JPH1113435A - 電磁駆動弁 - Google Patents

電磁駆動弁

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JPH1113435A
JPH1113435A JP9168576A JP16857697A JPH1113435A JP H1113435 A JPH1113435 A JP H1113435A JP 9168576 A JP9168576 A JP 9168576A JP 16857697 A JP16857697 A JP 16857697A JP H1113435 A JPH1113435 A JP H1113435A
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JP
Japan
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valve
armature
shaft
armature shaft
clearance
Prior art date
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Pending
Application number
JP9168576A
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English (en)
Inventor
Masahiko Asano
昌彦 浅野
Shoichiro Nitta
彰一郎 新田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は電磁駆動弁に関し、閉弁動作時にア
ーマチュアが電磁石に当接した際のはね返りを抑止する
ことを目的とする。 【解決手段】 第1電磁コイル48及び第2電磁コイル
52は、アーマチュア軸36に固定されたアーマチュア
46の両側に対向して設けられる。第1電磁コイル48
が励磁されると、アーマチュア46は第1コア50に当
接し、弁体12は弁座20に着座する。この状態で、弁
軸24とアーマチュア軸36との間にクリアランスSが
形成されている。弁軸24とアーマチュア軸36との間
は、緩衝材60により連結されている。そのため、アー
マチュア46が第1コア50に当接して開弁方向にはね
返っても緩衝材60が変形して弾発力を発生し、これに
よりアーマチュア軸36の変位が抑止される。よって、
アーマチュア軸36のはね返り動作により弁体12が開
弁されることを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁駆動弁に係
り、特に、熱による耐久性の低下を防止すると共に閉弁
動作時のはね返りを抑止させるのに好適な電磁駆動弁に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、内燃機関等に用いられる電磁
駆動弁として、例えば特開昭61−247807号に開
示される構成が公知である。上記従来の電磁駆動弁は、
往復運動可能に配設された弁体と、弁体と同軸かつ往復
運動可能に配設されたアーマチュアと、弁体をアーマチ
ュアに対して閉弁方向に押圧するスプリングと、アーマ
チュアを開弁方向に駆動する開弁用電磁石と、アーマチ
ュアを閉弁方向に駆動する閉弁用電磁石とを備えてい
る。
【0003】上記従来の電磁駆動弁において、弁体の弁
軸とアーマチュアとの端面間には、閉弁時において所定
のクリアランスが設けられている。このように従来の電
磁駆動弁にでは、弁体とアーマチュアとの端面間にクリ
アランスが設けられているので、弁体の熱膨張及び組
付、加工精度の誤差を上記クリアランスにより吸収でき
る構成となっている。
【0004】上記従来の電磁駆動弁によれば、開弁用電
磁石及び閉弁用電磁石を交互に励磁することにより電磁
駆動弁を開閉させることができる。すなわち、従来の電
磁駆動弁では、開弁用電磁石が励磁されるとアーマチュ
アが開弁方向に駆動される。このため、弁体は、弁軸が
アーマチュア軸に押圧されるため、スプリングが発する
付勢力に抗して開弁方向へ変位する。一方、閉弁用電磁
石が励磁されると、アーマチュアは閉弁方向へ駆動され
る。このため、弁体は、スプリングが発する付勢力によ
りアーマチュアに追従して閉弁方向へ変位する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電磁駆動弁
