JP3060204U - 電気機器収容用箱体 - Google Patents

電気機器収容用箱体

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JP3060204U
JP3060204U JP1998008767U JP876798U JP3060204U JP 3060204 U JP3060204 U JP 3060204U JP 1998008767 U JP1998008767 U JP 1998008767U JP 876798 U JP876798 U JP 876798U JP 3060204 U JP3060204 U JP 3060204U
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JP1998008767U
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五郎 角田
靖彦 金子
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株式会社荏原電産
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネル化することによって軽量かつ強度が高
く、前面扉が開いた時の間口開口を広くして作業性の良
い、実用性に優れた電気機器収容用箱体及び扉ロック機
構を提供する。 【解決手段】 左右の側板2,3と該側板の上下端部に
固着される天板4と底板5と、上記側板と天板及び底板
に囲まれた開口部に対向して形成される背板6および上
記開口部に開閉自在に設けられる扉7を備えた電気機器
収容用箱体において、上記側板の前縁は、上記天板また
は底板の前縁よりも背板側に後退して形成され、上記扉
7は、その主面の左右いずれかの端部で略直角状に折れ
曲がる折れ曲げ部71が形成され、該折れ曲げ部の端部
が上記側板に回動自在に蝶番8で蝶着され、該折れ曲げ
部71が天板または底板の側板より突出した部分と重な
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ブレーカや端子板などの各種の電気機器を収納する箱体に係り、特 に、左右の側板や上下の天板、底板、あるいは、前面の扉をパネル化して、組み 立てや据え付け作業などの作業性を改良した電気機器収容用箱体の扉構造及び扉 のロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電気機器収容用箱体(以下、箱体)は、堅牢性を重視するために、左右 の側板や背面の背板、上下の天板や底板を溶接により一体形成した箱体本体、あ るいは、鋼材を溶接した骨組み(フレーム)に側板や背板、天板、底板を螺着し た箱体本体を用い、箱体本体の前面に蝶番を用いて開閉自在な扉を取り付ける構 造が一般的であった。
【0003】 しかしながら、上記のような箱体本体やフレーム構造は、立体的な構造なので 保管や運搬には不便であり、しかも、電気機器を箱体本体の内部に取付けたり配 線作業を行う際に、あるいは、改造や解体などの後加工に際して、作業性が悪い ものであった。即ち、一般に扉の開口面積が、箱体の前面の全面積に対して狭く 、扉の開口面からの作業がやりにくいものであった。
【0004】 そこで、最近は、箱体本体の上下の天板や底板を螺着できるようにして配線の 作業性を改善する提案(例えば、特開平8−47120号公報)がある。また、 フレームをネジ止め可能にして溶接などの作業性を改善する提案(例えば、特開 平7−67219号公報)などもなされている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術によっても依然として、次のような課題が残さ れていた。即ち、従来の箱体は、箱体本体の前面開口部に扉が設けられる構造な ので、左右の側板やフレームの前縁に両開き扉を用いるにしても、あるいは、扉 と扉枠を一体に組込んだ取り外し可能なフレームを用いるにしても、間口開口部 分は箱体本体によって幅が限られるので、例えば背板に配電用電気機器などを取 り付ける作業などの作業性が悪く、保守点検などにも支障が生じ易い。
