JP2001177316A - 携帯無線機用アンテナ - Google Patents

携帯無線機用アンテナ

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Publication number
JP2001177316A
JP2001177316A JP36302099A JP36302099A JP2001177316A JP 2001177316 A JP2001177316 A JP 2001177316A JP 36302099 A JP36302099 A JP 36302099A JP 36302099 A JP36302099 A JP 36302099A JP 2001177316 A JP2001177316 A JP 2001177316A
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JP
Japan
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conductor
rod
antenna
wireless device
housing
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Pending
Application number
JP36302099A
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English (en)
Inventor
Masato Anzai
政人 安斎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokowo Co Ltd
Original Assignee
Yokowo Co Ltd
Yokowo Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多段に伸縮可能なロッドアンテナを無線機筐
体内に収納可能に設置した携帯無線機用アンテナにおい
て、引き出し時における機械的強度を確保して、充分な
可撓性を備えると共に、引き出し時の振動に対する電気
性能の変化を防止する。 【解決手段】 弾性体から成るロッド状の第1導体11
を絶縁被覆して端部に抜け止め用の接続導体14を設け
た第1ロッド部10と、該第1ロッド部10を内部に収
容する第2ロッド部20とからなり、該第2ロッド部2
0は、先端に設けられ上記接続導体を保持して第1導体
11との導通を確保する保持導体22と、該保持導体2
2に先端が接続された弾性体から成るロッド状の第2導
体21と、該第2導体21を包囲すると共に上記第1ロ
ッド部10を収容する円筒状絶縁体23とを備えて成
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話,PHS
等の移動通信機器端末用装置に代表される携帯無線機に
備えられるアンテナであって、携帯無線機の筐体に対し
て引き出し又は収納自在に設けられる携帯無線機用アン
テナに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話の普及が著しく進んでいるが、
この種の携帯無線機に用いられるアンテナは、携帯に便
利なように使用時に引き出し又非使用時に無線機の筐体
内に収納が可能なロッドアンテナが用いられている。こ
のような収納自在なアンテナでは、アンテナの収納時
は、ロッドアンテナの先端部分を無線機筐体の外に突出
させて、それ以下のロッドアンテナ全長を無線機筐体内
に収納しておき、アンテナの使用時には、ロッドアンテ
ナを無線機筐体から引き出して送受信を行うものであ
る。
【0003】上記の携帯無線機用アンテナは、ロッドア
ンテナの全長を無線機筐体内に収納するものであるが、
ロッドアンテナの長さは使用する周波数によって決定さ
れるので、無線機筐体の寸法に応じて使用周波数が制限
されるという問題がある。そして、無線機筐体の小型化
が益々進んでいる状況では、ロッドアンテナの全長を無
線機筐体内に収納する収納方式では、適正なアンテナ長
が得られなくなってきている。
【0004】そこで、このような状況に対処するものと
して、例えば、特開平6−232614号公報、或いは
実開平6−44210号公報に示されるような、ロッド
アンテナを多段に伸縮させて無線機筐体内に収納させる
ものが提案されている。上記の特開平6−232614
号公報に記載されたものは、図6に示すように、ロッド
アンテナを絶縁体で被覆された第1導体A1とこの第1
導体を収納するパイプ状の第2導体A2とから形成し、
収納時には、第1導体A1を第2導体A2の中空内部に
収納した状態で、第2導体A2を無線機筐体内に収納
し、伸長時には、第2導体A2を無線機筐体内から引き
出し、第1導体A1を第2導体A2内から引き出して、
第1導体A1の端部と第2導体A2とを接続導体によっ
て導通させるものである。また、上記の実開平6−44
210号公報に示されたものでは、図7に示すように、
上記の第2導体A2に相当する部位を、円筒状のパイプ
ではなく、可撓性を有する長尺の導電性帯状部材a1を
ピッチが密になるようにスパイラル状に巻き付けて中空
構造にし、その外周を絶縁材a2で被覆して、ロッドア
