JPH0549149B2 - - Google Patents

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JPH0549149B2
JPH0549149B2 JP61283162A JP28316286A JPH0549149B2 JP H0549149 B2 JPH0549149 B2 JP H0549149B2 JP 61283162 A JP61283162 A JP 61283162A JP 28316286 A JP28316286 A JP 28316286A JP H0549149 B2 JPH0549149 B2 JP H0549149B2
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JP61283162A
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Etsuo Horikawa
Hidefumi Masuzaki
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Priority to US07/122,697 priority patent/US4860114A/en
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Publication of JPH0549149B2 publication Critical patent/JPH0549149B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/41Bandwidth or redundancy reduction
    • H04N1/411Bandwidth or redundancy reduction for the transmission or storage or reproduction of two-tone pictures, e.g. black and white pictures
    • H04N1/413Systems or arrangements allowing the picture to be reproduced without loss or modification of picture-information
    • H04N1/417Systems or arrangements allowing the picture to be reproduced without loss or modification of picture-information using predictive or differential encoding
    • H04N1/4175Systems or arrangements allowing the picture to be reproduced without loss or modification of picture-information using predictive or differential encoding involving the encoding of tone transitions with respect to tone transitions in a reference line

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、2値画像データの2次元圧縮符号の
一種であるMR符号で符号化されたデータを、原
2値画像に伸長する装置に関し、例えば、高速フ
アクシミリにより伝送され、あるいは光デイス
ク、磁気デイスク等に蓄積された、MR符号化デ
ータの伸長に適したものである。
〔従来の技術〕 MR(Modified READ)符号は、CCITT国際
電信電話諮問委員会)勧告書T4がGフアクシ
ミリ装置のために規定した、2値画像データ用の
2次元圧縮符号である。MR符号のための符号化
装置の一例は特開昭60−256274号に詳述されてい
るので、ここでは、伸長処理の理解に必要な限度
で、MR符号の要点のみを説明する。
第2図a及びbは、MR符号のルールを要約し
たものであつて、同図における符号の意味は次の
とおりである。なお、符号化ラインとは、目下符
号化処理を受けつつある走査線のことであり、参
照ラインとは、符号化ラインの直前の既処理走査
線のことである。
a0…符号化ライン上の基準又は起点変化画素。符
号化ラインの始めでは、a0は走査線(以下ライ
ンという)の最初の画素の直前の仮想的白変化
画素上に置かれる。
a1…符号化ライン上でa0より右の最初の変化画
素。
a2…符号化ライン上でa1より右の最初の変化画
素。
b1…参照ライン上の変化画素の内、a0より右で、
