JP5065848B2 - 開戸構造 - Google Patents

開戸構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5065848B2
JP5065848B2 JP2007271386A JP2007271386A JP5065848B2 JP 5065848 B2 JP5065848 B2 JP 5065848B2 JP 2007271386 A JP2007271386 A JP 2007271386A JP 2007271386 A JP2007271386 A JP 2007271386A JP 5065848 B2 JP5065848 B2 JP 5065848B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hinge
opening
locking
case body
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007271386A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009097271A (ja
Inventor
邦明 下桶
忠司 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2007271386A priority Critical patent/JP5065848B2/ja
Publication of JP2009097271A publication Critical patent/JP2009097271A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5065848B2 publication Critical patent/JP5065848B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、住宅の部屋間や収納に設けられた開口部を開戸によって開閉する開戸構造に関し、特に、開戸と支持体とを蝶番を介して連結した、開戸構造に関する。
以下には、従来の開戸構造について、図17および図18を参照しながら説明する。
従来の一般的な開戸構造1は、図17に示すように、住宅の部屋間や収納に設けられた開口部2を開閉するものであり、開口部2を閉塞する戸パネル3を有する開戸4と、開口部2の内側面に取り付けられ、かつ、開戸4を支持する支持体5と、開戸4と支持体5とを連結する蝶番6とを備えている。蝶番6は、戸側取付部6aと、支持体側取付部6bと、これらを回動自在に連結する連結機構6cとを有しており、戸側取付部6aが戸パネル3の幅方向一方端面に設けられた穴3a内に固定されており、支持体側取付部6bが支持体5の表面に設けられた穴5a内に固定されている。
そして、開戸4を支持体5に取り付ける際には、図17中の二点鎖線で示すように、蝶番6の戸側取付部6aを戸パネル3の穴3a内に固定し、その後、蝶番6の支持体側取付部6bを支持体5の穴5a内に固定するようにしていた。そのため、開戸4の取付作業は、開戸4を所定の高さで支持しながら行うことになり、支持体側取付部6bを穴5a内の所定位置に正確に固定することは極めて困難であった。
そこで、従来では、かかる取付作業を容易に行うための技術が種々開発されており、特許文献1には、蝶番6を仮固定する機構を備える開戸構造7が開示されている。この開戸構造7では、図18に示すように、支持体に設けられた穴(図示省略)の内部にケース体(ベースフレーム)8が配設されており、ケース体(ベースフレーム)8には、バネ性を有する係止部材9が取り付けられている。一方、戸パネルに取り付けられた蝶番6の支持体側取付部(ヒンジ本体)6bには、係止部材9が係止される係止部6dが設けられている。戸パネルを支持体に取り付ける際には、ケース体(ベースフレーム)8の内部空間に支持体側取付部(ヒンジ本体)6bを挿入する。すると、係止部材9が弾性変形されながら係止部6dを乗り越えてこれに係止され、ケース体(ベースフレーム)8に対する蝶番6の仮固定が行われる。仮固定後は、蝶番6の位置を微調整し、その後、ケース体(ベースフレーム)8に対して蝶番6を本固定する。
なお、図18は、開戸構造7における仮固定機構を示す部分拡大断面図であり、特許文献1の図7および段落[0042]の記載に対応するものである。
特開平5−113068号公報(図7、段落[0042])
特許文献1の開戸構造7(図18)によれば、係止部材9を係止部6dに係止させることによって蝶番(ヒンジ)6を仮固定することができるので、本固定の前に蝶番(ヒンジ)6の位置を微調整することが可能となり、開戸の取付作業性を飛躍的に高めることができる。しかし、仮固定を解除する際には、ドライバー等の工具によって係止部材9を弾性変形させなければならず(図18)、仮固定の解除に手間がかかるという問題があった。
それゆえに、本発明の主たる課題は、開戸の取付作業性を向上できるとともに、仮固定の解除を簡単に行うことのできる、開戸構造を提供することである。
