JP3234496U - 配電盤用扉施錠装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】施錠用操作棒の屈曲変形や支持部材そのものの破損を防止する、配電盤用扉施錠装置を提供する。
【解決手段】正面扉5の前面に回動可能に設けられた扉開閉用のレバーと、正面扉の内側に設けられ、レバーと一体に回動する施錠用舌片8と、施錠用舌片の両端にそれぞれ枢着結合され、レバーの回動に連動してそれぞれ上下動する上下一対の施錠用操作棒9、10と、正面扉の内側に固定され、上下一対の施錠用操作棒の先端部をそれぞれ配電盤2の本体フレームの鎖錠位置に案内するための上下一対の支持部材11、12と、を備えている。支持部材は、それぞれ、矩形状の立上り板部と、立上り板部の上下両端辺に繋がる上下一対の矩形状の水平板部と、を有するコの字型平板からなっており、水平板部には、施錠用操作棒がそれぞれ遊挿される貫通孔が形成されている。
【選択図】図2
【解決手段】正面扉5の前面に回動可能に設けられた扉開閉用のレバーと、正面扉の内側に設けられ、レバーと一体に回動する施錠用舌片8と、施錠用舌片の両端にそれぞれ枢着結合され、レバーの回動に連動してそれぞれ上下動する上下一対の施錠用操作棒9、10と、正面扉の内側に固定され、上下一対の施錠用操作棒の先端部をそれぞれ配電盤2の本体フレームの鎖錠位置に案内するための上下一対の支持部材11、12と、を備えている。支持部材は、それぞれ、矩形状の立上り板部と、立上り板部の上下両端辺に繋がる上下一対の矩形状の水平板部と、を有するコの字型平板からなっており、水平板部には、施錠用操作棒がそれぞれ遊挿される貫通孔が形成されている。
【選択図】図2
Description
本考案は、配電盤用扉を閉鎖・施錠する配電盤用扉施錠装置に関する。更に詳細には、本考案は、例えば、屋外に設置され、強風の影響を受ける配電盤用収納筐体(キュービクル)に好適に装着して使用される配電盤用扉施錠装置に関する。
従来、配電盤用扉施錠装置としては、例えば、特許文献1等に開示された構成のものが知られている。
特許文献1に開示された配電盤用扉施錠装置は、扉の前面に回動可能に設けられた扉開閉用の把手と、前記扉の内側に設けられ、前記把手と一体に回動する施錠用舌片と、前記施錠用舌片に結合され、前記把手の回動に連動してそれぞれ上下に移動する上下一対の施錠用操作棒と、前記上下一対の施錠用操作棒の先端部をそれぞれ配電盤の本体フレームの鎖錠位置に案内するための上下一対の支持部材と、を備えている。特許文献1に開示された配電盤用扉施錠装置において、前記上下一対の支持部材は、それぞれ、矩形状の立上り板部と、前記立上り板部の上端辺に繋がる矩形状の水平板部と、を有するL字型平板からなり、前記水平板部に前記施錠用操作棒が遊挿される貫通孔が形成されている。そして、前記各支持部材は、前記立上り板部を前記扉の内側の上端及び下端の近くにビス止めすることによって固定されている。
特許文献1に開示された配電盤用扉施錠装置は、扉の前面に回動可能に設けられた扉開閉用の把手と、前記扉の内側に設けられ、前記把手と一体に回動する施錠用舌片と、前記施錠用舌片に結合され、前記把手の回動に連動してそれぞれ上下に移動する上下一対の施錠用操作棒と、前記上下一対の施錠用操作棒の先端部をそれぞれ配電盤の本体フレームの鎖錠位置に案内するための上下一対の支持部材と、を備えている。特許文献1に開示された配電盤用扉施錠装置において、前記上下一対の支持部材は、それぞれ、矩形状の立上り板部と、前記立上り板部の上端辺に繋がる矩形状の水平板部と、を有するL字型平板からなり、前記水平板部に前記施錠用操作棒が遊挿される貫通孔が形成されている。そして、前記各支持部材は、前記立上り板部を前記扉の内側の上端及び下端の近くにビス止めすることによって固定されている。
ところで、屋外に設置される配電盤においては、配電設備を収納するキュービクル(筐体)の換気孔等から強風が入り込み、扉が内側から押圧されることも考えられる。
そして、特許文献1に開示された配電盤用扉施錠装置では、各施錠用操作棒が、実質一枚の水平板部だけで(ほぼ一点で)支持されているため、扉が内側から押圧されると、支持部材部分で施錠用操作棒が屈曲変形したり、支持部材そのものが破損し外れたりして、施錠装置としての機能を果たさなくなる虞がある。
