JPS63920Y2 - - Google Patents

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JPS63920Y2
JPS63920Y2 JP1979063158U JP6315879U JPS63920Y2 JP S63920 Y2 JPS63920 Y2 JP S63920Y2 JP 1979063158 U JP1979063158 U JP 1979063158U JP 6315879 U JP6315879 U JP 6315879U JP S63920 Y2 JPS63920 Y2 JP S63920Y2
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、天井裏に設置された各種の配線、
配管や天井まわりを点検するための出入口を構成
する天井点検口に関する。
従来、天井点検口は外枠体が室内側へ開放可能
に取付けられており、内枠体を開放した時には同
内枠体は外枠体に対し、垂下状をなす。このた
め、内枠体を開放すると室内空間を妨害して室内
の作業や通行等に支承をきたしたり、時には内枠
体が落下して不慮の事故をまねく傾向にあつた。
本考案の目的は、上記した理由に鑑み、長孔状
の係止案内孔と該係止案内孔に対し移動可能に係
合するピンとによる簡単な構造で外枠体に対し内
枠体を天井裏側へ開放することができる天井点検
口を提供することである。
以下、本考案の一実施例を第1図から第5図に
したが説明する。
天井点検口1は、外枠体2と該外枠体2に対し
所定の隙間Sを隔て、かつ天井裏側へ開放可能に
取付けられた内枠体5とを主体として構成されて
いる。
外枠体2は、水平片と垂直片とを備えて断面で
逆T字状に形成された左右の両縦枠杆2A,2B
と、これら縦枠杆2A,2Bと断面形状が同形の
前後の両横枠杆2AC,2Dとによつて方形に枠
組みされている。そして、縦横の各枠杆2A〜D
における水平片は、水平額縁状をなし、該水平額
縁状をなす部分のうち、各枠杆2A〜Dの垂直片
の下縁外側の全四周にわたつて水平額縁状をなす
部分を、天井板13の表面(下面)に当接する当
接縁3としている一方、各枠杆2A〜Dの垂直片
の下縁内側の全四周にわたつて水平額縁状をなす
部分を、内枠体5の全周部下面を閉置状態で受承
しかつ外枠体2と内枠体5との間の四周の隙間S
を塞ぐための閉塞受承縁4としている。なお、上
記した外枠体2は、その両横枠杆2C,2Dの垂
直片における左右両端部、計4箇所に配設された
吊り金具11〜11を介して、天井裏に既設され
たアンカー12,12に対し掛吊されている。
内枠体5は、断面でL字状に形成された左右の
縦枠杆5A,5Bと、これら縦枠杆5A,5Bと
断面形状が同形の前後の横枠杆5C,5Dとによ
り、前記外枠体2より若干小さい方形に形成され
ている。そして、縦横の各枠杆5A〜Dにおける
水平片は、これら各枠杆5A〜Dの垂直片の下縁
内側の全四周にわたつて水平額縁状をなし、当該
額縁部分を支持縁6としている。この支持縁6上
には、天井板13と同材質の蓋板14が載置され
ている。なお、上記蓋板14は内枠体5の各枠杆
5A〜5Dの内側面に対し両面テープを介して固
着された断面L字状の押え片15〜15によつて
保持されている。
上記した内外の両枠体2,5の相互間には、長
孔円弧状の係止案内孔7,7と該係止案内孔7,
7に移動可能に係合するピン8,8とがそれぞれ
配設されて外枠体2に対し内枠体5が天井裏側へ
開放可能に連繋されている。本実施例では、上記
係止案内孔7,7は、外枠体2の両横枠体2C,
2Dの一端部(図では左端部)に相対向状に貫設
されており、第4図と第5図に示すように、この
係止案内孔7の基端(図では左端)にはピン8の
外形とほぼ同形をなす半円状の閉鎖係止部7Aが
形成されて、閉鎖状態にある内枠体6の上下動を
阻止している。さらに、係止案内孔7の中間部位
には、内外の両枠体2,5の衝突をさけて内枠体
5の天井裏側への開放動を許容し得る孔長と孔幅
とを有する逃げ孔部7Bが形成されている。さら
に、係止案内孔7の先端部には内枠体5の開閉の
動きを考慮して第5図に示すように円弧状あるい
は斜状をなす案内孔部7Cが形成されており、該
案内孔部7Cの先端には、半円形状の開放係止部
7Dが形成されて、第4図に示すように開放状態
にある内枠体5を係止保持する。
すなわち、係止案内孔7,7に対し移動可能に
係合するピン8,8は、内枠体5の両横枠杆5
C,5Dの一端部外側面に突設されて、係止案内
孔7,7に対し移動可能に嵌挿されており、内枠
体5が閉鎖状態にある時には、係止案内孔7の閉
鎖係止部7Aに係合する一方、内枠体5が開放状
態にある時には係止案内孔7の開放係止部7Dに
係合する。
