JP3378488B2 - 壁点検口 - Google Patents
壁点検口Info
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Description
地下通路等の構築物の壁の内部に設けられた各種の配線
・配管等を保守・点検するために壁の開口部に装着され
る壁点検口に関する。
口された開口部に取り付けられる外枠体と、その外枠体
の枠開口部にヒンジ手段によって開閉可能に組み付けら
れた内枠体とを備えているのが一般的である。外枠体と
内枠体との間に跨って配設されるヒンジ部材が外枠体と
内枠体との前側に露出して設けられると、そのヒンジ部
材によって見栄えが悪化される。ヒンジ部材の露出によ
る見栄えの悪化を解消するために、例えば、特公昭51
−17804号公報に開示された壁点検口が知られてい
る。
枠体121の基壁部123の前端には内枠体151に向
けて張り出す内張出縁130が形成されている。一方、
ヒンジ部材191において、そのヒンジ軸192によっ
て連結されている外枠ヒンジ板193と内枠ヒンジ板1
95のうち、外枠ヒンジ板193は外枠体121の基壁
部123に取り付けられ、内枠ヒンジ板195は内枠体
151の基壁部153に取り付けられている。そして、
前記ヒンジ軸192が外枠体121の内張出縁130に
よって隠されるようになっている。
す従来の壁点検口において、ヒンジ部材191の露出に
よる見栄えの悪化は解消することができる。しかしなが
ら、外枠体121の内張出縁130の奥側にヒンジ部材
191が配設される構造にすると、外枠体121の内張
出縁130と内枠体151との間の隙間Sを大きくしな
ければならなくなる。すなわち、従来の内枠体151に
おいては、その内枠体151が開閉されるときの開閉軌
跡が、内枠体151の基壁部153の奥側縁153aが
最大となり、その奥側縁153aがなす開閉軌跡に対応
して、外枠体121の内張出縁130と内枠体151の
基壁部153の前側縁153bとの間の隙間Sを大きく
設定しなければならない。このため、外枠体121の内
張出縁130と内枠体151との間の隙間Sが大きくな
り、その隙間Sによって見栄えが悪化されるという問題
点があった。
み、ヒンジ手段の露出による見栄えの悪化を解消しなが
ら、外枠体の開口部と内枠体の外張出縁との間の隙間を
可及的に小さくして外観意匠の向上を図ることができる
壁点検口を提供することである。
に、請求項1の発明に係る壁点検口は、構築物の壁体に
開口された開口部に取り付けられる外枠体と、その外枠
体の開口部にヒンジ軸を有するヒンジ手段によって開閉
可能に組み付けられた内枠体とを備え、前記外枠体は、
前記壁体の開口部の内側面に略平行する基壁部と、その
基壁部の前端から少なくとも前記壁体の前面に向けて張
り出された外張出縁とを有し、前記内枠体は、前記外枠
体の基壁部と略平行する基壁部と、その基壁部の前端か
ら少なくとも前記外枠体の開口部に向けて張り出された
外張出縁とを有し、前記ヒンジ手段は外枠体と内枠体と
の相互の基壁部とその内枠体の外張出縁がなす空間部内
において設けられ、前記ヒンジ手段のヒンジ軸を中心と
して前記内枠体が開閉されるときの内枠体の外張出縁の
外端がなす開閉軌跡の外側に対し、その内枠体の全ての
部分がはみ出すことがないように、前記内枠体の外張出
縁の張り出し寸法が設定され、前記内枠体の基壁部の外
側には蟻溝状の嵌込み溝が設けられ、その嵌込み溝と、
前記内枠体の外張出縁との間には前記ヒンジ手段のヒン
ジ軸を収納する収納凹部が形成されている。
れた状態において、外枠体の基壁部と、内枠体の基壁部
及び外張出縁とがなす空間部内においてヒンジ手段が設
けられ、そのヒンジ手段が外部に露出することなく隠蔽
される。外枠体に対しヒンジ手段のヒンジ軸を中心とし
て内枠体が開閉されるときには、その内枠体の外張出縁
の外端がなす開閉軌跡の外側に対し、その内枠体の全て
の部分が外側にはみ出すことがないように、内枠体の外
張出縁の張り出し寸法が設定されているため、特に、内
枠体の自由端側において、外枠体の開口部に対し内枠体
が衝突することなく良好に開閉され、外枠体の開口部と
内枠体の外張出縁との間の隙間を可及的に小さくするこ
とができる。また、内枠体の基壁部の外側の蟻溝状の嵌
込み溝と、前記内枠体の外張出縁との間に形成されてい
る収納凹部にヒンジ手段のヒンジ軸が収納されること
で、ヒンジ手段のヒンジ軸の収納スペースの確保が容易
となると共に、ヒンジ軸を太くでき強度な支持回動が得
られる。
の壁体に開口された開口部に取り付けられる外枠体と、
その外枠体の開口部にヒンジ軸を有するヒンジ手段によ
って開閉可能に組み付けられた内枠体とを備え、前記外
枠体は、前記壁体の開口部の内側面に略平行する基壁部
と、その基壁部の前端から少なくとも前記壁体の前面に
向けて張り出された外張出縁とを有し、前記内枠体は、
前記外枠体の基壁部と略平行する基壁部と、その基壁部
の前端か ら少なくとも前記外枠体の開口部に向けて張り
出された外張出縁とを有し、前記ヒンジ手段は外枠体と
内枠体との相互の基壁部とその内枠体の外張出縁がなす
空間部内において設けられ、前記ヒンジ手段のヒンジ軸
を中心として前記内枠体が開閉されるときの内枠体の外
張出縁の外端がなす開閉軌跡の外側に対し、その内枠体
の全ての部分がはみ出すことがないように、前記内枠体
の外張出縁の張り出し寸法が設定され、前記ヒンジ手段
は、ヒンジ軸において回動可能に連結された外枠ヒンジ
板と内枠ヒンジ板とを備えたヒンジ部材によって構成さ
れ、前記外枠ヒンジ板は前記外枠体の基壁部の内側面に
取り付けられ、前記内枠ヒンジ板は前記内枠体の基壁部
の外側面に取り付けられ、前記外枠体に対する前記内枠
体の開き回度を大きくするために、前記外枠ヒンジ板に
対し、そのヒンジ軸寄りに凹部空間を設けて前記外枠ヒ
ンジ板が鉤形状に屈曲されている。
れた状態において、外枠体の基壁部と、内枠体の基壁部
及び外張出縁とがなす空間部内においてヒンジ手段が設
けられ、そのヒンジ手段が外部に露出することなく隠蔽
される。外枠体に対しヒンジ手段のヒンジ軸を中心とし
