JPH0549487U - 車両用灯具の車体取付構造 - Google Patents

車両用灯具の車体取付構造

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JPH0549487U JP10993991U JP10993991U JPH0549487U JP H0549487 U JPH0549487 U JP H0549487U JP 10993991 U JP10993991 U JP 10993991U JP 10993991 U JP10993991 U JP 10993991U JP H0549487 U JPH0549487 U JP H0549487U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の車両用灯具の車体への取付構造におい
ては、走行時に車両用灯具に揺動を生じたり、或いは車
両用灯具の脱落を生ずるなどの問題点を生じていた。 【構成】 ピボット2を車体10側に設けることで車体
10と車両用灯具1との剛体結合を可能として前記した
揺動の発生を防止し、加えて、車両用灯具1の一方の端
部に設けられ略鍵穴状として形成されたピボット受3と
前記ピボット2とで着脱を自在な構成とされると共に、
他の一方の端部の螺子20による螺着によりピボット2
とピボット受3とが係着位置として取付けられている車
両用灯具1の車体取付構造としたことで、係着を確実な
ものとして車両超灯具1の外部応力による脱落も防止し
課題を解決する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はリアコンビネーションランプなど車両用灯具に関するものであり、詳 細には前記車両用灯具を車体へ取付けるときの取付構造に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の車両用灯具90における車体10への取付構造の例を示すもの が図5、図6であり、車両用灯具90の一方の端部(通常は車体10の側面とな る方の端部)には円柱の先端に球状突起91aを設けた形状のピボット91を設 け、これと対応する位置の車体10側には樹脂などで形成され前記球状突起91 aを弾性により変形して通過させ所定位置で保持する所謂ホックの作用を行うピ ボット受92が設けられ、前記ピボット91とピボット受92とを嵌着した後に 車両用灯具90の他の一方の端部に設けられた取付孔93と螺子20とで車体1 0に螺着することで取付が行われるものとなっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来の取付構造においては、前記車体10側にこの車 体10の内部に入り込むピボット受92を取付けることで車体10に開口部10 aを生ずるものとなり、前記ピボット受92の取付に際して図6にも示すように 防水パッキン94の採用は避けられず、これにより車体10とピボット受92と が剛体結合とならないので、例えば走行による振動で車体10に対して車両用灯 具90が揺動し品質感を損なう問題点を生ずるものとなっていた。
【0004】 また、前記ピボット91とピボット受92とによる係着力は、前記車両用灯具 90の組付工程における作業効率及び電球交換時の取り外しなどを考慮して定め られるものとなるので、非常に強固なものとして設定することは不可能であり、 これにより使用時における軽度の当接などの外部応力により脱落を生ずる問題点 も生ずるものとなり、これらの点の解決が課題とされるものとなっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記した従来の課題を解決するための具体的手段として、車両用灯 具の一方の端部をピボットとピボット受とで着脱自在に車体に係止し他の一方の 端部を車体に螺着して取付ける車両用灯具の車体取付構造において、前記ピボッ トは前記車体側に設けられて前記車両用灯具の一方の端部に設けられ略鍵穴状と して形成されたピボット受とで着脱を自在な構成とされると共に、前記ピボット とピボット受とが係着位置として取付けられ、前記他の一方の端部は螺着により 取付けられていることを特徴とする車両用灯具の車体取付構造を提供することで 課題を解決するものである。
【0006】
【実施例】
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて詳細に説明する。尚、理解を容 易とするために従来例と同じ部分には同じ符号を付して説明する。 図1に符号1で示すものは本考案に係る車両用灯具であり、この車両用灯具1 は一方の端部をピボット2とピボット受3とで着脱自在に車体に係止され、他の 一方の端部に設けられた取付孔4で螺子20により車体10に螺着されて取付が 行われているものである点は従来例のものと同様である。
【0007】 しかしながら、本考案により前記ピボット2は図2に示すように車体10側に 取付けられるものとされ、例えば鋼材或いは樹脂など比較的に硬質な部材を用い て円柱部2aの先端に球状突起2bを有する従来例とほぼ同様な形状に形成され 、このピボット2の車体10への取付は、ピボット2が金属部材で形成されてい る場合には溶接など適宜な手段で固着され、これにより車体10とは一体化した 結合とされている。
【0008】 これに対して前記ピボット受3は、図3に示すように金属板などに前記ピボッ トの球状突起2bを通過させる大径孔部3aと前記円柱部2aを通過させる小径 孔部3bとが連通する略鍵穴状の開口が設けられた略板状の形状として形成され 、前記車両用灯具10の一方の端部に例えば螺着など適宜な手段で取付けられる ものとされている。
