JPH09144403A - 電子錠 - Google Patents

電子錠

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Publication number
JPH09144403A
JPH09144403A JP7299501A JP29950195A JPH09144403A JP H09144403 A JPH09144403 A JP H09144403A JP 7299501 A JP7299501 A JP 7299501A JP 29950195 A JP29950195 A JP 29950195A JP H09144403 A JPH09144403 A JP H09144403A
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JP
Japan
Prior art keywords
adapter
electronic lock
door
unit
lock according
Prior art date
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Pending
Application number
JP7299501A
Other languages
English (en)
Inventor
Izumi Yamaura
泉 山浦
Haruo Terai
春夫 寺井
Yasumichi Kobayashi
保道 小林
Tadashi Nakatani
直史 中谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7299501A priority Critical patent/JPH09144403A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成でドアの施錠・解錠が自動的にで
きる電子錠を提供することを目的としているものであ
る。 【解決手段】 サムターンを駆動するアダプタ1とアダ
プタ1を駆動する送信部2とによって、設置工事を不要
とした電子錠としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアの施錠・解錠
を自動的に行うことができる電子錠に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図17は、現在使用されているドアの構
成を示している。ドア15には、両側にノブ16aとノ
ブ16bとを設けており、内側からドア15を開く場合
にはノブ16aを外側からドア15を開く場合にはノブ
16bを回す操作を行う。ノブ16aとノブ16bとの
間には、ラッチボルト17を設けている。ノブ16aあ
るいはノブ16bを開くと、ラッチボルト17は図示し
ていないドア枠に設けている鍵受孔から出没してドア1
5を開くことができるものである。このラッチボルト1
7の上部には、デッドボルト18を設けている。デッド
ボルト18は、サムターン20のあるいはシリンダ19
の操作によってラッチボルト17と同様に前記鍵受孔に
出没して、前記手動によるドア15の開閉操作を可能あ
るいは不可能にしている。サムターン20はドア15の
室内側に設けており、シリンダ19はドア15の室外側
に設けている。つまりデッドボルト17は、サムターン
20を手動によって開閉すること、またはシリンダ19
に設けている鍵孔に鍵を挿入して開閉操作をすることに
よって、鍵受孔から出没するものである。
【0003】以上のような構成で、例えば外出する場合
には室外から鍵を使用してシリンダ19の鍵孔を閉操作
して、デッドボルト17を鍵受孔側にロックするもので
ある。しかし帰宅したときに荷物で両手がふさがってい
る場合などは、鍵を取り出すことと、鍵をシリンダ19
の鍵孔に挿入して開操作することは非常に煩わしいもの
である。また帰宅時間が遅くなって周囲が暗い場合に
は、この開操作は手間取ったりするものである。さら
に、高齢者や子供にとってはこの開閉操作は想像以上に
やりにくいものである。
【0004】このような問題を解決するために、自動的
にドアを開閉できる電気錠システムが特開平6−500
39として提案されている。図18はこの電気錠システ
ムを示している。つまり、ドア15に取り付けた電気錠
70を室内に設置した電気錠操作ユニット72と操作装
