JPH0549117A - 配電盤の扉ロツク装置 - Google Patents
配電盤の扉ロツク装置Info
- Publication number
- JPH0549117A JPH0549117A JP3198144A JP19814491A JPH0549117A JP H0549117 A JPH0549117 A JP H0549117A JP 3198144 A JP3198144 A JP 3198144A JP 19814491 A JP19814491 A JP 19814491A JP H0549117 A JPH0549117 A JP H0549117A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- door
- switchboard
- handle
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】箱形配電盤の前面開口部に先端部を引っ掛けて
扉をロックするロッドの脱落による盤内充電部の短絡事
故の発生を確実に防止する。 【構成】扉２に回動可能な取っ手３と連動する扉ロック
用の上向き及び下向きロッド４，５を取付け、ロッドと
取っ手の連結部が破損、離脱してもロッドが盤内に倒れ
込まないように上向きロッド４の上端部にこれを上下に
移動可能に支持する支持板９の上面との間に適当の間隔
をおいて抜け止めリング１９をはめ込み、また下向きロ
ッド５の下端部をコの字形支持板２０に挿通して２点で
上下に移動可能に支持する。
扉をロックするロッドの脱落による盤内充電部の短絡事
故の発生を確実に防止する。 【構成】扉２に回動可能な取っ手３と連動する扉ロック
用の上向き及び下向きロッド４，５を取付け、ロッドと
取っ手の連結部が破損、離脱してもロッドが盤内に倒れ
込まないように上向きロッド４の上端部にこれを上下に
移動可能に支持する支持板９の上面との間に適当の間隔
をおいて抜け止めリング１９をはめ込み、また下向きロ
ッド５の下端部をコの字形支持板２０に挿通して２点で
上下に移動可能に支持する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は箱形配電盤の前面開口
部に扉に取付けたロッド等の先端部を引っ掛けてロック
する扉ロック装置において、ロッドの脱落及びこれによ
る充電部短絡事故の発生を確実に防止することができる
ようにしたものに関する。
部に扉に取付けたロッド等の先端部を引っ掛けてロック
する扉ロック装置において、ロッドの脱落及びこれによ
る充電部短絡事故の発生を確実に防止することができる
ようにしたものに関する。
【０００２】
【従来の技術】配電盤の扉ロック装置の従来例を図３ａ
及び図３ｂにもとづいて説明する。これらの図におい
て、箱形配電盤の前面の額縁状開口部１がヒンジ結合し
た扉２で閉鎖され、この扉２は扉２に回動可能に取付け
た取っ手３と連動する上向き及び下向きのロッド４，５
と横向きの引っ掛け棒６のそれぞれ先端部を前記開口部
１の縁部に引っ掛けてロックするようになっている。前
記ロッド４，５は取っ手３の支持軸にはめ込み取付けし
た連結金具７に図４に示すように挿通した後抜け止め用
割りピン８を打ち込んで固定される。またロッド４，５
の先端部は扉２の内面に取付けた支持板9,10に挿通して
上下方向にのみ移動可能に支持される。前記扉２は取っ
手３を開位置に回動してひっぱれば開けることができ
る。
及び図３ｂにもとづいて説明する。これらの図におい
て、箱形配電盤の前面の額縁状開口部１がヒンジ結合し
た扉２で閉鎖され、この扉２は扉２に回動可能に取付け
た取っ手３と連動する上向き及び下向きのロッド４，５
と横向きの引っ掛け棒６のそれぞれ先端部を前記開口部
１の縁部に引っ掛けてロックするようになっている。前
記ロッド４，５は取っ手３の支持軸にはめ込み取付けし
た連結金具７に図４に示すように挿通した後抜け止め用
割りピン８を打ち込んで固定される。またロッド４，５
の先端部は扉２の内面に取付けた支持板9,10に挿通して
上下方向にのみ移動可能に支持される。前記扉２は取っ
手３を開位置に回動してひっぱれば開けることができ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記構造では扉開閉時
に取っ手３の回動操作に伴って割りピン８に荷重が加わ
るので割りピン８が破損してロッド４，５が連結金具７
から抜け、これによりロッド４，５が盤内の充電部に倒
れ込んで短絡事故を発生することがあるという欠点があ
った。
に取っ手３の回動操作に伴って割りピン８に荷重が加わ
るので割りピン８が破損してロッド４，５が連結金具７
から抜け、これによりロッド４，５が盤内の充電部に倒
れ込んで短絡事故を発生することがあるという欠点があ
った。
【０００４】この発明は前記の欠点を除去するために、
扉ロック用ロッドの脱落及びこれによる盤内充電部の短
絡事故の発生を確実に防止することができるようにした
配電盤の扉ロック装置を提供することを目的とする。
扉ロック用ロッドの脱落及びこれによる盤内充電部の短
絡事故の発生を確実に防止することができるようにした
