JPH038762Y2 - - Google Patents

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JPH038762Y2
JPH038762Y2 JP19679084U JP19679084U JPH038762Y2 JP H038762 Y2 JPH038762 Y2 JP H038762Y2 JP 19679084 U JP19679084 U JP 19679084U JP 19679084 U JP19679084 U JP 19679084U JP H038762 Y2 JPH038762 Y2 JP H038762Y2
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locking
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attached
vertical
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、竪辷り出し窓や外開き窓などの窓に
おける錠装置に関するものである。
従来の技術 実開昭58−128268号公報に示すように、窓枠を
構成する竪枠と障子を構成する竪框とに亘つて係
止部材と受部材とを備えた錠を設け、竪框には室
内、外側操作部材を設けて係止部材を室内及び室
外より操作して施錠、解錠できるようにし、火災
時の非常時に障子を室外より開放できるようにし
た錠装置が知られている。
考案が解決しようとする問題点 室内側操作部材と室外側操作部材とは常時一体
となつて動くので、その操作力が大きくなつて操
作しずらくなる。
室内、外側操作部材は竪框に取着されているの
で、例えば竪框の室外側壁にガラスを接着固定し
た障子であると室外側操作部材を取着するために
はガラスに穴をあけたりしなければならず、その
取着作業が面倒であると共に、ガラスに取着され
るからガラスが破損したりしてしまう。
問題点を解決するための手段及び作用 竪枠と竪框とには錠を構成する係止受部材と係
止部材とを設け、その係止部材を竪框に設けた室
内側操作部材に連結し、係止受部材の係止受片を
係止部材と面外方向に干渉する第1の位置と離れ
た第2の位置とに亘つて移動自在とし、この係止
受片を連動機構を介して下框に設けた室外側操作
部材に連係して、下框に取着した室外側操作部材
によつて係止受片を第2の位置に移動できると共
に、室内側操作部材と室外側操作部材とが相互に
連動しないようにしたものである。
実施例 第1図は要部の概略斜視図であり、窓枠Aを構
成する竪枠1と障子Bを構成する竪框2とには係
止受部材3と係止部材4とが対向して取付けられ
て錠Cを構成していると共に、係止受部材3は取
付基板5に係止受片6を縦ピン7で面外方向に回
動自在に取着したもので、その係止受片6と対向
してカムブロツクが竪枠1に沿つて移動自在に設
けられ、そのカムブロツク8は竪枠1に設けた縦
移動杆9とコーナー連動金具10と下枠13に設
けた横移動杆11より成る連動機構12を介して
下框24の室外側に回動自在に取着した外レバー
などの室外側操作部材14に連結し、室外側操作
部材14を回動するとカムブロツク8が竪枠1に
沿つて上下に移動するように構成してある。
前記係止部材4は係止受片6の室内側に干渉す
る矩形板状の締り金具15と取付板16を備え、
竪框2に沿つて上下動自在に支承された摺動杆1
7に取付板16が取着され、この摺動杆17はラ
ツク・ピニオン等の回転往復動変換機構18を介
して竪框2の室内側に回動自在に取着したハンド
ル等の室内側操作部材19に連結し、室内側操作
部材19を回転操作すると締り金具15が竪框2
に沿つて上下動するようにしてある。
前記カムブロツク8は、厚肉となつて係止受片
6を締り金具15と面外方向に干渉する面内方向
に向いた係止位置に保持する厚肉部分20と、薄
肉となつて係止受片6を締り金具15と面外方向
に干渉しない面外方向に向いた非係止位置に保持
する薄肉部分21、厚肉部分20と薄肉部分21
とを連結する斜面22aを有する中間部分22と
より成り、係止受片6はバネで非係止位置に向け
て回動付勢されている。
前記室外側操作部材14の先端部14aは横移
動杆11の切欠凹部23に臨み、基端部14bを
図示のように下框24に沿つた位置とすると先端
部14bが切欠凹部23に臨み、かつカムブロツ
ク8が第1図に示すように厚肉部分20が係止受
片6と干渉する位置となるようにしてある。
この様であるから、室外側操作部材14の基端
部14bを回動すれば先端部14aによつて横移
動杆11が左方に移動し、コーナー連動金具1
0、縦移動杆9を介してカムブロツク8が下方に
移動して薄肉部分21が係止受片6と対向し、係
止受片6が非係止位置に回動するから、締り金具
15と係止受片6とが面外方向に干渉しなくなつ
て錠Cが解錠状態となるので、障子Bを室外側か
ら開放できる。
第2図は錠取付部の横断面図であり、竪枠1は
室内、外側壁1a,1bと連結壁1cとを備え、
その連結壁1cに係止受部材3の取付基板5が裏
板30を介してビス31で固着され、連結壁1c
における係止受部材3と隣接して内向突片32が
一体形成してあり、この内向突片32と係止受部
材3との間にカムブロツク8が設けてあると共
に、係止受片6はネジリコイルバネ33で回動付
勢してある。
竪框2は室内、外側壁2a,2bと内、外壁2
c,2dとによつて中空部2′と外向凹部2″とを
有する形状となり、その内壁2cに室内側操作部
材19が取着され、外壁2dに固着した上下のガ
イド34に摺動杆17が上下摺動自在に支承され
ていると共に、室外側壁2bにガラス35が接着
剤36で接着固定され、ガラス35の端部は竪枠
1側まで延長している。
第3図は縦断面図であり、横移動杆11は下枠
13に固着したブラケツト37に支持され、かつ
バネ38で右方に押動されてストツパ39がブラ
ケツト37に当接してカムブロツク8が図示位置
となつている。
第4図は下枠部分の断面図であり、下框24は
室内、外側壁24a,24bと上下連結壁24
c,24dとによつて中空部24′と上向凹部2
4″とを有する形状となり、上向凹部24″にガラ
ス35の下端縁が支持され、室外側壁24bは下