置73によって、あるいは室外に取り付けたシークレッ
トスイッチ71の操作によって解錠・施錠を自動的に行
うようになっているものである。この電気錠70は、従
来のノブ16a・16bに代えて電磁クラッチを内蔵し
たノブを使用するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの電気錠シス
テムは、既設のドア15に対する取付が困難であるとい
う課題を有しているものである。つまり、従来のノブ1
6a・16bを電磁クラッチを内蔵したノブに取り替え
るという作業は、ノブ16a・16bの形状寸法に種々
のものがあり容易ではないものである。また、電源を供
給するための配線、或いは錠の状態を知らせる情報のた
めの配線が必要で、ドア15内やドア枠内部に対する配
線工事が必要となるものである。このため、ほとんどが
新設で施工されるものとなっている。また、シークレッ
トスイッチ71・電気錠操作ユニット72・操作装置7
3が必要で、非常に高価なものとなっている。
【0006】本発明はこのような従来の構成が有してい
る課題を解決しようとするもので、簡単な構成でドアの
施錠・解錠が自動的にできる電子錠を提供することを目
的としているものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の第一の手段は、サムターンを駆動するアダプ
タとアダプタを駆動する送信部とによって、設置工事を
不要とした電子錠としている。
【0008】また本発明の第二の手段は、アダプタはド
アを解錠するときだけ送信部からのワイヤレス操作を可
能として、施錠忘れを生ずることが無く、また帰宅時に
多くの荷物を持っていたり、帰宅時が暗い場合に開操作
を容易に行える電子錠としている。
【0009】本発明の第三の手段は、アダプタはドアを
施錠するときだけ送信部からのワイヤレス操作を可能と
して、誤って解錠したままとなることがなく、急ぎの外
出時の施錠操作が容易に行える電子錠としている。
【0010】本発明の第四の手段は、アダプタはサムタ
ーンが複数個であっても送信部からの1回のキー操作に
よってドアの施錠・解錠を可能として、2個以上の鍵や
サムターンを有するドアに使用できる電子錠としてい
る。
【0011】本発明の第五の手段は、疑似サムターンを
有するアダプタとして、手動によってもドアの施錠解錠
ができ、違和感を感じることの無い電子錠としている。
【0012】本発明の第六の手段は、1カ所に回り止め
部を有するアダプタとして、ドアへの取付が簡単にでき
る電子錠としている。
【0013】また本発明の第七の手段は、駆動部と受信
部及び電源部とを別体とし、これらの間をフレキシブル
ワイヤによって接続したアダプタとして、取付の自由度
を大幅に増した電子錠としている。
【0014】本発明の第八の手段は、マグネット部によ
って磁性体のドアへの取付を非常に簡単に行える電子錠
としている。
【0015】本発明の第九の手段は、サムターンに係合
したラチェット型歯車と、ラチェット型歯車を回転駆動
するソレノイドとを有するアダプタとして、小型の電子
錠としている。
【0016】本発明の第十の手段は、中空リング構造を
有する超音波モータを使用して、薄手の電子錠としてい
る。
【0017】本発明の第十一の手段は、形状記憶合金の
変態力を利用する構成として、減速機構が不要で構成が
非常にコンパクトな電子錠としている。
【0018】本発明の第十二の手段は、送信部が鍵を一
体に備えた構成として、手動による施錠・解錠と自動に
よる施錠・解錠がすぐに使用できる電子錠としている。
【0019】また本発明の第十三の手段は、鍵を挿入す
る挿入部を一体に備えたカード状の送信部として、送信
部を胸ポケット・定期入れ・財布等内に収容でき、携帯
性の高い電子錠としている。
【0020】本発明の第十四の手段は、送信部に備えた
取付手段によって、送信部をベルトや胸ポケット等に取
付けることができ、施錠・解錠が極めて容易にできる電
子錠としている。
【0021】更に本発明の第十五の手段は、腕時計内に
配置できる送信部として、送信部を常に携帯できる電子
錠としている。
【0022】本発明の第十六の手段は、サムターンと同
一形状とした操作ツマミを有する送信部として、家庭内
のどの場所にいてもドアの施錠・解錠状態が把握できる
電子錠としている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
