JPH047346Y2 - - Google Patents

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JPH047346Y2
JPH047346Y2 JP1984176766U JP17676684U JPH047346Y2 JP H047346 Y2 JPH047346 Y2 JP H047346Y2 JP 1984176766 U JP1984176766 U JP 1984176766U JP 17676684 U JP17676684 U JP 17676684U JP H047346 Y2 JPH047346 Y2 JP H047346Y2
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vertical frame
frame locking
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、窓枠に嵌めた障子の竪框内に、窓枠
の竪枠、上枠および下枠にそれぞれ係脱可能に係
止する竪枠係止部材、上枠係止部材および下枠係
止部材を設け、これらの係止部材を操作ハンドル
によつて連動させるようにした竪軸回転窓の締り
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
竪軸回転窓は、一般に上下1組の上枠、下枠
と、左右1組の竪枠もしくは中間方立(以下竪枠
に代表させる)とによる窓枠内に、上下1組の上
框、下框と、左右1組の竪框とからなる障子を嵌
め、この障子を上枠、下枠に対し同一垂直線上で
竪軸により枢支させ、これらの竪軸を回転中心と
して障子を開閉可能なように構成している。
また、前述した構成の竪軸回転窓の障子を窓枠
にロツクする従来の締り装置は、障子の竪框に、
障子開閉用の操作ハンドルの操作によつて窓枠の
竪枠に係脱する竪枠係止部材のみを設けたもので
あつた。
そして、ドアをドア枠に係止するロツク装置と
して、実開昭57−110262号公報に示すように、ド
アの竪框内にグレモン錠を設け、その上、下移動
片を上、下連結板の竪框幅方向内側に突出させた
係合ピンにそれぞれ係合させ、上、下連結板に
上、下移動板を連結させ、これらの移動板の上下
方向移動によつて前記グレモン錠よりも竪框幅方
向外側に配設した竪枠係止部材を軸ピンを中心と
して上下方向に回動させることにより、竪枠係止
部材をドア枠の竪枠に対して係脱させるものがあ
つた。
また、昭和6年実用新案出願公告第11931号公
報に示すように、上下方向に長い長方形の台板の
表面側に、外周部に多数の係合部が設けられた円
盤を枢着し、上枠係止杆および下枠係止杆の対向
端部を前記円盤の内側および外側に配置し、前記
対向端部に突出させた突子を前記円盤にそれぞれ
係合させ、円盤の中央部に穿つた孔に鍵を挿入し
て円盤を回動させることにより、上枠、下枠係止
杆を昇降させる外開き戸などの締り装置があつ
た。そして、この締り装置は、上枠、下枠係止杆
の対向端部以外の部分を台板の幅方向中央部に配
置すると共に、上枠、下枠係止杆の昇降に連動す
る裏面掛金および右、左係止杆を具備させたもの
があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前述した従来の竪軸回転窓の締り装置は、窓枠
の竪枠に障子の竪框に設けた竪枠係止部材を係止
させるのみであつたため、竪枠や竪框の強度が十
分でないと、これらの少なくとも一方に歪みが生
じるなどにより、障子が開閉しにくくなつたり、
開閉不能になつたりするという問題点があつた。
そこで、ドアに設けたグレモン錠の操作によつ
て上、下連結板および上、下移動板を上下方向に
移動させるこにより、竪枠係止部材を上下方向に
回動させ、竪枠に係脱させるロツク装置を、上、
下連結板と上、下移動板との少なくとも一方を窓
枠の上枠、下枠に係止させるようにして、竪軸回
転窓に用いることが考えられるが、これは、グレ
モン錠の竪框幅方向外側に前記連結板の係合ピン
が位置し、これらの係合ピンの外側に竪枠係止部
材が位置するために、ロツク装置の竪框幅方向寸
法が大きくなり、竪軸回転窓の通常の竪框には取
付けられないという問題点があつた。
また、円盤を孔に鍵を挿入して回動させる外開
き戸などの締り装置は、台板が大型であるために
竪軸回転窓の通常の竪框には取付けることができ
ない。すなわち、裏面掛金を竪枠係止部材に用い