a0と反対の色を持つ最初の変化画素。
b2…参照ライン上でb1より右の最初の変化画素。
なお、第2図bにおいて、「a1b1=0」、「a1b1
=1」等の表現は、a1とb1の距離がそれぞれ0画
素、1画素等であることを表わす。また、M
(a0a1)及びM(a1a2)は、それぞれ、a0からa1
で及びa1からa2までの画素数(ランレングス)に
対応するMH(Modified Huffman)符号であつ
て、その符号化ルールもCCITT勧告書T4に規
定されている。
MR符号は、3つのモードに大別される。パス
モードはb2がa1の左側に存在する場合であつて、
このときの符号は、距離に関係なく、一意的に定
まる。水平モードは、b2がa1と同位置か又はその
右側にあり、しかも、a1とb1の距離が4画素以上
の場合であつて、このときの符号は、a0とa1及び
a1とa2の各距離を表わす。垂直モードは、前記両
モード以外の場合、すなわち、b2がa1と同位置か
又はその右側にあつて、しかも、a1とb1の距離が
3画素以下の場合であり、このときの符号は、a1
とb1の相対位置を表わす。1回の符号化処理が終
ると、a0を、パスモードであつた場合はb2、水平
モードであつた場合はa2、垂直モードであつた場
合はa1の位置にそれぞれ移して、次の符号化処理
を行なう。第2図cは、この符号化手順をフロー
チヤートで表わしたものである。
第3図は、MR符号の伸長手順の基本的なフロ
ーチヤートを示す。同図において、参照ライン変
化点サーチモードとは、Vコード又はPコードを
検出した後で、ドツトデータを出力しながら参照
ライン上の画素変化点をサーチする際に、サーチ
すべき画素変化点が、白→黒変化点なのかそれと
も黒→白変化点なのかを示すモードである。ま
た、EOL(End of Line)コードとは、1ライン
の画像データに相当する符号の直後に付加され
る、ライン終了を意味する符号である。
電話回線あるいは低速の専用回線を利用するフ
アクシミリ装置では、第3図のフローチヤートを
更に細分化して、その諸ステツプをプログラム制
御のマイクロプロセツサで逐次的に実行すること
により、伸長処理が実現されていた。このような
ソフトウエアによる逐次的処理に費される長い処
理時間を短縮するために、プログラム制御の処理
回路と画素変化点位置決定のための専用処理回路
を組合せた装置が、特開昭58−194465号公報の第
4図に提案されている。この装置では、プログラ
ム制御処理回路が、参照ラインのデータを予め定
められた長さずつ切出して、専用処理回路中のシ
フトレジスタに書込む。プログラム制御処理回路
が画素変化点の存在を検出すると、シフトレジス
タ中の参照ラインデータは、1ビツトずつシフト
アウトされ、その出力端において画素変化の有無
が検査されて、画素変化が検出されるまでのシフ
ト量が、画素変化点の位置データとしてプログラ
ム制御処理装置に送られる。プログラム制御処理
装置は、この画素変化点位置データと符号解読回
路の出力とを用いて、出力ラインのドツトデータ
を生成する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
電話回線あるいは低速の専用回線を利用するフ
アクシミリ装置では、回線の情報伝達速度が装置
内部の処理速度に比較して1桁ないし2桁遅く、
したがつて、MR符号をプログラム制御で逐次的
にドツトデータへ伸長していつても、伸長処理速
度が問題になることはない。しかし、高速回線を
使用する高速フアクシミリや、光デイスク、磁気
デイスク等を使用する画像フアイルシステムなど
では、伸長処理速度の大幅鵜向上を行なう必要が
ある。プログラム制御によつて逐次的にドツトデ
ータへ伸長していく方式では、ハードウエア量が
少なくすむ反面、その処理速度の大幅な高速化を
期待しうべくもない。
前記特開昭58−194465号公報第4図の装置は、
処理速度をかなりの程度改善する。しかし、画素
変化点位置の決定以外の処理はプログラム制御に
より逐次的に行なわれ、しかも、その専用処理回
路は、参照ライン上の画素変化点の検出をビツト
直列に行なうものであり、したがつて、その処理
速度にはなお大いに改善の余地がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、参照ラインデータをビツト直列にシ
フトしつつその相次ぐ7画素位置において変化点
を同時に検出する参照ライン処理回路を備える。
出力データ生成回路は、伸長されたラインデータ
を、前記参照ライン処理回路におけるシフトと同
期してビツト直列に生成し、MR符号解析回路
は、符号モード指示信号に加えて、参照ラインの
前記相次ぐ7画素位置のいずれにおいて検出され
た変化点を抽出するかを指示する信号を発生す
る。更に、前記指示された抽出位置における変化
点の検出を示す信号と前記符号モード指示信号と
