JP2010222782A - 電気錠用配線システム - Google Patents

電気錠用配線システム Download PDF

Info

Publication number
JP2010222782A
JP2010222782A JP2009067923A JP2009067923A JP2010222782A JP 2010222782 A JP2010222782 A JP 2010222782A JP 2009067923 A JP2009067923 A JP 2009067923A JP 2009067923 A JP2009067923 A JP 2009067923A JP 2010222782 A JP2010222782 A JP 2010222782A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control unit
lan
electric lock
wiring
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009067923A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5205315B2 (ja
Inventor
Tomoji Midorikawa
緑川智史
Kosuke Nakajima
中島浩介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
Original Assignee
Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Miwa Lock KK, Miwa Lock Co Ltd filed Critical Miwa Lock KK
Priority to JP2009067923A priority Critical patent/JP5205315B2/ja
Publication of JP2010222782A publication Critical patent/JP2010222782A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5205315B2 publication Critical patent/JP5205315B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Communication Control (AREA)

Abstract

【課題】特別な施工・技術が不要であって、誤配線が起こらないこと。
【解決手段】操作盤の遠隔制御部と通電金具に設けたLANコネクタとをLANケーブルで接続し、該LANコネクタは、LANケーブルから受け取ったLANデータを物理的に区分けして、通電金具に設けたシリアル/イーサーネット変換制御部と、直流電圧変換手段にそれぞれ送り、シリアル/イーサーネット変換制御部は、LANコネクタから受け取ったLANデータを電気錠側の錠前制御部が第2配線としてのシリアルケーブルを介して受け取ることができるように施・解錠用の状態信号に変換し、一方、直流電圧変換手段は、電気錠の駆動源用の電圧に適合する直流電圧に変換して、かつ第1配線を介して錠前制御部に給電するようにしたことを特徴とする電気錠用配線システム。
【選択図】図1