そして、特許文献1に開示された配電盤用扉施錠装置では、各施錠用操作棒が、実質一枚の水平板部だけで(ほぼ一点で)支持されているため、扉が内側から押圧されると、支持部材部分で施錠用操作棒が屈曲変形したり、支持部材そのものが破損し外れたりして、施錠装置としての機能を果たさなくなる虞がある。
本考案は、従来技術における前記課題を解決するためになされたものであり、配電設備を収納するキュービクル(筐体)の換気孔等から強風が入り込み、扉が内側から押圧されても、施錠用操作棒の屈曲変形や支持部材そのものの破損を防止することが可能となる配電盤用扉施錠装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本考案に係る配電盤用扉施錠装置の構成は、
(1)扉の前面に回動可能に設けられた扉開閉用の把手と、前記扉の内側に設けられ、前記把手と一体に回動する施錠用舌片と、前記施錠用舌片に結合され、前記把手の回動に連動してそれぞれ上下に移動する上下一対の施錠用操作棒と、前記扉の内側に固定され、前記上下一対の施錠用操作棒の先端部をそれぞれ配電盤の本体フレームの鎖錠位置に案内するための上下一対の支持部材と、を備えた配電盤用扉施錠装置であって、
前記上下一対の支持部材は、それぞれ、上下方向に所定の間隔を空けて配置された複数の支持部材構成材を有することを特徴とする。
(1)扉の前面に回動可能に設けられた扉開閉用の把手と、前記扉の内側に設けられ、前記把手と一体に回動する施錠用舌片と、前記施錠用舌片に結合され、前記把手の回動に連動してそれぞれ上下に移動する上下一対の施錠用操作棒と、前記扉の内側に固定され、前記上下一対の施錠用操作棒の先端部をそれぞれ配電盤の本体フレームの鎖錠位置に案内するための上下一対の支持部材と、を備えた配電盤用扉施錠装置であって、
前記上下一対の支持部材は、それぞれ、上下方向に所定の間隔を空けて配置された複数の支持部材構成材を有することを特徴とする。
本考案の配電盤用扉施錠装置の上記(1)の構成は、以下のような作用効果を奏する。
すなわち、上記(1)の構成によれば、各施錠用操作棒が、複数の支持部材構成材で(複数点で)支持されることとなるため、扉が施錠された状態で内側から押圧されても、施錠用操作棒が屈曲変形することを抑えることができる。また、扉と施錠用操作棒との間に掛かる力が、複数の支持部材構成材に分散されるため、支持部材そのものが破損し外れることを抑えることができる。
したがって、上記(1)の構成によれば、配電設備を収納するキュービクル(筐体)の換気孔等から強風が入り込み、扉が内側から押圧されても、施錠用操作棒の屈曲変形や支持部材そのものの破損を防止することが可能となる配電盤用扉施錠装置を提供することができる。
すなわち、上記(1)の構成によれば、各施錠用操作棒が、複数の支持部材構成材で(複数点で)支持されることとなるため、扉が施錠された状態で内側から押圧されても、施錠用操作棒が屈曲変形することを抑えることができる。また、扉と施錠用操作棒との間に掛かる力が、複数の支持部材構成材に分散されるため、支持部材そのものが破損し外れることを抑えることができる。
したがって、上記(1)の構成によれば、配電設備を収納するキュービクル(筐体)の換気孔等から強風が入り込み、扉が内側から押圧されても、施錠用操作棒の屈曲変形や支持部材そのものの破損を防止することが可能となる配電盤用扉施錠装置を提供することができる。
本考案の配電盤用扉施錠装置の上記(1)の構成においては、以下の(2),(3)のような構成にすることが好ましい。
(2)上記(1)の構成において、前記複数の支持部材構成材には、それぞれ、前記施錠用操作棒が遊挿される貫通孔が形成されている。
上記(2)の好ましい構成によれば、把手の回動に連動させて施錠用操作棒をスムーズに上下動させることが可能となる。
(3)上記(1)又は(2)の構成において、前記支持部材は、立上り板部と、前記立上り板部の上下両端辺に繋がる前記支持部材構成材としての上下一対の水平板部と、を有するコの字型平板からなる。
上記(3)の好ましい構成によれば、簡単な構成で上記作用効果を奏する支持部材を実現することが可能となる。
本考案によれば、配電設備を収納するキュービクル(筐体)の換気孔等から強風が入り込み、扉が内側から押圧されても、施錠用操作棒の屈曲変形や支持部材そのものの破損を防止することが可能となる配電盤用扉施錠装置を提供することができる。
以下、好適な実施形態を用いて本考案を更に具体的に説明する。但し、下記の実施形態は本考案を具現化した例に過ぎず、本考案はこれに限定されるものではない。