に応答して前記出力データ生成回路と参照ライン
処理回路の動作をサイクリツクに制御する回路が
設けられる。
〔作用〕
各MR符号の解析が終ると、参照ライン処理回
路と出力データ生成回路は動作を開始し、出力デ
ータ生成回路は、同一色調(白又は黒)のドツト
データを参照ラインデータのシフトと同期してビ
ツト直列に生成して出力する。これらの回路の動
作は、参照ライン処理回路中の指示された位置で
変化点が検出されるまで継続し、この変化点が検
出されると、指示された符号モードに応じて然る
べく切替えられる。
参照ライン処理回路は、目下生成中の出力画素
の左右3画素以内の範囲にある参照ラインの変化
点を同時に検出することができ、この範囲は、垂
直モードのMR符号に関連する参照ライン変化点
位置のすべてをカバーする。したがつて、MR符
号の解析の終了と同時に出力ラインデータの生成
を開始することができ、出力ラインデータの生成
の開始に先立つて参照ライン変化点位置を決定し
ておく必要はない。その結果、伸長処理の大幅な
高速化が達成される。
〔実施例〕
第1図は、本発明の一実施例をブロツクダイヤ
グラムで示す。MR符号供給源1は、例えば、フ
アクシミリ信号受信回路、画像データ記憶装置の
読出回路等であり、MR符号データ29をMRデ
コードROM2に供給する。MRデコードROM2
は、供給されたMR符号データを第2図bに示さ
れたMR符号のビツトパターンに関して解析し、
その結果に従つて各種の信号10〜17を発生す
る。MR符号供給源1とMRデコードROM2は、
「入力側」と総称される。
MH用ライレングスカウンタ3は、水平モード
においてMH符号が示すランレングスをカウント
するためのカウンタである。ドツトデータ出力部
4は、MR符号から伸長されたドツトデータを生
成し、その出力23は、出力データとしてドツト
データ格納部7に格納されるとともに、参照ライ
ンバツフア8にも送られる。参照ラインバツフア
8は、参照ライン(目下伸長処理を受けつつある
ラインの直前のライン)の伸長されたドツトデー
タを保持するFIFOメモリ又はシフトレジスタで
あり、参照ラインのドツトデータ28をビツト直
列に参照ライン変化点検出部6に供給する。参照
ライン変化点検出部6は、後で詳述するように、
画素変化検出回路とその結果を受ける6段のシフ
トレジスタを有し、参照ライン上の相次ぐ7画素
位置における画素変化を並列に検査する。スキヤ
ン状態管理部9は、伸長処理の終了したラインの
数(スキヤン数)に基づいて伸長処理の進行を管
理する。MH用ランレングスカウンタ3、ドツト
データ出力部4、参照ライン変化点検出部6、ド
ツトデータ格納部7、参照ラインバツフア8、及
びスキヤン状態管理部9は、「出力側」と総称さ
れる。
クロツク系管理部5は、後で詳述するように、
MRデコードROM2からの諸信号11〜14、
参照ライン変化点検出部6からの変化点検出信号
25及びその他の信号に応答して、入力側クロツ
ク18又は出力側クロツク19を供給し、かつ、
参照ライン変化点サーチモード信号24と出力ド
ツト白/黒モード信号21をそれぞれ切換える。
第4図は、参照ライン変化点検出部6の詳細を
示す。ビツト直列に供給される参照ラインデータ
28は、ラツチ1(L1)39及びラツチ2(L
2)40上をシフトされて、インバータ41と
ANDゲート42により黒→白(H→L)変化点
が検出され、また、インバータ43とANDゲー
ト44により白→黒(L→H)変化点が検出され
る。黒→白変化点信号75は、ラツチ10(L1
0)45〜ラツチ15(L15)50からなるシ
フトレジスタ上をシフトされ、白→黒変化点信号
76は、ラツチ00(L00)51〜ラツチ05
(L05)56からなるシフトレジスタ上をシフ
トされる。これらの変化点信号は、画素変化点で
“1”をとり、それ以外では“0”をとるビツト
列である。シフト動作は、出力側クロツク19と
同期して行なわれる。
セレクタ0(SEL0)57〜セレクタ6(SEL
6)63は、参照ライン変化点サーチモード信号
24に従つて、黒→白変化点又は白→黒変化点の
いずれか一方を、それぞれの出力65〜71とし
て選択する。各ラインの伸長処理の開始後におけ
る出力側クロツク19の最初の5発は、参照ライ
ンバツフア8の読出しと、参照ライン変化点検出
部6におけるシフトにのみ使用され、ドツトデー
タ出力部4における出力23の生成とそのドツト
データ格納部7及び参照ラインバツフア8への書
込みには使用されない。その結果、ドツトデータ
出力23は、シフトレジスタL10〜L15及び
L00〜L05上の変化点信号に対して、5ビツ
トに相当する遅れを持ち、目下生成中の出力画素
(ドツト)とライン上の位置を同じくする参照ラ
インの画素に対する変化点信号は、L12とL0
2の出力、すなわち、SEL3の出力68から得ら
れる。したがつて、SEL0〜SEL2の出力65〜
