JP6126810B2 - 回動式パネルセット - Google Patents
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Description
一般的に、袖パネルは、玄関等に配設してしばらくすると、袖パネルの自重に起因して歪が発生する。そして、一旦歪が発生すると、普段の状態(つまり、袖パネルを竪枠に固定する状態)では、袖パネルの歪によって袖パネルの戸先と戸枠の間に隙間が生じてしまうといった問題ある。
このため、袖パネルに設けられたインターホン等の取付作業や修理点検作業を中断したり、一日の作業が終了した後に、ネジによって袖パネルを戸枠に固定し、再開時には再度ネジを外すといった一連の操作をすることなく、袖パネルを閉じるだけで、袖パネルを連結状態に維持できるという利点が得られる。しかも、ドアを解錠するための煩雑な手続きも不要となるといった利点も得られる。
さらに、錠受金具収容空間が設けられている位置での連結に加えて、複数ヶ所に設けられた磁石でも袖パネルと戸枠の竪枠とが連結されているので、従来よりも袖パネルと竪枠との連結状態を強くすることができる。
第2発明の回動式パネルセットは、第1発明において、戸尻を基端として回動可能であって、その戸先が前記戸先側竪枠に連結可能に設けられたドアを備えた回動式パネル付ドアセットであり、前記戸先側竪枠が、前記パネルの戸先と、前記ドアの戸先の間に配置される共用竪枠であることを特徴とする。
第3発明の回動式パネルセットは、第1または第2発明において、前記パネルが、上下方向に移動可能に設けられており、前記係合機構の係合部は、前記パネルの戸先側の端部に設けられた係合片を備えており、前記戸先側竪枠には、前記パネルが閉じた状態において、前記係合片が挿通されるスリット孔が形成されており、該スリット孔は、前記戸先側竪枠の軸方向に沿って延びた長孔であり、その軸方向の長さが、前記係合片の上端と下端の距離よりも長くなるように形成されており、前記係合片は、その下端部に係合突起を備えていることを特徴とする。
第4発明の回動式パネルセットは、第3発明において、前記係合片は、その先端部に基端から先端に向かって上傾した上傾面を有していることを特徴とする。
第5発明の回動式パネルセットは、第4発明において、前記係合片は、前記パネルを前記戸先側竪枠から離間するように開いた状態において、前記係合片の上傾面の上端縁が、前記スリット孔の下端縁よりも上方に位置するように形成されていることを特徴とする。
第6発明の回動式パネルセットは、第1乃至第5発明のいずれかにおいて、前記揺動部は、前記連結孔の幅方向に沿って移動可能であることを特徴とする。
第7発明の回動式パネルセットは、第1乃至第6発明のいずれかにおいて、前記揺動部は、該揺動部の表面が前記パネルの表面と非平行となるように形成されていることを特徴とする。
第2発明によれば、係合機構によって回動式袖パネル付ドアセットの袖パネルと共用竪枠に対して機械的に連結することができる。つまり、係合機構によって袖パネルを共用竪枠に対して連結した状態(以下、単に連結状態という)に維持することができる。また、係合機構は共用竪枠の軸方向に沿って複数箇所設けられているので、複数ヶ所で荷重を支持することでき、熱反りを抑制することができる。しかも、所定の間隔を空けて係合機構が設けられていれば、パネルの荷重をほぼ均一に分散させて支持することができ、熱反りを抑制するために必要な力をほぼ均一に分散させて負担させることができる。このため、袖パネルを閉じた状態で長期間保持しても、袖パネルに歪が発生することを抑制できるので、見た目を綺麗にすることができ、しかも隙間からゴミや水等が侵入するのを防止できる。さらに、係合機構は機械的に袖パネルと共用竪枠を連結するので、袖パネルに歪等が生じて変形した場合であっても、ある程度の変形であれば、係合機構によって袖パネルと共用竪枠を連結することができる。すると、ある程度の期間が経過した後、インターホン等の修理点検作業をする場合でも、係合機構だけで、袖パネルを共用竪枠に連結することができる。
第3発明によれば、係合片をスリット孔に挿通した状態とすれば、スリット孔の下端部に係合片の下端がのった状態になる。すると、袖パネルを開けようとすれば、係合片の係合突起がスリット孔の下端部に引っ掛かるので、袖パネルが開くのを防止できる。つまり、確実に袖パネルが竪枠に連結した状態(連結状態)を維持することができるのである。しかも、スリット孔の軸方向の長さが、係合片の上端下端間の距離よりも長くなるように形成されているので、袖パネルを持ち上げれば、係合片の係合突起の下端をスリット孔の下端部よりも上方に位置するようにできる。すると、係合片をスリット孔から離脱、つまり袖パネルを開くことができる。つまり、袖パネルを持ち上げるだけで、袖パネルを開いたり、連結状態に維持したりることができるのである。言い換えれば、袖パネルを持ち上げるだけで、袖パネルの開閉を行うことができるのである。さらに、袖パネルの連結状態において、袖パネルは、複数箇所で係合片の下端をスリット孔の下端部にのせた状態に維持することができるので、袖パネルの荷重を確実に分散し、かつ支持することができ、熱反りを抑制するために必要な力をほぼ均一に分散させて負担させて熱反りを抑制することができる。
