JP2010255396A - 仮設扉 - Google Patents

仮設扉 Download PDF

Info

Publication number
JP2010255396A
JP2010255396A JP2009167599A JP2009167599A JP2010255396A JP 2010255396 A JP2010255396 A JP 2010255396A JP 2009167599 A JP2009167599 A JP 2009167599A JP 2009167599 A JP2009167599 A JP 2009167599A JP 2010255396 A JP2010255396 A JP 2010255396A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
controller
temporary
unit
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009167599A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Takagi
洋一 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Homes Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Homes Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kasei Homes Corp filed Critical Asahi Kasei Homes Corp
Priority to JP2009167599A priority Critical patent/JP2010255396A/ja
Publication of JP2010255396A publication Critical patent/JP2010255396A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、コンストラクションキーが不要で管理の手間が削減可能であることはもちろん、複数の建築現場で繰り返し使用することで費用負担が軽減でき、電気配線も容易に行うことができる施開錠装置を備えた仮設扉を提供することを可能にすることを目的としている。
【解決手段】建築工事中の建物に設置された扉枠2を利用して取り付ける仮設扉1であって、開錠許可者を認証する認証部3と、該認証部3による認証時に開錠指示の電気信号を発信する電気信号制御部4と、を有するコントローラ本体5a,5bと、コントローラ固定部5cと、からなるコントローラユニット5と、前記電気信号により施開錠する電気錠6とを仮設扉本体1aに組み込んだ構成としたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建築工事中の建物に設置された扉枠を利用して取り付ける仮設扉に関するものである。
従来より、住宅等の小規模な建物の施工期間中は、施工道具や建築備品の盗難、不審火による火災等の防止の為、夜間や休日等、管理者や作業者が不在の際には玄関扉や窓の施錠を行っているが、この際、玄関扉等の扉のシリンダ錠の鍵の差し込み口にある特別なピンを差し込んでおき、ピンが差し込まれたシリンダ錠であればいかなる錠でも施開錠可能な共通の鍵(以下、「コンストラクションキー」という)を、施工に携わる業者に貸与し、建物内への出入りの際には、業者本人が扉の施開錠を行うようにするようにするのが一般的であった。なお、竣工時にはピンを抜き取ってコンストラクションキーの使用ができないようにするのである。
このようにすることで、現場の管理責任者である住宅メーカー等の建築請負業者は、施工現場に警備員を常駐させたり、施開錠の為に現場管理者が何度も施工現場に赴いたりする必要がなくなり、管理の手間を削減することができる。
特に、使用する部材が標準化され、同一仕様の玄関扉(玄関錠)を複数の建物で採用する工業化住宅においては、施工に携わる業者も固定化されており、同一のコンストラクションキーで多くの建物の扉の施開錠を可能とすることができるという点で好都合である。
しかし、多くの建物で同一のコンストラクションキーが使用できるということは、共通施工業者がコンストラクションキーを紛失したり、盗難被害に遭うなどして、万が一コンストラクションキーが第3者の手に渡った場合、施工中の他の建物が盗難の被害にあうリスクが非常に高くなり、管理責任を負う住宅メーカー等の建築請負業者にとっては、かえって管理が大変になるという問題があった。また、盗難被害を防ぐ為にコンストラクションキーを定期的に変更をした場合、その都度、多大な費用がかかるという問題があった。
