JPH0925753A - 住宅用施錠装置 - Google Patents
住宅用施錠装置Info
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- JPH0925753A JPH0925753A JP17708095A JP17708095A JPH0925753A JP H0925753 A JPH0925753 A JP H0925753A JP 17708095 A JP17708095 A JP 17708095A JP 17708095 A JP17708095 A JP 17708095A JP H0925753 A JPH0925753 A JP H0925753A
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- Japan
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- circuit
- door
- circuit board
- signal
- house
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 容易にドアの施錠若しくは解錠を行うことが
できる住宅用施錠装置を提供する。 【解決手段】 マイコン,受信回路,駆動回路及び直流
電源回路が実装された回路基板をケース2内に設け、そ
のケース2をドア1内に組込んで構成し、マイコンは、
携帯形送信器から送信された電波を復調した信号が、メ
モリから読出したIDコードと一致したときに駆動回路
に出力信号を出力し、施錠機構3にドア1の施錠若しく
は解錠を行わせる。
できる住宅用施錠装置を提供する。 【解決手段】 マイコン,受信回路,駆動回路及び直流
電源回路が実装された回路基板をケース2内に設け、そ
のケース2をドア1内に組込んで構成し、マイコンは、
携帯形送信器から送信された電波を復調した信号が、メ
モリから読出したIDコードと一致したときに駆動回路
に出力信号を出力し、施錠機構3にドア1の施錠若しく
は解錠を行わせる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅の出入口に設
けられたドアの施錠,解錠を行う住宅用施錠装置に関す
る。
けられたドアの施錠,解錠を行う住宅用施錠装置に関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来の住宅用施錠装置
としては、ドアノブに設けられた鍵穴に鍵を挿入してド
アノブ内のキーシリンダを回動させることによって、そ
のキーシリンダに連結されたドア内部の施錠機構を操作
して、ドアの施錠若しくは解錠を行うものが一般的であ
る。
としては、ドアノブに設けられた鍵穴に鍵を挿入してド
アノブ内のキーシリンダを回動させることによって、そ
のキーシリンダに連結されたドア内部の施錠機構を操作
して、ドアの施錠若しくは解錠を行うものが一般的であ
る。
【0003】しかしながら、この様な住宅用施錠装置で
は、施錠若しくは解錠を行う度に一々鍵穴に鍵を挿入す
る必要があり、煩わしく不便であった。特に、夜間にお
いてドアの付近に照明設備が無い場合は、鍵穴の位置が
確認し難くなるため鍵を挿入するのは容易ではなく、前
記の不便さが一層増すことになる。
は、施錠若しくは解錠を行う度に一々鍵穴に鍵を挿入す
る必要があり、煩わしく不便であった。特に、夜間にお
いてドアの付近に照明設備が無い場合は、鍵穴の位置が
確認し難くなるため鍵を挿入するのは容易ではなく、前
記の不便さが一層増すことになる。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、その
目的は、容易にドアの施錠若しくは解錠を行うことがで
きる住宅用施錠装置を提供することにある。
目的は、容易にドアの施錠若しくは解錠を行うことがで
きる住宅用施錠装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の住宅用施錠装置は、住宅の出入口に
設けられたドアの施錠,解錠を行う施錠機構と、ドア内
に組込まれたケースと、このケース内に設けられた回路
基板と、この回路基板に実装され携帯形送信器からの空
中伝播信号を受信する受信回路と、回路基板に実装され
受信回路の受信信号が特定コードと一致したときに出力
信号を出力する制御回路と、回路基板に実装され制御回