Description

本発明は、扉(引戸も含む)に設けた電気錠と、該電気錠から離れた場所に配設された操作盤とを電気的に接続する電気錠用配線システムに関する。
図4は、従来の電気錠用配線システムXを示すブロック図である。この図4を参照にして説明すると、1は扉(引戸も含む)に取り付けられた電気錠である。電気錠は、周知のように扉の自由端部に内設式又は面付け式に取り付けられ、その錠箱内には駆動源(ソレノイド又はモータ)2が設けられ、図示しないデッドボルトは前記駆動源2の駆動力により進退動する。
一方、3は扉側の電気錠1とは異なる場所(例えば扉以外の建物の壁)に配設された遠隔制御部(電気錠用制御部)4を含む操作盤で、この操作盤3には商業用電源(AC100V)が接続している。操作盤3は、例えばAC/DC変換器5、操作盤側コネクタ6を備えている。
周知のように、操作盤3は、磁気カードなどのIDカードのID情報を読み取ることができるカードコントローラ、操作ボタン等からの操作信号を受け取る入力手段、該入力手段から取得した入力信号と内部メモリに格納している登録情報とをデータ照合するCPU回路を備えている。
さて、図4の電気錠1と操作盤3との間に於いて、仮想線で囲っている部分は、従来の通電金具7を示している。ここで「通電金具7」とは、彫込型・面付型・アーム式・丁番型・ピボット型等の全てをいう。通電金具の全てのタイプの具体的構成は、例えば出願人のカタログ等に記載されている周知事項なので、詳細な説明は割愛するが、前記彫込型は扉と枠間を通線するための彫込タイプのケース状金具のことをいい、例えば出願人の品番TEK−9CC型である。また、面付型は扉と枠間を通線するための面付タイプのケース状金具のことをいい、例えば出願人の品番TEJ−9型である。さらに、丁番型は扉と枠間を通線するための丁番タイプのパイプ状金具のことをいい、例えば出願人の品番TED−8CC型である。ピボット型等も以下同様である。
ここでは、彫込型を例にして説明する。前述した仮想線で囲っている部分に戻って、符号8は扉で、この扉8の吊元側には、第1通電金具9が取り付けられる。第1通電金具9の垂直取付け板を有するケース体は、扉8の吊元側に彫り込んで取り付けられるので、当業者は「彫込型」と称している。符号10は第1通電金具9側の第1コネクタである。
一方、符号11は枠(戸枠)で、この枠11には、第1通電金具9のケース体に対向する位置に第2通電金具12の垂直取付け板を有するケース体が彫込式に取り付けられる。符号13は第2通電金具12側の第2コネクタである。このように、当業者は扉と枠間を通線する為の扉側と枠側の2つ器具のことを「通線、或いは配線用ケース」といわず、「通電金具」と称している。
しかして、従来の通電金具7を含む電気錠用配線システムXでは、LAN方式のデータ送信の試みが全くなされておらず、いわゆる多数の電線で行われていた。この多数の電線のことを、当業者は、「配線コード」とか、「リード線」とか称している。この配線コードといわれている多数の電線は、電気錠1と操作盤3の間を繋ぐだけの話しではあるが、少なくとも、操作盤3からの電源供給用の第1配線(2本)14と、電気錠1からのリレーの作動に基づく施錠確認信号、解除確認信号及び閉扉確認信号等の状態信号bを受け取るための第2配線(計4〜5本)15とが必要である。
したがって、従来の電気錠用配線システムXは、次に指摘するように問題点があった。
(a)通電金具と電気錠・遠隔制御部との配線には専門的な知識が必要であり、時折誤配線が生じ、動作不良や故障を引き起こす。
(b)配線施工にて通線する場所や経路が限られ、また遠隔制御部から電気錠の距離が、例えば配線の導体径が0.9mmの場合、120mと制限される。
(c)電源の配線施工は資格が必要であり、施工者に制限、また配線施工費用が増える。
なお、特許文献1には、彫込型の扉側の第1通電金具の後端部に、電気錠用のインターフェイス盤を一体的に取付ける事項が記載されているが、該インターフェイス盤は、電気錠と操作盤の操作回路との間に介在する信号変換手段であって、本発明の後述するLANコネクタ(LANデータの接続手段)とは、その機能が相違する。
また、特許文献2には、電気通信機器の分野に於いて、ホストコンピュータのローカルネットワーク(LAN)とシリアルインターフェース(SIF)を有するSIFプリンタとを接続するLAN/SIF変換装置に関する事項が記載されている。例えば特許文献2に記載されているように、電気通信機器の分野では、LANケーブルを用いることは周知事項である。