また、従来より、施工中の建物では部材の搬入などの際には扉を傷つける虞があり、これを防止する為に施工中のみ仮設扉を取り付けておくことも行われている。このような場合であってもコンストラクションキーによって施開錠を行うのが一般的であり、同様の問題が懸念される。
一方、近年は指紋認証システム、カードキー、暗証番号及びそれらの組み合わせ等により入場許可者を認識して扉を開錠する制御装置が開発されている。例えば、特許文献1に記載の錠装置の制御装置は認証開始スイッチの投入により携帯機との交信を開始し、該携帯機に対する認証成立を条件にアクチュエータを駆動して錠装置を施解錠動作させるというものである。このような制御装置を備えた扉を施工中の建物にも取り付けることができれば、コンストラクションキーの使用による問題は解決される。
特開2006−241760号公報
しかしながら、一般的な機械的な錠を備えた扉の場合、電気配線を通すことも考慮されておらず、装置本体を固定するような構造にもなっていないので、このような制御装置を施工中に限定して扉に具備させることは難しく、導入の為には、建築主の希望に関係なくすべての扉をこのような制御装置を備えたものにしなければならない。従って、建築主に選択肢を与えず高価な制御装置の採用を強要しなければならない。また、建築主が使用する制御装置を長期間に亘って施工業者等が先行して使用するのは部外者にセキュリティ上の機密を開示しているようなものであり建築主にとってはセキュリティ上の不安がある。従って建築主の不満につながるという問題があった。また、制御装置を作動させる為の電気配線の先行工事が必要であり、例えば室内の分電盤からの給電を前提に配線の取り出しがなされるものに対して、施工中は外部の仮設電源から給電しなければならず、配線を通すルートを確保することが難しいという問題も存在した。
本発明は、このような従来技術の持つ課題を解決するものであり、コンストラクションキーが不要で管理の手間が削減可能であることはもちろん、複数の建築現場で繰り返し使用することで費用負担が軽減でき、電気配線も容易に行うことができる施開錠装置を備えた仮設扉を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するための本発明に係る仮設扉の第1の構成は、建築工事中の建物に設置された扉枠を利用して取り付ける仮設扉であって、開錠許可者を認証する認証部と、該認証部による認証時に開錠指示の電気信号を発信する電気信号制御部と、を有するコントローラ本体と、コントローラ固定部と、からなるコントローラユニットと、前記電気信号により施開錠する電気錠とを扉本体に組み込んだことを特徴とする。
また、本発明に係る仮設扉の第2の構成は、前記第1の構成において、前記コントローラユニットは、コントローラ本体よりも大きな外形寸法を有するコントローラ固定部を背面に備えており、前記コントローラ本体を前記認証部が室外側に面するように前記扉本体に穿たれた前記コントローラ本体の形状に対応した開口部に室内側から嵌め込まれ、前記コントローラ固定部を利用して室内側から前記扉本体に固定されたことを特徴とする。
また、本発明に係る仮設扉の第3の構成は、前記第1の構成において、前記コントローラユニットは、前記認証部を前記扉本体に穿たれた開口部の位置に対応させて前記扉本体の室内側から装着され、前記コントローラ固定部を利用して室内側から前記扉本体に固定されたことを特徴とする。
また、本発明に係る仮設扉の第4の構成は、前記第2、第3の構成において、前記コントローラユニットは、前記扉本体に対して着脱自在に構成され、前記扉本体は、厚さ方向の中心面に対して左右対称な形状をなし、前記コントローラの取り付け面を変更することによって左右勝手のみが異なる同一寸法の扉枠に取り付け可能であることを特徴とする。
また、本発明に係る仮設扉の第5の構成は、前記第1〜第4の構成において、前記扉本体の下端と前記扉枠の下枠との間に、外部仮設電源から前記コントローラユニットに給電する為の電気ケーブルを挿通する空隙を設けたことを特徴とする。
また、本発明に係る仮設扉の第6の構成は、前記第1〜第5の構成において、前記扉本体の室内側、室外側の双方に前記コントローラ本体の認証部を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る仮設扉の第7の構成は、前記第1〜第5の構成において、前記コントローラ本体の認証部が単体であり、該認証部が非接触式ICカードの情報を読み取る単体の非接触式カードリーダ部を備えており、前記扉本体の室内側、室外側のいずれの側から非接触式ICカードがかざされても該非接触式ICカードの情報を読み取り得るように構成されたことを特徴とする。
また、本発明に係る仮設扉の第8の構成は、前記第1〜第7の構成において、前記コントローラ本体に開錠者、開錠の日時等の開錠情報を記憶する記憶部を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る仮設扉の第9の構成は、前記第8の構成において、前記コントローラ本体の前記記憶部に記憶された開錠情報を無線により送信する送信手段を有することを特徴とする。