説明する。図1は本実施形態の電子錠の構成を示すブロ
ック図である。1はドアに設けているサムターンと係合
してサムターンを開閉するアダプタで、2はアダプタ1
に開閉信号を無線で送信する送信部である。アダプタ1
は、図2に示しているようにサムターンに係合する係合
部3aを有している駆動部3と、送信部2が送信した信
号を受信する受信部4と、各部に電源を供給する電源部
5とを備えたアダプタ本体10と、アダプタ本体10を
覆う図示していない上蓋11とを備えている。送信部2
は、スイッチ8のオンオフによってアダプタ1に無線に
よる開閉信号をアンテナ9から送る送信器6と、電源で
ある電池7を備えている。
【0024】図3は前記アダプタ1をドア15に取り付
けた状態を示す側断面図、図4は同平面図である。ドア
15は、既設のノブ16a・16b、ラッチボルト17
・デッドボルト18・シリンダ19・サムターン20を
有している。本実施形態の電子錠を構成するアダプタ1
は、このサムターン20に係合するように両面テープ1
2によってドア15に取り付けている。すなわち、アダ
プタ1の駆動部3の係合部3aをサムターン20に係合
するように取り付けているものである。
【0025】以下本実施形態の動作について説明する。
使用者が送信器2の動作モードを解錠あるいは施錠に設
定してスイッチ8をオンすると、送信器6は解錠あるい
は施錠を示す送信信号をアンテナ9から無線で送信す
る。この無線信号は、ドア15に取り付けたアダプタ1
の受信部4によって受信される。受信された信号は駆動
部3に伝達され、駆動部3は係合部3aを右向きまたは
左向きに回転駆動する。この回転駆動によって、駆動部
3に係合されたサムターン20も回転駆動され、ドア1
5が解錠あるいは施錠される。ドア15が解錠されれ
ば、ノブ16aあるいはノブ16bを回すことによって
ドア15を開くことができる。ドア15が施錠されれ
ば、ノブ16aあるいはノブ16bを回してもドア15
を開くことはできないものである。
【0026】以上のように本実施形態によれば、送信部
2のスイッチ8をオンする簡単な操作によって、ドア1
5を簡単に施錠あるいは解錠できるものである。また、
アダプタ1のドア15に対する取付は両面テープ12に
よるもので、非常に簡単にできるものである。
【0027】なお本実施形態では、電源部5として乾電
池を使用しているが、太陽電池あるいは充電可能なバッ
テリとしても良いものである。また駆動部3の駆動は、
小型モータを減速して用いているが、小型のソレノイド
を使用しても良いものである。なお送信部2が送信する
電波は微弱なもので十分で、本実施形態で使用している
ものはドア15から6〜8mの範囲で施錠・解錠操作が
できる。
【0028】またこのとき、送信部2からはサムターン
20を解錠する解錠信号だけを送信するようにすれば、
施錠忘れを生ずることが無く、また多くの荷物を持って
帰宅した場合にスイッチ8を押すだけの簡単な操作で解
錠ができるものである。
【0029】また送信部2からはサムターン20を施錠
する施錠信号だけを送信するようにすれば、誤って解錠
したままとなることがなく、また急いで外出する場合の
施錠が非常に簡単にできるものである。
【0030】また送信部2が複数個のIDコードを送信
できるようにすれば、サムターン20を複数個設けてい
る構成のドアであっても、一回の送信部2の操作によっ
て解錠あるいは施錠が簡単にできるものである。つま
り、最近増えているダブルのサムターン20を有した防
犯扉に対する取付も容易にできるものである。
【0031】また、図5に示しているようにアダプタ1
が表面に疑似サムターン21を備えた構成とすれば、電
子錠を取り付けたという違和感を生じないものである。
つまり、疑似サムターン21は駆動部3と連動してお
り、施錠・解錠の操作によって回転するものである。ま
た、送信部2を使用しない場合には疑似サムターン21
を使用して手動ででも解錠・施錠の操作ができるもので
ある。また派生的な効果として、送信部2の電池7が電
池切れの状態となっていたような場合に手動による開閉
ができるため困ることがない。
【0032】また図6に示しているように、アダプタ1
に1カ所の回り止め部22を設けて、錠取付板23を介
してネジ止めする簡単な構成でドア15に取り付けるこ
とができる。このとき、サムターン20は硬質ゴム24
介してねじで固定している。
【0033】また図7に示しているように、アダプタ1
