JPH055027Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH055027Y2 JPH055027Y2 JP3071986U JP3071986U JPH055027Y2 JP H055027 Y2 JPH055027 Y2 JP H055027Y2 JP 3071986 U JP3071986 U JP 3071986U JP 3071986 U JP3071986 U JP 3071986U JP H055027 Y2 JPH055027 Y2 JP H055027Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case body
- engaging protrusion
- outlet
- plate
- rotating plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 3
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はワンタツチで取出口を開蓋及び閉蓋で
きるシヤープペンシル用替芯ケースに関する。
きるシヤープペンシル用替芯ケースに関する。
従来この種の替芯ケースのワンタツチ開閉蓋機
構には主にスライド操作方式とプツシユ操作方式
の２種類が存在する。スライド操作方式のものは
第２図に示したようにケース本体１に対してスラ
イド自在な操作体２を構成し該操作体２に対し弾
性変形可能な蓋板３を一体化し該蓋板３をケース
本体１内部に設置したガイド壁４により案内しな
がらケース本体１の取出口５を開閉する方向に作
動させるように一般的に構成されている。又プツ
シユ操作方式のものは第３図に示したようにケー
ス本体１′に対してノツク動自在な操作体２′を構
成し該操作体２に対し同様に弾性変形可能な蓋板
３′を一体化し該蓋板３′をケース本体１′内部に
設置したガイド壁４′により案内しながらケース
本体１′の取出口５′を開閉する方向に作動させる
ように一般的に構成されている。
構には主にスライド操作方式とプツシユ操作方式
の２種類が存在する。スライド操作方式のものは
第２図に示したようにケース本体１に対してスラ
イド自在な操作体２を構成し該操作体２に対し弾
性変形可能な蓋板３を一体化し該蓋板３をケース
本体１内部に設置したガイド壁４により案内しな
がらケース本体１の取出口５を開閉する方向に作
動させるように一般的に構成されている。又プツ
シユ操作方式のものは第３図に示したようにケー
ス本体１′に対してノツク動自在な操作体２′を構
成し該操作体２に対し同様に弾性変形可能な蓋板
３′を一体化し該蓋板３′をケース本体１′内部に
設置したガイド壁４′により案内しながらケース
本体１′の取出口５′を開閉する方向に作動させる
ように一般的に構成されている。
上記の従来例は何れも蓋板３，３′がケース本
体１，１′に設けられたガイド壁４，４′に案内さ
れて弾性変形しながら作動するのでその弾性変形
に無理が生じないようにガイド壁４，４′を適性
な位置に設定しなければならず設計上の困難さが
存在する。又蓋板３，３′には開閉作動の度に変
形を生じるので材料に疲れが生じる問題点もあ
る。更に上記のスライド操作方式の従来例には操
作体３をケース本体１に装着する場合の組み付け
工程に困難さがあり、又プツシユ操作方式の従来
例にはコイルばね６等の別部品を要してコスト高
となる欠点もある。本考案は斯る従来例の有する
問題点を解決する新たなシヤープペンシル用替芯
ケースの提供を目的とする。
体１，１′に設けられたガイド壁４，４′に案内さ
れて弾性変形しながら作動するのでその弾性変形
に無理が生じないようにガイド壁４，４′を適性
な位置に設定しなければならず設計上の困難さが
存在する。又蓋板３，３′には開閉作動の度に変
形を生じるので材料に疲れが生じる問題点もあ
る。更に上記のスライド操作方式の従来例には操
作体３をケース本体１に装着する場合の組み付け
工程に困難さがあり、又プツシユ操作方式の従来
例にはコイルばね６等の別部品を要してコスト高
となる欠点もある。本考案は斯る従来例の有する
問題点を解決する新たなシヤープペンシル用替芯
ケースの提供を目的とする。