て内枠体が開閉されるときには、その内枠体の外張出縁
の外端がなす開閉軌跡の外側に対し、その内枠体の全て
の部分が外側にはみ出すことがないように、内枠体の外
張出縁の張り出し寸法が設定されているため、特に、内
枠体の自由端側において、外枠体の開口部に対し内枠体
が衝突することなく良好に開閉され、外枠体の開口部と
内枠体の外張出縁との間の隙間を可及的に小さくするこ
とができる。また、ヒンジ手段を構成するヒンジ部材の
外枠ヒンジ板と内枠ヒンジ板とのうち外枠ヒンジ板は外
枠体の基壁部の内側面に取り付けられ、前記内枠ヒンジ
板は内枠体の基壁部の外側面に取り付けられるととも
に、外枠ヒンジ板が鉤形状に屈曲されている。このた
め、外枠体の基壁部の内側面には外枠ヒンジ板が、内枠
体の基壁部の外側面には内枠ヒンジ板がそれぞれ基壁部
の内側面に対し近接して容易にかつ確実に取り付けられ
る。 また、外枠体に対する内枠体の開き回度を大きくす
るために、ヒンジ部材の外枠ヒンジ板が鉤形状に屈曲さ
れてヒンジ軸寄りに凹部空間が設けられるため、外枠体
に対し内枠体を大きく開いて壁体の内部の配線・配管等
の保守点検を容易に行うことができる。
の壁体に開口された開口部に取り付けられる外枠体と、
その外枠体の開口部にヒンジ軸を有するヒンジ手段によ
って開閉可能に組み付けられた内枠体とを備え、前記外
枠体は、前記壁体の開口部の内側面に略平行する基壁部
と、その基壁部の前端から少なくとも前記壁体の前面に
向けて張り出された外張出縁とを有し、前記内枠体は、
前記外枠体の基壁部と略平行する基壁部と、その基壁部
の前端から少なくとも前記外枠体の開口部に向けて張り
出された外張出縁とを有し、前記ヒンジ手段は外枠体と
内枠体との相互の基壁部とその内枠体の外張出縁がなす
空間部内において設けられ、前記ヒンジ手段のヒンジ軸
を中心として前記内枠体が開閉されるときの内枠体の外
張出縁の外端がなす開閉軌跡の外側に対し、その内枠体
の全ての部分がはみ出すことがないように、前記内枠体
の外張出縁の張り出し寸法が設定され、前記ヒンジ手段
は、ヒンジ軸において回動可能に連結された外枠ヒンジ
板と内枠ヒンジ板とを備えたヒンジ部材によって構成さ
れ、前記外枠体の基壁部と前記内枠体の基壁部には、前
記外枠ヒンジ板と前記内枠ヒンジ板とをそれぞれ位置決
めして取り付けるための位置決め手段が設けられてい
る。
れた状態において、外枠体の基壁部と、内枠体の基壁部
及び外張出縁とがなす空間部内においてヒンジ手段が設
けられ、そのヒンジ手段が外部に露出することなく隠蔽
される。外枠体に対しヒンジ手段のヒンジ軸を中心とし
て内枠体が開閉されるときには、その内枠体の外張出縁
の外端がなす開閉軌跡の外側に対し、その内枠体の全て
の部分が外側にはみ出すことがないように、内枠体の外
張出縁の張り出し寸法が 設定されているため、特に、内
枠体の自由端側において、外枠体の開口部に対し内枠体
が衝突することなく良好に開閉され、外枠体の開口部と
内枠体の外張出縁との間の隙間を可及的に小さくするこ
とができる。また、外枠体の基壁部と内枠体の基壁部に
設けられている位置決め手段によって外枠ヒンジ板と内
枠ヒンジ板とがそれぞれ位置決めされて外枠体の基壁部
と内枠体の基壁部に取り付けられるため、外枠体の基壁
部と内枠体の基壁部に対し、ヒンジ部材の外枠ヒンジ板
と内枠ヒンジ板とをそれぞれ容易にかつ正確に取り付け
ることができ、ヒンジ部材に取付不良が原因となる内枠
体の開閉不良を防止することができる。
請求項1、又は2、又は3に記載の壁点検口において、
外枠体の開口部には、ヒンジ軸を中心として内枠体を開
閉したときにその内枠体の衝突を避ける凹部が形成され
ている。したがって、特に、外枠体と内枠体とのヒンジ
側において、内枠体の外張出縁が外枠体の開口部に衝突
して損傷する不具合が解消される。
1、又は2、又は3に記載の壁点検口において、外枠体
の基壁部の前端にはその外張出縁と一体に連続しかつ内
枠体の外張出縁に向けて張り出す内張出縁が形成され、
その内張出縁の奥側には、ヒンジ軸を中心として内枠体
を開閉したときにその内枠体の衝突を避ける凹部が形成
されている。
1、又は2、又は3に記載の壁点検口において、内枠体
の基壁部の前端にはその外張出縁と一体に連続しかつ内
蓋板の前面を受け止める内張出縁が形成されている。
1、又は2、又は3に記載の壁点検口において、外枠体
の基壁部の前端には、その外張出縁と一体に連続しかつ
内枠体の外張出縁に向けて張り出す内張出縁が形成され
るとともに、内枠体の基壁部の前端にはその外張出縁と
一体に連続しかつ内蓋板の前面を受け止める内張出縁が
形成され、前記外枠体の内外の張出縁と、前記内枠体の
内外の張出縁とが略同一面をなしている。したがって、
外枠体の内外の張出縁と、前記内枠体の内外の張出縁と
が略同一面をなすことで、外観意匠が高められる。
7に記載の壁点検口において、外枠体の外張出縁の外端
から内張出縁の内端までの幅寸法と、内枠体の外張出縁
の外端から内張出縁の内端までの幅寸法とが略同一の幅
寸法に形成されている。したがって、外枠体の内外の張
出縁がなす額縁形状と、内枠体の内外の張出縁がなす額
縁形状とが均一化し、外観意匠が一層向上される。
1、又は2、又は3、又は8に記載の壁点検口におい
て、外枠体は、同一断面形状の外枠材によって略方形に
枠組み構成され、内枠体は、同一断面形状の内枠材によ
って略方形に枠組み構成されている。したがって、同一
断面形状の外枠材によって外枠体が容易にかつ安価に構
成されるとともに、同一断面形状の内枠材によって内枠
体が容易にかつ安価に構成される。
項1、又は2、又は3に記載の壁点検口において、外枠
体は、外枠材によって略方形に枠組み構成され、その外
枠体の各外枠材の基壁部の外側には、これら各外枠材の
端部を突き合わせて枠組みするための外枠コ−ナ具が差
し込まれる蟻溝状の嵌込み溝が外側に開口して形成され
ている。したがって、各外枠材の嵌込み溝に外枠コ−ナ
具が容易に差し込まれかつその外枠コ−ナ具によって各
外枠材が確実に枠組みされるため、外枠体の枠組み作業
