JP2004131954A - 電気錠システムにおける通電金具の接続構造 - Google Patents

電気錠システムにおける通電金具の接続構造 Download PDF

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JP2004131954A JP2002295023A JP2002295023A JP2004131954A JP 2004131954 A JP2004131954 A JP 2004131954A JP 2002295023 A JP2002295023 A JP 2002295023A JP 2002295023 A JP2002295023 A JP 2002295023A JP 2004131954 A JP2004131954 A JP 2004131954A
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森田 治夫
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Abstract

【課題】扉に容易に電気錠を設置可能とする電気錠システムにおける通電金具の接続構造の提供。
【解決手段】電気錠システムは、戸先側で扉1を施解錠する電気錠10と、この電気錠10と電気的に接続され、扉1の吊元側の室内側面に固定された通電金具11と、この通電金具11に隣接した扉枠又はその外周領域に固定された制御盤12と、通電金具11と制御盤12とを電気的に接続するたるみをもたせた接続コード13とを備えている。通電金具11と制御盤12とは、直接的に接続コード13により接続されている。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気的に扉の施解錠を行なう電気錠システムにおける通電金具の接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、扉の錠前に、電気錠を設置する家庭やオフィスが増加している。その際、新築の場合には、扉内部に配線等を予め埋め込んだ電気錠が使用できる。しかし、リフォームなどで、既設の扉に電気錠を設置する場合には、扉の表面に配線をはわせる面付型の設置方法が採られている。
【0003】
図3は、扉に電気錠を設置した従来の構成を示す図であり、室内側から見た状態を示している。
電気錠21から延出したコード22は、扉20の吊元側の室内側面に固定された第1通電金具23に接続される。そして、第1通電金具23と、扉枠25等に固定された第2通電金具24とは、たるみをもった接続コード26により電気的に接続される。また、第2通電金具24から延出したコード27は、電気錠21の施解錠を制御する制御盤28に接続されている。なお、制御盤28は、扉20とは離れた下駄箱内やその周辺の壁面、あるいはリビングの壁面などに設置される。さらに、制御盤28には、リモコンキー(電波キー)29からの電波を受信するためのアンテナ30が、感度を良くするために制御盤28のケースの外側に設けられている。また、リモコンキー29を使用せずに、押ボタンスイッチ31aにより電気錠21を施解錠するための操作器31が制御盤28に接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の電気錠の設置構成では、通電金具を枠側、扉側の2ヶ所で取り付けて、さらに制御盤を設置するので、部品点数が多く、施工時間もかかっていた。また、下駄箱内やその周辺の壁面、あるいはリビングの壁面などに設置することは、スペース的にも無駄なものであった。しかも、制御盤に取り付けられるアンテナは、電波を受信しやすいように、扉の近くにまでその先端部を延長して持ってくる必要もあった。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、構造が簡易であって、取付も容易となる通電金具の接続構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、扉を施解錠する電気錠と、電気錠の施解錠を制御する制御盤とを備える電気式に扉を施解錠可能な電気錠システムにおいて、扉の吊元側に面付された通電金具は、前記電気錠と電気的に接続されており、前記制御盤が、この通電金具に隣接した扉枠に固定されると共に、前記通電金具と接続され、枠側通電金具を兼用していることを特徴とする電気錠システムにおける通電金具の接続構造である。
【0007】
また、好ましくは上記構成に加えて、電波キーを用いる電気錠システムにおいて、扉枠に固定された前記制御盤に、施解錠の信号を受信するアンテナが内蔵されていることを特徴とする電気錠システムにおける通電金具の接続構造である。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の電気錠システムにおける通電金具の接続構造について、実施例に基づき更に詳細に説明する。
【0009】
図1は、本実施例の電気錠システムにおける通電金具の接続構造が適用された扉を示す図であり、室内側から見た状態を示している。本実施例の電気錠システムにおける通電金具の接続構造は、各種の扉に適用可能であるが、特にマンション等の集合住宅や一戸建て住宅などの玄関に設けられる扉に好適に適用される。
【0010】
扉は、開き戸形式の扉であり、壁を構成するコンクリート製の躯体に、略ロ形の扉枠2が固定され、この扉枠2の一側端部に丁番(図示せず)を介して略矩形板状の扉1が回動自在に保持されてなる。
【0011】
本実施例における電気錠システムは、戸先側で扉1を施解錠する面付式の電気錠10と、この電気錠10と電気的に接続され、扉1の吊元側の室内側面に面付固定された通電金具11と、この通電金具11に隣接した扉枠2に固定された制御盤12と、通電金具11と制御盤12とを電気的に接続するたるみをもたせた接続コード13とを備えている。本実施例では、これら各部材は、扉1又は扉枠2や壁の室内側の表面に設置されている。
【0012】
面付式の電気錠10は、扉1の戸先側端部の表面に設けられる。本実施例では、図1に示すように、扉1の室内側の表面に固定され、既設錠4の上部に設置される。一方、扉枠2の戸先側縦枠には、電気錠10に対応した位置に、錠ウケ14が設置されている。
電気錠10は、そこに設けられたツマミの回転、又は制御盤12からの電気信号に応じて、錠ウケ14に対してデッドボルト10aを錠ケースの戸先側から突出又は錠ケース内に引き込み、扉1の施解錠を行う。つまり、デッドボルト10aが戸先側に突出した際には、デッドボルト10aの先端部が錠ウケ14に突入されることで扉が施錠される。
