JPH0549822U - 防護柵の横桟取付け用金具 - Google Patents

防護柵の横桟取付け用金具

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JPH0549822U
JPH0549822U JP10073991U JP10073991U JPH0549822U JP H0549822 U JPH0549822 U JP H0549822U JP 10073991 U JP10073991 U JP 10073991U JP 10073991 U JP10073991 U JP 10073991U JP H0549822 U JPH0549822 U JP H0549822U
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泰志 石井
聡 正木
忠司 相田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 円形支柱間に横桟を取付けてなる防護柵を、
道路等のカーブ部分や坂道などへ容易に適用し得るとと
もに、横桟を円形支柱へくの字状に屈曲させて安定して
取付け得る防護柵の横桟取付け用金具を提供する。 【構成】 下面7が円形支柱2の側面に添う円弧状に形
成され、上面8が球面受けに形成されるとともに、上下
面の中心を貫通させてボルト挿通孔9が形成された補助
部材4と、一端が補助部材4の球面受けに摺動自在に衝
合する閉塞凸球面10に形成され且つこの凸球面10の中心
に内外に貫通する上下左右方向の十字状のボルト挿通用
長孔12が形成された管材5と、管材5の閉塞凸球面10の
内側凹球面に摺動自在に衝合する凸球面が形成されたワ
ッシャ6とで構成されてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、道路等に設置される防護柵の横桟取付け用金具に関し、詳細には、 適宜間隔をおいて建植された複数本の円形支柱間に横桟が取付けられてなる防護 柵の、横桟を円形支柱に取付けるための金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、道路等に設置される防護柵には、例えば実開昭60−148321号公報に示さ れるような支柱の前部にブラケットを介して横桟を取付けた形式や、実開昭58− 76622号公報, 実公昭59−5056号公報,実開昭62−196223号公報に示されるよう な円形支柱間にブラケットを介して横桟を取付けた形式のもの等、種々の形式の ものが知られている。
【0003】 ところで、本考案者等は、従来より、後者の円形支柱間にブラケットを介して 横桟を取付けた形式の、それも実開昭62−196223号公報に示されるような、円形 支柱に横桟を上下および/または左右にくの字状に屈曲状態で取付け得る形式の 防護柵に係わるブラケット(横桟取付け用金具)の開発を行ってきた。
【0004】 上記実開昭62−196223号公報に示される防護柵では、図7乃至図8に示すよう に、適宜間隔をおいて建植された複数本の円形支柱21にブラケット22を介して横 桟23が取付けられている。このブラケット22は全体として円筒形状をなし、円形 支柱21に添わせて取付けるための接合端面24は、中央部に横長穴25を有するとと もに、接合端面形状はその横断面が円形支柱21に添う大略円弧状で、且つ縦断面 が横長穴25から上下方向に傾斜するように形成されている。円形支柱21には、接 合端面24に形成した横長穴25と円形支柱21に形成した貫通穴26にボルト27を挿通 しナット28を締付けて取付けられている。尚、29は、ブラケット22に横桟23を取 付けるためのボルト・ナットである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記ブラケット22では、接合端面24の中央部には横長穴25が形成され、また接 合端面24の形状が、横断面は円形支柱21に添う大略円弧状で且つ縦断面は横長穴 25から上下方向に傾斜する形状とされているので、このブラケット22を円形支柱 21に上下および/または左右にくの字状に屈曲状態で取付けることができ好まし いものではあるが、接合端面24の円形支柱21への当たり面が小さい場合には、上 下方向のくの字状の屈曲が大きくとれる反面、円形支柱21への取付けが不安定に なり易く。また逆に、接合端面24の円形支柱21への当たり面が大きい場合には、 円形支柱21への取付けが安定する反面、上下方向のくの字状の屈曲が大きくとれ なくなる、と言った問題がある。
【0006】 本考案は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、円形支柱 間に横桟を取付けてなる防護柵を道路等のカーブ部分や坂道などへ容易に適用し 得るとともに、横桟を円形支柱へくの字状に屈曲させて安定して取付け得る防護 柵の横桟取付け用金具を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係わる防護柵の横桟取付け用金具は、適 宜間隔をおいて建植された複数本の円形支柱間に横桟を取付けてなる防護柵の、 横桟を円形支柱に取付けるための金具であって、下面が円形支柱の側面に添う円 弧状に形成され、上面が球面受けに形成されるとともに、上下面の中心を貫通さ せてボルト挿通孔が形成された補助部材と、一端が補助部材の球面受けに摺動自 在に衝合する閉塞凸球面に形成され且つこの凸球面の中心に内外に貫通する上下 左右方向の十字状のボルト挿通用長孔が形成された管材と、管材の閉塞凸球面の 内側凹球面に摺動自在に衝合する凸球面が形成されたワッシャとで構成されてな るものである。