が容易となる。
項1、又は2、又は3に記載の壁点検口において、内枠
体は、内枠材によって略方形に枠組み構成され、その内
枠体の各内枠材の基壁部の外側には、これら各内枠材の
端部を突き合わせて枠組みするための内枠コ−ナ具が差
し込まれる蟻溝状の嵌込み溝が外側に開口して形成され
ている。したがって、各内枠材の嵌込み溝に内枠コ−ナ
具が容易に差し込まれかつその内枠コ−ナ具によって各
内枠材が確実に枠組みされるため、内枠体の枠組み作業
が容易となる。
項1、又は2、又は3に記載の壁点検口において、外枠
体の基壁部の前端にはその外張出縁と一体に連続しかつ
内枠体の外張出縁に向けて張り出す内張出縁が形成さ
れ、前記外枠体の内張出縁の内端部と、前記内枠体の外
張出縁の外端部とは、衝突回避用の窪み部をもって対向
する傾斜面、湾曲面等の形状をなしている。したがっ
て、外枠体の内張出縁と、内枠体の外張出縁との間の隙
間を可及的に小さくしながら、外枠体の内張出縁に対し
内枠体の外張出縁の衝突を防止することができる。
14にしたがって説明する。壁点検口20を平断面で表
した図1、側断面で表した図2及び正面で表した図3に
おいて、構築物の壁体1に開口された開口部2に装着さ
れる壁点検口20は、外枠体21と、その外枠体21の
開口部に対しヒンジ手段としてのヒンジ部材91によっ
て開閉可能に組み付けられた内枠体51とを備えてい
る。なお、説明の便宜上、壁体1の開口部2の中心側を
内、反対側を外とし、壁体1の表面側を前、背面側を奥
として説明する。前記壁体1の奥側面には、その開口部
2の周囲を囲むようにして開口部補強枠体3が取り付け
られている。そして、壁体1の開口部2に嵌込まれる外
枠体21は、前記開口部補強枠体3に対し所要数の第1
・第2の取付部材4、9を介して取り付けられる。
している。この開口部補強枠体3の相対する内側面に
は、所要数の第1取付部材4が取り付けられる。図1に
示すように、第1取付部材4は、前後方向の基部5と左
右方向の支持部8とを備えて断面略L字状をなし、その
基部5において、開口部補強枠体3の内壁面に対し前後
方向の長孔6とビス7によって移動調整可能に取り付け
られている。前記各第1取付部材4の支持部8には、第
2取付部材9がそれぞれ取り付けられる。この第2取付
部材9は、左右方向の基部10と前後方向の取付部13
とを備えて断面略L字状なし、その基部10において、
第1取付部材4の支持部8の前面に、上下方向の長孔8
aと左右方向の長孔11及びビス12によって移動調整
可能に取り付けられている。そして、前記各第2取付部
材9の取付部13に跨って外枠体21が取り付けられ
る。
2によって方形に枠組み構成されている。前記各外枠材
22は、アルミ合金等の軽合金の押出型材や、ステンレ
ス鋼板等の金属板の折曲げ加工材等によって略同一の断
面形状に形成されている。そして、各外枠材22は、壁
体1の開口部2の内側面に略平行しかつ第2取付部材9
の取付部13の内側に沿う基壁部23と、その基壁部2
3の前端から壁体1の前面に向けて張り出された外張出
縁29と、同基壁部23の前端から内枠体51に向けて
僅かではあるが張り出された内張出縁30とを備えて断
面略L字状、T字状等に形成されている。
基壁部23は、前基壁部24と、その前基壁部24の奥
側端から内側に向かう段差部25と、その段差部25の
内端から奥側に延在する奥基壁部26とを備えて断面段
差状に形成されている。前記各外枠材22の基壁部23
の外側には、奥基壁部26を底面としかつ前側と奥側に
それぞれ折返し縁28を有して蟻溝状をなす嵌込み溝2
7が、外側に開口して形成されている。そして、図3に
示すように、各外枠材22の両端面が45度の角度をも
って切断され、これら各外枠材22の端部の突き合わせ
コーナ部において、相互の嵌込み溝27に跨って外枠コ
−ナ具40が差し込まれながら、隣接する外枠材22の
端部が90度の角度をもって突き合わされ、その外枠コ
−ナ具40によって結合されることで、方形状に枠組み
保持された外枠体21が構成される。
外枠コ−ナ具40は、隣接する外枠材22のコーナ部に
おいて、その相互の嵌込み溝27に差し込まれる連結板
41を直角状に備え、これら各連結板41には、かしめ
用切欠部42が形成されている。そして、各外枠材22
の端部がなす4つのコーナ部において、それぞれ外枠コ
−ナ具40の各連結板41が各外枠材22の嵌込み溝2
7に差し込まれる。その後、各外枠材22の嵌込み溝2
7の折返し縁28の一部が、各連結板41のかしめ用切
欠部42に向けてかしめられることで、各外枠材22が
なす4つのコーナ部が外枠コ−ナ具40によってそれぞ
れ結合され、これによって外枠体21が方形に枠組み構
成される。
ている上下左右の各外枠材22を分離して表した図4の
(A)〜(D)において、の奥基壁部26の長手方向に
は所要数の取付孔31が皿絞り状に形成されている。そ
して、この実施の形態では、各外枠材22のうち、左右
の外枠材22c、22dがその取付孔にビスが通されて
第2取付部材9の取付部13にねじ込まれることで、壁
体1の開口部2に外枠体21が取り付けられるようにな
っている(図1参照)。
枠材22cの奥基壁部26には、その取付孔の両側部に
位置しかつ嵌込み溝27に向けて突出するヒンジ取付用
突部34がそれぞれ形成されている。これらヒンジ取付
用突部34の中心部にはヒンジ取付ビスがねじ込まれる
ネジ孔が形成されている。さらに、右の外枠材22cの
奥基壁部26の内側面には、そのヒンジ取付用突部34
の奥側に位置しかつ後述する外枠ヒンジ板93を位置決
めして取り付けるための位置決め用突部33が突設され
ている。
枠材22dの奥基壁部26には、その長手方向の略中央
部に位置して角孔状の施錠用受孔35が形成されてい
る。さらに、左の外枠材22dの奥基壁部26の外側
(嵌込み溝27がある側)には、その施錠用受孔35の
開口部前側において錠受片36が切り起こし状に形成さ
れている。また、図4の(A)及び(B)に示すよう
に、上の外枠材22aと、下の外枠材22bとの各前基
壁部24の内側には、内枠体51が全閉位置まで閉じら