なお、16は外枠体2に対し内枠体3を施錠す
るための施錠杆であつて、外枠体2の図示右側の
縦枠杆2Bの外側面中央部に、ほぼ90゜の回動範
囲内において回動可能に取付けられている。この
施錠杆16の上端には、第3図に示すように、内
枠体5の図示右側の縦枠杆5Aに貫設した錠片受
口18に対し係脱可能に係合する短冊状の施錠片
17が水平状に形成される一方、同施錠杆16の
下端部は、外枠体2の当接縁3を貫通して露出し
ており、その下端面には、コインやドライバーな
どに対応する回動溝16Aが凹設されている。
引き続いて、上記したように構成された本実施
例の作用を説明する。
外枠体2に対し内枠体5を開放する際、まず、
施錠材16をほぼ90゜回動して内枠体5に対する
施錠片17の係合を解除した後、内枠体5の自由
端(図では右端)部側を押し上げると、ピン8が
係止案内孔7の閉鎖係止部7Aより外れて逃げ孔
部7B内に入る。その後、内枠体5を若干押し上
げかつ斜状に横すべりさせて逃げ孔部7Bに沿つ
てピン8を移動することによつて、両枠体2,5
相互の衝突をさけることができ、その後、内枠体
5を天井裏側へ開放動するとピン8が係止案内孔
7の案内孔部7Cに沿つて移動案内されるため、
第4図に示すように内枠体3が天井裏側へ円滑に
開放される。
また、上記とは逆に内枠体5を操作することに
よつて外枠体2に対し内枠体5が閉鎖される。
なお、上記実施例においては、外枠体3の下縁
内側の閉塞受承縁4によつて、外枠体2と内枠体
5との間に形成された隙間Sを塞ぐことができる
ばかりでなく、施錠間16を不用意に回動して錠
開しても、内枠体5が自重によつて開放されるこ
とがなく、安全面において好適である。
次に、外枠体2に対し内枠体5を開閉案内する
係止案内孔7の別例を第6図〜第9図に従つて説
明する。
(イ) 第6図に示すように、内外の両枠体2,5の
うち、いずれか一方の枠体(図では外枠体2)
の一方対向辺の端部にプレス加工によつて断面
凹状の係止案内孔7を形成してもよい。この場
合、前記枠体の強度を係止案内孔7によつて増
大させることができる。
(ロ) 第7図に示すように、内外の両枠体2,5の
うち、いずれか一方の枠体(図では外枠体2)
の一方対向辺の端部に、係止案内孔7を有する
平板状の案内部材9を固着してもよい。この場
合、前記枠体を枠組みした後、該枠体に対し案
内部材9を溶着、ビス着等にて固着して前記枠
体の強度を増大させることができるばかりでな
く、ピン8に対する係止案内孔7の位置合わせ
も正確に行なうことができる。
(ハ) 第8図に示すように外枠体2に固着される取
付辺10Aを有する平面形状L字状の案内部材
10の案内片10Bに係止案内孔7を形成して
もよい。この場合、上記(ロ)で述べた案内部材9
とほぼ同様の作用効果を奏する。
なお、内枠体5側に係止案内孔7を設ける場
合、係止案内孔7の向きを逆にすることは言う
までもない。また、上記各案内部材9,10が
固着される枠体に対し、案内部材の係止案内孔
7と同一形状の係止案内孔を形成してピン8に
対する嵌合部を長くしてもよい。
さらに、係止案内孔7を長孔円弧状に形成す
ることなく、横長直線状に形成ししてもよい。
すなわち、係止案内孔7は内枠体5の天井裏側
への開放動を許容し得る孔長さ、孔幅を有すれ
ばよい。
(ニ) 例えば、第9図に示すように、内外の両枠体
2,5のうち、いずれか一方の枠体(図では外
枠体2)に、水平直線状の係止案内孔7を形成
する上下一対の案内辺19A,19Bを形成し
てもよい。この場合、前記枠体の枠杆をアルミ
合金等の押出成形で成形するときに、案内辺1
9A,19Bを同時成形することができる。
すなわち、この考案は、水平片と垂直片とを備
えて断面でほぼ逆T字状に形成された縦横の各枠
杆で方形に枠組された外枠体と、該外枠体の枠内
に扇開可能に閉置される内枠体とを備え、前記外
枠体の一方対向辺の端部と、該端部に相対向する
前記内枠体の一方対向辺の端部との交互間には、
長孔状の係止案内孔と該案内孔に対し移動可能に
係合するピンとを介装して前記外枠体に対し前記
内枠体を天井裏側へ扇開して開放しうるように構
成した天井点検口である。
従つて、従来の内枠体を室内側へ開放する形式
のものと異なり、内枠体を天井裏側へ開放するこ
とによつて室内空間の妨害を解消することができ
るばかりでなく、開放状態にある内枠体の落下に
よる事故も未然に防止することができる。さら
に、外枠体と内枠体との相互間に、長孔状の係止
案内孔と、該係止案内孔に対し移動可能に係合す
るピンとを介装する簡単な構造によつて、外枠体
に対し内枠体を天井裏側へ開放することができる
ためコストの低減においても有効である。
しかも、前記内枠体の扇開開放時には、前記ピ
ンが前記係止案内孔の一側に位置し、前記内枠体
の閉置時には前記ピンが前記係止案内孔の他側に
