JP3051554U - 開閉式グレーチングます蓋 - Google Patents
開閉式グレーチングます蓋Info
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- JP3051554U JP3051554U JP1998001180U JP118098U JP3051554U JP 3051554 U JP3051554 U JP 3051554U JP 1998001180 U JP1998001180 U JP 1998001180U JP 118098 U JP118098 U JP 118098U JP 3051554 U JP3051554 U JP 3051554U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hinge
- lid
- receiving frame
- hinge pin
- notch
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- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ます蓋を受枠に嵌め込む際のヒンジピンの脱
着作業を不要とする。 【解決手段】 受枠7内に嵌め込むグレーチング製ます
蓋1のメインバー2列両側に当着されるエンドプレート
4,4の一端側で、メインバー2の列間に位置するとこ
ろに、エンドプレート下端に通じるヒンジピン案内用の
切欠き6を備えたヒンジ孔5を設ける。
着作業を不要とする。 【解決手段】 受枠7内に嵌め込むグレーチング製ます
蓋1のメインバー2列両側に当着されるエンドプレート
4,4の一端側で、メインバー2の列間に位置するとこ
ろに、エンドプレート下端に通じるヒンジピン案内用の
切欠き6を備えたヒンジ孔5を設ける。
Description
【0001】
この考案は、下水、雨水などの集排水に使用される開閉式のます蓋に関するも のである。
【0002】
図11に示すように、この種のます蓋1は、その受枠7に2個のヒンジピン8 a,8bで取付けられ、図12に想像線で示すように開閉できるようになってい る。
【0003】 すなわち、複数のメインバー2とクロスバー3とを格子状に組み合わせてなる グレーチング製ます蓋1には、そのメインバー列の両側に当着されたエンドプレ ート4,4の一端側で、メインバー2の列間に位置するところに図13に拡大し て示すようなヒンジ孔5a,5bが設けてあり、受枠7内には、上記ヒンジ孔5 a,5bと取り合う一対のヒンジピン8a,8bが水平に突出させて設けられて いる。ヒンジピンは、一方8aが固定式、他方8bがねじ等による脱着式となっ ており、ます蓋1は他方のヒンジピン8bを脱した状態で、まず、一方のヒンジ ピン8aに、これに対応する一方のヒンジ孔5aを外嵌してます蓋1全体を受枠 7内に嵌め込み、しかる後、他方のヒンジピン8bをます蓋の内側から他方のヒ ンジ孔5bに通して受枠7にねじ着けることにより、ヒンジピン8a,8bまわ りに回転し、開閉するように取り付けられるのである。
【0004】
しかしながら、ます蓋1を受枠7に嵌め込む際に、逐一他方のヒンジピン8b を脱したり、着けたりする作業は、時間を要し、煩わしいものであった。特に最 近では、受枠7の周囲に予めコンクリート基礎9を打設した状態での出荷が行わ れるようになったため、ます蓋1を受枠7に嵌め込む際には、コンクリート基礎 9の外側から前記他方のヒンジピン8bの脱着を行わなければならず、姿勢的に も困難な作業となっていた。
【0005】 本考案は、このような問題を解決するためになされたものであり、ます蓋を受 枠に嵌め込むに際して、受枠内に両側より突出するヒンジピンをいずれも固定し たままで、ヒンジピンを全く脱着させる必要のない構造の開閉式ます蓋の提供を 目的とする。
【0006】
上記目的を達成する本考案は、受枠7に嵌め込まれたグレーチング製ます蓋1 がヒンジで開閉する構造のます蓋であって、複数のメインバー2とクロスバー3 とを格子状に組合わせてなるます蓋1のメインバー列両側に当着されたエンドプ レート4の一端側で、メインバーの列間に位置するところに、エンドプレート下 端に通じるヒンジピン案内用の切欠き6を備えたヒンジ孔5を設けることにより 、該ヒンジ孔5を上記切欠き6を介して受枠7側の内部に突出するヒンジピン8 に外嵌してなる開閉式グレーチングます蓋を要旨とする。この場合、ヒンジピン 案内用の切欠き6は、ヒンジ孔5に連続する部分の巾W2 を、ヒンジピン8の直 径φ2 よりも若干狭く形成しておくのがよい。
【0007】
図1は本考案に係る開閉式ます蓋の一例であり、図2は図1のA−A断面、図 3は同B−B断面を表している。図1〜図3において、1はます蓋、7はます蓋 を嵌め込む受枠である。
【0008】 ます蓋1は、I型鋼で形成された複数のメインバー2と、捩じりロッドで形成 された複数のクロスバー3とを格子状に組合せてなるグレーチングであり、巾( a)600mm、長さ(b)395mm、高さ(h)65mmの大きさである。 ます蓋1の長さ(a)方向に一定のピッチ(P)35mmで並ぶメインバー2列 の巾(a)方向両側には、エンドプレート4,4と称する側板が溶接により当着 してある。これらのエンドプレート4,4は、55mm(縦)×395mm(横 )の大きさであり、その一端側で、メインバー2の列間(前記ピッチP間)に位 置するところに、それぞれヒンジ孔5,5が設けてある。
【0009】 これらのヒンジ孔5,5は、いずれも図4に示すように、直径φ1 25mmの 円形に形成され、エンドプレート4下端に通じる切欠き6を備えている。切欠き 6は、後述する受枠7側のヒンジピン8をヒンジ孔5に案内するためのものであ り、その巾W1 は、ヒンジ孔と連続する部分を除いて、ヒンジピン8の直径φ2 (図示例では13mm)よりも幾分大きく17mmに形成してある。ヒンジ孔5 と連続する部分の巾W2 は、逆に上記ヒンジピン8の直径φ2 よりも小さな12 mmに形成してあり、ヒンジ孔5に嵌め込まれたヒンジピン8が切欠き6側へ容 易に抜け出ないようになっている。
【0010】 なお、上記したヒンジ孔5の直径φ1 や切欠き6の巾W1 ,W2 は、図示例の サイズに限るものではなく、ヒンジピン8の直径φ2 に応じて適宜変更すればよ い。またヒンジ孔5や切欠き6の形状についても図示例に限るものではなく、こ れらを形成するエンドプレート4の縦長さ(T)等に応じて、図5〜図8に示す ような各種のものを採用することができる。