【0006】 これに対して、箱体本体にフレーム(枠体)を用いず、側板、背板、天板、底 板をそれぞれ別体として、単に平板パネル化して側板パネルなどを取り外し可能 にすることも考えられる。しかしながら、仮に側板パネルを取り外した場合を想 定しても、上下の天板や底板を支える側板が取り外されることになるので箱体本 体が機械的に脆弱になり、実用性に欠けるものになる。
【0007】 さらに、箱体を分電盤などに利用する場合、例えば特開平9−271114号 公報にも記載されているように、箱体本体の内部に配線被覆板を用いる場合が多 い。しかしながら、配線被覆板を箱体本体の内部に立てた支柱を介して蝶番で開 閉可能に支えたとしても、配線被覆板の開き角が上記の箱体本体の開口幅によっ て制限され、配線被覆板の裏面の保守点検の作業性が悪いという問題を有してい た。
【0008】 総じて、従来の技術によれば、箱体の強靱さを求めれば重量が重くなり、開口 間口が狭くなって作業性が悪くなる。作業性を高めようとしてパネル化し、分解 可能にすれば箱体の強度が脆弱になって実用性に欠けるものになるという相反す る性質を持っていた。
【0009】 また、特開平8−47120号公報に示されるように扉用枠体を用い、この枠 体に扉のロック機構を係止させ得るようにして、十分の厚さのフレーム構造を持 たせることも可能である。しかしながら、枠体を製造するために板材の複雑な折 り曲げ加工や、大きな開口部を開設するための機械加工、あるいは、フレーム状 に溶接する作業などが必要になり、箱体の重量が重くなることも加わって、パネ ル化することによって軽量で組み立て等の作業性の良い箱体を提供しようとする 意義も半減してしまう。
【0010】 また、上記のような扉用枠体を用いずに、天板や底板のパネルの前縁を開口部 内側に向けて折り曲げて断面がL型のリブをパネルの前面に形成し、これによっ てパネルの機械強度を補強することもできるが、一般にパネルには厚さが1〜2 mm程度の板材を用いるので、扉のロック機構と係止させることが難しい。
【0011】 本考案は上述の課題に鑑みて為されたもので、パネル化することによって軽量 かつ強度が高く、前面扉が開いた時の間口開口を広くして作業性の良い、実用性 に優れた電気機器収容用箱体及び扉ロック機構を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、左右の側板と該側板の上下端部に固着さ れる天板と底板と、上記側板と天板及び底板に囲まれた開口部に対向して形成さ れる背板および上記開口部に開閉自在に設けられる扉を備えた電気機器収容用箱 体において、上記側板の前縁は、上記天板または底板の前縁よりも背板側に後退 して形成され、上記扉は、その主面の左右いずれかの端部で略直角状に折れ曲が る折れ曲げ部が形成され、該折れ曲げ部の端部が上記側板に回動自在に蝶着され 、該折れ曲げ部が前記天板または底板の側板より突出した部分と重なることを特 徴とする。
【0013】 これにより、上記側板の前縁が上記天板または底板の前縁よりも背板側に後退 して形成されていて、扉の折れ曲げ部の端部が該側板に回動自在に螺着されてい るので、 扉が開いたときの間口開口を広く取ることができる。従って、箱体本体の内部を 作業する際に側板の前縁が邪魔にならない。 さらに、扉の折れ曲げ部は、機械的には扉自体をそのリブとして補強する作用 を有する。また、天板又は底板の側板に沿った折れ曲げ部(突出面)は、天板又 は底板の側板より突出した部分と重なるので、閉扉時には外部よりの埃等の侵入 を防止できる。
【0014】 また、本考案は、左右の側板と該側板の上下端部に固着される天板と底板と、 上記側板と天板及び底板に囲まれた開口部に対向して形成される背板および上記 開口部に開閉自在に設けられる扉を備えた電気機器収容用箱体において、上記開 口部には、天板又は底板の主面から開口部の内方に向かって折れ曲がって突出す る前額部が形成され、上記前額部の裏面に係止片が付設され、上記扉の裏面端部 近傍には、扉が閉じられたときにバネによって扉面と平行に付勢されて上記前額 部の裏側に移動して上記係止片に係止する爪部材が設けられたことを特徴とする 。