請求項1に記載した発明(図8)は、「開口部14を閉塞する戸パネル30を有する開戸16と、前記開口部14の内側面に設けられ、かつ、前記開戸16を支持する支持体である開口枠18と、前記戸パネル30と前記開口枠18とを連結する蝶番20と、前記開口枠18に前記蝶番20を取り付けるためのケース体22とを備える、開戸構造10であって、前記開口枠18には、その開口部14側にケース体22が収納される穴40が開口して形成され、前記ケース体22は、前記蝶番20の間接取付部66を収納する凹所の底板部42aの上部に前記蝶番20を仮固定するためのケース側係止部となる係止孔54が形成され、凹所の下板部42cの上面には他のケース側係止部となる係止突起60が上方へ突出して形成され、かつ、互いに対向する2つの押圧壁52a,52bが上下方向へ延びて形成されており、前記間接取付部66には、前記2つの押圧壁52a,52b間に配置される偏芯カム88が回動可能に取り付けられており、前記蝶番20は、前記係止孔54及び係止突起60に係止される蝶番側係止部である係止突起76及び凹部78を有し、かつ、前記開口枠18に前記ケース体22を介して取り付けられる間接取付部66と、前記戸パネル30に取り付けられる主取付部68と、前記間接取付部66と前記主取付部68とを回動自在に連結する連結機構70とを有しており、前記係止突起76は、前記間接取付部66の背面から水平方向へ突出して形成され、かつ、係止孔54に挿通される挿通部80と、挿通部80の先端部から垂下して形成された引掛け部82とを有し、更に前記2つの押圧壁52a,52bの対向方向へ移動可能に構成されており、前記係止突起76及び凹部78が前記係止孔54及び係止突起60の上方からこれに係止され、前記偏芯カム88が回動されたときに前記偏芯カム88が前記押圧壁52a,52bのいずれかを押圧することによって前記間接取付部66に対して前記ケース体22が前記対向方向へ移動される、開戸構造10」である。
本発明では、図8に示すように、蝶番側係止部(係止突起76,凹部78)がケース側係止部(係止孔54,係止突起60)の上方からこれに係止されており、蝶番20には、戸パネル30の重量が下向きに作用している。そのため、蝶番20が不所望に持ち上げられることはなく、ケース側係止部(係止孔54,係止突起60)と蝶番側係止部(係止突起76,凹部78)との係止状態が安定する。
また、蝶番20をケース体22に仮固定する際には、戸パネル30と一体になった蝶番側係止部(係止突起76,凹部78)を、支持体(開口枠18)と一体になったケース側係止部(係止孔54,係止突起60)に対して上方から係止させるようにしているので、戸パネル30を持ち上げるだけで仮固定を簡単に解除することができる。つまり、蝶番20の仮固定を解除する際に、ドライバー等の工具によって蝶番側係止部(係止突起76,凹部78)またはケース側係止部(係止孔54,係止突起60)を弾性変形させる必要はない。また、図10に示すように、偏芯カム88で2つの押圧壁52a,52bのいずれかを押圧することによって間接取付部66に対してケース体22が移動され、両者間の位置関係が2つの押圧壁52a,52bの対向方向において調整される。このとき、位置調整の方向においては、ケース側係止部または蝶番側係止部の一方が他方に対して移動可能であるため、ケース側係止部と蝶番側係止部とを係止させた仮固定部F1,F2が位置調整の妨げとなることはない。この点は後述する請求項2に記載の発明でも同じである。
請求項2に記載した発明(図16)は、「開口部14を閉塞する戸パネル30を有する開戸16と、開口部14の内側面に設けられ、かつ、前記開戸16を支持する支持体である開口枠18と、前記戸パネル30と前記開口枠18とを連結する蝶番20と、前記戸パネル30に前記蝶番20を取り付けるためのケース体22とを備える、開戸構造10であって、前記開口枠18には、その開口部14側にケース体22が収納される穴40が開口して形成され、前記ケース体22は、間接取付部66を収納する凹所の底板部42aの上部に前記蝶番20を仮固定するためのケース側係止部となる係止孔152が形成されかつ、互いに対向する2つの押圧壁52a,52bが上下方向へ延びて形成されており、前記間接取付部66には、前記2つの押圧壁52a,52b間に配置される偏芯カム88が回動可能に取り付けられており、前記蝶番20は、前記係止孔152に係止される蝶番側係止部である係止突起156を有し、かつ、前記戸パネル30に前記ケース体22を介して取り付けられる間接取付部66と、前記開口枠18に取り付けられる主取付部68と、前記間接取付部66と前記主取付部68とを回動自在に連結する連結機構70とを有しており、前記間接取付部66には、前記係止孔152に係止される、上方へ突出した引掛け部154を有し、更に前記2つの押圧壁52a,52bの対向方向へ移動可能に構成された係止突起156が形成されており、前記係止孔152が前記係止突起156の上方からこれに係止され、前記偏芯カム88が回動されたときに前記偏芯カム88が前記押圧壁52a,52bのいずれかを押圧することによって前記間接取付部66に対して前記ケース体22が前記対向方向へ移動される、開戸構造10」である。
本発明では、図16に示すように、ケース側係止部(係止孔152)が蝶番側係止部(係止突起156)の上方からこれに係止されており、ケース体22には、戸パネル30の重量が下向きに作用している。そのため、ケース体22が不所望に持ち上げられることはなく、蝶番側係止部(係止突起156)とケース側係止部(係止孔152)との係止状態が安定する。
また、蝶番20をケース体22に仮固定する際には、戸パネル30と一体になったケース側係止部(係止孔152)を、支持体(開口枠18)と一体になった蝶番側係止部(係止突起156)に対して上方から係止させるようにしているので、戸パネル30を持ち上げるだけで仮固定を簡単に解除することができる。つまり、蝶番20の仮固定を解除する際に、ドライバー等の工具によってケース側係止部(係止孔152)または蝶番側係止部(係止突起156)を弾性変形させる必要はない。