実開昭62―120670号公報 特開平6−324968号公報
本願発明の所期の目的は、特別な施工・技術が不要であって、誤配線が起こらないことである。その他の目的は発明の効果と同じである。
本発明の電気錠用配線システムは、扉に設けられ、かつ錠前制御部を含む電気錠と、この電気錠とは異なる場所に配設された遠隔制御部を含む操作盤と、前記扉側に設けられた第1通電金具と、この第1通電金具と対を成すと共に枠側に設けられた第2通電金具と、前記操作盤と前記電気錠とを、前記第1通電金具及び第2通電金具を介して電気的に接続する電源供給用の第1配線並びに前記錠前制御部と遠隔制御部との間での信号のやりとりを行うための第2配線とを備える電気錠用配線システムに於いて、前記操作盤の遠隔制御部と前記第2通電金具に設けたLANコネクタとをLANケーブルで接続し、該LANコネクタは、LANケーブルから受け取ったLANデータを物理的に区分けして、第2通電金具に設けたシリアル/イーサーネット変換制御部と、直流電圧変換手段にそれぞれ送り、前記シリアル/イーサーネット変換制御部は、LANコネクタから受け取ったLANデータを前記錠前制御部が前記第2配線としてのシリアルケーブルを介して受け取ることができるように施・解錠用の状態信号に変換し、一方、前記直流電圧変換手段は、前記電気錠の駆動源用の電圧に適合する直流電圧に変換して、かつ前記第1配線を介して前記錠前制御部に給電するようにしたことを特徴とする(請求項1)。
また、本発明の電気錠用配線システムは、扉に設けられ、かつ錠前制御部を含む電気錠と、この電気錠とは異なる場所に配設された遠隔制御部を含む操作盤と、前記扉側に設けられた第1通電金具と、この第1通電金具と対を成すと共に枠側に設けられた第2通電金具と、前記操作盤と前記電気錠とを、前記第1通電金具及び第2通電金具を介して電気的に接続する電源供給用の第1配線並びに前記錠前制御部と遠隔制御部との間で信号のやりとりを行うための第2配線とを備える電気錠用配線システムに於いて、前記操作盤の遠隔制御部と前記第1通電金具に設けたLANコネクタとをLANケーブルで接続し、該LANコネクタは、LANケーブルから受け取ったLANデータを物理的に区分けして、第1通電金具に設けたシリアル/イーサーネット変換制御部と、直流電圧変換手段にそれぞれ送り、前記シリアル/イーサーネット変換制御部は、LANコネクタから受け取ったLANデータを前記錠前制御部が前記第2配線としてのシリアルケーブルを介して受け取ることができるように施・解錠用の状態信号に変換し、一方、前記直流電圧変換手段は、前記電気錠の駆動源用の電圧に適合する直流電圧に変換して、かつ前記第1配線を介して前記錠前制御部に給電するようにしたことを特徴とする(請求項2)。
さらに、本発明の電気錠用配線システムは、扉に設けられ、かつ錠前制御部を含む電気錠と、この電気錠とは異なる場所に配設された遠隔制御部を含む操作盤と、前記扉側に設けられた第1通電金具と、この第1通電金具と対を成すと共に枠側に設けられた第2通電金具と、前記操作盤と前記電気錠とを、前記第1通電金具及び第2通電金具を介して電気的に接続する電源供給用の第1配線並びに前記錠前制御部と遠隔制御部との間での信号のやりとりを行うための第2配線とを備える電気錠用配線システムに於いて、前記操作盤の遠隔制御部と前記第2通電金具に設けたLANコネクタとをLANケーブルで接続し、該LANコネクタは、LANケーブルから受け取ったLANデータを物理的に区分けして、第1通電金具に設けたシリアル/イーサーネット変換制御部と、直流電圧変換手段にそれぞれ送り、前記シリアル/イーサーネット変換制御部は、LANコネクタから受け取ったLANデータを前記錠前制御部が前記第2配線としてのシリアルケーブルを介して受け取ることができるように施・解錠用の状態信号に変換し、一方、前記直流電圧変換手段は、前記電気錠の駆動源用の電圧に適合する直流電圧に変換して、かつ前記第1配線を介して前記錠前制御部に給電するようにしたことを特徴とする(請求項3)。
