JPH0537792A - データ処理装置及びデータ処理方法 - Google Patents

データ処理装置及びデータ処理方法

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JPH0537792A
JPH0537792A JP16292891A JP16292891A JPH0537792A JP H0537792 A JPH0537792 A JP H0537792A JP 16292891 A JP16292891 A JP 16292891A JP 16292891 A JP16292891 A JP 16292891A JP H0537792 A JPH0537792 A JP H0537792A
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analysis
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signal
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JP16292891A
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Yuji Ishikawa
祐司 石川
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 MMR符号化方式等の二次元符号化方式によ
り符号化されたデータを高速に復号することを目的とす
る。 【構成】 符号解析部1により符号モードを解析し、解
析情報をFIFOメモリ2に格納する。他方、展開部3
は、FIFOメモリ2の解析情報を入力しデータの展開
処理を行ない、上述の符号解析部1による解析処理と展
開部3による展開処理を並列して実行させ、符号解析部
1により水平モード符号が検出されると、アンドゲート
4からの停止信号によってFIFOメモリ2内の情報が
展開部3により全て処理されるまで符号解析部1の動作
を停止し、その後展開部3からの信号Hによる色情報に
従って符号解析部1の符号解析処理を再開させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、符号化されたデータを
符号処理するデータ処理装置及びデータ処理方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一次元符号化方式の1つであるモ
デイファイド・ハフマン方式によるモデイファイド・ハ
フマン符号(MH符号)では、1主走査ラインの区切り
はエンドオブライン符号(EOL符号)により表わされ
ている。従って、MH符号やMR符号では次の主走査ラ
インの開始をEOL符号により認識でき、主走査ライン
の復号の開始時の起点画素を白画素とすることもEOL
符号により簡単に定義できる。この為に、MH符号を復
号処理する場合に、符号解析と符号の展開を並列的に実
行しても次ラインの開始を簡単に認識できる。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、二
次元符号化方式であるモデイファイド・リード方式によ
る符号(MR符号)ではEOL符号がないラインデータ
があり、又、モデイファイド・モデイファイド・リード
方式による符号(MMR符号)では、MH符号の様なE
OL符号がない。
【0004】一方、MR符号、MMR符号において、垂
直モード、パスモードを表わす符号は、起点画素の色に
拘らず同一の符号であるが、水平モードに続くランレン
グス符号(RL符号)は起点画素の色により全く異なる
符号が用いられる。そして、1主走査ラインの復号が終
了し、次の主走査ラインの復号を開始する時に、起点画
素は強制的に白と定義されなければならない。
【0005】その為に、水平モードに続くPL符号を解
析しようとする時、主走査ラインの復号途中で、それ以
前の符号の続きならば黒ラン、白ランの順序であるべき
所が、展開部による展開結果によっては白ラン、黒ラン
の順序になる場合がある。
【0006】従って、MR符号、MMR符号の復号処理
を行う場合には、符号の解析部と展開部を交互に動作す
るように構成しており、展開部による展開結果を符号解
析に反映させている。しかし、この様な構成では、解析
部と展開部が交互動作となるので、復号処理時間が長く
なってしまうという問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明では、二
次元符号化方式により符号化された符号データを入力し
その符号モードを解析する符号解析手段と、符号解析手
段による解析結果に従って符号データを展開し復号デー
タを出力する展開手段とを設け、符号解析手段と展開手
段を並列に動作させて符号データの復号処理し、符号解
