JPH01110012A - 引留めクランプ - Google Patents

引留めクランプ

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JPH01110012A
JPH01110012A JP62265448A JP26544887A JPH01110012A JP H01110012 A JPH01110012 A JP H01110012A JP 62265448 A JP62265448 A JP 62265448A JP 26544887 A JP26544887 A JP 26544887A JP H01110012 A JPH01110012 A JP H01110012A
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JP
Japan
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wire
sleeve
mandrel
core bar
helical groove
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JP62265448A
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Takeo Munakata
宗像 武男
Takao Iketani
池谷 隆夫
Harushige Koyanagi
小柳 陽茂
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、架空送電線や架空地線などの電線を鉄塔に引
き留めるための引留めクランプに係り、特に電線を切断
せずに引き留める引通しタイプの引留めクランプに関す
るものである。
〔従来技術とその問題点〕
例えば光ファイバ入り架空地線を鉄塔に引き留める場合
、引留めクランプ取付は部で架空地線を切断すると、光
ファイバの取扱が面倒になるため、このような場合は引
通しタイプの引留めクランプを用いることが好ましい。
従来、引通しタイプの引留めクランプとしては、電線を
クランプ片で挟んでボルト・ナツトで締め付ける構造の
ものがあるが、圧縮型のものに比し、引留め力が弱いと
いう難点がある。
また最近、電線にらせん状の鋼クランプ片を巻き付けて
圧縮し、その上にらせん状のアルミクランプ片を巻き付
しナで圧縮するタイプの引留めクランプも提案されてい
る(特開昭61−109412号公報)。しかしこの引
留めクランプは、電線に巻き付けたらせん状のクランプ
片を圧縮するものであるため圧縮力が有効に作用し難く
、圧縮型引留めクランプと同等の性能を持たせるには極
めて長大なものとなり、砲扱性、作業性が悪化する欠点
がある。
〔問題点の解決手段とその作用〕
本発明の目的は、上記のような従来技術の問題点を解決
した、圧縮型で引通し型の引留めクランプを提供するこ
とにある。
この目的を達成するため本発明は、引留めクランプを、
外周に電線を装着するらせん溝を有し、後端部に引留め
部を有する心金と、その心金のらせん溝に電線の外側か
ら装着される充填片と、上記心金の外周に、上記らせん
溝に電線および充填片を装着した状態で圧着されるスリ
ーブとから構成する。
電線を心金にらせん状に巻き付けた状態で、外周からス
リーブを圧着すれば、大きな引留め力が得られる。しか
し心金のらせん溝に装着された電線を単に外側からスリ
ーブで圧縮するだけでは、電線が偏平に潰れ、電線強度
が低下するだけでなく、電線内部に光ファイバ等が収納
されている場合には、それが損傷する危険性がある。そ
こで本発明はさらに、上記心金のらせん溝に、電線の外
側から装着される充填片を設けて、電線の潰れを出来る
だけ小さくしたものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
第1図+al〜(1))は本発明の一実施例を示すもの
で、この引留めクランプは、心金1と、充填片2と、ス
リーブ3とから構成される。
心金1は同図1M)に示すように、外周に電線を装着す
るためのらせん溝4を形成し、後端部に鉄塔への引留め
部5を形成したもので、鋼またはアルミ合金などの高強
度材料で作られている。らせん溝4の先端および後端は
電線引出しのため直線溝6.7になだらかにつながって
いる。らせん溝4の深さは、電線外径と同じか、それよ
り若干深い程度とすることが好ましい、また、らせん溝
4のピンチは実験によると電線外径の10倍以上、好ま
しくは20倍前後とするとよい、また、らせん溝4のピ
ッチは全長等ピッチでもよいが、ピッチを徐々に変化さ
せてもよい、また、らせん溝4の内面を粗面化したり、
内面に摩擦部材を張り付けたりすることも引留め方向上
に効果がある。
次に、充填片2は、心金1のらせん溝4に電線の外側か
ら装着されるもので、同図(b) Ic)に示すように
、片面が電線の外周面に合う形に湾曲したアルミ帯材を
、その湾曲面を内側にしてらせん状に成形してなるもの
である。
また、スリーブ3はアルミ製の圧縮スリーブで、第1図
(61に示すように基体3Aに鳩尾形溝を、蓋体3Bに
鳩尾形突条を形成して、両者をスライド結合させるよう
になっている。スリーブ3の内径は心金1の外径より若
干大きく形成されている。
第2図(al (blは上述した引留めクランプで電線
を引き留める際の圧縮前の状態を示している。電線を引
き留めるには、まず電線8をらせん溝4に沿って心金1
に巻き付けると共に、その上から充填片2を巻き付ける
。その後、心金1にスリーブの基体3Aを装着し、さら
にその基体3Aに蓋体3Bをスライド結合させて、心金
1の外周にスリーブ3を配置する。これにより電線8お
よび充填片2はらせん溝4内に拘束された状態となる。
第2図(aゆ)はこの状態を示す、最後にスリーブ3を
通常の圧縮ダイスを用いて圧縮し、心金1を締め付ける
と共に、電線8を充填片2を介して締め付ければ、引留
めクランプの取イ1けが完了する。
この引留めクランプは、従来の圧縮型引留めクランプの
ように鋼クランプの圧縮は必要なく、アルミ製スリーブ
の圧縮だけでよいので取付は作業はきわめて容易である
。またスリーブ3が電線8を心金1に押し付ける力のほ