ンテナに弾性のある可撓性を付与したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものによると、特開平6−232614号公報に示
されたものでは、第2導体が中空且つ薄肉のパイプ状と
なっているため、中実のアンテナに比べて特に伸長時に
おける機械的強度が低下し、障害物への衝突等によって
軸方向とずれた方向から外力が加わると、曲がりや折れ
が発生するという問題があり、また、実開平6−442
10号公報に示されるものでは、図に示すように、屈曲
によってスパイラル状に巻き付けられた帯状部材a1の
密着度合いが変化することから、アンテナの伸長状態、
つまり使用状態でアンテナに振動が加わると、帯状部材
a1の密着状態が時間的に変化し、アンテナの電気性能
が変化してしまうという問題があった。
【0006】本発明は、上記従来例の問題を解消するた
めに提案されたものであって、多段に伸縮可能なロッド
アンテナを無線機筐体内に収納可能に設置した携帯無線
機用アンテナにおいて、引き出し時における機械的強度
を確保して、充分な可撓性を備えると共に、引き出し時
の振動に対する電気性能の変化を防止した携帯無線機用
アンテナを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、多段に伸縮可能なロッドアンテナが無線
機筐体内に収納可能に設置される携帯無線機用アンテナ
において、上記ロッドアンテナは、弾性体から成るロッ
ド状の第1導体を絶縁被覆して端部に抜け止め用の接続
導体を設けた第1ロッド部と、該第1ロッド部を内部に
収容する第2ロッド部とからなり、該第2ロッド部は、
先端に設けられ上記接続導体を保持して第1導体との導
通を確保する保持導体と、該保持導体に先端が接続され
た弾性体から成るロッド状の第2導体と、該第2導体を
包囲すると共に上記第1ロッド部を収容する円筒状絶縁
体とを備えて成ることを特徴とする。
【0008】上記構成によると、多段に伸縮可能なロッ
ドアンテナを無線機筐体内に収納可能に設置したので、
小型化された無線機筐体に対しても収納可能で、しかも
伸長時には充分な全長を確保でき、無線機筐体の寸法に
よって使用周波数が制限されるようなことはない。ま
た、伸長時には、弾性体から成るロッド状の第1導体と
同じく弾性体から成るロッド状の第2導体とを接続して
ロッドアンテナを形成したので、引き出し時における機
械的強度を確保して、充分な可撓性を備えると共に、引
き出し時の振動に対しても電気性能が変化することがな
い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。図1は本発明の一実施例に係る携帯無
線機用アンテナを示す説明図である。図において、携帯
無線機用アンテナ1は第1ロッド部10及び第2ロッド
部20とからなるロッドアンテナである。30はこのロ
ッドアンテナを無線機筐体に設置する取り付けホルダで
ある。
【0010】第1ロッド部10は、ニッケルチタン合金
等で形成された弾性体から成るロッド状の第1導体11
とこれを被覆する絶縁被覆11とを備えており、また、
第1ロッド部10の先端には、アンテナ収容時に先端部
分を無線機筐体から突出させておくための先端部13が
絶縁性被覆11で覆われた部分より太径に形成されてい
る。この先端部13は第1導体の先端部分の一部を外部
へ露出させるための拡径された被覆部材により形成して
もよいし、また、先端部13に第1導体とは絶縁された
ヘリカルアンテナを設けたものであってもよい。
【0011】第2ロッド部20は、第1ロッド部10を
内部に収容する構造を成し、内部にニッケルチタン合金
等で形成された弾性体から成るロッド状の第2導体21
を備え、先端に保持導体22、側部外周に絶縁体23、
基端部に、取り付けホルダ30に対して抜け止め状態で
保持され、取り付けホルダ30との導通を確保する導体
ストッパ24を備える。第2導体21は、先端部で保持
導体22に、基端部で導体ストッパ24にそれぞれ接続
されている。
【0012】図2は、第2ロッド部20の先端付近の断
面図である。第2ロッド部20に収容される第1ロッド
部10の基端には、第1導体11と導通した接続導体1
4が設けられている。第2ロッド部20の先端に設けら
れる保持導体22は、導電性の金具で形成され、内部に
内バネ25が備えられて第1ロッド部10の接続導体1
4を抜け止め状態で保持する。また、この保持導体22
には、第2ロッド部20内部に配設される第2導体21
の先端部が接続されており、ロッドアンテナの伸長状
態、つまり保持導体22の内バネ25に第1ロッド部1
0の接続導体14が保持された状態で、保持導体22を
介して第1導体11と第2導体21との導通が確保され
る。そして、第2導体21を包囲して円筒状の絶縁体2
3が設けられ、第2ロッド部20の外周側部を形成して
いる。ここで、第2ロッド部20の保持導体22と第1
ロッド部10の接続導体14との保持・接続は、図2の
例のような内バネ25によるものに限らず、図3に示す
ように、第1ロッド部10の接続導体14外周にスライ
ドバネ15を設けたものであってもよい。
【0013】これによると、ロッドアンテナの伸長時に
は、弾性体から成るロッド状の第1導体11と同じく弾
性体から成るロッド状の第2導体21とが接続された状
