCVの場合、このウィルスを培養 する方法は現在のところ知られておらず、このことがウィルス抗原の供給源とし てのウィルス感染培養の使用を妨げている。現在の第1世代抗体試験はHCVゲ ノムがコード化している363アミノ酸の配列を含有する融合タンパク質を利用 している。このタンパク質に対する抗体が慢性N A N B H患者の75〜 85%中で検出され得ることがわかった。対照的に、この疾患の急性相にある書 者のわずか約15%がこの融合タンパク質を認議する抗体を保有するに過きなか った(Kuo、 Gら、 5cience(1989)244:362−364 )。しかし適当な確証的試験がないことが、これらの統計の立証を困難にしてい る。このHCVゲ/ムとフラビウイルス類ゲノムとの見掛は上の類似性は、診断 的価値を有する可能性の高いエピトープの位置の予測を可能にする。このHCV ゲノムのある分析は、連続的な長い読み取り枠の存在を明らかにしている。ウィ ルスRNAはおそらく長いポリタンパク質に翻訳され、次いでこのポリタンパク 質か細胞プロテアーゼおよび/またはウィルスプロテアーゼによって切断される のであろう。例えばデングウィルスとの類似性から、このウィルス構造タンパク 質群はこのウィルスポリタン/ (り質のアミン末端の第3番から導かれると思 われる。このポリタンifり質が切断される正確な部位は、現時点ては推測する ことしかできない。それでもこれらの構造タンノくり質群は、診断的目的にとっ て、抗体の検出および抗体の誘導(生じた抗体は次いでウィルス抗原の検出に利 用できる)の両方に関して有用であろうエピトープを含有する可能性か高い。さ らに、非構造タン、<り質はウィルス粒子の構造成分としては発見されないけれ ども、非構造タンノくり質のドメインも診断的価値を有するエピトープを含有す ると期待される。
図面の簡単な説明 図1 混成)(CV HC−J+ /CDC/Cl+□のアミノ酸配列を表す。
図2 ELISA検定における個々のペプチドおよび種々の混合物に対する抗体 の結合を表す。
特定の聾様の説明 RNAウィルスはしばしば高い自然突然変異率を示すことが知られており、した がってたとえ同じ個体由来であったとしても、2つのHCV単離物か完全に同一 であることはないてあろうと予想されるへきである。本開示のために、あるウィ ルスがHCVHC−Jl/CDC/CMIft成配列に対して核酸レベルで60 %以上、アミノ酸レベルで70%以上の全体的相同性を示すならば、そのウィル スをHCVと同一もしくは等価と見なす。
HCVがコード化しているタンパク質を免疫学的に模倣するペプチドについて記 述する。種一種間の配列変化を適応させるために、保存的および非保存的アミノ 酸置換を行い得る。これらは一般に特定の配列の35%未満を占めるであろう。
ペプチドが高度に多形性のHCVポリペプチドの一領域に対応する場合には、異 なるウィルス株の異なるエピトープをより良く模倣するように1または複数のア ミノ酸を変化させることが望ましいであろう。
重要なペプチドは、HCVゲノムがコード化している配列内に含まれるアミノ酸 のうち、少なくとも5アミノ酸、時には6アミノ酸、時には8アミノ酸、時には 12アミノ酸、通常は約50アミノ酸より少なく、より通常は約35アミノ酸よ り少なく、好ましくは約25アミノ酸より少ない該アミノ酸を含有するであろう 。それぞれの場合においてペプチドは、それより大きいペプチドの感受性を本質 的に総て維持しつつも、できる限り小さいことが好ましいであろう。
ある場合には、2以上のペプチドを結合させて1つのペプチド構造にすることが 望ましいこともあり得る。
記載のペプチドは、それかHCVの少なくとも1株と免疫学的に競合し得る限り 、なんらかの特定のHCV配列と同一である必要かないことは理解されるべきで ある。したがって挿入、欠失、および保存的あるいは非保存的アミノ酸置換が本 ペプチドの使用にあたっである種の利点を提供するかも知れない場合には、本ペ プチドにそのような変異を導入してもよい。
保存的であると見なされる置換は、置換アミノ酸の化学的性質が元のアミノ酸の 化学的性質と類似している置換である。保存的であると見なされ得るアミノ酸の 組み合わせは、Gly、 Ala ; Asp、 Glu ;Asn、GIn;  Val、lle、Leu: Ser、Thr: Lys、Arg;およびPh e、 Tyrである。
さらに、“リンカ−アーム(連結鎖)”(これによって本ペプチドを担体に便利 に結合できる)を作成するために、追加アミノ酸もしくは化学基をアミノ末端ま たはカルボキシル末端に付加することができる。このリンカ−アームは少なくと も1アミノ酸であり、60アミノ酸程度でもよいが、最も頻繁には1〜10アミ ノ酸であろう。固相または担体に対する結合の性質か共存結合的である必要はな い。
