JP2020122370A - 戸 - Google Patents

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Abstract

【課題】 単一の動作で開状態にできる戸を提供する。【解決手段】 障子に設けられた換気用の開口部と、開口部を開閉する内倒し式の扉と、扉を閉状態に固定する固定具とを備え、固定具は、開口部の上縁に固定されたラッチ受けと、扉に水平軸周りに回動自在に取り付けられ、互いに一体形成された操作レバー及びラッチを有し、操作レバーは下方へ伸びていて、操作レバーを上方へ持ち上げると、ラッチとラッチ受けの係合が解除されて扉が開状態となる。【選択図】 図1

Description

本発明は、換気用開口部を備えた戸に関する。
従来、例えば特許文献1に開示される、戸に換気用に設けられた扉は、扉を開状態にするには、ラッチボルトとラッチ受けとの係合を解除するため操作部を下方に引いた後に、扉を室内側に倒すため操作部を室内側に引くという二つの動作が必要であり、操作性が悪かった。また、開口部の上部に位置している操作部の上面に埃が溜まりやすく、容易には清掃できないといった問題もあった。
特願2018−60972号
本発明は上記の点に鑑み、単一の動作で開状態にできる戸を提供することを目的とする。
本発明の建具は、障子に設けられた換気用の開口部と、開口部を開閉する内倒し式の扉と、扉を閉状態に固定する固定具とを備え、固定具は、開口部の上縁に固定されたラッチ受けと、扉に水平軸周りに回動自在に取り付けられ、互いに一体形成された操作レバー及びラッチを有し、操作レバーは下方へ伸びていて、操作レバーを上方へ持ち上げると、ラッチとラッチ受けの係合が解除されて扉が開状態となることを特徴とする。
本発明によれば、障子に設けられた換気用の開口部と、開口部を開閉する内倒し式の扉と、扉を閉状態に固定する固定具とを備え、固定具は、開口部の上縁に固定されたラッチ受けと、扉に水平軸周りに回動自在に取り付けられ、互いに一体形成された操作レバー及びラッチを有し、操作レバーは下方へ伸びていて、操作レバーを上方へ持ち上げると、ラッチとラッチ受けの係合が解除されて扉が開状態となるので、操作レバーを上方へ持ち上げる動作のみで戸を開状態にできるので、操作性に優れる。
また、操作レバーが下方へ伸びていることで、操作レバーの上面に埃等が溜まりにくく、清掃頻度を減少できる。
図2のA―A断面図である。 扉の閉状態における戸の室内側正面図である。 図2のB―B断面図である。 図2のCの拡大図である。 扉が閉状態から開状態となるまでの説明図である。 他の実施形態の戸の縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本発明の戸の使用場所は特に限定されるものではないが、ここでは引違い戸として用いられる場合を示す。図1乃至図5は、本発明に係る戸の一実施形態を示している。図1は図2のA―A断面図である。図2は扉の閉状態における戸の室内側正面図である。図3は図2のB―B断面図である。図4は図2のCの拡大図である。図5は図2のB―B断面図であって、扉が閉状態から開状態となるまでの説明図である。なお、以下の説明において室内側及び室外側とは、図1乃至図5に示した通りとする。
本戸は、図1乃至図4に示すように、躯体開口部に取付けられている枠体と、枠体内に引き違い上に開閉自在に納められた外障子1a及び内障子1bとを備える。枠体は、上枠10と、下枠11と、左右の縦枠12,12を四周組みして構成されている。外障子1aは、上框13と下框14と戸先框15と召合せ框16を四周框組みし、その内側にガラスパネル17を嵌め込んで構成されている。内障子1bは、上框13と下框14と戸先框15と召合せ框16を四周框組みすると共に、上框13の内周側に沿って横型の換気装置2を設け、換気装置2と下框14の間の開口部にガラスパネル17を嵌め込んで構成されている。
換気装置2は、上横部材21と下横部材22と左右の縦部材23,23とを枠組みすることで、室内外に連通する換気用の開口部24を形成し、開口部24を開閉する内倒し式の扉3を設けたものである。開口部24の室外側には、防虫網25が取付けてある。換気装置2は、図1に示すように、扉3の操作レバー37bと、下横部材22に設けられた結露水受け22cを除き、内障子1bの見込寸法内に納まっている。
換気装置2は、扉を閉状態に固定する固定具37を備え、固定具37は、ラッチ37aと、ラッチ受け37fと、操作レバー37bと、回動軸37dと、回動軸37dの支持部材37eから構成されている。
上横部材21は、図1に示すように、外周側に、上框13の内周側に挿入すると弾発的に係止して抜け止めされる一対の係止片21a,21aを有する。上横部材21の内周側面には、ラッチ受け37fが取付けてある。
下横部材22の外周側面には、見込方向中間位置に外周側に向けて突出する突壁22aを有し、突壁22aの根元の室内側には、扉3のヒンジ部33bが嵌合するヒンジ部受け22bが設けてあり、ヒンジ部受け22bの下方に隣接して、扉3に生じた結露水を受ける結露水受け22cが設けてある。