ると円盤の正面が横向きとなり、その孔に鍵を着
脱することができず、さらに左、右係止杆の一方
のみを用いても、これらの係止杆が回動するもの
ではなく、横方向にスライドするものであるた
め、装置の内外方向、つまり竪框の幅方向寸法が
大きくなることにより、竪軸回転窓の通常の竪框
には取付けられないという問題点があつた。
本考案は、前述した問題点を解決して、通常の
竪框に取付けることができ、また比較的簡単な構
成で竪框への取付けも容易にでき、しかも竪框、
上枠および下枠への竪框の係止が可能な竪軸回転
窓の締り装置を提供することを目的とするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、窓枠1に嵌めた障子6の竪框7内
に、窓枠1の竪枠2、上枠4および下枠5にそれ
ぞれ係脱可能に係止する竪枠係止部材15、上枠
係止部材18および下枠係止部材25を設け、こ
れらの係止部材15,18,25を連動させる操
作ハンドル16を前記竪枠7に枢支した竪軸回転
窓の締り装置であつて、前記竪框7に固定するケ
ーシング13内に竪枠係止部材15の基部を収容
し、竪枠係止部材15の基端軸部15cをケーシ
ング13の竪框7幅方向内側部に上下方向に回動
可能に枢支し、基端軸部15cに操作ハンドルの
軸部16aを同心に係合させ、上枠係止部材18
および下枠係止部材25をケーシング13の竪框
7幅方向外側に配置し、上枠係止部材18の下部
に設けた上部作動板19の貫通孔19aおよびケ
ーシング13の外側開口に竪枠係止部材15の先
端係止部15aを遊び嵌めし、竪枠係止部材15
に基端軸部15cの半径延長方向に長く形成した
カム長孔15bにカムピン19cを摺動可能に係
合させ、カムピン19cを上部作動板19の貫通
孔19a部に架設し、上部作動板19の下端部
に、竪框7幅方向内側に延びて下方に屈曲した倒
立L字状の連結板20を連設し、ケーシング13
内の竪枠係止部材15下方に離して回動板29を
配置し、回動板29を竪框7幅方向内側部に配置
した軸ピン29aによつてケーシング13に枢着
し、回動板29の内端部に連結板20の下端部を
係合させ、回動板29の外端部に、下枠係止部材
25の上部に設けた下部作動板26の上端部を係
合させたものである。
〔作用〕
本考案による竪軸回転窓の締り装置は、障子6
を閉じた状態で操作ハンドル16を回動操作させ
ることにより、操作ハンドル16の軸部16aを
中心として竪枠係止部材15の先端係止部を竪枠
2に対して係脱させる。また、竪枠係止部材15
に設けたカム長孔15bに上枠係止部材18の上
作動板19の貫通孔19a部に設けたカムピン1
9cを係合させたことにより、竪枠係止部材15
の回動を上部作動板19に直線上下運動として伝
達し、上枠係止部材18の先端部を上枠4に対し
て係脱させる。さらに、上部作動板19の下端部
に連設した連結板20および下枠係止部材25の
下部作動板26をケーシング13に枢着した回動
板29の内端部および外端部にそれぞれ係合させ
たので、上部作動板19の直線上下運動を回動板
29を介して下部作動板26の直線上下運動と
し、下枠係止部材25の先端部を下枠5に対して
係脱させる。従つて、操作ハンドル16の回動操
作により、竪枠7に設けた竪枠、上枠、下枠係止
部材15,18,25を、竪枠2、上枠4、下枠
5に連動させてそれぞれ係脱させることができ
る。
そして、比較的簡単な構造で、竪枠、上枠、下
枠係止部材15,18,25の連動機構を構成で
き、この連動機構は、構成部品をケーシング13
に組付けた状態で、ケーシング13を竪枠7に固
定すればよく、竪框7への装着が容易にできる。
また、竪枠係止部材15の基端軸部15cおよ
びこの基端軸部15cに係合した操作ハンドル1
6の軸部16aと離してこれらの下方に回動板2
9を配置すると共に、上部作動板19の下端部に
連設した連結板20を内側に延びて下方に屈曲し
た倒立L字状にして、連結板20の下端部を回動
板29の内端部に係合させたので、竪枠係止部1
5の基端軸部15cおよび回動板29の軸ピン2
9aを竪框7幅方向内側部分に配置することがで
き、幅や厚さが大きい竪框を使用することなく、
通常の大きさの竪框7内に前記連動機構を納める
ことができる。
〔実施例〕
以下、この考案に係る竪軸回転窓の締り装置の
一実施例につき、第1図ないし第4図を参照して
詳細に説明する。
第1図はこの実施例の締り装置を適用する竪軸
