JP2908387B2 - 伸縮アンテナ及び無線機 - Google Patents

伸縮アンテナ及び無線機

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JP2908387B2 JP22896997A JP22896997A JP2908387B2 JP 2908387 B2 JP2908387 B2 JP 2908387B2 JP 22896997 A JP22896997 A JP 22896997A JP 22896997 A JP22896997 A JP 22896997A JP 2908387 B2 JP2908387 B2 JP 2908387B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンテナ及びこのアン
テナが用いられる無線機に関する。
【0002】
【従来の技術】第5図乃至第8図に従来の携帯形無線機
を示す。
【0003】図中、1は無線機の筐体、2はホイップア
ンテナ、3はプリント配線板である。
【0004】ホイップアンテナ2は、第7図に示す如
く、アンテナ胴部5、このアンテナ胴部5の先端に設け
られたつまみ部6、アンテナ胴部5の基端に設けられた
ストッパ部7及び筐体1にホイップアンテナ2を取り付
けるための筐体接合部8より構成されている。
【0005】アンテナ胴部5は、ピアノ線やワイヤケー
ブル等の弾力性を有する材料で形成されており、このア
ンテナ胴部5に外力が加わった場合でも柔くしなり外力
を逃がす構成となっている。また、このアンテナ胴部5
は、筐体接合部8に形成された貫通穴10に挿入されてお
り、第8図に示す如く、アンテナ胴部5の基端部11及び
先端部12はこの貫通穴10と嵌合する径となっている。
尚、筐体接合部8には、バネ性を有する板状の舌片13が
設けられており、第8図(a)に示す位置にあるアンテ
ナ胴部5の基端部11をこの舌片13で保持するとともに、
アンテナ胴部5と筐体接合部8との電気的接続を確実な
ものとしている。
【0006】このホイップアンテナ2は、第6図に示す
如く、その筐体接合部8が筐体1に螺着されて取り付け
られる。そして、ホイップアンテナ2とプリント配線板
3とは、高周波接続片15により電気的に接続される。
【0007】無線機の筐体1には上記の如き構成により
ホイップアンテナ2が取り付けられているため、通話を
行わないときには、アンテナ2を筐体1内に収納するこ
とができ(第5図及び第8図(c))、持ち運び等が容
易となる。また、つまみ部6を持って、アンテナ2を引
き出すことにより(第6図及び第8図(a))、容易に
通話を行うことができる。ところがこの無線機において
は、ホイップアンテナ2を筐体1内に完全に収納するた
めには、ホイップアンテナ2の長さを筐体1の長さより
も小さくする必要があった。そして、年々小形化される
機器の筐体1にホイップアンテナ2を合わせたのでは、
アンテナ2が短くなり過ぎ、アンテナ指向性やアンテナ
利得が充分得られず、無線性能を劣化させるという不具
合が生じていた。この場合に、ホイップアンテナに換え
て、複数の筒状のアンテナを用いて伸縮自在としたロッ
ドアンテナを用いることも考えられる。(実公昭56-310
56号公報第1図参照)。しかしながらこの種のロッドア
ンテナは柔軟性に乏しいため、携帯機に用いた場合に、
機器の持ち運びや据え置き時に生じる振動でアンテナの
根本に負荷がかかり、破損が生じ易いという欠点があ
る。また、この欠点を除くためには、実公昭57-12567号
公報に示すロッドアンテナの如く根元部にコイルスプリ
ングを介在させる方法もある。しかしこの方法では、構
造自体が複雑になるため、製造が困難となり機器が高価
になる。こわれやすい等の欠点が生じる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来のホ
イップアンテナでは、筐体収納形として用いる場合に、
筐体長よりも長くできないため、機器の適切波長に合っ
たアンテナ長が得られない場合があった。また、ホイッ
プアンテナに換えロッドアンテナとした場合には、振
動、衝撃に弱いという不具合がった。
【0009】本発明はこのような従来の欠点に鑑みてな
されたものであり、筐体収納形として用いる場合でも、
アンテナ使用時には、筐体長よりも長くすることがで
き、しかも振動、衝撃にも強く製造も容易な伸縮アンテ
ナ及びこの伸縮アンテナが用いられる無線機を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】無線回路部を内蔵する筐
体と、この無線回路部に接続され所定の大きさの穴を有