67は、目下処理中の出力画素が、参照ラインの
変化点の左側(第2図aにおいて)の第3〜第1
画素位置にあることを示し、またSEL4〜SEL6
の出力69〜71は、目下処理中の出力画素が、
参照ラインの変化点の右側の第1〜第3画素位置
にあることを示す。第4図において、参照ライン
データ28は、、第2図aの左側の画素が先に供
給されて右へ進むので、第2図aとは左右が逆に
なることに注意すべきである。
セレクタ7(SEL7)64は、変化点位置情報
15に従つてSEL0〜SEL6の出力65〜71の
一つを選択し、それを変化点検出信号25として
クロツク系管理部5へ送出する。変化点位置情報
15は、MRデコードROM2がMR符号を解読
した結果に従つて発生され、P(パスモード)符
号とV0符号に対してはSEL3の出力68を指定
し、VL3〜VL1及びVR1〜VR3に対しては、
SEL0〜SEL2及びSEL4〜SEL6の出力65〜
67及び69〜71を、それぞれ指定する。H
(水平モード)符号に対しては、参照ライン変化
点検出部6の代りにMH用ランレングスカウンタ
3が用いられるので、SEL7からの変化点検出信
号25は無視される。
ここで、第3図を参照しつつ、第1図及び第4
図に示された実施例によるMR符号伸長処理の過
程を説明する。クロツク系管理部5の詳細は後述
する。最初に、スキヤン状態管理部9が、1スキ
ヤン伸長開始命令26をクロツク系管理部5に送
る。クロツク系管理部5は、この命令26を受る
と、入力側クロツク18をMR符号供給源1及び
MRデコードROM2に供給し、MR符号供給源
1は、MR符号データ29をMRデコードROM
2に、入力側クロツク18と同期してビツト直列
に供給する。MRデコードROM2は、供給され
たMR符号を解析して、それがV(垂直)モード、
H(水平)モード、P(パス)モード、又はEOL
(ライン終了)のいずれを示すかを判別し、それ
に対応する検出信号V,H,P,EOLを発生す
る(第3図100)。V検出信号12、P検出信
号14、及びFOL検出信号11はクロツク系管
理部5に送られ、H検出信号10は、MRデコー
ドROM2をMHモードに切換える。Vモード又
はPモードが検出されたときには、更に変化点位
置情報15が参照ライン変化点検出部6に供給さ
れる。以降の動作は、Vモード、Hモード、Pモ
ード、及びEOLが検出された各場合について分
説する。
(1) V(垂直)モード クロツク系管理部5は、MRデコードROM
2からV検出信号12を受けると、入力側クロ
ツク18を停止し、即時に、出力側クロツク1
9を、ドツトデータ出力部4、参照ライン変化
点検出部6、ドツトデータ格納部7、及び参照
ラインバツフア8に供給する(第3図101)。
ドツトデータ出力部4は、出力ドツト白/黒モ
ード信号21が示す色調(白又は黒)のドツト
データ23を、出力側クロツクと同期して出力
し、このドツトデータ(伸長された画像デー
タ)23は、ドツトデータ格納部7と参照ライ
ンバツフア8に書込まれる。また、参照ライン
バツフア8の内容(既に伸長の終つた直前のラ
インのドツトデータ)は、参照ラインデータ2
8として、参照ライン変化点検出部6に、出力
側クロツク19と同期してビツト直列に供給さ
れる。ただし、1スキヤンライン伸長開始命令
26が発行された後の最初の5発の出力側クロ
ツクは、前述のように、ドツトデータ出力部4
からの出力と、ドツトデータ格納部7及び参照
ラインバツフア8への書込に関しては抑止され
る。
参照ライン変化点検出部6(第4図)におい
ては、前述のように、参照ラインデータ28の
変化点が順次検出され、その結果の白→黒変化
点情報又は黒→白変化点情報が、目下生成中の
出力画素ドツト及びその左右各3画素の範囲に
おいて並列に利用可能である。白→黒又は黒→
白のいずれの変化点に着目すべきかは、クロツ
ク系管理部5からの参照ライン変化点サーチモ
ード信号24によつて指定され、そして、変化
点を検出すべき画素位置は、MRデコード
ROM2がMR符号V0,VR1〜VR3及びVL
1〜VL3の一つを解析した結果発生した変化
点位置情報15によつて指定される。例えば、
MR符号がVR2すなわち000011で、参照ライ
ン変化点サーチモード24が白→黒変化のサー
チを示していれば、SEL7はSEL5の出力70
を選択し、SEL5はL04の出力を選択する。
その結果、参照ラインの白→黒変化点情報がL
04に達すると、変化点検出信号25が発生さ
れる。この変化点検出信号25が発生される時
点は、第2図aにおいて、a1がb1の右側第2画
素位置にある場合に、a1がこれから生成されよ
うとしている時点である。ドツトデータ出力部
4は、変化点検出信号25が発生されるまで、
出力側クロツク19と同期して、同じ色調のド
ツトデータ23を出力し続ける。
変化点検出信号25はクロツク系管理部5に