れたときに内枠体51の開閉自由端側と当接するストッ
パ片32が突設されている。
の内張出縁30がなす開口部には、ヒンジ手段をなすヒ
ンジ部材91によって内枠体51が開閉可能に組み付け
られている。前記内枠体51は、前後左右の各内枠材5
2によって方形に枠組みされて構成されている。前記各
内枠材52は、アルミ合金等の軽合金の押出型材やステ
ンレス鋼板等の金属板の折曲げ加工材等によって略同一
の断面形状に形成されている。前記各内枠材52は、外
枠体21の基壁部23と略平行する基壁部53と、その
前端から外枠体21の内張出縁30がなす開口部に向け
て張り出された外張出縁59と、同基壁部53の前端か
ら内側に向けて張り出された内張出縁60とを備えて断
面略T字状に形成されている。
は、その奥側端と前側寄りに折返し縁58を有して蟻溝
状をなす嵌込み溝57が外側に開口して形成されてい
る。そして、図3に示すように、各内枠材52の両端面
が45度の角度をもって切断され、これら各内枠材52
の端部の突き合わせコーナ部において、相互の嵌込み溝
57に跨って内枠コ−ナ具70が差し込まれながら、隣
接する内枠材52が90度の角度をもって突き合わさ
れ、その内枠コ−ナ具70によって結合されることで、
方形に枠組みされた内枠体51が構成される。
コ−ナ具70は、前記外枠コ−ナ具40と略同様にし
て、連結板71を直角状に備え、これら各連結板71に
は、かしめ用の切欠部72がそれぞれ形成されている。
そして、各内枠材52の端部がなす4つのコーナ部にお
いて、それぞれ内枠コ−ナ具70の各連結板71が各内
枠材52の嵌込み溝57に差し込まれ、その嵌込み溝5
7の折返し縁58の一部58aがかしめ用の切欠部72
に向けてかしめられることで、内枠体51が方形に枠組
み構成される。
込み溝27と内枠体51の嵌込み溝57とが略同じ大き
さに形成され、外枠コ−ナ具40と内枠コ−ナ具70と
が共通化されている。但し、ヒンジ部材91と反対側に
位置する内枠コ−ナ具70aにおいては、図8に示すよ
うに、その連結板71に対し半円弧状の開閉案内片73
が突設されている。この開閉案内片73は、外枠体21
の上下の外枠材22a、22bの基壁部23に向けて突
出しており、内枠体51を開閉案内するようになってい
る。
左右の各内枠材52をそれぞれ分離して表した図7の
(A)〜(D)において、各内枠材52の基壁部53の
長手方向には内蓋板80に対する蓋板押え部材81を取
り付けるための押え取付用長孔61が形成されている。
また、図7の(C)に示すように、右の内枠材52cの
基壁部53には、その長手方向の両側部寄りにおいて内
枠ヒンジ板95を取り付けるためのビスが遊嵌状に挿通
される貫通孔64が形成されている。さらに、右の内枠
材52cの基壁部53には、その貫通孔64に隣接しか
つ内枠ヒンジ板95の片側面に当接してその内枠ヒンジ
板95の位置決めをなす位置決め突部63が突設されて
いる。また、図7の(D)に示すように、左の内枠材5
2dの基壁部53には、その長手方向の略中央部でかつ
外枠体21の施錠用受孔35に対応する位置において、
角穴状の施錠通し孔が形成されている。さらに、左の内
枠材52dの基壁部53には、その施錠通し孔65の両
側部において施錠装置用取付ブラケット101に対する
取付調整用長孔66が形成されている。
部に対し内枠体51を開閉可能に組み付けるためのヒン
ジ手段をなすヒンジ部材91は、右の外枠材22cの基
壁部23及び内張出縁30と、右の内枠材52cの基壁
部53及び外張出縁59とがなす空間部内において設け
られている。これによって、内枠体51の閉鎖時にはヒ
ンジ手段をなすヒンジ部材91が外部に露出することな
く隠蔽され、ヒンジ部材91の露出による見栄えの悪化
が解消されるようになっている。
〜(C)に示すように、前記ヒンジ部材91は、上下方
向のヒンジ軸92によって回動可能に連結された2枚の
外枠ヒンジ板93と、中間の内枠ヒンジ板95とを備え
ている。前記ヒンジ部材91のヒンジ軸92及びそのヒ
ンジ軸92に巻回された外枠ヒンジ板93の連結部94
及び内枠ヒンジ板95の連結部96は、右の内枠材52
cにおいて、その基壁部53と嵌込み溝57の前側の折
返し縁58と外張出縁59によって囲まれて構成された
収納凹部55に収納される。この状態で、ヒンジ部材9
1の内枠ヒンジ板95は、右の内枠材52cの基壁部5
3の外側にヒンジ取付板98を介してビス99aによっ
て取り付けられている。また、図10の(C)に示すよ
うに、外枠ヒンジ板93は、右の外枠材22cの基壁部
23の内側にビス99bによって取り付けられる。
すように、右の内枠材52cの嵌込み溝57には、あら
かじめ、ネジ孔を有する方形板状のヒンジ取付板98が
摺動可能にかつ回止めされて差し込まれ、その一側が位
置決め突部63に当接して位置決めされる。そして、ビ
ス99aが内枠ヒンジ板95の取付孔を通して前記ヒン
ジ取付板98のネジ孔にねじ込まれることで、右の内枠
材52cの各内枠材52の外側に内枠ヒンジ板95が位
置決めされて取り付けられるようになっている。
ヒンジ部材91の外枠ヒンジ板93は、その先端部が右
の外枠材22cの基壁部23の位置決め用突部33に当
接して位置決めされた状態において、ビス99bが外枠
ヒンジ板93の取付孔を通して基壁部23のヒンジ取付
用突部34にねじ込まれることで、右の外枠材22cの
基壁部23の内側に外枠ヒンジ板93が位置決めされて
取り付けられるようになっている。また、外枠体21に
対する内枠体51の開き角度を大きくかつ衝突を防止す
るために、外枠ヒンジ板93は、そのヒンジ軸92寄り
に凹部空間97を設けて鉤形状に屈曲されている。
51がヒンジ部材91のヒンジ軸92を中心として開閉
可能に組み付けられる。前記ヒンジ軸92を中心として
内枠体51が開閉されるときに、その内枠体51の外張
出縁59の周縁部がなす開閉軌跡の外側に対し、その内
枠体51の全ての部分、例えば、基壁部53の奥側端で
ある折返し縁58が外側にはみ出すことがないように、
内枠体51の外張出縁59の張り出し寸法が設定されて