ンステイン、リジン、チロシン、グルタミン酸またはアスパラギン酸なとの天然 アミノ酸をアミン末端か、あるいはカルボキシル末端に付加することによって、 固相または担体にカップリング(結合)させるための官能基を提供することがで きる。しかし、望ましい化学的特性または物理的特性を本ペプチドに与えるであ ろう他の化学基(例えばビオチンおよびチオグリコール酸など)を末端に付加す ることができる。また本ペプチドの末端を、例えばN−末端アセチル化あるいは 末端カルボ牛/アミド化などによって修飾することもできる。重要なペプチドを 図1に記載の混成アミノ酸配列と関連させて記述する。アミノ酸配列を、世界的 に容認されている従来の3文字コードで表す。記載のアミノ酸配列に加えて、池 の基を以下のように定義する。Yは例えばNH,,1または複数のN−末端アミ ノ酸、あるいはカップリングを容易jニするために付加された池の部分を表す。
Yそのものを、例え、fアセチル化なとによって修飾することがてき6 、 Z は結合、アミノ酸(単数または複数)、あるいは連結に使用し得る化学基(単数 ま7::よ複数)を表す。X:よ○H,NH!、あるい;;これら2つの基のい ずれかを含有する結合を表すものとする。
未ブチドIはアミノ酸1〜20に対応し、次のアミノ酸配列を育する: ■ Y −Me t −S e r −Thr−n e −Pro−Lys−Pro −Gin−Arg−Lys −Thr−Lys−Arg−A唐氏|Thr−As n−Arg− Arg−Pro−Gln−Z−X ペプチド■はアミノ酸7〜26に対応し、アミノ酸配列:Y−Pro−Gln− Arg−Lys−Thr−Lys−Arg−Am−Thr−Asn−Arg−A rg−Pro−Gln−Asp−Va戟|Lys− Phe−Pro−Gly−Z−X。
を有する。
オリゴペプチド[A: (ILA) Y−Gin−Arg−Lys−Thr−Lys−Arg−Asn−Thr−As n−Arg−Arg−Z−X。
は持に重要である。
ペプチド■はアミノ酸13〜32に対応しい配列:ωD Y−Arg−Asn−Thr−A;n−Arg−Arg−Pro−Gln−As p−Val−Lys−Phe−Pro−Gly−Gly−Ghy−Gln− ne−Val−Gly−Z−X を有する。
ペプチド■はアミノ酸37〜56に対応し、配列:げっ Y−Leu−Pro−Arg−Arg−Gly−Pro−Arg−Leu−Gl y−Val−Arg−Ala−Thr−Arg−Lys−T■秩|5er− Glu−Arg−5er−Z−X を有する。
ペプチド■はアミノ酸49〜68に対応し、配列:(ト) Y−Thr−Arg−Lys−Thr−5er−Glu−Arg−5er−Gi n−Pro−Arg−Gly−Arg−Arg−Gin−P窒潤|ne− Pro−Lys−Val−Z−)C を有する。
ペプチド■はアミzW161〜80に対応し、次の配列・αη Y−Arg−Arg−Gin−Pro−ne−Pro−Lys−Val−Arg −Arg−Pro−Glu−Gly−Arg−Thr−Tr吹|Ala− Gln−Pro−Gly−Z−X。
を有する。
ペプチド■はアミノ酸73〜92に対応し、配列Y−Gly−Arg−Thr− Trp−Ah−Gin−Pro−Gly−Tyr−Pro−Trp−Pro−L eu−Tyr−Gly−As氏|Glu− Gly−Cys−Gly−Z−X を有する。
ペプチド〜1(=アミノ酸1688〜1707に対応し、配列。
N興 Y−Leu−5er−Gay−Lys−Pro−Ah−ne−ne−Pro−k p−Arg−Glu−V耐−fu−Tyr−Arg−Glu|Phe− Asp−GIu−Z−X を有する。
ペプチド■はアミノ酸1694〜1713に対応し、配列二仏0 Y−De−11e−Pro−Asp−Arg(刀u−Val−Leu−■yr− Arg−Glu−Phe−Asp−Glu−Met−Glu|Giu− ペプチドXはアミノ酸1706〜1725に対応し、配列。
Y−Asp−Glu−Mer−Glu−Glu−Cys−5er−Gin−Hi s−Leu−Pro−Tyr−De−Glu−Gln−Gl凵|Met− Met−Leu−、Ala−Z−X。
を有する。
ペプチドXvはアミノ酸2263〜2282に対応し、配列:ペプチド℃はアミ ノ酸1712〜1731に対応し、配列。
0刀 Y−Ser−Gin−His−Leu−Pro−77−11e−Glu−Gln −Gly−Met−Met−Leu−Ala−Glu−Gl氏|Pbe− Lys−Gln−Lys−Z−X を有する。
ペプチド■はアミノ酸lT18〜IT37に対応し、配列■勇 Y−De−Glu−GIn−Gly−MeI−Mer、Leu−AJa−Glu −Gin−Phe−Lys−Gin−Lys−Ala−Le普|Gly− Leu−Leu−Gln−Z−X。
を有する。
ペプチドχmはアミノ酸1724〜1743に対応し、配列=(3)司 Y−Leu−Ala−Glu−Gln−Phe−Lys−Gln−Lys−にa −11zu−Gly−Leu−Leu−Gln−Thr−A撃=|5er− Arg−Gln−Ala−Z−X を有する;゛ ペプチドX■はアミノ酸1730〜1749に対応し、配列。
卯η Y−Gln−Lys−Ala−Leu−Gly−Leu−Leu−Gln−Th r−Ala−5er−Arg−Gln−Ala−Glu−V≠戟|11e− AJa−Pro−Alt−Z−)C を有する。