第4発明によれば、係合片がその先端部に基端から先端に向かって上傾した上傾面を有しているので、係合片をスリット孔に挿入するときに、係合片の先端部の上傾面をスリット孔の下端部に沿ってスライドするように挿入できる。つまり、係合片をスリット孔に挿通する動作をスムースに行うことができる。
第5発明によれば、係合片の先端部の上傾面の上端縁が、スリット孔の下端縁よりも上方に位置するので、袖パネルを開いた状態から袖パネルを共用竪枠に接近させて、袖パネルを共用竪枠に向かって押圧すれば、係合片をスリット孔に挿通することができる。しかも、係合片をスリット孔に挿通する際に袖パネルを上方に持ち上げる必要がないので、よりスムースに係合片をスリット孔に挿通する動作を行うことができる。
第6発明によれば、揺動部は、連結孔の幅方向に沿って移動可能であるので、パネルを開いたときのパネルの姿勢の自由度を高くすることができる。
第7発明によれば、揺動部は、その表面がパネルの表面と非平行となるように形成しているので、揺動部の先端部を戸尻側竪枠の連結孔に挿通し易くなる。しかも、パネルを戸尻側竪枠に連結した状態において、パネルを開いたときに、その開口をより大きくできる。
本発明の回動式パネルセットは、パネルを戸枠の竪枠に連結した状態(以下、連結状態という)を長期間に渡って確実に維持することができ、かつパネルの歪の発生を抑制することができるようにしたものである。
図1において、符号EWは住戸の玄関出入口のドアセットを取付けるための開口部を有する玄関側壁を示しており、符号Fは共用廊下を示している。
係合機構10は、袖パネル4と共用竪枠2eを機械的に連結する機構である。固定機構は、連結状態から袖パネル4が開閉しないように袖パネル4を共用竪枠2eに対して固定する機構である。
図1に示すように、戸枠2は、平面視略正方形に形成され、その内部に外径と略相似形の扉取付開口部を有する部材である。
図1に示すように、戸枠2の扉取付開口部には、ドア取付開口部および袖パネル取付開口部をそれぞれ展開できるようにドア3および袖パネル4が取り付けられている。後述するように、かかるドア3と袖パネル4は、両者が観音開きの関係になるようにドア取付開口部および袖パネル取付開口部にそれぞれ取り付けられている。つまり、ドア3および袖パネル4は、共用竪枠2eに連結したそれぞれの戸先が共用竪枠2eから離れるように開くのである。
図5または図8に示すように、共用竪枠2eは、内部に中空な空間を有する断面略矩形の長尺部材であり、後述するドア3および後述する袖パネル4を閉じた状態において、それぞれの戸先に対向する面を有する側壁S1、S3(以下、ドア側側壁S1、袖パネル側側壁S3という)を備えており、ドア側側壁S1と袖パネル側側壁S3の間には、両端間を連結するように正面側壁S2が設けられている。つまり、共用竪枠2eは、正面側壁S2が住戸の屋外側(図1では共用廊下F側)に向いた状態となるように配置されているのである。
図1に示すように、ドア3は、平面視略長方形に形成された略板状の部材である。具体的には、ドア3は、戸枠2に形成されたドア取付開口部と略相似形に形成されたものである。そして、ドア3は、図示しない連結手段によって戸枠2の竪枠2aに設けられている。具体的には、ドア3は、一の側端部(つまり戸尻)と、ドア3の戸尻側の戸枠2の竪枠2aとの間に設けられた連結手段によって戸尻を支点として水平方向に揺動可能に設けられている。つまり、ドア3は、戸尻を支点として先端部(つまり戸先)を水平方向に揺動させることによって、ドア3を開閉することができるのである。
図1に示すように、袖パネル4は、平面視略長方形に形成された略板状の部材である。具体的には、袖パネル4は、戸枠2に形成された袖パネル取付開口部と略相似形に形成されたものである。
係合機構10は、係合部11を備えている。
この係合部11は、上述したように、その大きさが上述した共用竪枠2eの正面側壁S2に形成されたスリット孔10hに挿通できる大きさに形成されている。