において、電磁石の電磁力によりアーマチュアが閉弁方
向へ駆動されると、弁体がバルブシートに着座すると共
に、アーマチュアが弁体のステムから分離して所定のク
リアランスが形成される。この状態では、弁体を閉弁方
向に付勢するロアスプリングのバネ力がアーマチュアに
付与されていない。そのため、アーマチュアは、慣性力
と閉弁用電磁石の電磁力により変位して閉弁用電磁石に
当接する。
【0006】ところが、弁体が着座するとき、アーマチ
ュアの速度がゼロとなる場合は少なく、ある程度の速度
で変位している。このため、アーマチュアが閉弁用電磁
石に当接した瞬間にはね返りが起きる。アーマチュアの
はね返りが生じた場合、アーマチュアと弁体とが分離さ
れているので、ロアスプリングのバネ力が抑止力として
働かない。よって、閉弁用電磁石の電磁力によりアーマ
チュアを再び閉弁用電磁石に着座させる必要がある。
【0007】このとき、閉弁用電磁石の電磁力が十分で
ないと、アーマチュアが閉弁用電磁石に当接し際のはね
返り力が電磁力に打ち勝ってしまう。そのため、アーマ
チュアは閉弁用電磁石に着座した状態に保持されなくな
る。この場合、内燃機関は作動が停止する。また、従来
の電磁駆動弁において、閉弁用電磁石の電磁力を増加さ
せてアーマチュアを着座位置に保持するようにした場
合、消費電力の増大と共に、発熱量の増大や閉弁用電磁
石の大型化等の種々の問題が発生するおそれがある。
【0008】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、閉弁動作時にアーマチュアが電磁石に当接した際
のはね返り動作を緩衝することによりアーマチュアのは
ね返りを抑止しうる電磁駆動弁を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、電磁石の電磁力と付勢部材の付勢力と
の協働によって前記電磁石に当接する位置まで駆動され
るアーマチュアと、該アーマチュアの軸方向に延在する
アーマチュア軸と、該アーマチュア軸と同軸且つ所定の
クリアランスをもって配置され、前記アーマチュア軸と
同期して同一方向に駆動されて開閉動作を行う弁体と、
前記アーマチュア軸の変位を緩衝するように前記クリア
ランスに設けられた緩衝材と、を有することを特徴とす
る電磁駆動弁により達成される。
【0010】本発明において、弁体が閉弁したとき、弁
体とアーマチュアとの端面間に所定のクリアランスが形
成されて弁体の熱膨張や加工精度の誤差が吸収される。
一方、アーマチュアはある程度の速度で閉弁方向に変位
して電磁石に当接するため、はね返りが生じる。これに
対して、本発明によれば、閉弁動作時にはアーマチュア
軸と弁体とのクリアランスに設けられた緩衝材によりア
ーマチュア軸の変位が緩衝されることでアーマチュアの
はね返りを抑止する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例である電
磁駆動弁10の構成を示す図である。図1に示す如く、
電磁駆動弁10は弁体12を備えている。弁体12は内
燃機関の吸気弁又は排気弁を構成している。尚、本実施
例においては、電磁駆動弁10は排気弁として機能する
ものとする。
【0012】弁体12は、内燃機関の燃焼室13内に露
出するようにロアヘッド14に配設されている。ロアヘ
ッド14には、排気ポート18が形成されている。排気
ポート18には弁体12に対する弁座20が形成されて
いる。ロアヘッド14の上部にはアッパヘッド22が固
定されている。排気ポート18は、弁体12が開弁方向
(図1において下方)に変位して弁座20から離座する
ことにより燃焼室13と導通状態となる。また、排気ポ
ート18は、弁体12が閉弁方向(図1において上方)
に変位して弁座20に着座することにより遮断状態とな
る。
【0013】弁体12には弁軸24が一体形成されてい
る。弁軸24はバルブガイド26により軸方向に摺動可
能に保持されている。バルブガイド26はロアヘッド1
4に保持されている。ロアヘッド14の弁軸24の略上
半分を囲む部位には円筒部28が形成されている。ま
た、弁軸24の上端部にはロアリテーナ30が固定され
ている。ロアリテーナ30と円筒部24の底面との間に
は、両者を離間させる向きの付勢力を発生するロアスプ
リング32が配設されている。ロアスプリング32はロ
