JP2561156Y2 - 車両用灯具の取付構造 - Google Patents
車両用灯具の取付構造Info
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- JP2561156Y2 JP2561156Y2 JP8443692U JP8443692U JP2561156Y2 JP 2561156 Y2 JP2561156 Y2 JP 2561156Y2 JP 8443692 U JP8443692 U JP 8443692U JP 8443692 U JP8443692 U JP 8443692U JP 2561156 Y2 JP2561156 Y2 JP 2561156Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting
- lamp
- vehicle body
- bracket
- positioning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、車両用灯具を車体に取
り付けるための構造に係り、特に、取付用のネジを取り
外さなくても車両用灯具を車体に対して着脱できるよう
に改良した取付構造に関するものである。
り付けるための構造に係り、特に、取付用のネジを取り
外さなくても車両用灯具を車体に対して着脱できるよう
に改良した取付構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３はクリアランスランプ１を取り付け
るための構造の従来例を示している。本例において、ヘ
ッドランプ２が車体に固定されているので、クリアラン
スランプ１を該ヘッドランプ２のランプハウジング２ａ
に固着するように構成されている。すなわち、クリアラ
ンスランプ１のランプハウジング１ａに対して、前面レ
ンズ１ｂが装着されるとともに取付ブラケット１ｃが固
着されている。そして、この取付ブラケット１ｃには取
付ネジ３を挿通するための透孔１ｈが穿たれていて、該
取付ネジ３によってランプハウジング２ａに螺着・固定
されている。
るための構造の従来例を示している。本例において、ヘ
ッドランプ２が車体に固定されているので、クリアラン
スランプ１を該ヘッドランプ２のランプハウジング２ａ
に固着するように構成されている。すなわち、クリアラ
ンスランプ１のランプハウジング１ａに対して、前面レ
ンズ１ｂが装着されるとともに取付ブラケット１ｃが固
着されている。そして、この取付ブラケット１ｃには取
付ネジ３を挿通するための透孔１ｈが穿たれていて、該
取付ネジ３によってランプハウジング２ａに螺着・固定
されている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】図３に示した従来例に
おいては、クリアランスランプ１を着脱しようとすると
取付ネジ３を捩じ戻して抜き取ったり、該取付ネジを挿
入して締めつけたりしなければならないので手数が掛か
る上に、該取付ネジを紛失する虞れも有る。本考案は上
述の事情に鑑みて為されたものであって、取付ネジを紛
失する虞れが無く、車両用灯具を車体（又は車体に固定
された部材）に対して迅速・容易に着脱し得る取付構造
を提供することを目的とする。
おいては、クリアランスランプ１を着脱しようとすると
取付ネジ３を捩じ戻して抜き取ったり、該取付ネジを挿
入して締めつけたりしなければならないので手数が掛か
る上に、該取付ネジを紛失する虞れも有る。本考案は上
述の事情に鑑みて為されたものであって、取付ネジを紛
失する虞れが無く、車両用灯具を車体（又は車体に固定
された部材）に対して迅速・容易に着脱し得る取付構造
を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的（灯具の迅速
容易な着脱）を達成するため本考案に係る車両用灯具の
取付構造の構成は、車両用の灯具を車体に固定するため
の構造において、灯具に固定された取付ブラケットと、
上記ブラケットに形成されたＵ字溝と、該ブラケットに
設けられた位置ぎめ用の凹部と、車体に固定された部材
に設けられた位置ぎめ地用の凸部と、上記車体に固定さ
れた部材に形成されたネジ穴と、上記ネジ穴に螺合され
て前記のＵ字溝に嵌合する取付ネジと、を具備している
ことを特徴とする。
容易な着脱）を達成するため本考案に係る車両用灯具の
取付構造の構成は、車両用の灯具を車体に固定するため
の構造において、灯具に固定された取付ブラケットと、
上記ブラケットに形成されたＵ字溝と、該ブラケットに
設けられた位置ぎめ用の凹部と、車体に固定された部材
に設けられた位置ぎめ地用の凸部と、上記車体に固定さ
れた部材に形成されたネジ穴と、上記ネジ穴に螺合され
て前記のＵ字溝に嵌合する取付ネジと、を具備している
ことを特徴とする。
【０００５】
【作用】上記の構成によれば、取付ネジを締め付けると
取付ブラケットが車体に固定された部材に対して固定さ
れ、取付ネジを緩めると該取付ネジをＵ字溝に沿わせて
スライドさせつつ取付ブラケットわ取り外すことができ
る。かつ、取り付ける際は位置ぎめ用の凹，凸部が係合
して位置ぎめ機能を果たす。
取付ブラケットが車体に固定された部材に対して固定さ
れ、取付ネジを緩めると該取付ネジをＵ字溝に沿わせて