【0009】 図4は前記ピボット2、ピボット受3及び取付孔4の相互の位置関係を示すも のであり、前記ピボット受3は車両用灯具1に前記大径孔部3aが車体10の側 面側となり、前記小径孔部3bが車体10の中心側となるように取付けられ、且 つ車体10に取付けられたピボット2に大径孔部3aを挿入した状態では、他の 一方の端部に設けられた取付孔4と車体10に設けられた螺着孔11とは、前記 大径孔部3aと小径孔部3bとの間に設けられた間隔D(図3参照)だけズレを 生ずるものとされ、よって、前記車両用灯具10を図中に矢印で示す車体10の 前方側面Sに向かいズラせることで、前記ピボット2は係着位置である小径孔部 3bに達して係着が行われ、同時に取付孔4と螺着孔11とは一致して螺着可能 となる。
【0010】 次いで、上記の構成とした本考案の作用、効果について説明を行えば、先ず第 一には、金属部材で形成されることが通常であるピボット2を車体10側に取付 ける構成としたことで、溶接などで車体10の内部に浸水を生ずることない一体 化した結合が行えるものとなり、これにより走行中の振動などにより車両用灯具 1に揺動を生ずることを防止する。
【0011】 また、前記ピボット受3を鍵穴状のものとし、車両用灯具1の螺子20による 螺着時に側面Sに向かいズラせてピボット2との係着を行う構成としたことで、 前記螺子20を取外さない限りには両者、即ちピボット2とピボット受3との係 着は強固に行われているものとなり、例えば自動車使用時における軽度の当接な どによる車両用灯具1の脱落を防止する。
【0012】 加えて、上記したようにピボット受3を鍵穴状のものとしたことで、前記螺子 20を取外したときには車両用灯具1を車体10の中心側に僅かに移動させるこ とで極めて簡単に車両用灯具1の取外しが可能となり、電球交換作業も簡素化す るものとなる。
【0013】
【考案の効果】
以上に説明したように本考案により、ピボットは車体側に設けられて車両用灯 具の一方の端部に設けられ略鍵穴状として形成されたピボット受とで着脱を自在 な構成とされると共に、他の一方の端部の螺着によりピボットとピボット受とが 係着位置に固定して取付けられていることを特徴とする車両用灯具の車体取付構 造としたことで、第一にはピボットを車体側に取付けたことで剛体結合を可能と し、このピボットを介して車体に取付けられる車両用灯具に走行時の振動などに よる揺動を生じないものとして、観者に違和感などを生ずることをなくし自動車 全体の品質感の向上に優れた効果を奏するものとする。
【0014】 また、ピボットをピボット受に挿入後ズラすことにより車両用灯具が位置決め されると共に他の一方の端部の螺着により、螺着位置に固定され、車体と車両用 灯具との係着強度は強固なものとなり、例えば車両使用途上での軽微な当接など により脱落を生ずることをなくして、信頼性の向上にも優れた効果を奏するもの であり、加えて、上記の構成としたことで他の一方の端部の螺着を取外すことで 車両用灯具は車体から簡単に取外せるものとなり、電球交換時などメンテナンス 性も向上させる効果も併せて奏するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る車両用灯具の車体取付構造の一
実施例を示す断面図である。
【図2】 同じ実施例の要部を拡大して示す断面図であ
る。
【図3】 同じ実施例の別の要部を拡大して示す正面図
である。
【図4】 同じ実施例の構成を示す説明図である。
【図5】 従来例を示す断面図である。
【図6】 従来例の要部を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
1……車両用灯具 2……ピボット 2a……円柱部、2b……球状突起 3……ピボット受 3a……大径孔部、3b……小径孔部 4……取付孔 10……車体 11……螺着孔 20……螺子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用灯具の一方の端部をピボットとピ
    ボット受とで着脱自在に車体に係止し他の一方の端部を
    車体に螺着して取付ける車両用灯具の車体取付構造にお
    いて、前記ピボットは前記車体側に設けられて前記車両
    用灯具の一方の端部に設けられ略鍵穴状として形成され
    たピボット受とで着脱を自在な構成とされると共に、前
    記ピボットとピボット受とが係着位置として取付けら
    れ、前記他の一方の端部は螺着により取付けられている
    ことを特徴とする車両用灯具の車体取付構造。
JP1991109939U 1991-12-16 1991-12-16 車両用灯具の車体取付構造 Expired - Lifetime JP2575211Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006300279A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Noritz Corp 固定構造
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JP2020031026A (ja) * 2018-08-24 2020-02-27 スタンレー電気株式会社 車両用灯具及びその組立方法

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