アリテーナ30を介して弁軸24及び弁体12を上向
き、即ち、弁座20に向かう閉弁方向に付勢している。
【0014】弁軸24の上方には、アーマチュア軸36
が弁軸24と同軸に配設されている。アーマチュア軸3
6の上端部には、アッパリテーナ38が固定されてい
る。アッパリテナ38の上部には、アッパスプリング4
0の下端部が当接している。アッパスプリング40の上
端部はアジャスタボルト44に当接している。アッパス
プリング40はアッパリテーナ38を介してアーマチュ
ア軸36を下向きに付勢している。
【0015】アーマチュア軸36の軸方向中央部の外周
には、半径方向に突出する円盤状のアーマチュア46が
接合されている。アーマチュア46の表面には20〜5
0μm程度の厚さの無電解Ni−Pメッキや硬質クロム
メッキ等の硬質メッキ処理、あるいは、20〜50μm
程度の深さの窒化処理が施されている。アーマチュア4
6の上方には、閉弁用電磁石を構成する第1電磁コイル
48及び第1コア50が配設されている。
【0016】また、アーマチュア46の下方には、開弁
用電磁石を構成する第2電磁コイル52及び第2コア5
4が配設されている。第1コア50及び第2コア54は
アッパヘッド22の内部に保持されている。第1電磁コ
イル48及び第2電磁コイル52はそれぞれ、第1コア
50及び第2コア54に形成された環状溝50a及び5
4aに収容されている。
【0017】第1コア50及び第2コア54はそれぞ
れ、その中央部を貫通する貫通穴50b及び54bを備
えている。第1コア50の貫通穴50bの上端には第1
ベアリング56が配設されている。また、第2コア54
の貫通穴54bの下端には第2ベアリング58が配設さ
れている。第1ベアリング56及び第2ベアリング58
はそれぞれ円筒状メタル部材あるいは樹脂部材からなる
滑り軸受である。
【0018】アーマチュア軸36は第1ベアリング56
及び第2ベアリング58によって軸方向に摺動可能に保
持されている。なお、図1には、アーマチュア46が第
1コア50に当接するまで、アーマチュア軸36が上方
に変位した状態が示されている。かかる状態において、
弁軸24の上端面とアーマチュア軸36の下端面との間
に所定寸法のクリアランス(隙間)Sが形成されてい
る。
【0019】このように、弁体12が弁座20に着座し
た状態で弁軸24とアーマチュア軸36との端面間にク
リアランスSが形成されているため、電磁駆動弁10は
弁軸24の熱膨張及び組付、加工精度の誤差を上記クリ
アランスSにより吸収できる構成となっている。アッパ
ヘッド22にはその上下を貫通する円筒部22aが形成
されている。円筒部22aの下端部には、円筒部22a
に比して小径に形成された支持部22bが形成されてい
る。また、第1コア50の上端部には、フランジ部50
cが設けられている。第2コア54は、円筒部22aに
挿入された状態で支持部22bに固定される。また、第
1コア50は、フランジ部50cがアッパヘッド22の
上面に当接するまで、円筒部22aに挿入されている。
【0020】アーマチュア軸36の下端外周36bと弁
軸24の上端外周24bとの間には、緩衝材60が装着
されている。この緩衝材60は、例えばゴム材等の弾性
を有する材料により円筒状に形成されている。図2は緩
衝材60を拡大して示す斜視図である。図2に示される
ように、緩衝材60は、アーマチュア軸36及び弁軸2
4が挿入される貫通孔60aを有する。この貫通孔60
aは、軸方向に貫通するように延在している。また、貫
通孔60aの内径は、アーマチュア軸36及び弁軸24
の外径よりも若干小さくなっているので、アーマチュア
軸36及び弁軸24にガタのない状態で嵌合する。
【0021】また、貫通孔60aの内周には、図2にお
いて破線で示すように内側に突出する一対の係合突起6
0b,60cが設けられている。係合突起60bは、ア
ーマチュア軸36に係合するように貫通孔60aの上端
近傍の内周に設けられている。また、係合突起60c
は、弁軸24に係合するように貫通孔60aの下端近傍
の内周に設けられている。尚、係合突起60b,60c
の断面形状は、半円形状に形成されている。
【0022】図3は緩衝材60がアーマチュア軸36と
弁軸24との間に装着された状態を示す拡大図である。
図3に示されるように、アーマチュア軸36の下端外周
36bには、係合突起60bが係合する溝36aが設け