路からの出力信号を受けて施錠機構を駆動する駆動回路
と、回路基板に実装され商用電源から直流電源を得て各
回路に供給する直流電源回路とを具備してなるものであ
る。
め、請求項1記載の住宅用施錠装置は、住宅の出入口に
設けられたドアの施錠,解錠を行う施錠機構と、ドア内
に組込まれたケースと、このケース内に設けられた回路
基板と、この回路基板に実装され携帯形送信器からの空
中伝播信号を受信する受信回路と、回路基板に実装され
受信回路の受信信号が特定コードと一致したときに出力
信号を出力する制御回路と、回路基板に実装され制御回
路からの出力信号を受けて施錠機構を駆動する駆動回路
と、回路基板に実装され商用電源から直流電源を得て各
回路に供給する直流電源回路とを具備してなるものであ
る。
【0006】この場合、ドアを金属によって形成し、受
信回路は、空中伝播信号としての電波を受信するアンテ
ナを備え、回路基板のアースは、ドアに接続するように
構成するのが好ましい(請求項2)。
信回路は、空中伝播信号としての電波を受信するアンテ
ナを備え、回路基板のアースは、ドアに接続するように
構成するのが好ましい(請求項2)。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の第1実施例につい
て、図1乃至図4を参照して説明する。ドア1は、図3
に示すように、金属例えばアルミニュウム製の外板1a
及び内板1bをスペーサ1cを介して連結し、それらの
周囲に縁枠(図示せず)を装備して構成されたもので、
内部に空間を有するものである。全体の構成を示す図1
のように、そのドア1の内部の空間には、施錠機構3が
設置されている。ドア1の施錠,解錠を行う施錠機構3
は、ドアノブ4を有する側の端面部1d付近に設置され
ている。
て、図1乃至図4を参照して説明する。ドア1は、図3
に示すように、金属例えばアルミニュウム製の外板1a
及び内板1bをスペーサ1cを介して連結し、それらの
周囲に縁枠(図示せず)を装備して構成されたもので、
内部に空間を有するものである。全体の構成を示す図1
のように、そのドア1の内部の空間には、施錠機構3が
設置されている。ドア1の施錠,解錠を行う施錠機構3
は、ドアノブ4を有する側の端面部1d付近に設置され
ている。
【0008】図2に示すように、ケース2は、金属製の
ベース6及び樹脂製のカバー7から構成されている。ベ
ース6には、やはり金属製の取付け突部8が溶接などに
よって取付けられており、その取付け突部8には、後述
する各回路が実装された回路基板9が、ねじ10により
取付けられている。そして、その回路基板9を覆うよう
に、カバー7が被せられ、そのカバー7は、ベース6に
ねじ止めにより取付けられている。カバー7の一側部に
は、引出し部7aが設けられており、回路基板9の各回
路に接続されたハーネス5,アース線11及び交流電源
線12がケース2の外部に引出されている。
ベース6及び樹脂製のカバー7から構成されている。ベ
ース6には、やはり金属製の取付け突部8が溶接などに
よって取付けられており、その取付け突部8には、後述
する各回路が実装された回路基板9が、ねじ10により
取付けられている。そして、その回路基板9を覆うよう
に、カバー7が被せられ、そのカバー7は、ベース6に
ねじ止めにより取付けられている。カバー7の一側部に
は、引出し部7aが設けられており、回路基板9の各回
路に接続されたハーネス5,アース線11及び交流電源
線12がケース2の外部に引出されている。
【0009】そして、ケース2は、ドア1の外板1aの
内側に突出するように設けられた図示しない取付け突部
に、ドア1の内部側からベース6の取付け片部6aを介
してねじ止めによって取付け固定されている。また、ケ
ース2から引出されたハーネス5は、施錠機構3のロッ
クアクチュエータ3a(図4参照)に接続されている。
更に、ケース2から引出された交流電源線12は、ドア
1の内部を渡ってヒンジ部13,13を有する側の端面
部1eからドア1の外部に引出され、図示しない商用交
流電源に接続されている。加えて、アース線11の端子
11aは、ドア1の外板1aに、ドア1の内部側からね
じ止めによって取付け固定され、ドア1と電気的に接続
されている。而して、このドア1は、住宅の出入口にヒ
ンジ部13,13をねじ止めすることにより取付けられ
るものである。
内側に突出するように設けられた図示しない取付け突部
に、ドア1の内部側からベース6の取付け片部6aを介