【0015】 これにより、前面開口部の内方に天板又は底板より折り曲げられて突出する前 額部は、これらのパネルの機械的なリブとして補強する作用を果たすとともに、 前額部の裏側に付設された係止片は扉側に設けた爪部材との間に介在してクリア ランスを確保し、扉の爪部材と当接して扉を確実に閉扉状態でロックすることが できる。従って、平板の一部を折り曲げた折り曲げ部を有するパネルを組合わせ た箱体に、その扉のロック機構を簡単に設けることができる。
【0016】
【考案の実施の形態】
図1は本考案の実施の形態の電気機器収容用箱体の構成を示す。箱体本体1は 、左右の側板2,3と、上下の天板4、底板5、および、箱体本体1の背面の背 板6によって構成され、箱体本体1の前面には扉7が設けられている。そして、 扉7には、主面が端部で折れ曲げられて側板2,3の前縁にまで伸びる折れ曲げ 部71が形成されており、折れ曲げ部71の端部は側板2,3の端部に蝶番8に よって回動自在に螺着されている。なお、これらの側板2,3、天板4、底板5 、背板6、扉7は、例えば鋼板から切り出されてL字状の折り曲げ加工や穴加工 などが加えられた塗装済みパネルとして形成されている。そして箱体本体1は、 これらのパネルを立体的に組み合わせてパネル同士を互いに螺着することによっ て組み立てられている。また、扉7は、蝶番8を用いた開閉可能な観音扉になっ ており、扉7の前面の一部にはロック機構としての舌片スプリング保持機構71 が取り付けられている。
【0017】 この考案は、特に、側板2,3と天板4及び底板5の扉側前縁の相互の位置関 係に特徴があるものであり、側板2,3の扉側の前縁が天板4または底板5の扉 側の前縁よりも後退した位置にある。すなわち、天板4または底板5の扉側の前 縁が側板2,3の前縁2a,3aよりも庇状に突出している。そして、側板2, 3の前縁2a,3aには、蝶番8によって扉7の折曲部71の端部71aが蝶着 されている。この関係を明示するため、図中では、天板4と底板5の扉側の前縁 が破線によって示されており、さらに扉7の一部を切り欠いて示されている。
【0018】 具体的には、幅が300mmで高さが550mm、奥行きが180mmの電気機器収 容用箱体の場合には、天板4と底板5は、厚み2.3mmの鋼板で形成され、側板 2,3と背板6、扉7は厚み1.2mmの鋼板で形成されている。そして、箱体本 体1は天板4と底板5の扉側の前縁が左右の側板2,3の前縁よりも15mmだけ 扉側に突出するように配置されている。なお、天板4と底板5の前縁には、主面 がL字状に折り曲げられた前額部41,51が形成されており、前額部41,5 1の長さはそれぞれ7mmである。そして、これらの前額部41,51は、扉7を 閉扉したときのストッパとして作用する。なお、上記の各パネルは前額部の内面 を含めて全面が塗装されて保護されており、ネジによってシャーシやフレームを 用いずに、パネル相互の接続のみで組み立てられる。
【0019】 この図示の構成によれば、側板2,3の前縁が天板4または底板5の前縁より も背板側に後退して位置しており、しかも、扉7はその折れ曲げ部71の後縁7 1aが側板2,3の前縁2a,3aに蝶番8によって蝶着されているので、扉7 を開く際には箱体本体1の内部が大きく開かれることになる。従って、背板6に 電気部品を取り付ける作業や、箱体本体の内部の点検作業など、必要な諸作業が 容易に行うことができるので、実用性に優れている。
【0020】 図2(a)は片側の扉7を開扉した状態を示す上面図であり、図2(b)は両 方の扉を閉じた状態を示す側面図である。扉7の上下端部もL字状に折り曲げら れた折れ曲げ部72を備えており、扉7を閉扉した場合には、これらの折れ曲げ 部72が天板4または底板5に重なって空隙から異物が入らないように構成され ている。
【0021】 図3は、電気機器収容用箱体の内部に配線被覆板9を設けた場合の横断面図で あり、図3(a)は扉7を閉じた状態を示し、図3(b)は扉7を開き、さらに 配線被覆板9を開いた場合を示している。符号90は配線被覆板9を支える支柱 であり、91は配線被覆板9を開閉自在に蝶着する蝶番、92は配線被覆板9を 支柱に螺着する固定具である。上述した箱体の構成によれば、配線被覆板9を開 く際に扉7が邪魔にならないので、配線被覆板9の裏面の結線作業や点検作業な どが極めてやり易くなる。