請求項3に記載した発明(図5)は、請求項1または2に記載した「開戸構造10」において、「前記蝶番側係止部または前記ケース側係止部である係止突起54,60又は156は水平面に対して傾斜して形成されたガイド面(引掛け部の先端面82a,係止突起の端面60a,引掛け部の先端面154a)を有している」ことを特徴とする。
本発明では、図5、図9および図16に示すように、蝶番側係止部またはケース側係止部の少なくとも一方にガイド面(引掛け部の先端面82a,係止突起の端面60a,引掛け部の先端面154a)を形成しているので、間接取付部66をケース体22に押し込むだけで、蝶番側係止部またはケース側係止部がガイド面に(引掛け部の先端面82a,係止突起の端面60a,引掛け部の先端面154a)に沿って持ち上がり、相手方のケース側係止部または蝶番側係止部に係止される。
請求項1〜3に記載した発明では、ケース側係止部と蝶番側係止部とが係止されることによってケース体22に対して蝶番20が仮固定され、これにより、支持体(開口枠18)に対して戸パネル30が仮固定される。したがって、蝶番20を本固定するより前に、ケース体22に対する蝶番20の位置を微調整することができ、すなわち、支持体(開口枠18)に対する戸パネル30の位置を微調整することができ、支持体(開口枠18)に対する開戸16の取付作業性を高めることができる。また、カム88を回動させることによって間接取付部66とケース体22との位置関係を簡単に調整することができ、これにより、支持体(開口枠18)に対する戸パネル30の位置を微調整することができる。
また、戸パネル30を持ち上げることによって、支持体(開口枠18)と一体になったケース側係止部または蝶番側係止部から戸パネル30と一体になった蝶番側係止部またはケース側係止部を離脱させることができるので、仮固定の解除を簡単に行うことができる。
請求項3に記載した発明によれば、蝶番側係止部またはケース側係止部の少なくとも一方にガイド面(引掛け部の先端面82a,係止突起の端面60a,引掛け部の先端面154a)を形成しているので、蝶番側係止部とケース側係止部との係止作業を簡単に行うことができ、仮固定の作業性をより高めることができる。
図1は、本発明が適用された開戸構造10の全体を示す正面図あり、図2は、図1におけるII−II線断面図である。また、図3は、開戸構造10を完全に開いたときの要部を示す部分拡大図であり、図4は、図3におけるIV−IV線断面図であり、図5は、図4における「A部」および「B部」の拡大図である。そして、図6は、図3におけるVI−VI線断面図である。なお、本実施例の説明で用いる「上下」、「前後」、「左右」の方向は、図において矢印で示した方向に対応するものである。
開戸構造10は、図1および図2に示すように、部屋等の壁12に設けられた開口部14を開閉する開戸16と、開戸16を支持する「支持体」としての開口枠18と、開戸16と開口枠18とを連結する蝶番20と、開口枠18に取り付けられ、かつ、蝶番20が固定されるケース体22とによって構成されている。
壁12は、図2に示すように、複数の壁枠材24aによって枠組みされた壁枠24と、壁枠24の表裏両面に接合された壁板26とによって構成されている。そして、壁12に形成された開口部14の内周部においては、表裏の壁板26間に断面略四角形の棒状の開口下地枠28が配設されており、この開口下地枠28に対して開口枠18が組み付けられている。
開戸16は、図1および図2に示すように、開口部14を閉塞する板状の戸パネル30と、戸パネル30の幅方向一方端面30a(図1)に近接して配設された取手32とを有しており、戸パネル30の幅方向他方端面30bには、蝶番20を取り付けるための少なくとも2つの穴34(図2)が上下方向に間隔を隔てて形成されている。穴34は、図6に示すように、蝶番20の主取付部68が収容される略四角形の収容穴34Aと、収容穴34Aの上下方向両端部に連続して形成され、かつ、主取付部68が固定される略四角形の2つの固定穴34Bとによって構成されている。
なお、戸パネル30の種類は、特に限定されるものではなく、本実施例(図2)のような「中実構造」のものの他、戸枠の表裏両面に表面材を接合した「フラッシュ構造」のものが用いられてもよい。
開口枠18は、図1に示すように、開口部14の内周面に組み付けられた枠体であり、開口部14の左右の内側面に設けられた2本の縦枠36と、開口部14の上端面において2本の縦枠36間に架け渡された1本の横枠38とを有している。そして、一方の縦枠36の表面36aには、図2に示すように、蝶番20を取り付けるための少なくとも2つの穴40が開口部14側に開口して上下方向に間隔を隔てて形成されている。穴40は、図4に示すように、ケース体22の嵌入部42と蝶番20の間接取付部66が収容される略四角形の収容穴40Aと、収容穴40Aの上下方向両端部に連続して形成され、かつ、ケース体22が固定される略四角形の2つの固定穴40Bとによって構成されている。
なお、本実施例では、開戸16を支持する「支持体」として開口枠18を用いているが、開口枠18に代えて、単なる長尺板状または棒状の部材を「支持体」として用いてもよい。
蝶番20は、図3に示すように、開戸16の戸パネル30と開口枠18の縦枠30とを回動自在に連結する部材であり、ケース体22は、図4に示すように、開口枠18に蝶番20を取り付ける部材であり、両者が一体となって開戸構造10の要部を構成している。以下には、説明の便宜上、まず、ケース体22について説明し、その後、蝶番20について説明する。