られている。また、弁軸24の上端外周24bには、係
合突起60cが係合する溝24aが設けられている。そ
のため、緩衝材60は、貫通孔60a内に上方からアー
マチュア軸36が挿入されると、係合突起60bが溝3
6aに係合してアーマチュア軸36と結合される。ま
た、緩衝材60は、貫通孔60a内に下方から弁軸24
が挿入されると、係合突起60cが溝24aに係合して
弁軸24と結合される。
【0023】本実施例では、円筒形状の緩衝材60がア
ーマチュア軸36の下端外周36b及び弁軸24の上端
外周24bに嵌合された状態で係合突起60b,60c
が溝36a,24aの全周に係合する。このため、緩衝
材60はアーマチュア軸36及び弁軸24に強固に結合
された状態に保持される。従って、アーマチュア軸36
と弁軸24との間は、緩衝材60を介して連結された状
態となる。そして、弁体12が弁座20に着座した閉弁
時は、アーマチュア軸36と弁軸24との端面間に所定
寸法のクリアランスSが形成される。そのため、緩衝材
60は図3に示すように、軸方向の力(張力及び圧縮
力)が作用しない状態に保持される。
【0024】緩衝材60は弾性材により一体形成されて
いるので、所定のばね定数を有する。緩衝材60のばね
定数は、弁体12が弁座20に着座したときのクリアラ
ンスSを確保するため、ロアスプリング32のばね定数
よりも十分に小さくなるように設定されている。また、
緩衝材60は、アーマチュア46が第1コア50の下面
に当接した際のはね返りにより下方に変位しても、アー
マチュア46の変位を抑止できる程度のばね定数に設定
されている。
【0025】閉弁動作時、第1電磁コイル48の電磁力
によりアーマチュア46が上方向に駆動されると、弁体
12が弁座20に着座すると共に、アーマチュア46は
ある速度で第1コア50の下面に当接する。その際、ア
ーマチュア46は第1電磁コイル48の電磁力に打ち勝
ってはね返り開弁方向に戻ってしまうことがある。その
場合、緩衝材60は、アーマチュア軸36の下方への変
位に伴って変形すると共に弾発力を発生させる。そのた
め、アーマチュア軸36の変位は、緩衝材60の弾発力
により緩衝される。
【0026】図4は緩衝材60が変形した状態を示す拡
大図である。図4に示すように、緩衝材60は中間部分
が外側に膨らんだ状態に変形することにより弾発力を発
生させてアーマチュア46のはね返り動作を緩衝する。
この緩衝材60の変形により生じた弾発力は、抑止力と
してアーマチュア軸36に付与される。また、アーマチ
ュア軸36が下方に変位するのに伴って緩衝材60の変
形も大きくなり、緩衝材60の弾発力が次第に増大す
る。やがて、緩衝材60の中間部分が外側に大きく変形
すると共に、最終的にはアーマチュア軸36の下端が弁
軸24に当接する。
【0027】このとき、アーマチュア軸36を下方に変
位させようとする力は、緩衝材60の変形により緩衝さ
れているので、かなり小さくなっている。一方、弁軸2
4はロアスプリング32のばね力により上方に付勢され
ている。そのため、アーマチュア軸36が閉弁動作後の
はね返りにより下方に変位したとしても、弁軸24を開
弁方向に変位させることが防止される。
【0028】よって、アーマチュア軸36のはね返りに
より弁体12が弁座20から離座することが防止される
ため、内燃機関の停止を防ぐことができる。また、電磁
駆動弁10においては、アーマチュア46のはね返りを
抑制するため、第1電磁コイル48の電磁力を増加させ
る必要がなく、消費電力の増大や発熱量の増大を無くし
て閉弁用電磁石が大型化することを防止できる。
【0029】次に、電磁駆動弁10の動作について説明
する。第1電磁コイル48に励磁電流が供給されると、
第1電磁コイル48が発生する磁束によってアーマチュ
ア46には第1コア50に向かう方向の電磁力が作用す
る。このため、図1に示されている如く、アーマチュア
46はアッパスプリング40による付勢力に抗して第1
コア50に当接するまで変位される。以下、アーマチュ
ア46が第1コア50に当接する位置を、アーマチュア
46又はアーマチュア軸36の閉弁側変位端と称する。
【0030】アーマチュア軸36が閉弁側変位端に位置
する場合、上述の如く、弁軸24の上端面とアーマチュ
ア軸36の下端面との間にクリアランスSが形成されて
いる。このため、弁体12はロアスプリング32の発す
る付勢力により弁座20に着座する。このように、第1
