JP2010255396A - 仮設扉 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】建築工事中の建物に設置された扉枠2を利用して取り付ける仮設扉1であって、開錠許可者を認証する認証部3と、該認証部3による認証時に開錠指示の電気信号を発信する電気信号制御部4と、を有するコントローラ本体5a,5bと、コントローラ固定部5cと、からなるコントローラユニット5と、前記電気信号により施開錠する電気錠6とを仮設扉本体1aに組み込んだ構成としたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
特に、使用する部材が標準化され、同一仕様の玄関扉(玄関錠)を複数の建物で採用する工業化住宅においては、施工に携わる業者も固定化されており、同一のコンストラクションキーで多くの建物の扉の施開錠を可能とすることができるという点で好都合である。
また、本発明に係る仮設扉の第6の構成は、前記第1〜第5の構成において、前記扉本体の室内側、室外側の双方に前記コントローラ本体の認証部を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る仮設扉の第8の構成は、前記第1〜第7の構成において、前記コントローラ本体に開錠者、開錠の日時等の開錠情報を記憶する記憶部を備えたことを特徴とする。
本発明に係る仮設扉の第2、第3の構成によれば、高価なコントローラユニットを室内側で固定しており、室外側から剥ぎ取られることがないので盗難の被害を防止することができる。
本発明に係る仮設扉の第5の構成によれば、仮設扉の下方に隙間を設けてあるので、外部の仮設電源とのつなぎこみを容易に行うことができる。
本発明に係る仮設扉の第6の構成によれば、扉本体の室内側、室外側の双方にコントローラ本体の認証部を備えたことで入場時と退場時の両方で認証を行うことが出来る。
本発明に係る仮設扉の第8の構成によれば、コントローラ本体を2セット備え、入場時と退場時にその操作を行うようにするとともに、コントローラ本体には操作を行った人物やその日時等の開錠情報を記憶させる記憶部を備えたので、その開錠情報を職工の労務管理のためのデータとして容易に利用することができる。
図1〜図4において、1は建築工事中の建物に設置された扉枠2を利用して取り付ける仮設扉であって、開錠許可者を認証する認証部3と、該認証部3による認証時に開錠指示の電気信号を発信する電気信号制御部4と、を有するコントローラ5と、前記電気信号により施開錠する電気錠6とを仮設扉本体1aに組み込んだものである。
仮設扉1は、建物に扉枠2が取り付けられた後に吊り込まれ、施工期間中のみ使用される扉であり、仮設扉本体1aと、コントローラユニット5と、電気錠6と、送信手段11とを有して構成されている。
仮設扉本体1aの丁番14取り付け用のボルト孔1a4が穿設されている側である吊り元側上部の両面の所定の位置にはドアクローザー取り付け用のタップ加工されたボルト孔1a5が設けられている。仮設扉本体1aの吊り元側とは反対側の所定の位置には電気錠6の収納部1a6が設けられている。
上記の各構成は、すべて仮設扉本体1aの厚さ方向の中心面に対して左右対称(即ち、室内側と室外側とが鏡映対称)形状をなしている。
また、コントローラユニット5は、仮設扉本体1aに対して着脱自在に構成され、該仮設扉本体1aは、該コントローラユニット5の取り付け面を変更することによって左右勝手のみが異なる同一寸法の扉枠2に取り付け可能である。
室外側のコントローラ本体5aを取り付けるためのコントローラ固定部5cのボルト孔の位置は、該コントローラ本体5aを挿入する仮設扉本体1aの開口部1a1の位置に対応して設けられている。
電気錠6はリード線6aにてコントローラユニット5の電気信号制御部4となるリレー出力部と接続され、該リレー出力部からの通電や通電の停止等によって、施錠、開錠される。尚、サムターンシリンダに鍵を差し込んで開錠することもできるようになっている。
また、コントローラユニット5にはコントローラ本体5a,5bの各記憶部10に記憶されたイベントログからなる開錠情報を無線により送信する送信手段11を有する。
送信手段11は無線送信手段を備えており、コントローラ本体5a,5bの記憶部10となるメモリーに記憶されたイベントログからなる開錠情報を無線で管理用PC(パーソナルコンピュータ)に送信することができる。
また、仮設扉本体1aの下端1a2と扉枠2の下枠2aとの間に、外部仮設電源7からコントローラ5に給電する為の電気ケーブル8を挿通する空隙9を設けている。
また、仮設扉本体1aの室外側と室内側の双方にコントローラ本体5a,5bをそれぞれ備えるとともに、該コントローラ本体5a,5bに開錠者、開錠の日時等の開錠情報を記憶する記憶部10をそれぞれ備えている。
次に現場での設置作業として、丁番14の仮設扉本体1a側部品を仮設扉1に固定したうえで、該仮設扉1を扉枠2に吊り込む。仮設扉本体1aと扉枠2との間にドアクローザーを取り付ける。コントローラユニット5の電気ケーブル8となる電源コードを仮設扉1の下方の隙間となる空隙9から室外に出し、図示しない外部仮設電源7に接続する。