[配電盤の全体構成]
まず、本考案の一実施形態における配電盤用扉施錠装置を備えた配電盤の全体構成について、図1,図2を参照しながら説明する。
まず、本考案の一実施形態における配電盤用扉施錠装置を備えた配電盤の全体構成について、図1,図2を参照しながら説明する。
図1は、本考案の一実施形態における配電盤用扉施錠装置を備えた配電盤の外観構成を示す斜視図、図2は、当該配電盤の一方の正面扉を開いた状態を示す斜視図である。
図1,図2に示すように、本実施形態における配電盤用扉施錠装置1を備えた配電盤2は、配電設備(図示せず)を収納するキュービクル(筐体)3を備えている。キュービクル3は、正面板3aと、背面板3bと、左右の側面板3c,3dと、天板3eと、底面板3fと、を有している。
ここで、正面板3aは、左右方向に片開きする左右の2つの正面扉4,5からなっており、これら2つの正面扉4,5は、それぞれ、レバー(把手)4a,5aを回動操作することによって(図1の両矢印A,Bを参照)解錠及び施錠ができるようにされている。より具体的に説明すると、キュービクル3の前面(正面)中央には支柱3gが立設されており、当該支柱3gに正面扉4の右側縁がヒンジ結合されている。また、正面扉5は、その右側縁がキュービクル3の前面(正面)右側縁にヒンジ結合されている。
ここで、正面板3aは、左右方向に片開きする左右の2つの正面扉4,5からなっており、これら2つの正面扉4,5は、それぞれ、レバー(把手)4a,5aを回動操作することによって(図1の両矢印A,Bを参照)解錠及び施錠ができるようにされている。より具体的に説明すると、キュービクル3の前面(正面)中央には支柱3gが立設されており、当該支柱3gに正面扉4の右側縁がヒンジ結合されている。また、正面扉5は、その右側縁がキュービクル3の前面(正面)右側縁にヒンジ結合されている。
正面扉4,5には、それぞれ、上方に位置して、外部から内部を点検するための点検窓4b,5bが設けられている。点検窓4b,5bには、それぞれ、周縁に防水処理が施された網入り強化透明ガラスが取り付けられている。また、右側の正面扉5には、下方に位置して、吸気口6が設けられており、当該吸気口6には、雨水やゴミなどの異物の侵入を防ぐための通気ギャラリ7が取り付けられている。また、天板3eには、排気口(図示せず)が設けられている。
[配電盤用扉施錠装置の構成]
次に、本考案の一実施形態における配電盤用扉施錠装置の構成について、図3をも参照しながら説明する。
次に、本考案の一実施形態における配電盤用扉施錠装置の構成について、図3をも参照しながら説明する。
図3は、本考案の一実施形態における配電盤用扉施錠装置の支持部材周りの構成を拡大して示した斜視図である。
図1乃至図3に示すように、本実施形態における配電盤用扉施錠装置1は、正面扉5の前面に回動可能に設けられた扉開閉用のレバー(把手)5aと、正面扉5の内側に設けられ、レバー5aと一体に回動する施錠用舌片8と、施錠用舌片8の両端にそれぞれ枢着結合され、レバー5aの回動に連動してそれぞれ上下に移動する上下一対の施錠用操作棒(ロット棒)9,10と、正面扉5の内側に固定され、上下一対の施錠用操作棒9,10の先端部をそれぞれ配電盤2の天板3e及び底面板3fの正面側縁部(配電盤2の本体フレーム)の鎖錠位置に的確に案内するための上下一対の支持部材11,12と、を備えている。
正面扉4側の配電盤用扉施錠装置についても、同様である。
正面扉4側の配電盤用扉施錠装置についても、同様である。
支持部材11,12は、それぞれ、矩形状の立上り板部13と、立上り板部13の上下両端辺に繋がる上下一対の矩形状の水平板部(支持部材構成材)14a,14bと、を有するコの字型平板からなっている。水平板部14a,14bには、それぞれ、施錠用操作棒9,10がそれぞれ遊挿される貫通孔15a,15bが形成されている。そして、支持部材11,12は、立上り板部13を正面扉4,5の内側の上端及び下端の近くにビス止めすることによって固定されている。
本実施形態の配電盤用扉施錠装置1のかかる構成は、以下のような作用効果を奏する。
すなわち、かかる構成によれば、各施錠用操作棒9,10が、上下一対の水平板部(支持部材構成材)14a,14bで(ニ点で)支持されることとなるため、正面扉4,5が施錠された状態で内側から押圧されても、施錠用操作棒9,10が屈曲変形することを抑えることができる。また、正面扉4,5と施錠用操作棒9,10との間に掛かる力が、上下一対の水平板部(支持部材構成材)14a,14bに分散されるため、支持部材11,12そのものが破損し外れることを抑えることができる。