本発明に係る仮設扉の第1の構成によれば、仮設扉に電気錠及びコントローラユニットを備えているので、扉枠や建物本体になんら手を加えることなく、本設扉を仮設扉に置き換えるという簡易な方法でコンストラクションキーを使用しない施開錠装置を具備することができる。また、同一仕様の扉枠に繰り返し使用ができるので、建物1棟あたりのコストを抑えることができる。
本発明に係る仮設扉の第2、第3の構成によれば、高価なコントローラユニットを室内側で固定しており、室外側から剥ぎ取られることがないので盗難の被害を防止することができる。
本発明に係る仮設扉の第4の構成によれば、仮設扉本体には左右勝手がないので単一の扉で開き勝手の異なる扉枠に対応することができ、製品の製造コストや管理の手間を更に低減させることができる。
本発明に係る仮設扉の第5の構成によれば、仮設扉の下方に隙間を設けてあるので、外部の仮設電源とのつなぎこみを容易に行うことができる。
本発明に係る仮設扉の第6の構成によれば、扉本体の室内側、室外側の双方にコントローラ本体の認証部を備えたことで入場時と退場時の両方で認証を行うことが出来る。
本発明に係る仮設扉の第7の構成によれば、単体の認証部で室内側、室外側のいずれの側からも非接触式ICカードリーダの情報を読み取ることができるので、構成が単純化されて製造コストを低減させることができる。
本発明に係る仮設扉の第8の構成によれば、コントローラ本体を2セット備え、入場時と退場時にその操作を行うようにするとともに、コントローラ本体には操作を行った人物やその日時等の開錠情報を記憶させる記憶部を備えたので、その開錠情報を職工の労務管理のためのデータとして容易に利用することができる。
本発明に係る仮設扉の第9の構成によれば、記憶部に記憶された開錠情報を無線で送信する送信手段を設けたので、職工の労務管理を更に容易に行うことができ、現場の状況を遠隔地からリアルタイムで把握することもできる。
本発明に係る仮設扉の第1実施形態の構成を示す模式説明図である。 本発明に係る仮設扉の第1実施形態の構成を示す模式説明図である。 本発明に係る仮設扉の第1実施形態の構成を示す模式説明図である。 本発明に係る仮設扉に設けられた制御系の構成を示すブロック図である。 本発明に係る仮設扉の第2実施形態の構成を示す分解斜視図である。 本発明に係る仮設扉の第2実施形態の構成を示す模式説明図である。 本発明に係る仮設扉の第3実施形態の認証部の構成を示す図である。
図により本発明に係る仮設扉の一実施形態を具体的に説明する。図1〜図3は本発明に係る仮設扉の第1実施形態の構成を示す模式説明図、図4は本発明に係る仮設扉に設けられた制御系の構成を示すブロック図である。
図1〜図4において、1は建築工事中の建物に設置された扉枠2を利用して取り付ける仮設扉であって、開錠許可者を認証する認証部3と、該認証部3による認証時に開錠指示の電気信号を発信する電気信号制御部4と、を有するコントローラ5と、前記電気信号により施開錠する電気錠6とを仮設扉本体1aに組み込んだものである。
仮設扉1が適用される建物としては、例えば、鉄骨の軸組にALC(軽量気泡コンクリート)からなる壁パネルと開口パネルを組み合わせて外壁面が形成された工業化住宅に適用可能であり、それらは305mmの平面モジュールを有している。
扉枠2は、竣工時点までに仮設扉1と交換され最終的に設置される扉(以下、「本設扉」という)に対応したものであり、建物の躯体工事において、柱・梁等によって架構が組み立てられた後に、壁パネルや開口パネル(窓サッシ)等とともに取り付けられる。また、扉枠2は平面モジュールに対応した幅を有しており、同一規格の工業化住宅の他の建物にも汎用的に使用される。本実施形態の扉枠2は特別に電気錠等に対応したものである必要はない。
また、図示しないドアクローザーが仮設扉1(本設扉を含む)と扉枠2とに跨って取り付けられ、仮設扉1の開く角度や閉じる速度を調整したり該仮設扉1を開いた状態に保持する機能を有する。ドアクローザーは仮設扉1(本設扉を含む)や扉枠2の左右勝手に対応したものが該扉枠2とともに建築現場に搬入され、一端が扉枠2に固定され、他端が仮設扉1に固定される。
また、仮設扉1(本設扉を含む)側の部品と、扉枠2側の部品とがヒンジ部で軸と軸受け部分で分離可能な抜き差し丁番14が設けられ、該丁番14は仮設扉1(本設扉を含む)の回動の軸となる部品である。また、仮設扉1(本設扉を含む)をボルトにより締結する為のボルト孔は左右勝手(ヒンジ部の位置)に関係なく左右対称である。仮設扉1(本設扉を含む)や扉枠2の左右勝手に対応したものが建築現場に搬入される。
仮設扉1は、建物に扉枠2が取り付けられた後に吊り込まれ、施工期間中のみ使用される扉であり、仮設扉本体1aと、コントローラユニット5と、電気錠6と、送信手段11とを有して構成されている。
