JP2002038857A - 仮設門扉用のくぐり戸 - Google Patents

仮設門扉用のくぐり戸

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JP2002038857A
JP2002038857A JP2000221908A JP2000221908A JP2002038857A JP 2002038857 A JP2002038857 A JP 2002038857A JP 2000221908 A JP2000221908 A JP 2000221908A JP 2000221908 A JP2000221908 A JP 2000221908A JP 2002038857 A JP2002038857 A JP 2002038857A
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Susumu Kawamura
進 川村
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KAWAMORI SANGYO KK
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KAWAMORI SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 1種類の仮設門扉用のくぐり戸で、左勝手又
は右勝手のいずれにも勝手が変更で、仮設門扉用のくぐ
り戸の在庫管理が簡便となるとともに、左右いず れか
の勝手のくぐり戸が不足した場合でも、仮設門扉取付現
場にある仮設門扉用 のくぐり戸を天地を逆にすること
によって、左右勝手が即座に変更でき、仮設門 扉への
くぐり戸取付作業時間の遅延化を回避できる。 【解決手段】 外枠2の左右両側の縦外枠2A、2B
には、それぞれ複数個所にヒンジ取付部24を形成する
とともに、扉枠4の左右両側の縦扉枠41、42 に
は、それぞれ前記外枠2のヒンジ取付部24と対向して
複数個所にヒンジ取付 部47を形成し、外枠2の左右
両側の縦外枠2A、2Bには、くぐり戸本体3と 対向
する内面側に、くぐり戸本体3に設けたロック機構7の
錠杆72、74が係 脱自在に係合できるように係合孔
21、21をそれぞれ形成してなり、くぐり戸 本体3
は天地方向を逆にすることにより左勝手または右勝手が
変更できるように してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工事現場などの出
入口等に仮設される仮設門扉に用いられるくぐり戸に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の仮設門扉用のくぐり
戸は、外枠内に間隔をおいて立設した複数の支柱と、支
柱同士間にそれぞれ折り畳み自在に取り付けた板状のパ
ネルとを備えた仮設門扉において、前記パネル群中の一
個分の単位パネルとして、また は単位パネルの一部分
として使用されている。
【0003】そして、この門扉用のくぐり戸は、方形状
の扉枠に対してパネルともなる扉本体を取り付けるとと
もに、前記扉枠の外周を外枠で囲繞して、前記扉枠の縦
枠部 とそれに対向する外枠の縦枠部同士をヒンジ連結
して、該ヒンジ部を枢支点とし てくぐり戸が開閉さ
れ、該くぐり戸の自由端側つまり扉本体の自由端側には
ロッ ク機構を設けており、このロック機構の錠杆は前
記外枠の縦外枠部に形成した係 合孔に係脱自在に係合
されるようになっている。
【0004】ところで、例えば、くぐり戸を正面から見
て、左側を仮設門扉に枢支し、右側を開放できるように
した場合を右勝手とし、右側を仮設門扉に枢支し、左側
を開放できるようにした場合を左勝手とすると、前記従
来のくぐり戸では、1つのく ぐり戸で左勝手と右勝手