を駆動部3と本体部10とを別体として、この勘をフレ
キシブルワイヤ30を使用して接続する構成とすれば、
ドア15に対する取付の自由度を大幅に向上することが
できる。つまり、サムターン20の上にドア15の装飾
用の段差31を設けた構成としている場合に特に有効と
なる。
【0034】また図8に示しているように、アダプタ1
の底部にマグネット35を設けた構成とすれば、ドア1
5が鉄・ステンレス等の磁性体である場合にドア15に
対する取付が極めて容易にできるものである。
【0035】また図9に示しているように、アダプタ1
の駆動部3にサムターン20を回動するラチェット型歯
車40と、ラチェット型歯車40の歯を一つづつ送るソ
レノイド41とを設けた構成とすれば、アダプタ1を小
型化できるものである。つまり、ソレノイド41は小出
力で動作可能であり小型のものを使用できる。このとき
駆動部3に設けているラチェット型歯車40は、解錠動
作・施錠動作に合わせて左右方向に90゜分だけ設ける
ようにすれば良い。
【0036】また図10に示しているように、駆動部3
のサムターン20と係合する係合部3aに超音波モータ
42を使用すると、高さ方向のスペースを節約したつま
り薄手のアダプタ1を実現できるものである。すなわ
ち、超音波モータ42は中空リング構造を有しており、
サムターン20の突出部をこの中空部に収容できるもの
である。こうして、超音波ドライバ45の信号によって
振動子43を超音波振動させ、この超音波振動によって
発生する進行波を振動子43の上部に配置した駆動子4
4が受けてサムターン20を回転駆動できるものであ
る。
【0037】また図11に示しているように、係合部3
aに2本のバネ状の形状記憶合金50a・50bを使用
する構成とすることもできる。こうして、例えば解錠時
には形状記憶合金50bを、施錠時には形状記憶合金5
0aを通電加熱すると、形状記憶合金50a・50bは
変態して、係合部3aが回転する。こうして係合されて
いるサムターン20も同時に回転し、施錠・解錠ができ
るものである。この構成とした場合には、減速機構が不
要で構成が非常にコンパクトとなアダプタ1を実現でき
るものである。
【0038】また、送信部2を図12に示す構成とする
こともできる。すなわち、送信部2の本体2a中に鍵5
1を保持できる構成とし、保持後に蓋2bをネジ止めす
るものである。この構成とすれば、手動による施錠・解
錠と自動による施錠・解錠とがすぐに使えるものとな
る。
【0039】また、送信部2を図13に示す構成とする
こともできる。すなわち送信部2をカード型とし、鍵5
1を内部に収容できる挿入部52aを設け、挿入部52
aにレバー53を設けているものである。この構成とす
れば、レバー53の操作によって鍵51を容易に出し入
れでき、また送信部2を胸ポケット・定期入れ、財布等
の中に簡単に収納でき、携帯性が向上するものである。
【0040】また送信部2を図14に示す構成とするこ
ともできる。すなわち、送信部2に取付手段55である
フック等を設けた構成とするものである。この構成とす
れば、送信部2をベルトや胸ポケット等に取り付けるこ
とができ、施錠・解錠時に送信部をズボンのポケットや
鞄・ハンドバック等から取り出したりする必要がないも
のである。
【0041】また送信部2を図15に示す構成とするこ
ともできる。すなわち、送信部2を腕時計に埋め込む構
成としている。このときは、スイッチ8としてリードス
イッチ8aを、電池7には腕時計に使用しているものを
使用する。この構成とした場合には、送信部2を常に携
帯することができ探し回ったにすることのない送信部2
とできる。
【0042】また送信部2を図16に示す構成とするこ
ともできる。すなわち、送信部2にサムターン20と同
一形状とした操作ツマミ60を設け、動作モードスイッ
チとスイッチ8の機能とを兼ねさせるものである。つま
り例えば操作ツマミ60を右に回転させれば施錠が、左
に回転させれば解錠ができるようにしている。この場合
操作ツマミの現在の状態を見れば、施錠状態か解錠状態
かが簡単に把握できる。こうして台所等に送信部2を配
置するようにすると、家庭内のどの場所にいても施錠・
解錠の操作ができ、かつ家庭内のどの場所にいてもドア
15の解錠・施錠の状態が把握できる。
【0043】
【発明の効果】本発明の第一の手段は、アダプタとアダ
プタを駆動する送信部とを備え、前記アダプタは、サム