また、係合部11は、スリット孔10hに挿通した状態において、このスリット孔10hを囲む共用竪枠2eの正面側壁S2の内端縁(例えば、スリット孔10hの下端部)に引っかかる、つまりスリット孔10hに係合するように形成されている。具体的には、スリット孔10hに係合部11を挿通した状態において、係合部11が袖パネル4の開く力に抗して係合部11がスリット孔10hに挿通された状態を維持できるように形成されている。より具体的には、係合部11をスリット孔10hに挿通した状態において、係合部11の外面とスリット孔10hの内端面が接するように形成されている。
一方、共用竪枠2eの正面側壁S2にも、複数のスリット孔10hが形成されている。具体的には、袖パネル4を閉じたときに、複数の係合部11の係合片13をそれぞれ挿通できる位置に、複数のスリット孔10hが形成されている。
固定機構は、係合部11の係合片13をスリット孔10hに挿通した状態において、係合片13がスリット孔10hから外れないように係合片13を固定する機能を有するものであれば、とくに限定されない。
しかも、図6および図8に示すように、袖パネル4を閉じた状態、つまり係合部11の係合片13をスリット孔10hに挿通した状態において、係合片13はスリット孔10hの下端部に引っかかるように形成されている。つまり、袖パネル4を閉じた状態において、袖パネル4と共用竪枠2eは、係合部11の係合片13とスリット孔10hによって構成された係合機構10によって機械的に連結することができる。つまり、係合機構10によって袖パネル4を共用竪枠2eに対して連結した状態(以下、単に連結状態という)に維持することができる。
そして、袖パネル4と共用竪枠2eの間に隙間が生じないので、図4に示すように、袖パネル4の連結状態において、袖パネル4の背面と玄関側壁EWにおける袖パネル4側の側壁との間に形成された空間4h(以下、袖パネル背面収容空間4hという)内にゴミや水等が侵入することも防止できる。
以下では、係合機構10の各部について、詳細に説明する。
例えば、図5の拡大図および図6に示すように、平面視略T字状に形成された板状部材を略直角に折り曲げれば、固定部12と係合片13とが一体となった係合部11を形成することができる。
図6に示すように、係合部11の係合片13の先端部下端には、係合片13の係合突起13fが設けられている。この係合突起13fは、スリット孔10hに係合片13を挿通した状態において、このスリット孔10hに挿通した係合片13がスリット孔10hに係合し得るように形成されている。例えば、図6に示すように、係合突起13fは、側面視略三角形状であって、その一の辺が係合片13の下端と連結した状態となるように形成されている。つまり、係合片13は、その先端部の下端部が略矢印状に形成されているのである。
共用竪枠2eの正面側壁S2に形成されたスリット孔10hは、係合部11の係合片13を挿通することができ、かつ挿通した係合片13の先端部がスリット孔10hの下端部等に引っかかるように形成されていれば、その大きさおよび形状はとくに限定されない。
例えば、スリット孔10hは、係合片13の断面形状と略相似形であって、その大きさが係合片13の断面形状よりもやや大きくなるように形成されていれば、係合片13の先端部を引っかかり易くできる。
例えば、係合片13が断面略長方形であれば、スリット孔10hは、共用竪枠2eの長手方向に沿って延びた長穴であって、その軸方向の長さが、係合片13の上端から先端(係合片13が係合突起13fを有する場合には、係合突起13fの先端)までの距離よりもやや長くなるように形成する。
この場合、袖パネル4を共用竪枠2eに向かって押圧するだけで、係合片13をスリット孔10hに挿通することができる。つまり、袖パネル4を共用竪枠2eに向かって押圧するだけで、係合片13をスリット孔10hに挿入きるのである。しかも、かかる挿入操作では、袖パネル4を上方に持ち上げる必要がないので、よりスムースに係合片13をスリット孔10hに挿通する動作を行うことができる。
以下では、係合機構10を構成する係合部11とスリット孔10hを固定するための固定機構について詳細に説明する。
