JP2007270557A - 扉開閉装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】扉の開閉に連動して棚板を出し入れできる扉開閉装置を提供することにある。
【解決手段】平行四辺形のリンク機構を形成するように、収納家具本体10と、この収納家具本体10の開口部を閉鎖する扉20とにそれぞれ2つずつ同一垂直面上に設けた回動支点41,42,43,44に、第1,第2アーム31,32の両端部を回動可能にそれぞれ支持する。さらに、前記収納家具本体10内に棚板17を奥行き方向に沿ってスライド可能に支持する。一方、前記棚板17により近い第2アーム32の中間部に連動バー33の一端部を回動可能に連結するとともに、前記棚板17を出し入れできるように前記連動バー33の他端部を前記棚板17に回動可能に支持した。
【選択図】図6
【解決手段】平行四辺形のリンク機構を形成するように、収納家具本体10と、この収納家具本体10の開口部を閉鎖する扉20とにそれぞれ2つずつ同一垂直面上に設けた回動支点41,42,43,44に、第1,第2アーム31,32の両端部を回動可能にそれぞれ支持する。さらに、前記収納家具本体10内に棚板17を奥行き方向に沿ってスライド可能に支持する。一方、前記棚板17により近い第2アーム32の中間部に連動バー33の一端部を回動可能に連結するとともに、前記棚板17を出し入れできるように前記連動バー33の他端部を前記棚板17に回動可能に支持した。
【選択図】図6
Description
本発明は収納家具に取り付けられる扉開閉装置、特に、扉の開閉に連動させて棚板を出し入れできる扉開閉装置に関する。
従来、収納家具に取り付けられる扉開閉装置としては、例えば、扉を手前側に引き出して開閉作業を行う扉体開閉装置がある(特許文献1参照)。
特開2005−240465号公報
しかしながら、前述の扉体開閉装置は、扉体1を開閉するだけである。このため、収納ハウジング2内に設けられた棚板、特に、奥行きの深い棚板が設置されている場合に、例えば、前記棚板に載置されたビデオデッキ等の収納物を操作しにくいという問題点がある。
本発明は、前記問題点に鑑み、扉の開閉に連動して棚板を出し入れできる扉開閉装置を提供することを課題とする。
本発明にかかる扉開閉装置は、前記課題を解決すべく、平行四辺形のリンク機構を形成するように、筐体と、この筐体の開口部を閉鎖する扉とにそれぞれ2つずつ同一垂直面上に設けた回動支点に、第1,第2アームの両端部を回動可能にそれぞれ支持した扉開閉装置であって、前記筐体内に棚板を奥行き方向に沿ってスライド可能に支持する一方、前記棚板により近い第2アームの中間部に連動バーの一端部を回動可能に連結するとともに、前記棚板を出し入れできるように前記連動バーの他端部を前記棚板に回動可能に支持した構成としてある。
本発明によれば、扉を開閉して第2アームを回動すると、この第2アームに回動可能に連結された連動バーが棚板をスライドさせる。このため、扉を開閉すると同時に棚板を引出し、あるいは、押し込むことができ、棚板に載置した収納物を容易に操作できる。
本発明にかかる実施形態としては、前記第2アームの一端部から延在した延在部の端部に、回動力を付与する回動力付与手段を回動可能に連結した構成としてもよい。
本実施形態によれば、エアーシリンダー、油圧シリンダー、コイルバネ等の回動力付与手段を介して回動力を付与でき、開閉操作がより一層簡単、かつ、容易になるという効果がある。
本実施形態によれば、エアーシリンダー、油圧シリンダー、コイルバネ等の回動力付与手段を介して回動力を付与でき、開閉操作がより一層簡単、かつ、容易になるという効果がある。
本発明にかかる実施形態を図1ないし図7の添付図面に従って説明する。
本実施形態はビデオデッキ等の収納家具に適用した場合である。前記収納家具は、収納家具本体10の前面開口部に2組の扉20,20をそれぞれ開閉可能に並設した場合である。
本実施形態はビデオデッキ等の収納家具に適用した場合である。前記収納家具は、収納家具本体10の前面開口部に2組の扉20,20をそれぞれ開閉可能に並設した場合である。
前記収納家具本体10は側板11および間仕切り12に、天板13および底板14をそれぞれ組み付けて箱形状にするとともに、前記天板13を化粧天板15で被覆したものである。前記収納家具本体10内には、図4に示すように、間仕切り板12の対向面に設けたガイドレール16(説明の便宜上、手前側の間仕切り板12は図示しない)を介して棚板17を水平方向にスライド可能に装着してある。さらに、前記間仕切り板12の対向面隅部には取付板18がネジ止めされている(図2A)。
