JPH05502287A - スリップ制御装置付き液圧ブレーキシステムの圧力流体を制御する圧力制御弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 例えば特にスリップ制御装置付き液圧ブレーキシステムの圧力流体制御用の圧力 制御弁 本発明は、請求項１の前段部分に記載の例えばスリップ制御装置付き液圧ブレー キンステムに用いる圧力流体制御用の圧力制御弁に関する。

スリップ制御装置付き液圧ブレーキシステムにおける流体の流れを制御するため の上記形式の従来の圧力制御弁は、種々の用途に用いられている。

例えば特許出願第Ｐ３９３０７５７．３号に記載の流体制御用の圧力制御弁には 、弁ハウジング内を案内されかつばね力が作用する弁タペットを設けられており 、圧縮ばねから離隔した弁タペットの端部は球状のシート弁として形成され、弁 がその閉位置に配置されたときに漏洩を生じない態様で圧力流体を遮断する。

弁タペットが往復動するときの騒音したがって固体部材を伝達される音の発生を 減少するため、流速に応じて半径方向の押圧力を受ける弁タペットの周部に軸方 向に延びる四部が非対称に配置され、振動が減少される。しかし、弁タペットを このように形成するためには複雑な加工工程を追加する必要があり、このため問 題を解決する上記方法を更に改善する必要がある。

したがって、本発明の目的は、上記形式の圧力制御弁を改善し、作動信頼性を確 保しつつ簡単でコスト的に有益な手段により、弁制御段階中の騒音を大きく減少 することにある。

本発明によれば、上記目的は請求項１の特徴により達成される。

したがって、本発明の基本的な思想は、弁タペットの可聴作動騒音を防止し、発 生する可能性のある圧力変動（Ｄ＋ｕｃｋｔ＋ｈｖｉＢｕｎｇｔｏ、Ｃｏｍｐ＋ ｅ＋＋１ｏａａｌ　ｖｉｂ＋ａｔｉｏｎ＋　）を減少するように、弁タペットの 移動中に半径方向摩擦面が作用する摩擦部材を配置することに関するものである 。

本発明の好ましい構造は請求項２乃至４に記載されており、摩擦リングとして形 成された摩擦部材は弁ハウジングの内端壁と圧縮ばねの弁タペツト側との間に静 止状態に把持され、弁タペットと摩擦接触する状態にこの弁タペットを囲む。こ れにより、弁が往復動を開始したときに、弁タペットを囲む摩擦リングの内側肩 部が振動を減少する。同様に、内側肩部に代えて摩擦リングの外側肩部を弁ハウ ジングの内壁に摩擦当接させてもよく、これによりかなり大きな局部有効面が摩 擦接触し、タペット側の往復動開始時に良好な静止摩擦特性を得ることができる 。いずれの場合も摩擦リングを比較的簡単に取付けることができ、弾性材製の摩 擦部材として形成された摩擦リングは圧縮ばねの作用の下で弁タペツト上の軸方 向ストッパ間に配置される。

スペースの有効利用に関し、また、材料の必要性の観点から、軸方向に摩擦力を 伝達する圧縮ばねを用いることが特に何益である。このために請求項５の特徴を 組合わせることで、弁ハウジングの内側端面と軸方向ストッパとの間に把持され た圧縮ばねはそのばね巻線を弁ハウジングの半径方向の内壁に摩擦接触する。し たがって、好適に圧縮ばねを選択することにより摩擦率を変化することができる 。

請求項６の特徴による圧力制御弁の特別な実施例は、ばねの軸線に対して横方向 に作用する傾斜部材により圧縮ばねと弁ハウジングとの間で摩擦接触するように 配置し、この傾斜部材上に圧縮ばねの一端が当接する。この傾斜部材により開始 されかつばねの付勢力にしたがう圧縮ばねの座屈したがって弁ハウジング上の摩 擦接触により、弁の往復動による振動を抑制することができる。