ターンに係合する駆動部と、送信部が送信した信号を受
信する受信部と、各部に電源を供給する電源部とを備え
た構成として、簡単な構成でドアの施錠・解錠が自動的
にできる電子錠を実現するものである。
【0044】本発明の第二の手段は、特にアダプタはド
アを解錠するときだけ送信部からのワイヤレス操作を可
能とした構成として、施錠忘れを生ずることが無く、ま
た帰宅時に多くの荷物を持っていたり、帰宅時が暗い場
合に開操作を容易に行える電子錠を実現するものであ
る。
【0045】本発明の第三の手段は、特にアダプタはド
アを施錠するときだけ送信部からのワイヤレス操作を可
能とした構成として、誤って解錠したままとなることが
なく、また急ぎの外出時の施錠操作が容易に行える電子
錠を実現するものである。
【0046】本発明の第四の手段は、特にアダプタはサ
ムターンが複数個であっても送信部からの1回のキー操
作によってドアの施錠・解錠を可能とした構成として、
2個以上の鍵やサムターンを有するドアに使用できる電
子錠を実現するものである。
【0047】本発明の第五の手段は、特にアダプタは、
手動によってもドアの施錠解錠ができる疑似サムターン
を有する構成として、違和感を感じることの無い電子錠
を実現している。
【0048】本発明の第六の手段は、特にアダプタは1
カ所に回り止め部を有する構成として、ドアへの取付が
簡単にできる電子錠を実現するものである。
【0049】本発明の第七の手段は、特にアダプタは、
駆動部と、受信部及び電源部とを別体とし、これらの間
をフレキシブルワイヤによって接続した構成として、取
付の自由度を大幅に増した電子錠を実現するものであ
る。
【0050】本発明の第八の手段は、特にアダプタはマ
グネットを有する構成として、磁性体のドアへの取付を
非常に簡単に行える電子錠を実現するものである。
【0051】本発明の第九の手段は、特にアダプタの駆
動部は、サムターンに係合したラチェット型歯車と、ラ
チェット型歯車を回転駆動するソレノイドとを有する構
成として、小型の電子錠を実現するものである。
【0052】本発明の第十の手段は、特にアダプタの駆
動部は、サムターンを覆う中空リング構造を有する超音
波モータとした構成として、薄手の電子錠を実現するも
のである。
【0053】本発明の第十一の手段は、特にアダプタの
駆動部は、形状記憶合金の変態力を利用してサムターン
を駆動する構成として、減速機構が不要で構成が非常に
コンパクトな電子錠を実現するものである。
【0054】本発明の第十二の手段は、特に送信部は手
動によってドアを施錠解錠できる鍵を一体に備えている
構成として、手動による施錠・解錠と自動による施錠・
解錠がすぐに使用できる電子錠を実現するものである。
【0055】本発明の第十三の手段は、送信部をカード
状とし、ドアを施錠解錠できる鍵を挿入する挿入部を一
体に備えた構成として、送信部を胸ポケット・定期入れ
・財布等内に収容でき、携帯性の高い電子錠を実現する
ものである。
【0056】本発明の第十四の手段は、特に送信部はベ
ルトや胸ポケット等に取付・取り外しが自在となる取付
手段を有する構成として、送信部をベルトや胸ポケット
等に取付けることができ、施錠・解錠が極めて容易にで
きる電子錠を実現するものである。
【0057】また本発明の第十五の手段は、特に送信部
を腕時計内に配置できる構成として、送信部を常に携帯
できる電子錠を実現するものである。
【0058】更に本発明の第十六の手段は、特に送信部
はサムターンと同一形状とした操作ツマミを有する構成
として、家庭内のどの場所にいてもドアの施錠・解錠状
態が把握できる電子錠を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である電子錠を示すブロック
【図2】同、アダプタを示す平面図
【図3】同、アダプタをドアに取り付けた状態を示す側
断面図
【図4】同、アダプタをドアに取り付けた状態を示す平
面図
【図5】同、疑似サムターンを有するアダプタを示す側
断面図
【図6】同、回り止め部を有するアダプタを示す平面図
【図7】同、駆動部と、受信部及び電源部とを別体とし
たアダプタを示す平面図
【図8】同、マグネットを有するアダプタを示す平面図
【図9】同、サムターンに係合したラチェット型歯車
と、ラチェット型歯車を回転駆動するソレノイドとを有
する駆動部としたアダプタを示す平面図
【図10】(a)同、駆動部を超音波モータとしたアダ