する給電部を有する無線機に設けられる伸縮アンテナに
おいて、基端側が前記筐体に取り付けられるホイップア
ンテナ部と、このホイップアンテナ部の先端部が挿入さ
れこのホイップアンテナ部の長手方向にスライド自在に
取り付けられている筒状アンテナ部とを具備し、前記ホ
イップアンテナ部の先端部は前記筒状アンテナ部の内壁
面に接触し、さらに前記ホイップアンテナ部の基端部の
外径の大きさと前記筒状アンテナ部の先端部の外径の大
きさと前記給電部の穴の所定の大きさとはほぼ同じに形
成されて構成されている。さらに請求項(2)の発明に
おける無線機は、無線回路部を内蔵する筐体と、この無
線回路部に接続され所定の大きさの穴を有する給電部
と、前記筐体に取り付けられる伸縮アンテナとを具備す
る無線機において、前記伸縮アンテナは、基端側が前記
筐体に取り付けられるホイップアンテナ部と、このホイ
ップアンテナ部の先端部が挿入されこのホイップアンテ
ナ部の長手方向にスライド自在に取り付けられている筒
状アンテナ部とを具備し、前記ホイップアンテナ部の先
端部は前記筒状アンテナ部の内壁面に接触し、さらに前
記ホイップアンテナ部の基端部の外径の大きさと前記筒
状アンテナ部の先端部の外径の大きさと前記給電部の穴
の所定の大きさとはほぼ同じに形成されて構成されてい
る。
【0011】
【作用】本発明の伸縮アンテナを筐体収納形として用い
た場合は、例えば、ホイップアンテナ部に一本の筒状ア
ンテナ部を取り付けることにより、最大限筐体長の約2
倍のアンテナ長を得ることができる。また、アンテナを
伸ばした状態でアンテナに外力が加わった場合でも、応
力が集中する筐体とアンテナとの接合部分は弾力性に富
むホイップアンテナ部であるので、振動、衝撃にも強い
構造となっている。しかも、筐体とアンテナとの間に緩
衝用のスプリングコイル等を設ける必要もないため、製
造も容易である。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を第1図乃至第4図
を参照して詳述する。
【0013】第2図は本発明の伸縮アンテナを有する携
帯形無線機の斜視図であり、第1図は第2図の要部断面
図である。
【0014】図中、20は無線機の筐体、21は伸縮アンテ
ナ、22はプリント配線板である。
【0015】伸縮アンテナ21は、第3図に示す如く、ホ
イップアンテナ部24と筒状アンテナ部25とで構成された
アンテナ胴部26、筒状アンテナ部25の先端に設けられた
つまみ部27、ホイップアンテナ部24の基端に設けられた
ストッパ部28及び筐体20に伸縮アンテナ21を取り付ける
ための筐体接合部29より構成されている。
【0016】ホイップアンテナ部24は、ピアノ線やワイ
ヤケーブル等の弾力性を有する材料で形成されている。
また、第4図に示す如く、ホイップアンテナ部24の先端
側は、筒状アンテナ部25に挿入されており、筒状アンテ
ナ部25はホイップアンテナ部24に沿ってスライド自在に
このホイップアンテナ部24に保持されている。この場合
に、ホイップアンテナ部24の先端に設けられている係止
部31は筒状アンテナ部25の内壁と面接触する形状となっ
ており、筒状アンテナ部25は、ホイップアンテナ部24と
電気的に接続された状態でホイップアンテナ部24に沿っ
てスライドさせることができる。第4図(a)は、伸縮
アンテナ21を最も長くした場合を示すものであり、この
とき、筒状アンテナ部25のホイップアンテナ部24からの
抜けは、その先端33が係止部31と当接して阻止される。
第4図(b)は、伸縮アンテナ21を最も短くした場合を
示すものであり、ホイップアンテナ部24は、筒状アンテ
ナ部25に収納された状態となる。尚、筒状アンテナ部25
の外径とホイップアンテナ部24の基端部33の外径は同寸
法となっている。
【0017】筐体接合部29は従来の筐体接合部8と同様
な構成となっている。すなわち、筐体接合部29には貫通
穴34が形成されており、この貫通穴34にホイップアンテ
ナ部24は挿入されている。また、貫通穴34は、ホイップ
アンテナ部24の基端部33及び筒状アンテナ部25と嵌合す
る大きさとなっている。また、筐体接合部29には、バネ
性を有する板状の舌片36が設けられており、第1図の位
置にあるホイップアンテナ部24の基端部33をこの舌片36
で保持するとともに、筐体接合部29との電気的接続を確
実なものとしている。
【0018】上記伸縮アンテナ21は、第1図に示す如
く、筐体20に設けられているねじ穴38に筐体接合部29が
螺着されることにより、筐体20に取り付けられている。
そして、伸縮アンテナ21は、高周波接続片39を介してプ
