JPS5933372Y2 - 医療器具保持装置 - Google Patents

医療器具保持装置

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Publication number
JPS5933372Y2
JPS5933372Y2 JP2296476U JP2296476U JPS5933372Y2 JP S5933372 Y2 JPS5933372 Y2 JP S5933372Y2 JP 2296476 U JP2296476 U JP 2296476U JP 2296476 U JP2296476 U JP 2296476U JP S5933372 Y2 JPS5933372 Y2 JP S5933372Y2
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JP
Japan
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door
medical instrument
medical
side wall
holder
Prior art date
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Expired
Application number
JP2296476U
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English (en)
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JPS52114537U (ja
Inventor
昌彦 城野
旭 折田
祐造 森田
Original Assignee
株式会社くろがね工作所
株式会社セントラルユニ
日本総業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、病室に装備される医療器具保持装置に関する
ものである。
従来、病室において痰等の吸引器やリンゲル容器などの
医療器具を必要に応じて随時使用できるように、それら
の保持装置を、病室の壁面あるいは該壁面の前方に設置
した医療看護装置配設用のユニットの表面に、固定的に
突設装備していたが、かかる構造では、医療器具の不使
用時においても上記保持具が外部に露出して非常に体裁
が悪い上に、かかる保持具の突出部分に体や衣服等を引
っかける虞れがあって不使用時には邪魔になっていた。
本考案は上記の事情に鑑み、医療器具の保持具を、医療
器具使用時においてのみ外部に露出せしめ、不使用時に
はベッド頭部の横に設けた側壁の内部に隠蔽収納し得る
ようにして、邪魔になることがなく、かつ、外観上極め
て体裁の良い医療器具保持装置を提供せんとするもので
あって、その構成は次の通りである。
本考案は、病室におけるベッド頭部の横に、枠体と表面
板とで構成された内部が空洞の側壁を設け、上記側壁の
表面板の一部に開口部を設け、この開口部に、上記表面
板とほぼ面一となる閉鎖状態と少なくとも一部が上記表
面板より外方に突出する開放状態とにわたって回動式に
開閉可能な扉を装備し、この扉の閉鎖状態を保持する閉
鎖状態保持部材と扉の開放状態を保持する開放状態保持
部材とを上記側壁の内部に設けると共に、扉の開放時に
上記表面板の外方に突出する扉内面に、医療器具を着脱
自在に保持する保持具を取付けたことを特徴とする医療
器具保持装置である。
以下、本考案の実施例を図面に依拠して詳説する。
第1図および第2図において、Aは病室に装備された医
療看護設備で、ベッドの頭部両側に設置されており、図
例では、衣服その他の各種物品を収納するキャビネット
1と、該キャビネット1の両側に着脱可能に連結した側
壁2および同3にてユニット式に構成してあり、この医
療看護設備Aを左右に所定間隔おきに配設し、その各間
にベッド4を配置せしめることにより、各ベッド4に対
し、その両側方部に位置する上記側壁2および同3と、
左右いずれか一方のキャビネット1とをもって一床室を
構成しである。
上記両側壁2,3は、ベッド4に臨む側の側面を外方へ
傾斜せしめた互いに対称的な形状を有するもので、それ
ぞれアングル状の縦柱5、天フレーム6、底フレーム6
′および上下数本の横桟8からなる枠体と表面板7とで
内部が空洞に構成されている。
上記表面板7は、外方へ傾斜した内側部7aおよび適宜
中の前面部7bを一体に形成している。
この両側壁2,3の相対向する内側部の適宜個所にそれ
ぞれ医療器具保持装置Bを装設すると共に、一方の側壁
2の内側部には読書用照明装置9と物品収納棚10を設
け、他方の側壁ユニット3の内側部には読書用照明装置
9′と、スイッチ装置11と、物品収納棚10′と、テ
レビアンテナ接続端子12とを設けると共に、同側壁3
の前面には医療用ガス取出装置13と、常夜灯装置14
と、アース端子15およびコンセント16を設けである
このような医療看護設備Aにおいて、上記医療器具保持
装置Bは、第3図乃至第5図に示す如く、前記側壁2お
よび3における表面板7の内側部7aの適宜個所に、方
形状の開口部を有する小室17を凹設形成し、その開口
部に開閉自在なる扉18を取付け、鉄扉18の前方部内
面に溶接連成した保持具取付座19に、痰や汚物の吸引
器等の病室において必要に応じて使用される医療器具を
着脱自在に保持し得るような医療器具保持具20を、ビ
ス21等にて取付けである。
上記風18は、前記表面板7とほぼ面一となる閉鎖状態
から、少なくとも一部分が上記表面板7の側方に突出し
た開放状態までの範囲で回動式に開閉自在となるように
構成されている。
このような扉開閉機構として、図例では、上記風18の
多少後方に偏った中間位置を、縦軸22により上記小室
17の上下壁間に枢着せしめると共に、上記小室17内
には、扉閉鎖状態において扉18の前方向面部適宜個所
に当接する扉閉鎖状態保持部材としてのマグネットキャ
ッチ23と、扉18を所定角度まで開放した状態におい
て扉18の後端縁部23に当接する扉開放状態保持部材
としてのマグネットキャッチ25とをそれぞれ内壁面所