前記扉20は透明ガラス21を嵌め込んだものであり、取っ手22を引き出すことにより、後述する扉開閉装置30を介して収納家具本体10の開口部を開閉できる。また、図2Bに示すように、前記扉20の内向面隅部に取付金具23をネジ止めしてある。
前記扉開閉装置30は、図2および図4に示すように、第1アーム31と,第2アーム32と,連動バー33と,エアーシリンダー34と、連結バー35,36とで構成されている。
すなわち、第1アーム31は、一端を前記取付板18に設けた第1回動支点41に回動可能に支持してあるとともに、その他端部を前記取付金具23の上方端部である第2回動支点42に回動可能に支持してある
第2アーム32は、中間部を略く字形状に屈曲するとともに、一端部を逆方向に延在させて延在部32aを形成した形状を有するものである。そして、第2アーム32は、一端部を取付板18に設けた第3回動支点43に回動可能に回動可能に支持するとともに、他端部を前記取付金具23の下方端部である第4回動支点44に回動可能に支持してある。さらに、前記第2アーム32は、前記延在部32aの一端部をエアーシリンダー34の他端部に回動可能に連結してある。
前記エアーシリンダー34は、その一端部を取付板18に設けた第5回動支点45に回動可能に支持することにより、前記扉20の開閉作業を円滑、かつ、容易にする。
前記第2アーム32の中間部に、連動バー33の他端部を回動可能に連結してある一方、前記連動バー33の一端部を、棚板17に取り付けた取付金具17aに回動可能に支持してある。
前記第1アーム31および第2アーム32は、図2Bに示すように、反対側に配置した対向する第1アーム31および第2アーム32に連結バー35,36を介してそれぞれ連結されている。支持強度を高め、円滑な開閉動作を確保するためである。
また、前記取付板18に保護カバー19を装着することにより、前記第1,第3,第5回動支点41,43,45を被覆し、安全性を高めてある。
次に、前述の構成を有する扉開閉装置の動作を、図4ないし図7に基づいて説明する。なお、説明の便宜上、図4ないし図7においては、間仕切り板12の対向面に沿って切断した断面図を図示するとともに、取付板18を透明板として図示してある。
まず、図4に示すように、扉20が収納家具本体10の開口部を覆っている場合には、第1アーム31および第2アーム32が垂直方向、かつ、略平行に配置されているとともに、第2アーム32に連結された連動バー33が内方に押し込まれ、棚板17が最も内部深くに押し込まれている。
そして、図5に示すように、第1アーム31および第2アーム32の第1,第2,第3,第4回動支点41,42,43,44が平行四辺形のリンク機構を形成している。このため、扉20を手前に引き出すと、第1アーム31が第1回動支点41を中心に回動するとともに、第2アーム32も第3回動支点43を中心に回動する。さらに、第2アーム32の延在部32aが第3回動支点43を中心に回動し、エアーシリンダー34を引き出すとともに、前記エアーシリンダー34が第5回動支点45を中心に回動する。さらに、前記第2アーム32が第3回動支点43を中心に回動することにより、連動バー33が引き出され、棚板17がガイドレール16に沿って手前側に引き出される。
さらに、図6に示すように、前記扉20を引き出すと、第1アーム31が第1回動支点41を中心に更に回動するとともに、第2アーム32も第3回動支点43を中心に更に回動する。このため、第2アーム32の延在部32aが第3回動支点43を中心に回動し、エアーシリンダー34を更に引き出すとともに、第5回動支点45を中心に前記エアーシリンダー34が回動する。この結果、前記第2アーム32が第3回動支点43を中心に回動することにより、連動バー33が更に引き出され、棚板17が更に手前側に引き出される。
ついで、図7に示すように、前記扉20を上方に持ち上げると、第1アーム31が第1回動支点41を中心に上方側に回動するとともに、第2アーム32も第3回動支点43を中心に上方側に回動する。このため、第2アーム32の延在部32aが第3回動支点43を中心に回動し、エアーシリンダー34を最大限に引き出す。この結果、前記第2アーム32が第3回動支点43を中心に回動することにより、上方に引き上げられた連動バー33が棚板17を最大限、手前側に引き出す。
そして、前記扉20を閉鎖する場合には、前述と逆の動作が行われることにより、扉20が収納家具本体の開口部を閉じる。本実施形態では、開放時にエアーシリンダー34が引き出されるので、扉20を閉鎖する場合にはエアーシリンダー34の引く力が作用し、滑らかな閉鎖動作を行うことができる。
本実施形態によれば、扉20を開閉すると、これに連動して棚板17を出し入れできる。このため、例えば、棚板17に載置されているビデオデッキを手前側に引き出すことができ、操作しやすくなるという利点がある。
