JP5551471B2 - 施解錠管理装置 - Google Patents
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Description
次に、図2〜4を参照して、施解錠管理装置の第1実施例の構成について説明する。本実施例の施解錠管理装置は、図2に示すように、動力部A、外部ICカード読取り部B、コントロール部C1を内蔵したコントロールボックスC、近接スイッチD、接続用ケーブルEなどからなり、全ての構成機器が玄関扉1に対し着脱自在に装着されている。
(1)躯体を組み立て、扉枠2を取り付けたのち扉枠2に玄関扉1を吊り込む。
(2)錠ケース3aが装着されない状態で現場搬入される玄関扉1の錠収容部1aに錠ケース3a(シリンダー3bとサムターンが取り外された状態の錠ケース3a)を装着する。
(3)外部側にシリンダー3bを装着し、内部側には竣工時に装着される手動のサムターンにかえて、動力部(電動サムターン)Aを装着する。なお、動力部A装着の際には近接スイッチDを挟み込む。
(4)外部ICカード読取り部Bを玄関扉1の室外側面に、コントロールボックスCを室内側面に装着する。
(5)各種ケーブルEを用いて構成機器類どうしを接続する。
(6)玄関扉1に適宜養生材Fを装着する。
(7)外部仮設電柱から延長した電源コードを扉枠2下の間隙を経由して建物内に引き込み、コントロールボックスCから延伸した電源プラグC5と接続する。
(1)作業者が入場しようとする際に外面カバーF2の外部ICカード読取り部Bにカード(非接触式ICカード)をかざす。この際、ICカード情報(ID)が認証手段C1aに伝達され、認証手段C1aにて入場許可者として登録されたIDとの照合作業が行われて、正しく認証された場合(登録IDと一致した場合)には、制御手段C1bから解錠の電気信号が発信されて(動力部Aを駆動する回路に電気が供給され)動力部Aが解錠側に回転し玄関扉1が解錠される。また、同時に入場データ(IDとそのIDが認証された時刻)が記憶手段C1cに記憶される。
(2)作業者が入場し玄関扉1が閉じられ、近接スイッチDが扉枠2に接近すると、近接スイッチDから制御手段C1bに電気信号が発信される。そして、該電気信号に基づいて動力部Aに施錠のための電気信号が発信され、動力部Aが施錠側に回転して、施錠される。
(3)作業者が退場する際は、コントロール部C1に備え付けられた内部IDカード読取り部C2にカードをかざして退場する。この際、入場時と同様の機構にて施解錠の制御及び退場データ(IDとそのIDが認証された時刻)が記憶される。
(4)記憶手段C1cに記憶された入退場データは、サーバーPCからの操作によってPASを介してサーバーPCに無線送信され、作業者の労務管理等に活用される。特に、多くの建築現場にて同時進行する建築工事を一括して管理する必要がある住宅メーカーの施工管理部門において、全ての現場の労務やセキュリティを一元管理するネットワークを構築することで労務や現場の管理業務を効率化することが可能である。
次に、施解錠管理装置の第2実施例の構成について説明する。本実施例は、玄関扉1の養生材Fを利用して施解錠管理装置の各構成機器を装着した例であり、図5、6を参照して第1実施例と異なる構成についてのみ説明する。
(4)外部ICカード読取り部Bを予めポケットに収容したうえで養生材Fを玄関扉1に装着し(内面カバーF1が玄関扉1の室内側、外面カバーF2が室外側となるようにして上部連結ベルトF3を玄関扉1上端に掛止し、側部連結ベルトF4にて内面カバーF1と外面カバーF2の側部を連結する。)、コントロール部C1を内面カバーF1の掛止具F7に掛止する。
次に、施解錠管理装置の第3実施例の構成について説明する。本実施例は、玄関扉1に帯状部材Gを介して施解錠管理装置の各構成機器を装着した例であり、図7を参照して第2実施例と異なる構成についてのみ説明する。
上記3つの実施例において、動力部Aは、手動サムターン3cを電動モーターで回転させる機構を備えたサムターン回転装置を玄関扉1の室内側に装着するアタッチメント形式のものであってもよい。その具体的構成としては、例えば、手動サムターン3cを覆い隠すようなカップ状で、内部に電動モーターと電動モーターの回転軸に取り付けられた一対のつまみ挟持片とを有し、該つまみ挟持片でサムターンのつまみを挟持させておき、制御手段C1bからの電気信号によってモーターを回転させて施解錠するものが考えられる。この場合は、上記装着手順の(2)において、手動サムターン3cをそのまま装着し、手動サムターン3cの上から覆うようにサムターン回転装置を装着する。なお、動力部の固定方法には、(1)玄関扉1表面に両面粘着テープで固定する、(2)手動サムターン3c近傍まで延長した内面カバーF1を利用して固定する、(3)近接スイッチDの取付け金具D2に固定する、等の方法がある。
1a 錠収容部
1b バーハンドル
2 扉枠
3 錠
3a 錠ケース
3b シリンダー
3c 手動サムターン
3d デッドボルト
A 動力部(電動サムターン)
B 外部ICカード読取り部
C コントロールボックス
C1 コントロール部
C1a 認証手段
C1b 制御手段
C1c 記憶手段
