JPH05500500A - 2,4,6―トリヨード―5―アミノ―n―アルキルイソフタルアミド酸及び2,4,6―トリヨード―5―アミノイソフタルアミド化合物の調製方法 - Google Patents

2,4,6―トリヨード―5―アミノ―n―アルキルイソフタルアミド酸及び2,4,6―トリヨード―5―アミノイソフタルアミド化合物の調製方法

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JPH05500500A JP2501211A JP50121189A JPH05500500A JP H05500500 A JPH05500500 A JP H05500500A JP 2501211 A JP2501211 A JP 2501211A JP 50121189 A JP50121189 A JP 50121189A JP H05500500 A JPH05500500 A JP H05500500A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 腫」 本発明は、2,4.6−トリヨード・−5−アミノ−N−アルキルイソフタルア ミド酸及び2,4.6−1−リョードー5−アミノーイソフタルアミド化合物の 合成に関し、更に特定するに、収率を高め且つヨウ素化生成物の品質を向上させ る改良方法に関する。
2.4.6−ドリヨードー5−アミノ−N−アルキルイソフタルアミド酸または その塩若しくはエステルはX−線造影剤の製造で有用な中間体である。例えば、 Hoeyの米国特許第3,145,197号明細書に記載の如く、5−アセトア ミド−N−アルキル−2,4゜6−トリヨードイソフタルアミド酸化合物は2, 4.6−ドリヨードー5−アミノ−N−インフタルアミド酸を硫酸若しくは過塩 素酸の如き触媒の存在で低級アシルハロゲン化物若しくは低級アルカン酸の如き アシル化剤で処理することにより製造される。Hoeyの特許に記載の大要に従 い、先ず、5−ニトロイソフタル酸をそのジアルキルエステルに転化させ、次い でエステル基の一つを、適当な溶剤中水酸化ナトリウムないしカリウムの如き強 塩基1当量による慎重な処理で選択的に加水分解させる。モノエステルを第一低 級アルキルアミンと反応させて5−ニトロ−N−アルキルイソフタルアミド酸を 生成し、後者中間体を接触水素化に付して、「還元半アミド」またはrRHAJ と通称される5−アミノ−N−アルキルイソフタルアミド酸を生成する。
RHAは、ヨウ素ハロゲン化物の給源、好ましくはヨードニ塩化カリウム(KI C12)の如き一塩化ヨウ素源との反応によって三ヨウ素化される。Ho e  yの方法に従い、ヨウ素化反応は典型的には塩酸溶液中ヨウ素化剤の中程度の正 味過剰で遂行される。しかしながら、ヨウ素化剤の正味全装入量は過剰であるけ れども、Hoeyの方法は、先ず水性反応媒体にRHAのすべて若しくはがなり の部分を装入し、次いで成る期間ヨウ素化剤を添加することを包含する。かくし て、反応期間の大部分にわたり、反応帯域にはRHAの実質的過剰がある。Ho eyが記載している一つの具体化では、先ず塩酸媒体に全RHA装入物を溶解さ せ、その後これにヨウ素化剤を添加する。もう一つの具体化では、RHAを先ず 、化学量論的当量より少ない、水性懸濁物状ヨードニ塩化カリウムと反応させ、 そして数時間復水酸化ナトリウムと残屋のヨードニ塩化物を加え、反応を完結さ せる。
反応の生成物は一般にモノ−ないしジヨウ素化種を小部分含有し、それによって 生成物の収率及び品質のいずれをも減損するとわかった。
RHAは典型的にはヨウ素化剤の転化に先立ち塩酸媒体に溶解される故に、また いずれにせよ塩酸若しくは他のハロゲン化水素酸が反応生成物である故に、斯界 で既に知られている方法は、反応の少なくともかなりの部分を、反応媒体のp、  Hが負になるほど十分高い酸濃度で実施することを包含する。このようなpH 条件は反応の進行を抑制し、かくして反応を完結させるのに極限過剰のヨウ素ハ ロゲン化物源の使用を要求する。ヨウ素ハロゲン化物源は反応媒体から実利的に 回収し得ないので、過剰物は実際上損失し、その結果製造コストに不利な影響を もたらす。更に、過剰のヨウ素化試薬を以てしても、反応は必ずしも十分には完 結されず、そのため製品品質が所望レベルを下回りつる。
RHAとヨウ素化剤との反応が進行するにつれ、ヨウ素化生成物は反応混合物か ら結晶質固体として沈殿する。反応期間終了時にあける酸性化は、溶液状で残存 するトリョウド生成物を沈殿させる。この生成物はろ過または遠心処理により反 応マスから回収される。ヨウ素化反応生成物の純度及びその、得られる収率はこ の分離の効率に依存する。慣用方法では、反応媒体母液からの生成結晶の効果的 分離に伴いいくらかの困難を経験してきた。これは、RHAのヨウ素化により生 成される2゜4.6−1−リョードー5−アミノーN−アルキルイソフタルアミ ド酸からX−線造影剤を製造する際商業上達成しつる収率を減損してきた。
同様に、化合物S−アミノ−N、N−ビス(2,3−ジヒドロキシプロピル)− 2,4,6−ドリヨードイソフタルアミドは、N、N’−ビス(2,3−ジヒド ロキシプロピル)−5[N−(2−ヒドロキシエチル)グリコールアミド]−2 ,4,6−ドリヨードイソフタルアミドを調製する際の中間体である。後者化合 物は非イオン性X−線造影剤である(I、inの米国特許第4,396.598 号明細書を参照のこと。)従前、5−アミノ−N、N”−ビス(2,3−ジヒド ロキシプロピル)インフタルアミド(「還元ジアミド」として知られている)か ら、この化合物を含有する水性反応媒体を30%塩酸で0.9〜1.0のpHに 酸性化させ、得られた溶液を約81〜84℃の温度に加熱し、モして一塩化ヨウ 素水溶液を3/4〜1時間添加することにより、5−アミノ−N、N’−ビス( 2,3−ジヒドロキシプロピル)−2,4,6−ドリヨードイソフタルアミドを 調製することは知られている。次いで、溶液を81〜84℃の温度で3〜4時間 攪拌加熱する。
反応終了後、溶液を55〜60℃に冷却し、亜硫酸水素ナトリウムを加えて過剰 のヨウ素及び(または)−塩化ヨウ素を除去する。溶液を次いで約25℃に冷却 し、水素化ナトリウム溶液を25〜40℃で緩徐に加えてpHを4〜7に調節す る。5−アミノ−N、N’ −ビス(2,3−ジヒドロキシプロピル) −2, 4,6−1−リョードイソフタルアミドを播種した後、溶液を0〜5℃に冷却し 、攪拌して所期生成物5−アミノ−N、N’ −ビス(2,3−ジヒドロキシプ ロピル)−2,4,6−ドリヨードイソフタルアミドの沈殿を生じさせる。
上記方法には成る種の欠点がある。それは不所望にも、加水分解生成物でありう る不純物を含有し且つまた少量の非ヨウ素化還元アミドを含有する生成物を生じ る。更に、還元アミドと一塩化ヨウ素との反応は、反応媒体のpHがO以下に低 下し且つ不所望にも所期反応を遅延するほど多量の塩酸を生成し、而して所期生 成物の収率を減少させる。
斯界には、高められた収率をもたらし且つより高純度の2.4.6−ドリヨード ー5−アミノ−N−アルキルイソフタルアミド酸生成物または5−アミノ−N。