送られ、これを受けたクロツク系管理部5は、
即時に出力側クロツク19を停止し、入力側ク
ロツク18を再び発生して、次のMR符号の入
力29を開始し、かつ、参照ラインサーチモー
ド24と出力ドツト白/黒モード信号21を反
転させて、次の伸長処理に備える(第3図10
2,103)。
(2) H(水平)モード MRデコードROM2は、Hモード符号00
1を検出すると、H検出信号10を出力し、使
用するテーブルMRデコードテーブルからMH
デコードテーブルに切替えて(第3図104)、
引続き第2図bに示すM(a0a1)を解析する
(第3図105)。そして、M(a0a1)の解析が
終つた時点で、MH符号検出信号13をクロツ
ク系管理部5へ出力し、また、MH符号検出信
号13とランレングスデータ16を、MH用ラ
ンレングスカウンタ3へ出力する。クロツク系
管理部5は、MH符号検出信号13を受ける
と、即時に入力側クロツク18を停止し、出力
側クロツク19を動作させる。出力側クロツク
19が動作することにより、ドツトデータ出力
部4は、前述したVモードの場合と同様に、伸
張データ23の出力を開始するとともに、ドツ
トデータ格納部7と参照ラインバツフア8へ伸
長データ23を書込む(第3図106)。
MH用ランレングスカウンタ3は、MH符号
検出信号13とランレングスデータ16により
カウント値がセツトされ、出力側クロツク19
と同期してカウントを開始する。そして、セツ
トされたカウント値に対応した値だけカウント
を行なつた時点で、カウントキヤリイ信号20
をクロツク系管理部5へ出力する。この時点
で、a1の直ぐ左の画素までの伸長が終了した。
クロツク系管理部5は、カウントキヤリイ信号
20を受けると、即時に出力側クロツク19を
停止し、入力側クロツク18を再び動作させる
と同時に、出力ドツト白/黒モード信号21を
反転させる(第3図107)。
なお、出力側クロツク19が動作している
間、参照ラインバツフア8及び参照ライン変化
点検出部6は、Vモードの場合と同様にシフト
動作を進行するが、変化点検出信号25は、無
視される。
以上でMH符号(a0a1)の解析及びそれに対
応する伸長データ23の出力を完了し、続い
て、MH符号(a1a2)についても、同様にして
MH符号の解析(第3図108)及び伸長デー
タ23の出力(第3図109)が行なわれる。
ただし、伸長データ23の色調は、M(a0a1
の場合の反対である。そして、M(a1a2)の伸
長データ23の出力が完了した時点で、出力側
クロツクから入力側クロツクへの切替えと出力
ドツト白/黒モードの反転(第3図110)が
行なわれるとともに、MRデコードROM2内
で使用されるテーブルが、MHデコードテーブ
ルからMRデコードテーブルに切替えられて、
次のMR符号の入力とその解析に移る。
(3) P(パス)モード クロツク系管理部5は、P検出信号14を受
けると、即時に入力側クロツク18を停止し
て、出力側クロツク19を供給し、これによ
り、前述したVモードの場合と同様に、ドツト
データ出力部4、ドツトデータ格納部7、参照
ラインバツフア8、及び参照ライン変化点検出
部6の動作が開始される(第3図111)。変
化点位置情報15は、SEL3の出力68を指定
する。最初に発生される変化点位置情報25は
b1の位置への到達を示し、これを受けたクロツ
ク系管理部5は、参照ライン変化点サーチモー
ド24を反転させ、引続き出力側クロツク19
を供給する。出力ドツト白/黒モード21は変
更されない(第3図112)。
参照ライン変化点検出部6は、反転された参
照ラインサーチモードに従つてシフトと変化点
探索を続け(第3図113)、変化点を検出し
たら、変化点検出信号25をクロツク系管理部
5へ送る。今度検出された変化点はb2である。
クロツク系管理部5は、この2度目の変化点検
出信号25を受けると、即時に出力側クロツク
19を停止するとともに入力側クロツク18の
供給を再開し、同時に参照ライン変化点サーチ
モード24を再び切替えて(第3図114)、
次のMR符号の入力とその解析に移る。
(4) EOL クロツク系管理部5は、MRデコードROM
2からEOL検出信号11を受けると、入力側
クロツク18及び出力側クロツク19を停止
し、1スキヤン終了信号27をスキヤン状態管
理部9へ出力する。スキヤン状態管理部9は、
伸長処理の終了したスキヤン数を管理し、所定
の画像スキヤン数に満たなない場合は、クロツ
ク系管理部5へ1スキヤンライン伸長開始命令
26を再び発行する。
第5図は、クロツク系管理部5の詳細を示
す。第5図及び以下の説明において、FFはフ
リツプフロツプの略語である。伸長実行FF3
2は、1スキヤンライン伸長開始命令26によ
りセツトされて、メインクロツク31と同期す
る入力側クロツク18を発生させる。Vモード
出力FF38は、V検出信号12によりセツト