更に、請求項７によると、整数のばね巻線数を有する圧縮ばねを用いることによ り、圧縮ばねの摩擦効果を制限することなく極めて簡単な態様で製造コストを大 きく減少することができ、これは反対側に配置されて均等に延びるばね端部が、 共通の偏心した作用線上で均等なばね支持点（ｇｌｓｉｃｈａｒｔｉＢＦｅｄｅ ＋ａｕｆｌｘＢｅｐｕｎｋｌｅ、　＋ｐ＋ｉａｇ　ａｂｕｊｍｅｎｔ　ｐｏｉｎ ｔｓ　ｏｌ　ｒｑｕａｌｔ７ｐｅ）を形成する。これにより圧縮ばねを横方向に 座屈させ、弁ハウジングに当接させて摩擦係合する。

請求項８によると、直列に配列された圧縮ばねが使用される場合には、圧縮ばね の端部に傾斜部材を配置することにより圧縮ばねを座屈させることができる。

以下、複数の実施例により本発明の詳細な説明する。

図中、 第１図は摩擦部材が弁タペツト上に摩擦当接している状態の圧力制御弁の長手方 向断面図であり、第２図は摩擦部材が弁ハウジングに摩擦係合している状態の第 １図の変形例であり、 第３図は圧縮ばねが座屈して弁ハウジングに摩擦当接している状態の第１図の長 手方向断面の部分図であり、第４図は圧縮ばねか座屈して弁ハウジングに摩擦当 接している状態の第１図の圧力制御弁の長手方向断面の他の部分図である。

第１図はスリップ制御装置付き液圧ブレーキンステムにおける圧力流体の制御に 適した圧力制御弁を示し、弁タペット１は弁ハウジング３内を案内されかつ圧縮 ばね４を収容し、この弁タペット１に形成されて弁座９に対応する弁閉鎖部材１ ０は、圧力が予め定めた望ましい値に達すると、圧力流体源１１から延びる圧力 供給路１１と圧力戻し管路１２との間を接続する。弁タペット１は、中空シリン ダとして形成された弁ハウジング３内の中央に対称的に配置されている。この弁 タペット１を案内するため、弁タペットのステム部は弁ハウジング３の開口内に 挿入されたケージ１３により弁座９の領域内で囲まれており、一方、この弁座９ から離隔した側では弁タペット１は弁ハウジング３の内端壁に貫通形成された中 央孔で案内される。弁ハウジング３の開口の径方向に対向して配置された圧力戻 し管路１２の通路は、この弁ハウジンときに圧力供給路１１に接続される。弁ハ ウジング３の周面に形成された環状溝内にはリング状のシール部材１４が配置さ れており、このシール部材は図示しない弁ブロックに対してハウジング側の接触 面を閉じ、圧力流体の漏れを阻止する。

騒音の発生を抑制するため、摩擦リングとして形成された摩擦部材２が弁ハウジ ング３の内端壁と弁タペット１の軸方向ストッパ５，６に当接するばね４との間 に把持されており、この摩擦リング２はその非作動位置に保持されて内側肩部を 弁タペット１に摩擦係合させた状態に当接されている。

これと異なり、第２図は弁タペット１のほぼ中央に装架された２つの軸方向スト ッパ５．６間に摩擦リング２を配置しており、これらのストッパは圧縮ばね４の 作用の下で摩擦リング２を把持し、したがって弁タペット１に保持された摩擦リ ング２はその外側肩部を弁ハウジングの壁部に摩擦係合させつつ摺動する。

第３図は弁タペット１の軸方向ストッパ５上に配置されて圧縮ばね４を座屈させ る傾斜部材８を示し、このために螺旋状ばねが用いられる圧縮ばね４は横に座屈 することにより１のばね巻線７が弁ハウジング３の内壁に摩擦当接する。

第４図の実施例は圧縮はね４の横方向の弾性変形を示し、この弾性変形は極めて 直接的な態様で行うことができ、弁タペット１の軸方向ストッパ５と弁ハウジン グ３の内端壁との間に把持された螺旋状のばねは巻線数が整数で形成されており 、これにより圧縮ばね４は自動的に座屈を生じさせ、両ばね端は同しタイプで支 持されている。これにより極端な場合には、ばねの寸法に応じて更に巻線の内面 を弁タペット１のステム部に部分的に摩擦接触させることができる。