いる。また、外枠体21の開口部の奥側には、すなわ
ち、外枠体21の内張出縁30がなす開口部の奥側に
は、ヒンジ軸92を中心として内枠体51を開閉したと
きにその内枠体51の外張出縁59の衝突を避けるため
の凹部37が形成されている。この凹部37は、外枠体
21の内張出縁30と前基壁部24及び段差部25によ
って囲まれた凹み部分によって形成されている。
られた状態において、外枠体21の外張出縁29及び内
張出縁30と、内枠体51の外張出縁59及び内張出縁
60とは、略同一面をなしている。さらに、外枠体21
の外張出縁29の外端から内張出縁30の内端までの幅
寸法と、内枠体51の外張出縁59の外端から内張出縁
60の内端までの幅寸法ととが略同一の幅寸法に形成さ
れている。さらにまた、外枠体21の外張出縁29及び
内張出縁30がなす断面形状と、内枠体51の外張出縁
59及び内張出縁60がなす断面形状においても略同一
で、断面皿形状にそれぞれ形成されている。
体51の基壁部53がなす枠内には内蓋板80がその前
面を内枠体51の内張出縁60に当接した状態で嵌込ま
れている。この内蓋板80の奥側面は、所要数の蓋板押
え部材81によって押えられている。図2に示すよう
に、前記蓋板押え部材81は、基部82と押え部83と
を備えて断面略L字状に形成されている。蓋板押え部材
81の基部82にはネジ孔が形成されており、そのネジ
孔に対するビス84は、内枠体51の各内枠材52の基
壁部53の外側からその押え取付用長孔61を通して前
記基部82のネジ孔にねじ込まれることで、内枠体51
の各内枠材52の基壁部53の内側に蓋板押え部材81
が移動調整可能に取り付けられている。
(B)に示すように、蓋板押え部材81の押え部83を
逆向きにすることで、板厚寸法が大きい内蓋板、二枚重
ねの内蓋板80等であっても同一の蓋板押え部材81に
よって押え不良なく確実に押さえることができるように
なっている。
枠体51の左の内枠材52dとの間には外枠体21に対
し内枠体51を閉じ状態で施錠するための施錠装置10
0が設けられている。前記施錠装置100は、鍵によっ
て施錠・解錠されるシリンダ錠(市販のシリンダ錠であ
ってもよい。)が用いられている。図11の(A)及び
(B)に示すように、内枠体51の左の内枠材52dの
基壁部53の施錠通し孔65の上下部に跨って取付ブラ
ケット101が取付られており、その取付ブラケット1
01には、施錠装置100の錠本体102が取り付けら
れている。錠本体102の前面は内蓋板80を貫通して
露出されており、その錠本体102には鍵孔104を有
する作動軸103が内設されている。作動軸103の奥
側端には作動ピン105が突設される一方、錠本体10
2の奥側のガイド溝106には進退可能に組み付けられ
た施錠板107には、作動ピン105が嵌挿されるスリ
ット孔108が形成されている。また、前記施錠板10
7は左の内枠材52dの施錠通し孔65を通して左の外
枠材22dの施錠用受孔35に対し挿脱可能に臨んでい
る。
挿入され、その作動軸103が施錠方向に回動されるこ
とで、施錠板107が左の外枠材22dの施錠用受孔3
5に突入される。これによって、外枠体21に対し内枠
体51が閉じ状態で施錠される。また、前記とは逆に、
作動軸103が解錠方向に回動されることで、施錠板1
07が左の外枠材22dの施錠用受孔35から離脱され
る。これによって、施錠装置100が解錠され、外枠体
21に対し内枠体51が開閉動作可能となっている。
に構成される。したがって、図1に示すように、外枠体
21に対し内枠体51が閉じられた状態において、ヒン
ジ部材91は、右の外枠材22cの基壁部23及び内張
出縁30と、右の内枠材52cの基壁部53及び外張出
縁59とがなす空間部内において設けられている。この
ため、ヒンジ部材91が外部に露出することなく隠蔽さ
れる。これによって、ヒンジ部材91の露出による見栄
えの悪化が解消される。
る場合、まず、施錠装置100が解錠される。この解錠
状態において、外枠体21に対し内枠体51がヒンジ軸
92を中心として開閉動作される。前記ヒンジ軸92を
中心として内枠体51が開閉されるときに、その内枠体
51の外張出縁59がの周縁部がなす開閉軌跡の外側に
対し、その内枠体51の全ての部分、例えば、基壁部5
3の奥側端の折返し縁58が前記開閉軌跡の外側にはみ
出すことがないように、内枠体51の外張出縁59の張
り出し寸法が設定されている。このため、特に、内枠体
51の自由端側、すなわち、左の内枠材52d側におい
て、左の外枠材22dの内張出縁30に対し左の内枠材
52dの折返し縁58が衝突することなくかつ内外枠体
との間を小さくさせて良好に開閉することができる。こ
の結果、外枠体21の内張出縁30と、内枠体51の外
張出縁29との間の隙間をも可及的に小さくして見栄え
の向上を図ることが可能となる。
中心として内枠体51を開閉したときにその内枠体51
の外張出縁59が右の外枠材22cに衝突するのを避け
るたに、右の外枠材22cの内張出縁30と前基壁部2
4及び段差部25によって囲まれた凹み部分に凹部37
が形成されている。このため、内枠体51の開閉時にお
いて、右の内枠材52cの外張出縁59が右の外枠材2
2cの内張出縁30や前基壁部24に衝突して損傷する
不具合が解消される。
ジ部材91の外枠ヒンジ板93は、そのヒンジ軸92寄
りに凹部空間97を設けて鉤形状に屈曲され、外枠体2
1に対する内枠体51の開き角度が大きくかつ衝突防止
が図られているため、外枠体21に対し内枠体51を大
きく開いて壁体1の内部の配線・配管等の保守点検を容
易に行うことができる。
られた状態において、外枠体21の外張出縁29及び内
張出縁30と、内枠体51の外張出縁59及び内張出縁
60とは、略同一面をなしているため、外観意匠が向上
される。さらに、外枠体21の外張出縁29の外端から
内張出縁30の内端までの幅寸法と、内枠体51の外張
出縁59の外端から内張出縁60の内端までの幅寸法と
とが略同一の幅寸法に形成されている。このため、外枠
体21の外張出縁29及び内張出縁30がなす額縁形状
と、内枠体51の外張出縁59及び内張出縁60がなす
額縁形状とが均一化し、外観意匠が一層向上される。
び内張出縁30がなす断面形状と、内枠体51の外張出
縁59及び内張出縁60がなす断面形状においても略同
一で、断面皿形状にそれぞれ形成されている。このた
め、外観意匠がより一層向上されるばかりでなく、これ
ら外枠体21の外張出縁29及び内張出縁30と内枠体
51の外張出縁59及び内張出縁60との強度もそれぞ
れ高められ、耐久性に優れる。
するものではない。例えば、図12の(A)〜(E)に
示すように、外枠体21の内張出縁30の内端部と、内
枠体51の外張出縁59の外端部との少なくとも一方、
又は双方を、衝突回避用の窪み部120をもって対向す
る傾斜面、湾曲面等の形状に形成してもよい。
体21の内張出縁30の内端部と、内枠体51の外張出
縁59の外端部とが奥側に向けてそれぞれ傾斜状に屈曲
され、その前側に衝突回避用の窪み部120が設けられ
ている。図12の(B)において、外枠体21の内張出
縁30の内端部と、内枠体51の外張出縁59の外端部
とが奥側に向けて湾曲状に屈曲され、その前側に衝突回
避用の窪み部120が設けられている。図12の(C)
において、外枠体21の内張出縁30の内端部と、内枠
体51の外張出縁59の外端部との前側が傾斜面に形成
され、その前側に衝突回避用の窪み部120が設けられ
ている。図12の(D)において、外枠体21の内張出
縁30の内端部と、内枠体51の外張出縁59の外端部
との奥側が断面三角形状に形成され、その奥側に衝突回
避用の窪み部120が設けられている。図12の(E)
において、外枠体21の内張出縁30の内端部と、内枠
体51の外張出縁59の外端部とが断面半円弧状に形成
され、その前側と奥側に衝突回避用の窪み部120、1
21がそれぞれ設けられている。図12の(A)〜
(E)に示すように、外枠体21と内枠体51をそれぞ
れ構成することで、外枠体21の内張出縁30と内枠体
51の外張出縁59との間の隙間を可及的に小さくしな
がら、外枠体21の内張出縁30に対し内枠体51の外
張出縁59の衝突を防止することができる。また、外枠
体21の内張出縁30の内端部と、内枠体51の外張出
縁59の外端部との少なくとも一方を傾斜面、湾曲面等
の形状に形成して衝突回避用の窪み部を構成することも
可能である。
形状において、図13(A)〜(D)に示すように変更
してもよい。すなわち、図13の(A)において、外枠
体21の基壁部23が断面で一直線状に形成され、その
基壁部23の前端には外張出縁29のみが形成されてい
る。さらに、基壁部23の外側には、内枠体51の嵌込
み溝57の略同じレベルに折返し縁28を有する蟻溝状
の嵌込み溝27が形成されている。また、内枠体51
は、前記実施の形態と略同様にして、基壁部53、嵌込
み溝57、折返し縁58、外張出縁59及び内張出縁6
0を備えている。
壁部23の前端には外張出縁29のみが形成され、基壁
部23の外側には奥側端から外張出縁29にわたって蟻
溝状の嵌込み溝57が折返し縁58をもって形成されて
いる。また、内枠体51は、前記実施の形態と略同様に
して、基壁部53、嵌込み溝57、折返し縁58、外張
出縁59及び内張出縁60を備えている。図13の
(C)において、外枠体21の基壁部23の前端には外
張出縁29と内張出縁30とが同一面に形成され、基壁
部23の外側には奥側端から外張出縁29にわたって蟻
溝状の嵌込み溝27が折返し縁28をもって形成されて
いる。また、内枠体51の基壁部53の外側には、外側
には奥側端から外張出縁59にわたって蟻溝状の嵌込み
溝57が折返し縁58をもって形成されている。図13
の(D)において、外枠体21の基壁部23の前端には
外張出縁29と内張出縁30とが同一面に形成され、基
壁部23の内側には、内枠体51の嵌込み溝57の略同
じレベルに折返し縁28を有するして対向する蟻溝状の
嵌込み溝57が形成されている。また、内枠体51は、
前記実施の形態と略同様にして、基壁部53、嵌込み溝
57、折返し縁58、外張出縁59及び内張出縁60を
備えている。
形状並びにヒンジ部材91の外枠ヒンジ板93と内枠ヒ
ンジ板95の断面形状において、図14(A)〜(F)
に示すように変更してもよい。すなわち、図14の
(A)において、外枠体21は、基壁部23、外張出縁
29及び内張出縁30を備えて断面略逆T字状に形成さ
れ、内枠体51は、基壁部53、外張出縁59及び内張
出縁60を備えて断面略逆T字状に形成されている。ヒ
ンジ部材91は、そのヒンジ軸92が内枠体51の基壁
部53寄りに配設され、内枠体51の基壁部53の外側
に沿って内枠ヒンジ板95が取り付けられている。ヒン
ジ部材91の外枠ヒンジ板93は、そのヒンジ軸92寄
りに凹部空間97を設けて鉤形状に屈曲されて外枠体2
1の基壁部23の内側に取り付けられている。
基壁部23、外張出縁29及び内張出縁30を備えて断
面略略逆T字状に形成され、内枠体51は、基壁部5
3、外張出縁59及び内張出縁60を備えて断面略逆T
字状に形成されている。ヒンジ部材91は、そのヒンジ
軸92が外枠体21の基壁部23と内枠体51の基壁部
53との略中間部に位置して配設されている。そして、
内枠ヒンジ板95と外枠ヒンジ板93はそれぞれ鉤形状
に屈曲され、内枠ヒンジ板95は内枠体51の基壁部5
3の外側に取り付けられ、外枠ヒンジ板93は外枠体2
1の基壁部23の内側に取り付けられている。
基壁部23と外張出縁29とを備えて断面略L字状に形
成され、内枠体51は、基壁部53、外張出縁59及び
内張出縁60を備えて断面略逆T字状に形成されてい
る。ヒンジ部材91は、そのヒンジ軸92が内枠体51
の基壁部53寄りに配設され、内枠体51の基壁部53
の外側に沿って内枠ヒンジ板95が取り付けられてい
る。ヒンジ部材91の外枠ヒンジ板93は、そのヒンジ
軸92寄りに凹部空間97を設けて鉤形状に屈曲されて
外枠体21の基壁部23の内側に取り付けられている。
壁部23は前基壁部24、段差部25及び奥基壁部26
を備えて段差状に形成され、その前基壁部24の前端に