スライドさせつつ取付ブラケットわ取り外すことができ
る。かつ、取り付ける際は位置ぎめ用の凹，凸部が係合
して位置ぎめ機能を果たす。
【０００６】
【実施例】図１は本考案の１実施例を示す。本実施例は
前記従来例（図３）に本考案を適用して改良したもので
あって、図１において図３と同一の図面参照符号を付し
たものは前記従来例におけると同様ないし類似の構成部
分である。次に、図１が図３に比して異なる点、すなわ
ち、本考案を適用して構成した部分について説明する。
ランプハウジング１ａに対して取付ブラケット１ｄが一
体的に固着されている。この取付ブラケット１ｄは板状
に形成して若干フレキシブルであることが望ましい。上
記取付ブラケット１ｄには、Ｕ字状の溝形の切欠１ｅが
形成されるとともに、位置ぎめ用の凹部（本例では透
孔）１ｆが設けられている。一方、車体に対して固定さ
れたヘッドランプのランプハウジング２ａにはメネジ穴
２ｉが設けられて取付ネジ３が螺合されている。この図
１の状態では、上記取付ネジ３は半ば螺入された状態で
あって、未だ締めつけられていない。前記の位置ぎめ孔
１ｆに係合すべき位置ぎめ突起２ｂが、ランプハウジン
グ２ａに設けられている。本例では、合成樹脂材料によ
って一体成形されている。上記のようにして、取付ネジ
３が半ば螺入された状態で、取付ブラケット１ｄのＵ字
溝１ｅを上記取付ネジ３の首下の部分に臨ましめると図
２（Ａ）のごとくになる。この状態におけるＵ字溝１ｅ
と取付ネジ３との位置関係、並びに、位置ぎめ孔１ｆと
位置ぎめ突起２ｂとの位置関係は図２（Ｂ）のごとくで
ある。ただし、本図は模式化して描いてあり、必ずしも
実施例の形状を写実的に投影したものではない。上記の
Ｕ字溝１ｅで取付ねじ３の首下部を挟みつける形に、取
付ブラケット１ｄを該取付ネジ３に接近させると（図２
（Ｃ）参照）、該取付ブラケット１ｄの位置ぎめ孔１ｆ
付近が位置ぎめ突起２ｂに乗り上げる。この乗り上げ作
動を円滑ならしめるよう、本例の位置ぎめ突起２ｂの側
面は図示のごとく斜面になっている。さらに同図（Ｄ）
のごとく取付ブラケット１ｄを取付ネジ３に接近させ、
同図（Ｅ）のように前記位置ぎめ孔１ｆを位置ぎめ突起
２ｄに嵌合させる。そして同図（Ｆ）のように取付ネジ
３を締めつける。上述のようにして取り付けた取付ブラ
ケット１ｄの取り外しは、上記と反対の手順によれば良
い。このようにして、取付ネジ３をメネジ穴２ｉ（図
１）から抜き取ることなく、緩めたり締めたりするだけ
で取付ブラケット１ｄを着脱することができる。すなわ
ちクリアランスランプ１を装着・固定したり取り外した
りすることができる。取付ネジ３を抜き取らないので該
取付ネジを紛失する虞れが無く、しかも、クリアランス
ランプ１の着脱を迅速・容易に行なうことができる。こ
のように、取付ネジをメネジ穴に合わせて螺合する操作
を要しないということは、この取付個所の目視が困難で
ある場合に絶大な効果を発揮する。
前記従来例（図３）に本考案を適用して改良したもので
あって、図１において図３と同一の図面参照符号を付し
たものは前記従来例におけると同様ないし類似の構成部
分である。次に、図１が図３に比して異なる点、すなわ
ち、本考案を適用して構成した部分について説明する。
ランプハウジング１ａに対して取付ブラケット１ｄが一
体的に固着されている。この取付ブラケット１ｄは板状
に形成して若干フレキシブルであることが望ましい。上
記取付ブラケット１ｄには、Ｕ字状の溝形の切欠１ｅが
形成されるとともに、位置ぎめ用の凹部（本例では透
孔）１ｆが設けられている。一方、車体に対して固定さ
れたヘッドランプのランプハウジング２ａにはメネジ穴
２ｉが設けられて取付ネジ３が螺合されている。この図
１の状態では、上記取付ネジ３は半ば螺入された状態で
あって、未だ締めつけられていない。前記の位置ぎめ孔
１ｆに係合すべき位置ぎめ突起２ｂが、ランプハウジン
グ２ａに設けられている。本例では、合成樹脂材料によ
って一体成形されている。上記のようにして、取付ネジ
３が半ば螺入された状態で、取付ブラケット１ｄのＵ字
溝１ｅを上記取付ネジ３の首下の部分に臨ましめると図
２（Ａ）のごとくになる。この状態におけるＵ字溝１ｅ
と取付ネジ３との位置関係、並びに、位置ぎめ孔１ｆと
位置ぎめ突起２ｂとの位置関係は図２（Ｂ）のごとくで
ある。ただし、本図は模式化して描いてあり、必ずしも
実施例の形状を写実的に投影したものではない。上記の
Ｕ字溝１ｅで取付ねじ３の首下部を挟みつける形に、取
付ブラケット１ｄを該取付ネジ３に接近させると（図２
（Ｃ）参照）、該取付ブラケット１ｄの位置ぎめ孔１ｆ
付近が位置ぎめ突起２ｂに乗り上げる。この乗り上げ作
動を円滑ならしめるよう、本例の位置ぎめ突起２ｂの側
面は図示のごとく斜面になっている。さらに同図（Ｄ）
のごとく取付ブラケット１ｄを取付ネジ３に接近させ、
同図（Ｅ）のように前記位置ぎめ孔１ｆを位置ぎめ突起
２ｄに嵌合させる。そして同図（Ｆ）のように取付ネジ
３を締めつける。上述のようにして取り付けた取付ブラ
ケット１ｄの取り外しは、上記と反対の手順によれば良
い。このようにして、取付ネジ３をメネジ穴２ｉ（図
１）から抜き取ることなく、緩めたり締めたりするだけ
で取付ブラケット１ｄを着脱することができる。すなわ
ちクリアランスランプ１を装着・固定したり取り外した
