JPH10286131A - 昇降式収納装置 - Google Patents

昇降式収納装置

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Publication number
JPH10286131A
JPH10286131A JP9879797A JP9879797A JPH10286131A JP H10286131 A JPH10286131 A JP H10286131A JP 9879797 A JP9879797 A JP 9879797A JP 9879797 A JP9879797 A JP 9879797A JP H10286131 A JPH10286131 A JP H10286131A
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JP
Japan
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door
rack
rack body
cabinet
storage cabinet
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Application number
JP9879797A
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English (en)
Inventor
Osamu Harada
修 原田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビネット内のラック体を1動作で降下あ
るいは収納させることができる昇降式収納装置を提供す
る。 【解決手段】 収納キャビネット6と、収納キャビネッ
ト6内に設けたラック体10と、ラック体10を出し入
れ昇降自在に支持する昇降支持装置9と、前記収納キャ
ビネット6に設けた扉体13と、この扉体13とラック
体10を連動させるスライダ−15a、15bで構成さ
れ、ラック体10の出し入れ昇降に連動して扉体13を
開閉させるため、ラック体10の降下と収納をいずれも
1動作で行うことができる。また、扉体13の開成状態
がラック体10との係合により制御されるため、ラック
体降下時に側方のキャビネットの扉の開閉動作を妨げ
ず、扉の損傷も防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下動できる部分
を有する家具、詳しくは高所への収納物品の出し入れを
容易とする昇降式収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の昇降式収納装置は、特開平
7−148031号公報に記載されているようなものが
一般的であった。この装置は図7に示されているよう
に、左右に開閉自在の扉1、2の付いたキャビネット3
に昇降支持装置4を装着し、昇降支持装置4によってラ
ック体5が出し入れ昇降するように構成されており、使
用時は、この扉1、2を開いた後にラック体5の引出し
降下を行い、収納時は、ラック体5をキャビネット3に
収納した後に扉1、2を閉成するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
昇降式収納装置では扉1、2の開閉動作とラック体5の
出し入れ昇降動作が別動作であるため、使用時は、収納
キャビネット前面の扉1、2を開いた後、キャビネット
内のラック体5を引出し降下させ、ラック体内に収めら
れた収納物品を取り出すという作業となり、(1)扉を開
く、(2)ラック体を引出し降下させるという2つの動作
によって初めてラック体内の物品の取り出しが可能とな
り、収納時においても、ラック体をキャビネット内に収
納した後にキャビネット前面の扉を閉めるという作業と
なり、(1)ラック体を収納する、(2)扉を閉めるという2
つの動作を要するという課題を有していた。
【0004】さらに開成時に扉の開放角度がキャビネッ
トに対して90°以上になり、側方のキャビネットの扉
の開閉動作の障害になる事があった。
【0005】また、これにより昇降収納装置の扉はもと
より、側方のキャビネットの扉をも損傷させる可能性が
あった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、収納キャビネットと、収納キャビネット内
に設けたラック体と、ラック体を出し入れ昇降自在に支
持する昇降支持装置と、前記収納キャビネットに設けた
扉体と、この扉体とラック体を連動させ、ラック体の収
納キャビネットからの出し入れ昇降によって扉体を開閉
させる連動機構とを備えた構成としてある。
【0007】また、連動機構は扉体裏面に設けたレール
部材と、前記レール部材に慴動自在に係合するとともに
ラック体に回動自在に設けたスライダーとで構成、ある
いは扉体裏面またはラック体のいずれか一方に設けられ
たレール部材と、このレール部材を摺動する扉体裏面ま
たはラック体のいずれか一方に設けられたスライダーと
で構成したものである。