ここで、「錠前制御部を含む」とは、電気錠が錠前制御部も構成要件とすることを意味し、電気錠の錠箱の中に基板(錠前制御部)を内設する場合だけではなく、基板(錠前制御部)を電気錠の錠箱外(例えば扉の内部、扉の外部、第1通電金具等)に配設する場合も意味する。したがって、「含む」の用語は、普通一般の特許明細書と同様に「構成要件」と同義である。また、ここで、「電気錠とは異なる場所」とは、扉及び第1通電金具以外の箇所(例えば建物の壁面、土地の定着物の壁面など)をいう。さらに、「信号のやりとり」とは、操作盤側から電気錠側に対しては施錠命令信号、解錠命令信号及びこれに類するシリアル状態信号或いは制御信号をいい、電気錠側から操作盤側に対しては閉扉状態の確認信号、施錠状態の確認信号、解錠状態の確認信号及びこれに類する状態信号をいう。
(1)通電金具(枠側)と操作盤側の遠隔制御部の接続は、通電金具のコネクタ(アダプタ)にLANケーブルを挿入するのみで、電源の供給・通信線の接続が完了する為、特別な施工・技術が不要で、誤配線が起こらない。
(2)通信の中継に給電機能を有するPoEHUBを使用することができるため、LAN設備が整っている現場はそのまま設備を使用し、環境の構築が容易である。付言すると、既設でも、LANケーブルを引き回す為、構築・設置が容易である。
(3)電源配線施工において資格者による施工が不要なため、施工費を削減できる。
(4)また操作盤側の遠隔制御部と通電金具間での電源や信号線の配線施工が不要である。
(5)操作盤側の遠隔制御部との配線距離が、電気錠と遠隔制御部間が0.9mm導体径120m以内であったのが、例えば図2で示すように、複数個のPoEHUBにカスケード接続する事で400mまで伸ばす事が可能である。
本発明の電気錠用配線システムX1のブロック図。 本発明の効果の一つを示すための説明図。 本発明の第1実施例と異なる他の実施例を示す説明図。 従来の電気錠用配線システムXのブロック図。
図1を参照にして発明を実施するための最良の形態を説明する。本発明の電気錠用配線システムX1を説明するに当たって、従来の電気錠用配線システムXと同一の部分や改良部分には、同一又は同様の符号を付して重複する説明を省略する。本発明は、通電金具内、例えば第2通電金具12内に「Ethernetシリアル変換装置」と「PoE受電装置」とを設けた点に特徴がある。第1通電金具(扉側)9からの接続対象はシリアル通信が可能なインテリジェント電気錠1、もしくはそれと同機能を有する電気錠アダプタを接続する。
これに対して、第2通電金具(枠側)12と操作盤3側の遠隔制御器4との信号のやりとり(施・解錠に関する命令信号aの送信、戻ってくる状態信号bの受信)には、電力の供給とデータの伝送手段としてLANケーブルを用いたので、その中継手段として、PoE給電機能搭載HUB、もしくはPoE給電機能搭載アダプタを使用する。
図1は、本発明の電気錠用配線システムX1のブロック図である。この図1を参照にして説明する。まず、図1の左側の符号1Aは出願人が「インテリジェント電気錠」と称している電気錠である。該電気錠1Aは、その錠箱内又は錠箱外(例えば扉8の内部)に錠前制御部21を備えている。
錠前制御部21は、第2通電金具12A内のシリアル/イーサーネット(便宜上「S/E」という)変換制御部から第1通電金具9A側の第1コネクタ10Aを介して施錠命令信号、解錠命令信号等のシリアル状態信号(変換データ)aを受け取ると、電気錠1Aに対する施錠又は解錠を指示するようにシリアル状態信号aを制御する。
また、錠前制御部21は、電気錠1Aの錠箱内に設けられたマイクロスイッチを介して施錠確認信号、解錠確認信号、閉扉確認信号等の状態信号bを受け取ると、該状態信号bを操作盤3Aのイーサーネット用制御部(遠隔制御部)4A側へ出力する。したがって、錠前制御部21は、シリアル状態信号aや状態信号bの入出力を制御する。
また、電気錠1Aは、操作盤3A側から通電金具内、例えば第2通電金具12A内の直流電圧変換手段を介して変換した後の直流電源、例えばDC24Vを受け取ると、駆動源2としてのモーター又はソレノイドに対して通電制御する。
次に、図1の右側の符号3Aはイーサーネット用制御部(ここでは「遠隔制御部」という。)4A側を直接又は間接的に備える操作盤である。この操作盤3Aは、例えば電気錠1Aから350メートルとか400メートル離れた場所の建物の壁面に配設されている。イーサーネット用制御部4Aも、従来の遠隔制御部4と同様に、磁気カードなどのIDカードのID情報を読み取ることができるカードコントローラ、操作ボタン等からの操作信号を受け取る入力手段、該入力手段から取得した入力信号と内部メモリに格納している登録情報とをデータ照合するCPU回路を備えている。ただし、遠隔制御部4Aは、イーサーネット用である点が、従来の遠隔制御部4と相違する。