N゛−ビス(2,3−ジヒドロキシプロピル)−2゜4.6−ドリヨードイソフ タルアミドまたは他の2゜4.6−1−リョードー5−アミノーイソフタルアミ ド化合物を製造する改良方法に対するニーズがあった。
1豆立IJ それ故、本発明のいくつかの目的のうち、2,4゜6−ドリヨードー5−アミノ −N−アルキルイソフタルアミド酸若しくは2,4.6−ドリヨードー5−アミ ノ−イソフタルアミド化合物の改良された調製方法を提供すること、高められた 収率をもたらす取上方法を提供すること、高められた品質の生成物をもたらす取 上方法を提供すること、有利な反応速度及び高められた生産性をもたらす方法を 提供すること並びに、2,4.6−ドリヨードー5−アミノ−N−アルキルイソ フタルアミド酸若しくは2,4.6−ドリヨードー5−アミノ−イソフタルアミ ド化合物及びこれらが中間体であるX−線造影剤を比較的低い製造コストで製造 するのを容易にする方法を提供することが注目されつる。
それ故、概括するに、本発明は、2,4.6−ドリヨードー5−アミノ−N−ア ルキルイソフタルアミド酸、その塩、そのエステル、2.4.6−ドリヨードー 5−アミノ−イソフタルアミド、2,4..6−ドリヨードー5−アミノ−N− ヒドロキシアルキル−イソフタルアミド及び2,4.6−ドリヨードー5−アミ ノ−N。
N゛−ビスヒドロキシアルキル−イソフタルアミドの中から選ばれるヨウ素化生 成化合物の調製方法における改良に関する。本方法は、5−アミノ−N−アルキ ルイソフタルアミド酸、その塩、そのエステル、5−アミノ−イソフタルアミド 、5−アミノ−N−ヒドロキシアルキル−インフタルアミド及び5−アミノ−N 、N’ −ビスヒドロキシアルキル−イソフタルアミドの中から選ばれる基質を 水性反応媒体中ヨウ素ハロゲン化物と反応させることを含む。この改良に従λば 、基質及びヨウ素ハロゲン化物源は、添加サイクルの間のいかなる瞬時にも、基 質がHつ素ハロゲン化物より化学量論的過剰で存在する如き各速度で反応媒体に 添加されるが、しかし該瞬時に媒体に添加されている基質の累積N(全最終装入 量に対する基質の割合として表わされる)と、該瞬時に媒体に添加されているヨ ウ素ハロゲン化物源の累積量(全最終装入量に対するヨウ素ハロゲン化物源の割 合として表わされる)との算術的差は約10%を越えない。更にこの改良に従え ば、基質が5−アミノ−イソフタルアミド、5−アミノ−N−ヒドロキシアルキ ル−インフタルアミドまたは5−アミノ−N、N’ −ビスヒドロキシアルキル −インフタルアミドであるとき、ヨウ素ハロゲン化物の累積量は、同一基準で算 定して、基質よりも約10%以下の化学量論的過剰で存在しつる。
本発明は更に、反応がアルカリ性緩衝剤組成物の存在で実施される上記方法の改 良に関する。アルカリ性緩衝剤組成物の割合は、反応媒体のpHが反応過程の間 約O〜約2範囲に保持される程度で十分である。
本発明は更に、ヨウ素化生成化合物の濃度がヨウ素化反応終了時、反応媒体を含 む液相と反応過程の間沈殿する固形分との組み合わせよりなる反応マス巾約o2  。
8モル/ρを越えないように十分な割合の水を反応媒体で保つ上記方法の改良を 包含する。
更に特定するに、本発明は2,4.6−1−リョードー5−アミノーN−アルギ ルイソフタルアミド酸、その塩及びそのエステルの中から選ばれるヨウ素化化合 物の調製方法を含む。本方法は、5−アミノ−N−アルキルイソフタルアミド酸 、その塩及びそのエステルの中から選ばれる基質を含む水性基質溶液と、ヨウ素 ハロゲン化物源を含む水性ヨウ素ハロゲン化物装入溶液を反応容器に加えること を含む、基質は反応容器内の水性媒体中ヨウ素ハロゲン化物源と反応してヨウ素 化化合物を生成する。基質溶液及びヨウ素ハロゲン化物装入溶液の各添加速度は 、実質上添加サイクルを通じいかなる瞬時にも基質がヨウ素ハロゲン化物より過 剰で存在する如きものであるが、しかし該瞬時に媒体に添加されている基質の累 積量(全最終装入量に対する基質の割合として表わされる)と、該瞬時に媒体に 添加されているヨウ素ハロゲン化物源の累積量(全最終装入量に対するヨウ素ハ ロゲン化物源の割合として表わされる)との算術的差は約10%を越えない。反 応はアルカリ性緩衝剤組成物の存在で実施され、而して該アルカリ性緩衝剤組成 物の割合は、反応媒体のpHが反応過程の間約0〜約3範囲に保たれる程度で十 分である。反応初期における反応媒体のpHは約2.5〜約3.0範囲である。
ヨウ素化生成化合物の濃度はヨウ素化反応終了時反応マス巾約0.08モル/β を越えない。反応マスは、反応媒体を含む液相と反応過程の間該媒体から沈殿す る全固形分との組み合わせよりなる。
また、更に特定するに、本発明は、5−アミノ−N、N’−ビス(2,3−ジヒ ドロキシプロピル)−2,4,6〜トリヨードイソフタルアミドの調製方法を含 む。本方法は、水性反応媒体に5−アミノ−N、N’−ビス(2,3−ジヒドロ キシプロピル)イソフタルアミド及びアルカリ性緩衝剤組成物を含有する水溶液 と〜塩化ヨウ素の水溶液を一緒に同時添加し、而して水性反応媒体は、この同時 添加の間75〜85℃の温度及び0.5〜2,5範囲のpHで保持されるものと し、そして該同時添加を約2〜2.5時間続行することを包含する。
他の目的ないし特徴については、一部明らかであり、また一部は以下で指摘され よう。
ましい の百日 本発明に従えば、ヨウ素化反応系の未反応RHAまたはジアミド含量を限定する ことは2,4.6−1リヨ一ド種への基質転化を促進し、それにより最終反応混 合物中のモノ−ないしショート種を最小限にし、また本方法で実現される収率を 高めるとわかった。更に、トリヨード種への転化における改良は副生物アゾ化合 物の形成を何ら有意に高めることなく達成されることが立証されている。加えて 、RHAの瞬時過剰を約10%以下に保つことにより、2,4.6−1リョード −5−アミノ−N−アルキルイソフタルアミド酸への高い転化率がヨウ素ハロゲ ン化物の有意な最終正味過剰を伴わずに達成されるとわかった。かくして、例え ば、基質及びヨウ素ハロゲン化物を、RHAまたはジアミドの瞬時過剰が約10 %を決して越えないような各速度で水性反応媒体に同時添加することにより、反 応は、RHAまたはジアミドより僅か約1%累積過剰の最終的ヨウ素ハロゲン化 物添加によって本質上完結せしめられつる。
い(つかの、僅かに変わる算定法が、RHAまたはジアミドの瞬時過剰を決定す るのに用いられつる。例えば、RHAまたはジアミドの瞬時的過剰は、実質上添 加サイクル全体の任意瞬時における、反応媒体に該瞬時添加されているRHAま たはジアミド当量の累積数と、反応媒体に該瞬時添加されているヨウ素ハロゲン 化物源当量の累積数(添加サイクルにわたるヨウ素ハロゲン化物源の全最終装入 量に対する割合として表わされろ)との差と認めることができる。しかしながら 、RHAまたはジアミドとヨウ素ハロゲン化物源の全最終反応器装入量は化学量 論量上概ね等しいので、RHAまたはジアミドの瞬時過剰は好ましくは、所定の 瞬時で反応器に搬送されているRHAまたはジアミドの累積量(RHAまたはジ アミドの全最終装入量に対する割合として表わされる)と、該瞬時搬送されてい るヨウ素ハロゲン化物源の累積量(ヨウ素ハロゲン化物源の全最終装入量に対す る割合として表わされる)との算術的差により定義される。