【0013】
通電金具11は、扉1の吊元側の室内側面に面付固定される。好ましくは、通電金具11は、扉1の上部に配置され、この通電金具11には、扉表面に固定される面付型通電金具とされる。
【0014】
電気錠10と通電金具11とを接続するコード15は、モール配線若しくは露出配線とされる。このモール配線は、コードを隠しつつ扉を装飾する役目も担うモールを扉表面に貼り付け、そのモール内にコードを通してコードをカバーしつつ行う配線である。
【0015】
一端を電気錠10に接続されたコード15は、扉1の室内側面に上方に向けてはわされて、扉1上端部で屈曲されて左右方向にはわされている。そして、吊元付近まで延出されたコード15は、扉1の吊元側の室内側面に面付固定された通電金具11に接続される。なお、コード15の中途には、扉1の開閉を検知するドアスイッチ5が接続されており、そのドアスイッチ5は、扉1の戸先側上端部に固定される。
【0016】
図2は、通電金具11と制御盤12との接続構造を示す図である。
扉枠2の吊元側縦枠やそれに隣接する壁面には、通電金具11と同等の高さの位置に制御盤12が固定される。つまり、図3で示す、従来第2通電金具24が設置されていた位置に制御盤12が固定される。このように、本実施例において、通電金具11(従来の第1通電金具23)と制御盤12とは、直接的に接続コード13により接続されている。また、接続コード13には、扉1の開閉をスムーズに行うために、たるみが持たされている。
【0017】
接続コード13としては、扉1の開閉による折れ曲がりや損傷を防ぐ為に、カールコード、コイルバネの内部に通されたコード、スパイラルチューブの内部に通されたコード等が使用される。そして、制御盤12には、電源コード16の一端が接続されており、電源コード16の他端の電源プラグ17は、コンセント18に差込まれて、電気を制御盤12や電気錠10に供給している。
【0018】
制御盤12は、リモコンキー3、又は制御盤12自体若しくはこれに接続された操作器(図示しない)の操作に対応して電気錠10に施解錠を指示する。
また、制御盤12には、リモコンキー(電波キー)3からの電波を受信するためのアンテナが内蔵されている。これにより、リモコンキー3を使用して電気錠10の施解錠を行う場合、制御盤12は、そのリモコンキー3からの電波をアンテナにより受信後、正規の施錠信号(又は解錠信号)か否かを認証(そのリモコンキー3がその電気錠に対応しているかどうかの認証と、施錠又は解錠の区別)をして、正しければ扉1の施錠(又は解錠)を行う。
【0019】
上記の通り、本実施例の電気錠システムにおける通電金具の接続構造によれば、図3に示す扉枠等に固定された第2通電金具24が不要となる。これにより、部品点数が減ると共に、電気錠を設置する際の施工工程が減り、施工時間が短縮される。
【0020】
また、扉に近接した位置に制御盤が取り付けられるので、制御盤内にアンテナを内蔵することが可能となる。従来、制御盤は、リビングや下駄箱内に設置されていたので、玄関前(室外)からリモコンキーにより電気錠の施解錠を行う場合、電波をよく受信するために制御盤からできるだけ扉の近くにまでアンテナを延出して設置する必要があった。このためアンテナは、制御盤ケースの外側に設けられていた。
【0021】
しかし、本実施例の電気錠システムにおける通電金具の接続構造によれば、扉の近くに制御盤が設置される。これにより、玄関前(室外)と制御盤との距離が短くなるので、制御盤にアンテナを内蔵することが可能となった。さらに、扉に近接した位置に、受信アンテナが設けられるので、玄関前から扉を開けるためにリモコンキー(電波キー)から電波を発信した場合の感度がよく、微弱電波によって扉の施解錠が可能となる。
【0022】
また、従来は、制御盤を設置する場所をリビングや下駄箱等に用意する必要があったが、本実施例によれば、従来第2通電金具があった場所に、制御盤を設置することとなるので、従来のように制御盤を置く場所を確保する必要がない。
【0023】
なお、本発明の電気錠システムにおける通電金具の接続構造は、上記実施例の構成に限らず、適宜変更可能である。例えば、リモコンキーではなく、カードキーなどでも施解錠可能にしてもよい。
【0024】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の電気錠システムにおける通電金具の接続構造によれば、部品点数が少なく施工工数も少なくなって施工時間が短くなり安価に提供することを可能とする。しかも、電波キーを用いる場合に、制御盤内にアンテナが内蔵されるので場所をとらず、しかも感度がよくなって確実な作動を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気錠システムにおける通電金具の接続構造が適用された扉を示す図であり、室内側から見た状態を示している。
【図2】図1の通電金具と制御盤との接続構造を示す図である。
【図3】従来の電気錠システムの設置状態を示す室内側から見た概略図である。
【符号の説明】
1 扉
2 扉枠
3 リモコンキー
10 電気錠
11 通電金具
12 制御盤
13 接続コード
14 錠ウケ
15 コード
16 電源コード
17 電源プラグ
18 コンセント
20 扉
21 電気錠
22 コード
23 第1通電金具
24 第2通電金具
25 扉枠
26 接続コード
27 コード
28 制御盤
29 リモコンキー
30 アンテナ
31 操作器

Claims (2)

  1. 扉を施解錠する電気錠と、電気錠の施解錠を制御する制御盤とを備える電気式に扉を施解錠可能な電気錠システムにおいて、
    扉の吊元側に面付された通電金具は、前記電気錠と電気的に接続されており、
    前記制御盤が、この通電金具に隣接した扉枠に固定されると共に、前記通電金具と接続され、枠側通電金具を兼用している
    ことを特徴とする電気錠システムにおける通電金具の接続構造。
  2. 電波キーを用いる電気錠システムにおいて、扉枠に固定された前記制御盤に、施解錠の信号を受信するアンテナが内蔵されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気錠システムにおける通電金具の接続構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009127374A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Aiphone Co Ltd 電気錠装置
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