は外張出縁29が形成されている。また、内枠体51
は、基壁部53、外張出縁59及び内張出縁60を備え
て断面略逆T字状に形成されている。ヒンジ部材91
は、そのヒンジ軸92が内枠体51の基壁部53寄りに
配設されている。さらに、ヒンジ部材91の内枠ヒンジ
板95と外枠ヒンジ板93とは、そのヒンジ軸92から
略平行状に延びており、内枠ヒンジ板95は内枠体51
の基壁部53の外側に取り付けられ、外枠ヒンジ板93
は、外枠体21の奥基壁部26の内側に取り付けられて
いる。
基壁部23と外張出縁29とを備えて断面略L字状に形
成され、内枠体51は、基壁部53、外張出縁59及び
内張出縁60を備えて断面略逆T字状に形成されてい
る。ヒンジ部材91は、そのヒンジ軸92が内枠体51
の基壁部53寄りに配設されている。さらに、ヒンジ部
材91の内枠ヒンジ板95と外枠ヒンジ板93とは、そ
のヒンジ軸92から略平行状に延びており、内枠ヒンジ
板95は内枠体51の基壁部53の外側に取り付けら
れ、外枠ヒンジ板93は、外枠体21の奥基壁部26の
内側にスペーサ部材130を介して取り付けられてい
る。
基壁部23と外張出縁29とを備えて断面略L字状に形
成され、内枠体51は、基壁部53、外張出縁59及び
内張出縁60を備えて断面略逆T字状に形成されてい
る。ヒンジ部材91は、そのヒンジ軸92が外枠体21
の基壁部23と内枠体51の基壁部53との略中間部に
位置して配設されている。さらに、ヒンジ部材91の内
枠ヒンジ板95と外枠ヒンジ板93とは、そのヒンジ軸
92から略平行状に延びており、内枠ヒンジ板95は内
枠体51の基壁部53の外側にスペーサ部材131を介
して取り付けられ、外枠ヒンジ板93は、外枠体21の
奥基壁部26の内側にスペーサ部材130を介して取り
付けられている。
21の図3に向かって右の外枠材22cと内枠体51の
右の内枠材52cとの間にヒンジ手段をなすヒンジ部材
91が組み付けられる場合を例示したがこれに限定する
ものではない。すなわち、図3に向かって左の外枠材2
2dと左の内枠材52dとの間にヒンジ部材91が組み
付けられてもよく、図3に向かって上の外枠材22aと
上の内枠材52aとの間にヒンジ部材91が組み付けら
れてもよく、図3に向かって下の外枠材22bと下の内
枠材52bとの間にヒンジ部材91が組み付けられても
よい。また、前記実施の形態においては、壁体1の開口
部2に装着された開口部補強枠体3に対し所要数の第1
・第2の取付部材4、9を介して外枠体21が取り付け
られる場合を例示したが、これに限るものではない。例
えば、壁体1に対し開口部補強枠体3を設ける取付部材
を直接に取り付け、その取付部材を介して外枠体21を
取り付けてもよい。さらにまた、前記実施の形態におい
て、外枠体21は、各外枠材22によって方形に枠組み
されて構成され、内枠体51は、各内枠材52によって
方形に枠組みされて構成される場合を例示したが、これ
に限るものではなく、例えば、外枠体21及び内枠体5
1を合成樹脂材によって一体成形することも可能であ
る。
ヒンジ手段の露出による見栄えの悪化を解消しながら、
外枠体の開口部と内枠体の外張出縁との間の隙間を可及
的に小さくして外観意匠の向上を図ることができる。
図である。
示す説明図である。
た状態を示す説明図である。
示す説明図である。
た状態を示す説明図である。
間にヒンジ部材を取り付ける状態を順に示す説明図であ
る。
る。
の外張出縁の外端部とが衝突回避用の窪み部をもって対
向する傾斜面、湾曲面等の形状に形成された実施態様を
それぞれ示す説明図である。
例をそれぞれ示す説明図である。
ヒンジ部材の外枠ヒンジ板と内枠ヒンジ板の断面形状の
変更例をそれぞれ示す説明図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 構築物の壁体に開口された開口部に取り
付けられる外枠体と、その外枠体の開口部にヒンジ軸を
有するヒンジ手段によって開閉可能に組み付けられた内
枠体とを備え、 前記外枠体は、前記壁体の開口部の内側面に略平行する
基壁部と、その基壁部の前端から少なくとも前記壁体の
前面に向けて張り出された外張出縁とを有し、前記内枠
体は、前記外枠体の基壁部と略平行する基壁部と、その
基壁部の前端から少なくとも前記外枠体の開口部に向け
て張り出された外張出縁とを有し、 前記ヒンジ手段は外枠体と内枠体との相互の基壁部とそ
の内枠体の外張出縁がなす空間部内において設けられ、 前記ヒンジ手段のヒンジ軸を中心として前記内枠体が開
閉されるときの内枠体の外張出縁の外端がなす開閉軌跡
の外側に対し、その内枠体の全ての部分がはみ出すこと
がないように、前記内枠体の外張出縁の張り出し寸法が
設定され、 前記内枠体の基壁部の外側には蟻溝状の嵌込み溝が設け
られ、その嵌込み溝と、前記内枠体の外張出縁との間に
は前記ヒンジ手段のヒンジ軸を収納する収納凹部が形成
されている 壁点検口。 - 【請求項2】 構築物の壁体に開口された開口部に取り
付けられる外枠体と、その外枠体の開口部にヒンジ軸を
有するヒンジ手段によって開閉可能に組み付けられた内
枠体とを備え、 前記外枠体は、前記壁体の開口部の内側面に略平行する
基壁部と、その基壁部の前端から少なくとも前記壁体の
前面に向けて張り出された外張出縁とを有し、前記内枠
体は、前記外枠体の基壁部と略平行する基壁部と、その
基壁部の前端から少なくとも前記外枠体の開口部に向け
て張り出された外張出縁とを有し、 前記ヒンジ手段は外枠体と内枠体との相互の基壁部とそ
の内枠体の外張出縁がなす空間部内において設けられ、 前記ヒンジ手段のヒンジ軸を中心として前記内枠体が開
閉されるときの内枠体の外張出縁の外端がなす開閉軌跡
の外側に対し、その内枠体の全ての部分がはみ 出すこと
がないように、前記内枠体の外張出縁の張り出し寸法が
設定され、 前記ヒンジ手段は、ヒンジ軸において回動可能に連結さ
れた外枠ヒンジ板と内枠ヒンジ板とを備えたヒンジ部材
によって構成され、 前記外枠ヒンジ板は前記外枠体の基壁部の内側面に取り
付けられ、前記内枠ヒンジ板は前記内枠体の基壁部の外