どの算定基準が用いられようと、RHAまたはジアミドの瞬時過剰はO〜約10 %好ましくは約2%〜約10%範囲に入るべきである。この結果は反応媒体への 反応体の同時添加(−緒に添加すること)と、連続的基準で或は時折時間NI隔 を置いて各反応体の装入割合(または媒体中に存在するRHAまたはジアミドの 正味過剰)を慎重にモニターすることによって達成される。熱論、本発明方法の 好ましい具体化の場合のようにRHAまたはジアミドと工C1の最終装入量が本 質上等しいときは、2〜10%のRHAまたはジアミド過剰を添加期間にわたり 完全に保持することはできない。しかしながら、例えば、ICI添加をRHAま たはジアミド添加より5〜lO分間長引かせ、そしてその最後の5〜10分間ま でに2〜10%過剰を保持することにより、所期過剰は実質上全期間にわたって 保持しつる。
本発明の改良方法は、2,4.6−ドリヨードー5−アミノ−N−メチルイソフ タルアミド酸の如き2゜4.6−ドリヨードー5−アミノ−N−アルキルイソフ タルアミド酸化合物の調製並びに、2.4.6−ドリヨードー5−アミノ−N− ヒドロキシメチルイソフタルアミド及び2,4.6−ドリヨードー5−アミノ− ビス(2,3−ジヒドロキシプロピル)イソフタルアミドの如き2,4.6−ド リヨードー5−アミノ−イソフタルアミド化合物の調製に適用しつる。基質が5 −アミノ−イソフタルアミド、S−アミノ−N−ヒドロキシアルキル−イソフタ ルアミドまたは5−アミノ−N、N’ −ビスヒドロキシアルキル−インフタル アミド化合物であるときは、ヨウ素ハロゲン化物より過剰のジアミド基質が上記 の如き約10%以下に保持され、或は別法としてヨウ素ハロゲン化物の累積量が 、上に詳述した同一基準で算定される、ジアミド基質より約10%以下の化学量 論的過剰すなわちジアミド基質より瞬時過剰のヨウ素ハロゲン化物であってもよ い。
反応を反応体の同時添加により実施するとき、反応媒体に装入される塩酸量は最 小限にすることができ、それによってこの原料の使用量を少な(しつる。HCI 装入装入物量小限化はまた、反応pHをOより高いレベルに調節することにも貢 献し、斯くしてヨウ素化反応の速度を高め且つ該反応を、ヨウ素ハロゲン化物の いかなる有意な正味最終過剰をも存在させずに完結させるのを助ける。斯(して 、反応を上記の如く同時添加により実施するとき、系に加えられるMCI量は、 反応系に約3以下の初期pHを確立するのに十分な量に限定できるとわかった。
反応の間、好ましくは酸を反応系に加えない。
結晶化によるヨウ素化生成物の分離を容易にすべく、好ましくは反応終了時、p Hを約03〜0.7に調節する。代表的には、このために少量のMCIを加久る 。
更に、5−アミノ−N−アルキルイソフタルアミド酸(RHA)またはそのエス テルないし塩、或は5−アミノ−イソフタルアミド、5−アミノ−N−ヒドロキ シアルキル−インフタルアミドまたは5−アミノ−N。
N”−ビスヒドロキシアルキル−インフタルアミド(還元ジアミド)を含む基質 のヨウ素化は反応媒体中のアルカリ性緩衝剤組成物の存在により促進されること が発見された。ヨウ素化ハロゲン化物と基質との反応の副生物として生成する水 素ハロゲン化物は緩衝剤によって中和され、それによって反応媒体のpHを約0 〜約2に保持する。この範囲内のpH調節は、さもなければ反応の間MCI若し くは他の水素ハロゲン化物の発生により生じる抑制効果を本質上排除する。pH を0〜2範囲に保持するとき、反応速度の向上は、ヨウ素モノハロゲン化物源の いかなる化学量論的過剰をも使用すること必要とせずに三ヨウ素化反応を完結さ せべ〈実施しうる程度で十分である。反応は完結されるので、生成物は実質上部 分ヨウ素化中間体を含まず、かくして製品品質が更に改良される。次いで、もし 本発明を前記Ho e y特許またはLin特許の方法に従う商業上有用なX− 線造影剤に変換しつるなら、該製品並びにヨウ素化RHAまたはジアミド中間体 のより優れた品質は同様に、造影剤の改良品質をもたらす。
また、高められた反応速度は短縮されたヨウ素化バッチサイクルを許容し、その 結果生産性を増大する。
反応速度の増分的益は、RHAまたはジアミドとヨウ素化剤との同時添加に関連 したHCI装入物の減少を通して達成される。しかしながら、反応容器への反応 体の全最終装入量におけるヨウ素化剤の少なくとも僅かな正味過剰に対するニー ズは同時添加のみでは排除されない。
アルカリ性緩衝剤でp Hを0〜2範囲に調節することにより、ヨウ素化剤の過 剰は本質上排除され得、而して反応は75〜85℃の温度における適度に短いバ ッチサイクルで完結せしめられる。生産性の向上及びヨウ素化側消費の低下はト リョウド中間体及びX−線造影側最終製品の製造コスト面で有意な経済性をもた らす。 好ましくは、アルカリ性緩衝剤組成物は酢酸ナトリウムの如きアルカリ 金属酢酸塩である。しかしながら、水酸化アンモニウム並びに種々の、強塩基及 び弱酸の無機塩を使用することができる。例えば、アルカリ性緩衝剤組成物は燐 酸のアルカリ金属塩またはクエン酸のアルカリ金属塩を含みつる。プロピオン酸 ないし他のアルカン酸のアルカリ金属塩も亦使用することができるが、しかしそ れらは比較的高いコストの故にさほど好ましくない。どんなアルカリ性緩衝剤組 成物が用いられようと、それは反応媒体に、ヨウ素化反応過程で該媒体のpHを 約O〜約3に保つのに十分な割合で混入される。
水酸化アンモニウムは、反応が進行完結するダイジェスト期間を短縮させる点で 非常に効果的であるとわかった。例えば、基質とヨウ素ハロゲン化物との同時添 加の量水酸化アンモニウムによる二つの別個のpH調節を備えることにより、反 応は80℃において4時間で完了せしめられつる。酢酸ナトリウムの混入は反応 体の添加を通じpHを1〜2.5範囲に保持することを許容し、また反応が3時 間で完結するのを可能にする。純度98.5%のヨウ素化生成物が反応から得ら れる。
ヨウ素化試薬は塩化ヨウ素または別のヨウ素ハロゲン化物である。代表的には、 ヨウ素ハロゲン化物源は、分子ヨウ素と別の分子ハロゲンとをアルカリ金属ハロ ゲン化物溶液に加えることにより用意される。かくして、例えば、分子ヨウ素及 び塩素ガスを塩化ナトリウム若しくは塩化カリウムの溶液に加久て、ヨウドニ塩 化ナトリウムまたはヨウドニ塩化カリウムのいずれかを生成し得、そしてその各 々は一塩化ヨウ素の給源である。この態様におけるN a I C1zまたはK ICI□の調製は当業者によく知られている。
本発明の、2,4.6−ドリヨードー5−アミノ−N−アルキルイソフタルアミ ド酸化合物の好ましい調製方法を実施する際、5−アミノ−N−アルギルイソフ タルアミド酸を含有する水性基質溶液と水性ヨウ素ハロゲン化物溶液は、攪拌機 を備えた反応容器内の水性反応媒体に同時添加される。水性反応媒体は二つの反 応体溶液の初期混合によって簡単に確立され、その後本方法はその媒体への同時 添加を続行することにより進行しつる。