本願は上記目的を達成するものとしてここに、
天面の一端に取出口を設けると共に天面の他端と
直交する側面に通口を開設し該通口の下縁に近接
した内部位置に係合突起を設置したケース本体を
構成し、又回動板を有してその上端に蓋板を突設
すると共に下端部には係合突起を設けた操作体を
構成し、該操作体をその回動板の外側面が通口に
露呈し係合突起がケース本体の係合突起と当接し
蓋板の先端が取出口のやや下方位置のケース本体
の側面に当接する位置に配して該操作体の回動板
の略中央部をケース本体に対し回動自在に軸着
し、操作体の回動板の外側面下端部をケース本体
の通口から内方へ押圧して回動板の回転により蓋
板の先端をケース本体の側面から引き離して取出
口を開口する位置まで移動させると共に係合突起
を弾性変形させてケース本体の係合突起に係止可
能とし、又操作体の回動板の外側面の上端部をケ
ース本体の通口から内方へ押圧して回動板の逆回
転により蓋板の先端をケース本体の取出口の下方
位置の側面に当接させて取出口を閉口させると共
に係合突起を弾性変形させてケース本体の係合突
起との係止状態を解除可能として成るシヤープペ
ンシル用替芯ケースを提示するものである。
天面の一端に取出口を設けると共に天面の他端と
直交する側面に通口を開設し該通口の下縁に近接
した内部位置に係合突起を設置したケース本体を
構成し、又回動板を有してその上端に蓋板を突設
すると共に下端部には係合突起を設けた操作体を
構成し、該操作体をその回動板の外側面が通口に
露呈し係合突起がケース本体の係合突起と当接し
蓋板の先端が取出口のやや下方位置のケース本体
の側面に当接する位置に配して該操作体の回動板
の略中央部をケース本体に対し回動自在に軸着
し、操作体の回動板の外側面下端部をケース本体
の通口から内方へ押圧して回動板の回転により蓋
板の先端をケース本体の側面から引き離して取出
口を開口する位置まで移動させると共に係合突起
を弾性変形させてケース本体の係合突起に係止可
能とし、又操作体の回動板の外側面の上端部をケ
ース本体の通口から内方へ押圧して回動板の逆回
転により蓋板の先端をケース本体の取出口の下方
位置の側面に当接させて取出口を閉口させると共
に係合突起を弾性変形させてケース本体の係合突
起との係止状態を解除可能として成るシヤープペ
ンシル用替芯ケースを提示するものである。
第１図は本考案の一実施例を示したものであ
る。該実施例は、天面７の一端に取出口８を開口
すると共に天面の他端と直交する側面９の上端に
近接した位置に縦長の通口１０を開設し底面１１
の略中央位置に垂直な隔壁１２を立設して取出口
８の下方に位置する空間を替芯１３……の収納部
１４となすとともに隔壁１２の反対側の空間の通
口１０の下縁とほぼ同じ高さの位置に隔壁１２か
ら水平方向に係合突起１５を突設したケース本体
１６を構成し、又ケース本体１６の通口１０の縦
方向の長さよりも幾分縦方向の長さが短い矩形の
回動板１７の内側縁下端近傍位置に矩形の切欠１
８を形成して該切欠１８の下側に内方へ向つて水
平に突出した係合突起１９を設けると共に回動板
１７の上縁内側端に上方へ突出する垂直部とその
垂直部の上端で内方に折曲する水平部とからなる
Ｌ形の蓋板２０を突設した操作体２１を構成し、
該操作体２１をその回動板１７がケース本体１６
の通口１０の内部でその外側面２２がケース本体
１６の側面９と面一となるように且つ回動板１７
の下端にある係合突起１９の先端がケース本体１
６の隔壁１２の係合突起１５の先端と当接し回動
板１７の上端の蓋板２０の水平部の先端が取出口
８のやや下方位置でケース本体１６の側面２３に
当接するように配して回動板１７の内側端中央部
をケース本体１６に対し回動自在に一体的に軸着
して成るものである。尚、ケース本体１６は図に
示すようにケース基体２４とその外周部を覆うカ
バー２５とが一体的に合体した構造となつてい
る。
る。該実施例は、天面７の一端に取出口８を開口
すると共に天面の他端と直交する側面９の上端に
近接した位置に縦長の通口１０を開設し底面１１
の略中央位置に垂直な隔壁１２を立設して取出口
８の下方に位置する空間を替芯１３……の収納部
１４となすとともに隔壁１２の反対側の空間の通
口１０の下縁とほぼ同じ高さの位置に隔壁１２か