配電盤の扉ロック装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は前記の目的を
達成するために、箱形配電盤にヒンジ結合して前面開口
部１を閉鎖する扉２に回動可能な取っ手３と連動する扉
ロック用の上向き及び下向きロッド４，５を取付け、上
向きロッド４の上端部にこれを上下に移動可能に支持す
る支持板９の上面との間に適当な間隔をおいて抜け止め
リング１9 をはめ込み、下向きロッド５の下端部をコの
字形支持板２０に挿通して２点で上下に移動可能に支持
するようにしたものである。
達成するために、箱形配電盤にヒンジ結合して前面開口
部１を閉鎖する扉２に回動可能な取っ手３と連動する扉
ロック用の上向き及び下向きロッド４，５を取付け、上
向きロッド４の上端部にこれを上下に移動可能に支持す
る支持板９の上面との間に適当な間隔をおいて抜け止め
リング１9 をはめ込み、下向きロッド５の下端部をコの
字形支持板２０に挿通して２点で上下に移動可能に支持
するようにしたものである。
【０００６】
【作用】上向きロッド４の上端部に抜け止めリング１９
をはめ込み、また下向きロッド５の下端部を２点で支持
するようにしたので、取っ手３との連結部が破損してロ
ッド４，５が離脱しても上向きロッド４は支持板９にぶ
ら下がりまた下向きロッド５は上下方向の姿勢を保って
盤内の充電部に倒れ込むことがなく、これによりロッド
４，５の脱落による充電部短絡事故の発生を確実に防止
することができる。
をはめ込み、また下向きロッド５の下端部を２点で支持
するようにしたので、取っ手３との連結部が破損してロ
ッド４，５が離脱しても上向きロッド４は支持板９にぶ
ら下がりまた下向きロッド５は上下方向の姿勢を保って
盤内の充電部に倒れ込むことがなく、これによりロッド
４，５の脱落による充電部短絡事故の発生を確実に防止
することができる。
【０００７】
【実施例】図１ａ及び図１ｂはこの発明の実施例を示す
もので、図３ａ，図３ｂ及び図４と同一符号で示すもの
は同一部品である。これらの図において、箱形配電盤の
前面の額縁状開口部１がヒンジ結合した扉２で閉鎖さ
れ、この扉２は扉２に回動可能に取付けた取っ手３と連
動する上向き及び下向きロッド4,5 等の先端部を前記開
口部１の縁部に引っ掛けてロックするようになってい
る。前記ロッド４，５は従来例で説明したように取っ手
３の支持軸にはめ込み取付けした連結金具７に挿通した
後抜け止め用割りピン８を打ち込んで固定される。上向
きロッド４の上端部は、扉２の内面に取付けた支持板９
に挿通して上下方向にのみ移動可能に支持され、さらに
前記支持板９の上面との間に上下動可能な適当な間隔を
おいて例えば図２に示すＣ字形の抜け止めリング１９が
はめ込まれている。このリング１９はロッド４と取っ手
３の連結部の割りピン８が扉開閉操作の繰り返しにより
破損してロッド４が連結金具７から離脱するようなこと
があっても支持板９にぶら下がって盤内の充電部に倒れ
込むことのないようにするためのものである。前記下向
きロッド５の下端部は扉２の内面に取付けたコの字形支
持板２０に挿通して２点で上下方向にのみ移動可能に支
持されている。前記支持板２０をコの字形としたのは割
りピン８の破損によりロッド５が連結金具７から離脱す
るようなことがあっても２点支持により上下方向の姿勢
を保って盤内の充電部に倒れ込むことのないようにする
ためである。
もので、図３ａ，図３ｂ及び図４と同一符号で示すもの
は同一部品である。これらの図において、箱形配電盤の
前面の額縁状開口部１がヒンジ結合した扉２で閉鎖さ
れ、この扉２は扉２に回動可能に取付けた取っ手３と連
動する上向き及び下向きロッド4,5 等の先端部を前記開
口部１の縁部に引っ掛けてロックするようになってい
る。前記ロッド４，５は従来例で説明したように取っ手
３の支持軸にはめ込み取付けした連結金具７に挿通した
後抜け止め用割りピン８を打ち込んで固定される。上向
きロッド４の上端部は、扉２の内面に取付けた支持板９
に挿通して上下方向にのみ移動可能に支持され、さらに
前記支持板９の上面との間に上下動可能な適当な間隔を
おいて例えば図２に示すＣ字形の抜け止めリング１９が
はめ込まれている。このリング１９はロッド４と取っ手
３の連結部の割りピン８が扉開閉操作の繰り返しにより
破損してロッド４が連結金具７から離脱するようなこと
があっても支持板９にぶら下がって盤内の充電部に倒れ
込むことのないようにするためのものである。前記下向
きロッド５の下端部は扉２の内面に取付けたコの字形支
持板２０に挿通して２点で上下方向にのみ移動可能に支
持されている。前記支持板２０をコの字形としたのは割
りピン８の破損によりロッド５が連結金具７から離脱す
るようなことがあっても２点支持により上下方向の姿勢
を保って盤内の充電部に倒れ込むことのないようにする
ためである。
【０００８】
【発明の効果】この発明によれば配電盤の扉ロック装置
において、扉に回動可能な取っ手と連動する扉ロック用
の上向き及び下向きロッドを取付け、上向きロッドの上
端部にこれを上下に移動可能に支持する支持板の上面と
の間に適当な間隔をおいて抜け止めリングをはめ込み、
下向きロッドの下端部をコの字形支持板に挿通して２点