定個所に取付けている。
かかる構造によれば、上記風18の枢着部分より後方を
押すことによって扉18を開放し得、取手を不要にして
扉16の外面を平坦にしておくことができ、また、上記
各キャッチ23.25の磁力により、閉鎖状態ならびに
所定の開放状態が維持されて不必要に扉18が回動する
ことがない。
上記風18の内面に取付けられた医療器具保持具20、
および該保持具20に対する医療器具の被保持部の構造
は、従来から知られているような構造を任意に採用し得
るもので、通常、上記保持具20は、医療器具を上方か
らスライド式に着脱し得る構造となっている。
すなわち、該保持具20は、帯状鋼板の両側辺部を断面
コ字形に折曲せしめる等により両側に上下方向に沿った
相対向する溝26゜26を形成し、かつ、下端部にスト
ッパー27を連成してなり、この保持具20に対し、血
痰、汚物等の吸引器28などの医療器具の背面には、上
記溝26.26に対応する保合用突条29.29を備え
た被保持具30をビス止め等により連設し、該被保持具
30を上記保持具20の両溝26.26間に上方からス
ライド式に係合せしめることによって上記吸引器28等
を保持せしめるわけである。
なお医療器具の別の保持手段として、上記両溝26 、
26に係合する保合部と医療器具を着脱自在に保持する
保持部とを備えた中間部材を介して前記扉内面に間接的
に取付けるようにしてもよい。
しかして、病室において、上記吸引器28等の医療器具
を必要に応じて使用する場合、前記扉18を開放せしめ
ることによって医療器具保持具20を前記側壁2もしく
は同3の外部に露出せしめた後、該保持具20に使用す
べき医療器具を保持せしめた状態で、例えば上記吸引器
28の場合には、側壁2の適宜個所に装備した真空吸引
用パイプの取出口に接続して、痰や汚物の吸引等に使用
されることとなる。
そして、不使用時には、上記保持具20から医療器具を
取外し、上記風18を閉鎖せしめることにより、上記保
持具20が側壁2もしくは同3の内部に隠蔽収納される
こととなる。
なお、本考案の医療器具保持装置は、上記実施例で例示
した吸引器26のほか、リング容器やその他この種の使
用形態で病室内において必要時に使用される各種医療器
具の保持に利用し得ることは勿論であり、また、該装置
における各部の構造および医療看護設備全体の構造も本
考案の要旨を逸脱しない範囲で任意に設計変更して差し
支えない。
斜上の如く、本考案の医療器具保持装置は、病室のベッ
ド頭部側方に設置された内部が空洞の側壁の表面板に開
口部を設け、この開口部に開閉自在なる扉を装備せしめ
、鉄扉を開いたときに側壁の表面板の外方に突出する部
分の扉内面に、病室において必要に応じて使用される医
療器具を着脱自在に保持し得る保持具を取付けている。
そして扉に対する閉鎖状態保持部材および開放状態保持
部材を側壁の内部に設け、閉鎖状態で扉が側壁の表面板
とほぼ面一となるようにしている。
従って、上記医療器具を使用する場合においてのみ、上
記扉を開放してその内面の保持具に医療器具を取付け、
不使用時には医療器具を取外して上記扉を閉鎖しておく
ことにより、不使用時には上記保持具や扉等が側壁の外
部に突出することがなくで、衣服や体などを引っかける
虞れがなく、かつ、外観上非常に体裁がよい等、実用性
大なる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は医療看護設
備全体の概略斜視図、第2図は同概略横断平面図、第3
図は本考案装置を示す扉開放状態での要部の正面図、第
4図は第3図IV−IV線断面図、第5図は要部側面図
、第6図は医療器具保持状態における保持具取付部分の
拡大断面図、第7図は第6図Vll−VTI線断面図で
ある。 A・・・・・・医療看護設備、2・・・・・・側壁、B
・・・・・・医療器具保持装置、18・・・・・・扉、
20・・・・・・医療器具保持具、28・・・・・・医
療器具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 病室におけるベッド頭部の横に、枠体と表面板とで構成
    された内部が空洞の側壁を設け、上記側壁の表面板の一
    部に開口部を設け、この開口部に、上記表面板とほぼ面
    一となる閉鎖状態と少なくとも一部が上記表面板より外
    方に突出する開放状態とにわたって回動式に開閉可能な
    扉を装備し、この扉の閉鎖状態を保持する閉鎖状態保持
    部材と扉の開放状態を保持する開放状態保持部材とを上
    記側壁の内部に設けると共に、扉の開放時に上記表面板
    の外方に突出する扉内面に、医療器具を着脱自在に保持
    する保持具を取付けたことを特徴とする医療器具保持装
    置。
JP2296476U 1976-02-26 1976-02-26 医療器具保持装置 Expired JPS5933372Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2296476U JPS5933372Y2 (ja) 1976-02-26 1976-02-26 医療器具保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2296476U JPS5933372Y2 (ja) 1976-02-26 1976-02-26 医療器具保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52114537U JPS52114537U (ja) 1977-08-31
JPS5933372Y2 true JPS5933372Y2 (ja) 1984-09-18

Family

ID=28482913

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JP2296476U Expired JPS5933372Y2 (ja) 1976-02-26 1976-02-26 医療器具保持装置

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