【0008】上記発明によれば、扉体の開閉動作とラッ
ク体の昇降動作を連動機構により連動させるため、ラッ
ク体の降下と収納をいずれも1動作で行うことができ
る。
【0009】また、扉体が上方へ開放する機構とした場
合のみでなく、扉体が左右、あるいは左右いずれかへ開
放する機構においても、扉体裏面に設けられたレール部
材と、ラック体に設けられたスライダーの係合により、
扉体がラック体より一定の距離以上離れないので、ラッ
ク体降下時における扉体の開放角度が規制され、側方キ
ャビネットの扉の損傷を防止するとともに、側方のキャ
ビネットの扉の開閉動作を妨げることなく、台所作業全
体の流れが良好なものとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、収納キャビネットと、
収納キャビネット内に設けたラック体と、ラック体を出
し入れ昇降自在に支持する昇降支持装置と、前記収納キ
ャビネットに設けた扉体と、この扉体とラック体を連動
させラック体の収納キャビネットからの出し入れ昇降に
よって扉体を開閉させる連動機構とを有するものであ
り、扉体の開閉が、ラック体の収納キャビネットからの
出し入れ昇降に連動するため、ラック体の降下と収納を
いずれも1動作で行うことができる。
【0011】また、収納キャビネットと、収納キャビネ
ット内に設けたラック体と、ラック体を出し入れ昇降自
在に支持する昇降支持装置と、前記収納キャビネットに
設けた扉体と、この扉体とラック体を連動させラック体
の収納キャビネットからの出し入れ昇降によって扉体を
開閉させる連動機構とからなり、前記連動機構は扉体裏
面に設けたレール部材と、前記レール部材に慴動自在に
係合するとともにラック体に回動自在に設けたスライダ
ーとで構成したものである。
【0012】このような構成により、扉体を上方へ開放
させる場合においては、ラック体の降下停止時にスライ
ダーによって扉体とラック体との間に一定の距離を確保
できるためラック体上部からの収納物の取り出しを容易
にすることができる。また、扉体を左右または左右いず
れか一方に開放させる場合においては、扉体がラック体
より一定の距離以上離れないので、ラック体降下時にお
ける扉体の開放角度が規制され、双方の扉の損傷を防止
するとともに、側方のキャビネットの扉の開閉動作を妨
げることなく、台所作業全体の流れが良好なものとな
る。
【0013】また、収納キャビネットと、収納キャビネ
ット内に設けたラック体と、ラック体を出し入れ昇降自
在に支持する昇降支持装置と、前記収納キャビネットに
設けた扉体と、この扉体とラック体を連動させラック体
の収納キャビネットからの出し入れ昇降によって扉体を
開閉させる連動機構とからなり、前記連動機構は扉体裏
面またはラック体のいずれか一方に設けられたレール部
材と、このレール部材を摺動する扉体裏面またはラック
体のいずれか一方に設けられたスライダーとで構成して
あり、このような構成により、連動機構が単純化され、
より安価に昇降支持装置を提供することができる。
【0014】また、ラック体の上昇もしくは下降を助成
する駆動手段を設けた構成としてあり、このような構成
により、力の弱い高齢者でも容易に利用することができ
る。
【0015】また、ラック体を駆動させる電動駆動手段
を設けた構成としてあり、このような構成により、従来
収納が不可能であった重量物の収納も可能となることに
加え、人の手の届かない高所への設置が可能となる。
【0016】また、扉体はラック体の昇降動作に連動し
て上方へ開放するようにしたものであり、このような構
成により、キャビネット上部前方に照明器具などの突起
物が設置されている場合においても、扉の開閉が可能と
なり収納物を取り出すことができる。
【0017】また、扉体はラック体の昇降動作に連動し
て左右に開放するようにしたものであり、このような構
成により、縦長の扉体を取り付けた場合でも開閉時にお
ける扉の回動軌跡を小さくすることができる。
【0018】さらに、扉体はラック体の昇降動作に連動
して少なくとも左右いずれか一方へ開放する機構とした
ものであり、このような構成により、間口の狭い収納キ
ャビネットにも展開することができる。
【0019】さらに、キャビネット内にラック体を収納
した時、ラック体前面が扉体と化粧パネルによって覆わ
れるようにしたものであり、このような構成により、従
来の収納キャビネットと外観上の差別化ができ、収納状
態にあっても昇降式収納装置であることを使用者に認知
させ、収納物の内容を解りやすくすることができる。な
お、化粧パネルをラック体下部に位置させると、収納物
品の落下防止機能を果たすことも可能になる。
【0020】さらに、ラック体前面の化粧パネルに把手
を設けた機構としたものであり、このような構成によ
り、ラック体の露出を防いで美観を保ちながら、ラック
体を稼働させるための把手をキャビネット外に出すこと
ができる。また、キャビネット正面の、扉による分割線
が横方向にあらわれるため美観を向上させることができ
る。
【0021】以下、本発明の実施例について図面を用い