してねじ止めによって取付け固定されている。また、ケ
ース2から引出されたハーネス5は、施錠機構3のロッ
クアクチュエータ3a(図4参照)に接続されている。
更に、ケース2から引出された交流電源線12は、ドア
1の内部を渡ってヒンジ部13,13を有する側の端面
部1eからドア1の外部に引出され、図示しない商用交
流電源に接続されている。加えて、アース線11の端子
11aは、ドア1の外板1aに、ドア1の内部側からね
じ止めによって取付け固定され、ドア1と電気的に接続
されている。而して、このドア1は、住宅の出入口にヒ
ンジ部13,13をねじ止めすることにより取付けられ
るものである。
【0010】携帯形送信器14及び住宅用施錠装置15
の電気的構成を示す図4において、携帯形送信器14の
マイコン16は、IDコードが記憶された不揮発性のメ
モリ17と読出し可能に接続されており、マイコン16
の入力端子は、送信スイッチ18の出力端子に接続され
ている。
の電気的構成を示す図4において、携帯形送信器14の
マイコン16は、IDコードが記憶された不揮発性のメ
モリ17と読出し可能に接続されており、マイコン16
の入力端子は、送信スイッチ18の出力端子に接続され
ている。
【0011】また、発振回路19の出力端子は変調回路
20の搬送波入力端子に接続されており、変調回路20
に搬送波を出力するようになっている。その変調回路2
0の変調信号入力端子は、マイコン16の出力端子に接
続されている。そして、変調回路20の出力端子は、送
信アンテナ21に接続されて、送信アンテナ21に対し
て被変調信号を出力するようになっている。また、携帯
形送信器14は、電池22を有しており、その電池22
は、上記各回路に直流電源を供給するようになってい
る。
20の搬送波入力端子に接続されており、変調回路20
に搬送波を出力するようになっている。その変調回路2
0の変調信号入力端子は、マイコン16の出力端子に接
続されている。そして、変調回路20の出力端子は、送
信アンテナ21に接続されて、送信アンテナ21に対し
て被変調信号を出力するようになっている。また、携帯
形送信器14は、電池22を有しており、その電池22
は、上記各回路に直流電源を供給するようになってい
る。
【0012】一方、住宅用施錠装置15の制御回路たる
マイコン23は、不揮発性のメモリ24と読出し可能に
接続されている。受信アンテナ(アンテナ)25は、回
路基板9上にヘリカル状に形成されたもので、復調回路
26の入力端子に接続されており、その復調回路26の
出力端子は、入出力特性にヒステリシスを持つ出力バッ
ファ27を介してマイコン23の入力端子に接続されて
おり、マイコン23に対して復調信号を与えるようにな
っている。尚、受信アンテナ25及び復調回路26は、
受信回路28を構成している。また、マイコン23の出
力端子は、駆動回路29の入力端子に接続されて、マイ
コン23は、駆動回路29に出力信号を与えるようにな
っている。その駆動回路29の出力端子は、前述したハ
ーネス5を介してロックアクチュエータ3aの入力端子
に接続されている。
マイコン23は、不揮発性のメモリ24と読出し可能に
接続されている。受信アンテナ(アンテナ)25は、回
路基板9上にヘリカル状に形成されたもので、復調回路
26の入力端子に接続されており、その復調回路26の
出力端子は、入出力特性にヒステリシスを持つ出力バッ
ファ27を介してマイコン23の入力端子に接続されて
おり、マイコン23に対して復調信号を与えるようにな
っている。尚、受信アンテナ25及び復調回路26は、
受信回路28を構成している。また、マイコン23の出
力端子は、駆動回路29の入力端子に接続されて、マイ
コン23は、駆動回路29に出力信号を与えるようにな
っている。その駆動回路29の出力端子は、前述したハ
ーネス5を介してロックアクチュエータ3aの入力端子
に接続されている。
【0013】トランス30の1次側は、前述した交流電
源線12によって商用電源たる商用交流電源に接続され
ており、トランス30の2次側は、ダイオードブリッジ
からなる全波整流回路31の交流入力端子に接続されて
いる。その全波整流回路31の直流出力端子の負出力端
子は、回路基板9のアースに接続されており、正出力端
子は、定電圧回路32の入力端子及びコンデンサ33の
正端子に接続されている。
源線12によって商用電源たる商用交流電源に接続され
ており、トランス30の2次側は、ダイオードブリッジ