析手段が水平モード符号を検出すると符号解析手段の解
析動作を一時停止し、解析された符号データの展開処理
の終了によって符号解析手段の解析動作を再開すること
により、二次元符号化方式により符号化された符号デー
タを高速に復号可能としたものである。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。
【0009】図1は、本実施例の復号処理装置の基本構
成を示したブロック図である。
【0010】図1において、1はMH、MR、MMR符
号等を入力データとし、入力した符号列Aを順次解析し
て、その解析結果データBを出力する符号解析部であ
る。
【0011】2は、符号解析部1の解析結果を入力デー
タとし、解析結果のデータBを一時的に格納して、入力
された順序でデータ(E)を出力するファーストイン・
ファーストアウト(FIFO)メモリである。
【0012】3は、FIFOメモリ2より出力されるデ
ータE(解析結果データ)を入力し、順次生の画像デー
タ(復号データ)に展開して復号データMを出力する展
開部である。
【0013】4は、復号対象の符号がMMR符号のとき
に、その出力がハイレベルとなるアンドゲートである。
【0014】又、図1において、Aは、符号解析部1に
入力される符号データである。
【0015】又符号解析部1より出力される解析結果デ
ータBは、解析符号がランレングス符号であればランレ
ングスデータに、それ以外のパスモード符号、水平モー
ド符号、各種垂直モード符号、EOL符号であればそれ
らの符号を示すデータとなる。
【0016】又、符号解析部1よりFIFOメモリ2に
出力される信号Cは、解析結果データBが有効であると
きに、“1”(ハイレベル)となり、FIFOメモリ2
にそのデータの書込みを要求する信号である。
【0017】又、符号解析部1の出力端子HRZよりア
ンドゲート4に出力される信号Dは、符号解析部1が水
平モード符号を検出すると“1”(ハイレベル)とな
り、次に有効なランレングス符号を検出したとき“0”
(ローレベル)となる水平モード表示信号である。
【0018】又、FIFOメモリ2の出力端子RDYよ
り展開部3に出力される信号Fは、FIFOメモリ2内
に読み出し可能な有効データがあるとき“1”(ハイレ
ベル)となるレディ信号である。
【0019】又、展開部3からFIFOメモリ2に出力
される信号Gは、展開部3がFIFOメモリ2より1デ
ータを読み出す為の読出信号であり、この読出信号が
“1”(ハイレベル)となったときにFIFOメモリ2
より1データが読み出され展開部3にデータ(データ
E)が出力される。
【0020】又、展開部3から符号解析部1に出力され
る信号Hは、1主走査ラインの開始ごとに“0”(ロー
レベル)に初期化され、又垂直モード符号を展開し終え
るたびに反転する起点画素a0を示す信号である。
【0021】又、アンドゲート4から符号解析部1に出
力される信号Iは、“1”(ハイレベル)になったとき
に符号解析部1の動作を一時的に停止させる為の一時停
止信号である。
【0022】又、アンドゲート4に入力される信号K
は、符号解析部1に入力される符号データAがMMR符
号であることを示す信号である。
【0023】又、FIFOメモリ2より符号解析部1に
出力される信号Lは、FIFOメモリ2内の有効データ
量が、FIFOメモリ2の記憶容量に達したとき“1”
(ハイレベル)となるFIFOフル信号である。符号解
析部1は、このFIFOフル信号が“0”(ローレベ
ル)になるまで、FIFOメモリ2への新たなデータの
書き込みを見合せる。
【0024】又、展開部3より出力されるデータMは、
符号データを展開したデータであり、復号されたライン
データである。
【0025】又、展開部3に入力されるデータNは、展
開部3が符号データの展開時に参照する画素データ(参
照ラインデータ)である。
【0026】尚、展開部3により出力される復号ライン
データMは、画像データの表示装置やプリンタ等の画像
データ再生装置に送られて、画像再生されるとともに、
不図示のラインバッファメモリに保持されて参照ライン
データNとなる。
【0027】又、符号データAは、ファクシミリ通信に
より受信されたデータ、又は画像メモリに格納されてい
たデータであり、画像データ受信装置や画像メモリの読
み出し装置等の符号データ発生源より供給される。そし
て、その時に、その符号データがMMR符号か否かを示
す信号Kも同時に符号データ発生源より供給される。
【0028】次に図1の復号処理動作について説明す
る。
【0029】まず符号解析部1に対し、信号AとしてM
MR符号が入力される。符号解析部1は、不定長なコー
ド体系よりなるこのMMR符号を順次解析し、固定長な
符号に変換し、次段のFIFOメモリ2に渡す。ここで
の固定長符号としては、7種の垂直モード符号、パスモ