ペプチドXIXはアミノ酸2311〜2330に対応し、配列。
■η Y−Glu−Asp−Glu−Arg−Glu−ne−5er−Val−Pro −にa−Glu−ne−Leu−Arg−Lys−5er−`rg− Arg−Phe−Ala−Z−X。
を有する。
ペプチドXVIはアミノ酸2275〜2294に対応し、171丁■■ Y−Leu−Arg−Lys−5er−Arg−Arg−Phe−Ala−Gi n−Ala−Leu−Pro−Val−Trp−にa−Ar■|Pro− A甲−丁7−AニーZ−X。
を有する。
ペプチドX■はアミノ酸2287〜2306に対応し、配列:ぴV司 Y−Val−Trp−Ala−Arg−Pro−Asp−Tyr−Am−F’r o−Pro−Leu−Val−Glu−Thr−Trp−L凾刀|Lys− Pro−Asp−Tyr−Z−X。
を有する。
ペプチドX■はアミノ酸2299〜2318に対応し、配列(XVI勇 Y−GIu−Thr−Trp−Lys−Lys−Pro−Asp−Tyr−Gl u−Pro−Pro−Val−Val−His−Gly−C凾刀|Pro− Lcu−T’r枳Pro−Z−X を有する。
0工つ Y−Val−His−Gly−Cys−Pro−Leu−Pro−Pro−Pr o−Lys−5et−Pro−Pro−Val−Pro−P窒潤|Pro−Ar g− Lys−Lys−Z−X。
を有する。
こわるのペプチドを環化させ二J)、2つのペプチドをカップリングさせるため に末端アミン基をアンル化するための/スティンまたはチオグリコール酸のメル カプト基の使用は特に重要である。この環化もしくはカンブリングが1結合を通 して起こってもよいし、あるいはチオール特異的試薬を用いて分子種を形成させ ることによってこれを達成することもできる。
抗体を生じさせるため、あるいは固相に対するこれらのペプチドの吸着を促進す るために、本ペプチドを可溶性担体に結合することができる。この担体の性質は 、5000以上の分子量を有し、ヒト血清中の抗体によって認識されtいような 性質であるべきである。
一般に担体はタンパク賃であろう。担体としてよく用いられるタンパク質はキー ホールリムベットヘモシアニン、ウシγ−グロブリン、ウシ血清アルブミン、お よびポリーL−リジンである。
ペプチドを担体に力、ブリングさせるための技術は種々詳しく記述されている。
この連結はペプチドのN−末端、C−末端あるいは内部部位で起こり得る。力、 ブリングのためにペプチドを誘導体化することもできる。広範囲にわたる種々の カップ+/ング法に関する詳細な記述は、例えばVan Regenmorte l、 M、 H,V、 、 Br1and、 J、 P、 Mul Ier、  SおよびPlau6. S、 、Laboratory Techniques  in Biochemistry and N。
let+lar Biology”、第19巻、 ”5ynthetic Po 1ypeptides as Antigens″。
Elsevier Press、アムステルダム、ニューヨーク、オフスフオー ド、1988に記載されている。
リジンのα−アミ7基とε−アミノ基の両方をペプチドの成長点として使用する オリゴリジノ核上て、本ペプチド類を直接合成することもてきる。この咳を構成 するリジンの数は3または7が好ましい。
さらに、ホモ二重体またはへテロニ量体の形成を促進するために、この錯体のC −末端もしくはその付近にンステインか含まれていてもよい。この技術の使用は B型肝炎抗原(Tam、 J、 PおよびLμ、Y−,4,Proc、 Nat  1. Acad、 Sc i、 USA(1!11119) 86:9084 −9088)および他の種々の抗原(“5ynthetic Peptides 、Approaches to Biological Problems”、 TarIl。
J、 P、およびKaiser、 E、 T、編、Alan R,Li5s I nc、、ニューヨーク、 1989中のTam、 J、 P、 、 ’Mult iple Antigen Peptide System:A Novel  Design ror 5ynthetic Peptide Vaccine  and 1mmunoassay”を参照のこと)に関して詳細に記述されて いる。
意図される使用に依存して、本ペプチドをラベル(標識)することもできるし、 ラベルしなくてもよい。使用できるラベルはいがなる種類でもよく、例えば酵素 的ラベル、化学的ラベル、蛍光ラベル、ルミネセンスラベル、あるいは放射活性 ラベルであり得る。さらに、例えば微!滴定プレート、ナイロン膜、ガラスまた プラスチックビーズ、およびクロマトグラフィー支持体(例・セルロース、シリ カ、あるいはアガロ−初などの表面または固相に結合させるために、ペプチドを 修飾することができる。ペプチドを固体支持体または表面に結合または付着させ 得る方法は、当業者にはよく知られている。
C型肝炎ウィルスに特異的な抗体を検出するためにペプチドの混合物を使用する ことは特に重要である。特に有利と思われるペプチドの混合物を次に記載する。