ケース体22は、図4および図7に示すように、縦枠36に形成された穴40の収容穴40Aに嵌め込まれる嵌入部42と、上側の固定穴40Bに嵌め込まれる板状の上側固定部44と、下側の固定穴40Bに嵌め込まれる板状の下側固定部46とによって構成されている。
嵌入部42は、収容穴40Aの底面40aに沿って配置される底板部42aと、収容穴40Aの上面40bに沿って配置される上板部42bと、収容穴40Aの下面40cに沿って配置される下板部42cとによって断面略コ字状に形成されており、嵌入部42の幅方向両側面は、間接取付部66の位置調整のために開口されている。
底板部42aは、蝶番20の間接取付部66が固定される部分であり、底板部42aの中央部には、図7に示すように、略四角形の孔48が形成されており、孔48の下方には、略U字状の孔50が孔48に連続して形成されている。そして、底板部42aの背面には、孔48および50の周縁部から立ち上がって周壁52が形成されており、周壁52のうち、孔50の両側縁に沿って上下方向へ延びる部分が、後述する偏芯カム88によって押圧される押圧壁52aおよび52bとなっている。つまり、2つの押圧壁52aおよび52bは、「前後方向」すなわち「ケース体22の幅方向」において互いに対向して上下方向へ延びて形成されており、押圧壁52aおよび52b間には、偏芯カム88を収容するカム収容空間52cが構成されている。
また、底板部42aの上部には、「ケース側係止部」としての係止孔54が形成されており、底板部42aの上部および下部には、本固定ねじ56(図3)が螺合されるねじ穴58が形成されている。係止孔54は、間接取付部66に形成された「蝶番側係止部」としての係止突起76が係止される貫通孔であり、係止孔54の前後方向幅W1は、図7に示すように、係止突起76の前後方向幅W2よりも十分に大きく設定されている。
そして、下板部42cの上面には、「ケース側係止部」としての係止突起60が上方へ突出して形成されている。係止突起60における開口側(左側)の端面60aは、水平面に対して傾斜して形成されており、この端面60aが「蝶番側係止部」としての凹部78を案内する「ガイド面」となっている。係止突起60は、間接取付部66に形成された凹部78に収容される部分であり、係止突起60の前後方向幅W3は、図7に示すように、凹部78の前後方向幅W4よりも十分に小さく設定されている。
したがって、間接取付部66に設けられた偏芯カム88によって押圧壁52a,52bが押圧されたときには、係止突起76および凹部78が係止孔54および係止突起60に対して押圧方向へ移動されることになり、間接取付部66に対するケース体22の移動が妨げられることはない。
上側固定部44は、嵌入部42の上側開口縁から上方へ突出して形成された板状部分であり、下側固定部46は、嵌入部42の下側開口縁から下方へ突出して形成された板状部分であり、上側固定部44および下側固定部46のそれぞれには、固定ねじ62(図4)が挿通される2つの貫通孔64が形成されている。
蝶番20は、図3に示すように、開口枠(支持体)18の縦枠36に取り付けられる間接取付部66と、開戸16の戸パネル30に取り付けられる主取付部68と、これらを回動自在に連結する連結機構70とによって構成されている。
間接取付部66は、図4に示すように、ケース体22を介して縦枠36に間接的に取り付けられる部分であり、ケース体22の底板部42aに幅方向へ位置調整可能なように固定される固定板部72を備えている。そして、固定板部72の表面中央部には、連結機構70のリンク機構146が取り付けられる2つの凹部74が上下二段に形成されており、固定板部72の背面上部には、図5(A)に示すように、ケース体22に形成された係止孔54に係止される「蝶番側係止部」としての係止突起76が形成されている。また、固定板部72の下面には、図5(B)に示すように、ケース体22に形成された係止突起60が係止される「蝶番側係止部」としての凹部78が形成されている。
係止突起76は、図5(A)に示すように、固定板部72の背面から水平方向へ突出して形成され、かつ、係止孔54に挿通される棒状の挿通部80と、挿通部80の先端部から垂下して形成された引掛け部82とを有しており、係止突起76における少なくとも引掛け部82の先端面82aは、水平面に対して傾斜して形成されており、この先端面82aが係止孔54の周縁下部54aを案内する「ガイド面」となっている。
係止突起76の先端部(挿通部80と引掛け部82とが一体となった部分)の上下方向長さL1(図5(A))は、係止孔54の上下方向長さL2(図5(A))よりも短く設定されている。また、係止孔54に係止突起76を係止させた状態において、固定板部72と上板部42bとの間に生じる隙間の幅L3(図4)は、引掛け部82の上下方向長さL4(図5(A))よりも大きく、かつ、係止突起60の上下方向長さL5(図5(B))よりも大きく設定されている。したがって、間接取付部66を持ち上げることによって、係止突起76と係止孔54との係止状態を解除できるとともに、凹部78と係止突起60との係止状態を解除できる。
また、固定板部72の中央部には、図4に示すように、貫通孔84が形成されており、この貫通孔84には、前後方向調整ねじ86が挿通されている。そして、前後方向調整ねじ86の先端部には、偏芯カム88が取り付けられており、この偏芯カム88がケース体22に形成された2つの押圧壁52a,52b間(カム収容空間52c)に配置されている。したがって、前後方向調整ねじ86を回転させると、偏芯カム88が押圧壁52aまたは52bのいずれかを押圧し、間接取付部66に対してケース体22が前後方向へ移動されることになる。
さらに、固定板部72の上部および下部には、本固定ねじ56が挿通される貫通孔90(図3)が形成されている。
