JPH0550021A - シーラー塗布方法 - Google Patents
シーラー塗布方法Info
- Publication number
- JPH0550021A JPH0550021A JP23088291A JP23088291A JPH0550021A JP H0550021 A JPH0550021 A JP H0550021A JP 23088291 A JP23088291 A JP 23088291A JP 23088291 A JP23088291 A JP 23088291A JP H0550021 A JPH0550021 A JP H0550021A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealer
- spray coating
- flow
- coating gun
- gun
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C9/00—Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important
- B05C9/06—Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important for applying two different liquids or other fluent materials, or the same liquid or other fluent material twice, to the same side of the work
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、スプレー塗布とフローコート塗布の
長所を活し、板合せ部の隙間にシーラーが良く充填さ
れ、外観が良好で厚膜ビードの仕上がりが良好なシーラ
ー塗布方法を提供するものである。 【構成】ロボットアームにシーラーのスプレー塗布ガン
とフローコート塗布ガンとを備え、前記スプレー塗布ガ
ンでワークの板合せ部の隙間シールとしてスプレー塗布
し、その後続けて板合せ部をフローコート塗布ガンでフ
ローコート塗布することを特徴とする。
長所を活し、板合せ部の隙間にシーラーが良く充填さ
れ、外観が良好で厚膜ビードの仕上がりが良好なシーラ
ー塗布方法を提供するものである。 【構成】ロボットアームにシーラーのスプレー塗布ガン
とフローコート塗布ガンとを備え、前記スプレー塗布ガ
ンでワークの板合せ部の隙間シールとしてスプレー塗布
し、その後続けて板合せ部をフローコート塗布ガンでフ
ローコート塗布することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に自動車のボデーを
構成するパネルの板合せ部の防水、防錆等を施すシーラ
ー塗布方法に関するものである。
構成するパネルの板合せ部の防水、防錆等を施すシーラ
ー塗布方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のボデーを構成するパネルの板合
せ部の防水、防錆等を施す従来のシーラー塗布方法は、
図2で示すフローコート塗布方法あるいは図3で示すス
プレー塗布方法が採用されている。
せ部の防水、防錆等を施す従来のシーラー塗布方法は、
図2で示すフローコート塗布方法あるいは図3で示すス
プレー塗布方法が採用されている。
【0003】前記図2で示すフローコート塗布方法は、
吐出圧力の低いシーラーをフローコート塗布ガン10に
よって板1a、1bの合せ部2に吐出してフローコート
塗布7する。また、スプレー塗布方法は、吐出圧力の高
いシーラーをスプレー塗布ガン11によって板1a、1
bの合せ部2に吐出してスプレー塗布5するものであ
る。
吐出圧力の低いシーラーをフローコート塗布ガン10に
よって板1a、1bの合せ部2に吐出してフローコート
塗布7する。また、スプレー塗布方法は、吐出圧力の高
いシーラーをスプレー塗布ガン11によって板1a、1
bの合せ部2に吐出してスプレー塗布5するものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記フローコート塗布
によるシールは、吐出圧力の低いシーラーによるビード
の仕上がり外観が良好で厚膜塗布される長所があるが、
板合せ部2の隙間にまではシーラーが充填しないので、
板合せ部2のシール性に不十分な点がある。従って、シ
ール性を確保するためには、ヘラあるいはハケによる修
正を加えることで板合せ部2の隙間にシーラーを侵入さ
せる必要がある。また、スプレー塗布によるシールは、
シーラーの吐出圧が高いため、板合せ部2の隙間に良く
充填して板合せ部2のシール性は良好である長所を有し
ているが、前記のようにシーラーは吐出圧が高いため、