A、II、■、■、■およびXV B、I、■、■、■、LX■およびX”vlC,ff、■、八゛、v、vi、’ Xl5X’t1およびXulD、It、■およびX〜I E ■、■、■およびV F、■、■、XI、 xmおよびX■ G、XV、XV、XV、XVおよびX■これらのペプチドを認識する抗体は、種 々の方法で検出する一、ニー4H−かできる。好ましい検出法は酵素結合イミノ ソルベント検定法(ELISA)であり、この方法ではペプチドまたはペプチド 混合物を固体支持体に結合させる。これはほとんどの場合微量滴定プレートであ ろうが、原理的にはいかなる種類の不溶固相であってもよい。
試験すべき血清または他の体液の適当な希釈液(単数または複数)を、ペプチド を結合させる固相と接触させる。結合反応を起こすのに必要な時間インキュベー ションを実行する。次いて、結合していない成分を固相の洗浄によって除去する 。免疫複合体の検出を、ヒト免疫グロブリンに特異的に結合する抗体であって、 無色もしくはほぼ無色の基質または補基質を高度に着色した生成物か、もしくは 色素原と共に有色の錯体を形成し得る生成物に変換し得る酵素(西洋ワサビベル オ牛ンダーゼ、アルカリ性ホスファターゼ、あるいはβ−ガラクトシダーゼが好 ましいがこれらに限定されない)でラベルさ 。
れている抗体を用いて達成する。別法として、適切な基質(単数または複数)の 存在下で光を放出する酵素を検出系に使用することもできる。生成した生成物の 量を肉眼で、分光光度測定法によって、電気化学的に、あるいは発光測定法によ って検出し、これを同様に処理した対照と比較する。また、放射活性標識抗体を 検出系に使用する口ともてき、この場合には免疫複合体の量をシンチレーション 計数器またはガンマ計数器で定量する。
使用できる他の検出系には、スタフィロコッカス・アウレウス・コーワン(Co van)株1由来のプロティンA1スタフイロコツカスI(株26RP66)由 来のプロティンGの使用に基づく系、あるいは高親和性ビオチン−アビジンまた はストレブタビジン(streptavidin)結合反応を利用する系が含ま れる。
血清中または他の体液中に存在する抗体を競争検定法で検出するために、担体に 結合したペプチドに対して生した抗体を、標識ペプチドと組み合わせて用いるこ ともできる。この場合、担体に結合したペプチドに対して生じた抗体を固体支持 体(これは例えばプラスチックビーズまたはプラスチックチューブであり得る) に結合させる。次に標識ペプチドを試験すべき体液の適当な希釈液と混合し、次 いでこの混合物を固体支持体に結合させた抗体と接触させる。適当なインキュベ ーション期間の後、固体支持体を洗浄し、標識ペプチドの量を定量する。固体支 持体に結合するラベル量の減少は、元の試料中に抗体か存在することを示す。同 じように、ペプチドを固体支持体に結合させることもできる。次いてペプチド量 か制限的である条件下で、標識抗体を試料中に存在する抗体と競争させる。上記 の例と同様に、測定される信号の減少は被験試料中に抗体が存在することを示す 。
もう1つの好ましい抗体検出法は、均一免疫検定法である。このような検定法の 設計には多くの変法が考えられる。例えば、均一酵素免疫検定法に関する数多く の考え得る配置とそれらを実行する方法がTi jssen、 P、 、Pra ctice and Theory of Enzyme Ia+IQunoa ssays’。
Elsevier Press、アムステルダム、オクスフォード、ニューヨー ク、1985に記載されている。使用できる検出法には、酵素チャネリング、生 物発光、アロステリック活性化およびアロステリック阻害に基づく系が含まれる 。リポソームに封入した酵素または補酵素を用いる方法も使用できる(例えば、 Pinnaduwage、 PおよびHuang、 L、 、 CI in、  Chem、(198g) 34/2:26g−272、およびUllman、  E、 F、ら、 CI in、 Chew、 (1987)33/9:1.57 9−1584を参照のこと)。
ペプチドの合成は溶液中でも、あるいは固体支持体上でも達成できる。合成法は 一般に、t−プチルオ牛/カルボニルまたは9−フルオレニルメト牛ジーカルボ ニルで保護された活性化アミノ酸を使用する。この合成を実行するための操作、 側鎖保護の種類、および切断法は、例えばStewartおよびYoung、“ 5olid Phase Peptide 5ynthesis”、第2版、  Pierce Chemical Company+ 1984、および^th ertonおよび5heppard、5olid Phase Peptide  5ynthesis”、 IRL Press、 1989に詳細に記述され ている。