て説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1の昇降式収納装置
の開成状態の外観斜視図である。また図2は実施例1の
昇降式収納装置の要部断面図である。
【0022】図において、6はキッチン等の壁面上部に
設置された収納キャビネットで、収納キャビネット6の
庫内両側面には平行リンク7a,7bと、この平行リン
ク7a,7bを支持する筺体8a,8bからなる昇降支
持装置9が設置されている。そしてこの昇降支持装置の
筐体8a、8b内には後述するラック体の出し入れを助
成する付勢手段等の駆動手段(図示せず)が設けてあ
る。
【0023】平行リンク7a,7bの遊端部には収納物
を収納するラック体10が連結されている。ラック体1
0前面下部には化粧パネル11が固定され、化粧パネル
11には把手12が固定されている。
【0024】13は扉で収納キャビネット6上辺に開閉
自在に取り付けられ、扉13の裏にはレール14a,1
4bが固定されている。
【0025】扉13とラック体10はレール14a,1
4bに慴動自在に係合するとともにラック体10に回転
自在に設けたスライダー15a,15b(連動機構)に
よって連結されている。
【0026】次に動作、作用について説明すると、把手
12を持って手前に引くとキャビネット6に設置された
昇降支持装置9の平行リンク7a,7bが回動し、ラッ
ク体10が降下する。ラック体10に回動自在に設けら
れたスライダー15a,15bがその框支部aを中心に
回動してラック体10の降下とともにその扉側端部がレ
ール14a,14bを慴動しながら扉13を上方へ押し
上げて開成させる。また、収納時は把手12を持って上
方へ押し上げると、昇降支持装置9の平行リンク7a,
7bが上昇方向に回動するとともにラック体10が上昇
し、ラック体10の上昇とともにスライダー15a,1
5bがレール14a,14bを慴動しながら扉13を閉
成させる。この時筐体8a、8b内に設けてある駆動手
段の付勢力でラック体10は軽く上昇させることができ
る。
【0027】(実施例2)図3は本発明の実施例2の昇
降式収納装置の開成状態を示す外観斜視図である。
【0028】実施例1と異なる点は、扉13を扉16、
17にし、扉16、17が左右に開閉するものである。
また、レール14a,14bをレール18a,18b
に、スライダー15a,15bをスライダー19a,1
9bにし、スライダー19a,19bのラック体側にス
ライダー19a,19bを水平に回動自在に支持する基
部20a,20bを設け、スライダー19a,19bが
レール18a,18bを慴動しながら扉16、17を開
閉させる。
【0029】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。次に動作、作用について説明
すると、把手12を持って手前に引くとキャビネット6
に設置された昇降支持装置9の平行リンク7a,7bが
回動し、ラック体10が降下する。ラック体10の降下
とともにラック体10に固定された基部20a,20b
に水平方向に回動自在に設けられたスライダー19a,
19bがレール18a,18bを慴動しながら扉16、
17を押して左右に開成させる。また、収納時は把手1
2を持って上方へ押し上げると、昇降支持装置9の平行
リンク7a,7bが上昇方向に回動するとともにラック
体10が上昇し、ラック体10の上昇とともにスライダ
ー19a,19bがレール18a,18bを慴動しなが
ら扉16、17を閉成させるようになっている。
【0030】(実施例3)図4は本発明の実施例3の昇
降式収納装置の開成状態を示す外観斜視図である。
【0031】実施例1と異なる点は、扉13を扉21に
し、扉21が左右いずれか一方に開閉するものである。
また、レール14a,14bをレール22に、スライダ
ー15a,15bをスライダー23に、基部20a,2
0bを基部24にし、スライダー23がレール22を慴
動しながら扉21を開閉させる。
【0032】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。次に動作、作用について説明
すると、把手12を持って手前に引くとキャビネット6
に設置された昇降支持装置9の平行リンク7a,7bが
回動し、ラック体10が降下する。ラック体10の降下
とともに、ラック体10に固定された基部24に水平方
向に回動自在に設けられたスライダー23がラック体1
0の降下とともにレール22を慴動しながら扉21を押
して開成させる。また、収納時は把手12を持って上方
へ押し上げると、昇降支持装置9の平行リンク7a,7
bが上昇方向に回動するとともにラック体10が上昇
し、ラック体10の上昇とともにスライダー23がレー
ル22を慴動しながら扉21を閉成させるようになって
いる。
【0033】(実施例4)図5は本発明の実施例4の昇
降式収納装置の開成状態を示す外観斜視図である。
【0034】また図6は実施例4の昇降式収納装置の要
部断面図である。実施例1と異なる点は、レール14
a,14bをレール25a,25bにし、スライダー1
5a,15bをスライダー26a,26bにし、スライ