C2 内部ICカード読取り部
C3 PAS
C3a アンテナ
C4 ACアダプター
C5 電源プラグ
C6 防水ケース
D 近接スイッチ
D1 スイッチ本体
D2 取付け金具
D2a スイッチ本体保持片
D2b 固定片
E ケーブル
F 養生材
F1 内面カバー
F2 外面カバー
F3 上部連結ベルト
F4 側部連結ベルト
F5 面ファスナーのメス片
F6 面ファスナーのオス片
F7 掛止具
F8 ポケット
G 帯状部材
G1 帯部
G2 係止部
G3 止め具
G4 フック
Claims (2)
- 玄関扉の錠部分に着脱自在に装着され、電気信号により施解錠させる動力部と、
玄関扉の室外面側に着脱自在に装着されるICカード読取り部と、
玄関扉の室内面側に着脱自在に装着され、前記ICカード読取り部で読み取られたICカード情報の認証を行う認証手段と、該認証手段の認証結果に基づいて前記動力部を電気信号によって制御して施解錠させる制御手段とを備えたコントロール部と、からなり、
前記玄関扉には、玄関扉の室内面を覆う内面カバーと室外面を覆う外面カバーとを備えた着脱自在の養生材が装着され、
前記ICカード読取り部が、養生材の外面カバーに内臓または外面カバーの収納部に収納され、
前記コントロール部が、養生材の内面カバーに装着されることを特徴とする施解錠管理装置。 - 玄関扉の錠部分に着脱自在に装着され、電気信号により施解錠させる動力部と、
玄関扉の室外面側に着脱自在に装着されるICカード読取り部と、
玄関扉の室内面側に着脱自在に装着され、前記ICカード読取り部で読み取られたICカード情報の認証を行う認証手段と、該認証手段の認証結果に基づいて前記動力部を電気信号によって制御して施解錠させる制御手段とを備えたコントロール部と、からなり、
前記ICカード読取り部及びコントロール部が、着脱自在に取り付けられた帯状部材を介して装着され、
当該帯状部材は、中間部が前記玄関扉の上端縁に掛けられるとともに、両端部が前記玄関扉の把手に係止されることを特徴とする施解錠管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010040202A JP5551471B2 (ja) | 2009-09-30 | 2010-02-25 | 施解錠管理装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009227591 | 2009-09-30 | ||
JP2009227591 | 2009-09-30 | ||
JP2010040202A JP5551471B2 (ja) | 2009-09-30 | 2010-02-25 | 施解錠管理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011094468A JP2011094468A (ja) | 2011-05-12 |
JP5551471B2 true JP5551471B2 (ja) | 2014-07-16 |
Family
ID=44111674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010040202A Active JP5551471B2 (ja) | 2009-09-30 | 2010-02-25 | 施解錠管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5551471B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9677760B2 (en) | 2011-01-28 | 2017-06-13 | Osaka Gas Co., Ltd. | Furnace heating combustion apparatus |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH09144403A (ja) * | 1995-11-17 | 1997-06-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子錠 |
JP2005023688A (ja) * | 2003-07-04 | 2005-01-27 | Miwa Lock Co Ltd | 機械式錠前に対する電気錠の制御箱の取付構造 |
-
2010
- 2010-02-25 JP JP2010040202A patent/JP5551471B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9677760B2 (en) | 2011-01-28 | 2017-06-13 | Osaka Gas Co., Ltd. | Furnace heating combustion apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011094468A (ja) | 2011-05-12 |
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