しかして、13Aは第2通電金具12Aに設けたLANコネクタ(LANデータ接続手段)で、このLANコネクタ13Aと遠隔制御部4Aとは、LANケーブル22と、給電機能(PoE給電機器)を有する単数又は複数個の中継手段(交流を直流に変換する機能を有する)23をそれぞれ介して接続している。したがって、操作盤3A(遠隔制御部4A)からはLANケーブル22を介してパケット状態のLANデータを直列状態に伝送可能である。また、操作盤3Aは前記LANケーブル22と中継手段23を介して、第2通電金具12A内に設けたシリアル/イーサーネット(S/E)変換制御部25を介して電気錠1A(錠前制御部21)からの状態信号を受け取ることができる。
ところで、LANケーブル22は、周知のように、給電機能を持たせることが取り決められている(IEEE802,3af−2003)。したがって、LANケーブル22は電話線と同様に電気が流れている。
そこで、前述したLANコネクタ13Aは、LANケーブル22から受け取ったLANデータを物理的に区分けして、第2通電金具12A内に設けたシリアル/イーサーネット(S/E)変換制御部25と、直流電圧変換手段26にそれぞれ送る。直流電圧変換手段26は、電圧変換素子を含む図示しない基板に設けられているが、ここでは、DC/DCコンバータ回路について説明する。このDC/DCコンバータ回路が必要な理由は、次のとおりである。
図1で示すように、LANコネクタ13Aから出力されるLANケーブル22側の直流電圧は、例えばDC48Vである。これに対して、電気錠1A側の直流電圧は、例えばDC24Vである。つまり、LANケーブル22から得られる直流電圧48Vと電気錠1Aの駆動源を起動するために用いられる直流電圧24Vが一致しないので、第2通電金具12A内の直流電圧変換手段(DC/DCコンバータ)25を介して、LANケーブル22から得られる直流電圧48Vを電気錠の駆動源2用の電圧に適合する直流電圧24Vに変換する必要がある。
ところで、符号14は、従来の実施例と同様の第1配線(電線)で、該第1配線(電線)14は、直流電圧変換手段26と第1コネクタ10A及び該第1コネクタ10Aと電気錠1A若しくはそれと同機能を有する電気錠アダプタにそれぞれ接続している。また、符号15Aは従来例の第2配線の一部をシリアルケーブルに代えたもので、該シリアルケーブル15Aは、シリアル/イーサーネット(S/E)変換制御部25と第1コネクタ10A及び該第1コネクタ10A電気錠1A若しくはそれと同機能を有する電気錠アダプタにそれぞれ接続している。なお、LANケーブル22で伝送されるLANデータの構造(プロトコルヘッダなど)については、周知事項なので、説明を割愛する。
図1では、第2通電金具12AにLANコネクタ13A、シリアル/イーサーネット(S/E)変換制御部25及び直流電圧変換手段26を設けているが、もちろん、LANコネクタ13A、シリアル/イーサーネット(S/E)変換制御部25及び直流電圧変換手段26を第1通電金具9Aに設けても良い(図省略)。
また、図3で示すように、LAN情報の接続手段であるLANコネクタ13Bを第2通電金具12Bに設け、一方、LANコネクタ13BからLAN情報を受け取るシリアル/イーサーネット(S/E)変換制御部25とLANコネクタ13Bから給電を受ける直流電圧変換手段26を第1通電金具9Bにそれぞれ設けても良い。このように情報受け取り機構や情報変換機構の配設位置を適宜に設計変更しても、本発明と同様の目的を達成することができる。したがって、LANコネクタ、情報受け取り機構及び情報変換機構の配設箇所は、発明の目的を逸脱しない範囲で設計変更可能である。
本発明は、錠前や建具の分野で利用される。
X1…電気錠用配線システム、1A…電気錠、2…駆動源、a…電気錠の状態信号(シリアル状態信号)、3A…操作盤、4A…イーサーネット用制御部(遠隔制御部)、9A、9B…第1通電金具、10A…第1コネクタ、12A、12B…第2通電金具、13A、13B…LANコネクタ、14…第1配線(電線)、15…リード線(第2配線)、15A…シリアルケーブル(第2配線)21…錠前制御部、22…LANケーブル、23…中継手段、25…シリアル/イーサーネット(S/E)変換制御部、26…直流電圧変換手段。