側面に取り付けられ、 前記外枠体に対する前記内枠体の開き回度を大きくする
ために、前記外枠ヒンジ板に対し、そのヒンジ軸寄りに
凹部空間を設けて前記外枠ヒンジ板が鉤形状に屈曲され
ている 壁点検口。 - 【請求項3】 構築物の壁体に開口された開口部に取り
付けられる外枠体と、その外枠体の開口部にヒンジ軸を
有するヒンジ手段によって開閉可能に組み付けられた内
枠体とを備え、 前記外枠体は、前記壁体の開口部の内側面に略平行する
基壁部と、その基壁部の前端から少なくとも前記壁体の
前面に向けて張り出された外張出縁とを有し、前記内枠
体は、前記外枠体の基壁部と略平行する基壁部と、その
基壁部の前端から少なくとも前記外枠体の開口部に向け
て張り出された外張出縁とを有し、 前記ヒンジ手段は外枠体と内枠体との相互の基壁部とそ
の内枠体の外張出縁がなす空間部内において設けられ、 前記ヒンジ手段のヒンジ軸を中心として前記内枠体が開
閉されるときの内枠体の外張出縁の外端がなす開閉軌跡
の外側に対し、その内枠体の全ての部分がはみ出すこと
がないように、前記内枠体の外張出縁の張り出し寸法が
設定され、 前記ヒンジ手段は、ヒンジ軸において回動可能に連結さ
れた外枠ヒンジ板と内枠ヒンジ板とを備えたヒンジ部材
によって構成され、 前記外枠体の基壁部と前記内枠体の基壁部には、前記外
枠ヒンジ板と前記内枠ヒンジ板とをそれぞれ位置決めし
て取り付けるための位置決め手段が設けられている 壁点
検口。 - 【請求項4】 請求項1、又は2、又は3に記載の壁点
検口において、外枠体の開口部には、ヒンジ軸を中心と
して内枠体を開閉したときにその内枠体の衝突を避ける
凹部が形成されている壁点検口。 - 【請求項5】 請求項1、又は2、又は3に記載の壁点
検口において、外枠体の基壁部の前端にはその外張出縁
と一体に連続しかつ内枠体の外張出縁に向けて張り出す
内張出縁が形成され、その内張出縁の奥側には、ヒンジ
軸を中心として内枠体を開閉したときにその内枠体の衝
突を避ける凹部が形成されている壁点検口。 - 【請求項6】 請求項1、又は2、又は3に記載の壁点
検口において、内枠体の基壁部の前端にはその外張出縁
と一体に連続しかつ内蓋板の前面を受け止める内張出縁
が形成されている壁点検口。 - 【請求項7】 請求項1、又は2、又は3に記載の壁点
検口において、外枠体の基壁部の前端には、その外張出
縁と一体に連続しかつ内枠体の外張出縁に向けて張り出
す内張出縁が形成されるとともに、内枠体の基壁部の前
端にはその外張出縁と一体に連続しかつ内蓋板の前面を
受け止める内張出縁が形成され、 前記外枠体の内外の張出縁と、前記内枠体の内外の張出
縁とが略同一面をなしている壁点検口。 - 【請求項8】 請求項7に記載の壁点検口において、外
枠体の外張出縁の外端から内張出縁の内端までの幅寸法
と、内枠体の外張出縁の外端から内張出縁の内端までの
幅寸法とが略同一の幅寸法に形成されている壁点検口。 - 【請求項9】 請求項1、又は2、又は3、又は8に記
載の壁点検口において、外枠体は、同一断面形状の外枠
材によって略方形に枠組み構成され、 内枠体は、同一断面形状の内枠材によって方形に枠組み
構成されている壁点検口。 - 【請求項10】 請求項1、又は2、又は3に記載の壁
点検口において、外枠体は、外枠材によって略方形に枠
組み構成され、その外枠体の各外枠材の基壁部の外側に
は、これら各外枠材の端部を突き合わせて枠組みするた
めの外枠コ−ナ具が差し込まれる蟻溝状の嵌込み溝が外
側に開口して形成されている壁点検口。 - 【請求項11】 請求項1、又は2、又は3に記載の壁
点検口において、内枠体は、内枠材によって略方形に枠
組み構成され、その内枠体の各内枠材の基壁部の外側に
は、これら各内枠材の端部を突き合わせて枠組みするた
めの内枠コ−ナ具が差し込まれる蟻溝状の嵌込み溝が外
側に開口して形成されている壁点検口。 - 【請求項12】 請求項1、又は2、又は3に記載の壁
点検口において、外枠体の基壁部の前端にはその外張出
縁と一体に連続しかつ内枠体の外張出縁に向けて張り出
す内張出縁が形成され、 前記外枠体の内張出縁の内端部と、前記内枠体の外張出
縁の外端部とは、衝突回避用の窪み部をもって対向する
傾斜面、湾曲面等の形状をなしている壁点検口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP00159498A JP3378488B2 (ja) | 1998-01-07 | 1998-01-07 | 壁点検口 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP00159498A JP3378488B2 (ja) | 1998-01-07 | 1998-01-07 | 壁点検口 |
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JPH11200610A JPH11200610A (ja) | 1999-07-27 |
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JP00159498A Expired - Fee Related JP3378488B2 (ja) | 1998-01-07 | 1998-01-07 | 壁点検口 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011012478A (ja) * | 2009-07-03 | 2011-01-20 | Daiei Giken Kogyo Kk | 枠体及び扉を取付けた枠体 |
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-
1998
- 1998-01-07 JP JP00159498A patent/JP3378488B2/ja not_active Expired - Fee Related
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