ード符号、水平モード符号、白ラン、黒ランそれぞれの
メークアップ、ターミネイトの各ランレングス、EOL
符号等よりなる。
【0030】FIFOメモリ2への書込要求は、信号C
により表わされ、一方、FIFOメモリ2に書き込む余
地がない場合には、信号Lによりその状態を示す。
【0031】以上のように、FIFOメモリ2にデータ
が入力されると、信号Fにより、FIFOメモリ2に有
効データが存在することを示す。
【0032】展開部3は信号Fにより有効データがある
ことを検知すると、信号Gにより読出し要求を出す。F
IFOメモリ2は、信号Gの読出要求に従ってメモリ内
のデータを読み出しデータEを展開部3に出力する。展
開部3は、参照ラインの画素データを信号Nより入力
し、これと、FIFOメモリ2からの符号データEによ
り復号ラインの画素データを生成し、信号Mに出力す
る。
【0033】展開部3の出力する信号Hは、所定の1主
走査ラインの再生開始ごとに0に初期化され、又、FI
FOメモリ2から読み出したデータが垂直モードを示す
データであり、これを展開し終えるたびに極性を反転す
るよう動作する。
【0034】符号解析部1は、MMR符号の復号時の水
平モード符号に続く第1のランレングス符号の解析開始
時に前記信号Hを参照し、信号Hが0ならば白ラン、黒
ランの順で、一方、信号Hが1ならば黒ラン、白ランの
順で、ランレングス符号の解析を実行する。
【0035】また、MH、MR符号の解析時には、前記
符号解析部1は前記信号Hを参照せず、自らの内部にお
いて、EOL符号検出時に0に初期化し、垂直モード符
号を検出時に反転する信号を生成し、前記信号Hのかわ
りとして用いる。
【0036】次に、本実施例の要点となる動作について
説明する。
【0037】前述のように、符号解析部1が符号入力A
を解析した結果、水平モード符号「001」を検出する
と、信号Dを“1”とし、水平モード符号を検出したこ
とを示す。同時に、前記水平モード符号を示す固定長符
号がFIFOメモリ2に入力され、信号Fも“1”とな
る。
【0038】一方、図中の信号Kは、符号入力AがMM
R符号であるとき“1”となる信号であり、この結果、
アンドゲート4の出力Iは“1”となる。この出力信号
Iは“1”となることで、前記符号解析部1の解析動作
を停止させるように働く。
【0039】従って、符号解析部1が動作を再開するに
は、前記FIFOメモリ2内の全データを展開部3が読
み出した時、つまり、最後にFIFOメモリ2に入力さ
れた水平モード符号を展開部3が受け取るまで、解析部
は停止することになる。つまり、FIFOメモリ2の水
平モード符号が展開部3に送られると、信号Fが“0”
になり、アンドゲート4の出力Iが“0”となって符号
解析部1は動作を再開する。そして、符号解析部1は信
号Hが“1”か“0”かに従って、ランレングス符号の
解析を実行する。
【0040】即ち、本実施例の復号処理回路では、MM
R符号の復号処理時に、符号解析部1が水平モード符号
を検知するまでは、符号解析部1と展開部3は並列に動
作する。そして、符号解析部1が水平モード符号を検知
すると、符号解析部1の動作を一時的に停止し、展開部
3による符号データの展開動作を続行させて、展開部3
が水平モード符号を受け取った段階で停止していた符号
解析部1の動作を再開させる。そして、符号解析部1
は、展開部3からの信号Hに従って水平モード符号検知
後のランレングス符号の解析を実行する。
【0041】これにより、水平モード符号が検知される
までは、符号解析部1と展開部3を並列に動作させるの
で、MMR符号の復号処理を高速に行うことができ、し
かも、水平モード符号後のランレングス符号の解析につ
いても適切に実行することができる。
【0042】図2は、図1の実施例の動作例を示したタ
イミングチャートである。図2においてt1〜t32はタ
イミングを表わす。
【0043】まず、タイミングt1において、符号解析
部1がパスモード符号Pを検出し、FIFOメモリ2に
パスモード符号データ(信号B)と書き込み要求信号C
を出力して、FIFOメモリ2にパスモード符号データ
を書き込む。
【0044】タイミングt2において、FIFOメモリ
2に有効データがあることを示す信号Fが“1”になる
とともに、FIFOメモリ2のデータ出力Eにパスモー
ド符号Pが出力される。
【0045】そして、タイミングt3において、レデイ
信号Fが“1”となることにより、展開部3は読出要求
信号Gを“1”としてデータ出力Eのパスモード符号P
を入力し、以下パスモード符号Pの展開動作を実行す
る。尚、パスモード符号の展開動作としては、参照ライ
ンデータNの対象となる変化点から次の変化点までの白
画素データ又は黒画素データが復号データとして出力さ
れる。
【0046】タイミングt4では、FIFOメモリ2が