次に、建築工事完了時に仮設扉1に取り付けた丁番14の仮設扉本体1a側部品を取り外して、該仮設扉1を取り外し、丁番14の扉側部品を本設扉に取り付け、本設扉を扉枠2に吊り込む。
また、仮設扉本体1aには左右勝手がないので単一の扉で開き勝手の異なる扉枠2に対応することができ、製品の製造コストや管理の手間を更に低減させることができる。
また、仮設扉1の下方に空隙9からなる隙間を設けてあるので、外部仮設電源7とのつなぎこみを容易に行うことができる。
また、仮設扉本体1aの室内側、室外側の双方にコントローラ本体5a,5bの認証部3を備えたことで入場時と退場時の両方で認証を行うことが出来、セキュリティ性に優れる。
また、記憶部10に記憶された開錠情報を無線で送信する送信手段11を設けたので、職工の労務管理を更に容易に行うことができ、現場の状況を遠隔地からリアルタイムで把握することもできる。
1a …仮設扉本体
1a1 …開口部
1a2 …下端
1a3〜1a5 …ボルト孔
1a6 …収納部
2 …扉枠
2a …下枠
3 …認証部
3a …カードリーダ部
3b …指紋センサ部
4 …電気信号制御部
5 …コントローラユニット
5a,5b …コントローラ本体
5c …コントローラ固定部
5c1 …掛止穴
5d …開口部
5e …コントローラボックス
6 …電気錠
6a …リード線
7 …外部仮設電源
8 …電気ケーブル
8a …プラグ
9 …空隙
10 …記憶部
11 …送信手段
11a …アンテナ
12 …貫通ボルト
13 …庇
13a …固定片
14 …丁番
15a …掛止ネジ
15b …ナット部
16 …防水型コンセント
17 …ACアダプタ
17a …電気ケーブル
17a1 …プラグ
18 …通信ケーブル
Claims (9)
- 建築工事中の建物に設置された扉枠を利用して取り付ける仮設扉であって、
開錠許可者を認証する認証部と、該認証部による認証時に開錠指示の電気信号を発信する電気信号制御部と、を有するコントローラ本体と、コントローラ固定部と、からなるコントローラユニットと、
前記電気信号により施開錠する電気錠と、を扉本体に組み込んだことを特徴とする仮設扉。 - 前記コントローラユニットは、コントローラ本体よりも大きな外形寸法を有するコントローラ固定部を背面に備えており、前記コントローラ本体を前記認証部が室外側に面するように前記扉本体に穿たれた前記コントローラ本体の形状に対応した開口部に室内側から嵌め込まれ、前記コントローラ固定部を利用して室内側から前記扉本体に固定されたことを特徴とする請求項1に記載した仮設扉。
- 前記コントローラユニットは、前記認証部を前記扉本体に穿たれた開口部の位置に対応させて前記扉本体の室内側から装着され、前記コントローラ固定部を利用して室内側から前記扉本体に固定されたことを特徴とする請求項1に記載した仮設扉。
- 前記コントローラユニットは、前記扉本体に対して着脱自在に構成され、
前記扉本体は、厚さ方向の中心面に対して左右対称な形状をなし、前記コントローラの取り付け面を変更することによって左右勝手のみが異なる同一寸法の扉枠に取り付け可能であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載した仮設扉。 - 前記扉本体の下端と前記扉枠の下枠との間に、外部仮設電源から前記コントローラユニットに給電する為の電気ケーブルを挿通する空隙を設けたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載した仮設扉。
- 前記扉本体の室内側、室外側の双方に前記コントローラ本体の認証部を備えたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載した仮設扉。
- 前記コントローラ本体の認証部が単体であり、該認証部が非接触式ICカードの情報を読み取る単体の非接触式カードリーダ部を備えており、前記扉本体の室内側、室外側のいずれの側から非接触式ICカードがかざされても該非接触式ICカードの情報を読み取り得るように構成されたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載した仮設扉。
- 前記コントローラ本体に開錠者、開錠の日時等の開錠情報を記憶する記憶部を備えたことを特徴とする請求項6または請求項7に記載した仮設扉。
- 前記コントローラ本体の前記記憶部に記憶された開錠情報を無線により送信する送信手段を有することを特徴とする請求項8に記載した仮設扉。
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JP2009167599A JP2010255396A (ja) | 2008-08-26 | 2009-07-16 | 仮設扉 |
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JP2009167599A Pending JP2010255396A (ja) | 2008-08-26 | 2009-07-16 | 仮設扉 |
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2009
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