の両方に使用することはできないので、工事現場等の状
況に応じて、ヒンジ及びロック機構の取付位置が異な
る、右勝手専用のくぐり戸 と、左勝手専用のくぐり戸
との二形態のものが必要であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
のくぐり戸では、右勝手専用のくぐり戸と左勝手専用の
くぐり戸の二種類のくぐり戸を作製しておく必要があ
り、在庫管理が面倒である ともに、工事現場等の仮設
門扉取付現場において、二種類のくぐり戸のいずれか
が不足した場合、不足のくぐり戸を仮設門扉取付現場ま
で搬送する手間が掛かる 上に、仮設門扉へのくぐり戸
取付作業時間が遅延する等の欠点があった。
【0006】本発明は、上記従来の仮設門扉用のくぐり
戸の有する欠点を解決しようとするものであり、1種類
の仮設門扉用のくぐり戸で、左勝手又は右勝手のいずれ
にも 勝手が変更でき、仮設門扉用のくぐり戸の在庫管
理が簡便となるとともに、仮設 門扉取付現場で、左右
いずれかの勝手のくぐり戸が不足した場合でも、当該仮
設 門扉取付現場にある仮設門扉用のくぐり戸を天地を
逆にすることによって、左右 勝手が即座に変更できる
ため仮設門扉へのくぐり戸取付作業時間の遅延化を回避
できるなどの仮設門扉用のくぐり戸を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の仮設門扉用のくぐり戸は、方形状に形成
されて仮設門扉の一部に設けられる外枠と、この外枠内
に開閉自在に設けた扉枠 及び扉本体からなるくぐり戸
本体とからなるくぐり戸を備え、前記くぐり戸本体 の
吊元側をヒンジで枢支するとともに、該くぐり戸本体の
自由端側にロック機構 を設け、このロック機構の錠杆
を外枠の縦外枠に形成した係合孔に係脱自在に係 合す
るようにしてなる仮設門扉用のくぐり戸において、前記
外枠の左右両側の縦 外枠には、それぞれ複数個所にヒ
ンジ取付部を形成するとともに、扉枠の左右両 側の縦
扉枠には、それぞれ前記外枠のヒンジ取付部と対向して
複数個所にヒンジ 取付部を形成し、外枠の左右両側の
縦外枠には、くぐり戸本体と対向する内面側 に、くぐ
り戸本体に設けたロック機構の錠杆が係脱自在に係合で
きるように係合 孔を形成してなり、くぐり戸本体は天
地方向を逆にすることにより左勝手または 右勝手が変
更できるようにしてなることを特徴とする。
【0008】また、請求項2の仮設門扉用のくぐり戸
は、上記構成に加えて、くぐり戸の一部を構成する外枠
の左右両側の縦外枠には、それぞれクランプ取付部材を
設け、 これらクランプ取付部材の少なくとも片側には
クランプを設け、このクランプで 仮設門扉用の支柱を
挟持するようにしてある。
【0009】本発明の仮設門扉用のくぐり戸は、内開き
又は外開きのいずれにも適用されるが、くぐり戸が内開
きである場合に、該くぐり戸の扉枠の縦扉枠の裏面側に
は閉 扉時にくぐり戸本体が外側に突出しないようにし
た戸当り部材が設けてある方が 好ましい。また、外開
きのくぐり戸の場合には、該くぐり戸の扉枠の縦扉枠の
表面側に戸当り部材を設けて、閉扉時にくぐり戸本体が
内側に突出しないようにすることもできる。
【0010】
【発明の実施の形態1】本発明の第1の実施形態を図1
〜図7に基づいて以下に説明する。
【0011】図1、図2、図3において、1は、仮設門
扉100のパネル群中の一個分の単位パネルとして、又
は単位パネルの一部分として使用されて、仮設門扉10
0の 小さな出入り口となるくぐり戸である。このくぐ
り戸1は、方形状に形成されて 仮設門扉100の一部
に設けられる外枠2と、この外枠2内に開閉自在に設け
た 、扉枠4及びパネル板製の扉本体5からなるくぐり
戸本体3とからなっている。
【0012】前記くぐり戸本体3の吊元側(つまり図1