記述スるペプチドをすべて、エチレンジアミンで官能化しそれに酸不安定リンカ −4−(α−F woe−アミノ−2’、4’−ジメトキ/ベンジル)フェノ牛 シ酢酸をカップリングさせたペプシンにボリアミドーキーゼルグアー樹脂(Pe psyn K polyaIlideJeselguhr resin : M illigen、 Novato、 tJす71ルニ1)上で合成した(Rin k、 tetrabedron Lett、 (191117) 28・378 7)。t−ブチルに基づく側鎖保護およびFl!lOCα−アミノ保護を用いた 。2,2,5,7.8−ペンタメチルクロマン−6−スルホニル部分を用いてア ルギニンのグアニジ/基を保護した。ヒスチジンのイミダゾール基をt−Boc かトリチル基で保護し、システィンのスルフヒドリル基をトリチル基で保護した 。ジイソプロピルカルボジイミド キニンの場合を除いて、形成させたO−ペンタフルオロフェニルエステル類を用 いてカップリングを実行した。ペプチドIを除いてずへてのペプチドを酢酸無水 物でN−アセチル化した。すべての合成をミリダン9050ペプンンセサイザ− (Milligen 9050 PepSynthesizer : !lov ato,カリ7tルニ1)で連続フロー法を用いて行った。補集剤(スカベンジ ャー)の存在下でトリフルオロ酢酸で切断し、ジエチルエーテルで抽出した後、 すべてのペプチドをC 11−逆相クロマトグラフィーで分析した。
■、C型肝炎ウィルスに対する抗体の検出A,ナイロン膜に結合させたペプチド の使用ペプチドを適切な緩衝液に溶解することにより濃保存液を調製し、これを リン酸緩衝化食塩水(PBS)または炭酸ナトリウム緩衝液(pH 9. 6) でさらに希釈することによって作業溶液を調製した。これらのペプチドをナイロ ン膜(Pail, f−7vス,イキリス)上に線状にのせ、その後その膜をカ ゼインで処理することにより占有されていない結合部位を遮断した。次いでこの 膜をペプチド線の方向に対して直角な小片に切断した。次に各小片を1対100 に希釈した血清試料(HCv感染個体から得たもの)と共にインキュベートした 。酵素アルカFノ性ホスファターゼに結合したヤギ抗ヒト免疫グロブリン抗体と 共にこの小片をインキュベートすることによって抗体結合を検出した。結合して いない複合体を洗浄によって除去した後、5−ブロモ−4−クロロ−3−インド リルホスフェ−1・およびニトロブルーテトラゾリウムを含有する基質溶液を加 えた。
陽性反応は、特異的に認識されるペプチドの位置に対応する着色した線として目 視できる。36種類の異なる血清の反応様式を表1に記載する。表1に記載の結 果をさらに表2に要約する。
ペプチド保存液を炭酸ナトリウム緩衝液(pH9,6)で希釈し、これを用いて 2μg/mlのペプチド濃度で微量滴定プレートをコートした。ペプチド■、■ 、■、■およびX■からなる混合物も用いてプレートをコートした。コーティン グの後、プレートをカゼインで遮断した。15種のHCV抗体陽性血清と7人の 非感染血液供給者から得た対照血清を1対20に希釈し、ペプチド被覆プレート のウェル中でインキュベートした。このプレートを酵素西を羊ワサビペルオ牛ン ターゼに結合したヤギ抗ヒト免疫グロブリン抗体と共にインキュベートすること によって抗体結合を検出した。結合していない複合体を洗浄によって除去した後 、H,O,および3,3″、 5.5′−テトラメチルベンジジンを含有する溶 液を加えた。適当な時間経過後、硫酸の添加によって反応を停止させた。陽性反 応は黄色を呈し、これを従来の微量滴定プレートリーダー(読み取り機)を用い て定量した。これらの測定の結果を表3に記載する。ペプチド自体の物理的また は化学的特性に原因を帰することができる非特異的結合について補正するために 、各ペプチドについて個別に区分値(カットオフ値)を決定した。この区分吸光 度を(陰性試料の平均光学密度+0゜200)として計算した。この区分値より 高い吸光度値を与える試料を陽性と見なす。15種の陽性血清試料についての結 果をさらに表4に要約する。
本ペプチド類のいくつかかHcvg染個体から得た血清の大部分によって認識さ れることは明白であるか、すへての血清によって認識される単一のペプチドかな いことも明らかである。対照的に、ペプチドa合物は15種総ての血清によって 認識され、この15種の血清のうち6種については、得られる光学密度が個々の ペプチドのいずれかに関して得られる光学密度に等しいか、もしくはそれ以上で あった。これらの結果は、抗HCV抗体を検出するためにペプチドの混合物を用 いることの利点を明示するものである。
C1ELISAにおける様々な個々のペプチドおよびペプチド混合物に対するH CV感染患者から得た血清中の抗体の結合5種のペプチドを個別に用いて、また これらのペプチドを7種の異なる組み合わせで用いて、微量滴定プレートをコー トした。次いで、抗体検出に個々のペプチドを用いる場合と比較して混合物を用 いることの相対的な利点を評価するために、これらのフツートを15種のHCV 抗体陽性血清の希釈液と共にインキュベートした。使用した混合物および得られ た結果を図2に示す。
一般に混合物の機能は個々のペプチドより優れていた。このことは混合物12ぐ ペプチドI、■、■、■およびX■)に関して特に顕著であり、この混合物12 は試験した12種の血潰すへてによって認識された。これらの結果は、HCVに 対する抗体を検出するための診断的試験においてペプチドの1物を用いることの 利点を強調するものである。