枠13よりも室外側に位置していると共に、第3
図、第5図に示すように室外側壁24bには中空
部2′に開口する切欠窓40が形成され、この切
欠窓40の周囲には取付座41が取着してあり、
この取付座41の開口部42に室外側操作部材1
4の中間部が縦ピピン43が回動自在に支承され
て、先端部14aが中空部24′より室内側壁2
4aの切欠窓44より下枠13側に突出し、かつ
バネ45で図示の位置に回動保持してある。
第8図、第9図、第10図、第11図は第2実
施例を示し、係止受部材3は枠体50に係止受片
51をピン52で上下回動自在に支承したもの
で、係止受片51の先部51aが係止部材4の締
め金具15と対向し、基部51bには移動部材5
3がピン54で連結され、かつそのピン54は枠
体50の縦ガイド溝55に摺動自在に嵌合して、
移動部材53が上下動自すると係止受片51が上
下に回動するようになり、その移動部材53は縦
移動杆9、コーナー連動金具10、横移動杆11
より成る連動機構12を介して室外側操作部材1
4と連係されている。
前記横移動杆11はブラケツト56の横孔57
内に挿入され、かつバネ58で左方に移動付勢保
持されて係止受片51を図示位置に保持している
と共に、室外側操作部材14の先端部14aと対
向し、基端部14bと取付座41とに亘つて固定
手段59が設けられて通常時に固定されている。
室内側操作部材19はグレモンより成る回転往
復変換機構18を介して摺動杆17に連結し、そ
の摺動杆17に係止部材4の取付板16が取着さ
れ、室内側操作部材19を90度回転すると締め金
具15が係止受片51に係止する位置と離脱する
位置とに移動するようにしてある。
この様であるから、室外側操作部材14を矢印
方向に引いて回動すると先端部14aによつて横
移動杆11がバネ58に抗して右方に移動され、
コーナー連動金具10、縦移動杆9を介して移動
部材53が上方に移動し、ピン54を介して係止
受片51を反時計方向に回動して係止片15と面
外方向に干渉しない位置となり、さらに室外側操
作部材14を矢印方向に引くと障子Bを室外側よ
り開放できる。
考案の効果 室内側操作部材19で係止部材4を移動操作す
ることで係止受部材3と係止したり、離脱したり
でき、室内側より障子Bを施錠、解錠できる。
室外側操作部材14で係止受片6,51を第1
の位置より第2の位置とすれば係止部材4と面外
方向に干渉しないようになるから、室外側より錠
Cを解錠して障子Bを開放でき、火災時等の非常
脱出口とすることができる。
室内側操作部材19は係止部材4のみを移動
し、室外側操作部材14は係止受部材3の係止受
片6,51のみを移動するので、相互に連動する
ことがなくて操作力が軽くなるから、操作が簡単
となる。
室外側操作部材14は下框24に設けたから、
ガラスを竪框の室外側に接着して固定するように
した障子においてもガラスに何らの加工をする必
要がなく、その取付作業が簡単となると共に、ガ
ラスを破損したりすることがない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は要部概
略斜視図、第2図は錠取付部の横断面図、第3図
は要部の縦断面図、第4図は下枠部分の断面図、
第5図は第4図の−線断面図、第6図、第7
図は第3図の視正面図、視正面図、第8図〜
第11図は第2実施例を示し、第8図は錠取付部
の横断面図、第9図は要部縦断面図、第10図は
室外側操作部材の取付部断面図、第11図は下枠
部分の断面図である。 1は竪枠、2は竪框、3は係止受部材、4は係
止部材、6は係止受片、12は連動機構、13は
下枠、14は室外側操作部材、19は室内側操作
部材、24は下框。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 窓枠Aを構成する竪枠1と障子Bを構成する竪
    框2とに係止受部材3と係止部材4とを相対向し
    て取付けることで錠Cとし、その係止部材4を竪
    框2に取着した室内側操作部材19に連結し、前
    記係止受部材3の係止受片6,51を、係止部材
    4と面外方向に干渉する第1の位置と離隔する第
    2の位置とに亘つて移動自在とすると共に、この
    係止受片6,15を窓枠Aに設けた連動機構12
    を介して下框24の室外側に取着した室外側操作
    部材14に連係したことを特徴とする窓の錠装
    置。
JP19679084U 1984-12-28 1984-12-28 Expired JPH038762Y2 (ja)

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JP19679084U JPH038762Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

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JPS61113877U JPS61113877U (ja) 1986-07-18
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2513215Y2 (ja) * 1990-04-13 1996-10-02 ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社 開閉障子の錠装置
FR3011774B1 (fr) * 2013-10-10 2015-12-04 Acs France Sas Dispositif d'obturation d'une baie d'un vehicule automobile a panneau coulissant, a poignee mobile parallelement a l'axe de coulissement et lames souples, et vehicule correspondant.

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JPS61113877U (ja) 1986-07-18

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