Claims (3)

  1. 扉に設けられ、かつ錠前制御部を含む電気錠と、この電気錠とは異なる場所に配設された遠隔制御部を含む操作盤と、前記扉側に設けられた第1通電金具と、この第1通電金具と対を成すと共に枠側に設けられた第2通電金具と、前記操作盤と前記電気錠とを、前記第1通電金具及び第2通電金具を介して電気的に接続する電源供給用の第1配線並びに前記錠前制御部と遠隔制御部との間での信号のやりとりを行うための第2配線とを備える電気錠用配線システムに於いて、前記操作盤の遠隔制御部と前記第2通電金具に設けたLANコネクタとをLANケーブルで接続し、該LANコネクタは、LANケーブルから受け取ったLANデータを物理的に区分けして、第2通電金具に設けたシリアル/イーサーネット変換制御部と、直流電圧変換手段にそれぞれ送り、前記シリアル/イーサーネット変換制御部は、LANコネクタから受け取ったLANデータを前記錠前制御部が前記第2配線としてのシリアルケーブルを介して受け取ることができるように施・解錠用の状態信号に変換し、一方、前記直流電圧変換手段は、前記電気錠の駆動源用の電圧に適合する直流電圧に変換して、かつ前記第1配線を介して前記錠前制御部に給電するようにしたことを特徴とする電気錠用配線システム。
  2. 扉に設けられ、かつ錠前制御部を含む電気錠と、この電気錠とは異なる場所に配設された遠隔制御部を含む操作盤と、前記扉側に設けられた第1通電金具と、この第1通電金具と対を成すと共に枠側に設けられた第2通電金具と、前記操作盤と前記電気錠とを、前記第1通電金具及び第2通電金具を介して電気的に接続する電源供給用の第1配線並びに前記錠前制御部と遠隔制御部との間で信号のやりとりを行うための第2配線とを備える電気錠用配線システムに於いて、前記操作盤の遠隔制御部と前記第1通電金具に設けたLANコネクタとをLANケーブルで接続し、該LANコネクタは、LANケーブルから受け取ったLANデータを物理的に区分けして、第1通電金具に設けたシリアル/イーサーネット変換制御部と、直流電圧変換手段にそれぞれ送り、前記シリアル/イーサーネット変換制御部は、LANコネクタから受け取ったLANデータを前記錠前制御部が前記第2配線としてのシリアルケーブルを介して受け取ることができるように施・解錠用の状態信号に変換し、一方、前記直流電圧変換手段は、前記電気錠の駆動源用の電圧に適合する直流電圧に変換して、かつ前記第1配線を介して前記錠前制御部に給電するようにしたことを特徴とする電気錠用配線システム。
  3. 扉に設けられ、かつ錠前制御部を含む電気錠と、この電気錠とは異なる場所に配設された遠隔制御部を含む操作盤と、前記扉側に設けられた第1通電金具と、この第1通電金具と対を成すと共に枠側に設けられた第2通電金具と、前記操作盤と前記電気錠とを、前記第1通電金具及び第2通電金具を介して電気的に接続する電源供給用の第1配線並びに前記錠前制御部と遠隔制御部との間での信号のやりとりを行うための第2配線とを備える電気錠用配線システムに於いて、前記操作盤の遠隔制御部と前記第2通電金具に設けたLANコネクタとをLANケーブルで接続し、該LANコネクタは、LANケーブルから受け取ったLANデータを物理的に区分けして、第1通電金具に設けたシリアル/イーサーネット変換制御部と、直流電圧変換手段にそれぞれ送り、前記シリアル/イーサーネット変換制御部は、LANコネクタから受け取ったLANデータを前記錠前制御部が前記第2配線としてのシリアルケーブルを介して受け取ることができるように施・解錠用の状態信号に変換し、一方、前記直流電圧変換手段は、前記電気錠の駆動源用の電圧に適合する直流電圧に変換して、かつ前記第1配線を介して前記錠前制御部に給電するようにしたことを特徴とする電気錠用配線システム。
JP2009067923A 2009-03-19 2009-03-19 電気錠用配線システム Expired - Fee Related JP5205315B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009067923A JP5205315B2 (ja) 2009-03-19 2009-03-19 電気錠用配線システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009067923A JP5205315B2 (ja) 2009-03-19 2009-03-19 電気錠用配線システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010222782A true JP2010222782A (ja) 2010-10-07
JP5205315B2 JP5205315B2 (ja) 2013-06-05