【0022】 図4は、電気機器収容用箱体のパネルを組み合わせた構造を示す分解図である 。なお、図中、側板2,3と天板4、底板5の取り付け位置関係を実線矢印およ び破線矢印で示している。この実施例の構成によれば、箱体本体はパネルを組み 合わせた構造なので、軽量に箱体を構成できるだけでなく、扉を含めた各パネル が板材の切断と折り曲げという簡単な機械加工で形成できる。
【0023】 図5は、この考案の変形例を示す斜視図である。この変形例が先の実施例の構 造と異なる点は、観音開きの片側の扉76が他側の扉77に比べて幅が広く設定 されている点である。これによれば、操作が頻繁な側を広い扉76とすることで 操作性を高めることなどができる。また、天板4の折れ曲げ部(前額部)41の 一部にクッションとしての弾性部材43が取り付けられている。弾性部材43は 扉7を閉めるときのクッションとして衝撃を緩和するだけでなく、バネ性を発揮 して扉7を閉扉した後も扉7を外側に開扉しようとする弾性を発揮する。即ち、 扉7には舌片スプリング保持機構を備え、前額部41にはその舌片の受け部42 を備え、扉7を閉じた時にロックできるようになっている。弾性部材43は、舌 片82と受け部42の係わり合いに関する寸法上での設計余裕度を持たせること ができ、ロック機構の動作を確実にする作用をも果たしている。
【0024】 なお、以上の説明では扉を観音扉としたが、片持ち扉にすることも可能である 。また、扉を左右に開く観音扉として例示したが、これに限らず、上下方向又は 左右方向に開く扉にも本考案は適用できるものであり、この場合には、折れ曲げ 面を側板の前縁に形成するとよい。さらに、以上の説明では天板4と底板5の前 縁をともに側板2,3の前縁より張り出す構造として説明したが、これに限らず 、天板4の前縁だけを側板2,3の前縁から張り出すように構成することもでき る。
【0025】 図6は、扉のロック機構の詳細を説明する図である。天板4には前縁部が下方 に折り曲げられて主面から突出した前額部41が形成されており、前額部41の 内側裏面には係止片としての受け部42が固着されている。観音扉の片側には上 下に離隔して舌片スプリング保持機構(容器)78が取り付けられている。
【0026】 図6の上部に備えられたロック機構を例にして説明すれば、ロック機構は、上 下方向にスライド可能な爪部材としての舌片82と、舌片82を常時、上方に押 し上げるバネを樹脂容器78内に備えており、樹脂容器78が扉7の裏面に装着 される。扉7が閉じられる場合には、舌片82の斜面82aが天板4の前額部4 1によって下方に押されることにより舌片82は押し下げられ、扉の裏面が前額 部41に当接して扉7が閉じられると、舌片82はバネの力により押し上げられ 、舌片82と受け部42が当接することによってロックされる。扉7を開扉する 場合には、扉7の前面から樹脂容器78に形成されたツマミを操作することによ り、舌片82を手動で下げることができ、受け部42から舌片82を離すことに よって扉7を開くことができる。
【0027】 この関係を図7(a)〜(c)を引用して更に詳細に説明する。図7(a)に は箱体本体から扉7が開かれた状態を示しており、天板4から離れた扉7の舌片 スプリング保持機構78から舌片82がバネ83によって押し上げられて上方に 突出している。 扉7が閉じられると(図中、矢印の方向に扉が移動する)、図7(b)に示す ように、舌片82の斜面82aが天板4の折れ曲げ部41の垂下した先端部に当 たるので、閉扉動作にしたがって舌片82は下方に押し下げられる。この時、扉 7の上端を図示のように天板4の上に重なるように折れ曲げ部75を形成してお くと、扉7が重量で下方に位置ずれを生じても、舌片42と前額部41の先端部 との相対的な位置関係を確実に設定できる。その後、図7(c)に示すように扉 7が完全に閉じられると、扉7の裏面が前額部41に当たるとともに、舌片82 はバネ83よって押し上げられ、天板4の前額部41の裏面に固着された受け部 42に沿って舌片82が移動し、舌片82が受け部42の側面に当接することに より扉7は箱体本体にロックされる。
【0028】 なお、受け部42は、舌片82が係わり合う十分な長さを備えた金属や樹脂製 の板または棒を天板4の折れ曲げ部41の裏面に固着させてあればよい。このロ ック機構の利点は、天板を折り曲げた単純な前額部の構造とロック機構の爪部材 の係止構造とが相俟って、組み立て等の作業性を格段に優れたものにするという 効果がある。