電流コイル42に励磁電流が供給されると、電磁駆動弁
10は閉弁される。
【0031】このように電磁駆動弁10が閉弁された状
態で、第1電磁コイル42への励磁電流の供給が停止さ
れると、アーマチュア46を閉弁側変位端に保持するの
に必要な電磁力は消滅する。この場合、上述の如く、ア
ーマチュア46の表面に硬質メッキ処理あるいは窒化処
理が施されていることで、アーマチュア46の内部の残
留磁気によりアーマチュア46と第1コア50との間に
吸引力が作用することが防止されている。このため、第
1電磁コイル42への励磁電流の供給が停止されると、
アーマチュア軸36はアッパスプリング40に付勢され
ることにより速やかに下方へ向けて変位を開始する。そ
の際、緩衝材60はアーマチュア軸36が開弁方向に変
位するにつれて図4に示すように変形される。
【0032】アーマチュア軸36の変位量がクリアラン
スSに相当する値に達すると、アーマチュア軸36の下
端面は弁軸24の上端面に当接する。その際、緩衝材6
0は外側に大きく膨らんだ状態に変形して弾発力を発生
する。これにより、アーマチュア軸36の下端面が弁軸
24の上端面に当接する際の衝撃が緩和される。これ以
後、アーマチュア軸36は、弁体12を開弁方向へ駆動
しながら下方へ変位する。このため、弁体12が弁座2
0から離座することで電磁駆動弁10は開弁される。
【0033】アーマチュア軸36の変位量が所定値に達
した時点で第2電磁コイル52に励磁電流が供給される
と、アーマチュア46を第2コア54に向けて付勢する
電磁力が発生する。アーマチュア46に対して上記電磁
力が作用すると、アーマチュア46はロアスプリング3
2の発する付勢力に抗して第2コア54に当接するまで
変位し、弁体12の開弁方向への変位量は最大となる。
以下、アーマチュア46が第2コア54に当接した位置
を、アーマチュア46、アーマチュア軸36、又は弁体
12の開弁側変位端と称す。
【0034】かかる状態で、第2電磁コイル52への励
磁電流の供給が停止されると、アーマチュア46を開弁
側変位端に保持するのに必要な電磁力が消滅する。この
場合も、アーマチュア46の表面に硬質メッキ処理ある
いは窒化処理が施されていることで、弁体12及びアー
マチュア軸36はロアスプリング32の発する付勢力に
より速やかに上方へ変位を開始する。これらの変位量が
所定値に達した時点で第1電磁コイル48に励磁電流が
供給されると、第1電磁コイル48が発する電磁力によ
りアーマチュア46は第1コア50へ向けて付勢され
る。この場合、弁体12は弁座20に着座した時点で変
位を停止し、アーマチュア軸36はアーマチュア46が
第1コア50に当接するまで更に変位する。その結果、
電磁駆動弁10は再び閉弁され、アーマチュア軸36の
下底面と弁軸24の上底面との間に上記クリアランスS
が再び形成される。
【0035】このように、本実施例によれば、第1電磁
コイル48と第2電磁コイル52とに、交互に適当なタ
イミングで励磁電流を供給することにより、弁体12を
閉弁位置と開弁側変位端との間で繰り返し往復運動させ
ることで、電磁駆動弁10を開閉させることができる。
ところで、上述の如く、弁体12は内燃機関の燃焼室1
3に露出している。このため、燃焼室13内の高熱は弁
体12から弁軸24に伝達される。また、第1電磁コイ
ル48又は第2電磁コイル52に励磁電流が供給された
際の発熱によって、第1コア50及び第2コア54は昇
温される。このため、弁軸24とアーマチュア軸36と
が常時接触しているものとすると、弁軸24からアーマ
チュア軸36へ上記高熱が絶えず伝達されることで、ア
ーマチュア軸36は高温となる。従って、アーマチュア
軸36を支持する第1ベアリング56及び第2ベアリン
グ58には、第1電磁コイル48及び第2電磁コイル5
2からの発熱と、燃焼室13から弁軸24を介して伝達
される熱とが重畳した大きな熱負荷が作用することにな
る。その結果、第1ベアリング56及び第2ベアリング
58の耐久性は低下してしまう。
【0036】これに対して、本実施例によれば、電磁駆
動弁10が閉弁された状態では、弁軸24の上端面とア
ーマチュア軸36の下端面との間にはクリアランスSが
形成されている。このため、開弁時に弁軸24からアー
マチュア軸36への熱の伝達が遮断されることで、第1
ベアリング56及び第2ベアリング58に作用する熱負
荷が軽減される。