仮設扉本体1aは、本設扉と基本的に同一の外形寸法を有し、丁番14を固定するボルト孔1a4の位置や、デッドボルト、ラッチボルトの位置なども本設扉と同一である。但し、高さ寸法のみ本設扉よりも若干短く、扉枠2に設置した状態で下枠2a(床仕上面)と仮設扉本体1aの下端1a2との間に隙間となる空隙9が形成されるようになっている。
仮設扉本体1aの中央部には、室外側のコントローラ本体5aを嵌め込む為の該コントローラ本体5aの寸法に対応した形状の開口部1a1が設けられている。また仮設扉本体1aに設けられた開口部1a1の周囲にはコントローラ固定部5cを貫通ボルト12にて固定する際に使用するボルト孔1a3が4つ穿たれている。このボルト孔1a3は、コントローラ本体5aの雨掛かりを防止する為の断面コ字形状で枠体からなる庇13を固定する為にも使用される。
仮設扉本体1aの一方の側端面の所定の位置には、図1に示すように、丁番14取り付け用のタップ加工されたボルト孔1a4が設けられている。ボルト孔1a4は左右対称であり、丁番14の左右勝手に関係なくボルト固定ができる。
仮設扉本体1aの丁番14取り付け用のボルト孔1a4が穿設されている側である吊り元側上部の両面の所定の位置にはドアクローザー取り付け用のタップ加工されたボルト孔1a5が設けられている。仮設扉本体1aの吊り元側とは反対側の所定の位置には電気錠6の収納部1a6が設けられている。
上記の各構成は、すべて仮設扉本体1aの厚さ方向の中心面に対して左右対称(即ち、室内側と室外側とが鏡映対称)形状をなしている。
コントローラユニット5は、室内外側にそれぞれ設けられるコントローラ本体5a,5bよりも大きな外形寸法を有するコントローラ固定部5cを背面に備えており、室外側のコントローラ本体5aを認証部3が室外側に面するように室内側から仮設扉本体1aに穿たれたコントローラ本体5aの形状に対応した開口部1a1に嵌め込み、前記コントローラ固定部5cを利用して室内側から仮設扉本体1aに固定したものである。
また、コントローラユニット5は、仮設扉本体1aに対して着脱自在に構成され、該仮設扉本体1aは、該コントローラユニット5の取り付け面を変更することによって左右勝手のみが異なる同一寸法の扉枠2に取り付け可能である。
各コントローラ本体5a,5bは、その外形が略直方体形状であり、表面側に認証部3を構成する非接触式ICカードからなるカードキーの情報を読み取る非接触式のカードリーダ部3aと、指紋を認証する指紋センサ部3bとを有する。尚、コントローラ本体5a,5bは株式会社セキュアにより市販されている「bioentry Plus(商品名)」等により容易に構成することが出来る。本製品はカードキー、指紋認証、カードキー+指紋認証の3通りの方法で認証するものであるが、本発明は、これに限定されるものではなく、テンキーを備え暗証番号の入力で認証するものや、これらの組み合わせで認証するものであっても良い。
コントローラ固定部5cは室内側、室外側にそれぞれ設けられる2機のコントローラ本体5a,5bの背面でサンドイッチされた状態となっており、該コントローラ固定部5cの室外側となるコントローラ本体5a側の面は断面コ字形状の枠体からなる庇13の固定片13aを介在して仮設扉本体1aの室内側の面に対向して配置され、貫通ボルト12で仮設扉本体1aに固定する為のボルト孔を有する。
室外側のコントローラ本体5aを取り付けるためのコントローラ固定部5cのボルト孔の位置は、該コントローラ本体5aを挿入する仮設扉本体1aの開口部1a1の位置に対応して設けられている。
庇13は電子部品を多用するコントローラ本体5a,5bを水濡れによる故障から守るためのものであり、コントローラユニット5の取り付け時に貫通ボルト12でコントローラ固定部5cと共縫いして取り付ける。
仮設扉本体1aの室内外側にそれぞれ設けられるコントローラ本体5a,5bの各認証部3による開錠許可者を認証する認証時に電気信号制御部4から開錠指示の電気信号を発信して電気錠6に送り、該電気錠6により施開錠する。電気錠6は、例えば、株式会社ゴールにより市販されている「電気錠 EXSシリーズ、EXMシリーズ(商品名)」等により容易に構成することが出来る。
このような電気錠6は、室内外側両面にそれぞれサムターンシリンダとレバーハンドルとを備えており、室外側と室内側との区別がなく、扉枠2の左右勝手に関係なく仮設扉1(本設扉を含む)に対して装着することができる。
電気錠6はリード線6aにてコントローラユニット5の電気信号制御部4となるリレー出力部と接続され、該リレー出力部からの通電や通電の停止等によって、施錠、開錠される。尚、サムターンシリンダに鍵を差し込んで開錠することもできるようになっている。
各コントローラ本体5a,5bは記憶部10であるメモリーと、認証部3であるCPU(中央演算装置)を内蔵している。記憶部10であるメモリーには指紋テンプレートとイベントログ(入退室者とその時刻)からなる開錠情報が記憶される。
また、コントローラユニット5にはコントローラ本体5a,5bの各記憶部10に記憶されたイベントログからなる開錠情報を無線により送信する送信手段11を有する。