で上下に移動可能に支持するようにしたので、ロッドと
取っ手の連結部が破損してロッドが離脱しても盤内の充
電部に倒れ込むことはなく、これによりロッドの脱落に
よる充電部短絡事故の発生を確実に防止することができ
るという効果が得られる。
において、扉に回動可能な取っ手と連動する扉ロック用
の上向き及び下向きロッドを取付け、上向きロッドの上
端部にこれを上下に移動可能に支持する支持板の上面と
の間に適当な間隔をおいて抜け止めリングをはめ込み、
下向きロッドの下端部をコの字形支持板に挿通して２点
で上下に移動可能に支持するようにしたので、ロッドと
取っ手の連結部が破損してロッドが離脱しても盤内の充
電部に倒れ込むことはなく、これによりロッドの脱落に
よる充電部短絡事故の発生を確実に防止することができ
るという効果が得られる。
【図１】ａはこの発明の実施例の要部縦断面図、ｂは図
１ａの側面図
１ａの側面図
【図２】図１ａ及び図１ｂのリングの拡大平面図
【図３】ａは従来例の要部縦断面図、ｂは図３ａの側面
図
図
【図４】図３ａのＡ部拡大正面図
【符号の説明】 １ 開口部 ２ 扉 ３ 取っ手 ４ ロッド ５ ロッド ９ 支持板 １９ リング ２０ 支持板
Claims (1)
- 【請求項１】箱形配電盤の前面の額縁状開口部をヒンジ
結合した扉で閉鎖するとともに、この扉に回動可能に取
付けた取っ手と連動する上向き及び下向きロッド等の先
端部を前記開口部の縁部に引っ掛けてロックする扉ロッ
ク装置において、前記上向きロッドの上端部にこれを上
下に移動可能に支持する支持板の上面との間に適当な間
隔をおいて抜け止めリングをはめ込み、下向きロッドの
下端部をコの字形支持板に挿通して２点で上下に移動可
能に支持したことを特徴とする配電盤の扉ロック装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3198144A JPH0549117A (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 配電盤の扉ロツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3198144A JPH0549117A (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 配電盤の扉ロツク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0549117A true JPH0549117A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16386195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3198144A Pending JPH0549117A (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 配電盤の扉ロツク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0549117A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10508328B2 (en) | 2016-09-27 | 2019-12-17 | Novelis Inc. | Rapid heating of sheet metal blanks for stamping |
| US11785678B2 (en) | 2016-09-27 | 2023-10-10 | Novelis Inc. | Rotating magnet heat induction |
-
1991
- 1991-08-08 JP JP3198144A patent/JPH0549117A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10508328B2 (en) | 2016-09-27 | 2019-12-17 | Novelis Inc. | Rapid heating of sheet metal blanks for stamping |
| US11072843B2 (en) | 2016-09-27 | 2021-07-27 | Novelis Inc. | Systems and methods for non-contact tensioning of a metal strip |
| US11785678B2 (en) | 2016-09-27 | 2023-10-10 | Novelis Inc. | Rotating magnet heat induction |
| US11821066B2 (en) | 2016-09-27 | 2023-11-21 | Novelis Inc. | Systems and methods for non-contact tensioning of a metal strip |
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