回転窓の概要を示す構成図である。同図におい
て、符号1は左右の竪枠2,3と上、下枠4,5
とからなる窓枠、6は左右の竪框7,8と上、下
框9,10とからなる障子であり、11,11は
上、下枠4,5の中間部にあつて、窓枠1に嵌め
た障子6を窓枠1に回転開閉自在に垂直方向で枢
支させる竪軸、12,12は左右の竪框7,8に
組込まれる締り装置である。
第2図、第3図および第4図は前記締り装置1
2の窓左方端面側から見た一部縦正断面図、縦断
面図および横断面図である。なお、以下左方竪框
7側に組込まれる締り装置12の構成についての
み述べるが、右方竪框8に組込まれる締り装置1
2についても全く同様である。
第2図ないし第4図において、締り装置12
は、装置構成の主体取付け支持基板となる箱枠状
に一体形成されたケーシング13を有し、ケーシ
ング13は、左方竪框7の上下方向に延びる内片
部7aに対し、その所定位置に形成された切欠き
部7bに嵌合され、切欠き部7b上、下の内片部
7a対向縁部にそれぞれ取付けビス14a,14
bで止着されている。
また、竪枠係止部材15は、先細に形成した先
端係合部15aを有し、基端軸部15cの半径延
長方向つまり放射方向に長いカム長孔15bを形
成してある。また竪枠係止部材15は、基端軸部
15cをケーシング13内の上部の竪框7幅方向
内側部に回動可能に枢支させてあり、前記左方竪
枠2の内側端面に設けた竪枠側ロツク受け部材1
7のロツク受け溝17aに対して前記先端係合部
15aを対向させると共に、前記左方竪框7の室
内側面での所定高さ位置に回動可能に枢支させた
操作ハンドル16の角形の軸部16aを、前記基
端軸部15cの中心角孔15dに係合させてあ
り、操作ハンドル16の時計方向への回動操作に
より竪枠係止部材15の先端係合部15cを竪枠
側ロツク受け溝17aに係止させ、反時計方向へ
の操作により前記係止を離脱させてロツクを解放
するようにしてある。
そして、一連の上枠係止部材18は、上部作動
板19と、上部作動板19の上端部に固定された
上部連杆21と、同上部連杆21の上端部に固定
された上枠ロツク片22とからなつている。前記
上部作動板19には、その長手方向に貫通溝19
aとガイド長孔19bとが形成されており、貫通
溝19a内に、竪枠係止部材15の先端係合部1
5aをケーシング13の外側開口を介して遊嵌状
態で受入れ、貫通溝19aを通して前記カム長孔
15bにカムピン19cを係合させ、カムピン1
9cを上部作動板19に取付けると共に、ガイド
長孔19b内に、前記取付けビス14aのガイド
軸部を挿通させてある。
前記上部作動板19の下端部には、竪框7幅方
向内側に延びて下方に直角に屈曲した倒立L字状
の連結板20を固定し、連結板20の下端フオー
ク部20aには、リンクピン20bを貫通固定さ
せてある。
前記上部連杆21に形成した長手方向のガイド
長孔21a内には、前記内片部7aに螺着したガ
イドビス21bのガイド軸部を挿通させてある。
前記上枠ロツク片22には、前記上框9の左右方
向に延びる内片部9aに固定したガイド板23の
ガイド穴23aに挿通させると共に、上枠ロツク
片22のテーパ状係合面による上端係合部22a
を、前記上枠4の下側端面に設けた上枠側ロツク
受け部材24のロツク受け溝24aに対向させて
おき、前記操作ハンドル16の回動操作に連動し
て、上端係合部22aを上枠側ロツク受け溝24
aに係止、離脱させてロツク、解放作用をするよ
うにしてある。
次に、下枠係止部材25は、下部作動板26
と、下部作動板26の下端部に固定された下部連
杆27と、同下部連杆27の下端部に固定された
下枠ロツク片28とからなつている。
なお、上枠係止部材18および下枠係止部材2
5は、ケーシング13の外側に近接させて、上下
方向に一直線状に配置してある。
そして前記下部作動板26には、長手方向に上
端フオーク部26aとガイド長孔26cとが形成
されており、リンクピン26bを貫通固定させた
上端フオーク部26aを、前記連結板20のリン
クピン26bを貫通固定させた下端フオーク部2
0aに対応するように位置させると共に、前記リ
ンクピン20b,26bを、前記ケーシング13
内下部に軸ピン29aで回動自在に枢支させた回
動板29の内、外端部に設けたカム溝29b,2
9cに係合させてある。下部作動板26のガイド
長孔26c内には、前記取付けビス14bのガイ
ド軸部を挿通させて、上部作動板19の作動をこ