からなる全波整流回路31の交流入力端子に接続されて
いる。その全波整流回路31の直流出力端子の負出力端
子は、回路基板9のアースに接続されており、正出力端
子は、定電圧回路32の入力端子及びコンデンサ33の
正端子に接続されている。
【0014】また、定電圧回路32のアース端子及びコ
ンデンサ33の負端子は、回路基板9のアースに接続さ
れている。この定電圧回路32の出力端子は、上記各回
路の電源入力端子に接続されており、直流電源を供給す
るようになっている。尚、全波整流回路31,定電圧回
路32及びコンデンサ33は、直流電源回路34を構成
している。回路基板9のアースは、前述したようにアー
ス線11に接続されている。また、以上の各回路は、全
て回路基板9に実装されている。
ンデンサ33の負端子は、回路基板9のアースに接続さ
れている。この定電圧回路32の出力端子は、上記各回
路の電源入力端子に接続されており、直流電源を供給す
るようになっている。尚、全波整流回路31,定電圧回
路32及びコンデンサ33は、直流電源回路34を構成
している。回路基板9のアースは、前述したようにアー
ス線11に接続されている。また、以上の各回路は、全
て回路基板9に実装されている。
【0015】次に、本実施例の作用を説明する。携帯形
送信器14の送信スイッチ18がオン操作されると、マ
イコン16は、メモリ17からIDコードを読出して、
そのIDコードをシリアルデータに変換して変調回路2
0に与える。変調回路20は、そのシリアルデータによ
って発振回路17より与えられる搬送波を例えばAM変
調して被変調信号を送信アンテナ21に与え、送信アン
テナ21は、その被変調信号を空中伝播信号たる電波と
して送信する。
送信器14の送信スイッチ18がオン操作されると、マ
イコン16は、メモリ17からIDコードを読出して、
そのIDコードをシリアルデータに変換して変調回路2
0に与える。変調回路20は、そのシリアルデータによ
って発振回路17より与えられる搬送波を例えばAM変
調して被変調信号を送信アンテナ21に与え、送信アン
テナ21は、その被変調信号を空中伝播信号たる電波と
して送信する。
【0016】住宅用施錠装置15の受信アンテナ25
は、回路基板9のアースがドア1の外板1aに接続され
ていることにより、その外板1a及び内板1bをアンテ
ナの一部として、送信された電波を受信することができ
る。そして、受信アンテナ25がその電波、即ち、被変
調信号を受信すると、復調回路26は、被変調信号を復
調して復調信号をマイコン23に対して出力する。この
とき、復調信号は、出力バッファ27によって波形成形
される。
は、回路基板9のアースがドア1の外板1aに接続され
ていることにより、その外板1a及び内板1bをアンテ
ナの一部として、送信された電波を受信することができ
る。そして、受信アンテナ25がその電波、即ち、被変
調信号を受信すると、復調回路26は、被変調信号を復
調して復調信号をマイコン23に対して出力する。この
とき、復調信号は、出力バッファ27によって波形成形
される。
【0017】マイコン23は、復調信号を受信すると、
メモリ24に記憶された特定コードたるIDコードを読
出して受信した復調信号と照合して、両者が一致した場
合は、駆動回路29に駆動信号を出力する。この駆動信
号を受けて、駆動回路29は、ロックアクチュエータ3
aに対して電源を供給する。そして、ロックアクチュエ
ータ3aは、ドア1を、解錠状態にある場合は施錠し、
施錠状態にある場合は解錠状態にするように動作する。
メモリ24に記憶された特定コードたるIDコードを読
出して受信した復調信号と照合して、両者が一致した場
合は、駆動回路29に駆動信号を出力する。この駆動信
号を受けて、駆動回路29は、ロックアクチュエータ3
aに対して電源を供給する。そして、ロックアクチュエ
ータ3aは、ドア1を、解錠状態にある場合は施錠し、
施錠状態にある場合は解錠状態にするように動作する。
【0018】以上のように本実施例によれば、マイコン
23,受信回路28,駆動回路29及び直流電源回路3
4が実装された回路基板9をケース2内に設け、そのケ
ース2をドア1内に組込んで構成し、マイコン23は、
携帯形送信器14から送信された電波を復調した信号
が、メモリ24から読出したIDコードと一致したとき
に駆動回路29に出力信号を出力し、ロックアクチュエ
ータ3aにドア1の施錠若しくは解錠を行わせるように
構成した。