リント配線板22と電気的に接続される。
【0019】無線機の筐体20には、上記の如き構成によ
り伸縮アンテナ21が取り付けられているため、アンテナ
21を使用する必要がない場合には、アンテナ21を矢印b
方向に押し込めることにより、第2図に示す如く、筐体
1内に収納することができる。従って、携帯無線機の置
き場所に困ることはなく、持ち運びも容易である。尚、
筐体接合部29の貫通穴34に筒状アンテナ部25が嵌合して
いるため、持ち運びのときの振動等でアンテナ21が飛び
出すことはない。また、アンテナ21を使用する場合に
は、つまみ部27を持って、矢印a方向に引き出す(第1
図)。このとき、アンテナ21は、ホイップアンテナ部24
の長さに筒状アンテナ部25の長さを加えた分だけ伸ばす
ことができるので、アンテナ21の長さを、筐体20の長さ
より十分大きくできる。また、携帯無線機の移動時や据
え置き時にアンテナ21に外力が加わっても、応力が集中
する筐体20とアンテナ21との接合部分は、弾力性に富む
ホイップアンテナ部24であるので、アンテナ21は柔くし
なり外力を逃がすことができる。
【0020】尚、本例では、伸縮アンテナ21を携帯用無
線機に取り付けた場合につき説明したが、テレビ、ラジ
オ等の広い範囲の通信機器に用いることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明の伸縮アンテ
ナを筐体収納形として用いるならば、アンテナ使用時に
は、筐体長よりも十分アンテナ長を長くすることができ
る。しかも、アンテナに外力が加わったときに応力が集
中する筐体との接合部分はホイップアンテナ部となって
いるので、振動、衝撃にも強い。また、緩衝用のスプリ
ングコイル等を設ける必要がないので、製造も容易であ
る。
【0022】さらに、ホイップアンテナ部の基端部の外
径および筒状アンテナ部の先端部の外径は、給電部の穴
の所定の大きさとほぼ同じに形成されているので、アン
テナを伸ばしたとき及び、筐体に収納したときのいずれ
の場合でもアンテナは給電部にしっかり保持され、それ
ぞれの状態を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の伸縮アンテナの伸長状態を示
す断面図
【図2】本発明の実施例の伸縮アンテナが取り付けられ
る携帯形無線機を示す斜視図
【図3】本発明の実施例の伸縮アンテナの斜視図
【図4】図3の伸縮アンテナの伸縮を説明する断面図
【図5】従来例のアンテナが取り付けられる携帯形無線
機の斜視図
【図6】図5の要部断面図
【図7】従来例のアンテナの斜視図
【図8】従来例のアンテナを機器筐体に対してスライド
させる状態を説明した断面図
【符号の説明】
20…筐体 21…伸縮アンテナ 24…ホイップアンテナ部 25…筒状アンテナ部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線回路部を内蔵する筐体と、この無線回
    路部に接続され所定の大きさの穴を有する給電部を有す
    る無線機に設けられる伸縮アンテナにおいて、 基端側が前記筐体に取り付けられるホイップアンテナ部
    と、 このホイップアンテナ部の先端部が挿入されこのホイッ
    プアンテナ部の長手方向にスライド自在に取り付けられ
    ている筒状アンテナ部とを具備し、 前記ホイップアンテナ部の先端部は前記筒状アンテナ部
    の内壁面に接触し、さらに前記ホイップアンテナ部の基
    端部の外径の大きさと前記筒状アンテナ部の先端部の外
    径の大きさと前記給電部の穴の所定の大きさとはほぼ同
    じに形成されていることを特徴とする伸縮アンテナ。
  2. 【請求項2】無線回路部を内蔵する筐体と、この無線回
    路部に接続され所定の大きさの穴を有する給電部と、前
    記筐体に取り付けられる伸縮アンテナとを具備する無線
    機において、 前記伸縮アンテナは、 基端側が前記筐体に取り付けられるホイップアンテナ部
    と、 このホイップアンテナ部の先端部が挿入されこのホイッ
    プアンテナ部の長手方向にスライド自在に取り付けられ
    ている筒状アンテナ部とを具備し、 前記ホイップアンテナ部の先端部は前記筒状アンテナ部
    の内壁面に接触し、 さらに前記ホイップアンテナ部の基端部の外径の大きさ
    と前記筒状アンテナ部の先端部の外径の大きさと前記給
    電部の穴の所定の大きさとはほぼ同じに形成されている
    ことを特徴とする無線機。
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