参照符号リスト １　弁タペット ２　摩擦部材 ３　弁ハウジング ４　圧縮はね ５　軸方向ストッパ ６　軸方向スト・ンバ ７　ばね巻線 ８　傾斜部材 ９　弁座 １０　弁閉鎖部材 １１　圧力供給路 １２　圧力戻し管路 １３　ケージ １４　リング状シール部材 要約書− 例えば特にスリップ制御装置付き液圧ブレーキシステムの圧力流体制御用の圧力 制御弁 本発明は、弁ハウジング（３）内を案内されかつ圧縮ばね（４）を収容する弁タ ペット（１）を備え、圧力が所要の予め設定された値に達したときに、この弁タ ペット（１）上に形成された弁閉鎖部材（１０）が対応する弁座（９）と共に、 圧力流体源から延びる圧力供給管路（１１）と戻り管路（１２）との間を接続す る圧力制御弁に関する。

弁タペット（１）の作動時の騒音を減少するため、弁タペット（１）に係合する 少なくとも１の摩擦部材（２）が設けられ、この摩擦部材は移動可能で、弁ハウ ジング（３）と弁タペット（１）との少なくとも一方の半径方向摩擦面に当接す る。

（第１図） 国際調査報告 １−円峠輛−＾帥−−−Ｋπバア９１１０１０８２ｐａｇｅ　３ 国際調査報告 国際調査報告 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．弁ハウジング内を案内されかつ圧縮ばねを収容する弁タペットを備え、圧力 が所要の予め設定された値に達したときに、この弁タペット上に形成された弁閉 鎖部材が対応する升座と共に、圧力流体源から延びる圧力供給管路と戻り管路と の間を接続する、例えば特にスリップ制御装置付き液圧ブレーキシステムの圧力 流体制御用の圧力制御弁であって、弁タペット（１）に係合する少なくとも１の 摩擦部材（２）が設けられ、この摩擦部材は移動可能で、弁ハウジング（３）と 弁タペット（１）との少なくとも一方の半径方向摩擦面に当接することを特徴と する圧力制御弁。 ２．前記摩擦部材は摩擦リング（２）として形成され、この摩擦リングは弁ハウ ジング（３）の内端壁と圧縮ばね（４）との間に静止状態に把持され、弁タペッ ト（１）を摩擦係合しつつ囲む（第１図）ことを特徴とする請求項１記載の圧力 制御弁。 ３．摩擦リングであるのが好ましい前記摩擦部材（２）は、圧縮ばね（４）の作 用の下で、弁タペット（１）に静止状態に取付けられた２つの軸方向ストッパ間 で抑圧されている（第２図）ことを特徴とする請求項１記載の圧力制御弁。 ４．前記摩擦部材（２）は弾性材で形成されている（第１，２図）ことを特徴と する請求項１から３いずれか１記載の圧力制御弁。 ５．弁ハウジング（３）の内端面と少なくとも１の軸方向ストッパ（５，６）と の間に把持された圧縮ばね（４）は摩擦部材として作用し、そのばね巻線（７） が弁ハウジング（３）の半径方向内壁に摩擦接触する（第３，４図）ことを特徴 とする請求項１記載の圧力制御弁。 ６．前記圧縮ばね（４）と弁ハウジング（３）との間の摩擦接触は、ばねの長手 方向軸線に対して横方向の傾斜部材（８）で行われ、この傾斜部材上で圧縮ばね （４）が支持される（第３図）ことを特徴とする請求項５記載の圧力制御弁。 ７．前記圧縮ばね（４）と弁ハウジング（３）との間の摩擦接触は、ばね巻線（ ７）数を整数とすることにより行う（第４図）ことを特徴とする請求項５記載の 圧力制御弁。 ８．前記傾斜部材（８）厚さの変化するディスクで形成され、このディスクは軸 方向ストッパ（５，６）上に独立して配置されていることを特徴とする請求項６ 記載の圧力制御弁。