ペプチド■、■、■、■およびX■の混合物を調製し、これを用いて、個々のペ プチドを試験するために用いた方法と同じ方法に従って微量滴定プレートをコー トした。臨床的に診断されたが分類されていない慢性非A非B型肝炎患者から得 た合計49種の血清、ならびに健康な献血者から得た49種の血清を試験した。
西洋ワサビペルオキシダーゼに結合したヤギ抗ヒト免疫グロブリン抗体を用いて 抗体結合の検出を行った。得られた光学密度値を表5に記載する。
これらの結果は、このペプチド混合物が健康な供給者から得た血清中の抗体によ っては認識されない(49中Qが反応性)が、慢性NANBHの患者から得た血 清の大部分(49中41、あるいは84%)によって認識されることを示してい る。これらの結果は、記載のペプチドがHCV感染を診断するための混合物とし て効果的に使用できることを立証している。
上述のように、ペプチドをナイロン膜に適用するか、あるいは混合して微量滴定 プレートのコーティングに用いた。このペプチド混合物はペプチド■、■、■、 ■およびX■からなる。次に、21人の急性非A非B肝炎患者から得た血清をC 型肝炎ウィルスに対する抗体の存在について試験した。また市販のキット(Or tho、 Emeryville、 CA、 USA)を用いてこれらと同じ血 清を評価した。
この比較研究の結果を表6に記載する。本ペプチドに基づ<ELISAと市販の 牛、トとの比較が可能なように、両試験の結果を、各試料について得られた光学 密度測定値をその区分値で割ることによって計算した信号対雑音比(S/N)と しても表す。1.0以上の・信号対雑音比を陽性反応を表すものと解釈する。市 販の牛ノドについては製造者の指示に従って区分値を計算した。本ペプチドに基 っ<ELISAについての区分値を、(5種の陰性試料の平均光学密度〒0.2 00)として計算した。
ナイロン結合ヘブチドの抗体認識を評価するために用いた尺度は表1に記載のも のと同じとした。試験した29試料のうち25試料(86%)が本ペプチドに基 づ<ELISAにおいて陽性であり、1または複数のナイロン結合ペプチドを認 識した。対照的に、29血清のうち、わずか14血清が市販のEL r SAで 陽性を記録したに過ぎなかった。これらの結果は、抗HIV抗体を検出するため にペプチド混合物を用いることの利点を明示すると共に、HCVポリペプチドの 異なる領域から誘導されたアミノ酸配列が混合物中に含まれる必要性を明示する ものである。
表1:HcVに感染した人から得た血清によるナイロン膜に結合させたペプチド の認識無記入−反応なし:05:弱く陽性、1:明白に陽性。
2強い反応:3:極めて強い反応、ND:測定しなかった!11(続き) 表2 感染患者から得た血清による ナイロン結合HCVペプチド類に対する抗体結合の要約ペプチド 反応性血清数  反応性血清率(%)X¥I丁工 14/36 39 XIX 8/36 22 表4:ELISA検定における 個々のペプチドに対する抗体結合の要約ペプチド 反応性血清数 反応性血清率 (%)II 13 87 III 14 93 rV 10 67 ■ 853 ■ 1387 IX 12 80 X 13 87 XII 1 7 X工■747 XrV 8 53 XVI 5 33 XVII 27 XVIII 10 67 XIX ’ 6 40 表5=慢性NANBH患者から得た血清中のHCVに対する抗体を検出するため のペプチド混合物の使用および健康な献血者から得た血清との比較 慢性NANB血清 対照血清 101 0.041 1 0.049 102 1381 2 0.047 103 1578 3 0.049 104 1.804 4 0.046 105 1393 5 0.049 107 1.604 6 0.045 108 1.148 7 0.043 109 1.714 8 0.053 110 1.692 9 0.049 112 0.919 10 0.047113 1.454 ’ 11 0.0 60114 0.936 12 0.044115 0.041 13 0.0 49116 1.636 14 0.051118 L!42 15 0.05 6 119 1568 16 0.050 1201ユ90 17 0.049 121 1.541 18 0.055122 1.4n 19 0.054 123 1.493 20 0.058124 1.666 21 0.050 125 1.644 22 0.044126 1.409 23 0.043 1.27 1.625 24 0.045128 1.061 25 0.04 6129 1j53 26 0.Q49 130 1.709 27 0.050131 0.041 28 0.047 132 0.0+4 29 0.050133 1.648 30 0.053 134 0.043 31 0.051135 1、.26g 32 0.05 3136 1.480 33 0.055138 0.628 34 0.06 4139 0.042 35 0.063140 0.040 36 0.05 7141 0.039 38 0.048142 1.659 39 0.04 5143 1.457 