JP2007222263A - キャビネット - Google Patents

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JP2007222263A
JP2007222263A JP2006044780A JP2006044780A JP2007222263A JP 2007222263 A JP2007222263 A JP 2007222263A JP 2006044780 A JP2006044780 A JP 2006044780A JP 2006044780 A JP2006044780 A JP 2006044780A JP 2007222263 A JP2007222263 A JP 2007222263A
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JP2006044780A
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Tomokazu Kobayashi
友和 小林
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

【課題】収納物の出し入れがしやすいキャビネットを提供することである。
【解決手段】前方が開口したキャビネット本体1と、前記開口を開閉する扉2と、キャビネット本体1内部の開口側に備えられた前棚3と、前棚3に隣接して奥側4に備えられた奥棚4と、扉2と奥棚4とを連動させる連動手段5とを有しており、連動手段5を用いることによって、奥棚4は、扉2を開くに伴いキャビネット本体1から外部へと移動し、扉2を閉じるに伴いキャビネット本体1の内部に戻るようになしたキャビネット。
【選択図】図1

Description

本願発明は、洗面所、台所等の場所で用いられるキャビネットに関するものである。
従来から、特開2004−016720号公報(特許文献1)に示されるように、洗面所、台所等の場所で用いられるキャビネットは知られている。このキャビネットは、室内の高所に備えられるもであって、図3に示すように、キャビネット本体には、昇降棚91と、扉92と、昇降棚91と扉92とを連動させる昇降ガイド機構93とが設けられている。昇降ガイド機構93によって、扉92を上に押し上げて開く作業に連動して、昇降棚91が降下する構造になっている。
したがって、この場合には、昇降棚91を降下させることで、キャビネットが高所に備えられた場合においても、昇降棚91から収納物を容易に出し入れすることができる。更に、昇降棚91は扉92を開く作業に連動して降下するため、昇降棚91を降下させる作業が必要なく、収納物の出し入れがより容易になるものである。
特開2004−016720号公報
しかしながら、上記従来例であるキャビネットにあっては、昇降棚91の奥側に収納された収納物の出し入れがしにくいという問題がある。特に、奥行きのあるキャビネットにおいては、降下するとはいえ、比較的高所に位置する昇降棚91の奥側からの収納物の出し入れは非常に困難な作業となる。
本願発明は、上記背景技術に鑑みて発明されたものであり、その課題は、収納物の出し入れがしやすいキャビネットを提供することである。
上記課題を解決するために、本願請求項1記載の発明では、前方が開口したキャビネット本体と、前記開口を開閉する扉と、キャビネット本体内部の開口側に備えられた前棚と、前棚に隣接して奥側に備えられた奥棚と、扉と奥棚とを連動させる連動手段とを有しており、連動手段を用いることによって、奥棚は、扉を開くに伴いキャビネット本体から外部へと移動し、扉を閉じるに伴いキャビネット本体の内部に戻るようになしている。
又、本願請求項2記載の発明では、上記請求項1記載の検知器において、キャビネット本体の下面には下面開口部が設けられており、連動手段を用いることによって、扉を開くに伴い奥棚が下面開口部から外部へと降下し、降下した奥棚は、扉を閉じるに伴い上昇して元の位置に戻るようになしたことを特徴としている。
本願請求項1記載の発明のキャビネットにおいては、扉を開くことで前棚からの出し入れが可能となると共に、奥棚がキャビネット本体から外部へと移動するようになしているため、キャビネットの奥側に収納された収納物であっても容易に出し入れすることができる。
又、連動手段を用いることによって、扉の開閉作業に連動して奥棚が移動するようになしているため、別途、奥棚を移動させる必要なく、前棚と奥棚との両方において容易に収納物の出し入れが可能となる。
又、本願請求項2記載の発明のキャビネットにおいては、奥棚が下面開口部から外部へと降下するようになしているため、キャビネットが高所に備えられた場合においても、奥棚から収納物を容易に出し入れすることができる。
図1は、本願請求項1、2全てに対応した第一の実施形態であるキャビネットを示している。このキャビネットは、前方が開口したキャビネット本体1と、前記開口を開閉する扉2と、キャビネット本体1内部の開口側に備えられた前棚3と、前棚3に隣接して奥側に備えられた奥棚4と、扉2と奥棚4とを連動させる連動手段5とを有している。この連動手段5を用いることによって、奥棚4は、扉2を開くに伴いキャビネット本体1から外部へと移動し、扉2を閉じるに伴いキャビネット本体1の内部に戻るようになしている。
又、このキャビネットにおいては、キャビネット本体1の下面に下面開口部6が設けられており、連動手段5を用いることによって、扉2を開くに伴い奥棚4が下面開口部6から外部へと降下し、降下した奥棚4は、扉2を閉じるに伴い上昇して元の位置に戻るようになしている。
以下、この実施形態のキャビネットを、より具体的詳細に説明する。図1に示すように、このキャビネットは、壁7に直接備えつけられたウォールキャビネットであり、キャビネット本体1の両側面は壁7から成っており、上面は壁7に取り付けられた上板12から成っている。又、キャビネット本体1の前面は開口しており、上板12には、上下に回動してこの開口を開閉する扉2が備えられている。
なお、キャビネット本体1は、前方が開口した箱型であって、キャビネット本体1の側面或いは上面を壁7や天井等に取り付けて備えられるものであってもよい。