送信手段11は無線送信手段を備えており、コントローラ本体5a,5bの記憶部10となるメモリーに記憶されたイベントログからなる開錠情報を無線で管理用PC(パーソナルコンピュータ)に送信することができる。
尚、本実施形態ではコントローラ本体5a,5bは室内外側に2機であるが、室外側にコントローラ本体5aのみを1機とし、室外側から開錠して室内に入る場合のみ入場者を認証し、退出時の操作を省略しても良い。
また、仮設扉本体1aの下端1a2と扉枠2の下枠2aとの間に、外部仮設電源7からコントローラ5に給電する為の電気ケーブル8を挿通する空隙9を設けている。
また、仮設扉本体1aの室外側と室内側の双方にコントローラ本体5a,5bをそれぞれ備えるとともに、該コントローラ本体5a,5bに開錠者、開錠の日時等の開錠情報を記憶する記憶部10をそれぞれ備えている。
上記仮設扉1の設置手順としては、先ず、建築現場での仮設扉1吊り込み前の準備作業を行なう。建築現場の扉枠2に設置する本設扉の左右勝手を考慮して、仮設扉本体1aの室内側になる面から室外側コントローラ本体5aを仮設扉本体1aの開口部1a1に嵌め込み、貫通ボルト12にてコントローラ固定部5cを固定する。この際、庇13も共縫いする。
次に、電気錠6を仮設扉本体1aに装着する。該仮設扉本体1aの中空部を利用してコントローラ本体5a,5bの電気信号制御部4と電気錠6とをリード線6aで接続する。
次に現場での設置作業として、丁番14の仮設扉本体1a側部品を仮設扉1に固定したうえで、該仮設扉1を扉枠2に吊り込む。仮設扉本体1aと扉枠2との間にドアクローザーを取り付ける。コントローラユニット5の電気ケーブル8となる電源コードを仮設扉1の下方の隙間となる空隙9から室外に出し、図示しない外部仮設電源7に接続する。
次に、建築工事完了時に仮設扉1に取り付けた丁番14の仮設扉本体1a側部品を取り外して、該仮設扉1を取り外し、丁番14の扉側部品を本設扉に取り付け、本設扉を扉枠2に吊り込む。
上記構成によれば、仮設扉1に電気錠6及びコントローラユニット5を備えているので、扉枠2や建物本体になんら手を加えることなく、本設扉を仮設扉1に置き換えるという簡易な方法でコンストラクションキーを使用しない施開錠装置を具備することができる。また、同一仕様の扉枠2に繰り返し使用ができるので、建物1棟あたりのコストを抑えることができる。
また、高価なコントローラユニット5を室内側で固定しており、室外側から剥ぎ取られることがないので盗難の被害を防止することができる。
また、仮設扉本体1aには左右勝手がないので単一の扉で開き勝手の異なる扉枠2に対応することができ、製品の製造コストや管理の手間を更に低減させることができる。
また、仮設扉1の下方に空隙9からなる隙間を設けてあるので、外部仮設電源7とのつなぎこみを容易に行うことができる。
また、仮設扉本体1aの室内側、室外側の双方にコントローラ本体5a,5bの認証部3を備えたことで入場時と退場時の両方で認証を行うことが出来、セキュリティ性に優れる。
また、コントローラ本体5a,5bを2セット備え、入場時と退場時にその操作を行うようにするとともに、各コントローラ本体5a,5bには操作を行った人物やその日時等の開錠情報を記憶させる記憶部10を備えたので、その開錠情報を職工の労務管理のためのデータとして容易に利用することができる。
また、記憶部10に記憶された開錠情報を無線で送信する送信手段11を設けたので、職工の労務管理を更に容易に行うことができ、現場の状況を遠隔地からリアルタイムで把握することもできる。
次に、図5及び図6を用いて本発明に係る仮設扉の第2実施形態について説明する。本実施形態では、コントローラユニット5は、認証部3を仮設扉本体1aに穿たれた開口部1a1の位置に対応させて該仮設扉本体1aの室内側から装着され、認証部3が露出する方形状の開口部5dが形成された平板状のコントローラ固定部5cを利用して室内側から仮設扉本体1aに固定されたものである。
仮設扉本体1aにはコントローラ固定部5cの外形寸法よりも小さな開口部1a1が設けられている。開口部1a1の両面の四隅近傍には室外側に取り付けられたナット部15bに室内側から手回しで螺合可能なネジ部と円形の頭部を有すると共に該頭部の外周に凹凸が設けられた掛止ネジ15aが設けられている。
仮設扉本体1aの開口部1a1の下方にはネジで該仮設扉本体1aの両面に対して着脱可能な2口の防水型コンセント16が設置されている。仮設扉本体1aの下端1a2から該仮設扉本体1aの中空内部に電気ケーブル8が引き込まれており、該電気ケーブル8の一方の端子が防水型コンセント16に接続され、室外側(仮設電柱側)となる他方の端子にプラグ8aが接続されている。