23,受信回路28,駆動回路29及び直流電源回路3
4が実装された回路基板9をケース2内に設け、そのケ
ース2をドア1内に組込んで構成し、マイコン23は、
携帯形送信器14から送信された電波を復調した信号
が、メモリ24から読出したIDコードと一致したとき
に駆動回路29に出力信号を出力し、ロックアクチュエ
ータ3aにドア1の施錠若しくは解錠を行わせるように
構成した。
【0019】従って、従来とは異なり、施錠若しくは解
錠の度に鍵を鍵穴に挿入する必要がなく容易に施錠若し
くは解錠を行い得るので、利便性を向上させることがで
きる。また、夜間においてドアの付近に照明設備が無い
場合でも、何等影響されること無く容易に施錠若しくは
解錠を行うことができる。
錠の度に鍵を鍵穴に挿入する必要がなく容易に施錠若し
くは解錠を行い得るので、利便性を向上させることがで
きる。また、夜間においてドアの付近に照明設備が無い
場合でも、何等影響されること無く容易に施錠若しくは
解錠を行うことができる。
【0020】加えて、ドア1は、工場などにおいて、予
め住宅用施錠装置15を内蔵して組立てるようにし、住
宅の建築現場においてドア1を住宅の出入口に取付ける
際には、ドア1から引出された無極性の交流電源線12
を商用交流電源に接続して、ヒンジ部13,13をねじ
止めすれば良く、住宅用施錠装置15の煩雑な取付け及
び配線作業を要することがなく、極めて簡単に設置する
ことができる。
め住宅用施錠装置15を内蔵して組立てるようにし、住
宅の建築現場においてドア1を住宅の出入口に取付ける
際には、ドア1から引出された無極性の交流電源線12
を商用交流電源に接続して、ヒンジ部13,13をねじ
止めすれば良く、住宅用施錠装置15の煩雑な取付け及
び配線作業を要することがなく、極めて簡単に設置する
ことができる。
【0021】更に、本実施例によれば、ドア1をアルミ
材によって形成し、受信回路28に電波を受信する受信
アンテナ25を備え、回路基板9のアースをドア1に接
続するように構成したので、ドア1を受信アンテナ25
の一部として利用することにより、携帯形送信器14が
送信する電波をドア1自体によって遮蔽される事なく、
良好に受信することができる。そして、ドア1のアース
は、トランス30によって商用交流電源から絶縁されて
いるので、安全上の問題もない。
材によって形成し、受信回路28に電波を受信する受信
アンテナ25を備え、回路基板9のアースをドア1に接
続するように構成したので、ドア1を受信アンテナ25
の一部として利用することにより、携帯形送信器14が
送信する電波をドア1自体によって遮蔽される事なく、
良好に受信することができる。そして、ドア1のアース
は、トランス30によって商用交流電源から絶縁されて
いるので、安全上の問題もない。
【0022】図5は本発明の第2実施例を示すものであ
り、この実施例では、図5(b)に示すように、回路基
板9のアースランド9aは、回路基板9に設けられた取
付け穴9bの周囲に円周状に形成されている。そして、
回路基板9は、この取付け穴9bを介して取付け突部8
に金属製のねじ10を螺入することにより、ベース6に
取付け固定されている。
り、この実施例では、図5(b)に示すように、回路基
板9のアースランド9aは、回路基板9に設けられた取
付け穴9bの周囲に円周状に形成されている。そして、
回路基板9は、この取付け穴9bを介して取付け突部8
に金属製のねじ10を螺入することにより、ベース6に
取付け固定されている。
【0023】而して、ケース2は、第1実施例と同様
に、ドア1の外板1aにねじ止めによって固定されてい
る。即ち、回路基板9のアースは、アースランド9a,
ねじ10,取付け突部8,ベース6及び外板1aの経路
で、ドア1に電気的に接続されている。
に、ドア1の外板1aにねじ止めによって固定されてい
る。即ち、回路基板9のアースは、アースランド9a,
ねじ10,取付け突部8,ベース6及び外板1aの経路
で、ドア1に電気的に接続されている。
【0024】以上のように構成された第2実施例によれ
ば、第1実施例におけるアース線11は不要となり、ケ
ース2をドア1の外板1aに取付けるだけで回路基板9
のアースをドア1に接続することができるので、住宅用
施錠装置15の取付けがより容易となる。
ば、第1実施例におけるアース線11は不要となり、ケ
ース2をドア1の外板1aに取付けるだけで回路基板9
のアースをドア1に接続することができるので、住宅用
施錠装置15の取付けがより容易となる。