主取付部68は、図6に示すように、戸パネル30に対して取り付けられる部分であり、ハウジング92と、上下方向へ位置調整可能に構成された上下移動部94と、左右方向へ位置調整可能に構成された左右移動部96と、蓋体98とを備えている。
なお、上述の間接取付部66(図4)の取付態様は、ケース体22を介した間接的なものであるが、主取付部68(図6)の取付態様は、特に限定されるものではなく、以下に説明するような直接的なものであってもよいし、他の取付部材を介した間接的なものであってもよい。
ハウジング92(図6)は、穴34の収容穴34Aに嵌め込まれる嵌入部100と、上側の固定穴34Bに嵌め込まれる板状の上側固定部102と、下側の固定穴34Bに嵌め込まれる板状の下側固定部104とによって構成されている。
嵌入部100は、収容穴34Aの底面34aから離間して配置された底板部100aと、収容穴34Aの上面34bに沿って配置される上板部100bと、収容穴34Aの下面34cに沿って配置される下板部100cと、収容穴34Aの両側面(図示省略)に沿って配置される2つの側板部(図示省略)とによって、表面(右側の面)が開口された略箱状に形成されている。そして、底板部100aには、上下方向へ長くなった2つの長孔106が上下方向へ間隔を隔てて形成されており、底板部100aの上部には、高さ調整ねじ108の端部が空回り可能に挿通される貫通孔110が形成されている。
上側固定部102は、嵌入部100の上側開口縁から上方へ突出して形成された板状部分であり、下側固定部104は、嵌入部100の下側開口縁から下方へ突出して形成された板状部分であり、上側固定部102および下側固定部104のそれぞれには、固定ねじ112が挿通される2つの貫通孔114が形成されている。
そして、ハウジング92の嵌入部100に上下移動部94と左右移動部96とが収容されており、ハウジング92の開口部に蓋体98が取り付けられている。
上下移動部94は、図6に示すように、上下移動部本体116と、高さ規定部118と、高さ調整ねじ108とによって構成されている。
上下移動部本体116は、左右移動部96を左右方向へ移動可能なように収容する収容凹部120を有しており、収容凹部120の底部には、左右方向調整ねじ122が空回り可能に挿通される2つの貫通孔124が上下方向へ間隔を隔てて形成されている。また、上下移動部本体116の上端部には、左右方向において水平面に対して傾斜する傾斜面126が形成されている。
高さ規定部118は、ハウジング92の内部に配設された上下移動部本体116の上下方向位置を規定するブロック状の部材であり、高さ規定部118の下面には、上下移動部本体116の傾斜面126に当接する傾斜面128が形成されており、高さ規定部118の上下方向中央部には、高さ調整ねじ108が螺合されるねじ孔130が左右方向へ貫通して形成されている。
高さ調整ねじ108は、高さ規定部118を前後方向へ移動させることによって上下移動部本体116の上下方向位置を調整するものであり、高さ調整ねじ108の長さは、高さ規定部118の幅よりも十分に長く設定されている。そして、高さ調整ねじ108が蓋体98の貫通孔144に挿通されるとともに、高さ規定部118のねじ孔130に貫通状態でねじ込まれており、さらに、ハウジング92の貫通孔110に挿通されている。また、高さ調整ねじ108の頭部108aが蓋体98の表面に回転自在に係止されており、かつ、高さ調整ねじ108の先端部108bが貫通孔110の内周部にストッパ132を介して回転自在に係止されている。
したがって、ドライバー等の工具を用いて高さ調整ねじ108を回転させると、その回転に応じて高さ規定部118が左右方向へ移動され、それにより上下移動部本体116の上下方向位置が調整される。
左右移動部96は、左右移動部本体134と、2本の左右方向調整ねじ122とによって構成されている。
左右移動部本体134は、上下移動部本体116の収容凹部120に左右方向へ移動可能に収容されており、左右移動部本体134の表面には、連結機構70のリンク機構146が取り付けられる2つの凹部136が上下二段に形成されている。また、左右移動部本体134には、上下移動部本体116に形成された貫通孔124に連通する2つのねじ孔138が上下方向へ間隔を隔てて形成されており、ねじ孔138の入口部分には拡径部138aが形成されている。
左右方向調整ねじ122は、左右移動部本体134を左右方向へ移動させるものであり、左右移動部本体134に形成されたねじ孔138に貫通状態でねじ込まれるとともに、上下移動部本体116の貫通孔124に挿通されており、さらに、ハウジング92の長孔106に挿通されている。そして、左右方向調整ねじ122の頭部122aが拡径部138aの内部に配置されており、一方、先端部122bが上下移動部本体116の背面において、貫通孔124の内周部にストッパ部材132を介して回転自在に係止されている。
したがって、ドライバー等の工具を用いて左右方向調整ねじ122を回転させると、その回転に応じて左右移動部本体134が移動され、ハウジング92内における左右移動部本体134の左右方向位置が調整される。
蓋体98は、左右移動部本体134が通過可能な窓140を有する板状部材であり、蓋体98には、固定ねじ112が挿通される4つの貫通孔142と、高さ調整ねじ108が挿通される貫通孔144とが形成されている。
連結機構70は、図3に示すように、2つのリンク機構146を備えている。各リンク機構146は、間接取付部66の凹部74に固定されるアームと、主取付部68の凹部136に固定されるアームとを回転軸で連結した構造を有しているが、かかる構造は、従来から一般に使用されているものであるため、その詳細な説明は省略する。なお、連結機構70の具体的構成については、特許文献1(特開平5−113068)が参考になる。