の下部作動板26に連動するようにしてある。
前記下部連杆27に形成した長手方向のガイド
長孔27a内には、前記枠片部7aに螺着したガ
イドビス27bのガイド軸部を挿通させてあり、
前記下枠ロツク片28は、前記下框10の左右方
向に延びる内片部10aに固定したガイド板30
のガイド穴30aに挿通させると共に、下枠ロツ
ク片28のテーパ状係合面による下端係合部28
aを、前記下枠5の上側端面に設けた下枠側ロツ
ク受け部材31のロツク受け溝31aに対向させ
ておき、前記操作ハンドル16の回転操作に連動
して、下端係合部28aを下枠側ロツク受け溝3
1aに係止、離脱させてロツク、解放作用をする
ようにしてある。
そして、この実施例は、操作ハンドル16の時
計方向への回動操作により、竪枠係止部材15の
先端係合部15aを竪枠側ロツク受け溝17aに
係止させて竪枠側に対するロツク係止作用をな
し、同時にこの竪枠ロツク部材15のカム長孔1
5bにより、カムピン19cを介して上部作動板
19などの上枠係止部材18を上方向に、また上
部作動板19から連結板20を介して回動板29
を回動させ、下部作動板26などの下枠係止部材
25を下方向にそれぞれ作動させる。これによ
り、上枠係止部材18の上枠ロツク片22の先端
係合部材22aを上枠側ロツク受け溝24aに、
下枠係止部材25の下枠ロツク片28の先端係合
部28aを、下枠側ロツク受け溝31aにそれぞ
れ係止させて上枠側および下枠側に対するロツク
作用をすることができる。また操作ハンドル16
の反時計方向への操作により、上枠、下枠係止部
材18,25を前記とは反対に作動させて竪枠
側、上枠側および下枠側に対する係止を離脱させ
て解放作用をすることができる。
なお、前記実施例においては、窓枠の上、下枠
中間部で竪軸により障子を回転開閉自在なように
枢支させた竪軸回転窓について述べたが、竪軸を
上、下枠の片側に偏在させて回転半径を大きくし
た竪軸回転窓に適用しても同様な作用、効果を得
られる。
また、締り装置は、左、右竪框の両方に設ける
ことなく、一方の竪框のみに設けてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案は、窓枠1に嵌め
た障子6の竪框7内に、窓枠1の竪枠2、上枠4
および下枠5にそれぞれ係脱可能に係止する竪枠
係止部材15、上枠係止部材18および下枠係止
部材25を設け、これらの係止部材15,18,
25を連動させる操作ハンドル16を前記竪枠7
に枢支した竪軸回転窓の締り装置であつて、前記
竪框7に固定するケーシング13内に竪枠係止部
材15の基部を収容し、竪枠係止部材15の基端
軸部15cをケーシング13の竪框7幅方向内側
部に上下方向に回動可能に枢支し、基端軸部15
cに操作ハンドルの軸部16aを同心に係合さ
せ、上枠係止部材18および下枠係止部材25を
ケーシング13の竪框7幅方向外側に配置し、上
枠係止部材18の下部に設けた上部作動板19の
貫通孔19aおよびケーシング13の外側開口に
竪枠係止部材15の先端係止部15aを遊び嵌め
し、竪枠係止部材15に基端軸部15cの半径延
長方向に長く形成したカム長孔15bにカムピン
19cを摺動可能に係合させ、カムピン19cを
上部作動板19の貫通孔19a部に架設し、上部
作動板19の下端部に、竪框7幅方向内側に延び
て下方に屈曲した倒立L字状の連結板20を連設
し、ケーシング13内の竪枠係止部材15下方に
離して回動板29を配置し、回動板29を竪框7
幅方向内側部に配置した軸ピン29aによつてケ
ーシング13に枢着し、回動板29の内端部に連
結板20の下端部を係合させ、回動板29の外端
部に、下枠係止部材25の上部に設けた下部作動
板26の上端部を係合させたものである。
本考案による竪軸回転窓の締り装置は、障子6
を閉じた状態で操作ハンドル16を回動操作させ
ることにより、操作ハンドル16の軸部16aを
中心として竪枠係止部材15の先端係止部を竪枠
2に対して係脱させる。また、竪枠係止部材15
に設けたカム長孔15aに上枠係止部材18の上
作動板19の貫通孔19a部に設けたカムピン1
9cを係合させたことにより、竪枠係止部材15
の回動を上部作動板19に直線上下運動として伝
達し、上枠係止部材18の先端部を上枠4に対し
て係脱させる。さらに、上部作動板19の下端部
に連設した連結板20および下枠係止部材25の
下部作動板26をケーシング13に枢着した回動
板29の内端部および外端部にそれぞれ係合させ