ダー26a,26bは収納状態においてレール25a,
25bと係合することなくラック体10を所定距離移動
させた後、レール25a,25bに当接し、レール25
a,25bを慴動するものである。
【0035】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。次に動作、作用について説明
すると、把手12を持って手前に引くとキャビネット6
に設置された昇降支持装置9の平行リンク7a,7bが
回動し、ラック体10が降下する。ラック体10が降下
したとき、ラック体10に設けられたスライダー26
a,26bがラック体10の降下とともに、扉13の裏
面に設けられたレール25a,25bに当接した後、レ
ール25a,25bを慴動しながら扉13を押して開成
させる。
【0036】また、収納時は把手12を持って上方へ押
し上げると、昇降支持装置9の平行リンク7a,7bが
上昇方向に回動するとともにラック体10が上昇し、ラ
ック体10に設けられたスライダー26a,26bがラ
ック体10の上昇とともに、扉13の裏面に設けられた
レール25a,25bを慴動し、扉13はその自重によ
ってスライダー26a,26bの移動とともに閉成する
ようになっている。
【0037】なお、上記実施例では、スライダー26
a,26bとレール25a,25bはラック体10の収
納時においては係合せず、ラック体10が所定距離の下
降移動を行った後スライダー26a,26bとレール2
5a,25bが当接し、スライダー26a,26bがレ
ール25a,25bを摺動して開成する構造としたが、
スライダー26a,26bとレール25a25bはあら
かじめ係合されていても構わない。
【0038】また、スライダー26a,26bはラック
体10に、レール25a、25bは扉13の裏面に取り
付ける構成としたが、スライダー26a,26bを扉1
3に、レール25a、25bをラック体10に取り付け
ても構わないし、レール25a、25bをなくしてスラ
イダー26a、26bが直接扉裏面に接するようにして
もよい。
【0039】なお、上記各実施例ではラック体10の昇
降を手動による昇降としたが、これに限定されるもので
なく、電動モーターなどを利用した自動昇降式収納装置
としても本発明の目的を達成することができる。
【0040】実施例1で説明した附勢手段を利用した場
合には、力の弱い高齢者などにとって使い勝手が向上す
るのはもちろんのこと、電動モーターなどを利用した自
動昇降式収納装置の場合には人手を全くわずらわせるこ
となく昇降可能となるので、従来収納が不可能であった
重量物の収納も可能となることに加え、人の手の届かな
い高所への設置にも有効なものとなるものである。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明は、収納キャビネッ
トと、収納キャビネット内に設けたラック体と、ラック
体を出し入れ昇降自在に支持する昇降支持装置と、前記
収納キャビネットに設けた扉体と、この扉体とラック体
を連動させラック体の収納キャビネットからの出し入れ
昇降によって扉体を開閉させる連動機構を設けているの
で、ラック体の降下と収納をいずれも1動作で行うこと
ができる。
【0042】また、扉体が上方へ開放する機構とした場
合のみでなく、扉体が左右、あるいは左右いずれかへ開
放する機構においても、扉体裏面に設けられたレール部
材と、ラック体に設けられたスライダーの係合により、
扉体がラック体より一定の距離以上離れないので、ラッ
ク体降下時における扉体の開放角度が規制され、側方キ
ャビネットの扉の損傷を防止するとともに、側方のキャ
ビネットの扉の開閉動作を妨げることなく、台所作業全
体の流れが良好なものとなる。
【0043】また、前記連動機構を扉体裏面に設けたレ
ール部材と、前記レール部材に慴動自在に係合するとと
もにラック体に回動自在に設けたスライダーとで構成す
ることにより、扉体を上方へ開放させる場合において、
ラック体の降下停止時にスライダーによって扉体とラッ
ク体との間に一定の距離を確保できるためラック体上部
からの収納物の取り出しを容易にすることができる。
【0044】また、前記連動機構を扉体裏面またはラッ
ク体のいずれか一方に設けられたレール部材と、このレ
ール部材を摺動する扉体裏面またはラック体のいずれか
一方に設けられたスライダーとで構成することにより、
連動機構が単純化され、より安価に昇降支持装置を提供
することができる。
【0045】また、ラック体の上昇もしくは下降を助成
する駆動手段を設けることにより、力の弱い高齢者でも
容易に利用することができる。
【0046】また、ラック体を駆動する電動駆動手段を
設けることにより、従来収納が不可能であった重量物の
収納も可能となることに加え、人の手の届かない高所へ
の設置が可能となる。
【0047】また、扉体をラック体の昇降動作に連動し
て上方へ開放する機構とすることにより、キャビネット
正面の、扉体による分割線が横方向にあらわれるため美
観を向上させることができる。
【0048】また、扉体をラック体の昇降動作に連動し
て左右に開放する構成にすることにより、縦長の収納キ