キャビネット本体1には、開口側においてL字型の前棚3が、前棚3に隣接した奥側には前方が開口した箱型である奥棚4が設けられている。キャビネット本体1の下面は前棚3の下面から成っており、前棚3から奥側は下面開口部6となっている。又、奥棚4の両側面の上端には、上ワイヤ51の一端が一本ずつ取り付けられており、各上ワイヤ51の他端には重り52が取り付けられている。奥棚4は、この重り52が取り付けられた上ワイヤ51によって、上方に常に引っ張られた状態で固定されている。又、奥棚4の下面の両端には、下ワイヤ53の一端が取り付けられており、この下ワイヤ53の他端はローラー等で成る支持部9を経由して扉2に繋がっている。
上ワイヤ51、下ワイヤ53及び重り52は、扉2と奥棚4との連動手段5になっており、扉2を上に開くことによって下ワイヤ53が引っ張られ、これに伴って、下ワイヤ53が取り付けられた奥棚4は下面開口部6から下方に引っ張り出される。引っ張り出された奥棚4は、両側面の壁7に取り付けられたガイド8に沿ってキャビネット本体1から下方へと降下する。又、扉2を閉じることによって、奥棚4は、重り52が取り付けられた上ワイヤ51に引っ張られて、再びガイド8に沿って元の位置に戻る。
キャビネット本体1には扉2と壁7とを繋ぐロックステー10が設けられており、このロックステー10によって扉2は開いた状態で保持される。又、上ワイヤ51及び下ワイヤ53は、一部或いは全部がカバー11で覆われており、壁7に取り付けられた支持部9に支持されて方向転換されることで、正確に動作するようになっている。
なお、下ワイヤ53は扉2から外せるようになっており、この場合は、扉2を開いても奥棚4は降下してこない。
したがって、この実施形態のキャビネットにおいては、扉2を開くことで前棚3からの出し入れが可能となると共に、奥棚4が外部に降下するようになしているため、キャビネットの奥側に収納された収納物であっても容易に出し入れすることができる。又、奥棚4が下面開口部6から外部へと降下するようになしているため、キャビネットが高所に備えられた場合においても、奥棚4から収納物を容易に出し入れすることができる。
又、連動手段5を用いることによって、扉2の開閉作業に連動して奥棚4が移動するようになしているため、別途、奥棚4を移動させる必要なく、前棚3と奥棚4との両方において容易に収納物の出し入れが可能となる。
又、奥棚4は両側面の壁7に取り付けられたガイド8を通って昇降するため、昇降時に奥棚4が左右に揺れて不安定になることがなく、安定して昇降させることができる。
又、ロックステー10を設けることで、扉2を開いた状態で保持できるため、使用者は扉2を手で支えながら収納物の出し入れをする必要がなく、収納物の出し入れがより容易になるものである。
又、上ワイヤ51及び下ワイヤ53はカバー11で覆われているため、キャビネットの美観を損ねることはなく、ワイヤが絡まるといった問題も防ぐことができる。
又、下ワイヤ53を扉2から外すことで、連動手段5を用いずに使用することも可能なため、前棚3のみを使用する場合は、奥棚4を下降させずに出し入れすることができる。
図2は、本願請求項1に対応した第二の実施形態であるキャビネットを示している。なお、ここでは、上記第一の実施形態と相違する事項についてのみ説明し、その他の事項(構成、作用効果等)については、上記第一の実施形態と同様であるのでその説明を省略する。このキャビネットは、箱型のキャビネット本体1であって、キャビネット本体1の側面の片側には側面開口部13が設けられている。又、キャビネット本体1の前面は開口しており、この開口を横方向に回動して開閉する扉2が備えられている。
キャビネット本体1の内部には、扉2の開閉に連動して奥棚4を移動させる連動手段5が設けられている。この連動手段5は螺子きりされた棒状のガイド棒54をモーター等により電動で回転させるものであり、このガイド棒54が雄螺子となって、奥棚4の下方に螺子きりされて設けられた雌螺子となるガイド孔55に挿入して設けられている。
この連動手段5を用いることによって、扉2を開くと同時にガイド棒54が回転し、奥棚4は側面開口部13から外部へと移動する。又、扉2を閉じると同時に、ガイド棒54が開く時とは逆方向に回転し、奥棚4はキャビネット本体1の内部に戻るようになっている。
なお、この連動手段5は連動を解除することができ、扉2と奥棚4とを連動させないようにすることもできる。
したがって、この実施形態のキャビネットにおいては、連動手段5が電動であるため、奥棚4に重量のある収納物を収納している場合においても、扉2を容易に開閉することができる。
本願発明の第一の実施形態であるキャビネットを示す斜視図。 本願発明の第二の実施形態であるキャビネットを示す斜視図。 従来例であるキャビネットを示す断面図。
符号の説明
1 キャビネット本体
2 扉
3 前棚
4 奥棚
5 連動手段
6 下面開口

Claims (2)

  1. 前方が開口したキャビネット本体と、前記開口を開閉する扉と、キャビネット本体内部の開口側に備えられた前棚と、前棚に隣接して奥側に備えられた奥棚と、扉と奥棚とを連動させる連動手段とを有しており、連動手段を用いることによって、奥棚は、扉を開くに伴いキャビネット本体から外部へと移動し、扉を閉じるに伴いキャビネット本体の内部に戻るようになしたキャビネット。
  2. キャビネット本体の下面には下面開口部が設けられており、連動手段を用いることによって、扉を開くに伴い奥棚が下面開口部から外部へと降下し、降下した奥棚は、扉を閉じるに伴い上昇して元の位置に戻るようになしたことを特徴とする請求項1記載のキャビネット。
JP2006044780A 2006-02-22 2006-02-22 キャビネット Pending JP2007222263A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102657438A (zh) * 2012-05-11 2012-09-12 北京建筑工程学院 易取式衣柜
CN117791318A (zh) * 2023-12-30 2024-03-29 无锡市绍能钣金制造有限公司 一种用于石化行业的电力设备高压防爆配电柜

Cited By (3)

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