JP2513863Y2 - 収納家具 - Google Patents

収納家具

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Publication number
JP2513863Y2
JP2513863Y2 JP6381190U JP6381190U JP2513863Y2 JP 2513863 Y2 JP2513863 Y2 JP 2513863Y2 JP 6381190 U JP6381190 U JP 6381190U JP 6381190 U JP6381190 U JP 6381190U JP 2513863 Y2 JP2513863 Y2 JP 2513863Y2
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JP
Japan
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door
guide
storage furniture
guide rod
rack
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP6381190U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0421695U (ja
Inventor
克朗 村井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は開閉扉を開閉させて内部に収納物を収納する
ことができる収納家具に関するものである。
[従来の技術] 従来、収納家具は前面開口に設けられた扉を開閉させ
ることで収納家具本体内に収納物を収納することができ
るようになっており、例えば扉を手前に引くようにして
開くことで収納家具本体内に収納物を収納するようにし
ている。
[考案が解決しようとする課題] しかし上述のような従来例にあっては、扉の前面側に
物が置かれていると扉を開くことができないものであ
り、置かれた載置物を避けてからでないと扉を開いて収
納家具本体内に収納物を収納することができないという
問題があった。
本考案は上記問題点を解決しようとするものであり、
その目的とするところは、扉の前方に物が置かれている
場合であっても、置かれた物を避けたりすることなく扉
の開閉を行うことができ、使い勝手を向上させることが
できる収納家具を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案における収納家具
Aは、収納家具本体1の前面開口1aに扉2を配設し、扉
2の裏面下部より突設された係止棒3を収納家具本体1
の側板1b内面に設けたガイド溝4に係合し、このガイド
溝4を側板1bの上下方向に亘って長孔状に形成し、筒状
に形成されたガイド体5を側板1bの上部に回動自在に設
け、扉2の裏面上部より突設されたガイド棒6を上記ガ
イド体5に摺動自在に連結し、ガイド棒6のほぼ全長に
亘ってラック6aを形成し、ガイド体5に上記ガイド棒6
のラック6aを露出させる開口部5aを設け、電動駆動され
るピニオン7を上記開口部5aを介してガイド棒6のラッ
ク6aに噛合させたものである。
[作用] 扉2は上下移動させることによって開閉させることが
できるものであり、上昇させることで開状態にすること
ができ、また、下降させることで閉状態にすることがで
き、扉2の前方に物が置かれている場合であっても扉2
を上下移動によって開閉させて収納家具本体1内に収納
物を収納することができる。そして、扉2は電動駆動さ
れるピニオン7がラック6aに沿って回転することでガイ
ド棒6を移動させ、係止棒3がガイド溝4に沿って移動
すると共にガイド体5に対してガイド棒6が摺動するこ
とで上下移動するものであり、電動によって扉2の開閉
を行うことができる。
[実施例] 以下、本考案を図示された実施例に基づいて詳述す
る。
収納家具Aは第3図に示されるように室内の床8と天
井9との間に亘るように設置されるものであり、キャビ
ネット10の上部に収納家具本体1を設けて形成してあ
る。
収納家具本体1の前面側には扉2が取付けられる開口
部1aを設けてあり、この開口部1aには上下移動すること
で開閉する扉2を設置してある。収納家具本体1の両側
板1b内面には第4図に示されるように上下方向に連続す
る長孔状のガイド溝4を設けてある。側板1bの上部には
外面を側板1bに連結することで側板1bに沿って回動自在
となるように筒状に形成されたガイド体5を取付けてあ
り、ガイド体5の上方には電動駆動にて回転させられる
ピニオン7を設けてある。このピニオン7は側板1bに設
置されたモータ12に取付けてあり、モータ12を回転させ