位置するように構成したから、外枠体に対する内
枠体の開閉動作を、前記係止案内孔と、該案内孔
に沿つて移動するピンとによつて円滑に行うこと
ができる。
さらに、この考案によれば、外枠体を方形に枠
組み構成している縦横の各枠杆は、断面でほぼ逆
T字状に形成されるため、断面L字状のものと比
し、断面係数を増大させて剛性を高めることがで
きるとともに、外枠体の変形を防止して、同外枠
体の変形が原因となる内枠体の開閉不良を防止す
ることができる効果がある。さらに、外枠体の縦
横の各枠杆を、断面でほぼ逆T字状をなす同一形
状の型材によつて形成することが可能で、コスト
低減においても効果がある。
特に、この考案によれば、外枠体の縦横の各枠
杆における水平片は、水平額縁状をなし、該額縁
状をなす部分のうち、各枠杆の垂直片の下縁内側
の全四周にわたつて水平額縁状をなす部分を、内
枠体の全周部下面を閉置状態で受承するための閉
塞受承縁としている構成にしてあるから、この閉
塞受承縁によつて外枠体と内枠体との間の四周の
隙間を全て塞ぐことができるとともに、該隙間に
留まるごみやほこり等が、内枠体の開閉動作時に
落下する不具合も防止することができる。さら
に、前記水平額縁状をなす閉塞受承縁によつて、
内枠体を水平状態である閉置状態に安定よく受承
して保持することができるため、内枠体の開閉自
由端側に対し、該内枠体を閉置状態に保持するた
めの係止部材等の保持手段を設けなくとも、該内
枠体が不用意に開放されることがない。さらに、
外枠体に対する内枠体の閉置時、開閉動作時等に
おいて、仮に、係止案内孔とピンとの係合が外れ
たとしても、閉塞受承縁によつて、内枠体の落下
事故を確実に防止することができ、安全性にすぐ
れる効果もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
天井点検口全体を示す斜視図、第2図は第1図の
−線断面図、第3図は第1図の−線断面
図、第4図は外枠体に対し内枠体を開放した状態
を破断して示す側断面図、第5図は係止案内孔を
拡大して示す正面図、第6図〜第9図は係止案内
孔の別例を夫々示すもので第6図は別例イを示す
斜視図、第7図は別例ロを示す斜視図、第8図は
別例ハを示す斜視図、第9図は別例ニを示す斜視
図である。 1……天井点検口、2……外枠体、4……閉塞
受承縁、5……内枠体、7……係止案内孔、8…
…ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平片と垂直片とを備えて断面でほぼ逆T字状
    に形成された縦横の各枠杆で方形に枠組された外
    枠体と、該外枠体の枠内に扇開可能に閉置される
    内枠体とを備え、前記外枠体の一方対向辺の端部
    と、該端部に相対向する前記内枠体の一方対向辺
    の端部との相互間には、長孔状の係止案内孔と該
    案内孔に対し移動可能に係合するピンとを介装し
    て前記外枠体に対し前記内枠体を天井裏側へ扇開
    して開放しうるように構成した天井点検口であつ
    て、しかも、前記内枠体の扇開開放時には前記ピ
    ンが前記係止案内孔の一側に位置し、前記内枠体
    の閉置時には前記ピンが前記係止案内孔の他側に
    位置するように構成し、さらに、前記外枠体の縦
    横の各枠杆における水平片は、水平額縁状をな
    し、該額縁状をなす部分のうち、各枠杆の垂直片
    の下縁内側の全四周にわたつて水平額縁状をなす
    部分を、前記内枠体の全周部下面を閉置状態で受
    承するための閉塞受承縁としていることを特徴と
    する天井点検口。
JP1979063158U 1979-05-12 1979-05-12 Expired JPS63920Y2 (ja)

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JP1979063158U JPS63920Y2 (ja) 1979-05-12 1979-05-12

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JPS5637661U JPS5637661U (ja) 1981-04-09
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4933466U (ja) * 1972-06-24 1974-03-23

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JPS4933466U (ja) * 1972-06-24 1974-03-23

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