タイミングt3における信号Gにより、メモリ2内のデ
ータが読み出されたことを認識し、レデイ信号Fを
“0”にする。
【0047】タイミングt5において、符号解析部1が
垂直モード符号Vを検出すると、書込要求信号Cを
“1”にするとともにFIFOメモリ2に垂直モード符
号データVを出力しメモリ2に格納させる。タイミング
10において、このデータVを展開部3が展開処理する
ことにより信号Hが反転する。
【0048】タイミングt6では、タイミングt2と同様
にFIFOメモリ2に有効データがあることを示すレデ
イ信号Fが“1”になるとともに、FIFOメモリ2の
データ出力Eに垂直モード符号データVが出力される。
【0049】タイミングt7において、タイミングt3
同様に展開部3が垂直モード符号データVを入力し展開
処理するとともに、符号解析部1は水平モード符号を検
出し、FIFOメモリ2に水平モード符号データHmを
格納させる。
【0050】タイミングt8において、符号解析部1
は、タイミングt7において水平モード符号データHm
を出力した結果として、信号Dを“1”にする。一方、
FIFOメモリ2の出力するレデイ信号Fも“1”なの
で、アンドゲート4の出力Iは“1”となり、符号解析
部1の動作が停止する。
【0051】タイミングt9において、FIFOメモリ
2より展開部3に水平モード符号データHmが出力され
る。
【0052】タイミングt10において、展開部3がFI
FOメモリ2から水平モード符号データHmを入力する
と、FIFOメモリ2内の有効データが全て展開部3に
読み出されたことになり、レデイ信号Fは“0”とな
る。そして、アンドゲート4の出力Iが再び“0”とな
り、符号解析部1は解析動作を再開する。
【0053】このとき、信号Hは“1”なので、前記水
平モードに続くランレングス符号は黒ラン、白ランの順
で解析される。そして、タイミングt14,t17におい
て、それぞれ、黒ランBm、白ランWnが解析結果とし
てFIFOメモリ2に入力され、展開部3において原画
像に復号される。
【0054】又、タイミングt19において、再び水平モ
ード符号が検出されると、タイミングt7における場合
と同様に、符号解析部1は展開部3がFIFOメモリ2
内の全データを処理し終えるまで停止する。
【0055】一方展開部3において、前記白ランWnを
展開した結果、所定の1主走査ラインに相当する画素を
復元し終ったとすると、信号Hを“0”に初期化する。
【0056】この信号H=0となることにより、符号解
析部1は1主走査ラインの先頭に戻ることを認識する必
要がなく、以後のランレングス符号は白ラン、黒ランの
順で解析される。
【0057】又、タイミングt23において展開部3がF
IFOメモリ2より水平モード符号Hmを読み出すこと
により、信号I=0となり、符号解析部1は信号Hを参
照し、白ランレングスを検出すべく符号の解析を再開す
る。この結果、図中の第2の水平モード符号に続く2つ
のランは白ラン、黒ランの順序で解析される。
【0058】尚、上述した実施例において、符号解析部
1が水平モードを示すデータHmをFIFOメモリ2に
出力するのは、展開部3がそれ以前の処理を終了したこ
とを示す為である。従って、前記のデータHmをFIF
Oメモリ2に入れるかわりに展開部3が直接、処理の終
了を示す信号を出力することでも同様な効果が得られ
る。
【0059】次に、図3に上述した符号解析部1と展開
部3の詳細な構成を示す。
【0060】符号解析部1は、パラレルシリアル変換器
11、復号ROMテーブル12、アドレス生成回路1
3、ROMデータ判定回路14より構成されている。
【0061】又、展開部3は、展開制御回路31、変化
点データ作成回路32、二次元復元回路33、ランレン
グス(RL)カウンタ34、参照ラインデータ入力回路
35、RAMアドレス生成回路36、復元画素生成回路
37、1ライン長カンウタ38より構成されている。
【0062】又、展開部3より出力される復元ラインデ
ータは、ラインメモリ5(RAMより構成されている)
に格納される。又ラインメモリ5より参照ラインデータ
が読み出される。
【0063】まず、所定ビット(8ビット)から成るパ
ラレルの符号データをパラシリ変換器11によりシリア
ルの信号に変換し、パラシリ変換器11はROMデータ
判定回路14からのクロックSIFTに従って、シリア
ル信号を1ビットづつアドレス生成回路13に出力す
る。アドレス生成回路13は、パラシリ変換器11から
の1ビットの符号データ、復号ROMテーブル12から
前回の処理により読み出したデータ、ROMデータ判定
回路14からの起点画素の色の信号(BLK)、水平モ
ード符号は続くランレングスデータであるか否かを示す
信号(RLCODE)に従って、次のROM参照アドレ
スを作成する。又アドレス生成回路13は、ROMデー
タ判定回路14からのNEXT信号によりアドレスを更