で左側)の上下両部を外枠2の縦枠にヒンジ6で枢支し
ている。また、くぐり戸本体3は、前記吊元側とは反対
の自 由端側(開放端側)にロック機構7を設け、この
ロック機構7の錠杆72、74 を外枠2の縦外枠2
A、2Bに形成した係合孔21に係脱自在に係合できる
よう に構成してある。
【0013】外枠2は、左縦外枠2Aと右縦外枠2Bと
天部横外枠2Cと上部横外枠2Eと下横外枠2Dとから
構成されており、前記天部横外枠2Cと上部横外枠2E
と左 右両側の縦外枠2A、2Bとで囲まれた部分に
は、金属製や合成樹脂製の覆板2 2がくぐり戸1の表
面側(外側)からリベット等の固定部材で固定してあ
る。一 方、上部横外枠2Eと左右両側の縦外枠2A、
2B及び下横外枠2Dとで囲まれ た部分は、一端側
(吊元側)を左縦外枠2Aに対して前述したヒンジ6に
より枢 支したくぐり戸本体3により開放したり閉鎖し
たりする出入口23である。
【0014】また、外枠2の左右両側の縦外枠2A、2
Bには、それぞれ上・下両部の個所に貫通穴からなるヒ
ンジ取付部24、24を形成している。
【0015】さらに、外枠2の左右両側の縦外枠2A、
2Bには、くぐり戸本体3と対向する内面側に、くぐり
戸本体3に設けたロック機構7の錠杆72、74が係脱
自在 に係合できるように係合孔21、21をそれぞれ
形成している。
【0016】くぐり戸本体3の扉枠4は、図3に示すよ
うに、左縦扉枠41と右縦扉枠42と上横扉枠43と中
横扉枠44と下横扉枠45とから構成されており、前記
左右 両縦扉枠41、42と上下両扉枠43、45で囲
まれた表面(外面)側の全周面 には、金属製や合成樹
脂等の覆板46がリベット等の固定部材で固定してあ
り、 この覆板46は扉本体5を構成する。
【0017】扉枠4の左右両側の縦扉枠41、42に
は、それぞれ、前記外枠2の左右両側の縦外枠2A、2
Bに形成したヒンジ取付部24、24と対向して、上・
下両個 所に貫通穴からなるヒンジ取付部47、47を
形成している。
【0018】そこで、本実施形態では、図1の正面から
見て、くぐり戸本体3の左側を仮設門扉に連結される左
縦外枠2Aにヒンジ6で枢支して、図2の如く出入口2
3の 右側が開放されるように右勝手式としている。こ
の場合のヒンジ6による枢支構 造の具体例は種々採用
できるものであるが、図1〜図5の構造のものについて
以 下に説明する。
【0019】すなわち、図1で、外枠2の左縦外枠2A
の上下両個所に形成したヒンジ取付部24、24と、扉
枠4の左縦扉枠41の上下両個所に形成したヒンジ取付
部4 7、47とのそれぞれ表面(外面)側に当て板6
1、61;62、62を当てが って、該当て板61、
61;62、62に形成した貫通孔(図示せず)と、前
記 ヒンジ取付部(貫通孔)24、24;47、47と
を一致させて、一致した貫通 孔にボルト63、64を
嵌挿する。
【0020】そして、前記外枠2の左縦外枠2Aの上下
両個所に形成したヒンジ取付部24、24と、扉枠4の
左縦扉枠41の上下両個所に形成したヒンジ取付部4
7、4 7とのそれぞれ裏面(内面)側には、ヒンジ片
65、ヒンジ片66を当てがって 、該ヒンジ片65、
66に形成した貫通孔(図示せず)に前述したボルト6
3、 64の先端を嵌挿して、該ボルト63、64の先
端をナット67、68で締め付 け固定する。また両ヒ
ンジ片65、66同士で形成されたヒンジ軸ガイド穴6
9 にヒンジ軸60が嵌挿される。上記ヒンジ片65、
66、ヒンジ軸60、ボルト63、64及びナット6
7、68等はヒンジ6を構成する。
【0021】ロック機構7は、錠杆が水平方向に前進ま
たは後退でき、くぐり戸1を閉扉時に、前記錠杆が外枠
2の縦外枠2A、2Bに形成した係合孔21に係合でき
るも のであれば、任意構造のものを取り付けることが