しかしながら、好ましくは、同時添加を開始する前に水性媒体を確立するために 、水または、RHAの酸性化溶液の初期装入物が反応容器に導入される。もし初 期装入物が蒸留水であるなら、ヨウ素化剤装入物溶液の添加は、RHAが約3以 上のpHに暴露されないよう確かなものとするために基質装入物溶液の添加に僅 かだけ先立って開始される。もし初期装入物が酸性化RHA溶液であるなら、初 期装入物の量を制御して、それが全最終RHA装入量の約10%より多く含まな いようにする。
好都合には、基質溶液は約0.02〜約2モル/iのRHAを含有し、ヨウ素ハ ロゲン化物溶液は約0.05〜約5モル/2のヨウ素ハロゲン化物ないしその給 源を含有する。標準希釈物として、基質装入物溶液は代表的に0.1〜0.3モ ル/ρのRHAを含有し、ヨウ素ハロゲン化物装入物溶液は代表的に0.2〜0 .5当量/βのヨウ素ハロゲン化物源を含有する。
初期水装入物またはRHA溶液を反応容器に導入する場合、この初期装入物を好 ましくは、同時添加の開始前例えば50〜80℃範囲の昇温に加熱する。その後 、反応容器への基質溶液とヨウ素ハロゲン化物との同時導入を釣1時間にわたり 実施し完了させ、その間容器の内容物を均質な装入物混合物を生成すべく攪拌す る。攪拌を続行し、そしてこの混合物を代表的には75〜100℃範囲の昇温で 保持して反応を完結させる。
アルカリ性緩衝剤組成物は反応体溶液の導入に先立ち或はそれと同時に反応媒体 に導入することができる。
しかしながら、好ましくは、緩衝剤組成物は、それをヨウ素ハロゲン化物溶液と の混合前に基質装入物溶液と予備混合される。
アルカリ性緩衝剤組成物がアルカリ金属酢酸塩である場合、それは好ましくは、 氷酢酸とアルカリ金属水酸化物水溶液とを反応媒体または基質装入物溶液に同時 添加することにより現場調製される。好ましくは、アルカリ金属水酸化物溶液は 、約25〜約70重量%最も好ましくは約50重量%のアルカリ金属水酸化物濃 度を有する。この態様でのアルカリ金属酢酸塩の現場調製は、アルカリ金属水酸 化物溶液と氷酢酸とが容易に取り扱われる易入手性液体物質であるので、プラン ト操業を容易にし、それによって固体アルカリ金属酢酸塩を他の液体加工物質と 混合する必要を排除する。
ヨウ素化反応が進行するにつれ、水性反応混合物から生成物2,4.6〜トリヨ ード−5−アミノルN−アルキルイソフタルアミド酸が沈殿する。反応の進行は 、好ましくは高圧リキッドクロマトグラフィーによる試料の分析によって追跡さ れうる。反応終了時、アルカリ金属の亜硫酸水素塩または他のハロゲン脱去剤を 加^て系に残存するいかなる遊離ヨウ素ハロゲン化物をも制止し、その後反応混 合物を冷却し、また塩酸の添加により約0.5のpHに調節する。塩酸の添加は 水性相からの残存生成物の沈殿を遂行する。その後、反応混合物を生成物の回収 のためろ過ないし遠心処理し、モしてろ塊ないし遠心機ケーキを水洗し且つ乾燥 する。
反応が比較的希薄な系で実行されるならば、ヨウ素化生成化合物結晶の酸性化反 応媒体からの分離はかなり改善されるとわかった。従来の方法に従えば、反応媒 体に添加されるR)(Aの全量は典型的には、最終的反応マスlρ当たり0.0 5〜0.15モルの濃度に等しく、一方、添加されるICI量は約0.15〜0 ,75モル/f2の濃度に等しく、それにより2,4.6−ドリヨードー5−ア ミノ−N−アルキルイソフタルアミド酸がスラリー反応マス中0.05〜0.1 5モル/β範囲の濃度で製造されることになる。本発明に従えば、ヨウ素化生成 化合物が約0.02〜約0.04モル/I2.の濃度で生成されるなら、分離は 実質上促進され、そして得られる結晶生成物の純度は向上することが発見された 。この結果は、比較的希薄な反応体溶液、例えば、約0.02〜約0.08モル /i好ましくは約0.02〜約0.04モル/ρの濃度を有する基質溶液及び約 0.05〜約0.1モル/βのヨウ素ハロゲン化物源濃度を有するヨウ止剤溶液 により、或は水の実質的初期装入物を反応体溶液の添加を開始する前に反応容器 に導入することによって達成されつる。いずれの場合も、基質及びヨウ素化生成 物の合計量はサイクル中の任意時間に反応混合物巾約0.08モル/I2を越え ないことが好ましい。
2.4.6−1−リョードー5−アミノーイソフタルアミド、2,4.6−ドリ ヨードー5−アミノ−N−ヒドロキシアルキル−イソフタルアミド及び5−アミ ノ−N、N’−ビス(2,3−ジヒドロキシプロピル)−2,4,6−トリヨー ドイソフタルアミドの如き2゜4.6−ドリヨードー5−アミノ−N、N’ − ビスヒドロキシアルキル−イソフタルアミド化合物を製造するための本発明の好 ましい方法を実施する際、5−アミノ−N、N’−ビス(2,3−ジヒドロキシ プロピル)イソフタルアミド(還元ジアミド)及びアルカリ性緩衝剤組成物を含 む水溶液とヨウ素ハロゲン化物水溶液とを、攪拌器を備えた反応容器内の水性反 応媒体に同時に加える。反応体のこの同時添加は2〜25時間にわたって実施す るのが好ましく、水性反応媒体は、その同時添加の間に75〜85℃範囲の温度 及び0.5〜2.5の範囲のpHに保持されるのが好ましい。還元ジアミド及び ヨウ素ハロゲン化物反応体の添加速度は、先に記載の如く、一方の他方を上回る 化学量論的過剰量が約10%の上限を超えないように調節される。所望のヨウ素 化反応の速度の低下を回避するために、温度は約75℃未満に低下させないこと が望ましい。
ヨウ素化反応が進行するにつれ、生成物(例えば、5−アミノ−N、N’−ビス (2,3−ジヒドロキシプロピル)−2,4,6−)リョードイソフタルアミド )の形成は、高性能リキッドクロマトグラフィーによる如き試料分析によって追 跡されつる0反応終了時、反応混合物はアルカリ金属亜硫酸水素塩(例えば、亜 硫酸水素ナトリウム)または他のハロゲン脱除剤により処理されて系内に残存す る過剰のヨウ素またはヨウ素ハロゲン化物を除去する。反応媒体は次いで冷却さ れ、pHは4−7に調節され、そして媒体は所望の生成物(例えば、5−アミノ −N、N’−ビス(2,3−ジヒドロキシプロピル)−2,4,6−トリヨード イソフタルアミド)を播種されてヨウ素化生成物を沈殿する。
5−アミノ−N、N’−ビス(2,3−ジヒドロキシプロピル)−2,4,6− トリヨードイソフタルアミドのような2,4.6−ドリヨードー5−アミノーイ ソフタルアミド化合物を製造するための本発明の改良方法を用いる際、初期a終 生酸物のより早い結晶化及び改良されたろ過性が達成され、また生成物がより高 い収率及びより少ない不純物で得られる。
以下、実施例により本発明を説明する。
宜」L例」、 RHA装入溶液を、氷酢酸(29mff)及び35゛ボーメの水酸化ナトリウム 溶液(50mρ)を、o、1536g/I2の5−アミノ−N−メチルイソフタ ルアミド酸(260m℃、0.617モルRHA)溶液に加えることによって調 製した。RHA装入溶液のpHは6゜5であり、全容量は380m℃であった。