コントローラユニット5は、コントローラ本体5a,5b、送信手段11であるPHS(Personal HandyphoneSystem)、夫々の機器に対して交流電源を直流電源に変換するACアダプタ17がコントローラボックス5e内に収容されている。コントローラ本体5a,5bは合成樹脂製の筐体を有し、夫々認証部3を備えており、更に夫々の認証部3は非接触式カードリーダ部3aを有しており、ふたつの非接触式カードリーダ部3aが夫々コントローラボックス5eの表面及び背面に面している。コントローラボックス5eは合成樹脂製の箱体であり表側は止ネジで着脱可能な蓋となっている。コントローラボックス5eは合成樹脂板等で構成されているので、コントローラボックス5eの表面または背面越しに非接触式ICカードからなるカードキーの情報の読み取りや認証が可能である。
コントローラボックス5eの下端面にはケーブル類を引き出すための孔が設けられており、PHSのアンテナ11aに接続される通信ケーブル18と、ACアダプタ17の電気ケーブル17aが外部に引き出されている。アンテナ11aはマグネットを備え、鋼製の仮設扉本体1a表面の適当な位置に磁力で固定される。ACアダプタ17の電気ケーブル17aのプラグ17a1は防水型コンセント16に差しこまれる。
コントローラボックス5eの背面部には矩形の金属板の中央部が刳り貫かれたコントローラ固定部5cがビス固定されている。コントローラ固定部5cの四隅には掛止ネジ15aの頭部の外径よりも大きな径の孔に連続して該掛止ネジ15aの頭部の外径よりも小さく、該掛止ネジのネジ部の外径よりも大きい幅寸法を有するスリットが設けられた掛止穴5c1が穿たれている。
コントローラボックス5eは、仮設扉本体1aの開口部1a1に対応した位置にコントローラ本体5a,5bが配置されるようにコントローラ固定部5cの掛止穴5c1が掛止ネジ15aに掛止され、該掛止ネジ15aをねじ込むことで仮設扉本体1aに固定される。他の構成は前記第1実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。
本実施形態では、前記第1実施形態の効果に加えてコントローラボックス5eの仮設扉本体1aへの着脱操作が容易である。コントローラ本体5a,5b、送信手段11であるPHSがコントローラボックス5e内で保護されるので雨水の浸入や資材等がぶつかることによる故障や破損を防止することができる。
本実施形態のコントローラユニット5は、仮設扉1がない状態であっても、適当な場所に掛止ネジ15aを有する掛止部を設けて設置し、単独で建築現場での職工の労務管理用のツールとして使用することが可能である。例えば、基礎工事中に、仮設電柱に設けた掛止部にコントローラユニット5を固定しておき、基礎工事作業者が作業開始時及び作業終了時に認証部3の非接触式カードリーダ部3aが背後に控えたコントローラボックス5eの表面または裏面に非接触式ICカードからなるカードキーをかざすことで、作業の開始時間と終了時間(職工の現場到着時間と退去時間)が記憶部10に記録され、該記録情報をPHSにて無線送信することによって現場から離れた場所での労務管理ができる。特に現場事務所を設置せず管理者も常駐しない戸建住宅等の小規模な建物の建築工事において有効に活用することができる。
次に図7を用いて本発明に係る仮設扉の第3実施形態について説明する。本実施例では後述する認証部3以外の構成については第2実施例に準じている。本実施例のコントローラユニット5は単体のコントローラ本体5aからなる。すなわち認証部3や非接触式カードリーダ部3aも単体である。非接触式カードリーダ部3aは、ワイヤーをコイル状に巻回して形成したループアンテナ3a1を有しており、コントローラボックス5eの内部において、ループアンテナ3a1を含む平面がコントローラボックス5eの表面(室内側を向く面)及び背面(室外側を向く面)と平行となるように、むき出しの状態で配設されており、仮設扉本体1aに取り付けられた状態で室外側と室内側のいずれの側からカードキーがかざされた場合でも該カードキーの情報を非接触式カードリーダ部3aで読み取り認証部3で認証しうるように構成されている。このように構成が単純化されることによって製造コストを低減させることができる。
本発明の活用例として、戸建住宅以外にもマンション等の集合住宅の建築現場に利用する仮設扉に適用出来る。
1 …仮設扉
1a …仮設扉本体
1a1 …開口部
1a2 …下端
1a3〜1a5 …ボルト孔
1a6 …収納部
2 …扉枠
2a …下枠
3 …認証部
3a …カードリーダ部
3b …指紋センサ部
4 …電気信号制御部
5 …コントローラユニット
5a,5b …コントローラ本体
5c …コントローラ固定部
5c1 …掛止穴
5d …開口部
5e …コントローラボックス
6 …電気錠
6a …リード線
7 …外部仮設電源
8 …電気ケーブル
8a …プラグ
9 …空隙
10 …記憶部
11 …送信手段
11a …アンテナ
12 …貫通ボルト
13 …庇
13a …固定片
14 …丁番
15a …掛止ネジ
15b …ナット部
16 …防水型コンセント
17 …ACアダプタ
17a …電気ケーブル
17a1 …プラグ
18 …通信ケーブル