できるものであり、本発明では 特に限定しない。
【0022】ロック機構7として、本発明の第1実施形
態では、図1〜図4に示すように、 公知の扉錠として
使用されている、ラッチ錠71とシリンダー錠73とで
構成し ている。ラッチ錠71の錠杆たるラッチボルト
72は開扉時には常時突出してお り、扉を閉めること
によって仮施錠され、この仮施錠状態から解錠状態とす
るに はラッチ錠71の操作部(図示せず)を把持して
解錠方向に回動する。
【0023】一方、シリンダー錠73の錠杆たるデッド
ボルト74の先端部は、開扉時には錠ケースのフロント
前面に取り付けた取付座75に形成した錠杆出入孔76
より 後退しているが、くぐり戸1を閉扉して外側から
シリンダー錠73のキー孔77 にキー(図示せず)を
差し込んで施錠方向に回動することによって、錠杆74
が 右縦外枠2B(又は左縦外枠2A)に形成した係合
孔21に係合されて本施錠さ れる。この本施錠状態か
ら解錠状態とするには前記キー孔77にキーを差し込ん
で解錠方向に回動することによって錠杆74が解錠さ
れ、くぐり戸1を開けるこ とができる。
【0024】なお、くぐり戸1が図1〜図3に示すよう
に内開きである場合に、該くぐり戸1の右縦扉枠42
(左勝手式の場合には左縦扉枠41)の裏面側には、閉
扉時に くぐり戸本体3が外側に突出しないようにした
戸当り部材80が設けてある。
【0025】くぐり戸1の一部を構成する外枠2の左右
両側の縦外枠2A 2Bには、それぞれ上下両位置にク
ランプ取付部材85、85;86、86を設け、これら
クラ ンプ取付部材85、86の少なくとも片側(図2
では右側)にはクランプ87を 設け、このクランプ8
7で仮設門扉用の支柱101(図3参照)を挟持するよ
う にしている。
【0026】クランプ取付部材85、86は、図6に示
すように、L字状板材で形成してあり、そのL字状板材
の一端側を溶接等で右縦外枠2B又は左縦外枠2Aの裏
面に 固定してあるとともに、該L字状板材の他端側に
は貫通孔88を穿設し、この貫 通孔88に前記クラン
プ87に形成し螺軸98を嵌挿して、該螺軸98をナッ
ト 99で締め付けることにより、クランプ87をクラ
ンプ取付部材85、6に連結 する。
【0027】クランプ87は、図6に示すように、略L
字状の固定クランプ90の一端と略円弧状の可動クラン
プ91の一端とを枢軸92で回動自在に連結し、固定ク
ラン プ90の他端に枢軸93で枢支したボルト94
を、可動クランプ91の他端の二 股部95、95に形
成した係入孔96に係入して、該ボルト94にナット9
7を 螺合して可動クランプ91を締め付けるようにし
てある。
【0028】ところで、図1〜図6では、くぐり戸1は
右勝手式の構造を示しているが、本発明は、この右勝手
式のくぐり戸1を図7に示すように左勝手式のくぐり戸
1に 変更することができる。
【0029】すなわち、図1の如き右勝手式のくぐり戸
1を、図7の如く出入口23の左側が開放されるように
左勝手式のくぐり戸1とするためには、くぐり戸本体3
を天 地方向(上下方向)を逆にすることによって、勝
手の変更ができるのである。
【0030】図1及び図3の右勝手式のくぐり戸1にお
いて、左縦外枠2A側のヒンジ6、6を取り外してか
ら、くぐり戸本体3の天地方向(上下方向)を逆にし
て、図7 に示すように、該くぐり戸本体3及び右縦外
枠2Bの右側裏側にヒンジ6、6を ボルト・ナット6
4、68:63、67で固定する。これにより、くぐり
戸1が 左勝手式へ変更される。このとき、図7に示す
ように、ロック機構7も位置が変 更され錠杆72、7
4が左縦外枠2Aに形成された係合孔21に係合できる
よう になっている。図7の左勝手式のくぐり戸1を図
1の如く右勝手式に変更する場合には、前述したように