【0011】 受枠7は、巾A方向両側にL型鋼を配し、長さB方向両側に平板を配して、巾 A622mm、長さB423mm、高さH71mmの枠体に形成したものである 。受枠7の巾A方向両側には、その一端部に内方へ水平に突出する一対のヒンジ ピン8,8が溶接により取り付けられている。
【0012】 上記構成よりなるます蓋1を受枠7に嵌め込む際には、図9に示すように、ま す蓋1両側のエンドプレート4,4に形成してある切欠き6,6を、それぞれ受 枠7のヒンジピン8,8に嵌め合わせる。そして、図10に示すように、ます蓋 1の上方より手あるいは足にて負荷を加える。これにより、ヒンジ孔5と連続す る切欠き6の狭い部分の巾W2 が弾性的に拡張してヒンジ孔5,5がヒンジピン 8,8に外嵌され、同時にます蓋1全体が受枠7に嵌め込まれる。
【0013】 このようにして受枠7に嵌め込まれたます蓋1は、図2に想像線で示すように 、ヒンジピン8,8を軸として、回転させることにより、開閉することができる 。
【0014】
以上に説明したとおり、本考案の開閉式ます蓋は、ます蓋を受枠に嵌め込むに 際して、受枠内に突出するヒンジピンを逐一脱着する必要がない。しかも受枠に 嵌め込まれたます蓋は、ヒンジ金具がヒンジピンと確実に取り合って円滑に開閉 させることができる。
【図1】本考案に係る開閉式ます蓋を説明する平面図で
ある。
ある。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】ヒンジ孔を説明する要部拡大断面図である。
【図5】ヒンジ孔の他の実施例を説明する要部拡大断面
図である。
図である。
【図6】ヒンジ孔の他の実施例を説明する要部拡大断面
図である。
図である。
【図7】ヒンジ孔の他の実施例を説明する要部拡大断面
図である。
図である。
【図8】ヒンジ孔の他の実施例を説明する要部拡大断面
図である。
図である。
【図9】ヒンジ孔をヒンジピンに外嵌する手順を説明す
る断面図である。
る断面図である。
【図10】ヒンジ孔をヒンジピンに外嵌する手順を説明
する断面図である。
する断面図である。
【図11】従来の開閉式ます蓋たを説明する平面図であ
る。
る。
【図12】図11のA−A断面図である。
【図13】従来のヒンジ孔を説明する要部拡大断面図で
ある。
ある。
1 ます蓋 2 メインバー 3 クロスバー 4 エンドプレート 5 ヒンジ孔 6 切欠き 7 受枠 8 ヒンジピン
Claims (2)
- 【請求項1】 受枠7に嵌め込まれたグレーチング製ま
す蓋1がヒンジで開閉する構造のます蓋であって、複数
のメインバー2とクロスバー3とを格子状に組合わせて
なるます蓋1のメインバー列両側に当着されたエンドプ
レート4の一端側で、メインバーの列間に位置するとこ
ろに、エンドプレート下端に通じるヒンジピン案内用の
切欠き6を備えたヒンジ孔5を設けることにより、該ヒ
ンジ孔5を上記切欠き6を介して受枠7側の内部に突出
するヒンジピン8に外嵌してなる開閉式グレーチングま
す蓋。 - 【請求項2】 ヒンジピン案内用の切欠き6は、ヒンジ
孔5に連続する部分の巾W2 が、ヒンジピン8の直径φ
2 よりも若干狭く形成されている請求項1に記載の開閉
式グレーチングます蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998001180U JP3051554U (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 開閉式グレーチングます蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998001180U JP3051554U (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 開閉式グレーチングます蓋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3051554U true JP3051554U (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=43185705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998001180U Expired - Lifetime JP3051554U (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 開閉式グレーチングます蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3051554U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3526276B2 (ja) | 2001-03-26 | 2004-05-10 | 虹技株式会社 | 蓋と受枠との連結構造 |
KR101767198B1 (ko) | 2015-05-06 | 2017-08-11 | 주식회사 크로시스 | 일체형 회전식 잠금덮개가 부착된 역삼투막 압력용기 |
JP2018190881A (ja) * | 2017-05-10 | 2018-11-29 | 日東工業株式会社 | 電気機器収納用箱 |
JP2019015043A (ja) * | 2017-07-04 | 2019-01-31 | 株式会社サンエイ | 杭頭処理バケット |
-
1998
- 1998-02-17 JP JP1998001180U patent/JP3051554U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3526276B2 (ja) | 2001-03-26 | 2004-05-10 | 虹技株式会社 | 蓋と受枠との連結構造 |
KR101767198B1 (ko) | 2015-05-06 | 2017-08-11 | 주식회사 크로시스 | 일체형 회전식 잠금덮개가 부착된 역삼투막 압력용기 |
JP2018190881A (ja) * | 2017-05-10 | 2018-11-29 | 日東工業株式会社 | 電気機器収納用箱 |
JP2019015043A (ja) * | 2017-07-04 | 2019-01-31 | 株式会社サンエイ | 杭頭処理バケット |
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