たので、上部作動板19の直線上下運動を回動板
29を介して下部作動板26の直線上下運動と
し、下枠係止部材25の先端部を下枠5に対して
係脱させる。従つて、操作ハンドル16の回動操
作により、竪枠7に設けた竪枠、上枠、下枠係止
部材15,18,25を、竪枠2、上枠4、下枠
5に連動させてそれぞれ係脱させることができ
る。
そして、比較的簡単な構造で、竪枠、上枠、下
枠係止部材15,18,25の連動機構を構成で
き、この連動機構は、構成部品をケーシング13
に組付けた状態で、ケーシング13を竪枠7に固
定すればよく、竪框7への装着が容易にできる。
また、竪枠係止部材15の基端軸部15cおよ
びこの基端軸部15cに係合した操作ハンドル1
6の軸部16aと離してこれらの下方に回動板2
9を配置すると共に、上部作動板19の下端部に
連設した連結板20を内側に延びて下方に屈曲し
た倒立L字状にして、連結板20の下端部を回動
板29の内端部に係合させたので、竪枠係止部1
5の基端軸部15cおよび回動板29の軸ピン2
9aを竪框7幅方向内側部分に配置することがで
き、幅や厚さが大きい竪框を使用することなく、
通常の大きさの竪框7内に前記連動機構を納める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る締り装置を適用する竪
軸回転窓の概要を示す構成図であり、第2図、第
3図および第4図は同上締り装置の一実施例によ
る窓左方端面側から見た一部縦断正面図、縦断面
図および横断面図である。 1……窓枠、2,3……左右の竪枠、4,5…
…上枠、下枠、6……障子、7,8……左右の竪
框、9,10……上框、下框、11……竪軸、1
2……締り装置、13……ケーシング、15……
竪枠係止部材、15b……カム長孔、16……操
作ハンドル、17……竪枠側ロツク受け部材、1
7a……ロツク受け溝、18……上枠係止部材、
19……上部作動板、19c……カムピン、20
……連結板、20b……リンクピン、22……上
枠ロツク片、23……ガイド板、24……上枠側
ロツク受け部材、24a……ロツク受け溝、25
……下枠係止部材、26……下部作動板、26b
……リンクピン、28……下枠ロツク片、29…
…回動板、29b,29c……カム溝、30……
ガイド板、31……下枠側ロツク受け部材、31
a……ロツク受け溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 窓枠1に嵌めた障子6の竪框7内に、窓枠1の
    竪枠2、上枠4および下枠5にそれぞれ係脱可能
    に係止する竪枠係止部材15、上枠係止部材18
    および下枠係止部材25を設け、これらの係止部
    材15,18,25を連動させる操作ハンドル1
    6を前記竪枠7に枢支した竪軸回転窓の締り装置
    であつて、前記竪框7に固定するケーシング13
    内に竪枠係止部材15の基部を収容し、竪枠係止
    部材15の基端軸部15cをケーシング13の竪
    框7幅方向内側部に上下方向に回動可能に枢支
    し、基端軸部15cに操作ハンドルの軸部16a
    を同心に係合させ、上枠係止部材18および下枠
    係止部材25をケーシング13の竪框7幅方向外
    側に配置し、上枠係止部材18の下部に設けた上
    部作動板19の貫通孔19aおよびケーシング1
    3の外側開口に竪枠係止部材15の先端係止部1
    5aを遊び嵌めし、竪枠係止部材15に基端軸部
    15cの半径延長方向に長く形成したカム長孔1
    5bにカムピン19cを摺動可能に係合させ、カ
    ムピン19cを上部作動板19の貫通孔19a部
    に架設し、上部作動板19の下端部に、竪框7幅
    方向内側に延びて下方に屈曲した倒立L字状の連
    結板20を連設し、ケーシング13内の竪枠係止
    部材15下方に離して回動板29を配置し、回動
    板29を竪框7幅方向内側部に配置した軸ピン2
    9aによつてケーシング13に枢着し、回動板2
    9の内端部に連結板20の下端部を係合させ、回
    動板29の外端部に、下枠係止部材25の上部に
    設けた下部作動板26の上端部を係合させたこと
    を特徴とする竪軸回転窓の締り装置。
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