【0029】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、扉の間口開口を広く使うことができ、側板 の前縁が箱体本体の内部の作業の邪魔にならず、作業性の良い電気機器収容用箱 体を提供できる。
【0030】 また、天板又は底板の主面から開口部の内方に前額部を形成し、その裏に係止 片を付設して扉が閉じられたときには、扉の裏面の爪部材を係止するようにした ので、パネル化した側板または天板、底板の主面をも機械的に補強すると共に、 扉の爪部材と係止して扉を確実にロックできる扉ロック機構を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態の電気機器収容用箱体の構
成を示す一部を切欠いた斜視図である。
【図2】(a)は片側の扉を開扉した状態を示す上面図
であり、(b)は両方の扉を閉じた状態を示す側面図で
ある。
【図3】電気機器収容用箱体の内部に配線被覆板を設け
た場合の横断面図である。
【図4】電気機器収容用箱体のパネルを組み合わせた構
造を示す分解図である。
【図5】この考案の電気機器収容用箱体の変形例を示す
斜視図である。
【図6】電気機器収容用箱体の一部を切り欠いた側面図
である。
【図7】(a)〜(c)は、ロック機構の動作を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 箱体 2,3 側板 4 天板 5 底板 7,76,77 扉 8 蝶番 41 前額部 71,75 折れ曲げ部 72 受け部 78 舌片スプリング保持機構(容
器) 82 舌片 83 スプリング

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の側板と該側板の上下端部に固着さ
    れる天板と底板と、上記側板と天板及び底板に囲まれた
    開口部に対向して形成される背板および上記開口部に開
    閉自在に設けられる扉を備えた電気機器収容用箱体にお
    いて、 上記側板の前縁は、上記天板または底板の前縁よりも背
    板側に後退して形成され、 上記扉は、その主面の左右いずれかの端部で略直角状に
    折れ曲がる折れ曲げ部が形成され、該折れ曲げ部の端部
    が上記側板に回動自在に蝶着され、該折れ曲げ部が前記
    天板または底板の側板より突出した部分と重なることを
    特徴とする電気機器収容用箱体。
  2. 【請求項2】 上記開口部には、天板又は底板の主面か
    ら開口部の内方に向かって折れ曲がって突出する前額部
    が形成され、上記扉の裏面側には該前額部と係合するロ
    ック機構を備えたことを特徴とする請求項1記載の電気
    機器収容用箱体。
  3. 【請求項3】 左右の側板と該側板の上下端部に固着さ
    れる天板と底板と、上記側板と天板及び底板に囲まれた
    開口部に対向して形成される背板および上記開口部に開
    閉自在に設けられる扉を備えた電気機器収容用箱体にお
    いて、上記開口部には、天板又は底板の主面から開口部
    の内方に向かって折れ曲がって突出する前額部が形成さ
    れ、 上記前額部の裏面に係止片が付設され、 上記扉の裏面端部近傍には、扉が閉じられたときにバネ
    によって扉面と平行に付勢されて上記前額部の裏側に移
    動して上記係止片に係止する爪部材が設けられたことを
    特徴とする電気機器収容用箱体。
JP1998008767U 1998-11-06 1998-11-06 電気機器収容用箱体 Expired - Lifetime JP3060204U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0521513U (ja) * 1991-08-27 1993-03-19 株式会社ヨコオ 可撓性を有する伸縮式アンテナ
JPH0622207U (ja) * 1992-08-22 1994-03-22 太陽誘電株式会社 キャリアテープシール装置
JP2018012229A (ja) * 2016-07-20 2018-01-25 富士ゼロックス株式会社 収納装置

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