【0037】また、一般に、燃焼室13は内燃機関の爆
発行程において最高温になるめ、弁体12に作用する熱
も爆発行程において最大となる。また、爆発行程では、
吸気側及び排気側の何れの電磁駆動弁10も閉弁され
る。従って、本実施例の電磁駆動弁10によれば、弁体
12に特に大きな熱が作用する爆発行程において、弁軸
24からアーマチュア軸36への熱の伝達が遮断される
ことで、第1ベアリング56及び第2ベアリング58へ
の熱負荷の軽減がより効果的に実現されることになる。
【0038】このように、本実施例によれば、電磁駆動
弁10が閉弁された状態で上記クリアランスSが形成さ
れることによって、弁体12及び弁軸24からアーマチ
ュア軸36への熱の伝達を抑制することができる。これ
により、第1ベアリング56及び第2ベアリング58に
作用する熱負荷を軽減することが可能となり、第1ベア
リング56及び第2ベアリング58の耐久性を向上させ
ることができる。
【0039】ところで、上述の如く、弁体12には燃焼
室の高熱が直接作用するため、弁体12及び弁軸24は
速やかに昇温される。一方、ロアヘッド14は比較的大
きな熱容量を有しているため、その昇温速度は弁体12
及び弁軸24と比較して緩やかである。従って、弁体1
2及び弁軸24はロアヘッド14に比して高温となり、
弁体12及び弁軸24にはロアヘッド14に比して大き
な熱膨張が発生する。かかる温度差及び熱膨張差は、低
温始動時において特に顕著となる。
【0040】この場合、電磁駆動弁10が閉弁された状
態においても弁軸24とアーマチュア軸36とが接触し
ているものとすると、弁体12及び弁軸24の閉弁方向
への変形は、アーマチュア46が第1コア50に当接す
ることにより規制されるため、弁体12及び弁軸24は
開弁方向に伸張変形することとなる。このため、低温始
動時等において弁体12及び弁軸24とロアヘッド14
との熱膨張差が大きくなると、弁体12は弁座20から
離座し、両者間に隙間が生ずるようになる。かかる隙間
が生ずると、燃焼ガスが燃焼室13から吸気ポートある
いは排気ポート18へ吹き抜ける吹き抜け現象が生じ、
内燃機関の性能が低下してしまう。
【0041】これに対して、本実施例によれば、電磁駆
動弁10が閉弁された状態において上記クリアランスS
が形成されることにより、弁軸24の閉弁方向への変形
が許容されていると共に、弁体12はロアスプリング2
8により弁座20に対して押圧されている。このため、
ロアヘッド14と弁体12及び弁軸24との間に大きな
熱膨張差が生じても、弁軸24が閉弁方向へ伸張変形す
ることで弁体12が弁座20に着座した状態が維持さ
れ、これにより、ガス吹き抜け現象の発生が防止され
る。
【0042】また、閉弁時に上記クリアランスSが形成
されていることで、弁体12と弁座20との当接部位に
摩耗が生じた場合にも、摩耗の進行に応じて弁軸24が
閉弁方向に変位することにより、弁体12が弁座20に
着座した状態が維持される。更に、電磁駆動弁10の組
付誤差に起因して、弁体12及び弁軸24の位置が正規
の位置から開弁方向へシフトした場合も、閉弁時に弁体
12が弁座20に着座するまで弁軸24が閉弁方向に変
位することによって、弁体12が弁座20に着座するこ
とが保証される。このように、本実施例によれば、弁体
12あるいは弁座20に摩耗が生じた場合や、電磁駆動
弁10の組付誤差が生じた場合にも、ガス吹き抜け現象
が生ずるのを防止することができる。
【0043】なお、弁体12の閉弁位置と開弁側変位端
との間での変位量は、アーマチュア軸36の閉弁側変位
端と開弁側変位端との間での変位量に比してクリアラン
スSだけ小さくなる。従って、クリアランスSが大き過
ぎると、弁体12の十分な変位量を得ることができなく
なる。一方、上述の如く、クリアランスSは、弁体12
及び弁軸20とロアヘッド14との間の熱膨張差、弁体
12及び弁座20の摩耗、あるいは、電磁駆動弁10の
組付誤差を吸収する役割を有している。従って、クリア
ランスSの値が小さ過ぎるとこれらの役割が十分に果た
されなくなる。このため、クリアランスSの値は、その
大小によるこれらの得失を勘案して設定されるべきであ
り、本実施例においてはクリアランスSは例えば0.1
〜0.3mm程度に設定されている。
【0044】上述の如く、本実施例の電磁駆動弁10に
よれば、閉弁時に弁軸24とアーマチュア軸36との端