開戸構造10を組み立てる際には、まず、開口部14に開口枠18(図1、図2)を取り付ける。そして、図8に示すように、開口枠18の縦枠36に形成された穴40にケース体22を収容し、固定ねじ62を用いてケース体22を縦枠36に固定する。一方、開戸16の戸パネル30に形成された穴34に蝶番20の主取付部68を収容し、固定ねじ112を用いて主取付部68を戸パネル30に固定する。そして、蝶番20と一体になった戸パネル30を所定高さで支持しながら、蝶番20の間接取付部66をケース体22の穴40に挿入する。そして、間接取付部66に形成された係止突起76をケース体22に形成された係止孔54に係止し、かつ、間接取付部66に形成された凹部78をケース体22に形成された係止突起60に係止する。
間接取付部66を穴40に挿入していくと、図8および図9に示すように、係止突起76における引掛け部82の先端面(ガイド面)82aが係止孔54の周縁下部54aに押し当てられ、係止突起76が先端面(ガイド面)82aの傾斜方向へ持ち上げられる。また、図8に示すように、凹部78の側壁部78aが係止突起60の端面(ガイド面)60aに押し当てられ、側壁部78aが端面(ガイド面)60aの傾斜方向へ持ち上げられる。したがって、係止突起76を係止孔54に係止させる作業、および凹部78を係止突起60に係止させる作業を容易に行うことができる。つまり、「蝶番側係止部」を「ケース側係止部」に係止させる作業を容易に行うことができる。
「蝶番側係止部」と「ケース側係止部」との係止が完了した状態では、図4に示すように、係止突起76と係止孔54とを係止させた部分が上側の仮固定部F1となり、凹部78と係止突起60とを係止させた部分が下側の仮固定部F2となり、上下二段の仮固定部F1およびF2によって蝶番20が安定して仮固定される。また、仮固定部F1およびF2においては、上側に位置する係止突起76および凹部78に対して戸パネル30の重量が下向きに作用するので、係止突起76および凹部78が不所望に持ち上げられることはない。
仮固定が完了すると、前後方向調整ねじ88、高さ調整ねじ108および左右方向調整ねじ122を回すことによって、開口枠18に対する戸パネル30の位置を「前後」、「上下」および「左右」の各方向において調整する。
戸パネル30の位置を前後方向に調整する際には、図10に示すように、前後方向調整ねじ86(図3)をドライバー等の工具を用いて回転させる。すると、前後方向調整ねじ86に取り付けられた偏芯カム88が回転され、この偏芯カム88が押圧壁52aまたは52bを押圧する。そして、偏芯カム88が押圧壁52aを押圧した場合には、図10(A)に示すように、ケース体22に対して間接取付部66が前方へ移動(間接取付部66に対してケース体22が後方へ移動)され、それに伴って戸パネル30が前方へ移動される。一方、偏芯カム88が押圧壁52bを押圧した場合には、図10(B)に示すように、ケース体22に対して間接取付部66が後方へ移動(間接取付部66に対してケース体22が前方へ移動)され、それに伴って戸パネル30が後方へ移動される。
前後方向の位置調整が完了すると、間接取付部66の貫通孔90およびケース体22のねじ孔58に本固定ねじ56(図3)をねじ込むことによって、蝶番20をケース体22に対して本固定する。本固定ねじ56の全体長さL6は、図11に示すように、ケース体22の底板部42aから完全に閉じられた戸パネル30の幅方向他方端面30bまでの距離L7よりも長く設定されている。したがって、頭部56aが幅方向他方端面30bに当たるよりも前に本固定ねじ56がねじ孔58から外れることはなく、頭部56aが幅方向他方端面30bに当たったことを契機に本固定ねじ56を締め直すことができる。
戸パネル30の位置を上下方向に調整する際には、図12に示すように、高さ調整ねじ108をドライバー等の工具を用いて回転させる。すると、高さ調整ねじ108の回転に伴って高さ規定部118が左方または右方へ移動される。そして、高さ規定部118が左方へ移動された場合には、高さ規定部118が上下移動部本体116の傾斜面126に沿って上方へ移動され、高さ規定部118と一体となった戸パネル30が上方へ移動される。一方、高さ規定部118が右方に移動された場合には、高さ規定部118が上下移動部本体116の傾斜面126に沿って下方へ移動され、高さ規定部118と一体となった戸パネル30が下方へ移動される。なお、高さ規定部118には、戸パネル30の重量が下向きに作用しているため、高さ規定部118が右方に移動された場合であっても、傾斜面126に対する傾斜面128の当接状態が解除されることはない。
戸パネル30の位置を左右方向に調整する際には、図13に示すように、左右方向調整ねじ122をドライバー等の工具を用いて回転させる。すると、左右方向調整ねじ122の回転に伴ってハウジング92が左方または右方へ移動され、ハウジング92と一体となった戸パネル30が左方または右方へ移動される。
なお、上述の実施例では、図4に示すように、上側の仮固定部F1と下側の仮固定部F2とを異なる態様で構成しているが、図14に示すように、下側の仮固定部F2を上側の仮固定部F1と同様に構成してもよい。つまり、仮固定部F1およびF2の両方を、係止突起76と係止孔54とで構成してもよい。また、仮固定部F1,F2の数は、2つに限定されるものではなく、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