Family

ID=43040265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009067923A Expired - Fee Related JP5205315B2 (ja) 2009-03-19 2009-03-19 電気錠用配線システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5205315B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106320852A (zh) * 2016-11-11 2017-01-11 北京经纬恒润科技有限公司 一种电动门锁故障处理方法及装置
CN106437340A (zh) * 2016-11-28 2017-02-22 广州惠远电子有限公司 智能柜的电磁锁控制方法、控制系统及智能柜

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004131954A (ja) * 2002-10-08 2004-04-30 Goal Co Ltd 電気錠システムにおける通電金具の接続構造
JP2006316542A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Miwa Lock Co Ltd 電気錠システム
JP2009046884A (ja) * 2007-08-20 2009-03-05 Kawamura Electric Inc 電子錠式キャビネット

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004131954A (ja) * 2002-10-08 2004-04-30 Goal Co Ltd 電気錠システムにおける通電金具の接続構造
JP2006316542A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Miwa Lock Co Ltd 電気錠システム
JP2009046884A (ja) * 2007-08-20 2009-03-05 Kawamura Electric Inc 電子錠式キャビネット

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106320852A (zh) * 2016-11-11 2017-01-11 北京经纬恒润科技有限公司 一种电动门锁故障处理方法及装置
CN106437340A (zh) * 2016-11-28 2017-02-22 广州惠远电子有限公司 智能柜的电磁锁控制方法、控制系统及智能柜

Also Published As

Publication number Publication date
JP5205315B2 (ja) 2013-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1181647C (zh) 家用电器控制系统及其控制方法
EP2904734B1 (en) Systems and methods of controlling power
CN102906662A (zh) 带有冗余通信路径的对接站
US20030160681A1 (en) Electronic lock control and sensor module for a wireless system
US7899035B2 (en) Communication structure for solar inverters
WO2017151314A1 (en) System and method for power over ethernet control
CN101542059A (zh) 锁装置和为锁供电的方法
CN101911586A (zh) 辅助电隔离用电设备子系统间的通信和电力输送
US20070198100A1 (en) Hybrid field device cabling with industrial network and operating power
EP1950911A1 (en) Building management system
JP5205315B2 (ja) 電気錠用配線システム
RU2282229C1 (ru) Распределенная интегрированная многофункциональная система контроля и управления комплексом зданий
US20050049754A1 (en) Power and data configurations for building automation systems
US9250267B1 (en) Apparatus for controlling a premises from a remote location
CN201590113U (zh) 一种网络门锁系统
JP2020524465A (ja) 光ファイバによって拡張されたPoEネットワーク
JP2010533325A (ja) 環境内の一以上の負荷の動作的機能性の自動化装置
US8186585B2 (en) Integrated on-line door control system with standardized interfaces
EP2364463B1 (en) Electronic system for video door entry communication and/or for home automation with optimised sizing
WO2018098520A1 (en) An improved water heater communication system
KR101076801B1 (ko) 홈네트워크 제어 시스템
WO2021044957A1 (ja) 電力変換システム、電力変換器、ケーブル支持器、推定方法、及びプログラム
US20210075637A1 (en) Redundant control for wireless devices in a home automation system
KR200424372Y1 (ko) 인터폰 전원라인을 이용한 승강기 감시 시스템
JP5086554B2 (ja) 電気機器監視システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees