JPH0550204B2 - - Google Patents

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JPH0550204B2
JPH0550204B2 JP59230594A JP23059484A JPH0550204B2 JP H0550204 B2 JPH0550204 B2 JP H0550204B2 JP 59230594 A JP59230594 A JP 59230594A JP 23059484 A JP23059484 A JP 23059484A JP H0550204 B2 JPH0550204 B2 JP H0550204B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamp
wire
aluminum
electric wire
steel
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59230594A
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English (en)
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JPS61109412A (ja
Inventor
Toshio Kawamura
Kyoshi Shimojima
Kenji Yamamoto
Juji Karashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電線を鉄塔に引留めるために採用され
る圧縮型引留クランプの取付け方法の改良に関す
るものである。
[従来の技術] 架空送電線や架空地線を鉄塔に引留めるには、
従来より第7および第8図に示すような圧縮型引
留クランプが広く使用されている。これを電線W
に圧着するには、まずはじめにアルミクランプ2
0′を電線Wに嵌合装着せしめてこれを一旦離れ
た位置に置くいわゆる引通しをしておいてから、
電線Wの端部を段剥ぎして、碍子連結部11′を
有する鋼クランプ10′を鋼心に圧着し、ついで
前記アルミクランプ20′を引き戻して第7図の
ように鋼クランプ10′の外周に被着せしめこれ
を圧着する方法がとられている。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のように構成される従来の引留クランプに
おいては、 (1) 前記のようにアルミクランプを引き通しする
と、これを圧縮位置から離したりまた圧縮位置
まで引き戻したりする間に電線を損傷せしめる
おそれがある。電線が例えば光フアイバ架空地
線であつたりすると、鉄塔への引留部から光フ
アイバのジヨイントボツクスまでの長さは数十
mにも及び、このように長い距離を引通しした
のでは前記電線の損傷のおそれが一層大きい。
(2) 前記の従来型クランプでは、引留のために電
線を切断し電気的接続は別途ジヤンパー線を用
いて行なう必要があり、その作業や構造が複雑
になることは避けられない。かかるジヤンパ線
を別途取付ける代りに、電線の余長をもつてジ
ヤンパー線に形成し単にそれを直線接続せしめ
るようにすれば、その作業と構造の格段の簡素
化が達成されることとなる。
(3) 前記アルミクランプの引通しを省略可能な引
留クランプとして箸箱型といわれている構造の
ものがあるが、この構造は二つ割り構造よりな
る部材を電線長手方向に嵌合せしめるものであ
るため、電線の中心より放射状に付加される力
に対して弱点を有することとなり、信頼性の上
から問題がある。
(4) 第7図は従来例は全体が密封構造よりなるた
め内部に浸透した水分による凍結破壊の危険が
あり、これの防止対策が不可欠である。
(5) 光フアイバ架空地線の引留に際して電線を切
断する方法を採用した場合、光フアイバの取り
出しがきわめて複雑となる。
など、なお解決さるべきいくつかの問題点が存在
している。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記のような従来技術の欠点を解消
し、電線を切断することなく任意の位置に自在に
取付けることができ、したがつて電線の余長をも
つてジヤンパー線に容易に形成することができ、
しかもアルミクランプの引き通しをも要しない、
把持強度のすぐれた引留クランプの取付け方法を
提供しようとするものであつて、その要旨とする
ところは、余長を有せしめた電線の任意の位置
に、複数の螺旋状把持部片を有する鋼クランプ
を、その把持部片の間から電線に装着して、当該
把持部片を電線に圧着し、その外周に螺旋状部片
に形成せられてなるアルミクランプを、電線に引
通しをすることなく直接鋼クランプの上に装着
し、当該アルミクランプを鋼クランプとともに圧
着する圧縮型引留クランプの取付け方法にある。
[実施例] 以下に実施例に基いて説明する。
第1〜6図は、本発明に係る引留クランプを電
線Wに装着する様子を示す説明図である。
本発明においては、鋼クランプ10は電線への
把持部が螺旋状の把持部片13として構成されて
いる。この鋼クランプ10は一実施例としての構
成を示すものであるが、2枚の鋼条が図のように
結合片12によつて結合され、その端部は碍子連
結部11として構成されている。しかして、鋼ク
ランプ10の前記電線把持部においては図のよう
に2枚の把持部片13,13が螺旋状に形成さ
れ、夫々の把持部片13と13の間は電線Wの外
径にほぼ等しいかあるいはそれより大きい間〓1
4に構成されている。螺旋状把持部片13の内径
は電線Wの外径にほぼ等しく形成される。
上記のように構成される鋼クランプ10は、第
1図に示すように、その間〓14より電線Wを差
し込むようにして回転せしめつつ電線Wに装着さ
れる。このように装着せしめることで、前記従来
例のように電線Wの端部を切断することなく電線
の余長をもたせて電線上任意の位置に鋼クランプ
を装着せしめ得るのである。第2図は、かくして
電線Wの任意位置に鋼クランプ10を装着せしめ
た様子を示す正面図である。この状態のまま鋼ク
ランプ10を圧着してもよいが、間〓14が存在
するから、これを埋めるべく介在片15をこの間
〓14に充填せしめるのがよい。介在片15はほ
ぼ把持部片13と同じ螺旋形状よりなり、間〓1
4の間に収まるような巾を有せしめてなる。第3
図は、そのようにして把持部片13の間〓14に
介在片15を充填せしめている様子を示す説明図
である。
上記のようにして、鋼クランプ10が装着せし