新する。
【0064】ROMデータ判定回路14は、ROMテー
ブル12からのデータ内容に応じて符号が確定したか否
かを判定し、未確定の場合、符号が確定するまでアドレ
ス生成回路13にNEXT信号を出力し、ROMテーブ
ル12のアクセスを繰り返す。こうして符号が確定する
とFIFOメモリ2に書き込み要求信号Cを出力し、F
IFOメモリ2のFULLを示す信号Lが来ていなけれ
ば解析データをFIFOメモリ2に出力する。又、確定
した符号が水平モード符号の“001”の場合には、水
平モード符号の検出信号HRZを出力する。そして上述
した第1図のアンドゲート4より符号の解析処理を一時
停止させる信号I(HLT)がROMデータ判定回路1
4に入力されるとROMデータ判定回路14は、パラシ
リ変換器11へのSIFTを停止するとともにアドレス
生成回路13へのNEXT信号をオフにし、符号の解析
処理を停止する。そして、信号I(HLT)がオフにな
るとROMデータ判定回路14は、信号Hの色に従って
信号BLKの色を決定するとともに信号RLCODをア
ドレス生成回路13に送出し、信号NEXTとクロック
SIFTを出力して解析処理を再開する。これにより水
平モード符号“001”に続くランレングスデータの解
析が行なわれる。
【0065】他方、展開制御回路31は、FIFOメモ
リ2に有効データがあると(信号Fがハイレベル)、F
IFOメモリ2に読出要求信号Gを出力し、FIFOメ
モリ2より解析データを読み出す。そして、読み出した
解析データが二次元符号(パスモード符号P、7種類の
垂直モード符号V0,VL1,2,3,VR1,2,
3)であれば、二次元復元回路33に2次元符号を送出
する。この時、展開制御部31は変化点データ作成回路
32により作成される白から黒への変化点情報と黒から
白への変化点情報のいずれの変化点を参照するかを選択
する信号CSELを変化点データ作成回路32に出力す
る。こうして、二次元復元回路33からの展開信号DE
T2がオフ(ローレベル)になるまで二次元符号の展開
処理を継続する。一方FIFOメモリ2より読出した解
析データがランレングスデータの場合には、ランレング
スカウンタ34にランレングスデータとターミネイト又
はメイクアップの種別を示す情報を送出する。こうし
て、ランレングスカウンタ34によるランレングスデー
タの展開処理が終了し、信号DET1がオフになるまで
展開処理を継続する。尚、展開制御回路31は、二次元
復元回路33又はRLカウンタ34からのシリアルの展
開データをカウントしてパラレルデータに変換するとと
もに復元画素の生成を行なう復元画素生成回路37に対
して展開する復元画素の色を指定する信号COLORを
送出する。復元画素生成回路37は、この信号COLO
Rにより指定された色の画素のデータを所定ビット(8
ビット)のパラレルデータとして出力し、このときRA
Mアドレス生成回路36に復元画像の書き込み要求信号
REQWを送出し、RAMアドレス生成回路36により
復元画像の書き込みアドレスが決定され書き込み許可信
号ACKWが来るとラインメモリ5に復元画像を送出す
る。
【0066】又、展開処理に同期して参照ラインデータ
入力回路35によりラインメモリ5より所定ビット(8
ビット)のパラレルデータ単位で参照ラインデータが読
み出され、シリアル信号に変換されて1ビット単位で変
化点データ作成回路32に送出される。参照ラインデー
タ入力回路35は、RAMアドレス生成回路36にライ
ンメモリからの参照画像の読出要求信号REQRを送出
し、RAMアドレス生成回路36により読み出すアドレ
スが決定されると読出許可信号ACKRが参照ラインデ
ータ入力回路35に送出される。これにより参照ライン
データ入力回路35は、ラインメモリ5からのパラレル
データを読み込む。
【0067】又、二次元復元回路33又はRLカウンタ
34からの展開データは、1ライン長カウンタ38にも
カウントされ、1ライン長のビット数(例えばA4サイ
ズの画像の場合には1728ビット)がカウンタ38に
よりカウントされると1ライン分の画素の再生が終了し
たことを示す信号LENDがカウンタ38から展開制御
回路31に出力され、この信号LENDを入力すると展
開制御回路31は信号H(COL)の色を白に初期化す
る。又、展開制御回路31は、垂直モード符号を展開終
了する毎に信号H(COL)の色を反転する。
【0068】以上の構成により、図2において説明した
二次元符号化方式により符号化された符号データの復号
が行なわれる。
【0069】又、上述した実施例では簡略化の為、白、
黒の各ランを1つのデータとしFIFOメモリ2に出力
したが、メークアップ符号がある場合、 1.メークアップランレングスとターミネイトランレン
グスとを符号解析部1であらかじめ加算し、1つのラン
レングスデータとして、FIFOメモリ2に出力する方