本発明にかかる扉開閉装置は、収納家具だけでなく、台所のシンクキャビネット、食器棚、書棚、下駄箱等の家具にも適用できる。
10:収納家具本体
11:側板
12:間仕切り
17:棚板
18:取付板
19:保護カバー
20:扉
23:取付金具
30:扉開閉装置
31:第1アーム
32:第2アーム
32a:延在部
33:連動バー
34:エアーシリンダー
35,36:連結バー
41:第1回動支点
42:第2回動支点
43:第3回動支点
44:第4回動支点
45:第5回動支点
11:側板
12:間仕切り
17:棚板
18:取付板
19:保護カバー
20:扉
23:取付金具
30:扉開閉装置
31:第1アーム
32:第2アーム
32a:延在部
33:連動バー
34:エアーシリンダー
35,36:連結バー
41:第1回動支点
42:第2回動支点
43:第3回動支点
44:第4回動支点
45:第5回動支点
Claims (2)
- 平行四辺形のリンク機構を形成するように、筐体と、この筐体の開口部を閉鎖する扉とにそれぞれ2つずつ同一垂直面上に設けた回動支点に、第1,第2アームの両端部を回動可能にそれぞれ支持した扉開閉装置であって、
前記筐体内に棚板を奥行き方向に沿ってスライド可能に支持する一方、前記棚板により近い第2アームの中間部に連動バーの一端部を回動可能に連結するとともに、前記棚板を出し入れできるように前記連動バーの他端部を前記棚板に回動可能に支持したことを特徴とする扉開閉装置。 - 前記第2アームの一端部から延在した延在部の端部に、回動力を付与する回動力付与手段を回動可能に連結したことを特徴とする請求項1に記載の扉開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006099055A JP2007270557A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 扉開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006099055A JP2007270557A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 扉開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007270557A true JP2007270557A (ja) | 2007-10-18 |
Family
ID=38673641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006099055A Pending JP2007270557A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 扉開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007270557A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT16417U1 (de) * | 2016-02-26 | 2019-08-15 | Blum Gmbh Julius | Stellarmantrieb |
JP2021016544A (ja) * | 2019-07-19 | 2021-02-15 | Toto株式会社 | キャビネット |
CN113639270A (zh) * | 2021-06-25 | 2021-11-12 | 宜兴市中电耐磨耐火科技有限公司 | 一种垃圾焚烧炉进口炉墙快速安装结构及使用方法 |
-
2006
- 2006-03-31 JP JP2006099055A patent/JP2007270557A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT16417U1 (de) * | 2016-02-26 | 2019-08-15 | Blum Gmbh Julius | Stellarmantrieb |
JP2021016544A (ja) * | 2019-07-19 | 2021-02-15 | Toto株式会社 | キャビネット |
JP7265706B2 (ja) | 2019-07-19 | 2023-04-27 | Toto株式会社 | キャビネット |
CN113639270A (zh) * | 2021-06-25 | 2021-11-12 | 宜兴市中电耐磨耐火科技有限公司 | 一种垃圾焚烧炉进口炉墙快速安装结构及使用方法 |
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