【0008】 そして、管材の管部は、上下に半割され上部が脱着可能に形成されるとともに その内面中央部に上下方向のメネジが設けられる一方、下部の中央部に皿ボルト 用の挿通孔が形成されてあってもよい。
【0009】 また、管材の閉塞凸球面に形成されたボルト挿通用長孔は、上下左右方向の十 字状を基準として等間隔に形成されてあってもよい。
【0010】
【作用】
本考案の横桟取付け用金具は、補助部材を円形支柱の側面に添わせて設けると ともに、その球面受けに管材の閉塞凸球面を摺動自在に衝合して設け、さらにこ の閉塞凸球面の内側凹球面にワッシャの凸球面を衝合して設けた後、これらに設 けられているボルト挿通孔にボルトを挿通して円形支柱へ取付けられるので、円 形支柱と補助部材の間、補助部材と管材の間および管材とワッシャの間は、それ ぞれ付け合わせ面が大きくとれ安定した取付けとなる。また、防護柵を取付ける 道路等がカーブや坂になっていて横桟を円形支柱に対して上下または左右にくの 字状に屈曲して取付けなければならない時にも、補助部材の球面受けと管材の閉 塞凸球面との間でくの字状に屈曲させるだけであるから、前記取付け構造は基本 的に変わらず、くの字状に屈曲させた場合でも、それぞれ付け合わせ面が大きく とれ安定した取付けができる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、本考案に係わる横桟取付け用金具の説明図であって、(a)は正面図 、(b)は上面図である。
【0012】 図において、1は横桟取付け用金具、2は円形支柱、3は横桟、を示す。横桟 取付け用金具1は、補助部材4と、管材5と、ワッシャ6とで基本構造をなす。
【0013】 補助部材4は、図2に示すように、下面7が円形支柱2の側面に添う円弧状に 形成され、上面8が球面受けに形成されるとともに、上下面の中心を貫通してボ ルト挿通孔9が形成されてなる。
【0014】 管材5は、図3に示すように、閉塞凸球面部10と管部11で形成され、閉塞凸球 面部10の中心には、内外に貫通する上下左右方向の十字状のボルト挿通用長孔12 が形成され、また、管部11は,上下に半割され上部13が下部14に対して脱着可能 に形成されるとともに、上部13の内面中央部には上下方向のメネジ部15が設けら れ、また下部14の中央部には皿ボルト用の挿通孔16が形成されている。
【0015】 ワッシャ6は、図4に示すように、両面が凸球面が形成されてなる。
【0016】 上記横桟取付け用金具1の使用方法は、図5に横桟取付け用金具の使用状態の 一例を図示するように、先ず、円形支柱2の所定位置に補助部材4の下面7を添 わせるとともに、上面8の球面受けに管材5の閉塞凸球面10を衝合して設けた後 、ワッシャ6を通した取付けボルト17を、管材5の閉塞凸球面10の内側凹球面側 から管材5のボルト挿通用長孔12および補助部材4のボルト挿通孔9に通し、さ らに円形支柱2のボルト挿通孔2A(図示省略)側からボルト挿通孔2B側に通すと ともに、ボルト挿通孔2B側から突き出た取付けボルト17に補助部材4、管材5お よびワッシャ6を通して設けナット18を締め付けて固定する。この後、管材5の 下部14上に横桟3を載せ上部13を被せた後、皿ボルト19を下部14側から挿通孔16 および横桟3のボルト孔20に通し上部13内のメネジ部15に締め付けて固定する。
【0017】 上記の要領で横桟取付け用金具1は円形支柱2に取付けられるので、防護柵を 取付ける道路等がカーブや坂になっていて横桟3を円形支柱2に対して上下また は左右にくの字状に屈曲して取付ける場合には、ナット18を緩めた状態で、管材 5を、補助部材4の球面受け内でボルト挿通用長孔12に沿って屈曲位置に移動さ せた後ナット18を締め付けて取付けることができる。(図6参照)
【0018】 また、上記の如く円形支柱2に取付けられた横桟取付け用金具1では、円形支 柱2と補助部材4の間、補助部材4と管材5の間および管材5とワッシャ6の間 は、それぞれ付け合わせ面が大きくとれ安定した取付けとなる。また本例では、 皿ボルト19を使用し上部13内のメネジ部15に締め付けているので、管材5の外周 面上にはボルトの頭やナットが突出することが無く外観が良い。
【0019】 なお、上記実施例は好ましい例を説明したものであって、本考案は、この例に 限定されるものではなく、管材5の閉塞凸球面部10の中心部に形成されるボルト 挿通用長孔12は、上下左右方向の十字状を基準にして、例えば30度あるいは45度 の等間隔のボルト挿通用長孔が加えて形成されてあってもよい。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係わる防護柵の横桟取付け用金具によれば、適 宜間隔をおいて建植された複数本の円形支柱間に横桟を取付けてなる防護柵を、 道路等の平坦な部分への取付けは元より、カーブ部分や坂道などへ容易に適用し 得るとともに、横桟を円形支柱へくの字状に屈曲させて安定して取付けることが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる横桟取付け用金具の説明図であ
って、(a)は正面図、(b)は上面図である。
【図2】本考案に係わる補助部材の説明図である。
【図3】本考案に係わる管材の説明図である。
【図4】本考案に係わるワッシャの説明図である。
【図5】本考案に係わる横桟取付け用金具の使用状態説
明図である。
【図6】本考案に係わる横桟取付け用金具の別の使用状
態説明図である。
【図7】従来のブラケットの使用状態説明図である。
【図8】従来のブラケットの別の使用状態説明図であ
る。
【符号の説明】
1:横桟取付け用金具 2:円形支柱
3:横桟 4:補助部材 5:管材
6:ワッシャ 9:ボルト挿通孔 10:閉塞凸球面部 1
1:管部 12:ボルト挿通用長孔 13:上部 1
4:下部 15:メネジ部 17:取付けボルト 1
8:ナット 19:皿ボルト