ヒンジ6、6の取位置さへ変更すればよい。
【0031】
【発明の実施の形態2】本発明の第2の実施形態を図8
に基づいて以下に説明する。
【0032】この第2実施形態のくぐり戸1は、前記第
1実施形態(図3参照)のくぐり戸1と比べて、天部横
外枠2Cから下横外枠2Dまでの長さ(つまり高さ)が
長い (例えば図3で2mとすれば図8では3mの如
し)上に、左右両縦外枠2A、2 Bと天部横外枠2C
と上部横外枠2Eとで囲まれた部分に貼り付けた覆板2
2が 長い(高い)点と、左右両縦外枠2A、2B間に
は補強横外枠2Fが横設してあ る点と、左縦外枠2A
と右縦外枠2Bに固定したクランプ取付部材85、86
の 取付位置と取付個数が異なる点などで顕著に異な
る。
【0033】しかしながら、上記以外の構造、例えば、
くぐり戸本体3の吊元側に枢支するヒンジ6、くぐり戸
本体3の自由端側に設けたロック機構7、前記クランプ
取付 部材85、86などの構造は、第1実施形態のも
のと同一である。また、この図 8の場合も、前記外枠
2の左右両側の縦外枠2A 2Bには、それぞれ複数個
所 にヒンジ取付部24、24を形成するとともに、扉
枠4の左右両側の縦扉枠41 、42には、それぞれ前
記外枠2のヒンジ取付部24、24と対向して複数個所
にヒンジ取付部47、47を形成し、外枠2の左右両
側の縦外枠2A、2Bには 、くぐり戸本体3と対向す
る内面側に、くぐり戸本体3に設けたロック機構7の
錠杆72、74が係脱自在に係合できるように係合孔2
1、21をそれぞれ形成 してなり、くぐり戸本体3は
天地方向を逆にすることにより左勝手または右勝手 が
変更できるようにしてある。
【0034】しかも、前記クランプ取付部材85、86
の少なくとも片側にはクランプ87を設け、このクラン
プ87で仮設門扉用の支柱101を挟持するようにして
ある。また、図8の場合も、くぐり戸1の扉枠4の縦扉
枠41または42の裏面側には閉扉時にくぐり戸本体3
が外側に突出しないようにした戸当り部材80が設けて
ある。
【0035】図8のくぐり戸の構造及び使用方法の詳細
は、第1実施形態における説明を参考にするとよい。
【0036】
【変形例等】前記両実施形態では、ヒンジ6を構成する
ヒンジ片65とヒンジ片66とは、いずれもボルト6
3、64及びナット67、68で固定する構造としてい
るため 、両ヒンジ片65、66を相互に交換できる利
点がある。しかしながら、ヒンジ 片65とヒンジ片6
6のいずれか一方を、左・右縦外枠2A、2Bまたはく
ぐり 戸本体3の左・右縦扉枠41、42に予め溶接等
で固定しておいて、工事現場等 におけるくぐり戸の組
立時に他方のヒンジ片をボルト63、64及びナット6
7 、68で固定する構成も採り得る。この場合、予め
溶接等で固定したヒンジ片6 5または66に対向して
設ける当て板61、62は不要となる。
【0037】ロック機構7は、両実施形態で示したよう
に、ラッチ錠71及びシリンダー錠73の両方を備えた
ものに限定されるものではなく、片方だけの公知の錠前
で1個だけの錠杆を用いることもできるし、簡単なかん
ぬき式のものでもよく、その他適宜設計変更できる。
【0038】クランプ取付部材85、86は、左縦外枠
2A又は右縦外枠2Bに対して溶着でなく、ボルト・ナ
ットなどで固定するものでもよいし、またクランプ取付
部材 85、86の形状は前記両実施形態のものに限ら
ず任意である。
【0039】
【発明の効果】請求項1の仮設門扉用のくぐり戸によれ
ば、くぐり戸本体を天地方向を逆にすることによって、
1種類の仮設門扉用のくぐり戸で、左勝手又は右勝手の
いずれ かにも勝手が変更で、仮設門扉用のくぐり戸の
在庫管理が簡便となるとともに、 仮設門扉取付現場
で、左右いずれかの勝手のくぐり戸が不足した場合で
も、当該 仮設門扉取付現場にある仮設門扉用のくぐり