したがって、かかる構成によれば、配電設備を収納するキュービクル(筐体)3の排気口等の換気孔等から強風が入り込み、正面扉4,5が内側から押圧されても、施錠用操作棒9,10の屈曲変形や支持部材11,12そのものの破損を防止することが可能となる配電盤用扉施錠装置1を提供することができる。
また、水平板部14a,14bのそれぞれに、施錠用操作棒9,10がそれぞれ遊挿される貫通孔15a,15bが形成されていることにより、レバー(把手)4a,5aの回動に連動させて施錠用操作棒9,10をスムーズに上下動させることが可能となる。
すなわち、かかる構成によれば、各施錠用操作棒9,10が、上下一対の水平板部(支持部材構成材)14a,14bで(ニ点で)支持されることとなるため、正面扉4,5が施錠された状態で内側から押圧されても、施錠用操作棒9,10が屈曲変形することを抑えることができる。また、正面扉4,5と施錠用操作棒9,10との間に掛かる力が、上下一対の水平板部(支持部材構成材)14a,14bに分散されるため、支持部材11,12そのものが破損し外れることを抑えることができる。
したがって、かかる構成によれば、配電設備を収納するキュービクル(筐体)3の排気口等の換気孔等から強風が入り込み、正面扉4,5が内側から押圧されても、施錠用操作棒9,10の屈曲変形や支持部材11,12そのものの破損を防止することが可能となる配電盤用扉施錠装置1を提供することができる。
また、水平板部14a,14bのそれぞれに、施錠用操作棒9,10がそれぞれ遊挿される貫通孔15a,15bが形成されていることにより、レバー(把手)4a,5aの回動に連動させて施錠用操作棒9,10をスムーズに上下動させることが可能となる。
[配電盤用扉施錠装置の動作]
次に、本考案の一実施形態における配電盤用扉施錠装置の動作について、図1〜図3を参照しながら説明する。
次に、本考案の一実施形態における配電盤用扉施錠装置の動作について、図1〜図3を参照しながら説明する。
まず、図2に示す状態から、右側の正面扉5を閉める。このとき、扉開閉用のレバー(把手)5aは、水平右向きの状態(解錠状態)となっている。
次いで、正面扉5の扉開閉用のレバー5aを、時計回りに90°回動させて(図1の矢印Bを参照)、鉛直下向きの状態(図1の状態)にする。すると、施錠用舌片8がレバー5aと一体に回動して、上側の施錠用操作棒9が上方向に移動すると共に(図2の矢印Cを参照)、下側の施錠用操作棒10が下方向に移動し(図2の矢印Eを参照)、施錠用操作棒9,10の先端部がそれぞれ配電盤2の天板3e及び底面板3fの正面側縁部(配電盤2の本体フレーム)の鎖錠位置に係合される。そして、これにより、正面扉5が施錠状態となる(図1の状態)。
左側の正面扉4についても、同様である。
次いで、正面扉5の扉開閉用のレバー5aを、時計回りに90°回動させて(図1の矢印Bを参照)、鉛直下向きの状態(図1の状態)にする。すると、施錠用舌片8がレバー5aと一体に回動して、上側の施錠用操作棒9が上方向に移動すると共に(図2の矢印Cを参照)、下側の施錠用操作棒10が下方向に移動し(図2の矢印Eを参照)、施錠用操作棒9,10の先端部がそれぞれ配電盤2の天板3e及び底面板3fの正面側縁部(配電盤2の本体フレーム)の鎖錠位置に係合される。そして、これにより、正面扉5が施錠状態となる(図1の状態)。
左側の正面扉4についても、同様である。
このように、左右の正面扉4,5が施錠状態にあるとき、各施錠用操作棒9,10は、上下一対の水平板部(支持部材構成材)14a,14bで(ニ点で)支持されることとなる。このため、配電設備を収納するキュービクル(筐体)3の排気口等の換気孔等から強風が入り込み、正面扉4,5が内側から押圧されても、施錠用操作棒9,10が屈曲変形することはない。また、正面扉4,5と施錠用操作棒9,10との間に掛かる力が、上下一対の水平板部(支持部材構成材)14a,14bに分散されるため、支持部材11,12そのものが破損し外れたりすることもない。
したがって、配電盤用扉施錠装置1に、常に、施錠装置としての機能を果たさせることができる。
したがって、配電盤用扉施錠装置1に、常に、施錠装置としての機能を果たさせることができる。