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜間隔をおいて建植された複数本の円
    形支柱間に横桟を取付けてなる防護柵の、横桟を円形支
    柱に取付けるための金具であって、下面が円形支柱の側
    面に添う円弧状に形成され、上面が球面受けに形成され
    るとともに、上下面の中心を貫通させてボルト挿通孔が
    形成された補助部材と、一端が補助部材の球面受けに摺
    動自在に衝合する閉塞凸球面に形成され且つこの凸球面
    の中心に内外に貫通する上下左右方向の十字状のボルト
    挿通用長孔が形成された管材と、管材の閉塞凸球面の内
    側凹球面に摺動自在に衝合する凸球面が形成されたワッ
    シャとで構成されてなることを特徴とする防護柵の横桟
    取付け用金具。
  2. 【請求項2】 管材の管部が上下に半割され上部が脱着
    可能に形成されるとともにその内面中央部に上下方向の
    メネジが設けられる一方、下部の中央部に皿ボルト用の
    挿通孔が形成されてなる請求項1記載の防護柵の横桟取
    付け用金具。
  3. 【請求項3】 閉塞凸球面に形成されたボルト挿通用長
    孔が上下左右方向の十字状を基準として等間隔に形成さ
    れてなる請求項1記載の防護柵の横桟取付け用金具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006342556A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Gop Kk 可搬式作業台
JP2011196142A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Sekisui Jushi Co Ltd 防護柵のビーム取付構造

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JP2006342556A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Gop Kk 可搬式作業台
JP4658698B2 (ja) * 2005-06-08 2011-03-23 ジーオーピー株式会社 可搬式作業台
JP2011196142A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Sekisui Jushi Co Ltd 防護柵のビーム取付構造

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