プタを示す平面図(b)同、駆動部を超音波モータとし
たアダプタを示す側面図
【図11】(a)同、 駆動部が形状記憶合金を有する
構成としたアダプタの動作を説明する説明図(b)同、
駆動部が形状記憶合金を有する構成としたアダプタの
動作を説明する説明図
【図12】同、鍵を一体に備えた送信部を示す説明図
【図13】同、カード状とした送信部を示す斜視図
【図14】同、取付手段を有する送信部を示す側面図
【図15】同、腕時計内に収容した送信部を示す説明図
【図16】同、サムターンと同一形状とした操作ツマミ
を有する送信部を示す斜視図
【図17】ドアの構成を説明する側面図
【図18】従来例である電気錠の構成を説明するブロッ
ク図
【符号の説明】
1 アダプタ 2 送信部 3 駆動部 4 受信部 5 電源部 21 疑似サムターン 22 回り止め部 30 フレキシブルワイヤ 35 マグネット 40 ラチェット型歯車 41 ソレノイド 42 超音波モータ 50a 形状記憶合金 50b 形状記憶合金 51 鍵 52 カード状とした送信部 52a 挿入部 55 取付手段 60 操作ツマミ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中谷 直史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アダプタとアダプタを駆動する送信部と
    を備え、前記アダプタは、サムターンに係合する駆動部
    と、送信部が送信した信号を受信する受信部と、各部に
    電源を供給する電源部とを備えた電子錠。
  2. 【請求項2】 アダプタはドアを解錠するときだけ送信
    部からのワイヤレス操作を可能とした請求項1に記載し
    た電子錠。
  3. 【請求項3】 アダプタはドアを施錠するときだけ送信
    部からのワイヤレス操作を可能とした請求項1に記載し
    た電子錠。
  4. 【請求項4】 アダプタはサムターンが複数個であって
    も送信部からの1回のキー操作によってドアの施錠・解
    錠を可能とした請求項1から3のいずれか1項に記載し
    た電子錠。
  5. 【請求項5】 アダプタは、手動によってもドアの施錠
    解錠ができる疑似サムターンを有する請求項1から4の
    いずれか1項に記載した電子錠。
  6. 【請求項6】 アダプタは1カ所に回り止め部を有する
    請求項1から5のいずれか1項に記載した電子錠。
  7. 【請求項7】 アダプタは、駆動部と、受信部及び電源
    部とを別体とし、これらの間をフレキシブルワイヤによ
    って接続した請求項1に記載した電子錠。
  8. 【請求項8】 アダプタはマグネットを有する請求項1
    から6のいずれか1項に記載した電子錠。
  9. 【請求項9】 アダプタの駆動部は、サムターンに係合
    したラチェット型歯車と、ラチェット型歯車を回転駆動
    するソレノイドとを有する請求項1から8のいずれか1
    項に記載した電子錠。
  10. 【請求項10】 アダプタの駆動部は、サムターンを覆
    う中空リング構造を有する超音波モータとした請求項1
    から8のいずれか1項に記載した電子錠。
  11. 【請求項11】 アダプタの駆動部は、形状記憶合金の
    変態力を利用してサムターンを駆動する請求項1から8
    のいずれか1項に記載した電子錠。
  12. 【請求項12】 送信部は手動によってドアを施錠解錠
    できる鍵を一体に備えている請求項1から11のいずれ
    か1項に記載した電子錠。
  13. 【請求項13】 送信部をカード状とし、ドアを施錠解
    錠できる鍵を挿入する挿入部を一体に備えた請求項1か
    ら12のいずれか1項に記載した電子錠。
  14. 【請求項14】 送信部はベルトや胸ポケット等に取付
    ・取り外しが自在となる取付手段を有する請求項1から
    12のいずれか1項に記載した電子錠。
  15. 【請求項15】 送信部を腕時計内に配置できる構成と
    した請求項1から11のいずれか1項に記載した電子
    錠。
  16. 【請求項16】 送信部はサムターンと同一形状とした
    操作ツマミを有する請求項1から11のいずれか1項に
    記載した電子錠。
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