固定機構の固定部材15は、上述した棒状のビス部材の他に、例えば、固定部材15は、一対の側壁を有し、かつ基端が連結した箸状の部材であって、その長さがスリット孔10hの幅(スリット孔10hの長手方向に対して略直交する方向の幅)よりも長くなるように形成されたものを使用してもよい。この固定部材15は、鉄製の棒状の部材をその略中間部で両先端が接近するように曲げて形成することができる。この場合、共用竪枠2eの収容空間2ehを構成する正面側壁S2に形成されたスリット孔10hに挿通する係合部11の係合片13には、その先端部に固定機構の固定部材15を挿通するための貫通孔13hを形成する。そして、かかる固定部材15を構成する一対の側壁が接近するように(言い換えれば一対の側壁の先端同士が接近するように)ペンチや手でつかみ、係合片13の先端部に形成された貫通孔13hに挿通する。固定部材15を貫通孔13hに挿通した状態において、固定部材15の一対の側壁に加えていた力を緩めれば、一対の側壁は反力によって貫通孔13h内面に押圧される。すると、固定部材15は、一対の側壁による反力によって貫通孔13h内面に付勢されるようにして取り付けられる。しかも、この固定部材15は、その長さが、スリット孔10hの幅よりも長くなるように形成されているので、かかる固定部材15を片13の先端部に形成された貫通孔13hに挿通するだけで、確実に係合片13を共用竪枠2eに固定することができる。つまり、袖パネル4は、固定機構によって確実に共用竪枠2eに対して固定することができるのである。
しかも、かかる固定機構は、上記のごとく共用竪枠2eに形成された錠受金具取付開口部を有する錠受金具SKを収容する収容空間2eh内に設けられているので、固定機構の固定部材15を取り付けたのち、錠受金具SKを取り付ければ、外部から固定機構を隔離できる。つまり、固定機構は、外部から視認することができない状態となるので、防犯上も好ましい。
以下では、本実施形態の回動式袖パネル付ドアセット1の連結機構20について、詳細に説明する。
上述したように、本実施形態の回動式袖パネル付ドアセット1の連結機構として、袖パネル4は、戸尻側基端部4bと戸枠2の竪枠2bとの間に設けられたヒンジや丁番等の連結機構2hgを使用することもできるが、本実施形態の回動式袖パネル付ドアセット1の連結機構20は、袖パネル4の戸尻側基端部4bを支点として、袖パネル4の戸尻側に位置する戸枠2の竪枠2b(以下、戸尻側竪枠2bという)に対して水平方向に揺動可能に連結することができるものであれば、とくに限定されない。
2 戸枠
2b 戸尻側竪枠
2bh 連結孔
2e 共用竪枠
3 ドア
4 袖パネル
4a 袖パネルの戸先
4b 袖パネルの戸尻
10 係合機構
10h スリット孔
11 係合部
13 係合片
20 連結機構
21 揺動部
22 固定部
23 揺動本体部
23a 係合部
Claims (7)
- 戸尻を基端として回動可能なパネルと、
該パネルの戸先が連結される戸先側竪枠と、
前記パネルの戸先と、前記戸先側竪枠と、を係合離脱可能に係合する係合機構と、
前記パネルの戸尻と、前記パネルの戸尻側に位置する戸尻側枠と、を連結する連結機構と、を備えており、
前記係合機構は、
前記戸先側竪枠の軸方向に沿って複数の係合部を有しており、
前記連結機構は、
先端部が前記パネルの戸尻側に位置する戸尻側枠の軸方向に沿って延びた長穴である連結孔に挿通され、基端部が前記パネルの戸尻部に連結された板状の揺動部を備えており、
該揺動部は、
該揺動部を前記連結孔に挿入する方向に沿って移動可能である
ことを特徴とする回動式パネルセット。 - 戸尻を基端として回動可能であって、その戸先が前記戸先側竪枠に連結可能に設けられたドアを備えた回動式パネル付ドアセットであり、
前記戸先側竪枠が、
前記パネルの戸先と、前記ドアの戸先の間に配置される共用竪枠である
ことを特徴とする請求項1記載の回動式パネルセット。 - 前記パネルが、
上下方向に移動可能に設けられており、
前記係合機構の係合部は、
前記パネルの戸先側の端部に設けられた係合片を備えており、
前記戸先側竪枠には、
前記パネルが閉じた状態において、前記係合片が挿通されるスリット孔が形成されており、
該スリット孔は、
前記戸先側竪枠の軸方向に沿って延びた長孔であり、その軸方向の長さが、前記係合片の上端と下端の距離よりも長くなるように形成されており、
前記係合片は、
その下端部に係合突起を備えている
ことを特徴とする請求項1または2記載の回動式パネルセット。 - 前記係合片は、
その先端部に基端から先端に向かって上傾した上傾面を有している
ことを特徴とする請求項3記載の回動式パネルセット。 - 前記係合片は、
前記パネルを前記戸先側竪枠から離間するように開いた状態において、前記係合片の上傾面の上端縁が、前記スリット孔の下端縁よりも上方に位置するように形成されている
ことを特徴とする請求項4記載の回動式パネルセット。 - 前記揺動部は、
前記連結孔の幅方向に沿って移動可能である
ことを特徴とする請求項1乃至5記載の回動式パネルセット。 - 前記揺動部は、
該揺動部の表面が前記パネルの表面と非平行となるように形成されている
ことを特徴とする請求項1乃至6記載の回動式パネルセット。
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