ら水平方向に係合突起１５を突設したケース本体
１６を構成し、又ケース本体１６の通口１０の縦
方向の長さよりも幾分縦方向の長さが短い矩形の
回動板１７の内側縁下端近傍位置に矩形の切欠１
８を形成して該切欠１８の下側に内方へ向つて水
平に突出した係合突起１９を設けると共に回動板
１７の上縁内側端に上方へ突出する垂直部とその
垂直部の上端で内方に折曲する水平部とからなる
Ｌ形の蓋板２０を突設した操作体２１を構成し、
該操作体２１をその回動板１７がケース本体１６
の通口１０の内部でその外側面２２がケース本体
１６の側面９と面一となるように且つ回動板１７
の下端にある係合突起１９の先端がケース本体１
６の隔壁１２の係合突起１５の先端と当接し回動
板１７の上端の蓋板２０の水平部の先端が取出口
８のやや下方位置でケース本体１６の側面２３に
当接するように配して回動板１７の内側端中央部
をケース本体１６に対し回動自在に一体的に軸着
して成るものである。尚、ケース本体１６は図に
示すようにケース基体２４とその外周部を覆うカ
バー２５とが一体的に合体した構造となつてい
る。
本考案の替芯ケースは、操作体２１の回動板１
７の外側面２２の下端部を内方に押圧することに
より回動板１７を回転させて回動板１７の上端に
一体化した蓋板２０も同時に回転させて蓋板２０
の先端をケース本体１６の側面２３から引き離し
て天面７の内面の取出口８の口縁近傍位置に当接
させて取出口８を開口状態にすると共に回動板１
７の下端の係合突起１９にケース本体１６の係合
突起１５を弾性変形により乗り越えさせて係合さ
せることにより取出口８の開口状態を固定して該
取出口８から収納部１４の替芯１３……を落下さ
せ、次いで回動板１７の外側面２２の上端を押圧
して回動板１７を逆方向に回転させ蓋板２０及び
係合突起１９に逆作動させ取出口８を閉蓋すると
共にその閉蓋状態を固定させるものである。即ち
本考案の替芯ケースは蓋板２０が作動中に弾性変
形することなく、又ガイド壁に案内されることも
ない。
７の外側面２２の下端部を内方に押圧することに
より回動板１７を回転させて回動板１７の上端に
一体化した蓋板２０も同時に回転させて蓋板２０
の先端をケース本体１６の側面２３から引き離し
て天面７の内面の取出口８の口縁近傍位置に当接
させて取出口８を開口状態にすると共に回動板１
７の下端の係合突起１９にケース本体１６の係合
突起１５を弾性変形により乗り越えさせて係合さ
せることにより取出口８の開口状態を固定して該
取出口８から収納部１４の替芯１３……を落下さ
せ、次いで回動板１７の外側面２２の上端を押圧
して回動板１７を逆方向に回転させ蓋板２０及び
係合突起１９に逆作動させ取出口８を閉蓋すると
共にその閉蓋状態を固定させるものである。即ち
本考案の替芯ケースは蓋板２０が作動中に弾性変
形することなく、又ガイド壁に案内されることも
ない。
本考案は以上の構成及び作用を有するものであ
り、蓋板が作動中に弾性変形することがなく又ガ
イド壁も不要なことからガイド壁の適正な位置や
形状を求める等の煩瑣な設計をする必要がなく製
造が極めて容易化してコストダウンがもたらされ
ると共に蓋板の疲れ等の心配も消失する効果があ
る。又操作体のケース本体に対する組み付け作業
も操作体の位置に考慮を払うのみで単に軸着する
だけで良く前記のスライド操作方式の従来例に比
べて極めて簡単化し、又前記のプツシユ操作方式
の従来例の如くコイルばね等の別部品を備える必
要がないのでこの点からもコストダウンがもたら
される等の効果もある。
り、蓋板が作動中に弾性変形することがなく又ガ
イド壁も不要なことからガイド壁の適正な位置や
形状を求める等の煩瑣な設計をする必要がなく製
造が極めて容易化してコストダウンがもたらされ
ると共に蓋板の疲れ等の心配も消失する効果があ
る。又操作体のケース本体に対する組み付け作業
も操作体の位置に考慮を払うのみで単に軸着する
だけで良く前記のスライド操作方式の従来例に比
べて極めて簡単化し、又前記のプツシユ操作方式
の従来例の如くコイルばね等の別部品を備える必
要がないのでこの点からもコストダウンがもたら
される等の効果もある。
第１図は本考案の一実施例を示す縦断面図、又
第２図及び第３図は従来例の縦断面図である。 １，１′……ケース本体、２，２′……操作体、