ビードの仕上がりが悪い。従って、外観として問題にな
らないフロア、エンジンルーム等に採用されている。
によるシールは、吐出圧力の低いシーラーによるビード
の仕上がり外観が良好で厚膜塗布される長所があるが、
板合せ部2の隙間にまではシーラーが充填しないので、
板合せ部2のシール性に不十分な点がある。従って、シ
ール性を確保するためには、ヘラあるいはハケによる修
正を加えることで板合せ部2の隙間にシーラーを侵入さ
せる必要がある。また、スプレー塗布によるシールは、
シーラーの吐出圧が高いため、板合せ部2の隙間に良く
充填して板合せ部2のシール性は良好である長所を有し
ているが、前記のようにシーラーは吐出圧が高いため、
ビードの仕上がりが悪い。従って、外観として問題にな
らないフロア、エンジンルーム等に採用されている。
【0005】このように、板合せ部のシールには、その
部所によってフローコート塗布方法とスプレー塗布方法
を使い分けしており、作業が甚だ面倒な不具合があっ
た。
部所によってフローコート塗布方法とスプレー塗布方法
を使い分けしており、作業が甚だ面倒な不具合があっ
た。
【0006】本発明の目的は、このような不具合を解消
したシーラ塗布方法を提供することである。
したシーラ塗布方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の要旨は、ロボットアームにシーラーのスプ
レー塗布ガンとフローコート塗布ガンとを備え、前記ス
プレー塗布ガンでワークの板合せ部の隙間シールとして
スプレー塗布し、その後続けて板合せ部をフローコート
塗布ガンでフローコート塗布することを特徴とするもの
である。
めの本発明の要旨は、ロボットアームにシーラーのスプ
レー塗布ガンとフローコート塗布ガンとを備え、前記ス
プレー塗布ガンでワークの板合せ部の隙間シールとして
スプレー塗布し、その後続けて板合せ部をフローコート
塗布ガンでフローコート塗布することを特徴とするもの
である。
【0008】
【作用】上記本発明の方法により、スプレー塗布とフロ
ーコート塗布の長所が活かされて板合せ部の隙間にシー
ラーが良く充填し、また、外観が良好で厚膜ビードの仕
上がりが良好なシーラー塗布が得られる。
ーコート塗布の長所が活かされて板合せ部の隙間にシー
ラーが良く充填し、また、外観が良好で厚膜ビードの仕
上がりが良好なシーラー塗布が得られる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1において、1a、1bは板、2はシーラーを施
す前記板1a、1bの合せ部、3はロボットアームであ
る。このロボットアーム3にスプレー塗布ガン4とフロ
ーコート塗布ガン6とが装備されている。
る。図1において、1a、1bは板、2はシーラーを施
す前記板1a、1bの合せ部、3はロボットアームであ
る。このロボットアーム3にスプレー塗布ガン4とフロ
ーコート塗布ガン6とが装備されている。
【0010】前記ロボットアーム3に装備されているス
プレー塗布ガン4とフローコート塗布ガン6は前記板1
a、1bの合せ部2に沿って移動するロボットアーム3
の進行方向Aにおいて、スプレー塗布ガン4が先行し、
フローコート塗布ガン6が後行するよう前後方向に位相
差を持たせて配置されている。
プレー塗布ガン4とフローコート塗布ガン6は前記板1
a、1bの合せ部2に沿って移動するロボットアーム3
の進行方向Aにおいて、スプレー塗布ガン4が先行し、
フローコート塗布ガン6が後行するよう前後方向に位相
差を持たせて配置されている。
【0011】また、前記スプレー塗布ガン4は前記板1
a、1bの合せ部2の隙間にシーラーが充填されるよう
板1a、1bの面に対して所要の傾斜角度を保持し、フ
ローコート塗布ガン6は板1a、1bの面に対して垂直
方向に保持されている。そして、スプレー塗布ガン4か
ら吐出するシーラーは勿論高吐出圧であり、フローコー
ト塗布ガン6から吐出するシーラーは低吐出圧である。
a、1bの合せ部2の隙間にシーラーが充填されるよう
板1a、1bの面に対して所要の傾斜角度を保持し、フ
ローコート塗布ガン6は板1a、1bの面に対して垂直
方向に保持されている。そして、スプレー塗布ガン4か
ら吐出するシーラーは勿論高吐出圧であり、フローコー
ト塗布ガン6から吐出するシーラーは低吐出圧である。
【0012】前記板1a、1bの合せ部2に沿ってロボ
ットアーム3が進行方向Aで移動することにより先行す
るスプレー塗布ガン4から吐出するシーラーは板1a、
1bの合せ部2をスプレー塗布5して合せ部2の隙間に
侵入充填されて隙間をシールする。
ットアーム3が進行方向Aで移動することにより先行す
るスプレー塗布ガン4から吐出するシーラーは板1a、
1bの合せ部2をスプレー塗布5して合せ部2の隙間に
侵入充填されて隙間をシールする。
【0013】その後続けて、後行するフローコート塗布