左右の縦部材23は、図3に示すように、外周部に戸先框15と召合せ框16内にそれぞれ挿入係止される一対の係止片23a,23aを有している。
扉3は、図1及び図3に示すように、室外側壁32と室内側壁33と上下の見込壁34,35とを有するアルミ製の中空形材31と、中空形材31の左右両端部に取付けたL形断面の側部材36,36とで構成してある。扉3の室内側壁33の上部には、台座38が室内側へ突出して取り付けられており、台座38は、操作レバー37bの当接部37gが下方から当接する水平面である、被当接部38aを有している。扉3の室内側壁33の下部は、下側の見込壁35よりも下方に垂下しており、下側に斜め45°で屈曲して室外側に伸びる屈曲部33aを有し、屈曲部33aの先端に扉3の回動軸となるヒンジ部33bが設けてある。このように、扉3の室内側壁33の下部を室外側に屈曲させ、その先端にヒンジ部33bを設けることで、ヒンジ部33bを内障子1bの見込方向の中心寄りに設定してある。
扉3の上側の見込壁34には、図1に示すように、ラッチ37aが立設されており、ラッチ受け37fと係合している。扉3の室内側面には、扉3の開閉操作を行うための操作レバー37bが設けられている。図1,図3及び図4に示すように、操作レバー37bはラッチと一体形成されていて、中間部を水平方向の回動軸37dによって回動自在に軸支されている。回動軸37dは、見込壁34の上面に立設された支持部材37eによって支持されている。操作レバー37bは室内側下方へと伸びており、その先部は下方へと屈曲して指掛部37cを形成している。操作レバー37bの上部には、操作レバー37bが上方へと回動した際に台座38の被当接部38aに当接する、当接部37gが立設されている。
換気を行う際には、操作レバー37bの指掛部37cに指を掛け、持ち上げるように操作することで、ラッチ37aを下降させてラッチ受け37fとの係合を解除し、図5に示すように、扉3をヒンジ部33bを支点として室内側に倒し、開口部24を開放する。このとき、操作レバー37bが図5(b)の位置まで回動すると、操作レバー37bの当接部37gが台座38の被当接部38aに当接し、操作レバー37bはそれ以上回動しない。そして、操作レバー37bを上向きに持ち上げようとする操作においては、指掛部37cには上向きの力だけでなく室内側方向への力が加わるため、扉3は室内側へと倒れる。扉3は、室内側に最大45°倒れるようになっている。
次に、本発明の戸の構成による作用及び効果について説明する。本発明によれば、内障子1bに設けられた換気用の開口部24と、開口部24を開閉する内倒し式の扉3と、扉3を閉状態に固定する固定具37とを備え、固定具37は、開口部24の上縁に固定されたラッチ受け37fと、扉3に水平軸周りに回動自在に取り付けられ、互いに一体形成された操作レバー37b及びラッチ37aを有し、操作レバー37bは下方へ伸びていて、操作レバー37bを上方へ持ち上げると、ラッチ37aとラッチ受け37fの係合が解除されて扉3が開状態となるので、操作レバー37bを上方へ持ち上げる動作のみで戸3を開状態にできるので、操作性に優れる。
そして、操作レバー37bが下方へ伸びていることで、操作レバー37bの上面に埃等が溜まりにくく、清掃頻度を減少できる。
また、ヒンジ部33bを内障子1bの見込方向の中心寄りに設定したことで、扉3を少ない出幅で大きな開放角度で開くことができ、これにより換気量を大きく取ることができる。
さらに、換気装置2の本体部(扉3の操作レバー37bを除いた部分)が内障子1bの見込寸法内に納まっているので、換気装置2が邪魔にならず、意匠性にも優れる。
本発明は、上記の実施形態に限らず本発明の要旨を逸脱しない範囲で変形可能であり、戸の各部の形状、寸法等は適宜変更できる。例えば、操作レバーは屈曲したものでなくともよく、図6に示されるように下方に直線状に伸びているものでもよいし、操作レバー全体が湾曲しているものでもよい。また、扉の屈曲部の長さや角度、ヒンジ部の形態は、適宜変更することができる。扉のヒンジ部を、障子の下框に直接連結することもできる。障子や枠の構成は任意である。障子は、枠に固定した嵌め殺し障子であってもよい。そして、本発明は引違い戸に限らず、片引き戸、開き戸、玄関戸など、あらゆる戸に適用可能である。
1b 内障子(障子)
24 開口部
3 扉
37 固定具
37a ラッチ
37b 操作レバー
37d 回動軸(水平軸)
37f ラッチ受け


Claims (1)

  1. 障子に設けられた換気用の開口部と、開口部を開閉する内倒し式の扉と、扉を閉状態に固定する固定具とを備え、固定具は、開口部の上縁に固定されたラッチ受けと、扉に水平軸周りに回動自在に取り付けられ、互いに一体形成された操作レバー及びラッチを有し、操作レバーは下方へ伸びていて、操作レバーを上方へ持ち上げると、ラッチとラッチ受けの係合が解除されて扉が開状態となることを特徴とする戸。
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