JP4293171B2 - 昇降式収納装置 - Google Patents

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本発明は、上下動できる部分を有する家具、詳しくは高所への収納物品の出し入れを容易とする昇降式収納装置に関するものである。
従来この種の昇降式収納装置は図7に示されているように、左右に開閉自在の扉1、2の付いたキャビネット3に昇降支持装置4を装着し、昇降支持装置4によってラック体5が出し入れ昇降するように構成されており、使用時は、この扉1、2を開いた後にラック体5の引出し降下を行い、収納時は、ラック体5をキャビネット3に収納した後に扉1、2を閉成するようになっていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−148031号公報
しかしながら、従来の昇降式収納装置では扉1、2の開閉動作とラック体5の出し入れ昇降動作が別動作であるため、使用時は、収納キャビネット前面の扉1、2を開いた後、キャビネット内のラック体5を引出し降下させ、ラック体内に収められた収納物品を取り出すという作業となり、
・ 扉を開く、
・ ラックック体を引出し降下させる
という2つの動作によって初めてラック体内の物品の取り出しが可能となり、収納時においても、ラック体をキャビネット内に収納した後にキャビネット前面の扉を閉めるという作業となり、前記の(1)、(2)の2つ動作を要するという課題を有していた
本発明は上記課題を解決するために、収納キャビネットと、収納キャビネット内に設けたラック体と、リンク機構を介してラック体を出し入れ昇降自在に支持する昇降支持装置と、前記収納キャビネットに設けた扉体と、この扉体とラック体を連動させ、ラック体の収納キャビネットからの出し入れ昇降によって扉体を開閉させる連動機構と、ラック体の下部前面に設けられた化粧パネルとを具備し、収納キャビネットにこのラック体を収納した時、ラック体前面がこれら扉体と化粧パネルによって覆われるようにしたもので、扉体の開閉動作とラック体の昇降動作とを1動作で行うことができ、また化粧パネルの存在によって物品などの不用意な落下を防止する。
本発明の昇降式収納装置は、扉体の開閉動作とラック体の昇降動作とを1動作で行うことができ、大いにその使用性を高め得る。また、化粧パネルの存在によって物品などの不用意な落下を防止して、昇降操作時の安心感を向上させ、加えて、昇降式収納装置としての区別外観性の高揚が図れる。
本発明は、収納キャビネットと、収納キャビネット内に設けたラック体と、リンク機構を介してラック体を出し入れ昇降自在に支持する昇降支持装置と、前記収納キャビネットに設けた扉体と、この扉体とラック体を連動させ、ラック体の収納キャビネットからの出し入れ昇降によって扉体を開閉させる連動機構と、ラック体の下部前面に設けられた化粧パネルとを具備し、収納キャビネットにこのラック体を収納した時、ラック体前面がこれら扉体と化粧パネルによって覆われるようにしたものである。
したがって、扉体の開閉が、ラック体の収納キャビネットからの出し入れ昇降に連動するため、ラック体の降下と収納をいずれも1動作で行うことができる。
そして、化粧パネルに把手を設けて操作性を一層高めることも考えられる。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
(実施例1)
図1は本発明の実施例1の昇降式収納装置の開成状態の外観斜視図である。また図2は実施例1の昇降式収納装置の要部断面図である。
図において、6はキッチン等の壁面上部に設置された収納キャビネットで、収納キャビネット6の庫内両側面には平行リンク7a,7bと、この平行リンク7a,7bを支持する筺体8a,8bからなる昇降支持装置9が設置されている。そしてこの昇降支持装置の筐体8a、8b内には後述するラック体の出し入れを助成する付勢手段等の駆動手段(図示せず)が設けてある。
平行リンク7a,7bの遊端部には収納物を収納するラック体10が連結されている。ラック体10前面下部には化粧パネル11が固定され、化粧パネル11には把手12が固定されている。
13は扉で収納キャビネット6上辺に開閉自在に取り付けられ、扉13の裏にはレール14a,14bが固定されている。
扉13とラック体10はレール14a,14bに慴動自在に係合するとともにラック体10に回転自在に設けたスライダー15a,15b(連動機構)によって連結されている。
次に動作、作用について説明すると、把手12を持って手前に引くと収納キャビネット6に設置された昇降支持装置9の平行リンク7a,7bが回動し、ラック体10が降下する。ラック体10に回動自在に設けられたスライダー15a,15bがその框支部aを中心に回動してラック体10の降下とともにその扉側端部がレール14a,14bを慴動しながら扉13を上方へ押し上げて開成させる。
また、収納時は把手12を持って上方へ押し上げると、昇降支持装置9の平行リンク7a,7bが上昇方向に回動するとともにラック体10が上昇し、ラック体10の上昇とともにスライダー15a,15bがレール14a,14bを慴動しながら扉13を閉成させる。この時筐体8a、8b内に設けてある駆動手段の付勢力でラック体10は軽く上昇させることができる。
(実施例2)
図3は本発明の実施例2の昇降式収納装置の開成状態を示す外観斜視図である。
実施例1と異なる点は、扉13を扉16、17にし、扉16、17が左右に開閉するものである。また、レール14a,14bをレール18a,18bに、スライダー15a,15bをスライダー19a,19bにし、スライダー19a,19bのラック体側にスライダー19a,19bを水平に回動自在に支持する基部20a,20bを設け、スライダー19a,19bがレール18a,18bを慴動しながら扉16、17を開閉させる。
なお実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
次に動作、作用について説明すると、把手12を持って手前に引くと収納キャビネット6に設置された昇降支持装置9の平行リンク7a,7bが回動し、ラック体10が降下する。ラック体10の降下とともにラック体10に固定された基部20a,20bに水平方向に回動自在に設けられたスライダー19a,19bがレール18a,18bを慴動しながら扉16、17を押して左右に開成させる。