図1に示す状態から、右側の正面扉5を開く場合には、まず、正面扉5の扉開閉用のレバー5aを、反時計回りに90°回動させて(図1の矢印Aを参照)、水平右向きの状態にする。すると、施錠用舌片8がレバー5aと一体に回動して、上側の施錠用操作棒9が下方向に移動すると共に(図2の矢印Dを参照)、下側の施錠用操作棒10が上方向に移動し(図2の矢印Fを参照)、施錠用操作棒9,10の先端部がそれぞれ配電盤2の天板3e及び底面板3fの正面側縁部(配電盤2の本体フレーム)の鎖錠位置から外れる。そして、これにより、正面扉5が解錠状態となり、正面扉5を開くことが可能となる。
左側の正面扉4についても、同様である。
左側の正面扉4についても、同様である。
なお、本実施形態においては、支持部材11,12が、それぞれ、矩形状の立上り板部13と、立上り板部13の上下両端辺に繋がる上下一対の矩形状の水平板部(支持部材構成材)14a,14bと、を有するコの字型平板からなっている場合を例に挙げて説明した。しかし、本考案は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。支持部材は、上下方向に所定の間隔を空けて配置された複数の支持部材構成材を有するものであればよい。但し、本実施形態の支持部材11,12であれば、簡単な構成で上記作用効果を奏する支持部材を実現することが可能となる。
また、本実施形態においては、支持部材11,12が、立上り板部13を正面扉4,5の内側の上端及び下端の近くにビス止めすることによって固定されている場合を例に挙げて説明した。しかし、本考案は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。支持部材は、扉の内側の上端及び下端の近くに、例えば、溶接固定されていてもよい。
また、本実施形態においては、正面板3aが、左右方向に片開きする2つの正面扉4,5からなっている場合を例に挙げて説明した。しかし、本考案は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。正面板は、例えば、左右両方向の観音開きに開閉する左右の正面扉からなっていてもよい。また、背面板も、正面板と同様の、扉と配電盤用扉施錠装置を有する構成とすることができる。
1 配電盤用扉施錠装置
2 配電盤
3 キュービクル(筐体)
3a 正面板
3b 背面板
3c,3d 側面板
3e 天板
3f 底面板
4,5 正面扉
4a,5a レバー(把手)
4b,5b 点検窓
6 吸気口
7 通気ギャラリ
8 施錠用舌片
9,10 施錠用操作棒(ロット棒)
11,12 支持部材
13 立上り板部
14a,14b 水平板部(支持部材構成材)
15a,15b 貫通孔
2 配電盤
3 キュービクル(筐体)
3a 正面板
3b 背面板
3c,3d 側面板
3e 天板
3f 底面板
4,5 正面扉
4a,5a レバー(把手)
4b,5b 点検窓
6 吸気口
7 通気ギャラリ
8 施錠用舌片
9,10 施錠用操作棒(ロット棒)
11,12 支持部材
13 立上り板部
14a,14b 水平板部(支持部材構成材)
15a,15b 貫通孔
Claims (3)
- 扉の前面に回動可能に設けられた扉開閉用の把手と、前記扉の内側に設けられ、前記把手と一体に回動する施錠用舌片と、前記施錠用舌片に結合され、前記把手の回動に連動してそれぞれ上下に移動する上下一対の施錠用操作棒と、前記扉の内側に固定され、前記上下一対の施錠用操作棒の先端部をそれぞれ配電盤の本体フレームの鎖錠位置に案内するための上下一対の支持部材と、を備えた配電盤用扉施錠装置であって、
前記上下一対の支持部材は、それぞれ、上下方向に所定の間隔を空けて配置された複数の支持部材構成材を有することを特徴とする配電盤用扉施錠装置。 - 前記複数の支持部材構成材には、それぞれ、前記施錠用操作棒が遊挿される貫通孔が形成されている、請求項1に記載の配電盤用扉施錠装置。
- 前記支持部材は、立上り板部と、前記立上り板部の上下両端辺に繋がる前記支持部材構成材としての上下一対の水平板部と、を有するコの字型平板からなる、請求項1又は2に記載の配電盤用扉施錠装置。
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---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
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