３，３′……蓋板、４，４′……ガイド壁、５，
５′……取出口、６……コイルばね、７……天面、
８……取出口、９……側面、１０……通口、１１
……底面、１２……隔壁、１３……替芯、１４…
…替芯の収納部、１５……係合突起、１６……ケ
ース本体、１７……回動板、１８……切欠、１９
……係合突起、２０……蓋板、２１……操作体、
２２……回動板の外側面、２３……側面、２４…
…ケース基体、２５……カバー。
第２図及び第３図は従来例の縦断面図である。 １，１′……ケース本体、２，２′……操作体、
３，３′……蓋板、４，４′……ガイド壁、５，
５′……取出口、６……コイルばね、７……天面、
８……取出口、９……側面、１０……通口、１１
……底面、１２……隔壁、１３……替芯、１４…
…替芯の収納部、１５……係合突起、１６……ケ
ース本体、１７……回動板、１８……切欠、１９
……係合突起、２０……蓋板、２１……操作体、
２２……回動板の外側面、２３……側面、２４…
…ケース基体、２５……カバー。
Claims (1)
- 天面の一端に取出口を設けると共に天面の他端
と直交する側面に通口を開設し該通口の下縁に近
接した内部位置に係合突起を設置したケース本体
を構成し、又回動板を有してその上端に蓋板を突
設すると共に下端部には係合突起を設けた操作体
を構成し、該操作体をその回動板の外側面が通口
に露呈し係合突起がケース本体の係合突起と当接
し蓋板の先端が取出口のやや下方位置のケース本
体の側面に当接する位置に配して該操作体の回動
板の略中央部をケース本体に対し回動自在に軸着
し、操作体の回動板の外側面下端部をケース本体
の通口から内方へ押圧して回動板の回転により蓋
板の先端をケース本体の側面から引き離して取出
口を開口する位置まで移動させると共に係合突起
を弾性変形させてケース本体の係合突起に係止可
能とし、又操作体の回動板の外側面の上端部をケ
ース本体の通口から内方へ押圧して回動板の逆回
転により蓋板の先端をケース本体の取出口の下方
位置の側面に当接させて取出口を閉口させると共
に係合突起を弾性変形させてケース本体の係合突
起との係止状態を解除可能として成るシヤープペ
ンシル用替芯ケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3071986U JPH055027Y2 (ja) | 1986-03-04 | 1986-03-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3071986U JPH055027Y2 (ja) | 1986-03-04 | 1986-03-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62147584U JPS62147584U (ja) | 1987-09-18 |
| JPH055027Y2 true JPH055027Y2 (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=30835787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3071986U Expired - Lifetime JPH055027Y2 (ja) | 1986-03-04 | 1986-03-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH055027Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022163797A1 (ja) * | 2021-01-29 | 2022-08-04 | ぺんてる株式会社 | シャープペンシル用替芯ケース |
-
1986
- 1986-03-04 JP JP3071986U patent/JPH055027Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62147584U (ja) | 1987-09-18 |
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