水(1193m℃)を攪拌下のタンク反応容器に装入し、そこで74℃の温度に 加熱した。その後、RHA装入溶液の約7.5%(すなわち、約28.5mj2 )を反応容器に添加し、次いで容器中のpHを1,55に調節するのに十分な量 の塩酸を加えた。塩酸の添加後、RHA装入溶液の残部と一塩化ヨウ素溶液(N a C1溶液中ICl0.356g/I2;285mA;0.625モルのIC I)とを約2時間にわたり反応容器に同時に添加した。添加の過程における装入 溶液の同時添加のスケジュール及び反応容器内容物のpHを第1表に示す。装入 溶液の添加終了後、得られる混合物を3時間攪拌しながら加熱し、その後pHは 0.97になった。反応混合物を65℃に冷却し、そこに亜硫酸水素ナトリウム (1,6g)添加した。亜硫酸水素塩で処理した反応混合物を40℃に冷却し、 37%塩酸により9日を05に調節した。沈殿した生成物2,4.6−1−リョ ードー5=アミノーN−メチル−イソフタルアミド酸をろ過により回収した。ケ ークを水(200m℃)で洗浄し、3日間95℃のオーブンで乾燥した。収量は 114.29gであった。
!−1−ス 8:45 351.5 92.5 285 10ロ 7.5 1.558:50  335 g8.16 272 95.44 7.281.459:00 30 4 80 246 86゜32 G、32 1.329:05 285 75  233 81.75 6,751.309:]、0 270 71.1 220  77、]、9 6.091.349:21 236 62.11 196 6 L77 6.661.409:30 206 54.01 174 61.05  6.841.389:40 178 4G、84 153 53.68 6, 841.439:50 145 38.16 132 46.32 g、161 .4810:00 115 30.26 107 37.54 7.281.4 710+10 83 21.48 85 29.82 7.98 1.4810 :20 52 13.68 64 20.46 8.7g1.5010:30  20 5.26 39 13.6g 8.421.5010:40 7.50 10:50 添加終了 !1d引l 概ね実施例1に記載した操作に従い、2,4.6−ドリヨードー5−アミノ−N −メチルイソフタルアミド酸を製造した。この実施例の調製では、0.1536 g/I2のRHA装入溶液(260mA;0.617モルRHA)及び0.35 6g/βの一塩化ヨウ素の装入溶液(281,43mρ;0.617モルICI )を用いた。装入溶液の同時添加のスケジュールを第2表に記載する。装入溶液 の添加後、得られる混合物を3時間、90’Cに加熱し、次いで75℃に冷却し た。亜硫酸水素ナトリウム(1,25g)を冷却した反応混合物に添加し、その 後pHが1.12になった。反応溶液の亜硫酸水素塩による処理後、それに37 %の塩酸溶液を加えて0.52のpHにした。回収された生成物の乾量は114 .5gであった。高圧リキッドクロマトグラフィ=(HPLC)による生成物の 分析は、生成物が、97.41%の2.4.6−ドリヨードー5−アミノ−N− メチルイソフタルアミド酸、0.214%のショート種及び1.75%のモノヨ ード種を含むことを示した。
!一旦−人 添カロすべき 351.5 92.5 0 、+00 7.5 1.499=05 340 8 9.47 270 96.43 6.961.479:10 325 g5.5 3 261.4 92,89 7,361.419+20 304 80 24 6 87.41 7.411.37ppt沈殿開始 9:20 9:25 287 75.5 236 g3.86 8.331.429:35  264 69.47 218 77.46 7,991.469:40 24 7 65 208 73.91 8,911.529:50 223 58.6 8 189 67.16 8.4g 1.4910:00 200 52.63  169 60.05 7.421.4210:10 170 44.74 1 50 53.30 8.501.5310:25 133 35 122 43 .35 8.351.581.0+35 107 28.16 103 36. 60 g、441.5810:50 67 17.63 75 26.65 9 .021.6867 17.63 70 24.87 7.24 1.541に 〇〇 44 1.1.58 55 19.54 7.961.6411:15  − 0 1.1i0 11:20 0 1.14 11:40 T=92℃ 犬10iユ 2.4.6−ドリヨードー5−アミノ−N−メヂルイソフタルアミド酸を、慨ね 実施例2に記載した操作に従って製造した。しかしながら、この例では、反応容 器への最初の水の装入は1100mJ2とし、装入溶液を加える前に水を85℃ に加熱した。次いで、RHA装入溶ti(全体の7.5%; 28.5rnA) を装入してそして37%の塩酸を加えてp)(1,48にした。次いで一塩化ヨ ウ素溶液の一部(全体の7.5%;20mβ)を加え、得られた混合物を85℃ で10〜15分間攪拌し、その後結晶化が始まった0次いで、RHA及びICI 装入溶液の同時添加を、第3表に記載したスケジュールに従い実施した。装入溶 液の同時添加が終了した後、得られる混合物を92℃に加熱し、その温度で3時 間維持した。次いで、反応溶液を75℃に冷却し、そして亜硫酸水素ナトリウム (0,89g)を加えた。亜硫酸水素塩で処理した後、溶液を35−40℃に冷 却し、そして37%の塩酸(35mf2)を添加することによりpHを0.49 に調節した。続いてpHが約0.6に上昇したことが観測され、37%塩酸の別 の部分(15mβ)を加久てp Hを0.5に下げた。結晶質の沈殿生成物をろ 過により回収し、次いでケークを水(200mJ2)で洗浄し、そして週末にわ たり95℃で乾燥した。生成物の乾量は113.84であった。生成物のHPL Cによる分析は、生成物が97.76重里%の2.4.6−)リヨードー5−ア ミノーN−メチルイソフタルアミド酸、1.13重量%のモノヨード種及び0. 27重量%のショート種を含むことを示した。
!一旦−犬 35]、、5 92.5 281.43 1,00 7.5 1.487.5  37%HCl 9:13 351.5 92.5 261.43 92.89 .39.979 :20 沈殿開始 9+25 RHA3.5%−4%過剰を維持するようにRHA/ICI開始9: 36 322 g4.74 250 88.83 4.091.+19:43  310 81.58 239 84.92 3,341.099:49 290  76.32 226 8Q、3Q 3.91i1.+39・57 2G5 6 9.74 208 73.9L +171.161[]:11 230 6i) 、53 1.81 B4,31 3.781.1910+19 203 53. 42 162 51.56 4.141..2010:27 185 48.6 8 146 51.87 3.191.2010:38 1s440.53 1 20 42.64 2.111.1910:44 130 34.21 104  36.95 2.74]、、l611:00 110 28.95 80 2 8.43 ]、、l129.73 24.93 80 28.47 3.52  1.201.1+12 83 21.84 69 24.52 2.68]、、 2311:20 53 13.95 53 1g、83 4,881.3611 :35 3o 7.89 40 14.2]、 6,301.4511+45  0 15 5.32 1.450 1.12 m糺A 蒸留水(1348m!2)を、温度計、pH検出計、水面下にあるRHA入口管 、水面上にある塩化ヨウ素入口管、攪拌機及び加熱マントルを備えた2I2四つ 口丸底フラスコに装入した。サーモウォッチ温度調節器をフラスコ内容物の温度 調節に用いるべく装着した。反応溶液を各々、添加速度調節用マスターフレック ス計測ポンプを通じて装入物溶液源から入口管に供給した。