面間にクリアランスSが形成されることで、アーマチュ
ア軸36を支持する第1ベアリング56及び第2ベアリ
ング58の耐久性を向上させることが可能とされてい
る。また、電磁駆動弁10の閉弁時に弁体10が弁座2
0に確実に着座することが保証されることで、ガス吹き
抜け現象が生ずるのを効果的に防止することが可能とさ
れている。
【0045】図5は本発明の変形例1の組み付け状態を
示す拡大図である。図5に示されるように、摺動抵抗材
62は、アーマチュア軸36及び弁軸24が挿入される
貫通孔62aを有する。この貫通孔62aは、軸方向に
貫通するように延在している。また、貫通孔62aの内
径は、アーマチュア軸36及び弁軸24の外径よりも若
干小さくなっているので、アーマチュア軸36及び弁軸
24にガタのない状態で嵌合する。
【0046】また、貫通孔62aの上端側内周には、内
側に突出する係合突起62bが設けられている。係合突
起62bは、アーマチュア軸36の溝36aに係合する
位置に設けられている。摺動抵抗材62は、軸方向に対
する剛性を有すると共に、摩擦係数の高い材質により円
筒形状に形成されている。貫通孔62aの下端側内周に
は、弁軸24の上端外周24bが摺動可能に嵌合され
る。かかる状態において、弁軸24の上端外周24bは
貫通孔62aの内周に対して嵌合している。このとき、
弁軸24の上端外周24bは、挿入長さLaで貫通孔6
2aに挿入されている。
【0047】従って、摺動抵抗材62はアーマチュア軸
36と結合され、弁軸24とは軸方向に摺動可能に取り
付けられる。そして、弁体12が弁座20に着座した閉
弁時は、アーマチュア軸36と弁軸24との端面間に所
定寸法のクリアランスSが形成される。そのため、摺動
抵抗材62は図5に示すように、軸方向の力(張力及び
圧縮力)が作用しない状態に保持される。
【0048】閉弁動作時、アーマチュア46はある速度
で第1コア50の下面に当接する。その際、アーマチュ
ア46は第1電磁コイル48の電磁力に打ち勝ってはね
返り開弁方向に戻ってしまうことがある。その場合、摺
動抵抗材62が弁軸24の上端外周24bを摺動するこ
とにより摩擦が発生する。このときの摺動抵抗力がアー
マチュア軸36のはね返りを抑制する抑止力として作用
する。
【0049】なお、摺動抵抗材62と弁軸24との摺動
抵抗力は、弁体12が弁座20に着座したときのクリア
ランスSを確保するため、ロアスプリング32のばね力
よりも十分に小さくなるように設定されている。また、
第2電磁コイル52の電磁力により開弁動作させる際、
アーマチュア軸36の変位量がクリアランスSに相当す
る値に達すると、アーマチュア軸36の下端面は弁軸2
4の上端面に当接する。その際、摺動抵抗材62は図6
に示されるように弁軸24の上端外周24bを摺動して
抵抗力を発生させる。これにより、アーマチュア軸36
の下端面が弁軸24の上端面に当接する際の衝撃が緩和
される。
【0050】図6は摺動抵抗材62が弁軸24を摺動し
た状態を示す拡大図である。図6に示すように、摺動抵
抗材62は弁軸24の上端外周24bを摺動することに
より摺動抵抗力を弁軸24に付与する。そして、摺動抵
抗材62が弁軸24の上端外周24bを摺動するにつれ
て挿入長さがLb(>La)と長くなるため、摺動動作
と共に摺動抵抗力が増大する。この摺動抵抗力により、
アーマチュア軸36及びアーマチュア46のはね返り動
作が緩衝される。
【0051】そのため、アーマチュア軸36が閉弁動作
後のはね返りにより下方に変位したとしても、摺動抵抗
材62の摺動抵抗力によりアーマチュア軸36の変位が
抑制されて弁軸24の開弁方向への変位が防止される。
図7は本発明の変形例2の組み付け状態を示す拡大図で
ある。図7に示されるように、アーマチュア軸36の下
端36cと弁軸24の上端24cとの間にはコイルスプ
リングよりなる弾性体64が介在している。そして、弁
体12が弁座20に着座した閉弁時は、アーマチュア軸
36と弁軸24との端面間に所定寸法のクリアランスS
が形成される。そのため、弾性体64は図7に示すよう
に、クリアランスSに応じた力で若干圧縮された状態に
保持される。
【0052】なお、この弾性体64のばね定数は、弁体
12が弁座20に着座したときのクリアランスSを確保
するため、ロアスプリング32のばね定数よりも十分に
小さくなるように設定されている。閉弁動作時、アーマ