40 0.046144 0.722 41 0.04 6145 1.256 42 0.051146 0j73 43 0.057 147 1.732 44 0.050148 1.089 45 0.050 149 1.606 46 0.045150 1.72547 0.041 151 1.449 48 0.064154 1.639 49 0.040 155 1.775 50 0.036表6(続き) 混成HCV、1c−nicocic、l+のアミノ酸配列Continued 口ontinued 口ontinued −≧・ 囚双====蕊2 要約書 HCVがコード化しているタンパク質を模倣し得るペプチド配列を、事前のHC V暴露に関して血液および血液製品をスクリーニングするための試薬として使用 するために提供する。これらのペプチドは少なくとも5アミノ酸長であり、HC Vに対する抗体を検出するための種々の特異的検定法、HCV抗原を検出するだ めの種々の特異的検定法、あるいは免疫原として使用できる。
国際調査報告 +−11−1−1−^−一つi軸吻〜−orイi【oo11r+qin。
j3.i 直 爽1 九 報 当

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式: (I)【配列があります】 [YはNH2、1または複数のN−末端アミノ酸、あるいはカップリングを容易 にするために付加された他の化学物質を表し、Zは結合、1または複数のアミノ 酸、あるいは連結に使用し得る1または複数の化学基を表し、XはOH、NH2 、あるいはこれらの基のいずれかを含有する結合を表す] で表されるペプチド。 2.式: (II)【配列があります】 [YはXH2、1または複数のN−末端アミノ酸、あるいはカップリングを容易 にするたりに付加された他の化学物質を表し、Zは結合、1または複数のアミノ 酸、あるいは連結に使用し得る1または複数の化学基を表し、XはOH、NH2 、あるいはこれらの基のいずれかを含有する結合を表す] で表されるペプチド。 3.式: (III)【配列があります】 [YはNH2、1または複数のN−末端アミノ酸、あるいはカップリングを容易 にするために付加された他の化学物質を表し、Zは結合、1または複数のアミノ 酸、あるいは連結に使用し得る1または複数の化学基を表し、XはOH、NH2 、あるいはこれらの基のいずれかを含有する結合を表す] で表されるペプチド。 4.式: (IV)【配列があります】 [YはNH2、1または複数のN−末端アミノ酸、あるいはカップリングを容易 にするために付加された他の化学物質を表し、Zは結合、1または複数のアミノ 酸、あるいは連結に使用し得る1または複数の化学基を表し、XはOH、NH2 、あるいはこれらの基のいずれかを含有する結合を表す] で表されるペプチド。 5.式: (V)【配列があります】 [YはNH2、1または複数のN−末端アミノ酸、あるいはカップリングを容易 にするために付加された他の化学物質を表し、Zは結合、1または複数のアミノ 酸、あるいは連結に使用し得る1または複数の化学基を表し、XはOH、NH2 、あるいはこれらの基のいずれかを含有する結合を表す] で表されるペプチド。 6.式: (VI)【配列があります】 [YはNH2、1または複数のN−末端アミノ酸、あるいはカップリングを容易 にするために付加された他の化学物質を表し、Zは結合、1または複数のアミノ 酸、あるいは連結に使用し得る1または複数の化学基を表し、XはOH、NH2 、あるいはこれらの基のいずれかを含有する結合を表す] で表されるペプチド。 7.式: (VII)【配列があります】 [YはNH2、1または複数のN−末端アミノ酸、あるいはカップリングを容易 にするために付加された他の化学物質を表し、Zは結合、1または複数のアミノ 酸、あるいは連結に使用し得る1または複数の化学基を表し、XはOH、NH2 、あるいはこれらの基のいずれかを含有する結合を表す] で表されるペプチド。 8.式: (VIII)【配列があります】 [YはNH2、1または複数のN−末端アミノ酸、あるいはカップリングを容易 にするために付加された他の化学物質を表し、Zは結合、1または複数のアミノ 酸、あるいは連結に使用し得る1または複数の化学基を表し、XはOH、NH2 、あるいはこれらの基のいずれかを含有する結合を表す] で表されるペプチド。 9.式: (IX)【配列があります】 [YはNH2、1または複数のN−末端アミノ酸、あるいはカップリングを容易 にするために付加された他の化学物質を表し、Zは結合、1または複数のアミノ 酸、あるいは連結に使用し得る1または複数の化学基を表し、XはOH、NH2 、あるいはこれらの基のいずれかを含有する結合を表す] で表されるペプチド。 10.式: (X)【配列があります】 [YはNH2、1または複数のN−末端アミノ酸、あるいはカップリングを容易 にするために付加された他の化学物質を表し、Zは結合、1または複数のアミノ 酸、あるいは連結に使用し得る1または複数の化学基を表し、XはOH、NH2 、あるいはこれらの基のいずれかを含有する結合を表す] で表されるペプチド。 