水製入物を80−82℃の温度に加熱した。その後、2時間にわたり0.394 g/mβの塩化ヨウ素の装入溶液(297,09mβ; 117.05g;0. 7210モル)及び0.213g/mAのRHA装入溶液(211,17mj2 ;45g;0.2318モル)を反応フラスコに加えた。塩化ヨウ素溶液の反応 媒体への導入は、RHAの装入溶液を加える直前に開始して、望ましくない反応 を防止するのにpHが十分低くなるようにした。しかしながら、塩化ヨウ素の導 入開始直後、RHA装入溶液の添加を開始し、そして二つの装入溶液を、後の2 時間の添加を通じRHAが塩化ヨウ素より中位過剰になるような各々の速度で添 加し続けた。特に、各添加速度は、添加サイクル中緒かなる瞬時においても、媒 体に加えられているRHAの累積量(基質の全最終装入物に対する割合とする) は、媒体に加えられている塩化ヨウ素源の累積量(塩化ヨウ素源の全最終装入量 に対する割合とする)を超えるが、それらの割合の算術的差が0〜7%の範囲に 維持されるように調節される。
約10%のRHAが反応フラスコに装入されたとき、ヨウ素化生成物化合物の沈 殿が始まった。RHA及びヨウ素化塩化物装入溶液の添加終了時、反応媒体のp Hは0.7〜0.8の範囲であった。装入溶液の添加終了後1反応物質を95℃ に加熱し、その温度を3時間維持した。この熟成期間の間、熱を除去し、撹拌を 周期的に停止し、反応母液試料を採取して反応の終了を試験した。各々の反応試 料に、それらをHP L Cにより分析する前に、少量の亜硫酸水素ナトリウム を加えた。3時間の反応期間の終りに、反応物質を70℃に冷却し、反応母液が 澱粉紙に負の応答を示すまで亜硫酸水素ナトリウムで処理した。反応物質をつい で40℃に冷却して濾過ケークを蒸留水(2251Ill)で洗浄した。濾過で 回収した固形分を真空オーブン中で95〜100℃で一晩中乾燥した。純度9’ 7.6〜97.8%を有する明るいクリーム色の結晶が128.66gの収量で 得られた。従って、この収率%は、従来の方法による収率4.28%を上回って いる。HPLC分析より、完全な反応が得られ、そして特にジーまたはモノヨー ド種は無視できることがわかった。
HPLCを、希釈しなかった製品についてそして2mg/mlのレベルで分離し た製品について実施した。HPLCの条件は以下の通りである;半径5ミクロン の圧縮カラム、溶媒A−B、5%/分、傾斜プログラムB、実施時間25分、フ ローセット4.5及びフロー3.0)及立土二 実施例4に記載したのと同様の操作を用いて、一連のヨウ素化反応を、温度、反 応時間、塩化ヨウ素の正味の最終的な過剰量、亜硫酸水素ナトリウムの後反応処 理量を種々に組み合わせて実施した。
ゼ g[ 巨巨■呵百FJ国N阿姑臣姑 巨 これらの結果は、本発明の同時添加の方法の計画に従って操作するときに、最小 過剰の塩化ヨウ素で高い収率が達成されることを示している。3.68%過剰の ICIの同時添加の条件下における操作は、標準的操作条件下での同じ過剰分を 用いる操作に比べてヨウ素化生成物の重量収率を0.9〜1,2%増加するので 、同時添加は、生成物の重量収率をより高いICI過剰分での標準的方法に比べ て0.6〜0.9%の絶対増加を達成しながら、ICIの過剰分を、例えば1% 低減させることがわかる。
上に要約したような結果より、ICIに関する収率は、約1%のICIの正味の 最終過剰分、80〜92℃の熟成温度及び5〜8時間の熟成時間で最適化される ことがわかる。
夫」U引1 2.4.6−ドリヨードー5−アミノ−N−メチルイソフタルアミド酸を、概ね 実施例1に記載した操作に従って製造した。反応容器への初期の装入物は、水( 1320m℃)及び37%の塩酸(2,5mA)から構成した。RHA装入溶液 の濃度は、実施例1での濃度と同様であるが、RHA装入溶液の全容量は111 .6m尼であった。ICI装入溶液は、0.352 g / m℃の濃度及び1 66.2mρの全容量を有していた。添加の過程における装入溶液の同時添加の スケジュール及び反応容器の内容物のpHを第5表に記載する。同時添加の終了 後、反応容器中の混合物を2時間半で95℃に加熱し、その後pHは0.92に なった。37%の塩酸(20m℃)を添加することによりpHを0.62に調節 した。反応混合物を70℃に冷却し、亜硫酸水素ナトリウム(0,4g)を添加 した。結晶化によって得られた生成物は極めて明るいクリーム色の結晶であり、 ろ過により容易に回収された。収率は、65.29gであった。
2.4.6−1−リョードー5−アミノーN−メチルイソフタルアミド酸のアン モニウム塩(NH,、TIA)を次のような方法で調製した ヨウ素化生成物の 一部(25g)を水(200mA)中に溶解し、35゜ボーメの水酸化ナトリウ ム溶液を添加してpH4,5〜6.0にし、得られる溶液を60〜70℃に加熱 し、塩化アンモニウム(2s g)を溶液に添加し、溶液を45℃に冷却してN H,、TIA結晶を析出し、結晶を母液からろ過して分離し、そしてろ過ケーク を塩化アンモニウム溶液(0,2g/mβ)のアリコートで洗浄する。
夫」U硼ニ 75%燐酸(約975ボンド)及び35°ボーメの水酸化ナトリウム溶液(約1 030ボンド)を、保持タンク中の5−アミノ−N、N’−ビス(2,3−ジヒ ドロキシプロピル)イソフタルアミド(約780ボンド)を含む溶液中にゆっく りと加えてp Hを4〜4.5に調節する。その溶液(約670ガロン)と−塩 化ヨウ素溶液(約378ガロン、NaIC12を7.4ポンドモル含む)を、同 時に、80℃の水を470ガロン含む、2000ガロンの反応器に2〜2.5時 間にわたり攪拌しならがら添加した。この同時添加を実施するために、反応器に 加えられる前記溶液の各1.7ガロンに対して、約1ガロンの一塩化ヨウ素溶液 が加えられるように添加速度を調節した。添加の間、反応混合物を反応器のジャ ケット中の温水により約80℃に維持する。添加後1.混合物を攪拌してそして 77〜82℃で3−4時間加熱した。
反応が終了した後、亜硫酸水素ナトリウム(約110ボンド)を加えて過剰のヨ ウ素または一塩化ヨウ素を失活させてそして溶液を攪拌してそして約70 ”C に冷却した。水酸化ナトリウム(35°ボーメ、約1620ボンド)を70〜8 0℃にてゆっくりと加Aてp l(を4〜7に調節した。