【0025】図6及び図7は本発明の第3実施例を示す
ものであり、第1実施例と同一符号を付して説明を省略
し、以下異なる部分のみ説明する。第1実施例では、ケ
ース2をドア1の外板1aに取付けるようにしたが、第
3実施例は、ケース2に代わるケース35を、ドア1の
端面部1d側のスペーサ1cに取付けるようにしたもの
である。
ものであり、第1実施例と同一符号を付して説明を省略
し、以下異なる部分のみ説明する。第1実施例では、ケ
ース2をドア1の外板1aに取付けるようにしたが、第
3実施例は、ケース2に代わるケース35を、ドア1の
端面部1d側のスペーサ1cに取付けるようにしたもの
である。
【0026】図7は、ケース35の縦断面を示すもので
ある。回路基板36は、端面部1dの幅寸法に合わせて
形成されたベース37の縦方向に沿って取付けられてお
り、回路基板36を覆うようにして取付けられたカバー
38は、ベース37側からねじ39によって固定されて
いる。カバー38の図7中の右方には、引出し部38a
が設けられ、図示しない交流電源線やハーネスがカバー
38内部より引出されるようになっている。
ある。回路基板36は、端面部1dの幅寸法に合わせて
形成されたベース37の縦方向に沿って取付けられてお
り、回路基板36を覆うようにして取付けられたカバー
38は、ベース37側からねじ39によって固定されて
いる。カバー38の図7中の右方には、引出し部38a
が設けられ、図示しない交流電源線やハーネスがカバー
38内部より引出されるようになっている。
【0027】そして、ベース37は、端面部1d側のス
ペーサ1cにねじ40によって取付け固定されるように
なっている。尚、基板36上に実装された回路の構成
は、図4と同様である。そして、回路基板36のアース
は、ねじ10、取付け突部8、ベース37,ねじ40及
びスペーサ1cの経路で、ドア1に電気的に接続されて
いる。以上のように構成した第3実施例によれば、第2
実施例と同様の効果が得られる。
ペーサ1cにねじ40によって取付け固定されるように
なっている。尚、基板36上に実装された回路の構成
は、図4と同様である。そして、回路基板36のアース
は、ねじ10、取付け突部8、ベース37,ねじ40及
びスペーサ1cの経路で、ドア1に電気的に接続されて
いる。以上のように構成した第3実施例によれば、第2
実施例と同様の効果が得られる。
【0028】本発明は上記しかつ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、次のような変形が可能
である。空中伝播信号は電波に限らず、電磁信号や静電
信号若しくは光でも良い。変調回路20の変調方式はA
M変調に限らず、FM変調やPM変調、各種パルス変調
でも良い。送信スイッチ18は、施錠スイッチと解錠ス
イッチとを各々設けても良い。ドア1を構成する金属は
アルミニュウムに限らず、何でも良い。
にのみ限定されるものではなく、次のような変形が可能
である。空中伝播信号は電波に限らず、電磁信号や静電
信号若しくは光でも良い。変調回路20の変調方式はA
M変調に限らず、FM変調やPM変調、各種パルス変調
でも良い。送信スイッチ18は、施錠スイッチと解錠ス
イッチとを各々設けても良い。ドア1を構成する金属は
アルミニュウムに限らず、何でも良い。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の住宅用施錠装置によれ
ば、制御回路は、受信回路が受信した携帯形送信器から
の空中伝播信号を受信信号として与えられ、その受信信
号が特定コードと一致したときに出力信号を駆動回路に
対して出力し、駆動回路は、施錠機構を駆動することに
よってドアの施錠,解錠を行う。従って、従来とは異な
り、施錠若しくは解錠を行う度に鍵を鍵穴に挿入する必
要がなく、容易に施錠若しくは解錠を行い得るので、利
便性を高めることができる。
ば、制御回路は、受信回路が受信した携帯形送信器から
の空中伝播信号を受信信号として与えられ、その受信信
号が特定コードと一致したときに出力信号を駆動回路に
対して出力し、駆動回路は、施錠機構を駆動することに
よってドアの施錠,解錠を行う。従って、従来とは異な
り、施錠若しくは解錠を行う度に鍵を鍵穴に挿入する必
要がなく、容易に施錠若しくは解錠を行い得るので、利
便性を高めることができる。
【0030】請求項2記載の住宅用施錠装置によれば、
受信回路は、空中伝播信号としての電波を受信するアン