Claims (9)

  1. 建築工事中の建物に設置された扉枠を利用して取り付ける仮設扉であって、
    開錠許可者を認証する認証部と、該認証部による認証時に開錠指示の電気信号を発信する電気信号制御部と、を有するコントローラ本体と、コントローラ固定部と、からなるコントローラユニットと、
    前記電気信号により施開錠する電気錠と、を扉本体に組み込んだことを特徴とする仮設扉。
  2. 前記コントローラユニットは、コントローラ本体よりも大きな外形寸法を有するコントローラ固定部を背面に備えており、前記コントローラ本体を前記認証部が室外側に面するように前記扉本体に穿たれた前記コントローラ本体の形状に対応した開口部に室内側から嵌め込まれ、前記コントローラ固定部を利用して室内側から前記扉本体に固定されたことを特徴とする請求項1に記載した仮設扉。
  3. 前記コントローラユニットは、前記認証部を前記扉本体に穿たれた開口部の位置に対応させて前記扉本体の室内側から装着され、前記コントローラ固定部を利用して室内側から前記扉本体に固定されたことを特徴とする請求項1に記載した仮設扉。
  4. 前記コントローラユニットは、前記扉本体に対して着脱自在に構成され、
    前記扉本体は、厚さ方向の中心面に対して左右対称な形状をなし、前記コントローラの取り付け面を変更することによって左右勝手のみが異なる同一寸法の扉枠に取り付け可能であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載した仮設扉。
  5. 前記扉本体の下端と前記扉枠の下枠との間に、外部仮設電源から前記コントローラユニットに給電する為の電気ケーブルを挿通する空隙を設けたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載した仮設扉。
  6. 前記扉本体の室内側、室外側の双方に前記コントローラ本体の認証部を備えたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載した仮設扉。
  7. 前記コントローラ本体の認証部が単体であり、該認証部が非接触式ICカードの情報を読み取る単体の非接触式カードリーダ部を備えており、前記扉本体の室内側、室外側のいずれの側から非接触式ICカードがかざされても該非接触式ICカードの情報を読み取り得るように構成されたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載した仮設扉。
  8. 前記コントローラ本体に開錠者、開錠の日時等の開錠情報を記憶する記憶部を備えたことを特徴とする請求項6または請求項7に記載した仮設扉。
  9. 前記コントローラ本体の前記記憶部に記憶された開錠情報を無線により送信する送信手段を有することを特徴とする請求項8に記載した仮設扉。
JP2009167599A 2008-08-26 2009-07-16 仮設扉 Pending JP2010255396A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009167599A JP2010255396A (ja) 2008-08-26 2009-07-16 仮設扉