5−アミノ−N、N’−ビス(2,3−ジヒドロキシプロピル)−2,4,6− ドリヨー ドイソフタルアミド(約2ボンド)で種付けした後、溶液を3時間か けて約30℃にゆっ(つと冷却する。次いで、溶液を10〜20℃に冷却してそ して15〜30時間攪拌して生成物を沈殿させた。沈殿の終了は、その溶液のH PLC分析によって決定する。生成物を、遠心分離により集めて脱イオン水で洗 浄して乾燥機中、45〜60℃で水含有量が1重量%以下になるまで乾燥する。
11土玉 脱イオン水(35rr+jl! ; pH4,2)で希釈した5−アミノ−N、 N’−ビス(2,3−ジヒドロキシプロピル)イソフタルアミドの溶液(77, 6gの溶液。
0.060モJl、)に、85%のH,PO4(25,2m℃、42.9g、0 .372モル)を加えた後、50%のNaOH(29,8g、20. Orr+ j2.0372モル)を加えた。この溶液を、76℃の温度の水(pHが濃塩酸 により1.4に調製された)82mffを含むフラスコに、−塩化ヨウ素(85 ,8m℃、186ミリモル)と同時に、約2時間の期間をかけて添加した。同時 添加の過程における還元ジアミドと一塩化ヨウ素の溶液との同時添加のスケジュ ール及び反応フラスコ内容物のp、 Hを以下の表に示す。
装入溶液の同時添加後、亜硫酸水素ナトリウム(1,9g)を添加して反応を終 了させてそして溶液のpHを、50%のNaOH溶液(12mj2)の添加によ り1.46から4.27に調節した。温度は88℃に上昇した。5−アミノ−N 、N”−ビス(2,3−ジヒドロキシプロピル)−2,4,6−ドリヨードイソ フタルアミドで種付けした後、溶液をゆっくりと30℃に冷却してそして生成物 が沈殿し、その収率は約83.5%であった。
!一旦−入 8:58 86 150 1.38 76℃9:01 83 142 1.95  79℃9:04 81.5 139 2.05 79℃9:]、5 72 1 18 2.16 79°C9:19 68 110 2.15 79℃9:26  62.5 99 2.11 79℃9:29 59 92 2.09 79℃ 9:32 57 89 2.08 79℃9:35 54 83 2.06 7 9℃9:4]、 48 75 2.02 79℃9:45 45 70 2.0 1 79℃9:48 42 65 1.98 78℃9:51 35 54 1 .95 78℃10:02 29.5 46 1.93 79℃10:50 添 加終了 実」L凱」− 水(20mff)で希釈した5−アミノ−N、N’ −ビス(2,3−ジヒドロ キシプロピル)インフタルアミドの溶液(77,6gの溶液;o、osoモル) に、85%のH−PO4(15,2rr+42.25.7g、223ミリモル) を加えた後、50%のNaOH(16,4g、10.9mu、205ミリモル) を加えた。この溶液を、76℃の温度の水(0,05rr+12の濃塩酸により pH1,44に調製された)に、ICI (85,8m4.186ミリモル)と −緒に加久た。同時添加に2時間かけそして同時添加の過程における同時添加の スケジュール及び反応媒体のpHを以下の表に示す。
同時添加の終了後、実施例8で記載した操作を続け、所望の生成物を約80.4 %の収率で得た。
!−ヱー人 L43 86 114 1.44 76℃8:45 g4 112 1.57  75℃8:4B 81 108 1.39 75℃8:51 79.5 104  1.37 78℃8:54 78 101 1.33 −−8:56 75  98 1.30−− 9+02 71 91 1.18 −−9:08 66.5 86 1.01  −−9+25 52 68 0.98 −−9:44 37 48 0.86  −=9:57 26 34 0.83 76℃10:13 13.5 17 0 .79 76℃10:39 添加終了 0.68 76℃叉JL伝」一旦 80℃の水(100mβ)を含むフラスコに、燐酸−ナトリウム(25g、18 1ミリモル)及び5−アミノ〜N、N’ −ビス(2,3−ジヒドロキシプロピ ル)イソフタルアミド(98,4g、60.5ミリモル)の水溶液と一塩化ヨウ 素の水溶液(77,4m℃、188ミリモル)を同時に加えた。同時添加は約2 時間の期間をかけて行われ、その間、水性反応媒体のpHは0.74〜2.OO の範囲に維持し、媒体の温度は79〜85℃に維持した。
同時添加が終了した後、実施例8に記載した操作を続け、そして所望の製品であ る5〜アミノ−N、N’ −ビス(2,3−ジヒドロキシプロピル)−2,4, 6−ドリヨードイソフタルアミドが約86%の収率で得られた。
大JL伝」=1 80℃の水を含む500m℃のフラスコに、85%のH,PO,(43,5g、 378ミリモル)及びNaOH(30g、375ミリモル)を含む5−yミy− N、N゛−ビス(2,3−ジヒドロキシプロピル)イソフタルアミド(98,4 g、605ミリモル)の溶液を、−塩化ヨウ素の水溶液(77,4,mf2)と −緒に添加した。同時添加は約1.5時間の期間をかけて行われ、その間、その 反応媒体のpHは157〜2.11のv2囲に維持され、媒体の温度は約80℃ に維持された。
同時添加が終了した後、実施例8に記載した操作を続け、そして所望の製品が約 81.5%の収率で得られた。
上の説明を考慮して、本発明の種々の目的が目的が達成されそして他の有利な結 果が得られることがわかろう。
本発明の領域を#ねることなく上記の方法において種々の変化をなすことができ るので、上の記載に含まれまたは図面に示されたすべての事項は例示として解釈 されるべきであり、本発明を制限するものではない。
国際調査報告

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.5−アミノ−N−アルキルイソフタルアミド酸、その塩、そのエステル、5 −アミノ−イソフタルアミド、5−アミノ−N−ヒドロキシ−アルキル−イソフ タルアミド及び5−アミノ−N,N′−ビスヒドロキシアルキル−イソフタルア ミドよりなる群から選ばれる基質とヨウ素ハロゲン化物とを水性反応媒体中で反 応させることを含む、2,4,6−トリヨード−5−アミノ−N−アルキルイソ フタルアミド酸、その塩、そのエステル、2,4,6−トリヨード−5−アミノ −イソフタルアミド、2,4,6−トリヨード−5−アミノ−N−ヒドロキシア ルキル−イソフタルアミド及び2,4,6−トリヨード−5−アミノ−N,N′ −ビスヒドロキシアルキルーイソフタルアミドよりなる群から選ばれる化合物を 製造する方法において、 前記基質が、実質上該基質と前記ヨウ素ハロゲン化物源とを前記反応媒体に添加 するサイクルを通じいかなる瞬時においても、該ヨウ素ハロゲン化物より化学量 論的過剰で存在するが、しかし該瞬時に前記媒体に添加されている基質の累積量 (該基質の全最終装入量に対する割合として表される)と、該瞬時に前記媒体に 添加されているヨウ素ハロゲン化物源の累積量(該ヨウ素ハロゲン化物の全最終 装入量に対する割合として表される)との算術的差が約10%を超えないようよ うな各添加速度で前記基質及び前記ヨウ素ハロゲン化物源を反応媒体に添加し、 但し前記基質が5−アミノ−イソフタルアミド、5−アミノ−N−ヒドロキシア ルキル−イソフタルアミドまたは5−アミノ−N,N′−ビスヒドロキシアルキ ルーイソフタルアミドであるとき、上記ヨウ素ハロゲン化物の累積量が、同一基 準で算定して前記基質より約10%以下の化学量論的過剰でありうることを特徴 とする方法。
