JPH0211581Y2 - - Google Patents

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JPH0211581Y2
JPH0211581Y2 JP2203185U JP2203185U JPH0211581Y2 JP H0211581 Y2 JPH0211581 Y2 JP H0211581Y2 JP 2203185 U JP2203185 U JP 2203185U JP 2203185 U JP2203185 U JP 2203185U JP H0211581 Y2 JPH0211581 Y2 JP H0211581Y2
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shoji
lattice
locking
frame
lattice body
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JP2203185U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、回転式、或いは反転式の障子に装
着される格子の取付け装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、障子に格子体を取付ける手段としては、
ねじ等によつて格子体を障子框に直接ねじ止めす
る方法、又はガラス等のパネル組込みと同時にガ
ラス間口に格子体の周縁を挿入する方法等が知ら
れている。さらに先行技術として実開昭59−
163093号公報には、面格子を障子ではなくサツシ
枠に対して蝶番によつて開閉自在に取付けたもの
が開示されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記した従来の手段では、いずれも格
子体の脱着が不便であつて、格子体を付けたまま
ではガラス室外面の清掃等のメンテナンスが困難
であり、又先行技術ののものは面格子が室外側へ
回動できるので、室内側に居てガラス室外面の清
掃ができるかのようにみえるが、引戸の場合サツ
シ枠に障子を組込んだままでこれらの作業を行お
うとすれば、室外側に身体を乗り出ねばならない
ため、作業能率が悪く、危険性もある他、これら
を回避するために回転式障子を採用しようとして
も、面格子に衝突して室内外面の反転ができない
等の問題点が考えられる。
そこで、この考案は上記した従来および先行技
術の問題点に鑑み、これを解決したものであつ
て、格子体を取付けた障子のガラス面の清掃を室
内側から危険性なく確実に、且つ能率良く行なう
ことを目的とした回転窓の格子取付け装置を得る
にある。
(問題点を解決するための手段) これを達成するための手段として、この考案は
パネルを組込んだ障子をパネルの室内外面が反転
できるようにサツシ枠に装着し、該障子のパネル
の室外側に格子体を配置し、該格子体の一端を障
子框に枢着すると共に、格子体の他端と障子框を
ロツクする係止具を両者間に設けたものである。
(実施例) この考案の具体的構成を図面に示す実施例につ
いて以下詳細に説明する。
図面は反転窓についての実施例であつて、1は
上下の横枠2,3と両竪枠4a,4bで構成され
たサツシ枠、5は上下の横框6,7と両竪框8
a,8bで構成された障子で、この障子5は上下
の横框6,7の夫々の中央にアーム9の一端を枢
着し、他端をサツシ枠1の一方の竪枠4bに枢着
すると共に、他方の竪框8aの上下に突設したガ
イド体10,10をサツシ枠1の上下の横枠2,
3に形成したガイド溝11,11に夫々摺動自在
に嵌挿する。これによつて障子5は第2図に示す
ようにサツシ枠1内に閉止状態に組込まれ、障子
5の右側を矢印の如く室外側に押出すと、障子5
のガイド体10はガイド溝11内を右方に向つて
摺動すると同時に、アーム9によつて反時計方向
に回転するため、障子5は第3図に示すように室
内側と室外側とが夫々反転するものである。12
はガラスで、障子5の室内側寄りに組込まれてい
る。13は格子体であつて、上下の横格子枠1
4,15と左右の竪格子枠16,16とよりなる
格子枠17内に縦横に交叉した格子桟18が組込
まれて構成され、その左右の竪格子枠16,16
と上格子枠14とのコーナー部分は、第6図およ
び第7図に示すように、L形の裏板19をインサ
ートしたコーナーピース21をねじ20により上
格子枠14および竪格子枠16にねじ止めし、さ
らに竪格子枠16の切欠部16aにヒンジ板22
を嵌入して前記コーナーピース21の外側に当接
すると共に、該ヒンジ板22と裏板19をねじ2
3によつて一体に連結固定する。一方障子側の両
竪框8a,8bの上框6端部には外側面にヒンジ
板24、内側面に裏板25を当接すると共に、ね
じ26によつて一体に連結固定する。さらに両ヒ
ンジ板22,24間にスプリングワツシヤー27
を挿入すると共に、これらにヒンジ軸28を貫通
し、スプリングワツシヤー27の弾性に抗してこ
れを圧縮するようにしてヒンジ軸28を固定す
る。29は係止具であつて、第8図および第9図
に示すように、支持枠30と係止体35とより構
成され、支持枠30には底板31の両側に側壁板
32を立設し、その側壁板32に軸受孔33を穿
設し、この軸受孔33に係止体35の軸36を回
動自在に嵌合して係止体35を支持枠30内に取
付ける。又支持枠30の一端から押ボタン付き弾
性片41を突設して、この弾性片41を弓なりに
曲げながら押ボタン39を側壁板32に形成した
弧状の縦溝34に嵌合すると共に、押ボタン39
の側面に形成した凹所40に係止体35の基端の
連結突起37を嵌合し、弾性片41の張力によつ
て係止体35の連結突起37を上方に付勢し、軸