ることによって回転させられるようにしてある。扉2の
裏面下部からは支持アーム11を突設してあり、支持アー
ム11からは側方に向けて係止棒3を突設してある。この
係止棒3は上記ガイド溝4に係合させてあり、ガイド溝
4に沿って上下に摺接移動することができるようにして
ある。扉2の裏面上部からは上端を回動自在に扉2の裏
面上部に連結するようにしてガイド棒6を突設してあ
り、このガイド棒6を上記ガイド体5に連結することで
扉2は収納家具本体1の前面開口1aに取付けられるよう
にしてある。ガイド棒6にはほぼ全長に亘ってラック6a
を設けてあり、このラック6aに上記ピニオン7を噛合さ
せてある。上記ガイド体5の上面側には挿通されたガイ
ド棒6のラック6aを露出させる開口部5aを設けてあり、
この開口部5aを介してピニオン7はラック6aに噛合させ
てある。そして、モータ12によってピニオン7が回転さ
せられるとラック6aに沿ってピニオン7が回転すること
でガイド棒6が移動するようにしてあり、扉2の上部を
上昇させたり、下降させたりすることができるようにし
てある。
しかして、扉2を開く場合にはモータ12によってピニ
オン7を回転させ、ガイド棒6に設けたラック6aに沿っ
てピニオン7が回転させられることでガイド棒6をガイ
ド体5に対して移動させるものであり、ガイド棒6を上
昇させると扉2の上部は上昇して開状態になるものであ
り、さらにピニオン7を回転させて扉2を上昇させると
扉2の上部は円弧状に移動し、第2図及び第4図(b)
に示されるように開状態にすることができるものであ
る。そして、開く場合、扉2の上部は円弧状に移動する
ことで収納家具本体1の上端より上方に突出するような
ことがないものであり、扉2の上端が天井9に接触する
ようなことがないようにしてある。そして、扉2を閉状
態にする場合にはピニオン7を逆回転させることによっ
て閉じられるものであり、扉2は上下移動させることに
よって開閉させることができるものであり、上昇させる
ことで開状態にすることができ、また、下降させること
で閉状態にすることができ、扉2の前方に物が置かれて
いる場合であっても扉2を電動によって楽に開閉させて
収納家具本体1内に収納物を収納することができるもの
である。
[考案の効果] 本考案の収納家具は叙述のように収納家具本体の前面
開口に扉を配設し、扉の裏面下部より突設された係止棒
を収納家具本体の側板内面に設けたガイド溝に係合し、
このガイド溝を側板の上下方向に亘って長孔状に形成
し、筒状に形成されたガイド体を側板の上部に回動自在
に設け、扉の裏面上部より突設されたガイド棒を上記ガ
イド体に摺動自在に連結し、ガイド棒のほぼ全長に亘っ
てラックを形成し、ガイド体に上記ガイド棒のラックを
露出させる開口部を設け、電動駆動されるピニオンを上
記開口部を介してガイド棒のラックに噛合させてあるの
で、扉は上下移動させることによって開閉させることが
できるものであり、上昇させることで開状態にすること
ができ、また、下降させることで閉状態にすることがで
き、扉の前方に物が置かれている場合であっても扉を開
閉させて収納家具本体内に収納物を収納することができ
るものであり、さらに、扉の開閉は電動駆動されるピニ
オンをラックに沿って回転させてガイド棒を移動させる
ことで行なわれるものであり、扉の開閉を労力を必要と
することなく電動にて行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の扉の閉状態の斜視図、第2
図は同上の扉の開状態の斜視図、第3図は同上の側面
図、第4図(a)(b)は同上の扉の閉状態及び開状態
を示す側断面図であって、Aは収納家具、1は収納家具
本体、1aは前面開口、1bは側板、2は扉、3は係止棒、
4はガイド溝、5はガイド体、5aは開口部、6はガイド
棒、6aはラック、7はピニオンである。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納家具本体の前面開口に扉を配設し、扉
    の裏面下部より突設された係止棒を収納家具本体の側板
    内面に設けたガイド溝に係合し、このガイド溝を側板の
    上下方向に亘って長孔状に形成し、筒状に形成されたガ
    イド体を側板の上部に回動自在に設け、扉の裏面上部よ
    り突設されたガイド棒を上記ガイド体に摺動自在に連結
    し、ガイド棒のほぼ全長に亘ってラックを形成し、ガイ
    ド体に上記ガイド棒のラックを露出させる開口部を設
    け、電動駆動されるピニオンを上記開口部を介してガイ
    ド棒のラックに噛合させて成る収納家具。
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