ガン6から吐出するシーラーが前記スプレー塗布5の上
に重ねるようにしてフローコート塗布7し、このフロー
コート塗布7により厚膜ビード状に整形された状態で仕
上げる。
ガン6から吐出するシーラーが前記スプレー塗布5の上
に重ねるようにしてフローコート塗布7し、このフロー
コート塗布7により厚膜ビード状に整形された状態で仕
上げる。
【0014】前記板1a、1bの合せ部2に沿って移動
するロボットアーム3の移動開始点と終了点は予めロボ
ットに学習させておき、また、スプレー塗布ガン4及び
フローコート塗布ガン6のシーラーの吐出開始と終了並
びに切換えはシーラー供給回路を制御することにより行
われる。
するロボットアーム3の移動開始点と終了点は予めロボ
ットに学習させておき、また、スプレー塗布ガン4及び
フローコート塗布ガン6のシーラーの吐出開始と終了並
びに切換えはシーラー供給回路を制御することにより行
われる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明よると、ロボットア
ームにシーラーのスプレー塗布ガンとフローコート塗布
ガンとを備え、前記スプレー塗布ガンでワークの板合せ
部の隙間シールとしてスプレー塗布し、その後続けて板
合せ部をフローコート塗布ガンでフローコート塗布する
シーラー塗布方法であるから、両者の長所が巧みに活か
されて、スプレー塗布による板の合せ部の隙間の確実な
シールと、このスプレー塗布では得られないシール部の
外観の整形と厚膜シールをフローコート塗布により同時
に自動的に行うことができ、修正作業を必要とすること
なく高外観、高品質のシール仕上がりが得られる。
ームにシーラーのスプレー塗布ガンとフローコート塗布
ガンとを備え、前記スプレー塗布ガンでワークの板合せ
部の隙間シールとしてスプレー塗布し、その後続けて板
合せ部をフローコート塗布ガンでフローコート塗布する
シーラー塗布方法であるから、両者の長所が巧みに活か
されて、スプレー塗布による板の合せ部の隙間の確実な
シールと、このスプレー塗布では得られないシール部の
外観の整形と厚膜シールをフローコート塗布により同時
に自動的に行うことができ、修正作業を必要とすること
なく高外観、高品質のシール仕上がりが得られる。
【図1】本発明方法の実施例を示す斜視図
【図2】従来のフローコート塗布方法の説明図
【図3】従来のスプレー塗布方法の説明図
1a、1b 板 2 合せ部 3 ロボットアーム 4 スプレー塗布ガン 5 スプレー塗布 6 フローコート塗布ガン 7 フローコート塗布
Claims (1)
- 【請求項1】 ロボットアームにシーラーのスプレー塗
布ガンとフローコート塗布ガンとを備え、前記スプレー
塗布ガンでワークの板合せ部の隙間シールとしてスプレ
ー塗布し、その後続けて板合せ部をフローコート塗布ガ
ンでフローコート塗布することを特徴とするシーラー塗
布方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3230882A JP2707376B2 (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | シーラー塗布方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3230882A JP2707376B2 (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | シーラー塗布方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0550021A true JPH0550021A (ja) | 1993-03-02 |
JP2707376B2 JP2707376B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=16914786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3230882A Expired - Fee Related JP2707376B2 (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | シーラー塗布方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2707376B2 (ja) |
-
1991
- 1991-08-19 JP JP3230882A patent/JP2707376B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2707376B2 (ja) | 1998-01-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |