JPH0521513U - 可撓性を有する伸縮式アンテナ - Google Patents

可撓性を有する伸縮式アンテナ

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JPH0521513U
JPH0521513U JP7574791U JP7574791U JPH0521513U JP H0521513 U JPH0521513 U JP H0521513U JP 7574791 U JP7574791 U JP 7574791U JP 7574791 U JP7574791 U JP 7574791U JP H0521513 U JPH0521513 U JP H0521513U
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telescopic
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 伸縮操作が円滑にでき、しかも屈曲されても
共振周波数およびインピーダンスが変化しない可撓性を
有する伸縮式アンテナを提供する。 【構成】 第1エレメント10をテレスコープ状に、筒
状の第2エレメント16に積み重ねる。この第2エレメ
ント16を、導電金属粉を混合した可撓性樹脂で成形す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、携帯用無線機等に用いられて好適な可撓性を有する伸縮式アンテナ に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
携帯用電話器等の各種の携帯用無線機にあっては、使用時にアンテナを引き出 し、不使用時にはアンテナを収納できるように伸縮式アンテナが用いられている 。また、アンテナが引き出された状態で、アンテナを他の物に打ち付け易い。そ こで、アンテナに適宜な可撓性を備えさせて、アンテナ自体の破損を防止すると 同時に、他の物に与える危害を少なくする工夫がなされている。
【0003】 従来のかかる可撓性を有する伸縮式アンテナの一例の縦断面図を図3に示す。
【0004】 図3において、1段目の第1エレメント10が、テレスコープ状に2段目の第 2エレメント16に積み重ねられている。そして、第1エレメント10は、弾性 を有する導電金属の丸棒からなるアンテナ素子で、その上端にエレメントトップ 12が設けられ、下端に導電性弾性材からなるビヤ樽状の弾接子14が設けられ ている。また、第2エレメント16は、弾性を有する導電金属丸線が密着巻きで コイルスプリング状に成形された筒状のアンテナ素子で、その内径は弾接子14 が弾接しながら軸方向に摺動自在となるように設定される。この第2エレメント 16の上端には、第1エレメント10を軸方向に貫通させるとともに弾接子14 が上に抜け出ないように上部エレメントストッパ18が配設される。そして、取 付メタル20に、第2エレメント16が貫通され、この取付メタル20により第 2エレメント16を適宜な力で把持させて、保持および軸方向に移動可能に構成 されている。なお、この取付メタル20およびこれに螺合する取付ナット22を 用いて伸縮式アンテナが携帯用無線機等の筐体24に固定される。さらに、取付 メタル20を貫通した第2エレメント16の下端には、第2エレメント16が取 付メタル20から上に抜け出るのを阻止する下部ストッパ26が配設される。こ の下部ストッパ26を導電金属として、ここをアンテナ給電点とする。なお、上 部エレメントストッパ18は、第2エレメント16が取付メタル20から下に抜 け出るのを阻止している。
【0005】 かかる構成において、第1エレメント10を上に引き上げれば、第2エレメン ト16に対して弾接子14で弾接されながら第1エレメント10が引き出される とともに、取付メタル20に対して第2エレメント16が引き出されて伸張状態 となる。また、第1エレメント10を下に押し下げれば、第2エレメント16内 に第1エレメント10が収納されるとともに、取付メタル20を固定した携帯用 無線機等の筐体24の内側に第2エレメント16が収納されて収縮状態となる。
【0006】 また、伸張状態において、第1エレメント10に軸方向と交叉する力が作用す れば、弾性を有する第1エレメント10が屈曲するとともに、コイルスプリング 状の第2エレメント16が、図4のごとく屈曲して伸縮式アンテナの破損等が防 止される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上述の従来の伸縮式アンテナにあっては、第2エレメント16がコイルスプリ ング状であるため、その内周面に螺線状の凹凸があり、第2エレメント16に対 して軸方向に第1エレメント10を挿脱するときに、弾接子14が円滑に摺動せ ずに操作がしにくいという不具合があった。また、第2エレメント16が、図4 のごとく屈曲状態となると、外側の大きな弧側でコイルスプリング状に巻回され た導電金属丸線間に隙間tが生じ、第2エレメント16のアンテナ実効長が変化 してしまう。そこで、アンテナの共振周波数およびインピーダンスが変化し、送 受信しようとする信号周波数に対してアンテナ利得が低下するという不具合を生 じさせる。
【0008】 本考案は、上述の従来の可撓性を有する伸縮式アンテナの事情に鑑みてなされ たもので、伸縮が円滑になし得るとともに、屈曲状態でもアンテナの共振周波数 およびインピーダンスが変化することのない可撓性を有する伸縮式アンテナを提 供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本考案の可撓性を有する伸縮式アンテナは、複数 本のアンテナ素子をテレスコープ状に積み重ねた伸縮式アンテナにおいて、導電 金属粉を混合した可撓性樹脂で2段目以下の筒状のアンテナ素子を成形して構成 されている。
【0010】 さらに、細い金属線または細い金属線からなる編組線をインサートして、前記 導電金属粉を混合した可撓性樹脂で2段目以下の筒状のアンテナ素子を成形して 構成しても良い。
【0011】
【作 用】
導電金属粉を混合した可撓性樹脂で2段目以下の筒状のアンテナ素子を成形し たので、この筒状のアンテナ素子の内周面を円滑にでき、初段のアンテナ素子の 弾接子が円滑に移動できる。また、屈曲状態であっても隙間等が生じることがな く、アンテナ実効長が変化しない。
【0012】 さらに、細い金属線または細い金属線からなる編組線をインサートして樹脂成 形するならば、2段目以下の筒状のアンテナ素子の抵抗値が低くなり、また強度 的にも強いものとなる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1を参照して説明する。図1は、本考案の可撓性を 有する伸縮式アンテナの一実施例の縦断面図である。図1において、図3と同一 または均等な部材には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0014】 図1において、図3と相違するところは、第2エレメント30が、導電金属粉 を混合した可撓性樹脂で円筒状に成形されたことにある。
【0015】 かかる構成により、第2エレメント30の円周面を平滑にでき、第2エレメン ト30に対して軸方向に第1エレメント10を挿脱するときに、弾接子14が円 滑に摺動できて操作し易い。また、第2エレメント30を屈曲させても外側の大 きな弧側でいく分樹脂内に混合された導電性金属粉の密度は減少するが、極めて 僅かであって実質的にアンテナ実効長は変化しない。したがって、アンテナを屈 曲させても共振周波数およびインピーダンスが変化するようなことがなく、適正 なアンテナ利得が維持される。
【0016】 図2は、本考案の可撓性を有する伸縮式アンテナの他の実施例の第2エレメン トの要部の縦断面図である。
【0017】 図2において、細い銅線が円筒状に編組された編組線40が、導電性金属粉が 混合された可撓性樹脂にインサートされて、第2エレメント42が成形されてい る。なお、編組線40に代えて、細い銅線等をインサートしても良い。
【0018】 かかる構成にあっては、インサートされた編組線40または細い銅線によって 、第2エレメント42の軸方向の抵抗値が低下し、抵抗損が減少する。また、編 組線40または細い銅線の引張強度が、可撓性樹脂の引張強度に加算され、それ だけ第2エレメント42は機械的強度が強く、破損されにくいものとなる。
【0019】 なお、上記実施例では、上下2段にテレスコープ状にアンテナ素子を積み重ね たが、これに限られずに3段以上のものであっても良い。また、第1エレメント 10は、弾性を有する導電金属の丸棒で構成したが、これに限られずに第2エレ メント30または42のごとく、導電性金属粉を混合した可撓性樹脂で成形して も良い。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の可撓性を有する伸縮式アンテナは構成されている ので、以下に示すような格別な効果を奏する。
【0021】 第2段目以下の筒状のアンテナ素子の内周面を平滑にでき、第1段目のアンテ ナ素子の弾接子が円滑に摺動でき、アンテナの伸縮が円滑にできて操作し易い。 また、屈曲させてもアンテナ実効長が変化せず、アンテナ利得が変化するような ことがない。
【0022】 さらに、導電性金属粉が混合された可撓性樹脂で成形する筒状のアンテナ素子 に、細い金属線または細い金属線からなる編組線をインサートして成形するなら ば、アンテナ素子の抵抗値が低下して抵抗損が減少する。それだけ効率良く信号 を放射および受信できる。また、インサートされた細い金属線または編組線によ りアンテナ素子の強度が強くなりアンテナが破損されにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の可撓性を有する伸縮式アンテナの一実
施例の縦断面図である。
【図2】本考案の可撓性を有する伸縮式アンテナの他の
実施例の第2エレメントの要部の縦断面図である。
【図3】従来の可撓性を有する伸縮式アンテナの一例の
縦断面図である。
【図4】図3の伸縮式アンテナの第2エレメントを屈曲
させた状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 第1エレメント 14 弾接子 30,42 第2エレメント 40 編組線

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本のアンテナ素子をテレスコープ状
    に積み重ねた伸縮式アンテナにおいて、導電金属粉を混
    合した可撓性樹脂で2段目以下の筒状のアンテナ素子を
    成形したことを特徴とする可撓性を有する伸縮式アンテ
    ナ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の可撓性を有する伸縮式ア
    ンテナにおいて、細い金属線または細い金属線からなる
    編組線をインサートして、前記導電金属粉を混合した可
    撓性樹脂で2段目以下の筒状のアンテナ素子を成形した
    ことを特徴とする可撓性を有する伸縮式アンテナ。
JP1991075747U 1991-08-27 1991-08-27 可撓性を有する伸縮式アンテナ Expired - Fee Related JP2568927Y2 (ja)

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