36を支点として係止体35の先端の係止片38
を支持枠30底板31より下方に突出させる。そ
してこの係止具29を格子枠17の下格子枠15
に取付け、下格子枠15の上面に押ボタン39を
突出させると共に、下面より係止片38を突出さ
せ、これに対面する障子5の下框7に設けられた
室外側係止突縁42に係脱できるようにする。
この様に構成されているので、常時は係止具2
9の係止体35の係止片38は障子5の下框7の
係止突縁42に係止しているので、格子体13は
障子5に組込まれたガラス12の室外側の面を覆
うように配置固定され、この状態で障子5は開閉
して反転する。又ガラス12を清掃する際は、障
子5を開けて反転することによりガラス12の室
外側面および格子体13を室内側に向ける。次い
で係止具29の押ボタン39を弾性片41の張力
に抗して押圧すると、押ボタン39の凹所40に
嵌合している係止体35の連結突起37は下降
し、軸36を支点として先端の係止片38は上動
するため、障子5の下框7の係止突縁42より離
脱し、格子体13は障子5とのロツクが解除され
る。そこで、格子体13を上方に引上げると、格
子体13は上端のヒンジ板22に設けたヒンジ軸
28を支点として上方に開口する(第10図参
照)。その際両ヒンジ板22,24間にはスプリ
ングワツシヤー27が弾設されているので、引上
げた状態で格子体13は停止し、手を離しても落
下しない。この状態で、ガラス12の室外側面を
室内に居ながらにして充分に掃除することができ
る。さらに掃除が終つた際は、操作ボタン39を
押圧して係止片38を引込めた状態で格子体13
を引下げ回動し、障子5の下框7上に下格子15
を位置させた後、操作ボタン39を離せば、係止
片38は係止突縁42に係止して格子体13はガ
ラス12面を覆う状態で確実にロツクされ、通常
の状態で障子5を開閉することができる。
上記の実施例は竪軸式の反転窓であつたが、こ
の他横軸式の反転窓、竪軸回転窓、横軸回転窓等
にも適用することができる。又格子体を開閉する
ヒンジ軸の取付け位置は下端又は左右端へ適宜変
更することができる。
(考案の効果) 以上、実施例について詳述したように、この考
案は、障子を回転しうるように取付け、室外側を
室内側に位置させうると共に、パネルの室外側に
配置した格子体を枢着軸により回動してパネル面
から離すことができるものであるから、雨水や埃
等に晒されて汚損されているパネルの室外面を室
内側で、隅々まで充分に掃除することができる。
又場合によつてはパネルの破損等の場合も室内側
より適確に修理、交換することができる等、パネ
ルのメンテナンスを迅速、容易に、且つ危険性な
く行なうことができる。さらに格子体は係止具に
よつて障子に確実にロツクされ、障子開閉操作の
際、或いは強風等の外力を受けても妄りに外れる
おそれなく、確実に障子と一体状態を保持する等
の種々の優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の全体の室外側から見た正面
図、第2図、第3図は障子の作動状態の概略平面
図、第4図は縦断側面図、第5図は横断平面図、
第6図は格子体のヒンジ部の縦断正面図、第7図
は同じく横断平面図、第8図は係止具の分解斜視
図、第9図は同じく取付け状態の縦断正面図、第
10図は格子体を開いた状態の斜視図を示す。 1……サツシ枠、5……障子、9……アーム、
10……ガイド体、11……ガイド溝、12……
ガラス、13……格子体、22……ヒンジ板、2
4……ヒンジ板、28……ヒンジ軸、29……係
止具、35……係止体、38……係止片、39…
…押ボタン、42……係止突縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パネルを組込んだ障子をパネルの室内外面が反
    転できるようにサツシ枠に装着し、該障子のパネ
    ルの室外側に格子体を配置し、該格子体の一端を
    障子框に枢着すると共に、格子体を障子框にロツ
    クする係止具を両者間に設けたことを特徴とする
    格子付き障子。
JP2203185U 1985-02-20 1985-02-20 Expired JPH0211581Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2203185U JPH0211581Y2 (ja) 1985-02-20 1985-02-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2203185U JPH0211581Y2 (ja) 1985-02-20 1985-02-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61140088U JPS61140088U (ja) 1986-08-30
JPH0211581Y2 true JPH0211581Y2 (ja) 1990-03-26

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JP2203185U Expired JPH0211581Y2 (ja) 1985-02-20 1985-02-20

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0728391Y2 (ja) * 1988-12-28 1995-06-28 不二サッシ株式会社 網付面格子

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JPS61140088U (ja) 1986-08-30

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