態になるので、1本の弾性体から成るロッドアンテナと
同様の機械的強度及び可撓性を有する伸縮自在なロッド
アンテナを形成することが可能になる。したがって、こ
のロッドアンテナの伸長時に横荷重が加わっても曲がっ
たり折れたりする心配がなく、また、第1導体11及び
第2導体21の両方にロッド状(直線状)の弾性体を使
用していることから、伸長時に振動が加わっても、ロッ
ドアンテナ自体に電気的な変化はなく、安定した電気性
能を確保することができる。
【0014】図4は、本発明の他の実施例を示す説明図
である。上記の実施例と同一の箇所には同一の符号を付
して説明を省略する。この実施例では、絶縁体23aの
肉厚を厚くして、この絶縁体23aの内部に第2導体2
1を埋め込んだものであり、絶縁体23aの中空穴内に
第1ロッド部10を収容するようにしている。これによ
ると、第2導体21を絶縁体23aが完全に包み込むの
で、機械的強度が更に強固された第2ロッド部20を形
成することが可能になる。
【0015】図5は、本発明の携帯無線機用アンテナ1
の使用形態を示す説明図である。同図(a)はアンテナ
の伸長した状態を示しており、同図(b)はアンテナの
収納した状態を示している。アンテナ1は、携帯無線機
の筐体2に取り付けホルダ30によって設置され、無線
機内部の回路との導通をこの取り付けホルダ30を介し
て行っている。そして、伸長時には、第1ロッド部10
と第2ロッド部20とによって充分な全長を有するロッ
ドアンテナとして機能し、収納時には、第2ロッド部2
0内に第1ロッド部10が収容された状態で筐体2内に
収納されるので、小型化された無線機の筐体2であって
もその筐体内に収納が可能な状態になり、無線機筐体の
寸法によってアンテナの使用周波数が制限されるような
ことはない。
【0016】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されるので、
多段に伸縮可能なロッドアンテナを無線機筐体内に収納
可能に設置した携帯無線機用アンテナにおいて、引き出
し時における機械的強度を確保して、充分な可撓性を備
えると共に、引き出し時の振動に対する電気性能の変化
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る携帯無線機用アンテナ
を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施例に係る第2ロッド部20の先
端付近の断面図である。
【図3】本発明の他の例に係る第2ロッド部20の先端
付近の断面図である。
【図4】本発明の他の例に係る第2ロッド部20の先端
付近の断面図である。
【図5】本発明の携帯無線機用アンテナ1の使用形態を
示す説明図である。
【図6】従来の携帯無線機用アンテナを示す説明図であ
る。
【図7】従来の携帯無線機用アンテナを示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 携帯無線機用アンテナ 2 筐体 10 第1ロッド部 11 第1導体 12 絶縁被覆 13 先端部 14 接続導体 15 スライドバネ 20 第2ロッド部 21 第2導体 22 保持導体 23 絶縁体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多段に伸縮可能なロッドアンテナが無線
    機筐体内に収納可能に設置される携帯無線機用アンテナ
    において、 上記ロッドアンテナは、弾性体から成るロッド状の第1
    導体を絶縁被覆して端部に抜け止め用の接続導体を設け
    た第1ロッド部と、該第1ロッド部を内部に収容する第
    2ロッド部とからなり、 該第2ロッド部は、先端に設けられ上記接続導体を保持
    して第1導体との導通を確保する保持導体と、該保持導
    体に先端が接続された弾性体から成るロッド状の第2導
    体と、該第2導体を包囲すると共に上記第1ロッド部を
    収容する円筒状絶縁体とを備えて成ることを特徴とする
    携帯無線機用アンテナ。
JP36302099A 1999-12-21 1999-12-21 携帯無線機用アンテナ Pending JP2001177316A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003032507A1 (en) * 2001-10-05 2003-04-17 Eung-Soon Chang Urethane antenna of communication equipment and method for coating outer surface of urethane antenna of the same
WO2003032506A1 (en) * 2001-10-08 2003-04-17 Eung-Soon Chang Antenna knob of communication equipment and method for coating the same
KR101125070B1 (ko) * 2011-02-18 2012-03-21 주식회사 알.에프.텍 안테나 장치

Cited By (3)

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