また、収納時は把手12を持って上方へ押し上げると、昇降支持装置9の平行リンク7a,7bが上昇方向に回動するとともにラック体10が上昇し、ラック体10の上昇とともにスライダー19a,19bがレール18a,18bを慴動しながら扉16、17を閉成させるようになっている。
(実施例3)
図4は本発明の実施例3の昇降式収納装置の開成状態を示す外観斜視図である。
実施例1と異なる点は、扉13を扉21にし、扉21が左右いずれか一方に開閉するものである。また、レール14a,14bをレール22に、スライダー15a,15bをスライダー23に、基部20a,20bを基部24にし、スライダー23がレール22を慴動しながら扉21を開閉させる。
なお実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
次に動作、作用について説明すると、把手12を持って手前に引くと収納キャビネット6に設置された昇降支持装置9の平行リンク7a,7bが回動し、ラック体10が降下する。ラック体10の降下とともに、ラック体10に固定された基部24に水平方向に回動自在に設けられたスライダー23がラック体10の降下とともにレール22を慴動しながら扉21を押して開成させる。また、収納時は把手12を持って上方へ押し上げると、昇降支持装置9の平行リンク7a,7bが上昇方向に回動するとともにラック体10が上昇し、ラック体10の上昇とともにスライダー23がレール22を慴動しながら扉21を閉成させるようになっている。
(実施例4)
図5は本発明の実施例4の昇降式収納装置の開成状態を示す外観斜視図である。
また図6は実施例4の昇降式収納装置の要部断面図である。
実施例1と異なる点は、レール14a,14bをレール25a,25bにし、スライダー15a,15bをスライダー26a,26bにし、スライダー26a,26bは収納状態においてレール25a,25bと係合することなくラック体10を所定距離移動させた後、レール25a,25bに当接し、レール25a,25bを慴動するものである。
なお実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
次に動作、作用について説明すると、把手12を持って手前に引くと収納キャビネット6に設置された昇降支持装置9の平行リンク7a,7bが回動し、ラック体10が降下する。ラック体10が降下したとき、ラック体10に設けられたスライダー26a,26bがラック体10の降下とともに、扉13の裏面に設けられたレール25a,25bに当接した後、レール25a,25bを慴動しながら扉13を押して開成させる。
また、収納時は把手12を持って上方へ押し上げると、昇降支持装置9の平行リンク7a,7bが上昇方向に回動するとともにラック体10が上昇し、ラック体10に設けられたスライダー26a,26bがラック体10の上昇とともに、扉13の裏面に設けられたレール25a,25bを慴動し、扉13はその自重によってスライダー26a,26bの移動とともに閉成するようになっている。
なお、上記実施例では、スライダー26a,26bとレール25a,25bはラック体10の収納時においては係合せず、ラック体10が所定距離の下降移動を行った後スライダー26a,26bとレール25a,25bが当接し、スライダー26a,26bがレール25a,25bを摺動して開成する構造としたが、スライダー26a,26bとレール25a25bはあらかじめ係合されていても構わない。
また、スライダー26a,26bはラック体10に、レール25a、25bは扉13の裏面に取り付ける構成としたが、スライダー26a,26bを扉13に、レール25a、25bをラック体10に取り付けても構わないし、レール25a、25bをなくしてスライダー26a、26bが直接扉裏面に接するようにしてもよい。
なお、上記各実施例ではラック体10の昇降を手動による昇降としたが、これに限定されるものでなく、電動モーターなどを利用した自動昇降式収納装置としても本発明の目的を達成することができる。
実施例1で説明した附勢手段を利用した場合には、力の弱い高齢者などにとって使い勝手が向上するのはもちろんのこと、電動モーターなどを利用した自動昇降式収納装置の場合には人手を全くわずらわせることなく昇降可能となるので、従来収納が不可能であった重量物の収納も可能となることに加え、人の手の届かない高所への設置にも有効なものとなるものである。
以上のように本発明にかかる昇降式収納装置は、扉体の開閉動作とラック体の昇降動作とを1動作でできるようにし、また、化粧パネルの存在によって物品などの不用意な落下を防止して、昇降操作時の安心感を向上させるもので、各種収納手段への応用が可能である。
本発明の実施例1の昇降式収納装置の外観斜視図 同昇降式収納装置の要部断面図 本発明の実施例2の昇降式収納装置の外観斜視図 本発明の実施例3の昇降式収納装置の外観斜視図 本発明の実施例4の昇降式収納装置の外観斜視図 本発明の実施例4の昇降式収納装置の要部断面図 従来の昇降式収納装置の外観斜視図
符号の説明
6 収納キャビネット
7a、7b 平行リンク
8a、8b 筺体
9 昇降支持装置
10 ラック体
11 化粧パネル
12 把手
13 扉体
14a、14b レール
15a、15b スライダー(連動機構)

Claims (2)

  1. 収納キャビネットと、収納キャビネット内に設けたラック体と、リンク機構を介してラック体を出し入れ昇降自在に支持する昇降支持装置と、前記収納キャビネットに設けた扉体と、この扉体とラック体を連動させ、ラック体の収納キャビネットからの出し入れ昇降によって扉体を開閉させる連動機構と、ラック体の下部前面に設けられた化粧パネルとを具備し、収納キャビネットにこのラック体を収納した時、ラック体前面がこれら扉体と化粧パネルによって覆われるようにした昇降式収納装置。
  2. 化粧パネルに把手を設けた請求項1記載の昇降式収納装置。
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