されて、入力側クロツク18を停止させるとと
もに、メインクロツク31と同期する出力側ク
ロツク19を発生させ、その後、変化点検出信
号25によりリセツトされて、出力側クロツク
19を停止させ、入力側クロツク18を復活さ
せる。Hモード出力FF34は、MH符号検出
信号13によりセツトされて、入力側クロツク
18を停止させるとともに出力側クロツク19
を発生させ、その後、カウントキヤリイ信号2
0によりリセツトされて、出力側クロツク19
を停止させ、入力側クロツク18を復活させ
る。Pモード出力FF35は、P検出信号14
によりセツトされて、入力側クロツク18を停
止させるとともに出力側クロツク19を発生さ
せ、更に、Pモード出力リセツトFF36のリ
セツト入力を解除する。その後、最初に生じた
変化点検出信号25はこのPモード出力リセツ
トFF36をセツトし、2番目の変化点検出信
号25はPモード出力FF35をリセツトして、
それにより、出力側クロツク19が停止され、
入力側クロツク18が復活される。同時に、P
モード出力リセツトFF36はリセツトされる。
これらのFF32,34〜36,38及び後記
FF33は、メインクロツク31により能動化
されるJKフリツプフロツプである。
参照ライン変化点サーチモード信号24は、
Vモード出力38又はPモード力FF35がセ
ツト状態にある時に、変化点検出信号25の発
生直後の出力側クロツク19によつて反転され
る。出力ドツト白/黒FF37は、V検出信号
12又はMH符号検出信号13によつてセツト
され、その後に生じる最初の入力側クロツク1
8によつてリセツトされるRSフリツプフロツ
プであり、そのリセツトと同時に出力ドツト
白/黒モード信号21が反転される。
1スキヤン伸長終了FF33は、EOL検出信
号11によりセツトされて、1スキヤン伸長終
了信号27を発生し、同時に伸長実行FF32
をリセツトして、入力側クロツク18と出力側
クロツク19を停止させる。
参照ラインバツフアは、第6図に示されるよ
うに、ラインバツフア(1)72とラインバツフア
(2)73がセレクタ74により切替えられるダブ
ルバツフアである。一方のラインバツフアに伸
長データ23が書込まれつつある間に、他のラ
インバツフアから、その前のラインの伸長デー
タが、参照ラインデータ28として読出され
る。ラインバツフア(1)とラインバツフア(2)の切
替えは、1スキヤン伸長終了信号27に応じて
行なわれる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、MR符号の各部の解析の終了
後直ちに出力ドツト列の生成が開始され、以後、
参照ラインの変化点が検出されるまで、同一色調
の出力ドツトを生成すればよい。したがつて、
MR符号により圧縮された画像データの伸長を高
速度で実行することができ、8本/mmの密度の
A4版画像を1秒以内で処理することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロツクダイ
ヤグラム、第2図a及びbはMR符号のルールを
図解するための図、第2図cはMR符号化手順の
フローチヤート、第3図はMR符号化データの伸
長手順のフローチヤート、第4図は第1図におけ
る参照ライン変化点検出部のブロツクダイヤグラ
ム、第5図は第1図におけるクロツク系管理部の
ブロツクダイヤグラム、第6図は第1図における
参照ラインバツフアのブロツクダイヤグラムであ
る。 2……MRデコードROM、4……ドツトデー
タ出力部、5……クロツク系管理部、6……参照
ライン変化点検出部、8……参照ラインバツフ
ア。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 参照ラインデータをビツト直列にシフトしつ
    つその相次ぐ7画素位置において変化点を同時に
    検出する参照ライン処理回路と、伸長されたライ
    ンデータを前記参照ライン処理回路におけるシフ
    トと同期してビツト直列に生成する出力データ生
    成回路と、入力MR符号を解析して符号モードを
    指示する信号と参照ラインの前記相次ぐ7画素位
    置のいずれにおいて検出された変化点を抽出する
    かを指示する信号とを発生するMR符号解析回路
    と、前記指示された抽出位置における変化点の検
    出を示す信号と前記符号モード指示信号とに応答
    して前記出力データ生成回路と前記参照ライン処
    理回路の動作をサイクリツクに制御する制御回路
    とを備えたMR符号伸長装置。
JP61283162A 1986-11-29 1986-11-29 Mr符号伸長装置 Granted JPS63138881A (ja)

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