また、上述の実施例では、図4および図9に示すように、間接取付部66に係止突起76を形成するとともに、ケース体22に係止孔54を形成しているが、図15に示すように、ケース体22に「ケース側係止部」としての係止突起148を形成するとともに、間接取付部66に「蝶番側係止部」としての係止孔150を形成してもよい。
さらに、上述の実施例では、図8に示すように、縦枠36に形成された穴40にケース体22を取り付けるようにしているが、図16に示すように、戸パネル30に形成された穴34にケース体22を取り付けるようにしてもよい。この場合には、蝶番20の主取付部68が縦枠36に形成された穴40に取り付けられ、蝶番20の間接取付部66が戸パネル30と一体になったケース体22に固定されることになる。したがって、ケース体22に形成された「ケース側係止部」が間接取付部66に形成された「蝶番側係止部」の上方からこれに係止されることになり、図16に示すように、「ケース側係止部」が係止孔152である場合、「蝶番側係止部」としては、上方へ突出した引掛け部154を有する係止突起156が採用される。また、この場合、引掛け部154の先端面154aは、係止孔152の周縁上部152aを案内する「ガイド面」として水平面に対して傾斜して形成される。
開戸構造の全体を示す正面図 図1におけるII−II線断面図 開戸構造を完全に開いたときの要部を示す部分拡大図 図3におけるIV−IV線断面図 図4における「A部」および「B部」の拡大図 図3におけるVI−VI線断面図 ケース体を示す背面図および断面図 蝶番をケース体に仮固定する方法を示す図 仮固定部の構成および作用を示す部分拡大断面図 前後方向位置の調整方法を示す図 固定ねじの構成および作用を示す図 上下方向位置の調整方法を示す図 左右方向位置の調整方法を示す図 仮固定部の変形例を示す断面図 仮固定部の他の変形例を示す断面図 ケース体を戸パネルに取り付けた状態を示す図 一般的な従来技術を示す断面図 特許文献1に記載された発明を示す断面図
符号の説明
10… 開戸構造
12… 壁
14… 開口部
16… 開戸
18… 開口枠
20… 蝶番
22… ケース体
30… 戸パネル
34,40… 穴
36… 縦枠
52a,52b… 押圧壁
54… 係止孔(ケース側係止部)
60… 係止突起(ケース側係止部)
60a… 係止突起の端面(ガイド面)
66… 間接取付部
68… 主取付部
70… 連結機構
72… 固定板部
76… 係止突起(蝶番側係止部)
78… 凹部(蝶番側係止部)
82a… 引掛け部の先端面(ガイド面)
86… 前後方向調整ねじ
88… 偏芯カム
148… 係止突起(ケース側係止部)
150… 係止孔(蝶番側係止部)
152… 係止孔(ケース側係止部)
156… 係止突起(蝶番側係止部)

Claims (3)

  1. 開口部を閉塞する戸パネルを有する開戸と、前記開口部の内側面に設けられ、かつ、前記開戸を支持する支持体である開口枠と、前記戸パネルと前記開口枠とを連結する蝶番と、前記開口枠に前記蝶番を取り付けるためのケース体とを備える、開戸構造であって、
    前記開口枠には、その開口部側にケース体が収納される穴が開口して形成され、
    前記ケース体は、前記蝶番の間接取付部を収納する凹所の底板部の上部に前記蝶番を仮固定するためのケース側係止部となる係止孔が形成され、凹所の下板部の上面には他のケース側係止部となる係止突起が上方へ突出して形成され、かつ、互いに対向する2つの押圧壁が上下方向へ延びて形成されており、前記間接取付部には、前記2つの押圧壁間に配置される偏芯カムが回動可能に取り付けられており、
    前記蝶番は、前記係止孔及び係止突起に係止される蝶番側係止部である係止突起及び凹部を有し、かつ、前記開口枠に前記ケース体を介して取り付けられる間接取付部と、前記戸パネルに取り付けられる主取付部と、前記間接取付部と前記主取付部とを回動自在に連結する連結機構とを有しており、
    前記係止突起は、前記間接取付部の背面から水平方向へ突出して形成され、かつ、係止孔に挿通される挿通部と、挿通部の先端部から垂下して形成された引掛け部とを有し、更に前記2つの押圧壁の対向方向へ移動可能に構成されており、
    前記係止突起及び凹部が前記係止孔及び係止突起の上方からこれに係止され、
    前記偏芯カムが回動されたときに前記偏芯カムが前記押圧壁のいずれかを押圧することによって前記間接取付部に対して前記ケース体が前記対向方向へ移動される、開戸構造。
  2. 開口部を閉塞する戸パネルを有する開戸と、開口部の内側面に設けられ、かつ、前記開戸を支持する支持体である開口枠と、前記戸パネルと前記開口枠とを連結する蝶番と、前記戸パネルに前記蝶番を取り付けるためのケース体とを備える、開戸構造であって、
    前記開口枠には、その開口部側にケース体が収納される穴が開口して形成され、
    前記ケース体は、間接取付部を収納する凹所の底板部の上部に前記蝶番を仮固定するためのケース側係止部となる係止孔が形成され、かつ、互いに対向する2つの押圧壁が上下方向へ延びて形成されており、前記間接取付部には、前記2つの押圧壁間に配置される偏芯カムが回動可能に取り付けられており、
    前記蝶番は、前記係止孔に係止される蝶番側係止部である係止突起を有し、かつ、前記戸パネルに前記ケース体を介して取り付けられる間接取付部と、前記開口枠に取り付けられる主取付部と、前記間接取付部と前記主取付部とを回動自在に連結する連結機構とを有しており、
    前記間接取付部には、前記係止孔に係止される、上方へ突出した引掛け部を有し、更に前記2つの押圧壁の対向方向へ移動可能に構成された係止突起が形成されており、