りすることができる。取付ネジ３を抜き取らないので該
取付ネジを紛失する虞れが無く、しかも、クリアランス
ランプ１の着脱を迅速・容易に行なうことができる。こ
のように、取付ネジをメネジ穴に合わせて螺合する操作
を要しないということは、この取付個所の目視が困難で
ある場合に絶大な効果を発揮する。
【０００７】さらに、取付作業の途中で図２（Ｅ）の段
階になると、位置ぎめ用の凹凸が係合しているので、不
用意に手の力を緩めたり、ドライバを持ち変えるなどし
て瞬時的に手を放したりしても外れてしまう虞れが無
い。また、図２（Ｆ）のように取り付けを完了した状態
で、位置ぎめ用の凹，凸が係合しているので、取付ブラ
ケット１ｄが取付ねじ３を中心として回動するような外
力に抗する作用も有る。
階になると、位置ぎめ用の凹凸が係合しているので、不
用意に手の力を緩めたり、ドライバを持ち変えるなどし
て瞬時的に手を放したりしても外れてしまう虞れが無
い。また、図２（Ｆ）のように取り付けを完了した状態
で、位置ぎめ用の凹，凸が係合しているので、取付ブラ
ケット１ｄが取付ねじ３を中心として回動するような外
力に抗する作用も有る。
【０００８】
【考案の効果】本考案の取付構造によれば、取付ネジの
着脱操作を行なう必要無く、取付ネジを緩めたり締め付
けたりするだけで車両用灯具を車体に対して装着・取外
しをすることができる。従って取り外した取付ネジを紛
失する虞れが無く、迅速・容易に車両用灯具を車体に対
して着脱することができる。
着脱操作を行なう必要無く、取付ネジを緩めたり締め付
けたりするだけで車両用灯具を車体に対して装着・取外
しをすることができる。従って取り外した取付ネジを紛
失する虞れが無く、迅速・容易に車両用灯具を車体に対
して着脱することができる。
【図１】本考案に係る車両用灯具の取付構造を適用した
１例における分解平面図である。
１例における分解平面図である。
【図２】上記実施例の作用，効果を説明するために示し
た取付，取外作業の工程図である。
た取付，取外作業の工程図である。
【図３】従来例に係る車両用灯具の取付構造における構
成および問題点を示す平面図である。
成および問題点を示す平面図である。
１…クリアランスランプ、１ａ…ランプハウジング、１
ｂ…前面レンズ、１ｃ…従来例の取付ブラケット、１ｄ
…実施例の取付ブラケット、１ｅ…Ｕ字溝、１ｆ…位置
ぎめ孔、１ｈ…透孔、２…ヘッドランプ、２ａ…ランプ
ハウジング、２ｂ…位置ぎめ突起、２ｉ…メネジ穴、３
…取付ネジ。
ｂ…前面レンズ、１ｃ…従来例の取付ブラケット、１ｄ
…実施例の取付ブラケット、１ｅ…Ｕ字溝、１ｆ…位置
ぎめ孔、１ｈ…透孔、２…ヘッドランプ、２ａ…ランプ
ハウジング、２ｂ…位置ぎめ突起、２ｉ…メネジ穴、３
…取付ネジ。
Claims (1)
- 【請求項１】 車両用の灯具を車体に固定するための構
造において、 灯具に固定された取付ブラケットと、上記ブラケットに
形成されたＵ字溝と、該ブラケットに設けられた位置ぎ
め用の凹部と、車体に固定された部材に設けられた位置
ぎめ用の凸部と、上記車体に固定された部材に形成され
たネジ穴と、上記ネジ穴に螺合されて前記のＵ字溝に嵌
合する取付ネジと、を具備していることを特徴とする、
車両用灯具の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8443692U JP2561156Y2 (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | 車両用灯具の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8443692U JP2561156Y2 (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | 車両用灯具の取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0647041U JPH0647041U (ja) | 1994-06-28 |
| JP2561156Y2 true JP2561156Y2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=13830545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8443692U Expired - Lifetime JP2561156Y2 (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | 車両用灯具の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2561156Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-12-08 JP JP8443692U patent/JP2561156Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0647041U (ja) | 1994-06-28 |
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