11.式: (XI)【配列があります】 [YはNH2、1または複数のN−末端アミ/酸、あるいはカップリングを容易 にするために付加された他の化学物質を表し、Zは結合、1または複数のアミノ 酸、あるいは連結に使用し得る1または複数の化学基を表し、XはOH、NH2 、あるいはこれらの基のいずれかを含有する結合を表す] で表されるペプチド。 12.式: (XII)【配列があります】 [YはNH2、1または複数のN−末端アミノ酸、あるいはカップリングを容易 にするために付加された他の化学物質を表し、Zは結合、1または複数のアミノ 酸、あるいは連結に使用し得る1または複数の化学基を表し、XはOH、NH2 、あるいはこれらの基のいずれかを含有する結合を表す] で表されるペプチド。 13.式: (XIII)【配列があります】 [YはNH2、1または複数のN−末端アミノ酸、あるいはカップリングを容易 にするために付加された他の化学物質を表し、Zは結合、1または複数のアミノ 酸、あるいは連結に使用し得る1または複数の化学基を表し、XはOH、NH2 、あるいはこれらの基のいずれかを含有する結合を表す] で表されるペプチド。 14.式: (XIV)【配列があります】 [YはNH2、1または複数のN−末端アミノ酸、あるいはカップリングを容易 にするために付加された他の化学物質を表し、Zは結合、1または複数のアミノ 酸、あるいは連結に使用し得る1または複数の化学基を表し、XはOH、NH2 、あるいはこれらの基のいずれかを含有する結合を表す] で表されるペプチド。 15.式: (XV)【配列があります】 [YはNH2、1または複数のN−末端アミノ酸、あるいはカップリングを容易 にするために付加された他の化学物質を表し、Zは結合、1または複数のアミノ 酸、あるいは連結に使用し得る1または複数の化学基を表し、XはOH、NH2 、あるいはこれらの基のいずれかを含有する結合を表す] で表されるペプチド。 16.式: (XVI)【配列があります】 [YはNH2、1または複数のN−末端アミノ酸、あるいはカップリングを容易 にするために付加された他の化学物質を表し、Zは結合、1または複数のアミノ 酸、あるいは連結に使用し得る1または複数の化学基を表し、XはOH、NH2 、あるいはこれらの基のいずれかを含有する結合を表す] で表されるペプチド。 17.式: (XVII)【配列があります】 [YはNH2、1または複数のN−末端アミノ酸、あるいはカップリングを容易 にするために付加された他の化学物質を表し、Zは結合、1または複数のアミノ 酸、あるいは連結に使用し得る1または複数の化学基を表し、XはOH、NH2 、あるいはこれらの基のいずれかを含有する結合を表す] で表されるペプチド。 18.式: (XVIII)【配列があります】 [YはNH2、1または複数のN−末端アミノ酸、あるいはカップリングを容易 にするたりに付加された他の化学物質を表し、Zは結合、1または複数のアミノ 酸、あるいは連結に使用し得る1または複数の化学基を表し、XはOH、NH2 、あるいはこれらの基のいずれかを含有する結合を表す] で表されるペプチド。 19.式: (XIX)【配列があります】 [YはNH2、1または複数のN−末端アミノ酸、あるいはカップリングを容易 にするために付加された他の化学物質を表し、Zは結合、1または複数のアミノ 酸、あるいは連結に使用し得る1または複数の化学基を表し、XはOH、NH2 、あるいはこれらの基のいずれかを含有する結合を表す] で表されるペプチド。 20.第1項から第19項までのペプチドの少なくとも1つを含有する組成物。 21.担体に結合した第1項から第19項までのペプチドの少なくとも1つを含 有する組成物 22.血清または血漿などの生物学的液体中のC型肝炎ウイルスに対する抗体を 検出する方法であって、診断を受けるべき人の体液を第1項から第19項までの ペプチドあるいは第20項および第21項の組成物のいずれかと接触させ、該抗 体と1または複数の抗原との間に形成される免疫学的錯体を検出することを特徴 とする方法。 23.該免疫学的錯体の該検出が、抗ヒト免疫グロブリン抗体またはスタフィロ コッカルAプロテインまたはストレプトコッカルGプロテインまたはアビジンま たはストレプタピジンから選択される標識試薬と該免疫学的錯体を反応させ、該 複合体と該試薬の間で錯体形成した試薬を検出することによって達成されること を特徴とする第22項の方法。 24.第20項または第21項のいずれかに定義した組成物および生成する免疫 学的錯体を検出するための手段からなる、生物学的液体中の抗C型肝炎ウイルス 抗体の検出用キット。 25.該免疫学的錯体を検出するための該手段が1または複数の抗ヒト免疫グロ ブリンまたはプロテインAまたはプロテインGまたはアビジンまたはストレプタ ピジンと、検出される免疫学的複合体中に含まれる抗HCV抗体間に形成される 錯体を検出するための手段からなることを特徴とする第24項のキット。
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