テナを備え、回路基板のアースを金属製のドアに接続す
るようにしたので、電波を、ドアをアンテナの一部とし
て良好に受信することができる。
受信回路は、空中伝播信号としての電波を受信するアン
テナを備え、回路基板のアースを金属製のドアに接続す
るようにしたので、電波を、ドアをアンテナの一部とし
て良好に受信することができる。
【図1】本発明の第1実施例を示す全体構成図
【図2】ケースの構成を示す図
【図3】ドアの部分図
【図4】電気的構成を示すブロック図
【図5】本発明の第2実施例におけるケースの構成を示
す図で、(a)は上面図、(b)は要部の斜視図
す図で、(a)は上面図、(b)は要部の斜視図
【図6】本発明の第3実施例におけるケースの取付け状
態を示す斜視図
態を示す斜視図
【図7】ケースの縦断面図
1はドア、2はケース、3は施錠機構、9は回路基板、
15は住宅用施錠装置、23はマイコン(制御回路)、
25は受信アンテナ(アンテナ)、28は受信回路、2
9は駆動回路、34は直流電源回路、35はケース、3
6は回路基板を示す。
15は住宅用施錠装置、23はマイコン(制御回路)、
25は受信アンテナ(アンテナ)、28は受信回路、2
9は駆動回路、34は直流電源回路、35はケース、3
6は回路基板を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】 住宅の出入口に設けられたドアの施錠,
解錠を行う施錠機構と、 前記ドア内に組込まれたケースと、 このケース内に設けられた回路基板と、 この回路基板に実装され携帯形送信器からの空中伝播信
号を受信する受信回路と、 前記回路基板に実装され前記受信回路の受信信号が特定
コードと一致したときに出力信号を出力する制御回路
と、 前記回路基板に実装され前記制御回路からの出力信号を
受けて前記施錠機構を駆動する駆動回路と、 前記回路基板に実装され商用電源から直流電源を得て前
記各回路に供給する直流電源回路とを具備してなる住宅
用施錠装置。 - 【請求項2】 ドアは金属によって形成され、 受信回路は、空中伝播信号としての電波を受信するアン
テナを備え、 回路基板のアースは、前記ドアに接続されていることを
特徴とする請求項1記載の住宅用施錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17708095A JPH0925753A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 住宅用施錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17708095A JPH0925753A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 住宅用施錠装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0925753A true JPH0925753A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16024784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17708095A Pending JPH0925753A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 住宅用施錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0925753A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010255396A (ja) * | 2008-08-26 | 2010-11-11 | Asahi Kasei Homes Co | 仮設扉 |
-
1995
- 1995-07-13 JP JP17708095A patent/JPH0925753A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010255396A (ja) * | 2008-08-26 | 2010-11-11 | Asahi Kasei Homes Co | 仮設扉 |
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