    前記係止孔が前記係止突起の上方からこれに係止され、
    前記偏芯カムが回動されたときに前記偏芯カムが前記押圧壁のいずれかを押圧することによって前記間接取付部に対して前記ケース体が前記対向方向へ移動される、開戸構造。
  3. 前記蝶番側係止部または前記ケース側係止部である係止突起は水平面に対して傾斜して形成されたガイド面を有している、請求項1または2に記載の開戸構造。
JP2007271386A 2007-10-18 2007-10-18 開戸構造 Active JP5065848B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007271386A JP5065848B2 (ja) 2007-10-18 2007-10-18 開戸構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007271386A JP5065848B2 (ja) 2007-10-18 2007-10-18 開戸構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009097271A JP2009097271A (ja) 2009-05-07
JP5065848B2 true JP5065848B2 (ja) 2012-11-07

Family

ID=40700535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007271386A Active JP5065848B2 (ja) 2007-10-18 2007-10-18 開戸構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5065848B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102758572B (zh) * 2012-08-07 2015-08-26 上海鸿研物流技术有限公司 铰链固定结构和隐藏式铰链及容器
CN113833376A (zh) * 2021-09-08 2021-12-24 闫条华 一种埋入式铰链

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3081975B2 (ja) * 1991-10-23 2000-08-28 スガツネ工業株式会社 ヒンジ
JPH0821143A (ja) * 1994-07-06 1996-01-23 Kuriki Seisakusho:Kk 蝶 番
JP3669955B2 (ja) * 1994-10-05 2005-07-13 株式会社西製作所 扉用ヒンジ
JPH09144417A (ja) * 1995-11-28 1997-06-03 Ykk Architect Prod Kk ドアの取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009097271A (ja) 2009-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5572613B2 (ja) 回動式扉非常解錠システム
JP5065848B2 (ja) 開戸構造
JP2017066823A (ja) 壁用点検口
JP5642449B2 (ja) ピボットヒンジ
JP5141372B2 (ja) 窓用ロック装置
JP2008023107A (ja) 昇降吊戸棚
JP4205619B2 (ja) 扉の取付構造
JP3084225B2 (ja) 錠止機構の保持装置
JP2002038811A (ja) ラッチ装置及びそれを用いたコンソールボックス
KR200402217Y1 (ko) 리프트 슬라이딩 창호의 잠금장치
JP5118934B2 (ja) 建具用の戸締り装置
JP3458303B2 (ja) シャッターケース
JP2008261131A (ja) プッシュラッチ装置
JP4625122B2 (ja) 戸当り
JP2006291545A (ja) ピボット蝶番
JP4302542B2 (ja) ドアガード装置
KR100770425B1 (ko) 가구 힌지용 댐핑 장치
JP2013159965A (ja) スライドヒンジ
JP3980369B2 (ja) フラップ扉付キャビネットにおける扉のラッチ装置
JP4381025B2 (ja) 錠前のハンドルのガタツキ防止装置
JP2009062750A (ja) 扉用ピボットヒンジ及びこれを備えた扉
JP3614905B2 (ja) 錠装置
JP4083602B2 (ja) 戸板取付具
JP2555139Y2 (ja) 扉体開閉機構
JP4286641B2 (ja) パチンコ機の施錠装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120321

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120717

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120810

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5065848

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150817

Year of fee payment: 3