か、電線8の張力で電線8が心金1を締め付ける力が発
生するため、電線8と心金の摩擦力はきわめて大きなも
のとなり、強い引留め力が得られる。さらにスリーブ3
を圧縮すると、電線8の外側の隙間が充填片2によって
埋められるため、電、%I8はほぼ全周から圧縮力を受
けることになり、偏平に潰れることが殆どな(なる、こ
のため引留め部で電線強度が低下することがな(、また
電線内部に光ファイバ等が収納されている場合は、その
損傷を防止することができる。
ところで、この引留めクランプの心金は外周にらせん溝
を有する複雑な形状となるため、これを製作するには、
棒材からの切削加工あるいはロストランクス法などの方
法によらざるを得ず、きわめてコスト高になる欠点があ
る。これを解決するには、心金1を第3図に示すように
縦に二つ割とし、二つの半片LA−IBを組み合わせて
一つの心金を構成するようにするとよい、このようにす
れば各々の半片IA・IBは鍛造などの型成形で量産す
ることができ、コスト低減を図れる。第3図の例では、
二つの半片IA・IBの合わせ面の相対する位置に、一
方に突起9を、他方に凹部10を形成し、二つの半片I
A・IBを、その突起9と凹部lOが嵌合するように組
み合わせれば第1図(alのような心金1が構成できる
ようになっている。
なお二つの半片IA・IBの位置決めは、双方を貫通す
る穴をあけて、ねじ止めにより行ってもよい。
また上記実施例では、充填片として片面が電線の外周面
に合う形に湾曲したアルミ帯材を使用したが、材質が電
線よりかなり軟質である場合は、充填片の断面形状は単
なる長方形あるいは円弧形などであってもよい、また材
質が柔らかい場合は、予めらせん状に成形しておかずに
、電線を心金に巻き付けるときに、それに沿って曲げ成
形するようにしてもよい、もちろんアルミ以外の材料を
使用することもできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る引留めクランプは、心
金に電線と充填片をらせん状に巻き付けた状態で、その
外周にスリーブを圧着する構造となっているので、電線
と心金、充填片およびスリーブとの摩擦力がきわめて大
きく、引通し型でありながら大きな引留め力を得ること
ができる。また心金のらせん溝には電線を装着した上か
ら充填片を装着して、らせん溝の隙間を埋めるようにし
であるので、スリーブを圧縮すると、電線にはほぼ全周
から圧縮力が作用するようになり、このため電線が偏平
に太き(潰れることが匁くなり、電線の強度低下、ある
いは電線内部に光ファイバ等が収納されている場合はそ
の光ファイバ等の損傷を防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る引留めクランプを示す
もので、(a)は心金の平面図、伽)は充填片の平面図
、(C)は充填片の横断面図、ldlはスリーブの正面
図、(e)はスリーブの右側面図、第2図(alは上記
引留めクランプで電線を引き留める際の圧縮前の状態を
示す部分切開正面図、伽)はそのA−A線断面図、第3
図は本発明の引留めクランプに用いられる二つ割型の心
金を示す平面図である。 1〜心金、2〜充填片、3〜スリーブ、4〜らせん溝、
5〜引留め部、8〜電線。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外周に電線を装着するらせん溝を有し、後端部に
    引留め部を有する心金と、その心金のらせん溝に電線の
    外側から装着される充填片と、上記心金の外周に、上記
    らせん溝に電線および充填片を装着した状態で圧着され
    るスリーブとからなることを特徴とする引留めクランプ
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の引留めクランプであ
    って、心金が縦に二つ割になっていることを特徴とする
    もの。
JP62265448A 1987-10-22 1987-10-22 引留めクランプ Expired - Lifetime JP2635626B2 (ja)

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JP62265448A JP2635626B2 (ja) 1987-10-22 1987-10-22 引留めクランプ

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JPH01110012A true JPH01110012A (ja) 1989-04-26
JP2635626B2 JP2635626B2 (ja) 1997-07-30

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8523719B1 (en) * 2006-09-19 2013-09-03 Billy Olson Helical tensioner for tension members
US9355758B2 (en) 2006-09-19 2016-05-31 Billy Olson Helical tensioner for tension members

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61109412A (ja) * 1984-11-01 1986-05-27 日立電線株式会社 圧縮型引留クランプの取付け方法
JPS624832U (ja) * 1985-06-24 1987-01-13

Patent Citations (2)

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US9355758B2 (en) 2006-09-19 2016-05-31 Billy Olson Helical tensioner for tension members

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JP2635626B2 (ja) 1997-07-30

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