法。 2.メークアップランレングス、ターミネイトランレン
グスそれぞれを検出するごとにFIFOメモリ2に出力
する方法。 の2つの方法がある。
【0070】又、上述した実施例では、MMR符号の復
号処理において、本実施例による水平モードの検出時
に、符号解析部を一時停止する方式であるが、MR符号
の復号時においても、同様の動作を行うことも可能であ
る。又、MH符号の復号時についても同様の機能の動作
をさせても水平モード符号が存在しないので、何らさし
さわりがない。
【0071】又、上述した実施例では、FIFOメモリ
2を用いたが、単なるバッファレジスタであっても本実
施例の効果は失なわれない。
【0072】又、上述した様に図1に示す復号処理装置
をファクシミリ装置やファイリング装置等における符号
データの復号処理部として用いることにより、MR、M
MR符号の復号を高速に行うことができるファクシミリ
装置や、ファイリング装置を提供することができる。
【0073】又、本発明は、上述した実施例に限らず種
々の変形が可能である。
【0074】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、二次元符号
化方式により符号化された符号データを高速に復号でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の復号処理装置の構成を示したブロッ
ク図である。
【図2】図1の各部の動作タイミングを示したタイミン
グチャートである。
【図3】本実施例の復号処理装置の詳細な構成を示した
図である。
【符号の説明】
1 符号解析部 2 FIFOメモリ 3 符号展開部 4 アンドゲート

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次元符号化方式により符号化された符
    号データを入力し、その符号モードを解析する符号解析
    手段と、 上記符号解析手段による解析結果に従って符号データを
    展開し、復号データを出力する展開手段と、 上記符号解析手段による水平モード符号の検出によって
    上記符号解析手段の解析動作を停止させ、上記展開手段
    による解析された符号データの展開処理の終了によって
    上記符号解析手段の解析動作を再開させる手段とを有
    し、 上記符号解析手段と上記展開手段を並列動作させ、上記
    水平モード符号の検出時には解析された符号データの展
    開処理が終了するまで上記符号解析手段の解析動作を一
    時停止させることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項第1項において、上記符号解析手
    段は上記展開手段からの情報に従って、上記水平モード
    符号に続くランレングス符号の解析を行うことを特徴と
    するデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1項において、上記符号解析手段
    による解析データを格納する記憶手段を有し、 上記展開手段は、上記記憶手段の解析データを読み出し
    て展開処理することを特徴とするデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1項において、上記符号データは
    モデイファイド・リード符号であることを特徴とするデ
    ータ処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1項において、上記符号データは
    モデイファイド・モデイファイド・リード符号であるこ
    とを特徴とするデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 二次元符号化方式により符号化された符
    号データを入力し、その符号モードを解析する符号解析
    手段と、 上記符号解析手段による解析結果に従って符号データを
    展開し復号データを出力する展開手段を有し、 上記符号解析手段と上記展開手段を並列に動作させて上
    記符号データの復号処理を行い、 上記符号解析手段が水平モード符号を検出すると上記符
    号解析手段の解析動作を一時停止し、上記展開手段が解
    析された符号データの展開処理を終了すると上記符号解
    析手段の解析動作を再開することを特徴とするデータ処
    理方法。
  7. 【請求項7】 請求項6項において、上記符号解析手段
    は、上記展開手段からの展開情報に従って上記水平モー
    ド符号に続くランレングス符号の解析を行うことを特徴
    とするデータ処理方法。
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