チュア46は第1コア50の下面に当接した際、はね返
ることがある。その場合、アーマチュア軸36の下方へ
の変位は、弾性体64の圧縮動作により発生したバネ力
により緩衝される。また、弾性体64は、アーマチュア
軸36の下端36cと弁軸24の上端24cとの間に収
納されるため、アーマチュア軸36及び弁軸24を加工
する必要がなく、コンパクトな構成とすることができ
る。
【0053】図8は弾性体64が圧縮された状態を示す
拡大図である。図8に示すように、弾性体64は圧縮さ
れることによりアーマチュア軸36に対しバネ力を抑止
力として付与する。そのため、弾性体64はアーマチュ
ア46が第1コア50の下面に当接した際に生じるアー
マチュア軸36のはね返り動作を緩衝してアーマチュア
軸36及びアーマチュア46の下方変位を抑制する。
【0054】そのため、アーマチュア軸36が閉弁動作
後のはね返りにより下方に変位したとしても、弾性体6
4のバネ力によりアーマチュア軸36の変位が減速さ
れ、且つ弾性体64のバネ力がロアスプリング32のば
ね力よりも小さいので弁軸24の開弁方向への変位が防
止される。また、第2電磁コイル52の電磁力により開
弁動作させる際、アーマチュア軸36の変位量がクリア
ランスSに相当する値に達すると、アーマチュア軸36
の下端面は弁軸24の上端面に当接する。その際、弾性
体64は図8に示されるように圧縮されてバネ力が増大
する。そのため、アーマチュア軸36の下端面が弁軸2
4の上端面に当接する際の衝撃が緩和される。
【0055】上記弾性体64としては、コイルスプリン
グ以外のバネ部材あるいはゴム材によりベローズ状に形
成された付勢部材等を用いることもできる。なお、上記
実施例においては、緩衝材60、摺動抵抗材62、弾性
体64が請求項1に記載した緩衝材に、弁体12及び弁
軸24が請求項1に記載した弁体に、ロアスプリング3
2及びアッパスプリング40のバネ力が請求項1に記載
した付勢力に、第2電磁コイル52及び第2コア54が
請求項1に記載した電磁石に、それぞれ相当している。
【0056】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、閉弁動作
時にはアーマチュア軸と弁体とのクリアランスに設けら
れた緩衝材によりアーマチュア軸の変位が緩衝されるこ
とでアーマチュアのはね返りを抑止できる。そのため、
アーマチュアはある程度の速度で閉弁方向に変位して電
磁石に当接してはね返ってもアーマチュア軸が弁軸を閉
弁方向に変位させることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である電磁駆動弁が内燃機関
の吸気弁及び排気弁として適用された際の構成図であ
る。
【図2】緩衝材を拡大して示す斜視図である。
【図3】緩衝材がアーマチュア軸と弁軸との間に装着さ
れた状態を示す拡大図である。
【図4】緩衝材が変形した状態を示す拡大図である。
【図5】本発明の変形例1の組み付け状態を示す拡大図
である。
【図6】摺動抵抗材が弁軸を摺動した状態を示す拡大図
である。
【図7】本発明の変形例2の組み付け状態を示す拡大図
である。
【図8】弾性体が圧縮された状態を示す拡大図である。
【符号の説明】
10 電磁駆動弁 12 弁体 20 弁座 24 弁軸 32 ロアスプリング 36 アーマチュア軸 46 アーマチュア 48 第1電磁コイル 50 第1コア 52 第2電磁コイル 54 第2コア 60 緩衝材 62 摺動抵抗材 64 弾性材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁石の電磁力と付勢部材の付勢力との
    協働によって前記電磁石に当接する位置まで駆動される
    アーマチュアと、 該アーマチュアの軸方向に延在するアーマチュア軸と、 該アーマチュア軸と同軸且つ所定のクリアランスをもっ
    て配置され、前記アーマチュア軸と同期して同一方向に
    駆動されて開閉動作を行う弁体と、 前記アーマチュア軸の変位を緩衝するように前記クリア
    ランスに設けられた緩衝材と、 を有することを特徴とする電磁駆動弁。
JP9168576A 1997-06-25 1997-06-25 電磁駆動弁 Pending JPH1113435A (ja)

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