められたら、従来の鋼クランプ同様電線把持部分
が圧着される。第4図は、そのようにして鋼クラ
ンプの電線把持部をダイスにより圧着した状態を
示す説明図であり、このように圧着した後、必要
に応じアルミカラー16が介装せしめられ、その
外周に下記するアルミクランプが装着される。
本発明においては、前記鋼クランプ10の外周
に装着せしめるアルミクランプを従来例のように
筒状ではなく、第5図にみるような螺旋状のアル
ミクランプ部片20として構成したことに大きな
特徴がある。このように構成したから、アルミク
ランプは従来の引通しを完全に省略し、鋼クラン
プの圧着まではこれを被着せしめることなく、鋼
クランプ10の圧着が完了した後、これを被着せ
しめることが可能となつたのである。このような
装着が可能となつたことで、前記引通しの際の電
線の損傷の発生を完全に解消せしめることができ
る。
上記のようにしてアルミクランプ部片20が装
着されたら、このアルミクランプ部片20は従来
の筒型のクランプと同様にダイスによつて圧着さ
れる。第6図は、そのようにしてアルミクランプ
部片20が圧着された様子を示す説明図である。
この場合、アルミクランプの螺旋巻き方向を鋼ク
ランプのそれとは反対方向となるようにすれば全
体の均衡が取れてのぞましい。
本発明に係る引留クランプは、上記のように各
構成要素が螺旋状に形成されたから、電線の外周
放射方向の力が付加されても十分な強度を有し、
かつ電線の張力付加状態において各螺旋状部材に
は締付け作用が発生し、それ自体の把持力を加重
せしめる作用を発揮するのである。
なお、上記はいずれも本発明の実施例を示すも
のであつて、これらの構成に限定することを意味
するものではなく、本発明の技術的思想の範囲内
において種々変更可能なものであることはいうま
でもない。
[発明の効果] 以上説明した通り、本発明に係る引留クランプ
の取付け方法によれば、電線を切断することなく
その外周任意の位置に取付け得るのみならず、ア
ルミクランプの引通しを省略したことにより電線
の損傷を回避可能となし得、しかも強度について
十分に保持せしめ得るとともに自己締付け作用を
も発揮せしめ得、また全体が密封構造でないから
水分による凍結破壊のおそれがなく、さらに電線
の余長をジヤンパー線としてそのまま使用し、こ
れを直線接続するのみでジヤンパー線を形成せし
め得ることでジヤンパー線の取付け作業を著しく
簡素化せしめ得るという副次効果をも発揮するも
のであつて、例えば光フアイバ架空地線に適用し
て独特の効果を発揮するなど、その効用は高く評
価さるべきものがある。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図は本発明に係る引留クランプを装着
している様子を示す説明図、第7は従来の引留ク
ランプを示す説明正面図、第8図は従来の鋼クラ
ンプを示す正面図である。 10;鋼クランプ、13;螺旋状把持部片、1
4;間〓、15;介在片、20;アルミクランプ
部片。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 余長を有せしめた電線の任意の位置に、複数
    の螺旋状把持部片を有する鋼クランプを、その把
    持部片の間〓から電線に装着して、当該把持部片
    を電線に圧着し、その外周に螺旋状部片に形成せ
    られてなるアルミクランプを、電線に引通しをす
    ることなく直接鋼クランプの上に装着し、当該ア
    ルミクランプを鋼クランプとともに圧着する圧縮
    型引留クランプの取付け方法。 2 鋼クランプの把持部片の間の間〓に介在片を
    充填せしめてから圧着する特許請求の範囲第1項
    記載の取付け方法。 3 鋼クランプの先端にアルミカラーを介在せし
    め、このアルミカラーをも含てアルミクランプを
    圧着する特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
    取付け方法。
JP59230594A 1984-11-01 1984-11-01 圧縮型引留クランプの取付け方法 Granted JPS61109412A (ja)

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JP59230594A JPS61109412A (ja) 1984-11-01 1984-11-01 圧縮型引留クランプの取付け方法

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JP59230594A JPS61109412A (ja) 1984-11-01 1984-11-01 圧縮型引留クランプの取付け方法

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Publication Number Publication Date
JPS61109412A JPS61109412A (ja) 1986-05-27
JPH0550204B2 true JPH0550204B2 (ja) 1993-07-28

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JP59230594A Granted JPS61109412A (ja) 1984-11-01 1984-11-01 圧縮型引留クランプの取付け方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2635558B2 (ja) * 1986-09-26 1997-07-30 古河電気工業株式会社 架空送電線または架空地線用引留めクランプ
JP2635626B2 (ja) * 1987-10-22 1997-07-30 古河電気工業株式会社 引留めクランプ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS528073U (ja) * 1975-06-30 1977-01-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS528073U (ja) * 1975-06-30 1977-01-20

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JPS61109412A (ja) 1986-05-27

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