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008216089 2008-08-26
JP2009082268 2009-03-30
JP2009167599A JP2010255396A (ja) 2008-08-26 2009-07-16 仮設扉

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010255396A true JP2010255396A (ja) 2010-11-11

Family

ID=43316594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009167599A Pending JP2010255396A (ja) 2008-08-26 2009-07-16 仮設扉

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010255396A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014051789A (ja) * 2012-09-05 2014-03-20 Miwa Lock Co Ltd 電気錠用通信ユニットの取付構造
CN108868320A (zh) * 2018-07-04 2018-11-23 广东必达保安系统有限公司 具有替代面板的门锁

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012224Y1 (ja) * 1970-12-28 1975-04-15
JPH0925753A (ja) * 1995-07-13 1997-01-28 Tokai Rika Co Ltd 住宅用施錠装置
JPH10121856A (ja) * 1996-10-21 1998-05-12 Sankyo Alum Ind Co Ltd 仮設戸および出入口戸の施工方法
JP2002038857A (ja) * 2000-07-24 2002-02-06 Kawamori Sangyo Kk 仮設門扉用のくぐり戸
JP2004131954A (ja) * 2002-10-08 2004-04-30 Goal Co Ltd 電気錠システムにおける通電金具の接続構造
JP2004204668A (ja) * 2002-10-28 2004-07-22 Matsushita Electric Works Ltd 電気錠のコントローラユニットの取付け構造
JP2006097444A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Nakatsu Seisakusho:Kk 扉錠及びその扉錠を用いたセキュリティーシステム
JP2007029644A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Miwa Lock Co Ltd 出入管理用受信機

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012224Y1 (ja) * 1970-12-28 1975-04-15
JPH0925753A (ja) * 1995-07-13 1997-01-28 Tokai Rika Co Ltd 住宅用施錠装置
JPH10121856A (ja) * 1996-10-21 1998-05-12 Sankyo Alum Ind Co Ltd 仮設戸および出入口戸の施工方法
JP2002038857A (ja) * 2000-07-24 2002-02-06 Kawamori Sangyo Kk 仮設門扉用のくぐり戸
JP2004131954A (ja) * 2002-10-08 2004-04-30 Goal Co Ltd 電気錠システムにおける通電金具の接続構造
JP2004204668A (ja) * 2002-10-28 2004-07-22 Matsushita Electric Works Ltd 電気錠のコントローラユニットの取付け構造
JP2006097444A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Nakatsu Seisakusho:Kk 扉錠及びその扉錠を用いたセキュリティーシステム
JP2007029644A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Miwa Lock Co Ltd 出入管理用受信機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014051789A (ja) * 2012-09-05 2014-03-20 Miwa Lock Co Ltd 電気錠用通信ユニットの取付構造
CN108868320A (zh) * 2018-07-04 2018-11-23 广东必达保安系统有限公司 具有替代面板的门锁

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10378244B2 (en) Locking device with configurable electrical connector key and internal circuit board for electronic door locks
WO2018022501A1 (en) Electronic gate latch
CA3066615C (en) Locking device with configurable electrical connector key and internal circuit board for electronic door locks
JP2010255396A (ja) 仮設扉
JP2009030275A (ja) 電気錠システム
JP2007046290A (ja) 開閉装置
JP5551471B2 (ja) 施解錠管理装置
JP7163727B2 (ja) 住宅
JP5129557B2 (ja) 電気錠システム及び建物
KR101051922B1 (ko) 도어 잠금장치 설치구에 장착 가능한 디지털 도어락
JP2018044335A (ja) 自動ドア制御装置
JP6126810B2 (ja) 回動式パネルセット
JP5106873B2 (ja) 建物用電気錠及び建物用電気錠システム
JP5113015B2 (ja) 入退室管理システム
JP2008184744A (ja) 電気錠
JP3090118U (ja) 建具用錠機構
CN214498675U (zh) 一种用于出租房楼宇中的联动式智能锁系统
JP4884935B2 (ja) 電気錠システム
AU2020103072A4 (en) Security guard door lock for smart home
KR20020035201A (ko) 전자식 출입문 제어 시스템
KR101294769B1 (ko) 도어락 장치
WO2021051174A1 (pt) Sistema de gerenciamento remoto aplicado em fechaduras eletrônicas com controle de acesso via dispositivo móvel
KR100734030B1 (ko) 전자식 도어록의 잠금장치
JP2014139385A (ja) 出入管理システム
JP3108932B2 (ja) 電気錠用通電接続具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120529

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20120529

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130314

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20130319

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130508

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20140107

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140527