ャビネットでも扉の開成時のキャビネットからの突出を
抑えることができる。
【0049】また、扉体をラック体の昇降動作に連動し
て少なくとも左右いずれか一方へ開放する構成にするこ
とにより、間口の狭い収納キャビネットにも展開するこ
とができる。
【0050】また、キャビネット内にラック体を収納し
た時、ラック体前面が扉体と化粧パネルによって覆われ
る構成にすることにより、従来の収納キャビネットと外
観上の差別化ができ、収納状態にあっても昇降式収納装
置であることを使用者に認知させ、収納物の内容を解り
やすくすることができる。
【0051】また、ラック体前面の化粧パネルに把手を
設けた構成にすることにより、ラック体の露出を防いで
美観を保ちながら、且つ、ラック体を稼働させるための
把手をキャビネット外に出すことができるという有利な
効果を有するもである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の昇降式収納装置の外観斜視
【図2】同昇降式収納装置の要部断面図
【図3】本発明の実施例2の昇降式収納装置の外観斜視
【図4】本発明の実施例3の昇降式収納装置の外観斜視
【図5】本発明の実施例4の昇降式収納装置の外観斜視
【図6】本発明の実施例4の昇降式収納装置の要部断面
【図7】従来の昇降式収納装置の外観斜視図
【符号の説明】
6 キャビネット 7a、7b 平行リンク 8a、8b 筺体 9 昇降支持装置 10 ラック体 11 化粧パネル 12 把手 13 扉体 14a、14b レール 15a、15b スライダー(連動機構)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納キャビネットと、収納キャビネット内
    に設けたラック体と、ラック体を出し入れ昇降自在に支
    持する昇降支持装置と、前記収納キャビネットに設けた
    扉体と、この扉体とラック体を連動させラック体の収納
    キャビネットからの出し入れ昇降によって扉体を開閉さ
    せる連動機構とからなる昇降式収納装置。
  2. 【請求項2】収納キャビネットと、収納キャビネット内
    に設けたラック体と、ラック体を出し入れ昇降自在に支
    持する昇降支持装置と、前記収納キャビネットに設けた
    扉体と、この扉体とラック体を連動させラック体の収納
    キャビネットからの出し入れ昇降によって扉体を開閉さ
    せる連動機構とからなり、前記連動機構は扉体裏面に設
    けたレール部材と、前記レール部材に慴動自在に係合す
    るとともにラック体に回動自在に設けたスライダーとで
    構成してなる昇降式収納装置。
  3. 【請求項3】収納キャビネットと、収納キャビネット内
    に設けたラック体と、ラック体を出し入れ昇降自在に支
    持する昇降支持装置と、前記収納キャビネットに設けた
    扉体と、この扉体とラック体を連動させラック体の収納
    キャビネットからの出し入れ昇降によって扉体を開閉さ
    せる連動機構とからなり、前記連動機構は扉体裏面また
    はラック体のいずれか一方に設けられたレール部材と、
    このレール部材を摺動する扉体裏面またはラック体のい
    ずれか一方に設けられたスライダーとで構成してなる昇
    降式収納装置。
  4. 【請求項4】ラック体の上昇もしくは下降を助成する駆
    動手段を設けた請求項1ないし3のいずれか1項記載の
    昇降式収納装置。
  5. 【請求項5】ラック体を駆動させる電動駆動手段を設け
    た請求項1ないし3のいずれか1項記載の昇降式収納装
    置。
  6. 【請求項6】扉体はラック体の昇降動作に連動して上方
    へ開放するようにした請求項1ないし3のいずれか1項
    記載の昇降式収納装置。
  7. 【請求項7】扉体はラック体の昇降動作に連動して左右
    に開放するようにした請求項1ないし3のいずれか1項
    記載の昇降式収納装置。
  8. 【請求項8】扉体はラック体の昇降動作に連動して少な
    くとも左右いずれか一方へ開放するようにした請求項1
    ないし3のいずれか1項記載の昇降式収納装置。
  9. 【請求項9】ラック体下部前面に化粧パネルを設け、キ
    ャビネット内にラック体を収納した時、ラック体前面が
    扉体と化粧パネルによって覆われる請求項1ないし3の
    いずれか1項記載の昇降式収納装置。
  10. 【請求項10】ラック体前面の化粧パネルに把手を設け
    た請求項9記載の昇降式収納装置。
JP9879797A 1997-04-16 1997-04-16 昇降式収納装置 Pending JPH10286131A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107212609A (zh) * 2016-03-22 2017-09-29 哈尔滨金苹果橱柜有限公司 一种内置升降置物架的橱柜

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