  2. 2.算術的差が約2%〜約10%に保持される、請求項1に記載の方法。
  3. 3.反応媒体のpHが反応過程の間約3以下に保持される、請求項1の方法。
  4. 4.ヨウ素化生成物化合物の濃度がヨウ素化反応の終了時反応マス中約0.08 モル/lを超えず、また該反応マスが、反応媒体を含む液相と反応過程の間該媒 体から沈殿するすべての固形物との組み合わせを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 5.5−アミノ−N−アルキルイソフタルアミド酸、その塩、そのエステル、5 −アミノ−イソフタルアミド、5−アミノ−N−ヒドロキシアルキル−イソフタ ルアミド及び5−アミノ−N,N′−ビスヒドロキシ−アルキル−イソフタルア ミドよりなる群から選ばれる基質とヨウ素ハロゲン化物とを水性反応媒体中で反 応させることを含む、2,4,6−トリヨード−5−アミノ−N−アルキルイソ フタルアミド酸、その塩、そのエステル、2,4,6−トリヨード−5−アミノ −イソフタルアミド、2,4,6−トリヨード−5−アミノ−N−ヒドロキシア ルキル−イソフタルアミド及び2,4,6−トリヨード−5−アミノ−N,N′ −ビスヒドロキシアルキルーイソフタルアミドよりなる群から選ばれる化合物を 製造する方法において、 前記反応をアルカリ性緩衝剤組成物の存在で実施することを含み、また該アルカ リ性緩衝剤組成物の割合は、前記反応媒体のpHが反応過程の間約0〜約3に保 持されるのに十分であることを特徴とする上記方法。
  6. 6.緩衝剤組成物が、アルカリ金属の酢酸塩、水酸化アンモニウム、アルカリ金 属燐酸塩及びアルカリ金属クエン酸塩よりなる群から選ばれる、請求項5に記載 の方法。
  7. 7.緩衝剤組成物が、約25〜約70重量%のアルカリ金属水酸化物を含有する 水溶液形状で添加される、請求項6に記載の方法。
  8. 8.5−アミノ−N−アルキルイソフタルアミド酸、その塩、そのエステル、5 −アミノ−イソフタルアミド、5−アミノ−N−ヒドロキシアルキル−イソフタ ルアミド及び5−アミノ−N,N′−ビスヒドロキシ−アルキル−イソフタルア ミドとからなる群から選ばれる基質とヨウ素ハロゲン化物とを水性反応媒体中で 反応させることを含む、2,4,6−トリヨード−5−アミノ−N−アルキルイ ソフタルアミド酸、その塩、そのエステル、2,4,6−トリヨード−5−アミ ノ−イソフタルアミド、2,4,6−トリヨード−5−アミノ−N−ヒドロキシ アルキル−イソフタルアミド及び2,4,6−トリヨード−5−アミノ−N,N ′−ビスヒドロキシアルキル−イソフタルアミドよりなる群から選ばれる化合物 を製造する方法において、 前記基質及びヨウ素ハロゲン化物源を前記反応媒体にアルカリ性緩衝剤組成物の 存在で且つ、実質上該基質及びヨウ素ハロゲン化物源の添加サイクルを通じいか なる瞬時においても、該基質が該ヨウ素ハロゲン化物より化学量論的過剰で存在 するが、該瞬間に前記媒体に添加されている基質の累積量(基質の全最終装入量 に対する割合として表わされる)と、該瞬間に前記媒体に添加されているヨウ素 ハロゲン化物源の累積量(ヨウ素ハロゲン化物の全最終装入量に対する割合とし て表わされる)との算術的差が約10%を超えないような速度で添加し、また前 記アルカリ性緩衝剤組成物の割合は、前記反応媒体のpHが反応過程の間約0〜 約3に保持されるように十分であり、但し前記基質が5−アミノ−イソフタルア ミド、5−アミノ−N−ヒドロキシアルキル−イソフタルアミドまたは5−アミ ノ−N,N′−ビスヒドロキシアルキル−イソフタルアミドであるとき、前記ヨ ウ素ハロゲン化物の累積量は同一基準で算定して該基質より約10%以下の化学 量論的過剰でありうることを特徴とする方法。
  9. 9.5−アミノ−N−アルキルイソフタルアミド酸、その塩及びそのエステルよ りなる群から選ばれる基質とヨウ素ハロゲン化物とを水性反応媒体中で反応させ ることを含む、2,4,6−トリヨード−5−アミノ−N−アルキルイソフタル アミド酸、その塩及びそのエステルよりなる群から選ばれるヨウ素化生成物化合 物を製造する方法において、 前記ヨウ素化生成物化合物の濃度がヨウ素化反応の終了時反応マス中約0.04 モル/lを超えないように反応媒体中十分な割合の水を保持することを含み、ま た前記反応マスが前記媒質を含む液相と反応過程の間沈殿するすべての固形分と の組み合わせを含むことを特徴とする方法。
  10. 10.ヨウ素化生成物化合物の濃度が、ヨウ素化反応サイクルの問いずれの時間 においても、反応マス中約0.08モル/lを超えない、請求項9の方法。
  11. 11.2,4,6−トリヨード−5−アミノ−N−アルキルイソフタルアミド酸 、その塩及びそのエステルよりなる群から選ばれるヨウ素化化合物の製造方法に して、 基質の水溶液及びヨウ素ハロゲン化物装入物の水溶液を反応容器に添加し、而し て該基質の溶液が5−アミノ−N−アルキルイソフタルアミド酸、その塩及びそ のエステルよりなる群から選ばれる基質を含み、また前記ヨウ素ハロゲン化物装 入物の溶液がヨウ素ハロゲン化物源を含ものとし; 該基質とヨウ素ハロゲン化物源とを前記容器内の水性媒体中で反応させてヨウ素 化化合物を生成することを含み、 前記基質溶液とヨウ素ハロゲン化物装入溶液とを前記容器に添加する各々の速度 は、実質上添加サイクルを通じいかなる瞬時においても、基質がヨウ素ハロゲン 化物より過剰で存在するが、しかし前記媒体に添加されている基質の累積量(基 質の全最終装入量に対する割合として表わされる)と、該瞬時に前記媒体に添加 されているヨウ素ハロゲン化物源の累積量(ヨウ素ハロゲン化物源の全最終装入 量に対する割合として表わされる)との算術的差が約7.5%を超えず、 反応がアルカリ性緩衝剤組成物の存在で実施され、該アルカリ性緩衝剤組成物の 割合は、前記反応媒体のpHが反応過程の間約0〜約3に保持されるのに十分で あり、反応初期の反応媒体のpHが約2.5〜約3.0であり、そして前記ヨウ 素化生成物化合物の濃度がヨウ素化反応の終了時反応媒体中で約0.08モル/ lを超えず、前記反応マスが前記媒体を含む液相と反応過程の間沈殿する固形分 との組み合わせを含む、上記方法。
  12. 12.5−アミノ−N,N′−ビス(2,3−ジヒドロキシプロピル)イソフタ ルアミド及び燐酸−ナトリウムを含む水溶液と−塩化ヨウ素の水溶液とを水性反 応媒体に同時添加し、而して該水性反応媒体が上記同時添加の間75〜85℃範 囲の温度及び0.5〜2.5範囲のpHに保持されるものとし、そして前記同時 添加を約2〜2.5時間続けることを含む、5−アミノ−N,N′−ビス(2, 3−ジヒドロキシプロピル)−2,4,6−トリヨードイソフタルアミドの製造 方法。
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