戸を天地を逆にすることによって、 左右勝手が即座に
変更できるため仮設門扉へのくぐり戸取付作業時間の遅
延化を 回避できる。
【0040】請求項2の仮設門扉用のくぐり戸によれ
ば、左右両縦外枠に設けたクランプ取付部材に対して、
工事現場等でクランプを取り付けるだけで仮設門扉用の
支柱が 簡単に挟持できる。
【0041】請求項3の仮設門扉用のくぐり戸によれ
ば、内開きのくぐり戸の場合には、くぐり戸の扉枠の縦
扉枠の裏面側に設けた戸当り部材によって、閉扉時にく
ぐり戸本体が外側に突出しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1における仮設門扉用のくぐ
り戸の正面図である。
【図2】くぐり戸本体を開扉した状態の斜視図である。
【図3】仮設門扉用のくぐり戸の背面図である。
【図4】ロック機構近辺を拡大して示した右側面図であ
る。
【図5】ヒンジ近辺を拡大して示した背面図である。
【図6】クランプ取付部材及びクランプ近辺を拡大して
示した背面斜視図である。
【図7】図1のくぐり戸本体を天地を逆にして取り付け
た場合の正面図である。
【図8】本発明の実施形態2における仮設門扉用のくぐ
り戸の正面図である。
【符号の説明】
1 くぐり戸 2 外枠 2A 左縦外枠 2B 右縦外枠 2C 天部横外枠 2D 下横外枠 2E 上部横外枠 2F 補強横外枠 3 くぐり戸本体 4 扉枠 5 扉本体 6 ヒンジ 7 ロック機構 21 係合孔 24 ヒンジ取付部 41 左縦扉枠 42 右縦扉枠 47 ヒンジ取付部 60 ヒンジ軸 65 ヒンジ片 66 ヒンジ片 72、74 錠杆 80 戸当り部材 85 左クランプ取付部材 86 右クランプ取付部材 87 クランプ 100 仮設門扉 101 支柱

Claims (3)

    【整理番号】 P00252 【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形状に形成されて仮設門扉の一部に設
    けられる外枠と、この外枠内に開閉自在に設けた扉枠及
    び扉本体からなるくぐり戸本体とからなるく ぐり戸を
    備え、前記くぐり戸本体の吊元側をヒンジで枢支すると
    ともに、該くぐ り戸本体の自由端側にロック機構を設
    け、このロック機構の錠杆を外枠の縦外枠 に形成した
    係合孔に係脱自在に係合するようにしてなる仮設門扉用
    のくぐり戸に おいて、前記外枠の左右両側の縦外枠に
    は、それぞれ複数個所にヒンジ取付部を形成するととも
    に、扉枠の左右両側の縦扉枠には、それぞれ前記外枠の
    ヒンジ取付部と対向して複数個所にヒンジ取付部を形成
    し、外枠の左右両側の縦外枠には、くぐり戸本体と対向
    する内面側に、くぐり戸本体に設けたロック機構の錠杆
    が係脱自在に係合できるように係合孔をそれぞれ形成し
    てなり、くぐり戸本体は天地方向を逆にすることにより
    左勝手または右勝手が変更できるようにしてなることを
    特徴とする仮設門扉のくぐり戸。
  2. 【請求項2】 くぐり戸の一部を構成する外枠の左右両
    側の縦外枠には、それぞれクランプ取付部材を設け、こ
    れらクランプ取付部材の少なくとも片側には クランプ
    を設け、このクランプで仮設門扉用の支柱を挟持するよ
    うにしてある請 求項1の仮設門扉用のくぐり戸。
  3. 【請求項3】 くぐり戸が内開きである場合に、該くぐ
    り戸の扉枠の縦扉枠の裏面側には閉扉時にくぐり戸本体
    が外側に突出しないようにした戸当り部材が 設けてあ
    る請求項1または2の仮設門扉用のくぐり戸。
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